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雑記 書籍感想文 ライトノベル関連等特殊5
十文字青作品の感想 書籍感想文
基本的にタイトルリストはジャンル別で、文章自体は下に行くほど古くなります
[]内が実際に読んだ日、()内は公開した日、()内文章は校正した時に追加・削除した文章
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時間経過による変遷やまとめ時の追加修正もありますが雑記公開時の文と、雑記未公開の読んだ当時の控え感想の二種類
当時の感想なんで知識不足による間違いや現状では考えが変わってる場合もあります、基本下に行くほど古くなります
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■ 十文字青 灰と幻想のグリムガル既刊八巻+附属作品リスト
■ 十文字青 Roman冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語上下
■ 十文字青 境界探偵モンストルム既刊一巻
■ 十文字青 実存系ドグマストラ 全一巻
■ 十文字青 Elysion 二つの楽園を廻る物語 上下
■ 十文字青 サクラ×サク 全四巻
■ 十文字青 断末のミレニヲン 全二巻
■ 十文字青 大英雄が無職で何が悪い 全三巻
■ 十文字青 マイワールド 全一巻
■ 十文字青 最果ての東 全二巻
■ 十文字青 果てなき天のファタルシス 全一巻
■ 十文字青 聖断罪(アダムヘッド)ドロシー全三巻
■ 十文字青 一年十組の奮闘 全三巻
■ 十文字青 メガクルイデア 全一巻
■ 十文字青 黒のストライカ 全五巻
■ 十文字青 シャギーロックヘヴン全一巻
■ 十文字青 カドカワキャラクターズ ノベルアクト(十文字青アネヒナさんは誰を殺したのか)収録
■ 十文字青 ぼくのうた 全一巻
■ 十文字青 ばけてろ 全二巻
■ 十文字青 いつも心に剣を全五巻
■ 十文字青 第九シリーズ 全五巻
■ 十文字青 ANGEL+DIVE全三巻+ANGEL+DIVE CODEX全三巻
■ 十文字青 薔薇のマリア全二十一巻+ver全五巻
■ 十文字青 星海社カレンダー小説2012上(十文字青「私の猫」)+小さな僕の革命(SFマガジン2012年2月号)+殲滅ルキファー(ザ・スニーカー2011年2・4月号)+浅井ラボ×十文字青 対談(司会/鷹見一幸)(ザ・スニーカー 2007年04月号)
■ 十文字青 純潔ブルースプリング
■ 十文字青 Roman冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語上下
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Vol 3109(2016-08-15)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十五回目
「うちでの取り扱いもそろそろラストなのヨ」
「去年の十二月から三十五週目なのですネ」
[十文字青 35]
「来週は既刊分の追加。それが済むと、刊行数のスゴいあの先生の予定なんじゃノー」
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[2016 上下全二巻 Roman冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語]話の連なり
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Elysionと同趣向の話となる。短編集に近く、トータルの話と読めなかった。その代わり、技術的に変わった事を連発してる
改行無し長文・()囲み文・一頁に一文や字の連呼等々。二人称なんかは結構驚いた。どれも面白く使えてると思う
短編単位で見ると[実存系〜]に近い話もある。変わった話や内容的に難しい話も、短編形式だといけそうで興味ある一冊
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[2016-07-23]
ラノベ扱ってる関連から。ちょうどサイトで扱ってる時期でなんとか上のみ 十文字青 「Roman -冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語 上」を読んだ
いきなり二人称。一行が長い本で分量と共に密度ある。内容的にも中世の従軍物。前巻の短編式が前提にあるので構成もわかりやすい
現代部での悪意ある台詞もほどよい量。メイン部の流転は[実存系〜]に近く、描写も詳しくリアル気味。密度あり読み応えあった
[2016-08-10]
ラノベ扱ってる関連から。 サイトで扱う直前に読めて幸運 十文字青 「Roman -冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語 下」を読んだ
内容的には、筋が見えてこないのも多い。改行無し長文・()囲み文・一頁に一文や字の連呼等々、技法的な物を多用
技術的な部分では面白いと思うし、短編で原作付きなのも有利と思う。この人は初期の段階からそういのも使ってたなと
■ 十文字青 境界探偵モンストルム既刊一巻
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Vol 3107(2016-08-08)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十四回目
「角川新レーベルのノベルゼロ創設だヨ」
「一般書籍扱いなんですネ」
[十文字青 34]
「ワシもラーメン食べたいんじゃノー」
[2016 既刊一巻 境界探偵モンストルム]独自世界観の探偵
難しい。過去作では[シャギーロック〜]に近い所ある。こういう作品で勝負して、ラノベ業界は大丈夫?と不安になる出来
ハードボイルドと褒めてる感想みた。詳しく知らないので、ミステリーも含め、今回はそれ系の名作も少し追加調査した
青さんが審査で[友人が最初に死ぬ話〜]のコメント残してる。上記からこれ執筆時期に研究してたのかなと謎が解けた
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[2016-04-29]
ラノベ扱ってる関連から 十文字青 読んだ時にこっちの調子が非常に悪かったという事情もある 「境界探偵モンストルム」を読んだ
角川の新レーベル。表紙が無地、口絵あるが挿絵も無し、大丈夫なんかなと。内容的にもハードボイルド系なんだが、タイトルにある様に伝奇要素含む
筆者の先例として薔薇マリverで似た系列はあるが、うーん。設定は細かい、作品を掴むのが終盤ぐらいからからの印象。色々、難しい感はある
■ 十文字青 実存系ドグマストラ 全一巻
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Vol 3105(2016-08-01)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十三回目
「エンタメ文芸、T-LINEノベルスの開始なんじゃノー」
[十文字青 33]
「日日日さんも立ち上げに参加してますネ」
「四か月で滅んだのヨ」
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[2015 全一巻 実存系ドグマストラ] 暗殺者の流転の日々
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上記通り娯楽と芸術の間を取ろうした出版社の商売戦略。展開も激変あり面白い。滅んだが続刊は可能らしい
新雑誌創刊みたいなもん。青さんは新規レーベル立ち上げでもよく呼ばれてる。このうちグリムガルが成功例
既成人気レーベルも、内情は人気作家一人頼みの場合がある。出版社の戦略ミスも失敗原因となる例の一つ
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[2015-03-14]
ラノベ扱ってる加減から 辰巳出版からの新レーベルとなる十文字青 「実存系ドグマストラ」を読んだ
内容的にはいつも心に剣なんかにも近いが修行と裏切り・改心と潜入捜査と文庫三冊分ぐらいの内容あり、人物も暗い面多く実に濃い
あとがきのやろうとした事と内容も一致してる他、内面の吐露の描写なんかも頑張ってるし展開も次々と変わっていくので凄く面白かった
■ 十文字青 Elysion 二つの楽園を廻る物語 上下
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Vol 3103(2016-07-25)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十二回目
「今日は私たちなのヨ」
[十文字青 32]
「絵担当者つながりなんですネ」
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[2015 上下全二巻 Elysion 二つの楽園を廻る物語] 日常とその背後
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別の人の音楽が先にあり、それを原作にした小説。企画作品だが、昔も詩や絵画から構想得た小説の先例ある
短編集に近い。故に話が飛んでも読み易かった。青さんが本来持ってる文体に近い他、詩風や一人称と実験的
暗めの内容だが、短編で分散してて、重さは軽減されてると思う。原作付きで、その部分で配慮できたのも褒められる点
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[2016-01-14]
ラノベ扱ってる関連から 音楽の楽曲が原作となる 十文字青「Elysion -二つの楽園を廻る物語 上下」を読んだ
左カバー絵が裏表で変わるのは工夫ある。内容的には短編集な作り。一人称的な作りなど、この人の文は癖ある
内容的にも病んだ所ある人達の暗めな話であってる。誰かが関与してるでテンペスト思い出した。文体も詩に近い実験がある
■ 十文字青 サクラ×サク 全四巻
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Vol 3101(2016-07-18)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十一回目
「ここらはもう近作でリアルタイムなのヨ」
「うちで青さんの名を最初に出したのは2014の4月ですネ」
[十文字青 31]
「これは集英社から出とるんじゃノー」
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[2015 全四巻 サクラ×サク]ファンタジー世界の人々
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どんどん書いていいと言われた作。だが続刊予定なく終わりみたい。上記通り、リアルタイム。実はかなり読み難かった
戦記に近いが、巻毎に中心となる場所や人が変わる。薔薇マリで巻により、中心となる人物が変わったのにも近い
メモに聖断罪に近いとも残してる。今作に似た物に、話の中に入れ子で話を入れる古典作品もある。今作も要改良な一作
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[2015-02-27]
ラノベ扱ってる加減から集英社の新レーベル立ち上げ参加作、十文字青「サクラ×サク 01」を読んだ
どんどん書いていいヨとの事で頼もしい、前半は最果て風・後半展開変化は萌神・メイドキャラはA+D風とらしい要素を継いでる
ただおっさんも出るが控えめで孤独な姫様もそれほど下品で無いなど今回は軽めな作り、やっぱ出版社立ち上げが関与してるのかなと
[2016-01-08]
ラノベ扱ってる関連から。 だいぶ間が空いたので一巻を忘れてる所ある 十文字青「サクラXサク2」を読んだ
聖断罪とかに近い所はあるがほんの少しキツイ方向には寄せてる。難しい所。無力系主人公と問題抱えたヒロインのこの人らしいタッグ
この巻では戦争の話でそれを展開させたといった所。久々に青作品だったので一人称でキャラ切り替えつつも、ああこういう文体だったと再確認
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ラノベ扱ってる関連から。 これは2とセットで読んだので記憶も途切れない 十文字青「サクラXサク3」を読んだ
あとがきでめめの行った店の話になる所がタイトルとも関係してんのかなと。マイルドにした形でグロ要素を入れて、この人も路線探ってる所あると思う
前巻ともセットで今作は性的な描写もつこっんでるが、やっぱり聖断罪あたりのリベンジぽいなあと。怪物的な物を出してくるのも共通項
[2016-02-21]
ラノベ扱ってる関連から サイトで扱う加減でまとめ読み方式を今回取ってない 十文字青 「サクラ×サク 04」を読んだ
前述理由で読み難い事になってしまってる。今回は戦争勃発。今作は視点の切り替わりも激しく、政党群像劇とも云える
故に話の中心が掴めずバラだと読み難い。やりたい事はわかるし先行例もある。なかなか難しい事になってるが続いてるなら良い
■ 十文字青 断末のミレニヲン 全二巻
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Vol 3099(2016-07-11)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三┼回目
「夏なんでホラーだヨ」
「実際は難しいジャンルなんですネ」
[十文字青 30]
「ゾンビナイトなんじゃノー」
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[2015 断末のミレニヲン 全二巻]ファンタジー世界のゾンピパニック
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[刊行前にネットでインタビュー]青さんも気合い入ってたが二巻終了。好む客層の数が少ないジャンルはある。ホラーもその一つ
キャラが沢山出て、把握し難い部分あった。軽く掘り下げた個人逸話は、良く出来てる。世界観も青さん向きの物にもっていけてる
先の読めないパニック展開も面白い。薔薇マリ等で似た展開もしてるが、単独でやると難しいみたい。これも改良必要な一作
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[2015-02-22]
ラノベ扱ってる加減から 先例あるがファンタジーでゾンビ 十文字 青 「断末のミレニヲン」を読んだ
容赦無くバタバタ人死んで先読めなくて面白い、特にゲスの盗賊の服を脱げはサービスも兼ねてて実に良い
まだ一巻でバダバタしてる所はあるが設定も馬の国なんて出て来たり、ゾンビも生前の強さ保持したりと目新しい
[2015-05-10]
ラノベ扱ってる関連から、事前にインタビューとかも公開して気合い入ってた作の様だが 十文字青「断末のミレニオン2」を読んだ
あとがき見るとどうも売上が苦戦の様で本編内容もひたすら逃げ回ってる様な話になってる、結末も本人も先がわからんオチ方
ただ兄への恨みある弟・喋れず迫害される娘・自分の無力を知る主人公など、人物描写の部分はこの人らしくて印象に残る内容
■ 十文字青 大英雄が無職で何が悪い 全三巻
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Vol 3097(2016-07-04)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十九回目
「グリムガルと同じ世界なのヨ」
「薔薇マリでもそういうのありましたネ」
[十文字青 29]
「最初はネットで公開してたんじゃノー」
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[2014 全三巻 大英雄が無職で何が悪い]異世界で成り上がれ
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グリムガルの比較対象としても最適。もしランタぽいのが主人公ならの世界。違いは色々ある。似た系列で他作家にヒットもある
対象読者をどこに置くかの問題でもある。ファンタジーの定石から外した性格の種族も出る。その定石にしても、実際の歴史は浅い
発表時は二巻以降が面白いという感想ある。自分もそう思う。ギャグ調の部分もあり、そこも試行錯誤。結果から、まだ発展余地ある一作
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[2014-11-18]
日日日に関連ある作者という事で 14年発行でネット公開が初出 十文字青「大英雄が無職で何が悪い 01」を読んだ
グリムガルと同設定で開始し内容は違うという面白い趣向になってる、向こうも正統派だが主人公が超強気で最強のこちらも前例ある正統派
内容的にはストライカに近い所も感じさせぽちゃエルフなんかも目新しく面白く馬要素もある、1より2の方が面白いとの事なんでそれも気になる
[2015-01-28]
ラノベ扱ってる加減から 2巻から面白くなるとの前評判どおり 十文字 青 「大英雄が無職で何が悪い 02」を読んだ
銃とドワーフの気質の話、性格的に強気な主人公が何故無双出来るかの理由付けの部分で非常に説得力ある話になってる
うじゃうじゃ湧き出す怪物達は薔薇マリなんかにもあった話、新旧の思考が対立とその実態など酒場や子供との会話の所も良い
[2015-04-13]
ラノベ扱ってる関連から 世界観が他作と共通してるがここで一気に差別化進んだ感じ 十文字青「大英雄が無職で何が悪い3」を読んだ
女の子だらけからナイスガイや変なの追加で一気にらしく、種族や世界が増えて話も一気に広がって最後の大怪獣との決戦もスケール大きくて面白い
カタリなんかも連想させるキャラのダメな感じやそこからののやりとりもこの人らしい、濃い中身がある一方で挿絵が妙にエロエロなのも嬉しい所
■ 十文字青 マイワールド 全一巻
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Vol 3096(2016-06-27)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十八回目
「実はこの世界は現実では無かったのヨ」
「あなたも実存していないのですネ」
[十文字青 28]
「そういう系の話はもう型できとるんじゃノー」
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[2013 全一巻 マイワールド]現実ともう一つの世界
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作りとしては[萌神]に近い。青さんの偉い所は、失敗気味の作も、ちゃんと改良して再提出する所。こういう事をしてると発展して、良くなってくる
今はヒット作も存在してるし、わりとよくある設定。なので、凄いにはなり難い所ある。ただジャンルにより差はある。慣れてないなら反応も違ってくる
自分は今巻もキャラの方を見てた。同期の[最果て]含め、鉄火肌のキャラも継承ある。別件で調べてるジャンルもあるが、青さんに近い系列もある
[2014-05-06]
日日日に関連ある作者という事で2013の書下ろし 本来の企画者の頼んだ第九シリーズに近いかも 十文字青「マイワールド」を読んだ
青春恋愛ものかな、と思ったら実は、という話。萌神なんかを更に計算し、仕上げ直した作り。本筋に入ってから、キャラの真実も次々と明かされていく
この人のキャラは、凄く可愛いが、細かい日常の描写は現実味ある。それがキャラの魅力も出してる。ファルシス含め、最後に一捻りあるのも面白い所
■ 十文字青 最果ての東 全二巻
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Vol 3094(2016-06-20)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十七回目
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「吸血鬼ネタなのヨ」
「これが三回目なんですネ」
[十文字青 27a]
「ブラム・ストーカーにもアクション要素はあるんじゃノー」
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[2013 全二巻 最果ての東] 吸血鬼世界の特殊部隊
何が好きかや、本人の経験は作品に反映されやすい。今作はその資料にもなる。内容、あとがき、青さん希望の挿絵と手がかりが多い
自分は好きだが二巻完結。左記は逃げ道になる意見と思う。だが、似た系列で他作家に成功作はある。改良・発展を考える方が建設的
自分が一番印象に残ったのはキャラ。青さんのキャラはクセが強い。それに適した世界観を作れるかが鍵と思う。今作はそこも良い
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「絵も雰囲気にあってるのヨ」
「でも、好みは人によって違うんじゃないですかネ」
[十文字青 27b]
「難しい問題なんじゃノー」
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話が飛ぶ。今回のうちのサイト。溜めた資料が増えすぎた。結果、画像と文が多い。情報量が多いと読み難くなる。他分野もそうと思う
薔薇マリでも、売る側の評価はこちらと異なるみたい。青さんは作品の情報量に関する呟きもある。今作の様な系列も今後も頑張って欲しい
[2014-05-30]
日日日に関連ある作者という事で 吸血鬼をネタにした刑事モノに近い作品 十文字青「最果ての東1」を読んだ
絵担当の人にほれ込んで発起して十文字作品でもトップクラスに雰囲気にあってる、最初の段階で設定もおおかた開示して読み易くもある作品になってる
ジャンル的にも過去作品と類似要素扱いつつ昇華されてる 途中終了作も多いので本来どうしたかったかでも読める、キャラもヒドい奴が多いけどそこが魅力
[2014-06-05]
日日日に関連ある作者という事で一巻が刑事モノなら2巻はダークヒーロー物ともいえる 十文字青「最果ての東2」を読んだ
図らずも最も憎む敵と同じになり吸血の欲望に駆られる鳴海の話、サブでショタの経験豊かな閻魔への叶わぬ恋やおっさんと上司の非情な決断の話もある
葛藤を産む展開が丁寧に描写されるので引きつけられるしそこから最後のなおも戦う話はエンジェルダイブも連想させる、一筋縄でいかぬ深いキャラ描写が魅力
■ 十文字青 果てなき天のファタルシス 全一巻
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Vol 3092(2016-06-13)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十六回目
「ここは僕たちが食い止めるのヨ!」
「私達の屍を乗り越えて、行くのですネ!」
[十文字青 26]
「そんな決死の友情は困るんじゃノー」
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[13年 全一巻 果てなき天のファタルシス] 謎の敵との襲撃、戦争、友達の死
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初出は同人誌の特殊作品。青さんと仲の良い、坂上秋成の解説が付く。芸術関係の人は色々とあり、坂上秋成が青さんの記事を書いて、叩かれた話なんかが載ってる
海外の芸術論も軽く調べてる。自分はそこから芸術と娯楽作品は、両立しうると考える様になった。元は大ヒット作も歴史上は多い。現状や日本がどうかは詳しく知らない
原因は色々とあるが、自分は日本の芸術志向の作品群や評価・意見には、今は不信感を抱いてる。今作に対する青さんの対応も、どの方向目指してるかの指針になる
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内容自体もアニメ漫画等に親しんでる層なら、違和感なく受け入れられる筈。故に問題なく娯楽作として楽しめると思う。権威ある人間の発言は、よく注意して受けとる事は薦める
[2014-05-06]
日日日に関連ある作者という事で12年の同人加筆の13年作品 自分も好きな戦争と少年少女の話 十文字青「果てなき天のファルシス」を読んだ
謎の敵の襲来と死と隣り合わせの青春、自分の不甲斐なさ自覚する主人公や容赦無い現実や死など薔薇マリとの共通点も意外に多い
文芸の人が企画で解説もあるが、青春ものとしても面白いが萌えさせる魅力的なキャラや生体的な描写や性など娯楽として読んでも面白い筈
■ 十文字青 聖断罪(アダムヘッド)ドロシー全三巻
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Vol 3090(2016-06-06)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十五回目
「ばけてろから二年ぶりの角川新作ですネ」
「前半と後半で展開も違うのヨ」
[十文字青 25]
「聖断罪の単語は薔薇マリにもあるんじゃノー」
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[2012-13全三巻 聖断罪ドロシー] 逃げる王女と魔法使い
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序盤と終盤で展開が異なる。軽い感じの逃避行の話から、もうこいつら死ぬだろうなという展開になる。軽い展開の維持は、向いていない分野になっている
薔薇マリ世界観と関連あり、設定部分は近い。今回の組み合わせは薔薇マリverなんかにも近い男女ペア。だが薔薇マリは不思議と派生作品の受けは悪い
既成の設定も持つので難しくなりすぎた面はあるかも。だが、二面性ある敵や、中盤から終盤の逃げ場が無くなる展開など、面白い部分も多い作品とは思う
[2014-04-02]
日日日に関連ある作者という事でスニーカー文庫での新シリーズとなる 十文字青「聖断罪(アダムヘッド)ドロシー01」を読んだ
ロボ娘的なキャラが好きなんでこれも似た系列のキャラが出て楽しい、常々思うがキャラの描写がしっかりしてるので感情移入も強くなる
普通に会話してるだけのシーンでも面白いってのは貴重と思う、トラブルを巻きおこす際もそれがあるから至った経緯がわかりやすくなる
[2014-04-07]
日日日に関連ある作者という事で暴走する魔神を食い止める話 十文字青「聖断罪(アダムヘッド)ドロシー02」を読んだ
手際よすぎる少年の言動の謎で話引っ張ってるし、軽そうでいて内情は黒く行動も理にかなった魔法使いキャラも魅力的
その分前作の登場人物の影は薄くなった感はある、ちょうど薔薇マリ読み始めた頃で魔法発動部とかは芸風継承してるんだなと
[2014-05-16]
日日日に関連ある作家という事で13年のシリーズ最終作 十文字青「聖断罪(アダムヘッド)ドロシー3」を読んだ
聖断罪の単語は薔薇マリにも出てきて微妙に関連性も感じさせる、わりとソフトな展開してきたシリーズだが最終巻に至ってこれだよーな壮絶な展開へと移行していく
これも主人公を徹底的に追いつめる もう再起不能なんじゃないかと思わせる程追いつめて最後の希望すらキツイ、いつも心に剣をの延長戦上にある感じで共に面白い作品
■ 十文字青 一年十組の奮闘 全三巻
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Vol 3088(2016-05-30)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十四回目
「狙っての群像物なのヨ」 「クラス全員を描くとそうなるんですネ」
[十文字青 24a]
「異能バトル物なんじゃノー」
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[12-13全三巻 一年十組(クラス・エックス)の奮闘]問題児クラスの対決
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キャラが沢山出て、ギャグ調でとっつき難い所はある。だが前回扱った[メガクル〜]との比較になる。ダメな人を敵側に置き、改心させる過程や、その後もしっかりフォロー
[薔薇マリ]で最初に沢山キャラを出した事の苦労や、[ばけてろ]のエロも含むコメディからの発展。また[薔薇マリ][断末の〜]等のなし崩しに崩壊に向かう前段階も見れる作
[薔薇マリ]も終盤はダメだけど憎めないキャラが出てくる。青さんも段階を踏んで向上してる事がわかる。キャラが大量に出る展開なんかも含め、好みは反映されてると思う
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「ロボはエロなんですかネ」「エロは忍者なのヨ」
[十文字青 24b]
「潜入ロボに忍者神姫。どっちも隠してる物を探すのが仕事じゃノー」
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[ばけてろ]も[大英雄]もエロ系でギャグある。[薔薇マリ]でも関西弁のカタリが全編でギャグを担当してた所ある。初期の段階から意識してギャグ入れてる側面はある
[2014-05-24]
日日日に関連ある作者という事で群像劇という事でキャラが一辺に大量投入 十文字青「一年十組の奮闘」を読んだ
キャラが把握しきれない部分もあるけど本筋の部分では焦点が集中するのでそこまで大変では無い、薔薇マリのごろつきを思わせる不良生徒クラス
連続したバトルやヤンデレ気味キャラ・地味な特殊能力・尊大なボスなど、所々で薔薇マリを中心とする他作品の風味もしっかり出てその部分で面白い
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日日日に関連ある作者という事で今回は敵方のわがまま娘中心の展開でより焦点が絞られてる 十文字青「一年十組の奮闘」を読んだ
他作のあとがきでよく理解したいから本書いてるなんて話があったと思うがそれを象徴してる様な、ダメな人がなに考えて行動してるかを追っていく側面もある
いろいろあって最後は心境の変化もあるので話としてもまとまってる、前巻のダメな人の少し面倒くさいながらも憎めない人になってるその後なども面白い
[2014-06-05]
日日日に関連ある作者という事でこれで最終巻となるが一巻から見せ方も大向上してる 十文字青「一年十組の奮闘3」を読んだ
暴走した特殊能力者たちの全方位攻撃 ホントにこの巻で決着つくのかと残り頁数を気にしながら読んだ、順々に見場を作ってくので本として見やすくなってる
これも謎の部分を大分残してたんだなと思う程の伏線バレ連続、決着ついてない事項も沢山あるながら先のシリーズ等と比べると提示が良く創造が膨らむ
■ 十文字青 メガクルイデア 全一巻
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Vol 3086(2016-05-23)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十三回目
「今日はゲストが来たんですネ」
「素顔は見せられないんですネ」
[十文字青 23]
「目を見るとどうなるのかノー」
「恐ろしい事がおこるのヨ」
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[2011全一巻 メガクルイデア] 飲んだくれ改心しない
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デビュー時期にあたる04年頃のネタが原型とある。青さんが本来書きたい物としてあげてる作で、同時にこの主人公設定はダメだったと自覚もある作品
グリムガルアニメ放送時期に初見での人物への意見を色々見れた。小説段階では気にならなかったが、キャラ大事ねと。その意味で今作は本当にダメ主人公
薔薇マリも主役は無力系だがそれにも近い。人物はだいたい病んでて、主人公も学生ながら決戦前に逃走し酒に逃げちゃう。文芸かギャグ向きのキャラかもなあと
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文芸系では本当にアカンキャラも多く、そういう物として見ると面白い。またギャグで前回のストライカの蔵島など、上手く機能する場合もある。まだ青さんの伸びしろある部分
[2014-05-16]
日日日に関連ある作家という事で11年発行幻冬舎では三冊目になる 十文字青「メガクルイデア」を読んだ
未完のANGEL+DIVEに近いノリだがアル中の主人公と最初から飛ばしまくってる、原案は04年ごろと初期作に近くANGEL+DIVE的な世界観も最初から持ってた事がわかる
今回も病んでるながらも好感の持てる人物たち 比較がANGEL+DIVEとなるがやっぱり近い、主人公がトコトン駄目な奴なのもカテゴラリから外れてて一般的な作品から一線を隔する
■ 十文字青 黒のストライカ 全五巻
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Vol 3084(2016-05-16)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十二回目
「この口絵のサブヒロインが良いのヨ」
「キャラ紹介に変態とありますけど、どうなんですかネ」
[十文字青 22]
「グリムガルアニメ放送時に、今作に関する言及があったんじゃノー」
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[10-12刊 全五巻 黒のストライカ]吸血鬼とその仲間たち
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前述通り。青さん的に普段の作風を抑え、無理して作った作品らしく驚いてる。ただこの系列も[ばけてろ][一年十組][大英雄]と類型はある
自分は高く見てる。A+D系列に一般性与えた様な作。設定もちゃんと組み、上記サブヒロインの形で、ぷりるん等の無口一途系キャラを発展もさせてる
青さん作の全キャラの中でも上記サブヒロインは、自分は一番に入れても良いくらい好き。しかし、ここが自分と作家と客観評価のズレの部分で難しい
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つの丸なんかでも自分は最高傑作は[サバイビー]と思ってる。だが、連載期のジャンプの再録見た時に順位が低く、単行本まえがきでもつの丸が負担訴えてる
今作にせよサバイビーにせよ、それに適した作家や、似た人気作は他にもある。となると、無理してその人に描いてもらうより、そっち見た方が全てにおいて良い
惜しい方向性ではあっても、向いてないなら仕方ない。ただ、そういう作を経由する事で作家自体の成長はあると思う。グリムガルの一般性にも繋がってる作品
[2014-04-28]
日日日に関連ある作者という事で10から12の作 薔薇マリで終章に入った辺りの時期と同期 十文字青「黒のストライカ 1」を読んだ
この人の作品の中では軽い分類に入るかもしれない萌えアクション系統だが自分は読み易いのもあって凄く好き、全般にエロエロしててたまらんのですよ
後に敵に移行するキャラも出るが猫被って本性表す過程は裏切られた感満載で良く設定もよく整理されてる、なんといっても変態M気味の蔵島が好きすぎる
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日日日に関連ある作者という事で妹ともいえる人狼と楽団メンバーとの対立 十文字青「黒のストライカ 2」を読んだ
普通にエロも含む女の子の描写が良い、エロスもこの作品の魅力ではあるが同時に薔薇マリでも見せた異形を含む敵と召喚怪物の造形も面白い所
後の展開であるが女の子が全裸に違和感無くなり何故モテるかの説明も設定部分に含まれてて隙が無いと思う、で欲望律すべしの姿勢も葛藤あって良い
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日日日に関連ある作者という事で蔵島が好きすぎるのでメイン回の今回は自分にはご褒美 十文字青「黒のストライカ 3」を読んだ
ヒロイン格の一人ではあるけど股間弄られて脅されたり襲われそうになったりとタマラン、キャラ自体も最初の印象がヤバい娘だったので魅力あるなぁと
設定と密接しての家族の描写や覚醒してからのトバしぶりなどやっぱ良いなぁと、短い逸話だが使い魔捕食の後の昔の友達のその後覗き見も凄い好き
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日日日に関連ある作者という事で 昔の従者の寝取られてるのではなど葛藤させる展開 十文字青「黒のストライカ 4」を読んだ
そこがメインな訳では無いが檻・怪物の描写や目の前で敵にかしずくタチヤナなど、細かい部分がこの作家の持ち味が良く出てて刺激があって単調にならない
主人公自体の能力強化もあり、フリのあった黒猫の人間体や次巻でも発揮される覚醒して強気になり始めた蔵島などやっぱりエロ系の描写もたまらん
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日日日に関連ある作者という事でこれで終わりなんだがキリとしては良いかも、 十文字青「黒のストライカ 5」を読んだ
蔵島の話でもっとおかわりと思ってしまう程に蔵島が魅力ありすぎたが他作でも同系統キャラはいる筈なのでまぁ納得の終わり、温泉描写に泡接待とサービス満載
背後に背負ってる設定と薔薇マリでも鍛えられてる特殊能力の戦闘描写などいいシリーズ、話自体は軽めの部類に入るが萌えアクションの話ともあっていい感じだった
■ 十文字青 シャギーロックヘヴン全一巻
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Vol 3080(2016-05-2)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十回目
「殿方同士ですよネ」
「殿方同士なのヨ」
[十文字青 20]
「これが最初に読んだ青さん作品じゃったんじゃノー」
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[2010年刊 全一巻刊 シャギーロックヘヴン]冒険者たちの日常と危機
青さん全作読む事を前提で、まず軽そうな一巻完結物からと手に取ったのがコレ。ジャンル的に乗り越えんとならん壁あり、上級者向けとも言える
そういう展開になった時、最初のキャラ絵を何回も確認してしまった。そういう系で人気の作家かと思い、次読んだ[第九]が別系統で違うのかと
[純情〜]と似た展開・[第九]的会話・[薔薇マリ]世界・恋愛模様も[薔薇マリ]・あとがきも興味深い。作家個人で見ると面白い所は多い
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これ先に読んでたので、薔薇マリ世界観にあっさり入れた。今作キャラは薔薇マリにも登場。思い出したけど白土作品も後期はこういう展開増える
[14-03-12]
日日日に関連ある作者という事で代表作では無く一巻完結で特殊気味、十文字青「シャギーロックヘヴン」を読んだ
あとがきから先に読んでるので、底辺の人々を描く犯罪小説ながら感情移入も違ってくる また回想やエピソードも重みがあり面白い
同性愛も含む内容なんで人選ぶ所や話も散ってる所はあるが、逸話一つ一つは面白く最後は波もありギャグもしっかりしてて良作
[2014-03-26]追記、他作もいろいろ読んでこの人のあとがきはネタも含むのでそこも考慮いる 本編と連動してると思えばそれも技術
■ 十文字青 カドカワキャラクターズ ノベルアクト(十文字青アネヒナさんは誰を殺したのか)収録
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Vol 3078(2016-04-25)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 十九回目
「今日は有川先生のたべもの絵日記ですネ」
「そっちじゃなくて左の方だヨ」
[十文字青 19]
「扱う過程の調査で見つけた短編なんじゃノー」
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[2010刊 カドカワキャラクターズ ノベルアクト収録 [アネヒナさんは誰を殺したのか]]変な子の秘密
前述通り。同人誌ほどでは無いが、レア気味な雑誌掲載の短編。内容的にも時期的にも、[第九][メガクル]の中間と言った話
作家の自己評価と、自分の評価と、巻数による世間の評価でズレある。なので、今作含めこの時期の作品をどう評価するかは迷い所
10-12は短編・一巻完結・同人誌の発表数が多い。またスニーカー文庫の雑誌が滅んだ時期。薔薇マリ→グリムガルへの過渡期でもある
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今から見ると、結果的にグリムガルへの移行に成功し、道は見つけた。だが、この時期はどうしたら良いか、迷ってたんじゃないかという気もする
そこから更に辿ると、この時期にやってた事も血肉になってる。作家で読んでく事を考えると、青さんの基本の型らしからぬ作品多く、面白い時期でもある
[2015-11-23]
ラノベ扱ってる関連から雑誌収録短編 「カドカワキャラクターズ ノベルアクト(十文字青アネヒナさんは誰を殺したのか)」を読んだ
変わった女の子に振り回されてうーんとなる話。同時期に第九やぼくのうたなんかもあるがその系列でも見られる展開となる
作家への質問コーナーでは初期あとがき風のとぼけた回答。頁限られ文を詰め詰め、衝撃展開からの回答への流れなど
■ 十文字青 ぼくのうた 全一巻
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Vol 3076(2016-04-15)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 十八回目
「青さんを全体で通してみる時、避けて通れない作品なのヨ」
「単品としての完成度も高いですよネ」
[十文字青 18]
「デビュー前の投稿作品を、改稿した物なんじゃノー」
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[2010年全一巻刊 ぼくのうた]勇者の冒険
漫画あるいは哲学・歴史・政治思想・宗教等々、なんにでも当てはまる。年代順に並べると、発展や変化に気付ける。その点で今作は超重要作
これには後の作品に出る要素がことごとく登場。故に作品としての密度は異常に濃い。青さん作品を一つ薦めろと言われたら、自分はこれを候補に入れる
投稿で没の失敗作ベースだが改稿。但し筋はそのままとある。失敗作は、その人の持つ要素が色濃く出過ぎる場合もある。その人自体に興味あると面白い作品
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海外の映画研究本によると、客が作品選ぶ時のポイントはスタッフでは無くジャンルらしい。ここらを読み誤ると目がくらむ事もある。見る側としても難しい所
[2014-04-30]
日日日に関連ある作者という事で、10年発行だが原版は薔薇マリ・ANGEL+DIVEと同時期で初期8年前の作 十文字青「ぼくのうた」を読んだ
一巻完結だが内容が凝縮されてて面白い、対立者の事情は心に剣・秘密の実態はANGEL+DIVE・身体改造された魔法使いは薔薇マリ他 後の作品の要素も多い
単発での逸話や状況がどれも良いんだが乳が六つあるとおどける魔法使いや帰ってきたら恋人が寝取られなどユーモアとエロスも健在、後の方向性も掴める
■ 十文字青 ばけてろ 全二巻
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Vol 3074(2016-04-11)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 十七回目
「青さんの中で一番の異色作としては、コレを推すヨ」
「今の角川の青さんの文庫での既刊作品紹介でハブられてますネ」
[十文字青 17]
「超異色の短編コメディ作品なんじゃノー」
[09-10全二巻。ばけてろ] お化けを巡る問題解決
04年他作家の[しゃばけ]から影響受けてる雰囲気な作品。薔薇マリでも会話が面白い時あるが、それを特化してコメディに挑戦した感ある
凄く変!という印象。ただキャラ性格などA+D継承した所あり、不思議な魅力ある。雑誌掲載だが書下ろしも分量あり。ぼんやりした子の話は好き
この系列の延長線上に[一年十組]なんかがあると思う。薔薇マリなんかを基準として青さん見てると確実に驚く一作。ギャグとかも好きなのねえ
[2014-03-19]
日日日に関連ある作者という事で一般作に近いノリだが面白い 十文字青「ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね」を読んだ
唐突に話が始まるので世界観を掴むのに少し混乱する場面もあるが、エロスある会話含む奇妙な人々との交流は面白く引き込まれる
書下ろしを含む分量も多く、心情描写の得意さが根底にあるから会話やそこからの発展も面白くなるんだと納得出来てなかなかイケる
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日日日に関連ある作者という事で続編となり設定も固まってる 十文字青「ばけてろ 影の大統領はとてつもなく偉いのだ!」を読んだ
これも書下ろし部が大半を占めるが心情に訴える話もあり関心する、前作で見られたエロスの描写も健在で状況の作り方も上手い
ぼんやりした女の子の千夜子が物凄く好みで凄くドキドキしてしまう、奇妙な人々の実際と言う意味でも心情や過程もしっかりして良い
■ 十文字青 いつも心に剣を全五巻
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Vol 3073(2016-04-07)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 十六回目
「先週は死んだかと思いましたネ」
「ボクらはお化けみたいもんなのヨ。お化けは死なないと歌にもあるのヨ」
[十文字青 16]
「今作は死んだ人につきまとわれる話でもあるノー」
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[09-10 全五巻 いつも心に剣を]敵味方に引き裂かれた恋人
一言で云うと壮絶な話。最初の巻が萌えっぽいノリで油断したら、どんどん取返しの付かない状況に追い込まれてく。これもファンタジー
キャラ組み合わせはおっとり+勝気系とA&Dヒロイン継承だが、男がおっとり系。[薔薇マリver]とは反転してる。それを突き詰めると最後はこうなるヨな話
この時期の[薔薇マリ]はライトな所あるが、その分こっちにダーク成分が全部来てる。ろくな目に会わないがキャラも魅力ある。これ系は他作にも継承
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グリムガルのバルバラの話してたが、今作にもガイド役にエロい姐さんキャラ出る。でも当人も主人公もヒドイ目にあう。[メガクル]などガイド姐さんはよく出るキャラ
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[アニメ版グリムガルラジオ最終回] 最後の補完。年齢近いようでキャリアかなり違う人のラジオ。なので距離感や日常的な件など面白かった
[2014-04-28]
日日日に関連ある作者という事で09-10年ごろのシリーズ ANGEL+DIVE2期と同時期の作品 十文字青「いつも心に剣を 1」を読んだ
頭の良くない兄と屈折のある妹のファンタジー風冒険の話、最初の巻は萌えっぽいノリで行くのかなと思ったがいきなり魔女裁判と興味深い話を突き付けてくる
対立する二種の勢力それぞれに兄・妹を分離させて置くという事で同時期のANGEL+DIVEが反勢力側の視点だった事とも繋がる、設定提示もしっかりめ
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日日日に関連ある作者という事でサブキャラが婚約者に会いに行った結果の話 十文字青「いつも心に剣を 2」を読んだ
後半の心が乾いていく主人公の場面が強烈で印象強いが兄妹が同行する時期長かったのなと、ただ弱みを握られて陥落させられそうとキビシイ展開がまってる
呑気な所のあるサブキャラにも騎士の実態や婚約者への魔女疑惑とその結末と容赦ない話が待ち構えてて、どんどん追いつめられてく様が現実味あり良い感じ
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日日日に関連ある作者という事でこの巻で兄妹別れ別れ 十文字青「いつも心に剣を 3」を読んだ
ANGEL+DIVEでもやってた敵側とされる勢力が穏やかな話がここでも展開されてる、薔薇マリも復活シックスがヤワになり始めた時期で興味がそっち寄りだったとわかる
荒れ気味へと以降する呑気なサブキャラや隠し事を抱え始める主人公とキャラの描写も興味深い、色魔気味の忍者も他作のキャラと共通し共通点やっぱあるんだなと
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日日日に関連ある作者という事でこの巻以降の印象が強烈すぎる 十文字青「いつも心に剣を 4」を読んだ
薔薇マリのアサシン過去編とも共通項を感じさせる序盤から完全に変質しドライになった主人公、ANGEL+DIVEのキャラも二期ではドライになってるがそれに近い
戦闘描写も傷つきながら戦ってその先に過去とも絡めたロクな結果が待ってないと刺激あるものになってる、対立二種族の全面抗争でハデさもある
[2014-05-16]
日日日に関連ある作家という事で10年の最終巻これだけ別図書館で少し間が空いた 十文字青「いつも心に剣を 5」を読んだ
この人も展開上必要とあれば容赦ない決断下すがコレもここまで主人公を追いつめるかという凄い話になってる だがそれが良い、キャラ的には薔薇マリのピンハネールとかに近い
片目から死人が見えるも地味にリアル、最終巻で一生懸命決着つけた感もあるが迷ってたヒロインも再会できたにも関わらず過酷な運命でこの人たち今後どうなるのかなーな終わりになってる
■ 十文字青 第九シリーズ 全五巻
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Vol 3070(2016-03-24)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十四回目
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「イノズムが公開途中なんで飛ばしてくヨ」
「これは最後にぶっ飛ぶ展開なんですネ」
[十文字青 14]
「後のマイワールドにも繋がる作りなんじゃノー」
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10年刊 [萌神 (第九シリーズ)]三角関係。そして伝説へ
出てくる女の子全員を幸せにしようとする展開とも言える。ぷりるんのぷりるんも攻略すると、そりゃ最後そうなる
あとがきから売り上げ厳しかった雰囲気漂う。ただ呟きにもある様に第九が青さんの本来やりたい、リミッター外した話
現実と空想が絡み合う。カクヨミ公開前アンケートでも最下位。青さん自身結構健闘したと感心する様に難しい展開とも言える
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Vol 3068(2016-03-17)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十三回目
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「都合で順次入れ替えて、絶望同盟の方を先に扱うのヨ」
「第九シリーズはどれから読んでも良いのですネ」
[十文字青 13]
「左が本来は先の[〜イノズム]。右が[絶望同盟]の口絵なんじゃノー」
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[10年刊 絶望同盟 (第九シリーズ)]行く所の無い人達
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青さんの本で最初に読んだのがBL要素ある[シャギーロック]で、これは大変かもなーと思いつつ、次に読んだのがコレ
一気に考え変わった。順序的に第九はバラバラに読んだが、問題無かった。月刊誌が初出とあるが検索しても詳細不明
問題あり、学校で行き場無い人達が集まり喋ってるだけだが、グンバツに面白い。他作のとりとめない会話の面白さとも繋がる
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カクヨミ公開前のアンケートでも一番人気。第九は伝奇になる話もあるが、これはリアル。文芸ジャンルに入るのも納得いく
上記挿絵の様に第九文庫版は挿絵もエロエロ。演劇等でも何もおきないけど何かおきてる話は割とあり、これもそれに近い
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Vol 3066(2016-03-10)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十二回目
「第九シリーズは面白いので個別で扱ってくのヨ」
「大まかには現代劇の青春物なんですネ」
[十文字青 12a]
「ちょうどカクヨミで本作の配信が始まっとるんじゃノー」
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[09年刊 ぷりるん。 特殊相対性幸福論序説 (第九シリーズ)]恋人が凄すぎてペレになる。ぷりるん。
[カクヨミでの公開はこちら]青さんも語るのが難しいと書いてるが、読めばその理由もわかる。ネタバレが内容の面白さと直結してる
警告しとくが、ヌルい青春モノでは無い。困難抱えたリアルな児童問題の話に近い。若い時にこんな目に会えば、そりゃペレにもなる
友情の話でもある。また昔に書いてた、人がなに考えてるか知りたくて小説を書いてるにも繋がる。極端であるがリアリティは非常に強い
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「これ文庫版だと挿絵もエロエロなのヨ」
「セックスを主題にすると年齢層は嫌でも上がりますよネ」
[十文字青 12b]
「現実は生々しい物なんじゃノー」
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たけしが[三丁目の夕日]に対抗したネタを[監督・ばんざい!]でやった。貧困と差別、意味の無い暴力で、時代は同じだったが場所が違っていたでオチ
究極のリアルとは何かと考えたらウンコだと思う。性・死以上にNG。日常的で必然的で絶対的。マンガ夜話で青年誌から出来る事に女の子のウンコの話あった筈
環境や状況や性質などは人により違うので、個人で現実にズレが発生する。故に現実をモデルとした物語は、人により受け取り方に差が出る
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Vol 3072(2016-03-31)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十五回目
「なんなんじゃノー!全滅しとる!?
いくら4/1挟むからと言って、コレはやりすぎじゃないのかノー!」
[十文字青 15]
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[11刊 全滅なう (第九シリーズ)]危険な恋愛、世界は終わる。
第九シリーズはこれで終了。同時期に[メガクル]や[黒のストライカ]。以後この系列は、一巻完結系の作品に継承されていく
直球な男の子の恋愛作品とメモしてる。今作は薔薇マリのカタリに似たキャラも出る。青さん作全部見てくと、そういう発見もあり面白い
恋愛ソングが数ある様に、恋愛や性癖は個人個人で違う問題。現実に近づくと生々しくなり、理想にいくと嘘っぽくなる。実に難しい
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Vol 3082(2016-05-09)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十一回目
「カクヨミで公開してたんで、後に回してたのヨ」
「参考資料の追加もしてたんですネ」
[十文字青 21]
「扱い控えてた第九の二作目なんじゃノー」
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[09年刊 ヴァンパイアノイズム(第九シリーズ)] 彼女は吸血鬼?
[本編公開されてるんで説明不要]。先にあげた自分のメモでは、切ない話とコメントしてる。死ぬのが怖いは、度々青さんが呟いてる件
あとがきでは書かずにいられなくて書いたとある。吸血鬼ネタはこの後も出てくる。他作でもあるが、不死性の部分に注目してるのかも
やはり公開されてる、絶望同盟のキャラもここから、成長の遅い子を扱ってる。他作と比較すると本作は設定も現代で直球の話ともいえる
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[追加のあとがきも公開されてる]上記通りで死恐怖症に関して書いたとある。恐怖症は他人から見るとよくわからない場合も多い。それをわかる様に書くのもありだろうねと
実際に問題が出る場合もある。お医者さんでは、恐怖症克服も手順として確立してる。対象が恐怖の感情と結びつくと発生し、接近し慣らす事で克服する。ちゃんと治る病気
[2014-05-16]
日日日に関連ある作家という事で09年に思い立って開始されたとある後の星海社に繋がる第九シリーズ初回 十文字青「ぷりるん特殊相対性幸福論序説」を読んだ
自分がこの作家面白いと気づいたのは第九でこれも青春モノだが超重くて面白い、ラノベの女の子の抱えてる背景を深く飛び越えたキャラでもう主人公では抱えられんレベル
そこからどう問題解決していくかが見所でその過程でのエロスもタマラン、現実的にも近くしかも病んでる系の人物描写だがホントーに魅力的で最後は好感持てる様になる
[2014-03-19]
日日日に関連ある作者という事で絶望を先に読んでたので同設定と知り驚き、十文字青「ヴァンパイアノイズム」を読んだ
これもやはり迷い抱えた若い子の話だがキャラの過程に話を絞り込み、幼馴染の娘も設定と現実感ある描写で魂がこもってる
本筋の死のテーマが根底にある恋愛もきっちりと人物の描写が出来てるので感情移入しやすく、見終わった後切なくなれる良い一冊
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日日日に関連ある作者という事でカラーイラストが裸の女の子で色気ある、十文字青「絶望同盟」読んだ
迷い抱えた若い人がなんとなく友達になっていく話だが、そこに至るまでの過程がしっかり描かれてて凄く面白いし良かった
特にぼんやりと生きてきた女の子のキャラは「あぁ昔こんな娘好きだったなぁ」と特に良い、迷いの題材も普遍性あり優れてる
[2014-04-02]
日日日に関連ある作者という事で前半と終盤で超展開ともいえる内容にシフトする 十文字青「萌神(第九シリーズ)」を読んだ
これも定型はある話だが人物描写が格段に優れてるので女の子が可愛いし主人公にも没入出来る、そこがこの人は全般的に凄まじい
三角関係も普通のラノベだとニヤニヤ程度だがこの人のは深刻な問題となる、終盤の展開の変更も賛否は割れそうだがかなり思い切った手段
[2014-05-24]
日日日に関連ある作者という事で 変則青春モノ第九シリーズ現時点最終作 十文字青「全滅なう」を読んだ
終盤に入ると超展開する第九だがこれは控えめ、恋に目覚めた男の子の描写に大部分を費やした直球な作りになってる
女の子はやっぱり不思議な子だがタイトル通り危険な因子を抱え結末も複雑なものになってる、薔薇マリのカタリ風キャラも見所
■ 十文字青 ANGEL+DIVE全三巻+ANGEL+DIVE CODEX全三巻
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Vol 3064(2016-03-02)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十一回目
「今回は特殊でエッセイなんかも扱かうのヨ」
「今作反映した内容なんですネ」
[十文字青 11]
「今作では前作キャラは敵サイドになるんじゃノー」
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[09年 全三巻 ANGEL+DIVE CODEX] 体制側の前作主人公達と悪の助っ人を内に孕む主人公達
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設定継承しての異能バトル。これも後の作品への継承要素多い。そこで今回扱う[2012年のリレーエッセイ]の話
うちで扱ったのは昔から萌え判らん言ってる日日日。本質がSF・ミステリーだと異能は難しいの話になる土屋つかさ
今作で一番印象に残るのは、ボニーとクライド的カップルキャラ。立ち位置を設定しない青さんらしさが良く出てたキャラ
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青さんの長所短所の両面備えてるのがこの考え方。良く言えば展開予測不可能、悪く言えば焦点定まらず難しいとなる
つの丸も美男美女は使わないのポリシーある。作家によって目指す場所は皆違ってる。今作は青さんらしさの良く出た作品
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Vol 3062(2016-02-25)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十回目
「これはデビュー前の02年頃の投稿作品がベースなんですネ」
「一迅社ラノベの創刊を飾った作品でもあるのヨ」
[十文字青 10]
「薔薇マリが十巻越えした08年に、六年越しの蔵出しなんじゃノー」
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[08-09年 全三巻 ANGEL+DIVE]超能力と身体の変化。それに巻き込まれた人達
一言で云うと現代劇の異能モノになる。それは表面上で、実際はその異常事態に直面した人達の日常を、心理と共に細かく追っていった話
激しやすい子とぼんやりした無口の子の双子キャラ。後の青さん作品で発展するキャラの原型も登場。初期作はそういうのも強く出る
避けがたい悲劇に向かう展開も既に発揮。次回扱う続編と共に未完に近い作で、投げっぱなしな所も多いが、作家の個性は非常によく出てる
[2014-03-26]
日日日に関連ある作者という事でこの人に関しては気に入ったので集中させて読んでる、 十文字青「ANGEL+DIVE」を読んだ
ちょっと不思議な女の子と仲良くなって行方不明になったから探すという展開なんだが、最初の強請からこりゃ良いぞと言う引きつけ方してくれる
キャラ全員の孤独で浮世離れした個性も魅力あり絵も良くあってて魅せてくれる、続刊前提の内容で序と結での引き方も見事 あとがきも変わらずオモロイ
[2014-03-29]
日日日に関連ある作者という事で積み順間違えて3→2の順、 十文字青「ANGEL+DIVE 2」を読んだ
異能者ものの扱いになるがそれは建前で本音は姉妹が父親に会いに行く話と馴染みの嫉妬がメインになってる
父親に会った所が特にそうだがめちゃくちゃ人物描写がしっかりしてるんで良いし、序と結で引きつける構成も上手い
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日日日に関連ある作者という事で読み順間違えて前巻より先だが問題無く、 十文字青「ANGEL+DIVE 3」を読んだ
姉ちゃんの話で全般にエロスもある、冷静に考えると病弱キャラと仲良くなった結果の話でよくあるタイプだがそれでも別格
登校しかねる等の細かい場面も上手いし、人物への思い入れも強くさせ和姦場面で複雑な気持ちになるのも初 逆にドライなのかもしれない
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日日日に関連ある作者という事で前シリーズの続編となる、 十文字青「ANGEL+DIVE CODEX1」を読んだ
前シリーズが謎をちらつかせて気になる終わり方してるので引きが上手い、これも本筋は友達いない子をとりまく百合的な話の部分がある
そんな訳でエロいし交流場面もしっかり描けてる、前シリーズでうやむやの謎も一気に明かされるが読んでなくても独立し問題無い作品
[2014-04-02]
日日日に関連ある作者という事でおっぱい大きい引きこもり娘登場 十文字青「ANGEL+DIVE CODEX2」を読んだ
前巻では匂わす程度だった前シリーズの人物も大幅に関与し背後設定に関しても明かされてる、本編自体は人物描写に重視
他作品でもそうだか筋自体は単純ながら、人物がなぜそこに至ったかの過程がしっかり描かれてるのでちゃんと読ませるし面白い
[2014-04-07]
日日日に関連ある作者という事で途中だが続刊無くここで終了となる 十文字青「ANGEL+DIVE CODEX3」を読んだ
犯罪者コンビの掘り下げがヒドイ奴にもかかわらず背景が見えてきて面白い、中盤の裏切りも逆にやってやった感が漂う
前作の人物も登場し大暴走の犯罪者との対決は異形バトルで楽しい、謎自体が大分明かされてるので未完だが不満も少ない
■ 十文字青 薔薇のマリア全二十一巻+ver全五巻
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Vol 3060(2016-02-18)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の九回目
「04から14全21巻。薔薇のマリアの六回目。これで薔薇マリは完結なんじゃノー」
[十文字青 9]
「十年続いた作なんで、終盤はリアルタイムで読めたんですよネ」
「[グリムガル]他、現在も続いてる近年作品が同時期作だヨ」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 13-15年18-21巻分 魔法大戦。地獄逆侵攻。世界の終わり
まとめて既刊分読んだら、まだ未完で続きどうなるの!?と思いながら読んでた。強敵・大混戦で対処不能状態の、ブイブイ言わせまくる展開
終盤でもアクの強いキャラが、多数新規登場。同時期作に近いキャラもいる。verのトモヨは好きなキャラで再登場嬉しかった。でも容赦無い
世界の謎は02年の設定継承してて、古いと思う点もあるが、魔法絡みは面白い。展開自体も怒涛の流れ。10年の幕閉めに相応しい結末
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日日日の狂乱も長いようで6年。人気が出たとは云え、10年やらせた事も、完走した事も共に偉い。今作が青さんの基本の型となる
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Vol 3058(2016-02-11)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の八回目
「最終章の告知から四年かけての完結なのヨ」
「同時期作に[黒のストライカ][聖断罪][一年十組]
単発で[メガクル〜]同人版[ファタルシス]などですネ」
[十文字青 8]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの五回目なんじゃノー」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 11-12年15-17巻分 戦争勃発。都市崩壊。最終局面開始
前巻までで先の因縁の決着をつけた上での最終章。戦争はじまる、都市は壊れる、もう逃げるしか無いのハードモード
最初は終わらせる事に、躊躇してる感もある。だが、17巻くらいからは自分のメモでも興奮が伝わる程に、面白い展開に移行する
[第九]もこの時期終了。同時期の単発作も、作家の本来やりたかった路線とある。そこらの要素もあり、凝縮した終盤へと向かう
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Vol 3056(2016-02-04)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の七回目
「この時期はタイトル変更も考えてた、とあとがきにあるヨ」
「連載で[ばけてろ]。他社で[第九]や[いつも心に〜]をやってた時期でもありますネ」
[十文字青 7]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの四回目なんじゃノー」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 09-10年の11-14巻分。ルーシー登場。シックス決着。各キャラ過去話編
個人的に一番読んでて辛かった時期。終盤展開に向けて決着つけてく巻。他社作はキレキレなんで、試行錯誤的な所もあると思う
結果的にファンタジーの人になった。だが青さん自身は、コメントでは現代劇が得意と思ってたみたい。[第九]は現実的な話題にもなってる
14巻ではパジャマパーティーと薔薇マリらしからぬ状況もある。ここまでの内容の総決算的な所や、全体通して見た時の立ち位置も注目は出来る
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業績がファンタジーなめめは集英社のパーティー行きたがった。何がリアルかは難しい。他国・他時代・他職業のリアルはファンタジーみたいな所ある
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Vol 3054(2016-01-27)
先週の[妖怪ウォッチ]補足。公開中の映画で男の子と女の子は接点が発生してるかも知れない。オラTV放送分しか知らねえズラ
妖怪かUMA。男の子と女の子で妖怪の認知に違いある可能性もある。他にもコマさんタクシーなんかは世界の外側で発生してる話ズラ
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ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の七回目
「あなたの口調は、アジアン意識してるんですかネ」
「そうじゃないヨ。僕はジオンの世界の水陸型ロボットだヨ。好物はドラ焼きだヨ」
[十文字青 7]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの三回目なんじゃノー」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 今回は08-09年の7から10。アジアン編。同時期にver完結、及びA+Dなど他社仕事開始
この時期はverの方が薔薇マリで一番ポップな展開したりの甘い時期。故に本編の方も恋愛ネタに振った様な所もある
薔薇マリでverの前知識必要なのが8、SFドラマでよくある作り。他にもバトル漫画風展開が始まったりと、模索してる時期になる
この恋愛展開を中盤に挟む展開は、グリムガルとも類似してる。アジアン中心で、ver最終巻には初期の並行展開構想の話がある
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デヴィッド・ボウイの追悼特番とライブをBSでやってて見た。世代じゃ無いが見るとやっぱり惜しくなる。音楽はその人の趣味がよく出る
パンクのカバーもあり。ボウイ自身や、影響与えた人の事も考えて見ると納得。青さんはこの時期パワーポップ系の音楽聴いてたみたい
つの丸もパンク好きだった筈。青さんの芸術・娯楽ギリギリラインの三谷幸喜の真田丸の感想もわかる。他人への私見も個性が出る
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Vol 3052(2016-01-21)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の六回目
「最初に読んだのが[シャギーロック〜]で、そういう意味で人気あるのかと思ってたのヨ」
「[シャギーロック〜]はあとがきで、青さんが港町に住んでたとある作品ですネ」
[十文字青 6]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの二回目なんじゃノー」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 今回は06-07年の5から7。港町での抗争編。同時期にコロナ登場のver1-2も刊行
ジェードリ編。印象としてはヤクザ映画に近い。薔薇マリは世界観を一歩ずつ広げていくが、今回は主人公たちも、自分の街から外の街へと移動
インタビュー記事から、世界観が最初から出来上がっていて、編集がどこから扱うかで迷った趣旨の話ある。薔薇マリ全21巻は、広大な世界観を誇る
次回、及び同時期のコロナとも絡む。今作は本来、薔薇マリ世界に住む人たちが、それぞれの違った目で、世界を見る様を描きたかったのでは無いかと思う
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この多数視点の考えは昔の軍記物の群像劇に近い。説明が難しい所はある。だが近作で戦記物でも無い作に似た例ある。それがアニメ版[妖怪ウォッチ]
一年目の主人公の男の子と、二年目の追加キャラ女の子は、同じ町・同じ設定の世界に住んでるが、接点ない。女の子視点だと、男の子は単なる通りすがりのモブ
現実と違う、世界が主人公視点だけの世界では無い。[妖怪ウォッチ]は他にも色々凄い事をしてる。近く扱うが、青さんはその意図からキャラを画一的にも扱わない
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Vol 3050(2016-01-14)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の五回目
「掲載期間も長いし、どういう順番で扱うかは困ってんのヨ」
「グリムガルに合わせて前身のコレを先行して扱う事にしたのですネ」
[十文字青 5]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの一回目なんじゃノー」
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04-14全21巻 薔薇のマリア 迷宮探索・組織対立・怪物跳梁と06年の4巻分くらいまで
呟きと共に薔薇マリは資料再チェックで、内容幅が異常に広い事を再確認してる。だが迷宮探索からその上の世界や社会と、順に話を積んでる事がわかる
前述の様にグリムガルは薔薇マリと比較してマイルドな作り。ただ薔薇マリも中盤は甘い展開を見せ、自分は辛かった。終盤は序盤に近い展開に戻りまた面白くなった
自分がファンタジーの調査で、その系統に種類があると気付いた所からも関連するが、ファンタジーは好みの差で対立があり、そこで批判が出たのかもしれない
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ファンタジーの系統の違いと対立に気づいたのは、日本の解説本の指輪ファンのハリーポッター批判からになる。世代差・感情の問題等、背景はいろいろあると思う
現実の世界が存在し、そこから異世界型はSF系列に多い。ハリーポッターもこれに近い所ある。つの丸もこの型の話を過去に作っていて、重臣猪狩虎次郎は異世界型
対して元々異世界で話が展開し、現実から隔絶した話もある。指輪物語はこの型になる。馬の喋る世界が前提のマキバオーはこの型。青さんも両方の型を作った経験ある
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この二種が基本となるが、当然それ以外の型や両者が混合された型も存在する。薔薇マリは後者の型で開始され、オチで前者の型になる混合型の作品となる
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Vol 3048(2016-01-06)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルが一月よりアニメ放送 十文字青の四回目
「代表作の薔薇マリは十年続いたので、数回に分けて扱うヨ」
「本来は本編1巻として作られた、Verシリーズですネ」
[十文字青 4]
「今作に関しては作家自身がサイトで言及してるノー」
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05-09年 [薔薇のマリア Ver全五巻]マリアローズと仲間たちの出会い・魔法使いコロナの話・アジアンの過去の仲間クラニィなど
少し前に2巻を新人賞に送った話に関する作家のつぶやきもあったが、それとも関連する。薔薇マリ本編は2巻が1巻となる
雑誌連載。位置づけに悩んだとある。薔薇マリは本来は二人の主人公の話で、タイトルや終盤展開はその名残と思う所もある
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作家がver終了を無念に思ってる様な発言も過去にあった筈。後の作との共通項も多く、もし続ていたならばで考えると無念な作品
今作に限らずこの人には作家の意志に反し売れず途中終了も多い。この人の偉い所の一つは、それでもめげず挑戦を続ける所
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[ラジオ#0が公開中]プレ配信があるので、これも#0が#1になってる。英語に関する作家の呟きはこれに関連した物と思われる
単にこちらが過大評価してるだけかも知れないが、こういう細かい気配りや、聞き上手な点もこの人にはある。さりげない思いやりがある
海外の格言に[友達の多い人は実際は友達が一人もいない]なんてのもある。長い付き合いの友達もいるらしく、親友はいるんじゃないだろうか
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正月からの調査でラノベのメイン客層である、青少年の心理も調べてる。未だ調査中だが、今はソーシャルスキルトレーニングなんて技術がある
障害ある児童用だが応用は可能。作家の話題の友達や恋人の作り方・一人でずっと話してしまう・会話中の割り込み等の原因と対策・手順が分析されてる
00年代以降の本も多く、未だ調査中だが自分は知らなかったんで話題として挙げとく。現実的では無い仕事量を引き受ける原因と対策も考えられている
[2014-04-07]
日日日に関連ある作者という事で代表作で長期シリーズ 時期的にも完結といい時期に読めた 十文字青「薔薇のマリア1」を読んだ
先にシャギーロック読んでたので同一世界観だなとあっさり入れた ウィザードリィなんかを連想させる、キャラ掘り下げ描写はまだ控えめ
だが世界観みたいなのは既に十分構築されてて絵の浮かぶ描写、話もお宝探しとその困難とわかりやすく引っかかる所なく読める
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日日日に関連ある作者という事でギルド抗争に巻き込まれる話 十文字青「薔薇のマリア2」を読んだ
登場人物紹介に前作キャラ出ず一新かなと思ったがちゃんと続編、挿絵に和風服着たキャラも出るのでヤクザ抗争みたいな雰囲気になってる
監禁や暴力・地下組織描写も含むが何故かエロスある 挿絵もヒロイン格の女性が全裸捕縛とエロイ、エログロ系路線も少し含むのも良い隠し味
[2014-04-11]
日日日に関連ある作者という事で、雑誌連載の外伝作 十文字青「薔薇のマリア ver0」を読んだ
刊行順に読んでいく事とする、これはマリアのパーティ入りの話で基本的な迷宮攻略の話になってる
本編とリンクする場面は多い というか外伝読んでないと新キャラがわからなくなる、過去描写は一部情報のみ
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日日日に関連ある作者という事で、ここから話の幅が広がる 十文字青「薔薇のマリア 3」を読んだ
抗争話から発展して全面戦争から悪漢の都市制圧と、このタイプの話で出来る事の幅が一挙に広がりを見せる
戦闘場面も一騎無双の特殊兵装や異界生物の化物対決と面白い描写になってて、内容の濃い仕上がり
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日日日に関連ある作者という事で、 今回はパニック映画的な体裁 十文字青「薔薇のマリア 4」を読んだ
迷宮抜ければ安全のルールが壊れ前巻に引き続き迷宮探検モノから話の幅が広がる、襲われる市民で一挙に血みどろ
新キャラ追加で世界設定も広がるが共食いする四体の魔物がメイン、描写に相変わらずセンスがあり楽しませてくれる
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日日日に関連ある作者という事で これも雑誌連載の外伝作品 十文字青「薔薇のマリア ver1」を読んだ
度々姿を見せていたウスノロな魔法使いが主役となる、ただの足りないキャラと思いきや過去描写でワケありの様が明かされる
前巻にサラッと出たその連れも初出はココ 露出好きの読書姉さんなどエロスもあり、コロナ自体もそうだがエロスあるのは良い
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日日日に関連ある作者という事で 読み間違えて6が先になったが特に問題ない作り 十文字青「薔薇のマリア 5」を読んだ
地中海風の町でのマフィアと新興宗教の戦争の話に入る、今回はその発端の描写となり主人公一行の到着は次巻以降
娼婦の姉ちゃんの過去描写などが特徴的だが この話に関わる人々の描写が中心となる、長期連続モノらしい話の作りかた
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日日日に関連ある作者という事で 5より先となったが主人公の視点には近い 十文字青「薔薇のマリア 6」を読んだ
戦争がおきてるただ中に放り込まれる話、戦争とそれにまつわる人々の話は昔の騎士物や史劇戯曲にもありそれを継承してる
3で見せた異形の異界生物の描写を更に発展させたバリエーションとなり その戦闘は100P近くがとられてる、どう物語が発展するかの例
[2014-04-18]
日日日に関連ある作者という事でメインキャラの過去に絞った短編 十文字青「薔薇のマリア ver2」を読んだ
まとめて読んで先の展開まである程度わかった状態で読んでいってる、この段階では短編もまだ鋭さ保っててきゅーの過去はギャップが凄い
本編では過去に一切触れないってのもある意味一貫してる、なんか良い話っぽいけど冷静に考えると魔性の女じゃないかというカタリの話なんかも良い
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日日日に関連ある作者という事でジェードリ編の完結でキャラを生き返らせる為の探索 十文字青「薔薇のマリア 7」を読んだ
前半が死者復活ありの設定に一石を投じるものになってる、この作品はこの設定が長所でもあり短所でもあって難しい所になってる
世界観を広げる上で世界の上部や後に出てくる下部の設定を設けるのも鉄板の進め方、筋肉のヒゲが大活躍する話でもある
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日日日に関連ある作者という事でこれはアジアンとその仲間の話である意味独立している 十文字青「薔薇のマリア ver3」を読んだ
これ読んどかないと本編の展開がわからなくなるので重要な一冊、主人公チームがまったりしだしてる反面 これは初期の設定が良く生きてる
この世界設定で話をどう広げれるかという場面でもミステリー物や人情物に近い作りになってて興味深い、メインに括らないと話はもっと広げられる
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日日日に関連ある作者という事でこれが番外作見てないと分かり難い一本 十文字青「薔薇のマリア 8」を読んだ
異常事態が進行してる話で少し難しいかもしれない、ただSFドラマなんかではよく使われる展開でどこで種明かしをするかもポイントになってくる
そんな訳でまたもこの世界設定の中でどう話を広げられるかで独房物の作り、アジアンの一行の過去やキャラにも触れて緊迫感もある展開
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日日日に関連ある作者という事で先の話の敵を相手とする話になる 十文字青「薔薇のマリア 9」を読んだ
ここでこっち貸出の加減で数巻を後読みする事になるのでちよっと印象が変わる事となる、初期のキャラ設定がどんどんマイルドになり始めてる
あとがきで愛の話をしてるのと関連があるかもしれないが心情に変化が生じてるのだと思う、シリーズが続くと作者自体にも変化が出るという事で
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日日日に関連ある作者という事で 08年ごろの短編でメインキャラ中心 十文字青「薔薇のマリア ver4」を読んだ
内容がポップとある様にこのシリーズの中ではかなり軽い話になってる、そもそもメインキャラが強く設定されてるのでそうならざるを得ない
竜退治に行く話なんかはかなりベタともいえる、書下ろしの鳥人の話は異形怪物が出にくくなってる展開の中 久々にイラストも含めて登場の怪物
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[2014-04-20]
日日日に関連ある作者という事で コロナは良いキャラだがコロナ編はここで完結 別作品のキャラも登場 十文字青「薔薇のマリア ver5」を読んだ
作品全体がマイルドな方向に向かってるのでそこは普通レイプだろと思ったが、コロナが自暴自棄になって体売ろうとする所はエロい
厭キャラのサトーやコロナほっといて他に目がいく主人公の描写も面白い、シリーズ続くと悲劇をはらむ純愛モノになってた可能性あり残念
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[2014-04-28]
日日日に関連ある作者という事で貸出都合で間が空いてここらは順通りにならず 十文字青「薔薇のマリア 10」を読んだ
この作品のフォーマットで何が出来るかという事でバトル漫画系・智謀戦の流れとなってる、あと区切りよくアジアン絡みで張ってた伏線の回収
内容の区分のバランスの悪さや伏線処理に強引で急ぎすぎる部分はあるとは思う、もう終盤まで読んでるけど中盤はやっぱ低調かなとは思う
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日日日に関連ある作者という事で仕切りなおしという事で新キャラルーシー中心 十文字青「薔薇のマリア 11」を読んだ
終盤入ってからのルーシーの扱いから考えて他者からのテコ入れ思わせるキャラ、ただ序盤の暗黒街な世界設定を再現しようとしてる点が面白い
皿洗いの話が妙に面白く印象に残る、中盤時期はマイルドな路線に持っていこうとしてる感じだが最初が凄く飛ばしてるのでちょっと難しいかなと
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日日日に関連ある作者という事でこれも後の巻先に読んだ状態なんで途中経過という事になる 十文字青「薔薇のマリア 12」を読んだ
再起した敵役と新キャラの絡みの話、09から10年ぐらいでばけてろとか黒のストライカの時期だが新しい作風開発で迷ってたような感じだろうか
中盤は序盤展開をマイルドに再構成した様な感じを受ける、ただ所々でハッとする部分や他作でそれまでとは違う作品書いてるので必要な時期
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[2014-04-18]
日日日に関連ある作者という事でここで貸出の加減で間が空いて10年の作品 十文字青「薔薇のマリア 13」を読んだ
ルーシー編最終回であると同時にシックスの話に区切りがつく、冒頭の人肉食の話はヤワになり始めてるシリーズの中久々に刺激ある話となってる
影武者をどんどん退治してく話でその過程での混乱を描いてるともいえる、シックスの落ちのつけ方もこのシリーズの成長に呼応した様な展開ともいえる
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日日日に関連ある作者という事でここで最終シリーズ開始の案内が出る10年の作品 十文字青「薔薇のマリア 14」を読んだ
これもハシ休め的な軽い展開となってる、年齢の経過や受け入られ方で作者自体の心情に変化が出ると作品自体にも変化が出始めるという事だろう
話が長く長〜くなってキャラとそれが持ってる設定も大量の山積みとなってるのでまとめて読んでも忘れる部分が沢山出てきて、収束させるのも大変
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日日日に関連ある作者という事で 11年発表でここから終章が開始完結が14年とここから4年更にかかる十文字青「薔薇のマリア 15」を読んだ
文明が進歩し時代が次の場面へと展開する事も匂わせる戦争の開始、終章でありながら新キャラやサブキャラに因縁のあるキャラも登場してくる
サブキャラの清算という意味合いもあるので過去なんかもはっきりしてくる、逆にいうとそれまでマリアの性別が何か等で話を引き続けてきたのも凄い
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日日日に関連ある作者という事で戦争開始の二巻め 十文字青「薔薇のマリア 16」を読んだ
この巻や前巻等のあとがきで出てくるけど作者自体は終了させたくないんじゃないかな気もしてくる、ただ作者の変化で話自体が変化してる事も確か
戦争に伴う退避活動の場面が印象に残る、もはや頻出事項の贄の園の住人 ここらも話の質が変わる前に設定等を詳しく描写出来てれば良かったと思う
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[2014-04-28]
日日日に関連ある作者という事で悪魔総攻撃とゲリラ戦の展開 十文字青「薔薇のマリア 17」を読んだ
直前に読み残しの温めな中盤見た後だったので凄い驚く、主要キャラのあっさりした退場や全体を覆う撤退戦のノリなど序盤の厳しい展開が帰ってきた
終盤という事で伏線なんかもガンガン処理されキャラも次々再登場するので面白い出来になってる、復活不能や強豪異形悪魔などコレだヨ見たいのは!と納得
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日日日に関連ある作者という事でトマトクンを救う為に贄の園への潜入 十文字青「薔薇のマリア 18」を読んだ
序盤終盤以降連発されて萎え気味な所もあった贄の園の異質異形のノリも帰ってきた!簡単な逸話で前歴や先の戦いの件も拾ってるなど実に心憎い配慮
キャラの気持ち良すぎる壮絶強化もあるが先がまったく見えない贄の園の冒険が絶望感漂ってて凄く良い、最初の治療の暗い場面など描写も冴えてる
[2014-05-06]
日日日に関連ある作者という事で劣勢から反撃に転ずるも死者続出の総力戦 あとがきも参考になる 十文字青「薔薇のマリア19」を読んだ
あのお姉さんキャラは大好きな一人だったのでうわぁ容赦無い凄えなぁと、それ筆頭に異形怪物や戦闘描写も絶頂のキレを見せる
展開的には伏線が明かされ動かなかったキャラの強烈なキャラとしての台頭もあるが、この一瞬でも気を抜くと死ぬバランスはたまらん良さ
[2014-05-18]
日日日に関連ある作者という事で 原稿量が多くなった事での分割 最終章という事になる 十文字青「薔薇のマリア20」を読んだ
敵本拠地への突入と総攻撃、スポットの当たる事のなかったメインのサブキャラの話が中心となり深いレベルで設定練ってたんだなぁと 王様の心情なんかは主張も良く出てる
最後なんで操られる味方や影の薄かった魔法使いの戦いの顛末など過酷な戦いとなってる、伏線が一気にこうなんだと明かされていくので展開は早いが密度は濃くなってる
[2014-09-12]
日日日に関連ある作者という事で、1-20まで一気に読んだがコレは貸出都合で遅れた 十文字青「薔薇のマリア21」を読んだ
遂に最終巻だが手厳しくいくと前半はバトル中心で水増しした感はある、厖大な量なので伏線全回収も難しい事とは思う
マリアがなんだったかなど作品のキーになる謎は明かされる、これは完結させた事の方が偉いのでとにかくよくやり遂げたという感想
■ 十文字青 灰と幻想のグリムガル既刊八巻
▲ ▼
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルが一月よりアニメ放送 十文字青の三回目
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「今回は管理都合で最近の作を前倒しで扱うヨ」
「一月からアニメ化ですネ」
[十文字青 3]
「2013年より開始。薔薇のマリア終盤と同時進行で開始してるノー」
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2013-15既刊七巻 [灰と幻想のグリムガル] ファンタジー世界に投げ出された若者たち
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薔薇のマリアの後続に近い作品となる。薔薇マリ終盤のネタを最初に持ってきて、最強メンツ・予備知識必要・広すぎる世界観から読み易い様に改良してる
シビアではあるが、この人の他作と比べるとまだマイルドな分類。登場人物のリーダーシップに関する葛藤も、薔薇マリから継承されてるテーマの一つ
同文庫大英雄と共有設定。これは薔薇マリにも同じ趣向の作品が先行してある。角川での活動が主の作家だが、アニメ化は別出版社が初となった
***
今週は恒例の作品リスト。作家のサイトに更新される正確なリストもあるので本来は必要は無いが、こっちが理解の上で便利なんで用意した
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2016 アニメ版 灰と幻想のグリムガル放送
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魔法使いと僕 | KADOKAWA | 2016.8 | |
灰と幻想のグリムガル 9 | オーバーラップ | 2016.8 | |
Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語(下) | KADOKAWA | 2016.1 | |
灰と幻想のグリムガル 8 | オーバーラップ | 2016.3 | |
境界探偵モンストルム | KADOKAWA | 2016.3 | |
Roman 冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語(上) | KADOKAWA | 2016.2 | |
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2015
漫画版 灰と幻想のグリムガル連載開始 |
灰と幻想のグリムガル 7 |
オーバーラップ |
2015.12 |
灰と幻想のグリムガル 6 |
オーバーラップ |
2015.10 |
サクラ×サク 04 |
集英社 |
2015.10 |
サクラ×サク 03 |
集英社 |
2015.8 |
Elysion -二つの楽園を廻る物語- 下 |
KADOKAWA/角川書店 |
2015.6 |
原作:SoundHorizon |
断末のミレニヲン 2 |
KADOKAWA/角川書店 |
2015.4 |
サクラ×サク 02 |
集英社 |
2015.4 |
灰と幻想のグリムガル 5 |
オーバーラップ |
2015.2 |
大英雄が無職で何が悪い 03 |
オーバーラップ |
2015.2 |
実存系ドグマストラ |
辰巳出版 |
2015.2 |
Elysion -二つの楽園を廻る物語- 上 |
KADOKAWA/角川書店 |
2015.2 |
原作:Sound Horizon |
The Last Rose |
KADOKAWA/角川書店 |
2015.1 |
BUNBUN薔薇のマリア画集 短編[ノラ猫マリィ]掲載 |
サクラ×サク 01 |
集英社 |
2015.1 |
断末のミレニヲン |
KADOKAWA/角川書店 |
2015.1 |
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2014 |
大英雄が無職で何が悪い 02 |
オーバーラップ |
2014.9 |
灰と幻想のグリムガル 4 |
オーバーラップ |
2014.7 |
薔薇のマリア 21 |
角川書店 |
2014.5 |
シリーズ完結 |
大英雄が無職で何が悪い |
オーバーラップ |
2014.5 |
NEW SEASONS+ STORIES |
オーバーラップ |
2014.4 |
特定店舗のみで販売・短編[紅葉夢]収録 |
薔薇のマリア 20 |
角川書店 |
2014.4 |
灰と幻想のグリムガル 3 |
オーバーラップ |
2014.3 |
|
2013 |
マイワールド |
星海社 |
2013.12 |
一巻完結 |
灰と幻想のグリムガル 2 |
オーバーラップ |
2013.11 |
最果ての東 2 |
講談社 |
2013.11 |
薔薇のマリア 19 |
角川書店 |
2013.10 |
聖断罪(アダムヘッド)ドロシー 03 |
角川書店 |
2013.7 |
シリーズ完結 |
灰と幻想のグリムガル 1 |
オーバーラップ |
2013.6 |
最果ての東 1 |
講談社 |
2013.5 |
薔薇のマリア 18 |
角川書店 |
2013.4 |
一年十組(クラス・エックス)の奮闘 3 |
メディアファクトリー |
2013.4 |
シリーズ完結 |
果てなき天のファタルシス |
星海社 |
2013.3 |
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2012 |
聖断罪(アダムヘッド)ドロシー 02 |
角川書店 |
2012.12 |
一年十組(クラス・エックス)の奮闘 2 |
メディアファクトリー |
2012.11 |
聖断罪(アダムヘッド)ドロシー 01 |
角川書店 |
2012.8 |
BLACK PAST vol.2 |
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2012.8 |
同人誌扱い 特定店舗のみで販売 [果てなき天のファタルシス]収録 |
一年十組(クラス・エックス)の奮闘 |
メディアファクトリー |
2012.8 |
星海社カレンダー小説 2012上 |
星海社 |
2012.7 |
短編[私の猫]収録 |
薔薇のマリア 17 |
角川書店 |
2012.4 |
黒のストライカ 5 |
メディアファクトリー |
2012.2 |
シリーズ完結 |
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2011
『SFマガジン2012年2月号』にて小さな僕の革命
『ザ・スニーカー』2・4月号にて殲滅ルキファー
漫画版 黒のストライカ 連載開始 |
黒のストライカ 4 |
メディアファクトリー |
2011.10 |
全滅なう (第九シリーズ) |
一迅社 |
2011.9 |
シリーズ完結 |
薔薇のマリア 16 |
角川書店 |
2011.8 |
BLACK PAST |
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2011.6 |
同人誌扱い 特定店舗のみで販売 [BLACK
CROSS BLUES 黒†青]収録 |
黒のストライカ 3 |
メディアファクトリー |
2011.6 |
薔薇のマリア 15 |
角川書店 |
2011.1 |
メガクルイデア |
幻冬舎コミックス |
2011.1 |
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2010
|
黒のストライカ |
メディアファクトリー |
2010.10 |
シャギーロックヘヴン |
幻冬舎コミックス |
2010.10 |
カドカワキャラクターズ ノベルアクト |
角川書店 |
2010.9 |
雑誌 [アネヒナさんは誰を殺したのか]収録 |
薔薇のマリア 14 |
角川書店 |
2010.8 |
萌神 (第九シリーズ) |
一迅社 |
2010.8 |
S BLUEザ・スニーカー100号記念アンソロジー |
角川書店 |
2010.7 |
短編[裏薔薇のマリア エピソード0] 収録 |
ぼくのうた |
幻冬舎コミックス |
2010.7 |
原型は2002年頃の投稿作品 |
薔薇のマリア 13 |
角川書店 |
2010.4 |
いつも心に剣を 5 |
メディアファクトリー |
2010.4 |
シリーズ完結 |
絶望同盟 (第九シリーズ) |
一迅社 |
2010.3 |
ばけてろ 2 |
角川書店 |
2010.2 |
シリーズ完結 |
いつも心に剣を 4 |
メディアファクトリー |
2010.1 |
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2009
ドラマCD版 薔薇のマリア発売 |
ANGEL+DIVE CODEX 3 |
一迅社 |
シリーズ完結 |
2009.11 |
ヴァンパイアノイズム (第九シリーズ) |
一迅社 |
2009.10 |
ばけてろ |
角川書店 |
2009.10 |
薔薇のマリア 12 |
角川書店 |
2009.9 |
いつも心に剣を 3 |
メディアファクトリー |
2009.9 |
ANGEL+DIVE CODEX 2 |
一迅社 |
2009.8 |
ぷりるん。 特殊相対性幸福論序説 (第九シリーズ) |
一迅社 |
2009.8 |
純潔ブルースプリング |
角川書店 |
2009.8 |
03年第7回角川学園小説大賞特別賞 受賞作 |
薔薇のマリア 11 |
角川書店 |
2009.5 |
いつも心に剣を 2 |
メディアファクトリー |
2009.5 |
ANGEL+DIVE CODEX 1 |
一迅社 |
2009.4 |
薔薇のマリア Ver5 |
角川書店 |
2009.3 |
シリーズ完結 |
いつも心に剣を 1 |
メディアファクトリー |
2009.2 |
ANGEL+DIVE 3 |
一迅社 |
2009.1 |
|
2008 |
薔薇のマリア Ver4 |
角川書店 |
2008.10 |
ANGEL+DIVE 2 |
一迅社 |
2008.9 |
薔薇のマリア 10 |
角川書店 |
2008.8 |
ANGEL+DIVE 1 |
一迅社 |
2008.6 |
原型は2002年頃の投稿作品 |
薔薇のマリア 9 |
角川書店 |
2008.2 |
薔薇のマリア 8 |
角川書店 |
2008.1 |
|
2007
漫画版 薔薇のマリア連載開始 |
薔薇のマリア Ver3 |
角川書店 |
2007.10 |
薔薇のマリア 7 |
角川書店 |
2007.6 |
薔薇のマリア Ver2 |
角川書店 |
2007.2 |
|
2006 |
薔薇のマリア 6 |
角川書店 |
2006.11 |
薔薇のマリア Ver1 |
角川書店 |
2006.8 |
薔薇のマリア 5 |
角川書店 |
2006.4 |
薔薇のマリア 4 |
角川書店 |
2006.1 |
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2005 |
薔薇のマリア 3 |
角川書店 |
2005.9 |
薔薇のマリア Ver0 |
角川書店 |
2005.5 |
薔薇のマリアシリーズ外伝 |
薔薇のマリア 2 |
角川書店 |
2005.3 |
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2004 |
薔薇のマリア |
角川書店 |
2004.12 |
原型は2002年頃の投稿作品 薔薇のマリア戦記 |
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2003
十神霙として第7回角川学園小説大賞特別賞を受賞 |
同人やネットでの活動もあるので、抜けや間違いもあると思う。正確なのは本人のサイトで確認してもらいたい。デビュー13年目のアニメ化が好機に向かうのを願う
Vol 3111(2016-08-22)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十六回目
「そんな訳で最新刊に戻ってきたヨ」
「新刊9巻と派生作品は今週の25日ですネ」
[十文字青 36]
「これでうちのサイトでの青さん特集は、おしまいなんじゃノー」
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[2013 既刊八巻 灰と幻想のグリムガル] 友人の死から仲間内の対立まで
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最初に扱ってるので、既刊分追加となる。アニメ放送時期の巻。ランタが嫌われはじめてた理由も少し納得の内容
そこでアニメ。青さんは放送中に弱気な発言してたが、実際はそこそこ成功。大ヒットでは無いが、監督作の中でも最高戦績
良かったと思う反面、先のノベルゼロやT-Linkノベルの出版社戦略含め、主流で無いと自覚ある青さん主流化はどこ向かってんのかなと
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総括。主軸の作品を維持しつつ、挑戦的な作品も発表してくれる青さんは、追う側としても凄く面白い作家と思ってる
もう十三年になるが、まだ成長余地も十分ある作家。商業作家としての感覚もあるのも偉く、今後もそこは維持してもらいたいなと
現状も含め、変化してく可能性もあるが、今後も単発的な形で追うと思う。成功しなかった作が今後どう発展してくかも見所
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予定を変更する。先週刊行数のスゴいあの先生を扱うと決めたが、先に青さんと、その先生の両方に関連するあの人を扱う
アニメ化が決定済み。分厚いが刊行数は少ないので、なんとかなると思う。現在読み込み中。正直に書くと好みとそうじゃない所両方ある
グリガルのアニメもギリギリで止めてる所はある。またグリムガルから入ったファンも、薔薇マリには進み難いみたいで、考える所は多い
[2014-05-30]
日日日に関連ある作者という事で 薔薇マリ終了周辺で作られたファンタジーで後継ともとれる 十文字青「灰と幻想のグリムガル」を読んだ
設定を隠しつつ展開する場合が多くそこが読みにくさの一面ともなってたが、これは主人公たちが突然見知らぬ所に飛ばされ逆に読み易い様に機能している
容赦ない死も魅力 それすらも謎の伏線になるのではと誘導してる、戦闘場面や発動に制限ある魔法など過去作で培った技術は健在 キャラも他作を連想させる
[2014-07-17]
日日日に関連ある作者という事で 13年の薔薇マリ後続ともいえる作品 十文字青「灰と幻想のグリムガル2」を読んだ
強敵倒すのは行き過ぎな気もするが、メンバー間の対立や単独行動・恋愛要素は背後に潜む設定にまで触れ現実感の方が強い
薔薇マリは最初から最強面子なんでスキル身につけて強くなってく課程は良い、メンバーの過去の他に恋愛など楽しい要素も沢山
[2014-09-12]
日日日に関連ある作者という事で、薔薇マリ最終巻と同時進行で読んだが良い後継作と思う 十文字青「灰と幻想のグリムガル 3」を読んだ
他部隊との連係の要塞攻略作戦と世界も広がる、貧困の国だった世界観の実際や手緩くならない容赦ない死など緊張感も維持されてる
薔薇マリと同時進行で読んだ事もあって伏線を少しずつ明かしていくのも上手いと思う、薔薇マリの手法なら世界も広がってく筈で今後も期待出来る
[2014-12-25]
日日日に関連ある作者という事で、14年7月刊だがこの時期次どうしようと呟いてた筈 十文字青「灰と幻想のグリムガル 4」を読んだ
前回の力ある引きから、この人らしいリーダー資格への不信や次は何をするか他からの引き抜きの誘いなど迷わせる誘惑の話が続く
展開も新しい迷宮となり巻末あとがきとも関連したザコ戦での苦戦や50P近い強敵との戦いの話となる、4で区切りのつけ方も上手いなぁと
[2016-01-16]
ラノベ扱ってる関連から 順番が前後したが流れは掴んだ 十文字青 「灰と幻想のグリムガル5」を読んだ
サイトで扱おうと薔薇マリ中盤再チェックしてた時期でそれに近い。二つのパーティーの合流と和気あいあい。そして、恋愛の話
展開的にもずっと戦ってる内容になり、恋愛とはそぐわない感じ。キャラが増えて収集も少しついてない。ただやりたい事はわかる
[2016-01-14]
ラノベ扱ってる関連から 5世も忘れてた事をすっかれ忘れてた 十文字青「灰と幻想のグリムガル 6」を読んだ
ちょうどサイトで扱ってた時期。巨人と戦う話でメインの人達で無くサブの人達にも描写とり、そういうのが本来はしたいんだろうなと
故に会話や状況の描写が中心になって重みに欠ける点はあるが、その分新しく出したキャラや怪物の印象等の背景固めを工夫してる
[2016-03-04]
ラノベ扱ってる関連から アニメ放送と同時期で読む 十文字青 「灰と幻想のグリムガル 7」を読んだ
アニメのイメージが前に出てしまう罠。同時期に18Cの異世界物の調査してたので、お腹いっぱいになお詰め込む感はある
てな訳で今回は設定を全面で出して、話的に展開もあるがそっちに目がいった。同時に青さんの本は文章量多いから密度あるのねなど
[2016-08-17]
ラノベ扱ってる関連から。アニメ放送時期に刊行された作品。アニメの声しかイメージ出来ない 十文字 青 灰と幻想のグリムガル 8」を読んだ
ずっと戦ってる話と言う印象。青さんの親友もモブ的に登場し、ランタと対立状態になる話。キャラの部分で読まれてる感じなんで、やりたい事はわかる
ただ設定重視だった前巻とも比較し、偏ってるという印象は受ける。薔薇マリにしてもまとめ読みしたので、長期作品リアルタイムで追うのは大変
■ 十文字青 星海社カレンダー小説2012上(十文字青「私の猫」)+小さな僕の革命(SFマガジン2012年2月号)
+殲滅ルキファー(ザ・スニーカー2011年2・4月号)+浅井ラボ×十文字青 対談(司会/鷹見一幸)(ザ・スニーカー 2007年04月号)
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Vol 3045(2015-12-16)
今回は頑張って雑誌のバックナンバー調査までやってる。この人は最初から作家志望で無く、路上の弾き語りの前身がある
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[浅井ラボ×十文字青 対談(司会/鷹見一幸)(ザ・スニーカー 2007年04月号)] ネットで検索すると顔写真も出るがはっきり言ってイケメン
浅井ラボが特攻服着てきたとか怖いなーと思ってたら、友達が五万出して作ってくれた品からの物で意外とサービス精神旺盛な事がわかる
十文字青も北海道からギター担いできて、要望に応えて歯引きをやったなど結構微笑ましい話。お互いのにどう作ってるの話がある
手塚作品読んでたとか、キャラ履歴書作るとか、筋は変えないタイプなんかの話。浅井ラボに関しては榊一郎との繋がりもあり、調べなアカンかなーと
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続いて[小さな僕の革命(SFマガジン2012年2月号)] 制約が無いんでエロ場面もあり。現:民進党時代で地震あった後と思うと時代背景面白い
ファンタジー関連調査の違和感ある書評からネットでいろいろと辿った。自分はSF・ファンタジーなんかの関係者には今は少し警戒心抱いてる
日日日が突然SFの賞貰って困惑した事なんかもある。海外の賞も含む疑惑や政治も含む内部抗争なんかもあり、あの界隈とは距離置くのが無難かも
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続いて[殲滅ルキファー(ザ・スニーカー2011年2・4月号)]これは今も検索すれば ネットで公開されてて読める筈。
また後でも書くけど十文字青はあとがきで結構遊んでくる作家。ネットで挙げた資料もたまにスパッーと消すんで、どこまでネタか図り難い所もある
恋人に自分の考えた未来の話をしてサービスしてた話が対談でもある。だが、どこからが本当かわからんのは、作家としてはある意味正解ともいえる
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雑誌に載った資料辿ってくと、他の作家ももっと色々探れるとは思うが、目録なんかも無く難しい所はある。つか図書館に雑誌あるの気づいてなかった
そんな訳で調べたかったSFマカジンの森田季節や、ホビージャパンの池澤春菜の作例なんかもついでに調べてた。どっちもSF関連との繋がりあった筈
今回の話とは関係無いが、十文字青の夢の中にモテない設定の架空の森田季節が出てきた話はエラく面白かった。一巻即終了のモテない恨みの話とか書いてるのヨ
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ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルが一月よりアニメ放送 十文字青の二回目
「自伝小説的だけど、どこまでホントかわかんないのヨ」
「イケメンでモテそうなんで真実っぽいんですよネ」
[十文字青 2]
「雑誌は図書館で貸出禁止。ノベルアクトは借りれたがそれは後に回すんじゃノー」
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2012 [私の猫(星海社カレンダー小説 2012上)]作家の私と恋人たち
正直ぐぬぬってなった、モテモテじゃねーかと。でもよくよく考えると、友達が少ないは常にいってて、それは事実みたいなんでネタも含んでるんかなと
路上ギター・派遣社員時代の事なんかにも触れてる。三千円のCD100枚完売させたとか実績あるが、今はもう手が動かないと他書籍のあとがきではあった
猫アレルギーとの話もあるが猫は飼ってるみたい。これも調べると猫画像が出てくる。女の子はぐぬぬとなる程可愛い、というかこの人の作品の女の子は可愛い
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[2014-05-06]
日日日に関連ある作者という事で アンソロ本で短編4本収録「星海社カレンダー小説2012上(十文字青「私の猫」)」を読んだ
一見すると自伝の様な作りだが、この人のあとがきでのネタはお馴染みなんで現実を一部混ぜたフィクションと見るのが正解と思うがオモロイヨ
逸話が薔薇マリ19のあとがきなんかと対応 女性描写は変わらず魅力的、マリアの不甲斐なさの自覚なんかは本人の状況と合致してたのかなぁと
他作品、小泉洋一郎「ならないリプライ」レイプ殺人と恋愛を絡めた話で話の展開やオチの発覚で冷めていく描写などドライな感覚で面白い
ミツタヒト「森川空のルール番外編」学生サークル出身らしい作品、佐藤友哉「星の海にむけての夜想曲」SF仕立てで小説らしい想像力描き立てる良い描写
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[2015-12-15]
ラノベ扱ってる関連から。雑誌掲載の短編まで今回は調べた 「小さな僕の革命(SFマガジン2012年2月号)」を読んだ
SFは評価基準をどうするかが難しい所はある。時代背景として民主政権で国民白目剥いてた頃。ネット交流の設定は特に新しくは無い
人間関係の部分はいつも通り面白い。今回は制約も無くエロ描写も挿入。第九やってた頃でこの時期はそっち方面も挑んでるなーと
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[2015-12-15]
ラノベ扱ってる関連から。雑誌掲載の短編も今回は調べた「殲滅ルキファー(ザ・スニーカー2011年2・4月号)」を読んだ
これは今ネットでも読める。第九やのぶっとばし気味や聖断罪あたりに近い展開とも思う。雑誌掲載形式だと良いセリフの強調とかあるのねと
ザ・スニーカーの最後の号に掲載と因果な所ある。仮に雑誌が続いたら連載する予定もあったんかなーとは思う。雑誌連載作も多いよねと
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[2015-12-15]
ラノベ扱ってる関連から。ネットで写真が見れて興味はあった 「浅井ラボ×十文字青 対談(司会/鷹見一幸)(ザ・スニーカー 2007年04月号)」を読んだ
特攻服は友達が作ってくれたから、ギター北海道から担いで歯弾きもしたとサービス精神がわかる。キャラシートで筋は決めて変更なしと創作技法もわかる
100枚三千円CD完売の話もあるがイケメンだなあとも思う。編集者の対談も付属で、どっちも実際は作家らしい変わってるけどサービスの出来る人
■ 十文字青 純潔ブルースプリング
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Vol 3043(2015-12-09)
今回から扱う人は量が結構あって長期戦。テーマとしては言葉は選ぶけど正直に書くで攻めたいと思ってる
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ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルが一月よりアニメ放送 十文字青の一回目
「青、いいですよネ」
「いいのヨ」
[十文字青 1]
「なにが良いのか、よくわかる様にはっきりさせて欲しいんじゃノー」
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09年刊 [純潔ブルースプリング] 03年第7回角川学園小説大賞特別賞 受賞作 友達を助ける仲間たち
この人の受賞作で七年経って一般文芸で発売された作品。ラノベ分類に入らない内容で、特異な出発点の特殊に近い作家
後の作品の要素も多く、薔薇マリのシックスの突然の変貌なんかはこれを見てわかった所ある。著者の考えが良く出てる
ヤンキー漫画に近い雰囲気で、この人の根本テーマは友情と思える。ラノベでは出せず、結果[薔薇のマリア]でデビューとなる
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[プレ配信という事でグリムガルのwebラジオが開始されてる] 男性中心で来られると回避だが、今回はラジオも扱う事になりそう
照井春佳は愛称がぱるにゃすでゆゆゆの主役結城友奈など、小松未可子はアイドル出身でGBFの主役イオリ・セイなど
作品から十文字青はひとつのテーマを扱う安定した作家の面と、失敗を恐れず果敢に挑戦を挑む冒険的な作家の両面を持っている
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[2014-05-16]
日日日に関連ある作家という事で03賞受賞の処女作で発行は09年 十文字青「純潔ブルースプリング」を読んだ
世に出る特別賞とった後に呼び出し受けた重要作品、一言でいうとヤンキー漫画のノリで呼び出しに少し納得 ただ内容的には友情の話で後の作品の要素も多数存在
後の作品では女の子は第九・展開はシャギーロック・キャラ各人は薔薇マリに近くコレ読んだ後だとそれらの作のキャラ変化も納得、ラノベ層には受けないかもだが面白い
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