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    サイトの雑記で扱った実写・特撮作品の簡単な感想を抜粋してお送りします
    時間経過による文の変遷やまとめ時の文の追加修正もありますがほぼ元のままとなります
    当時の感想なんで知識不足による間違いや現状では考えが変わってる場合もあります、基本下に行くほど古くなります


    ■ ウルトラマンオーブ(2016 7-12月)
    ■ 牙狼第一期HDコメンタリー附属放送版(2016 7月-12月)
    ■ 牙狼魔戒烈伝(2016)(六期)+牙狼SP 阿修羅
    附属牙狼 紅蓮ノ月(2016)、劇場版 牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔(2015)[共に簡易]

    ■ ウルトラマンX<2015> 附属 怪獣酒場+ウルトラファイトビクトリー+アニメーター見本市ザ・ウルトラマン+
    列伝版ギンガS劇場版ウルトラ十勇士(2015)等2015同期関連作品

    ■ 牙狼<GARO>GOLDSTORM(五期) (2015)
    ■ 怪奇恋愛作戦(2015)

    ■ ウルトラマンオーブ(2016 7-12月)

    Vol 3145(2016-12-26)
    オーブ[#25さすらいの太陽[END] ]監督=田口清隆/脚本=中野貴雄 メイン監督は六回目。脚本四回目
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    太平風土記の謎も解けた最終回。背景戦闘の会話部は強引な所もあるが敵に突っ込み入れさせて良い。シンゴちゃん活かした遊びもあり
    前述の背景戦闘会話部はエフェクトが多彩で地味に面白い。全形態からの特殊変身と総攻撃も豪華。後血飛沫の表現なんかも面白い
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    オーブ総括。要素で見ると過去作でも点々としてる事だが凄く新味があった。カードの設定など分かり難い点もあったが、まとまりも全体で良い
    特撮は地味なんだがよく見ると芸が細かく渋く面白い点が多数。サンブレと言う凄すぎる展開もあった。レッドマン配信と重なってたのも記録点
    前述の理由で地味な点もあるが新しい事をしつつ面白く作れたのは高評価。今作がありだとウルトラを出しつつ出来る事も広がるなあという感想
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    「本気を出せば瞬殺ですネ」
    「やられたのダ」
    「この後映画等の展開もあるのヨ」
    「最後に良い人になって良かったゼ」
    [プリヤのおむかえだヨの巻]
    「これで全部解決なんじゃノー」
    「この後映画等の展開もあるのヨ」
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    服を作ったからが理由で、アニメ神姫以来久々にネタを連続もさせた。本編も含め、先がどうなるかわからないのはスリルあって面白かった
    次回からはゼロ映画の再放送。牙狼と合わせてゼロゼロ大会。編集回もあると思うが、先をどうするかは考えてないので本編見てから動く

    オーブ[#24 逆襲の超大魔王獣]監督=田口清隆/脚本=小林雄次 メイン監督は六回目、脚本五回目
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    一話分で大破壊で唐突感ある。ただニュース映像風展開推移で現実感出てる。体内ガス・スナイパーR1と設定部分も充実。東京核投下は面白い絵
    マガダノオロチ主体だがデマーガ他怪獣もたくさん。前の回の大破壊と被った映像ある。面白い形の敵で味方が絡みつく動きのユニークさは注意惹かれる
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    菅沼龍太郎 役/佐野史郎。岸根秋恵 役/原知佐子。長嶺 役/伊藤正之。阪井 役/中野剛
    阿部隊員 役/三濃川陽介。田口隊員 役/高橋麻琴。避難民 役/針生良平、中村慧
    はぐれた女の子 役/木村桃花。岸根教授(写真) 役/田口正久
    大破壊かつビートル隊も全面攻撃で今週はゲストも多数。佐野史郎は特撮ではお馴染み。原知佐子はギンガSでも出てる、今回は映像も夫の実相寺風
    伊藤正之は唐組でライダー映画ゲストあり、中野剛は平成セブンとキバゲスト。あとは特撮初。今回は名前でのお遊びや、監督の死んだ爺ちゃんも出てくる
    ***
    「モガー!私はハラペコなのダ」
    「お前らが目立ちすぎたせいで、別時空から本来の主役が来たんだゼ」
    [腹ぺこの怖さ知ってるかいだヨの巻]
                                                        「超展開なんですネ」
                                                            「別時空設定便利じゃノー」
                                                     「来週でこのネタも終わりなのヨ」
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    特撮での大災害描写も伝統ある。昔の作見ると時代性出てる。昔と今では報道の形式も戦争の仕方も違う。現実感の表現はその時代の現実に引きずられる
    災害全体で無く個人に焦点を当てる方法もある。今話だと逃げる市民。ジャンルの違いに結びつくかもしれない。日本が自然災害多いのもこれらが望まれる点と思う
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    CSで過去に対談もしてる。庵野秀明が何回も見た映画として、岡本喜八の激動の昭和史沖縄決戦(71)ってのがある。これは物凄い。凄まじい。自分も何回も見てしまった
    自分は見る前は戦争映画は苦手なんだけど楽しめるかなあ。見終わった後はただ茫然。最初に出た感想はどうしてこうなった。そんな訳で何回も見直し、愛着深めた
    勝利を確信した抗戦準備、市民たちも高い士気。それが転がる様に悪い方向へと推移。玉砕覚悟で戦う筈が、最後は全員が玉砕を完遂しないといけない雰囲気になってくる
    見直した理由にもなるが、初見だとなんで負けたかもわからなかった。完全にヤバくなって、終盤は兵隊と市民の立場が逆転してくのも凄まじい。狂気に満ち満ちてくる
    特撮は控えめな点あるが、人は死にまくる。しかも人間味ある言動とらせ愛着持たせた上で殺す。絶望して自決する奴や玉砕・発狂する奴とその反対もいる話で、壮絶な展開
    風土からの影響か、元からの国民性か、歴史からの結果か、教育の責任かは知らない。だが北野映画など日本映画の持つ残虐性とそれ以外との対照は海外でも評価される点

    オーブ[#23 闇の刃]監督=市野龍一/脚本=幸修司。監督六回目。脚本は円谷初参加、監督職筆頭に映画の様々な役職経験あり。
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    先に放送した分の回想が長く整理されてない。それ以外はバトル主体でピンチ中盤とまとまってる。衣装で簡単に別世界観出してるのも良い
    カマイタドンを小ネタにジャグラー決戦。対怪獣戦の多いウルトラでは珍しい人型との戦い。斬撃・ビリビリ敗北・良い意味での中二病名称使用
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    公園の子供達役/池澤巧貴。山田刃。島田陽仁。梶山峯攻。鳴島龍司。子役だが池澤巧貴がアニメ版ピンポンでアクマ子供時代の声
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    「フヒヒ、映画ヒロインの決まってる今の私は強いのヨ」
    「悪もこれで終わりなんじゃノー」
    [王者の威厳だヨの巻]
    「選ばれたと喜べるのも今のうちだゼ」
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    ビートル隊悪役展開もあるかもと思いつつネタ。ジャグラー含め先が読めんのは、予定調和に思わせない良い筋運び。リアルタイムのネタだとビクビク物

    オーブ[#22 地図にないカフェ]監督=市野龍一/脚本=勝冶京子。監督五回目。脚本は今作初。X#17善側の市民にも疑問を投げかけるピグモンの話に参加
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    悪業の侵略を諦めないと価値観的に際どいが、ギャグ調だからセーフのユニークな話。悪側を人間臭く描いたり、善と悪が裏では繋がってたりと異色作になってる
    写真で宇宙人は地球侵略が目的だったともわかり、ブラック指令とノーバの円盤生物タッグ。物語展開とも一致したギャグ調の戦闘。潰れる顔や煙、レーザーなども
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    ブラック店長役/赤星昇一郎。津留田隊員役/西野大作。みゆき(ピット星人ミュー)役/秋定里穂。花束を受け取るサラリーマン役/市野龍一
    レオのブラック指令とは別役になるが、特撮作品でもお馴染みの顔の赤星昇一郎参加。後者二人はシン・ゴジラと学校の怪談3に参加経験あり。監督は監督
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    「こんな星には侵略価値なんてもう無いゲソ!」
    「また来るかもしれないそうヨ」
    [イカちゃん、また来たノーの巻]
    「元気出すんじゃノー」

    オーブ[#21 青いリボンの少女]監督=冨田卓/脚本=柳井祥緒 監督四回目。脚本は今作初、X#10ホウリンガ回担当者
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    テンポが良い。ただ諸刃の剣で説明不足部分も多い。状況AからBへの変化が速いとテンポ良く感じると納得。ストレス溜まらず疑問を意識させない
    ゼットンリザーバー。浮き方が面白い。鉄板の見所三回繰り返しをしないのはこだわりだろうか。一気にオリジン化から制御サンブレとここもテンポ良い
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    マーヤ役/奥田佳弥子。岩木渉役/志賀廣太郎。岩木薫役/服部妙子。動画の女性役/味岡ちえり。舞台で有名な人及び、ジャックゲスト有りとベテラン陣
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    「冬服を作ってもらったんじゃノー」
    「黒く染まってますネ」
    [ステンノは理想のお兄さん? だヨの巻]
    「メデューサも私からの服を大事にするのネ」
    「私の服は姉様のお下がりじゃないですかネ」
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    冬服も作らねばでやっと作成。牙狼の逸話で、特撮衣装は夏は暑く冬は寒いとあって大変ねえと。女子は冬もスカートなのも大変な事と思う
    ズボンは馬に乗る事が起源の服になる。チョッキも馬に乗る身分を表す事が起源だった筈。ネクタイもそうだが冷静に考えると意味あるのかな服も多い
    昔の米ではアライグマのクーンスキンキャップも流行してる。今作は他に一般隊員が着用してる衣装もある。普通の服で流用利きそうなのは便利だろうなと

    オーブ[#20 復讐の引き金]監督=冨田卓/脚本=内田裕基。監督三回目、脚本は今作初、Xでグア軍団及び強化イベントの伏線張りになる#12に参加
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    今回も伏線張りに近い話。ジャグさんの今後が不明など、ちゃんと謎として成立しキャラとしても面白い。今作は上手に連続性出せてるので着地も頑張って欲しい
    ラウンドランチャーメトロン。射撃中心の敵・円盤支援・夕日バックキック・回転バリア・斬撃光線エフェクト・ダメージ蓄積で火花・竜巻と地味に見所多数
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    「私のガンド撃ちはガトリング並みヨ」
    「先月のシビルウォーネタで、お前は死んだ筈だゼ」
    [あやうし! バゼット仮面]
    「このネタ、記憶や録画が間違ってるんじゃないかノー」
    「hollowだと矛盾も取り込まれてるし、無視しとくと良いと思うヨ」
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    整合性に拘りすぎると楽しさが減退し、無視し過ぎると説得力が減退する。ここらの匙加減も腕の見せ所と思う。シリアスかギャグかのジャンル分類の問題でもある
    昔の作品はここらが曖昧という所ある。一方で近作で上手くバランスとった作もある。真面目な話の時にお笑いすると反発を産む、逆の場合だと顰蹙を買う。なかなか難しい
    資料で実際の人間の会話もこの二種を行ったり来たりすると言う話を読んだ。手塚先生なんかもシリアスに耐えきれずギャグ入れる時あり、そうとう自制の必要な技量

    オーブ[#19 私の中の鬼]監督=武居正能/脚本=三浦有為子 監督三回目。脚本二回目
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    自分は今話は評価しない。ジャンルが違ってるし、展開的に怪獣出さなかったり、怪獣に憑依され分離とかの方がわかりやすくなると思う。好きな人が褒めれば良い
    コスモスから紅蓮騎。先に出たポーなどマイナスエネルギーを連想させる敵ではある。剣でのつばぜり合いと、今まででもっとも派手な浄化系攻撃も見所ではある
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    カップルの女役/あぢゃ。カップルの男役/今井英二。陽子役/柳生みゆ。舞衣役/疋田英美。文華役/星野梨華。朗役/宇賀神亮介
    あぢゃはデカレン、今井英二は変態仮面。柳生みゆ、疋田英美、星野梨華、宇賀神亮介は今回初特撮に近い。モデル出身の人も多数。実際は劇団出よりそういう人の方が伸びる

    オーブ[#18 ハードボイルドリバー]監督=武居正能/脚本=瀬戸大希。監督は二回目。脚本は今回初でテレビ参加も初になる人
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    小ぶりの話で筋も一直線で別ジャンル風ではあるが、言いたい事はしっかりして混乱も無く作品の幅も広げる良い作り。ビートル隊の設定補完にもなる
    強化ベムラーにシャプレー星人。戦隊にも近い作りで等身大+巨大戦を上手く連動。役者個性も魅力を引き出しつつ存分に新開拓。頑張れの所は総毛だった
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    渋川テツコ役/荒川ちか。タカヒロ役/井上拓哉。メイド役/浅石莉奈。女子大生役/稲葉楓。主婦役/高田和加子。キャバ嬢風の女性役/谷本麻衣
    シャプレー星人カタロヒの声/山本祥太。荒川ちかはゴーオンゲスト、井上拓哉はトライオー、高田和加子はシンゴジラ、山本祥太はダンディでモブ役多いじゃんヨ
    ***
    「殺人マシンX14号のアパッシュ博士に似とるな、侵略者なんじゃノー」
    [走れ! ウマウマだヨの巻]
    「んあー、ボク関係無いのネー」
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    先週分のトリプルファイターから。今の人の率直な感想は興味深い。自分も流星人間ゾーンとかはスタッフ・特撮は超豪華だが辛かった。昔の作品は実際は辛い場合もかなりある
    ただ今作もネタとして見ると相当に面白い。前述のマーベル映画の紹介番組で、本職の人がかなり酷い紹介の仕方して思う所あったが、昔の作品は人に薦めるのも気を使う
    自分の世代の流行はエヴァとかなんだが、あれも今思うと最後らへんは紹介し難い。再放送に付属する思い出が、初期や楽しい場面に集中してるのも、そりゃそうだよなと
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    今放送してる作品も時が経つとそういう事になる。時代は変化する物なんだから仕方ない。無理に止めようとすると昔は良かった式の嘘に陥り、他人から指摘される結果になる

    オーブ[#17 復活の剣聖]監督=市野龍一/脚本=小林雄次。監督四回目、脚本四回目
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    キャップと視聴者の視点が同じになりオーブの過去不明も上手く話に取り込んだ。挿入曲・BGM使う前フリもギンガ最終回の唐突な歌から格段に良くなった
    剣の突然な登場は分かり難いオーブオリジン。ただ前述通り話の持っていき方は上手。ビートル隊発進シチュもありで、ここらの展開もネクサスから向上。火柱も良い
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    ビートル隊無線の声、基地アナウンス役/矢嶋友和。まだモブ役中心の声優。今作の防衛隊は渋川以外は徹底してモブで、レオに近いが新奇性ある
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    「闇を受け入れたサクラは、すごいんですネ」
    「光だけの存在では、完全には成れないのダ」
    「ワシとて九尾の狐型神姫、守る為に傷つける覚悟は出来とるんじゃノー」
    「私も覚悟ができました!怨念系の役回りとか超☆上等!一周まわって楽しくなってきたところですヨ」
    [悪の道を進め!だヨの巻]
    「くぉぬぉお、闇を受け入れて強くなるなんて、聞いてないゼ」
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    本編に合わせライブでネタすると、自分でも先がわからん展開になる。なんか悪堕ちしてる様な。まあウルトラマンが助けてくれて、最後は何とかなるだろう。で、上と関係無い話
    説明不足が何を引き起こすかという点で、先週分のトリプルファイターは興味深かった。要はお客からツッコミが来て怒られる。但しジャンルがギャグや作家性質では回避できる場合もある
    古い作品は説明不足多い。超展開なのに名作扱いの作品も見た。作中でお笑い担当のデブにその事を指摘させ、二枚目が逆に突っ込むという手法とってた。昔は勢いで押し切った場合多い

    オーブ[#16 忘れられない場所]監督=市野龍一/脚本=三浦有為子。監督三回目、脚本一回目
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    2016年の現状に即した内容で難しい部分もあると思う。ただ直接的にそれ系の発言を繰り返したりではなく手順は踏んでる。娯楽作として面白いかは疑問
    展開的にも難しい。今回は続き物でゼッパンドンに敗北展開。カメラを揺らした等身大のアクション場面。ドラマ部の緊張緩和するユーモア等は良い場面
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    レポーター役/山中秀樹。フジテレビからフリーになった本職のアナウンサーになる。現在も司会やタレント・ナレーターで活動。特撮作品への参加は今回が初となる
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    「人類の敵だ、ふっ飛ばすんだゼ!」
    「追いつめられてした事です。その主張は一方的すぎるんですネ」
    [正義のみかたバゼットさんだヨの巻]
    「先週の私のネタからとんでもない事になってしまったヨ」
    「早く立ち直って、うち本来の軽いネタ路線に戻すんじゃノー」
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    これ系ネタはウルトラでは伝統的な所もある。去年にこのネタやるともっと難しかっただろうなと。ゲーテも政治的な理由で批判される事はあるといってた筈。覚悟はいるよ

    オーブ[#15 ネバー・セイ・ネバー]監督=アベユーイチ/脚本=小林弘利 監督五回目。脚本三回目
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    凄い。主張の強さと難しさ、反ヒーロー的な所あるが流石ネクサス監督。今回は全編戦闘と見せ場とも言える。悲鳴と笑いが恐ろしさも強調
    尾の上手い使い方、ビートル主観ショット、カメラ揺らし、ビット攻撃、バラバラ殺人からバリア利用、造形ボロボロ表現、ラフファイトと見所多数
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    医師役/橋創。ビートル隊員の声役/村上ヨウ。後者はちょっと変わっててスーツアクターから舞台、声の出演と色々こなしてる
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    「ウフフ、やっとわかったヨ
    セイバーちゃんも姉さんも、みーんな消せば良かったんだ
    そうすれば私が一番になるんだヨ」
    [どくさいサクラ だヨの巻]
    「桜のルートは濃いから最後なんです。人気が無いからサブヒロインでは無いんですネ」
    「先週の続きネタか、こんなのどう治めろと言うのかノー」
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    攻撃後の笑いは怖い。楽しんでる。必殺異色作のうらごろしで市川悦子が殺し後ニタッと笑う時あって気付いた。ちょっとした演出で大きく印象変わる例
    悲鳴なんかも怖さが増す。こっちはカルト映画地獄のグロ場面で延々と続く悲鳴。地獄の監督はレオのアクマニヤ回も担当。特撮はホラー要素もある
    今回の隠れサブタイはウルトラマンG。本編の衝撃展開と、渋すぎるGからのセレクトで気づけず。今回はこういう部分でも攻めてる。濃いと難しくなるのも現実

    オーブ[#14 暴走する正義]監督=アベユーイチ/脚本=林壮太郎 監督四回目。脚本二回目。2クール目に入りOP・EDが変更
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    制作時期不明だが、ヴァの一件とか意識してるみたい。工場機械映すだけでカッコよく見せ驚く。日常場面他、触れる合成、良い台詞、懐かし触手コクピットなど
    サブタイも最高なギャラクトロン。デジタルで魔術的バリア、アナログでしゃがみと尾の絡み締め、ネガ反転。展開も含め台詞・映像で細かいディテールを上手く使いリアル
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    小舟惣一役/木之元亮。芝尾役/袴田裕幸。田丸役/キャッチャー中澤。木之元亮はご存じダイナのヒビキ隊長。代表作の一つでもあり円谷作とは親和性高い
    以上に存在感を放ってたデブの人がキャッチャー中澤。芸人のマシュマロサンデーで配信の特撮は爆発だ!にも参加してる。ちゃんと特撮好きな人なら見てる側も嬉しい
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                                「メテューサ達、映画化で調子に乗り過ぎじゃないノ」
                                     「お仕置きの為に、チームを組んだんですネ」
                                           「どんな汚い手を使ってでも勝つわヨ」
    [おそるべき正義チームだヨの巻]
                                         「シビルウォーか!こんなの暴走する正義なんじゃノー」
                                            「姉と言うのは、どこの世界でも恐ろしいものなんですネ」
                                                             「赤い悪魔の降臨だヨ」
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    今週配信分で赤いあいつこと、レッドマン終了。先週の本気のドラコ、真の力分身に続き、今週は幻のあの技。何らかの新告知も予定されてる
    レッドマンは先にCSで全話見てる。当時の感想は赤いテカテカと殺陣の工夫。まとめた放送だったが、毎日一話で感想も共有出来ると感想変わる
    呆気にとられる場面も多かった。面白いと凄いの違いがわかる作品。怪獣の印象もザゴラスとビーコンは癒し、イカルスとドラコは強豪と大きく変わる
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    円谷は何らかの形でまた取り上げても良いヒーローと思う。実際はまとめて見ると、基本全話同じで意外と退屈な作品。小分けにし共有して見ると面白いのねと
    ゴッドマンは未見だが、グリーンマンと小太郎は見てる。こっちはまとめて見ても面白かった。後続作品ながら東宝。これも今作と同状況で見てみたいなあ

    オーブ[#13 心の大掃除]監督=武居正能/脚本=足木淳一郎 監督は宇宙犬作戦にも参加で初円谷。脚本は列伝でも構成の他、小説もあり
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    本編初参加スタッフによる新規映像もありの総集編。上手な若手の育て方。同時に、今後伏線で扱うであろう部分を拾ってると思いたい
    目的不明のままだった、惑星侵略連合生存者のメトロン。お話のスポットライトをどこにどう当てるかで、ちゃんと伏線もコントロール出来ると分かる
    ***
    「呼ばれてたまが、きまんたったー☆」
    「呼んだの先週で遅いヨ!」
    [おくれタマだヨの巻]
    「ささみさん序盤展開じゃ。先週の呪文も伏線だったのかノー」
    .
    それが原因で打ち切り食らうとも言えるが、伏線を回収出来ない作品の方が現状多い。成功しても長期化すると管理が甘くなり整合性は崩れやすい
    手品の方法調べた加減もあり、ここらで視聴者を上手に誘導するのも技術だと思う。整合性や設定の為、副監督や考証の役職を置いてる作品もある

    >Vol 3121(2016-09-26)
    オーブ[#12 黒き王の祝福]監督=田口清隆/脚本=黒沢久子 メイン監督五回目、脚本前回と同じで二回目
    .
    タマユラ姫をこの先も扱うかは保留だが、前回の前半部や、役者を上手く活かしてるのは偉い。Xにもあった、TVで出来る怪獣災害時の現実的な再現
    ダーティーなファイト。マウント上からの攻撃はレッドマンもするが、動作でも思想や感情が表現できると分かる。溜めのある光線フイニッシュも良かった
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    ビートル隊員役/那須佳瑛。どこに出てるかわからんかった。ケラの舞台にも出演歴がある人で、豊島区マンガ・アニメ会合にも参加とある
    ***
    「キン・タマタマ・ユラユラ!キン・タマタマ・ユラユラ!つるぎさっさと帰ってヨ」
    [いやなお客の帰し方だヨ]
    「今日はたまは来てねえゾ。おいそこの役立たずのビートル隊。後で俺の買い物に付き合うんだゾ」
    「こんなネタまで、前回から継承するのかノー」
    .
    種を植えると言うとSEED二期もあるが、世界大戦争を思い出す。61年の破滅物。ただ海外に目をやると古く、45年から五十年代にも流行してる
    戦後の日本の人のエッセイから、上記的な考えしてた人がいた事もわかる。また戦後すぐには、また戦争が始まると考えてた人もいたとわかる
    古い日本作家の作、及び海外の古い日本人分析を見ると、考え方の推移が見えてくる。当たり前だが昔の価値観で、受け入れ難い点も多い
    .
    来週配信分でレッドマンがゼットンを素手で狩る予定。中の人変わった感じだが、ゴロゴロビーコンや、強すぎたイカルスと、今でも何かがおかしい
    アカンに分類されるが、初期のダーティーすぎるファイトも凄かった。ただ時代劇と考えたら有りかもで、時代劇の殺陣は本来はダーティなんかなあと

    Vol 3119(2016-09-19)
    オーブ[#11 大変!ママが来た]監督=田口清隆/脚本=黒沢久子 メイン監督四回目
    .
    もし前後が単独回なら辛かったかもなベタ展開。それを前後で繋ぎ緩急。設定もさりげなく述べ、映像のシュールさの他、肉弾アクションも良い
    マガオロチと巨大タマユラ姫。カメラの位置取りが全般で良く、印象残る絵作り。最後の時間取った破壊も、怪獣側の完全勝利を上手く伝えてる
    .
    夢野圭子役/田中美奈子。ウェイター役/園山敬介。前者は過去特撮ではRXとQdfにゲスト。後者は新人
    ***
    「おい、俺が来てやったゾ」
    [つるぎが来たヨの巻]
    「大変!つるぎが来た。オロチが復活しちゃうヨ」
    「ささみさん初期の展開なんじゃノー」
    .
    実写映像作品で日本神話を題材にした物は数える程しか無い。ツクヨミとヤマタノオロチは原典では関連が無いが、94のヤマトタケルでは同一キャラ
    義経の逆落とし、信長の三段撃ち、黄門の漫遊など、娯楽では創作からの設定の継承も定石化し、研究対象にもなる。ファンタジーでもそれ系は多い
    上の野生児なんかもこの扱い。古い神話で王位簒奪者の権威づけで使われてるのを見つけた。似た例で動物と結婚して出来た子孫なんて神話も

    Vol 3117(2016-09-12)
    オーブ[#10 ジャグラー死す!]監督=冨田卓/脚本=小林雄次 監督二回目。脚本三回目
    .
    カードと怪獣の関係や、惑星侵略連合の目的など説明不足を感じる。展開はアクション主体で見易かった。感情も表現する照明や構図も印象的
    ブラックキングとジャグラー正体バレ。投擲を返されての武器変形、連射の火炎攻撃、背景赤の肉弾戦など、追い込まれてる感ある力強い戦いだった
    ***
    「タコ焼きパーティーしたいんですけど、タコがありません
    ところであなたタコに似てますネ」
    「ボクはタコじゃないヨ」
    [たこの人さらいだヨの巻]
    「なんじゃ!普通の会話なのに、なんだか怖いんじゃノー」

    Vol 3115(2016-9-5
    オーブ[#9 ニセモノのブルース]監督=冨田卓/脚本=中野貴雄 監督はXのホウリンガで監督デビューした人。脚本三回目
    .
    最初の人工知能等が本編に絡まないぐらいで、上手くまとまり展開も読めん良い話。予想を誤誘導させたり、葛藤状況に持ちこむのも感心
    テレスドン・ケルビム・ババルウ三本立て。もたつくノルマのチェンジを展開で早くしたり、懐かしい変身エフェクト、アクション変化と地味ながら見所ある
    .
    馬場竜次役/中村龍介。ジェッタの父役/山ア勝之。マサト役/松本漣。シンジ役/守永伊吹。少年時代のジェッタ役/荻原淳貴
    ラジオアナウンサー役/大谷美紀。公園の子供たち役/斎藤龍音、小笠原楓真、安田怜央、長嶋琉季、大木彩加、久保田咲空、武井恋友姫、福島星蘭
    .
    中村龍介は05のネクサスのモブから役者として生き残り、今作でゲスト。山崎勝之は平成セブンでのセブンのカザモリ隊員、555・レスキューヒーローでゲスト有
    大谷美紀は同名の人とは別。子役は全員ジョイキッズという事務所。思い出したが古谷 徹もQでこういう子役で出て、それを楽しい思い出話にしてたりする
    ***
                              「イカちゃんだ!」
                                     「わーい」
                                「遊ぼう、遊ぼう」
    「お主はよい侵略者だったんじゃノー」
    [おばけイカの侵略だヨの巻]
    「違うゲソ!私は恐怖の侵略者ゲソ!馬鹿にして欲しくないゲソ!」
    .
    資料調べてイカ娘たける役の人が、ネクサスで女性隊員してたと知り驚く。ブースカの大塚周夫や、コセイドンの一城みゆ希など特撮はこういうの結構ある
    特撮作品にも沢山出てる梅津栄さんが亡くなられてる。善人悪人両方の役に長けてて、上手いと同時に出ているとホッとさせられた役者。冥福を祈る

    Vol 3113(2016-08-29)
    オーブ[#8 都会の半魚人]監督=市野龍一/脚本=小林弘利 監督は二回目。脚本も二回目
    .
    難しくなりがちなシュールな映像の話。子役だとイラッとする展開も、半魚人だとしゃあないと思えるのは発見。X継承した話とも言える
    Uゾーン以降キャラも変わり始めたラゴンと、Xでも生鮮市場に出たグビラ組。目が動く所と、電線のあるセットが印象に残った
    .
    戸松源三郎役/阿南健治。主婦役/松本海希。通行人A役/眞田惠津子。通行人B役/半井きよみ。ラジオアナウンサーの声役/丸山純路
    阿南健治は三谷幸喜の劇団の人、特撮だとアギトとカブトでゲスト。眞田惠津子は90年代特撮からゲストあり。眞田惠津子はギンガでもゲスト
    ***
    「このタイ焼きをやるんじゃノー」
                                                 「私はエビの方がいいゲソ」
    [魚と遊ぼう だヨの巻]
    「交渉が決裂しましたネ」
    「杓子は耳かきにならずと言うのヨ」

    Vol 3111(2016-08-22)
    オーブ[#7 霧の中の明日]監督=市野龍一/脚本=小林雄次 脚本二回目。監督はコスモスより十五年ぶりの参加
    .
    予言の扱いや最後のバレのインパクトの薄さ等はある。単品で見るとよくまとまってる。オーブの過去など話全体の伏線も紹介された
    雑誌にガマクジラ+この世界で初の自然発生怪獣になったホー。パワー戦で長回し気味の映像も目立ってる。敵の動きもヒールぽく良い
    .
    霧島ハルカ役/宇野愛海。子役、アイドルの履歴で芸歴9年。特撮作品は今回が初。今話ではゲストだが主役にも近い
    ***
    「ワシは今週、シフォンケーキが食べれるのかノー」
    [ミノタウロスの服だヨの巻 1]
    「それは無いヨ」
    「無いですネ」
    .
    「代わりにこんな物を用意したヨ」
    「キャップになれて良かったですネ」
    [ミノタウロスの服だヨの巻 2]
    「モーなんて、ワシはノーなんじゃノー」
    .
    「モー、嫌になっちゃうんじゃノー」
    [ミノタウロスの服だヨの巻 3]
    「繋ぎ服の作り方忘れてたんですよネ」
    「それでもでっち上げたのヨ」
    .
    「この格好で来週まで晒されるなんて、罰ゲームなんじゃノー」
    [ミノタウロスの服だヨの巻 4]
    「最初に食い意地はったからじゃないですかネ」
    「もう、知らんのヨ」

    Vol 3109(2016-08-15)
    オーブ[#6 入らずの森]監督=アベユーイチ/脚本=中野貴雄 監督三回目。脚本二回目
    .
    姫など広げない可能性もある謎は難しい所と思う。会話や小道具の小ネタは面白かった。細かい部分のさりげない設定提示も良い
    ナックルに文太にオーブでアリブンタ。特撮的に今回は地味め。火に火の状況設定、ぶんなげから、演出利かした空間内の攻撃は注目点
    .
    ダイキ役/西口青翔。ケンジ役/高村佳偉人。中学生役/堀川恭司。タマユラ姫役/モーガン茉愛羅。ナグスの部下役/桑原義樹、稲庭渉
    こういう作品の子役は有名になる例もある。アクションの人も履歴で円谷作参加ある。内容的にハーフの役者もゲスト出演が多い
    .
    メフィラス星人ノストラの声役/安元洋貴。メトロン星人タルデの声役/外島孝一。ナックル星人ナグスの声役/岸哲生
    円谷は声も継続させる場合多い。履歴で古い作にも出演。ちょうどCSで見てた、安元洋貴は弱ペダの金城、狂乱の帝架やグリムガルのブリトニーも
    ***
    「お主らが宇宙人に幽霊にブンタなんじゃノー!」
    [ハロー宇宙人なんじゃノーの巻]
    「私は海の侵略者ゲソ」
    「幽霊も怪物も一緒くたは酷いんですネ」
    「僕は文太の叔父なのヨ」

    Vol 3107(2016-08-08)
    オーブ[#5 逃げない心]監督=アベユーイチ/脚本=小林弘利 監督二回目
    .
    内容・雰囲気・段取り・尺の調整が散り、荒い印象もある。言うべきテーマあるのは良い。ギャグ調の場面もキャップの個性が出て良かった
    名前長いゼットン。ネクサス的な特撮を多用。見上げた組み合い・回転エフェクト・テレポートバトルなど今回も印象深い場面多数あった
    .
    真渡子役/池田萌子。道路工事の作業監督役/川野弘毅。少女役/平澤宏々路。川野弘毅は映画祭等で監督もこなす。子役の子も出演歴多数
    .
    「この泡はなんじゃ、なんじゃノー」
    [来たのはビートル隊だヨ]
    「余裕ある時は写真ですネ」
    「使わないと、作った服がもったいないのヨ」

    Vol 3105(2016-08-01)
    オーブ[#4 真夏の空に火の用心]監督=アベユーイチ/脚本=三好昭央
    .
    傘の連続ネタはもっと盛れる。伏線披露は情報開示を目的にしないと単にストレス。災害のパニック描写は、今までで一番良かった
    ネオとは違うマガパンドン。全体で見ると目立つ箇所の配置に問題あり。技の多彩さや、珍しいアングルなど特撮面はとても良い
    .
    アイスのワゴン販売員役/小路さとし。アナウンサーの声役/加藤美由紀。本部からの声役/金子はりい。パイロットの声役/村上ヨウ
    小路さとしは地域限定だが秋葉原電気振興会CM。加藤美由紀はアナウンサー。金子はりい、村上ヨウは近作の円谷怪獣の声
    .
    「おーい、なんじゃノー」
    [ビートル隊員だヨの巻 1]
    「やっぱり、ここはコイツめーで返すべきなんですかネ」
    「ビートル隊の制服を作ったヨ」
    .
    「世界を守る為に、遂にワシが立ち上がったんじゃノー」
    [ビートル隊員だヨの巻 2]
    「一年ぶりに服作ったんですよネ」
    「完全に作り方を忘れてたのヨ」
    .
    「それでは来週まで、あばよ!いい夢見ろよ、なんじゃノー」
    [ビートル隊員だヨの巻 3]
    「作業日誌と型紙を残していたのですネ」
    「備えあれば憂い無しだヨ」

    Vol 3103(2016-07-25)
    オーブ[#3 怪獣水域]監督=田口清隆/脚本=林壮太郎 メイン監督三回目
    .
    嗅覚の表現で役者も大変な回。捜査力にSAPガン、決意表明とSSPも存在感。定番を逆手にしたおーいは伏線にもなりそう
    鼻汁出るマガジャッパ。等身大戦等はもっさり気味。人間視点の巨大戦、スラッシュ連発、ステルス描写、炎パンチは見所
    .
    銭湯の店主役/諏訪太郎、男の子たち役/金山仁、日置優羽、福永里恩。平成ライダーでもお馴染み諏訪太郎。円谷はマックスから久々

    オーブ[#2 土塊の魔王]監督=田口清隆/脚本=小林雄次 メイン監督で二回目
    .
    ミスリードも誘っての謎の追跡。ムードは60年代劇画の頻出単語。その源流も海外ミステリー。FM放送のギミックがSFぽく良い
    マガグランドキングのビームエフェクト、そしてミラーでの反撃。ビルの丸穴も面白い映像。怪獣も合体しているのは興味を引かれる
    .
    ニュースキャスター役/西島まどか、警備員役/宮沢大地、男の子役/田中誠人。西島まどかは#1にも、宮沢大地は舞台活動あり

    Vol 3101(2016-07-18)
    オーブ[#2 土塊の魔王]監督=田口清隆/脚本=小林雄次 メイン監督で二回目
    .
    ミスリードも誘っての謎の追跡。ムードは60年代劇画の頻出単語。その源流も海外ミステリー。FM放送のギミックがSFぽく良い
    マガグランドキングのビームエフェクト、そしてミラーでの反撃。ビルの丸穴も面白い映像。怪獣も合体しているのは興味を引かれる
    .
    ニュースキャスター役/西島まどか、警備員役/宮沢大地、男の子役/田中誠人。西島まどかは#1にも、宮沢大地は舞台活動あり

    Vol 3099(2016-07-11)
    オーブ[#1 夕陽の風来坊]監督=田口清隆/脚本=中野貴雄
    X1話は情報過多の面もあったが、今作はまとまって、小粒な所もあるが悪くはない。QっぽいノリでSSPがどういう団体かや、世界観もわかりやすい
    マガバッサーの暴風、スラッシュのパス、ピンチで出る合体前ウルトラ、必殺技エフェクト等、特撮も印象残る場面出せてる。細かい台詞ネタや写真音声のギャグも
    .
    母親役/大浦理美恵、子供役/西岡玲、公園の親子役/星野カオリ、星野雄梨
    「トチギフ運送クール便」の運転手役/荒井義久、TVニュース、証明写真機音声役/西島まどか、大家さん役/石原瞳
    大浦理美恵はキャラメルボックスでの舞台あり。荒井義久はお笑いコンビ。西島まどかはアナウンサーでXゲストと実写パトレイバー紹介番組があり
    -
    真面目に見たけど三時間は長くて辛かった。ウルトラ50周年企画。時間帯や扱う内容などで、視聴対象は広くとってる。紹介部に関してはまとまりは良い
    怪獣の相撲など段取りが悪い点もあった。何をどう紹介すべきかで、進行は決まるもんなんだなと。マイナーなウルトラにも光を当てたのは好感が持てる
    つるの剛士は生放送でもリアクションが適切で、手馴れてると感じた。世代が広いヒーローは対象が広がり過ぎて大変な所もある。上手く紹介するのも技術いる
    .
    81から96までの空白期間や、視聴者開拓の為の挑戦的な作も再確認できた。続かなかった失敗気味の作もある。故に他作での成功・継続例は凄いんだなと
    自分は空白期間の人。更に見てなかった時期もあるので、リアルタイムは04のネクサスからになる。TVでヒーロー不在の時期もあるのは、哀しい事とも思う
    ティガとかは不況で苦しい時代でもあったので、ここらを文化的にどう捉えるかも面白いと思う。当然、今放送中の作も、時がたてば時代を見る資料になる

    Vol 3097(2016-07-04)
    [オーブ放送前SP] 扱うウルトラの過去活躍と本編の特番。ウルトラをさんづけは新鮮な所ある。またアバンのマイナーウルトラも期待を高める
    ネットのインタビューでのブースカ。またランスの扱いなど、レッドマンも可能性ある。印象としてはウルトラ以外の円谷作も彷彿とさせるが、どうなるか
    ***
    クレナイ ガイ役/石黒英雄は05年の子役時代より活動。既に主演作があるなど、キャリアも積んでる。特撮では電王のラスボス、カイ役がある
    夢野ナオミ役/松浦雅は13年からのキャリア。芸歴は浅いが朝の連ドラなどに出演してる。特撮と関連ありそうな所で舞台版セーラームーンの亜美
    早見ジェッタ役/橋直人は11年より。ゴーバスの森下トオル役が代表。ジャグラスジャグラー役/青柳尊哉は03年より。特撮はライオン丸Gとドライブにゲスト
    松戸シン役/ねりお弘晃は12年より活動。異国の美少女役/ブラダはロシアの人。共にキャリアはまだ浅く、特撮は今回初
    渋川一徹役/柳沢慎吾は慎吾ちゃん。79年より活動。ドラマの仕事も多数あり。特撮でもライダーとゴジラ。ウルトラではグレートでの吹き替えがある
    .
    監督は田口清隆、アベユーイチ、冨田卓、市野龍一、武居正能。前者三人はXより続投。市野龍一はコスモス以来。武居正能は円谷は初
    脚本は中野貴雄、小林雄次、林壮太郎、三好昭央。全員Xからの続投になる。今回は設定もいつもとは違う筈。スタッフは同じでも、今だ未知

    ■ 牙狼第一期HDコメンタリー附属放送版(2016 7月-12月)


    Vol 3145(2016-12-26)
    牙狼HD#25[END]。本来は帰る予定の京本政樹も残っての最終回コメンタリー。次回からはゼロで一応扱う予定ではある
    ・ 感想場面
    作品が盛り上がると下らない話をしなくなる
    .
    ・ 雨宮慶太意見
    グリーンバック(合成)大会。場面は頭の中にはあった。空中戦は前からしたかった
    サブタイトルは分かり易く、後で考えると更に意味が分かるシンプルな物にした
    セリフも大事と考え、それを言わせる為に敵に台詞を投げかけさせた
    初見のゴンザにレイをなんと呼ばせるかで悩んだ
    アイデアがなかなか出なかった。ビルや刺さる場面が好き
    予算よりもカット数とアイデアの手数で手間がかかった
    ヘリを使った上空からビル素材撮影の為に焼き肉大会に行けなかった
    最後の礼をする場面を撮りたくてそこに話を持っていった
    今作を越えるのは難しい
    .
    ・ 制作現場
    主演役者の拘束期間は半年間毎日だった。京本はトータルで四日間
    京本の#1撮影時には別の監督も来ていた。雨宮は別監督回でも立ち合いが多かった
    京本はとりあえず海を見ているシーンなどの使わなかった素材も沢山撮った
    京本は撮影後に台詞収録で呼ばれた事を覚えていなかった
    小西はレイ役のオーディションで来た。役者はオーディションで選んだ
    京本が初期企画では刑事で主役だった
    最後の戦闘場面の為だけに火花素材を撮影し追加した
    小西は最後の撮影ではずっとワイヤーに釣られていた
    砕けるガラスは全てCGだった
    音楽のタイミングは何度もやりなおした
    小西は最後まで絵本を開くなと言われていた。絵本には京本のへのへのもへじもある。カメラマンが号泣していた
    小西は雪の撮影場面の前に京本邸で寝ていた
    .
    ・ 実作業
    乳首は強調の為にピップエレキバンを使用
    裸の女が飛ぶ場面はワイヤーをつける場所が無く大変だった。女優を横に寝かせて撮影した
    最後の撮影場面は埼玉
    -
    牙狼HD版総括。コメンタリーが興味深く、榊さんを扱っていた事も含め、取り扱う事にした。再放送だが新味ある物になった
    現状作の問題点の見直しにもなる。各人のコメンタリー質で比較せざるを得ない物ともなった。制作裏話は価値が高かった
    自分の感想でもコメンタリーは初で、話題で区分けるべきなど発見は多かった。価値ある物になるなら他作でも再放送は歓迎したい

    主観の問題とも重なる。以前も書いたが、人間は固有の欠陥として記憶を完全には保持できない。うちの記録にしても、こっちの主観あり取りこぼし・間違い等は発生する
    故に間違いもあるので興味あるなら直接本編を見て欲しい。うちではこういうメモ方式も今回初でやりながら改良。メモ取りはキルラキルラジオのざきちの方法から学んだ事
    .
    牙狼HD#24。
    .
    ・ 感想場面
    皆が撮影した時の事を覚えていた。何回も撮っている事は覚えていたが自分がやっている事は忘れていた。
    藤田と恋人の役の子は同級生
    CMはHD前の画質で変化がわかる
    役者が全部そろっている現場が最後で良かった
    監督は暴力で解決しない場面を入れた。牙狼は普通のドラマと違って精神(内面)の表現が出来る
    藤田はここは俺にまかせろの滑舌が悪く何度もNGを出した。後のパチンコでも同じ場面があり監督の陰謀だと思った
    当時の小西はクール系という感想が客から出た
    打ち上げで監督の筆文字を皆が肌に書いてもらった。京本は筆を貰った
    監督は荒いが絵は完成していると自分を褒めた
    監督はサーチするだけで人が死ぬのが面白いと思った
    馬の実物は存在しない
    .
    ・ 京本政樹意見
    十五年前に大人の特撮を趣向した。監督の未来忍者(88)を見て連絡し、スカルソルジャー(92)で一緒に仕事をした
    監督と共に両者が三十代の頃(90年代)にNHKのプロデューサーの仲介で再開した。焼き鳥屋で原型の牙狼について話をした
    原型の牙狼は主役のデザインしかなかった。竜崎が刑事で、主役は金持ちの坊ちゃんでコンツェルン設定を持っていた。暗黒の縁に堕ちたも原型段階から発言していた
    コンタクトも自前、吉野公佳の灰色の物も提供、バラゴ決定後に監督と相談して決めた。当時の音楽の仕事でコンタクトを持っていた
    小西が吉野で喜んでずっとタイプですと周囲に言っていた。京本は肘井と結婚しろと薦めた
    京本は出番の後も最後まで残っていた。皆で記念写真をたくさん撮った。その写真も沢山あるが公開する機会は無かった
    藤田と京本は赤坂のホテルで再開した。十代の頃の勉強の為の訪問で、母親と一緒だった
    アクションが常に大変だったので、若い役者をアジアンなマッサージ店に連れて行った
    人数が多すぎて、一杯なんですと断られた。まったく別の事をされた。紙のパンツを履いて出てきたので、皆が笑った
    京本は喋りに来ているのに喋っていないと反省した。小西はコメンタリーに向かないと自己弁護した
    京本は三分四分の曲を数十秒にまとめるのが複雑だった、そこで役者に歌わせた
    昔の特撮は記念写真が無い。今はデジカメがあるので記念写真も沢山とれる
    .
    ・ 制作現場
    最終ロケだった。三日間撮影していた
    御殿場でロケをした。隣に三十分で食べた焼き肉があった。京本は手の場面は焼き肉を食べた後の撮影
    魔戒語は言葉を逆にしている。また言葉の入れ替えなど法則性もある。京本は台詞を一年ほど覚えていた
    デザインをした韮沢靖は亡くなった(2016)。監督はこういう風にしようと言う案やコンセプトを出した
    おっぱいの素材を沢山取って撮影したイメージの場面がある
    メシア登場場面のCGを作るのは大変だった。どういうイメージかは、作る前から監督の頭の中に合った
    .
    ・ 実作業
    この場面に合わせメイクをきつめに変えた
    アクションでは京本は練習時と違い本番では本当に当ててくるので怖かった。京都ではアクションは本当に当てる
    カメラマンが状況に感情移入し、号泣しながら撮っていた
    首を持っての持ちあげは上から釣っている
    ラブシーンぽく取った場面がある
    映画の時は別の衣装を使った。より役にあった物に変更した
    騎士のコートは高級感があった。バラゴの物は有り物の改造でそれが無かった
    京本が急に長いのを着たいと言ったのである物で用意した。有り物での改造が普通になる。バラゴはフィギュアの方が衣装は豪華だった
    TシャツからYシャツ、ペンダントから地肌という衣装の変更がある
    転がり落ちる場面も含め、アクションと芝居の両方が必要なので大変だった
    監督は胸を弄る場面を一生懸命指導していた。監督は器感を出したかった。若い奴はよくやるなと京本は感じた
    アクションの為に足の所々にサポーターを付けていた
    撮影後にCGを付けていた。早いペースの撮影に驚いた
    吹き飛ぶ場面は何回も撮り直した
    倒れている人は衣装部のスタッフだった
    .
    西野翔は本職AV女優で現在も現役になる。役者としての仕事は05より、他にも多数の仕事がある。現在は舞台活動もある。多才で天才肌とも言える

    先週に高校教師の話題振ってて良かった。つの丸的にマサーキ京元の京本政樹登場。そっちも元ネタは高校教師が入ってるとわかり納得
    どう捉えるかは主観で変わって難しい。上記90年代の話とも絡むが、80年代後半から90年代前半はオタク暗黒時代だった。魔女狩りとも似た現象
    犯罪があってオタクがスケープゴートにされた。90年代後半は未成年がスケープゴートにされてる。ぱんさんと日日日がそれぞれ体験してる筈
    .
    今も似た物はある。その経緯や理由を調べても面白いと思う。それ以前の社会問題も参考になる。現状でも知らずに差別主義的な事してる人も多い筈
    先に書いた通り主観も絡むが、エヴァの大ヒットでオタク迫害はかなり緩和されたと自分は思ってる。スレイヤーズ・ハルヒ等の大ヒットも似た物と思う
    京本政樹はオタク迫害が酷かった時期に、メディアでオタクのプラスイメージを打ち立て続けてた印象ある。他にも佐野史郎なんかもいた。勇敢な行為
    .
    牙狼HD#23。前述通りで京本政樹はバラエティー経験も豊富なので、雨宮組コメンタリーながら密度がある。他の回と比較する事で何が良いかも見えてくる
    感想場面で、顔が変わる事の伏線を張っている。京本に抱かれる場面では良い匂いがした。役者の骨格が丸くて若い
    お祓いの時に牙狼のスーツも来たが、神々しかった。時間制限は知らない人がみたらわかり難い。
    京本で二人のコンビ性は発展してく両並びが良い、監督で光と闇で引き立て合っている
    雨宮で生身でちゃんとやっている。京本で以後の特撮が牙狼っぽいスタントをする様になった
    心滅はこの回しか登場しないが玩具が出たのが良かった。監督がやらない事をさせてくれた
    .
    京本政樹意見で、バラゴの正体は監督と京本しか知らなかった。向こう十五年は越えられない作品を作ろうと監督に言われた
    メガネとイヤリングは自前。服装で変化。ピアスはエメラルドでは無い。珍しい物で高く監督が欲しがる
    代表作の高校教師でのイメージ指示。前日までハワイにいたので尚更寒かった
    本意気(用語/本番として真剣に仕事をしてもらう)があったのは今話から。それ以前は京本政樹本人での監督指示
    変身場面は京本の提案、息を吹きかけるは監督の提案。殺陣が上手いと自画自賛。今も出来そうの感想
    剣を落とす場面で止める筈が落とした。本当に危なく怪我をさせなくて良かった。
    特撮作品は好きですかの意見から京本、特撮は応援者だった、ハリウッドでも興業に繋がっているので真剣にやっていく物と考えていた
    その一件に関しても雨宮監督と制作前から焼き肉を食べながら話し合った。牙狼の始まる一年前から東北新社に行って原段階の物を見ている
    黄金である事は一貫しているが、狼では無く髑髏のヒーローだった。(補足/雨宮と京本政樹でスカルソルジャーとOVが92にあり)
    曲を頼まれたが秒数が短かった。役者に歌わせるプロジェクトを組んだ。
    男優が撮影後に京本政樹の家に寄った。自宅が遠いので毎回二万円の交通費を出していたが泊まらせる様にした
    京本邸では毎晩ギターを弾いたり、マッサージを受けたりして朝まで遊んでいた。京本はサインと共にギターも役者たちに贈った
    .
    実作業で、合成が大変だった、合成部は波動なんですなどの指示。男優のメイク待ちがあった
    ネットで撮影しているの情報が拡散してギャラリーが来て、撮影を止める場面があった、京本はギャラリーに手を振っていた
    遅い時間の撮影で更に寒かった。役者はアフレコ(撮影素材に声をつける)の時に本編を見る
    .
    細かいネタで、固有名詞はコメンタリーでは駄目の指示。
    子役は後にプロボウラー、モデルになった。神官は今話だけ。マーク武蔵は現在ハリウッドで活動
    スーツでのアクション撮影時も横にいて、記念撮影をした。京本は本番では殺陣が早かった
    メンバーが全員揃うのは八年ぶり。最初に会ったのは撮影前のお祓いの日だった
    三十分休憩で焼肉を食べに行った。焼いて出して下さいと言ってスープまで飲んだ
    .
    吉野公佳は90年代のエコエコのミサ。石川伸一郎が上記今話だけの人トッキュウゲスト。小林健一は劇団仕事で看板、シンゴジラでゲストがある

    牙狼HD#22。雨宮監督だと聴き手に工夫が必要な雰囲気。フードで思い出しのが監督参加のブラック(87)三神官。ただシス皇帝や悪魔博士と先例は多い
    総集編予定で解説のつもりだった、きちんとしないと伝わらない。間に合ってメシアの絵を入れた。正月に羽根突き大会をした。バラゴは一回り大きい
    心滅イメージは呀から。ここで燃え尽きようと後の事は考えてなかった。ラストに繋がらないので作って入れた場面がある。淡い映像は逆効果で以後使用してない
    初めに考えた場面が幼女とバラゴ、映画のフランケンシュタインから。真犯人へのお客さんの反応がわからず意見を聞きたかった。黒背景の会話が好き

    牙狼 劇場版 媚空 ビクウ(2016)を見た。一言で言うと列伝レベル。ただ映像的に努力あるし役者もゴージャス。制作期間しっかり取った方が良いんでないかなと
    個人の感想だと秋元才加の鍛えっぷりがジャネットジャクソンのライブ映像の様だった。要はムキムキ。法師と共にしたい事はわかるんだが、難しい所も多い
    .
    牙狼感謝祭2016も見た。ガロスタで収録で実態がどんなのかがわかる。撮影所の風景。桂正和も出てて鉛筆画が良かった。ジャンプ作家とは他にも縁あるのが牙狼
    雨宮コメントで失敗は削除するとあり、古くなった点も多いので東映監督作に触れんのはその辺りが原因かもなと。気付いた時点での編集での直しにも触れていた
    直しは明確でない点の修正。下記HD版の雨宮組のコメンタリーの酷さに関しても指摘や自覚ある発言あった。生放送なんでコメンタリー収録も順を追ってやってるみたい
    雨宮監督が質問された時と役者のインタビュー時に腕組みしてるのも目がいった。しぐさの解釈的には守りに入ってる。単に寒いだけと言う場合もある
    役者に関して別役での出演もあるので、気を抜かないでねのコメントもあった。下記HD版も役者不祥事で放送禁止になった回もあり警戒する気持ちもわかる
    他にも台本の上りが遅いと言う撮影の実際など。役は半分作った上で更に半分を役者と一緒に作っていくとの事で、ここらも人と関わっての創作術として興味深い
    個人の感想で雨宮監督の絵の実演も面白かった。筆ぺんで書いててびっくり。自分が筆ぺん使うの下手なんで感心。書くたびに筆を別紙で整えてたのもなるほどと
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    牙狼HD#21。コメンタリーが向いていないの発言もあったが、雨宮監督の発言を男優が遮ってしまっている。気心の知れた蛍さんとかの方が監督には向いてるかも
    横山監督から銃撃戦提案、そこからの発展がカロリー高くなったの感想。人間の屑台詞はアドリブで将棋を教えていた。長回しは役者技量及びカメラワークで大変
    台本では自殺またホラー化して戦闘案もあり現場で迷っていた。小道具の銃は雨宮監督の私物。監督が銃に関し嬉しそうに話そうとしたのを遮ったのはかなりの失敗
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    森本レオは古くは魔女先生からで特撮でもお馴染み、今話は出演前提で制作。栩野幸知は本業役者だがガンエフェクトでも高い評価を得て雨宮監督作にも参加

    牙狼HD#20。面白かった事を再確認。雨宮監督他作にも言及。RPGでジュウレン参加も思い出すが、雨宮監督はどうも意識して東映作の功績の話を避け隠してる雰囲気
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    感想場面で、もう誰も死なせないはヒーローの言う台詞。オズの魔法使い風。クイズはわからなかった。馬はバラバラになる
    こういう世界観だと命がけの台詞が照れなく言える、普通のドラマだとここまで言えない。今はパチンコで出るので馴染み深くなった熊ホラー
    雨宮監督への見解で、金田監督の撮影で時間がかかり、時間の無かったタム婆でスーパー早撮り。妖精みたいのが好き。理屈じゃ無い場面がある
    ロールプレイングゲームみたいでずっと現場でBGMにしていた。撮影は横山、仕上げは雨宮で分担。やりとりがある場面では常にいた
    ゼイラムのボブとザルバは一緒。たまに役者に説明の無い指示を出す時があり分かり難い
    役者の演技で、根岸季衣は日が暮れるーと言いながらニコニコ笑っていた
    役者の口が動かない。息が白くなるので氷を舐めさせたが、最初の言葉程度しか効果が無かった
    寒かった。薄着に裸足だった。引き(被写体から離れる撮影)の時はバレエ靴を履いた、カットの度に毛布で包まれた
    声はゼイラムのボブ役半田雅和に頼んだ、今は亡くなられている。カオルのバタ足は定番で、バタバタしろという指示が出る
    制作現場で、いつもの森で撮った、葉っぱが多く美術が掃いた。現場での焼きそばや弁当が凍った。ジューサーで絞って良いのか美術部が悩んだ
    実作業で、正面でとらないショット。脚立に乗せたタム婆。仕上げが大変。スーツが一体、手が三つ、頭が一つしかなかった
    CGがこういう番組で出す物ではないレベルなので戦った。今は偉くなった迫田憲二が作った。合成が上手くいった
    アクションの入る普通の場面も横山監督がとった。ネットをつくってもらった。イントレ(組み立て型の足場)と戦った
    一人だけ白黒は大変、カラコレの部屋で撮った。牙狼は仕上げのスタッフが念を入れて作っている。CG凄いね
    足場が悪く馬の引きは普通の車でとった。車で引っ張ったがスピードが出せなかった、普通やらない事を色々やった
    ミニチュアも入れたくて使った。CGと古い特撮を混ぜると、本当に良い物が出来る、バジェット(予算)を借りないと上手くいかない
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    根岸季衣は画太郎実写版のババアが真っ先に来るが、賞も取ってる名女優。半田雅和は格闘技のリングアナもしていた

    今回は内容以外で気づいた点が二点か。まずお菓子が出されるとコメンタリーが鈍る点。現在の研究では、人間は複数の事は同時に出来ないが定説となっている
    二点目に記憶の食い違い。ちょうど資料調べてて納得する点あった。ヒラリーは過去にこの記憶の問題で妄想としか取れない嘘の発言をして、大失敗をしている
    記憶の不確かさは人間が生来持ってる弱点で仕方ない。だが第三者の印象は嘘つき、現実を見る目が歪んでる、記憶が完全に狂ってるになり、キ印の扱いを受ける
    爆発の意見も補足。アイデアは同時多発的に出やすく、それ以前の表現からの発展の場合も多い。前も書いたが○○は××が最初系の話は聞く方も言う方も注意いる
    自分も注意しとくが、上記榊さんにせよ本作メモにせよこっちの主観も入り間違いある筈。だから興味あるなら、なるべく現物を見てもらいたい。絶対の客観的視点なんて難しいヨ
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    牙狼HD#19。横山組。前述通り今回はお菓子が出てしまい発言が鈍っている。どうしてもお菓子を扱いたければ、お菓子専門の紹介番組でやるのが適切と思う
    感想場面で、記憶の食い違いでコテージで一泊した、傷が出る、初めてのタッグ、移動したなど。二階に控室があった。後、何作描けるかはクリエイターの発言
    後ろ向いて頼むの可愛いね。ヒーロー二人の2ショットは普通のヒーロー物
    雨宮監督への見解で、戦っている時に頭上の剣は半年前の監督アイデアで、それをメモして本人に再提案した。不自然な格好はカメラマンと監督の指示
    指示は絵のまんまで蟹股が多かった。カラコレ、角度の指示が多く、テスト時に鼻に指をいれた、絵描きだからという見解
    本来邪美は十二体と合体予定だったが、雨宮、横山監督で相談して取りやめにした。結果爆発させる事にした。元にした作品は両者が好きな作品で手本にした
    男たちの挽歌も参考にしている。魔戒騎士じゃないのかは台本に無く、本質を言った方が良いの提案で追加した
    役者の演技で、帽子は蛍さんの私物。体が柔らかく監督のポーズ指示に応えられた。中国武術のスーパーキックの場面がある
    制作現場で、ロケ地御殿場、寒くてマットが凍った。牙狼は火薬を扱う火薬屋の特効さんが呼べないので、グラインダーで火花をおこした
    季節が寒くなる。やっと長袖を着せてもらえた。桃幻はもっと寒くて雪が降った。背中の傷の特殊メイクを一生懸命やった
    スケジュールがタイトになり、後半はオンエアが見れなかった、ナイターも増えた
    実作業で、本人同士で戦うは台詞があったなら、現在はグリーンバックを使う。美術が縄と木でどう作ればいいか迷っていた
    大合成大会。巨大戦用のブルーバックでとった場面はまったく使わなかった。こういうゲームがあったのでやってみた

    牙狼HD#18。横山組、邪美登場回。改めて見ると法師は組織の中での治安維持をする役割ねと。近作でどこを焦点や目的にすべきかが見える
    感想場面で、主人公は大人から見ると可愛い。展開が早い。綺麗に夕景が撮れた。伝統で法師は高い所に登る
    スーツの戦いはあまりしてなくて最近はCGばかり
    雨宮監督への見解で、手を切られたら絵描きは嫌の意見。サブで大人しいが実は凄く強いが好き。
    絵を見せて邪美に思い入れがある事を事前に説明した。私生活でも零の役に近い状況にする為、食事にわざと遅刻した
    提案で戦いながら台詞を言って話を進める事にした。札が飛んでいくのはその場での判断。殴るかビンタで相談した
    役者の演技で、順番に撮っているので表情が良い。邪美はアクション練習はしてないが本人の希望と十年のバレエ経験が役立った
    邪美はそばかすを描いて粗野にした。建物に凄い蜂の巣があったが黒い服で近づく必要が後にあった。戦闘はダンス
    思いっきり当たって相手の額が切れた。ワイヤー中にトイレに行きたくて苦労した。トイレが遠く寒くて冷え込む。
    制作現場で、ロケ地トンネルは一日中立ち回りが撮れる。ミオカ神社は初使用で良い場所
    実作業で、荒れた心情なのでカメラを傾けたダッチアングル。ボードに乗せて引っ張る技法は現場で一足二足。
    日本的な物を映すか映さないかの判断。杉が大きく格好いい。。旗は最初棒が重かったが徐々に改良された
    この時に火花とメッキの金粉が散る表現を思いついた。シーンに合わせて音楽を作っている
    細かいネタで、モブにスタッフ。今は監督の人がスタントで女性の吹き替えスタントで有名。アクション監督の撮った通常場面もある
    夜中は現場で大人の時間と言われた

    牙狼HD#17。監督の現状作も良いと思ってるのは分かった。同時期の他特撮作品を見てなかった事も分かった。役者が記憶悪く、具体的な説明も出来ない事も分かった
    後半は地方ロケ。今は新しい所だけだが、当時は正解が分からず常に工夫。裸の規制は局側の責任。着ぐるみ三体が無理で一体から合成、工夫すると出来るが大変
    ホラーは頭と手と尾のみで体は監督のペイント。涙待ちの箇所と殺されているんだという指示。毎回思うけどこれは台詞の字幕放送とかは出来んのか
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    笠原紳司はタイムファイヤー、進撃映画の他、今作と同期になる響の脚本きだつよしの舞台に出演多い。mikoは女優移行後活動停止。石村 みかは舞台中心に活動

    今週話してる事にも関連して、今回はちょっと面白い発言も飛び出した。雨宮監督は本来アクションは撮りたくない監督だったのかも知れない
    ジェットマン時代にも戦闘無い展開を撮ろうとしてる。牙狼でもそういう回を入れたがってる。本当は純粋な映画もしたい人かも。業績ではデザイン仕事が先行
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    牙狼HD#16。今回はネット小説は自分の方法論で無いとする榊さんの参考にもなる。一話分あまり一日でプロット、映画畑の金田監督が三日で撮影。
    監督は撮影に長く時間をかける。縛りあり、追い詰められた方が良いのが出来る。監督はカメラワークが凝り、集中しないと役者が負ける。雨宮監督がセット飾りつけ
    脚本が完成していなかったが、監督がなんでそうなるかを説明してくれて演技しやすかった。話を繋いで行く様にした。盤上ゲームはアイデアあった。表情で組み立てる
    撮影が肌寒い季節。映画畑の監督の重用や、追いつめるという考え、話をライブでも繋げられる才能など、現状の作及びそれ以外にも適応できる意見
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    麿赤児は特撮ではシュシュトリアンとヤマトタケルがある。不思議コメディは現状では顧みられにくいが、成功した事も含め重要作。雨宮監督作と共に90年代前半の物

    牙狼HD#15。横山監督、藤田、肘井、新たに佐藤康恵も追加してのコメンタリー。今回は女優も頑張った。自分もメモが増えて増量
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    感想場面で、天才の考える事は凡人には分からないからの、芸術に才能は関係無いで、本質を語ったね。怖いのに絵は綺麗
    映画畑の金田監督への見解で、嫌な体の折り方。狙った映像ショット、主観ショットの多用、背中が語ってない、残酷場面で嬉しそうにとる
    何回もやれない場面、テストは長く取る、何もでなくなった所から、搾り取る。名物の掛け声
    役者の演技で、天候を味方にするのも役者。疲れて三日おきれない仕事。叫び続ける演技。眉間の皺が上手くなった。カメラ近くでの演技
    眼鏡なおす動作の賞賛
    制作現場で、美術さんの仕事の彫刻。ワイヤー使うとカッコいいと現場が気づく。
    実作業で、なるべく同じロケ地いかない。ハイライトはセットが安く借りられる。暴風からのアフレコ。綺麗な映像の為に加工もしている
    手すりは釣って歩かせた。車の中でコンテ考えた。1ショットで終わらす筈が、結構長くかかった。酷い奴なので痛々しく退治した
    まとめ取りも多い。軋み音の追加。
    細かいネタで、残酷場面は自主規制した。牙狼は急いで撮ってるが、ワイヤーもバラエティより安全、バラエティは事前の説明をしない
    火花を出しながらの前進。ゼロの新しい技。落下からの救助を他作でオマージュ。監督同士で見解も違う
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    金澤あかね(藤沢 かりん)は元ミニスカポリス、コスプレ戦士 キューティー・ナイトなんてのも。北川絵美はAV女優、衣装もシースルー
    板尾創路はUゾーン、ライダーフィフティーン、ライダーTHE FIRST、ザボーガーなど特撮も多数あり。役者としても多数あり、監督作もあり
    一時期CSで出演した映画の、私の奴隷になりなさいが何回も放送されてた。ここでも変態役が凄く良かった。今回もコメンタリーで絶賛

    牙狼HD#14。コメンタリー横山組。今回は高密度でメモも増量。他人が困難にどう対処したか記録しとくと、映画に限らず、類似状況でそれを参考に出来る
    例として、海外の発想法は、哲学者の思考法、作家の創作法も参考にしてる。この技術は企画立案、人間関係対処、討論法、スポーツ心理等にも応用されてる筈
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    感想場面で、好感度上がる蛍さんの品川徹と折笠愛への賞賛、作中矛盾点の存在と再発見、雨宮画は絵が動き出す。
    ダーブロウ有紗は同級生、世代的に恥ずかしい服、逆算の江戸時代牙狼、しくじった時のフォロー出来るかが技術、大多数戦はゲーム的になる
    制作現場で、Vo付きOP当初反対意見、スケジュール混乱、百体は台本だとビビる、雨宮監督の馬はカーアクション提案、仮面の中の表情カット=面打ちは東映から
    没設定で、闇照にゼロ登場案、馬・鳥・鮫の支援獣
    実作業で、夕日狙いカット、意図・目的不明場面は役者が困惑、バックライトはキャメロン参考
    意味不明で作業よりコンセプトがあると作品を作りやすい、機材が無くて板に乗せてトラックで引いて板が割れた
    CG部で、奥行きの試験も兼ねる、40テイクの素材撮り、ディティール感の重視、モニュメントが何か不明での混乱、当時は手打ちのブロック破片場面
    細かいネタで、なんだか分からない水はマズかった、カメラマンは感情的、大橋監督が現場でクワガタ取り、撮影伸びて京本宅に泊まり、また眠れない
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    品川徹はぱいぱいゲストの他、ザ☆で声もあり。ダーブロウ有紗は天てれ戦士、実写セラムンでミサ。目黒幸子は宇宙人東京に現わる、8823もあり

    牙狼HD#13。後から見る人用の意図を持っていた総集編。役者はコメンタリーも見られてる自覚ある。現状の意識との比較
    監督は最初は早く現場に入っていた。メイクにも時間をかけた。成らざるを得なかった少数精鋭で、出来る事は全て手伝った
    牙狼のアップスーツは重さよりバランスの悪さが大変。前後は気にせず、撮りたい場面をとり、そこが一番したかった場面でもある等

    Vol 3121(2016-09-26)
    牙狼HD#12。設定の粗の話は言い訳にも聞こえる。その場面の為だけの音楽と小道具、私物の使用。子役に求められる、容姿・武術経験
    動じない性格設定、食事、入浴は生活感出てリアルになる。特撮作ならではの死者との対話。合成の使用。雨を活かしたアドリブ場面など
    ゲスト。クロ校のフレディなど凄い役もする渡辺裕之、東宝映画やガイア等特撮でもお馴染み。ぜんじろうは今は海外でライブ公演もしてる

    牙狼HD#11。現行の牙狼との比較にもなる。日常場面、パターン、ゲストに合わせたアクション、ベタなシーンを指摘
    前回コメンタリーの昔のカット割りの話。俺がみたい物をとっている。今回はカオルの魂が分割されるだが、それ以外の密度も濃い
    ゲスト。周囲を楽しませた逸話も出た川平慈英はキャスターとしても有名。作間ゆいは柄本明の劇団の人で今も活動

    牙狼HD#10。今回は横山コメンタリー組。役者が古くの知り合いで螢さんもコメント多。螢さん自身の過去話や、テアトルエコー育ちはヌード劇場前座は興味ある
    金田監督回でその特徴。モブへの演技指導やコメディを入れる傾向。観覧車の電燈での時間制約や、ゼロで台風が三つも来た話など撮影の実際的な障害
    ゲストはパントマイムでも確実に日本最高クラスの中村ゆうじ。キバのマスター他、タコ焼きパーティの逸話が出た木下ほうか。共に今もTVでお馴染みの顔

    牙狼HD#9。コメンタリー最初の面子に変更。列伝も踏まえ現スタッフの姿勢がよく出た内容。女優は予習して話す事メモしとけばどうかなと
    現時点でのカット割り方法。主になる場面を決め、前後を繋ぎ、ピックアップする表現を決める。CS対談の、場面での意義や意味の話とも関係
    ゲスト。村井克行は555のスマートブレイン社長等。小林麻子は現在も多作に活動。土屋良太は渡辺えりの旦那、舞台中心だがシンゴジラにも

    牙狼HD#8。実写版電影少女、ブギーポップをとった金田龍初参加回。掛け声・長回し・照明・衣装合わせの士気向上もコメントされた
    合成時に動いてると作業が増える、テグスで紙を引く、凝った照明は時間かかるの技術の話の他、時間や技術の為の指輪のCGなど
    ゲスト弓削智久は龍騎の吾郎ちゃん、カブトのザビー、ガイムのマスター。斎藤工は今も活躍。小田エリカは10年より活動が停止

    牙狼HD#7。藤田玲PV回。今回はアクションに関する言及も多い。サイレントのコメディーの話は、ジャッキーのキートン参考とも重なる
    落ちながら戦闘も当時としては凄く、新しい事してる熱量ある。引きからのカットの話など具体的な物も。アクションが気絶の話も凄いなと
    今回はゲストも無し。アクション増えすぎての変更や、役者の長回しの話等も含め、まさにPV。アナログ面でも牙狼は工夫あると再確認

    牙狼HD#6。今回よりアクション監督の横山誠と出演の藤田玲、螢雪次朗がコメンタリー。前回は間違いで、今回も梶研吾監督回
    現場の話から、みんながやりたい事をやるとギスギスする、みんなが気を使うと仕事やりやすい。他状況でも思いあたる話で納得
    ゲストに元AVでゴーオンのケガレシア役、及川奈央。現在も活動の人も多数。コメンタリーでアクション場面の人が皆偉くなった話もあり

    牙狼HD#5。#4が公式にも告知なく休止。更に8/12が放送休止と不穏。こういうのは憶測も呼ぶので、ちゃんと説明欲しい
    カットの追加の話とも関連。#4を飛ばした事で意味不明な所がある。逆に言うと、その対策が意味を繋ぐ場面の追加とわかる
    シリーズ唯一の梶研吾監督回。ゲストに#4に加勢大周。#5に龍騎の弁護士の小田井涼平。現在は引退した役者を含む
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    牙狼#4。補足としてチェックした。カオルは家を追い出され、鋼牙は父を愚弄する敵と対決。で、カオルは鋼牙の中に人間性を見出す
    牙狼的な初出は詭弁を弄するホラー。設定面では結界内では変身出来ない、ホラー探知機の炎は剣に纏わせ攻撃も可能など

    牙狼HD#3。横山誠初監督回。全部CGも驚き質感が良い。セミ対策とアクションでの考え。#3の低調傾向。現在の規制状況も
    落ち着くと突っ込み多く、無茶な点もあるが、名ゼリフは力あり展開が流れてくに納得。トロい、粗が目立つ原因の対策にもなる
    シンプル、戦いで哲学を語る、カットを固めてるも熱気に関連すると思う。ゲストはお笑いのプリンプリンと、元宝塚の高嶺ふぶき

    牙狼HD#2。表現の規制、アクションなど、コメンタリーで再発見する点もある。子供に見せられないから、大人向けに納得
    自分も最初はとっつき難かった、感情を一切入れないも工夫。わかりやすくしすぎると、バカに見えると言うのも良い実例
    CGと共に、アナログな小道具や美術も今作は魅力。今話ではゲキイエロー福井未菜と、引越しのサカイの徳井優がゲスト

    Vol 3099(2016-07-11)
    一話目と言う事で牙狼HD。05年作。自分がちょうど特撮をまた見始めた時期の作品。峰岸徹の出演に、おっぱい、ホラー風演出と今見ても斬新。面白かった
    特撮は初期はホラーっぽい作りしてて、後に人気出て一般向けっぽくなってくのも多い。話の密度もあって、なおかつちゃんと伝わる良い作りと再確認
    峰岸徹の思い出。ケータイ刑事が02頃だが、普及の歴史考えても発見ある。全話コメンタリーだが、今後ゲストはあるのかなど、興味引かれる所はある

    ■ 牙狼魔戒烈伝(2016)(六期)+牙狼SP 阿修羅
    附属牙狼 紅蓮ノ月(2016)、劇場版 牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔(2015)[共に簡易]

    2016 4-7月まで

    Vol 3097(2016-07-04)
    [牙狼SP 阿修羅] 監督=松田康洋/脚本=鴨義信 松田康洋は烈伝で三回監督。鴨義信は烈伝で一回担当
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    蒼哭ノ魔竜にも近い特殊美術。こういう美術も似た先例は存在、書き割り風背景のエノケンのとび助冒険旅行など。時代も太古と特殊
    役者も特殊だが、物語自体はバトルのわかりやすい話。細かい設定部は難も感じた。世界や演出の幅を広げようとしてるのは良い
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    ゴウキ役/棚橋弘至、ザルギン役/真武刀義。今回は新日本プロレスとのコラボで共にレスラー。牙狼最後の技も得意技のハイフライフロー
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    レン役/安田聖愛、シン役/吉澤太陽、タク役/若林瑞海、雷牙(少年)役/松岡啓仁。今回は子役も多め。全員キャリアの浅い立ち位置になる。
    冴島カオル役/肘井美佳。牙狼1・2期のヒロイン。その後もキャリア積んでる。特撮だと剣やゴウライガンなんかにも出演してる
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    黄金騎士ガロ役/和田三四郎、中島厚也。ザルギン兵役/中島厚也、岩本淳也、荒川真、和田三四郎、榎本大樹、竹之内原樹、千田輝。アクションの人たち
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    ゼロの新シリーズ始まると思ってた。次回から一期HD版コメンタリー付き。見はするが、文量減らしたいのでうちでの扱いは省略。なんかあったら一行でコメント入れる

    Vol 3096(2016-06-27)
    [牙狼烈伝#12[END] 金字塔] 監督=阿部満良/脚本=江良至 監督は四回目。脚本は三回目
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    これを#1に持って来れば良かったのに。今作主旨はオムニバスだが、最終話でクロスオーバー。連続した設定も含むので、簡単に説明あるとなお良かった
    バトル中心回。今作は法師中心で、バトルをどう見せるかは、まだ発展余地ある。強引な点や無駄もあるが、やりたい事はわかる。今回は上記理由でゲストも見所
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    烈花役/松山メアリ、シゲト役/倉貴匡弘、莉杏役/南里美希、ユキヒメ・アイリス(声)役/黒木桃子、D・リンゴ役/泉谷しげる
    ザジ役/中島厚也、黄金騎士ガロ役/和田三四郎、素体ホラー/こしげなみへい、田中大登、古屋貴士、松藤拓也
    既に登場済みの法師、及び前期でのレギュラー。黒木桃子が作品で役が違うので、今回は二役。一作単体で見ると、人物での連続性は発生してる
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    ザジ(声)天野ひろゆき、冴島流牙役/小西遼生 久々の登場。シリーズにより、キャラがザジを知ってるかに違いが出る。今回はお馬さんも出てくる
    小西遼生は旧芸名、小西大樹。一期二期の初代牙狼。今は舞台の方に力を入れてる。事務所もイヌちゃんが元所属してたキューブ。TVは今作が代表作
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    牙狼総括。監督が何がやりたいかは良くわかった。ただ改良できそうな所もかなり多い。なので良かった点もあったが、悪かった点もあったと云う結論
    良かった点として、牙狼で出来る事に幅が出た。シリーズ全体の繋がりが感じられ世界が広がった。サブキャラを深く掘り下げ、新キャラとの接点が出来たなど
    発展は常に考えて欲しい。二本立て回と過去話は、どれも印象に残った。過去出演者多いが、牙狼に出れそうな役者・芸人・タレントの発掘も力いれて欲しい

    Vol 3094(2016-06-20)
    [牙狼烈伝#11 陰日向] 監督=阿部満良/脚本=江良至、田口恵 監督は三回目。脚本は二回目と八回目
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    今回は棒術に旗アクション、ゲストもお馴染みの芸人と見所も多い。アクションを挟む場面が途中にある、ちょっと特殊な構成。故に印象も重さが残る終わり方だった
    人探し型の話。今回は出演者も多数。牙狼世界は時代や場所や価値観に無国籍な所あり、短所長所はあると思う。久々の牙狼キャラと共に、小島よしおも良かった
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    山刀翼役/山本匠馬、邪美役/佐藤康恵、魔導具ゴルバ役/緒方賢一 最初のSPと一期からのキャラ。CS特番で棒術アクションへの中山麻聖のコメントがある
    山本匠馬はキバの登太牙やゴウライガンのガン。佐藤康恵は一般作の他、ネクサスの副隊長と特撮でもお馴染み。緒方賢一はうち的にはマキバオーの源坊
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    秋田役/伏見理一、ギャルA役/早坂優希、ギャルB役/大里莉楠、ギャルC役/岡崎莉奈、チンピラ役/吉村啓史
    水商売の女役/朝岡実嶺、配送屋の男役/木庭博光、ヤマンバメイクの女役/えりもっこり、ピアスだらけの男役/KEN
    ホスト役/植野堀誠、レストランの店員役/日南田勝久、清水役/マコト、素体ホラー役/松藤拓也
    興味深いのは朝岡実嶺。元AV女優で、その後女優に転向し出演作多くゴウライガンにも出演。えりもっこりも特殊な役者に近い
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    カズマ役/小島よしお。活動もブレイクも07年から。一発屋でも生き延びてる。今回も肌は露出。個性ある良い顔立ちとも思うが、ドラマ出演は意外と少なめ

    Vol 3092(2016-06-13)
    [牙狼烈伝#10 破天荒] 監督=山岸一行/脚本=鴨義信 監督二回目。脚本は五期で二回参加、今期では初
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    前口上で技の話としたが、本編はキャラの交流の話の比重が高く感じた。撮影場所の確保は良く異界の雰囲気は出ていた。技は更に派手に見せれると面白いと思う
    宝箱を開ける所はオチが見えて茶番的。正体バレが最後でも気にならない程、キャラは愛嬌あり良い。雨宮過去作にも近い作り。音楽も何気に五期と合わせている
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    リュメ役/桑江咲菜、D・リンゴ役/石田卓也、ギンジ役/高良亘、風侍役/菊池雅人、雷侍役/松藤拓也 五期メンバー。設定上の他、変更になったキャストもある
    石田卓也は雑誌のコンテストから。新人賞を獲得。各作出演。ケラの映画にも二回出演、10キロ体重を落としての役作りなど。特撮ではウィザードの田崎和菓子回でゲスト
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    若い魔戒法師役/分部和真、清原大夢、本郷剣斗、緒方優大。素体ホラー役/こしげなみへい、原隆行、松藤拓也。このうち本郷剣斗はドライブでモブ的なゲストがある
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    少女役/玉野るな、先輩魔戒法師役/岸海正治、長老役/志賀圭二郎。志賀圭二郎は70年代後半から活動。マスクマンでの地底指令バラバがある

    Vol 3090(2016-06-06)
    [牙狼烈伝#9 青二才] 監督=松田康洋/脚本=田口恵 監督三回目。脚本七回目
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    #7でもあったが、カメラに話しかける所が自分は困惑する。案内のゴンザも含め、監督的にどうしてもやりたい事なんだろうとは思う。今作はそういう部分が多く、そこでズレを感じる時もある
    前述のカメラ場面を入れると、世ズレしておかしい人、抜くと気を使い調査をしている人と印象が変わる。表面と内面は違うという点で、話に繋がりも出せてる。戦闘はエフェクトが良かった
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    カメラを使った方法では、視点を敵側に置いた四期#15などがある。過去作品でも人物が伝言の形でカメラに話しかける場面あった筈。それを入れる事を前提に話を作れると、もっと発達しそうとは思う
    ***
    代知役/須賀健太、冴島雷牙役/中山麻聖、魔道具ザルバ(声)/影山ヒロノブ、媚空役/秋元才加、黄金剣士ガロ役/和田三四郎 四期キャストでそれに近い作り。今回は牙狼登場も目玉になってる
    須賀健太は今回が牙狼が初になる。子役時代からの活動で多作で活動、受賞歴もある。特撮作品に好感を示してて、戦隊ゲストを経て劇場版フォーゼでイナズマン。今後も今作に出そうなキャラ
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    ヒカル役/森本亮治、ハシパ役/堀井茶廣、睨む女役/萩山沙貴。森本亮治は剣のカリス、その後も順調にキャリア積んでる。堀井茶廣は端役での声優仕事も多い。萩山沙貴は絶狼でゲスト経験あり
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    ユキ役/青野楓、カトー役/LYDE、ハシパの女役/桜井未来、おばあさん役/蓮池桂子、おじいさん役/河村文六、子供役/藤江愛花、公園の男役/田中良一。元タレントに近い人なんかも含む

    Vol 3088(2016-05-30)
    [牙狼烈伝#8 絵空事・試金石] 監督=阿部満良/脚本=田口恵 監督は三回目。脚本は六回目
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    両者共に標準的な作りで見易かった。短い尺だとまとまり良いので、ここから間延びさせず、どう厚み持たすかが今後の課題と思う。映像的にも子供の部屋など絵で上手く説明出来てる
    Aのずっと揺れてるカメラや、Bの戦闘後一方のみが息切れしてる場面は気になった。更にAとBでテーマ等に繋がりあるとなお良い。今回は戦闘で両話とも目新しい所入れてるのも良い
    ***
    烈花役/松山メアリ・シゲト役/倉貴匡弘・キョウコ役/小橋めぐみ・サチ役/竹内天音。今期二回目の烈花回。小橋めぐみは他作多数で特撮は今回初。子役の子も自然な感じで良かった
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    クロウ役/水石亜飛夢・魔導具オルヴァ役/大関英里・アカリ役/吉井怜・毒島エイジ役/哀川翔 四期魔戒ノ花メンバー。後日譚という形になる。本編での掘り下げ不足の補完みたいな形
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    不思議な男役/松藤拓也・素体ホラー役/こしげなみへい・幻影騎士クロウ役/中島厚也・邪骨騎士ギル役/前田浩。いつものアクターさん。前田浩が初だが昔の仕事でジゴマとかあって驚く

    Vol 3086(2016-05-23)
    [牙狼烈伝#7 転校生] 監督=山岸一行/脚本=田口恵 山岸一行はGSの総集編など本編監督は今回初。脚本は五回目
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    映像で状況を説明してる場面あり、これが本来の映像作品の正統派手段と再確認。相手がホラーで普段したらあかん事できるのも爽快な所ある。全体で見ると繋がってる点も多く納得
    騎士も出る本来の牙狼的な話。3期でも学校話あったが、レギュラーも入れて学園話にも出来る見本。最後のカメラ目線は少しクドイ。真面目な態度のダイゴは良いギャグになってる
    ***
    ハルナ役小松もか/秋月ダイゴ役/脇崎智史 五期GSからの参加。後日譚という形になる。立ち位置としては助演的に見る事も出来る。なので、今回も単体で見ても大丈夫な作り
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    メグル役/高野海琉・イブキ役/長村航希・ミキ役/大熊杏実・サエコ役/単咲心結・マスダ役/比佐仁・警備員役/栃原智・工事の男役/中川素州・水商売の女役/LUY
    今回面白い人は中川素州。車の文字にもお遊びあったが、スーツアクターさんで戦隊の女性戦士を沢山担当、新感線の舞台にも参加。後は比佐仁はシンケンでのゲストあり
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    獣身騎士ギガ役/和田三四郎/ガムファント役/菊池維人。アクターさんはだいたい兼任してる。ここらは顔出しが無い役どころだが、常に出てるので名前も覚えてくる

    Vol 3084(2016-05-16)
    [牙狼烈伝#6 根無草] 監督=大橋明/脚本=江口至・田口恵 大橋明はGSで五回監督 脚本は前回と同じで二回+四回
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    媚空映画未見だが、抜け忍の話みたいになってる。伝統はあるも今はやり難い型の話も、ガロではやれるねえと。敵が何かわからん所から最後のセリフのやりとりもキマる
    川や森や暗闘など、風景の取り方が凄く良い。演舞見せるのガロは好きねえ。今回は中華風の布アクションもあり。小規模な作りだが混乱させる所の無い堅い作りに出来てる
    ***
    媚空役/秋元才加・エリカ役/桃瀬美咲/シビト役/中島厚也、田中信彦、松藤拓也/男(声)萩沢俊彦。魔戒ノ花からの媚空主役回。今回はアクション監督がこしげなみへい
    桃瀬美咲はタレント活動の他、特撮でドグーンVのセンター・宇宙刑事OVAのパートナーなんかがある。アクションの人はいつも通り。声は特に他作と関連無し

    Vol 3082(2016-05-09)
    [牙狼烈伝#5 騎士道] 監督=金田龍/脚本=江良至、田口恵 監督は四期のローリー回など今回久々登場。脚本は前者は四期で三回、後者は今回で三回目
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    ピアノ曲の他、最後の牙狼世界観連動の歌など、音楽の使い方が良かった。世界観を決める小道具や異界的映像。中盤にバトル入れるのも変則的展開
    牙狼世界絶対の掟、女は騎士になれないを扱い、迷ってる子が決意決める話。人物の少ない小規模な展開だが集中して見れた。中盤だがCGも目をひいた
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    ユナ役/小島梨里杏・カイン役/武子直照・布道レオ役/中村織央 前者二人は絶狼。後者は二期のキャラ。初見でも大丈夫な作りだが、今話は全員過去キャラ
    小島梨里杏はゼロと同期でトッキュウの黄色。武子直照は子役時代に実写セラムン、今はドライブゲスト。中村織央は映画の他、同役で蒼哭ノ魔竜にも出てる

    Vol 3080(2016-05-2)
    [牙狼烈伝#4 異邦人] 監督=阿部満良/脚本=雨宮慶太 監督は#1より二回目。脚本は三回
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    今シリーズ雨宮脚本回はダメ出ししたい所も多い。良い面に注目するので伸ばして欲しい。一般人から見た騎士達を扱う視点は良い。話的にも混乱なくストレート
    前作に混ぜても通じる話。ヒロイン話で、牙狼自体も出せて悲劇も無し。一般人からの見た時に少なくなる、異界要素も少なめに出来た。ヒーロー側日常の話にもなってる
    ***
    道外流牙役/栗山航・莉杏役/南里美希。共に道外流牙主役の牙狼の主役陣。闇を照らす者は世界設定が特殊だったが、今作見るとGS翔設定で今後は行く雰囲気
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    タクミ役/秋本雄基・チンピラ役/松藤和成・タクミの彼女/朝比奈加奈・カップル/富吉恒平、七瀬ななみ・チンピラ手下/こしげなみへい、田中大登、松藤拓也
    今回は普通の役者陣。劇団員や同じ事務所の人。アクションする人はそれ専門。七瀬ななみだけは特殊でAV女優。富吉恒平はモブ的な形でウルトラマンXに出てる

    Vol 3078(2016-04-25)
    [牙狼烈伝#3 無頼漢+処方箋] 監督=松田康洋/脚本=田口恵+雨宮慶太 監督は2回目 脚本も共に2回目となる
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    A。ある意味、怪獣酒場に投入されてしまったレッドマン。終始変な笑いがこみ上げてしまった。下手すると世界観の否定にもなるので、ギャグ調にして正解
    B。処方箋のタイトルから考えると、焦点がぼやけて厳しい所もある。良かった所で松坂慶子のアクション演舞。前知識前提で、牙狼世界の設定紹介の話にもなってる
    ***
    四十万ワタル役/松田賢二。魔道具ウルバ(声)役/折笠愛。共に牙狼には出演済み。前者は同じ役で、今回は別役割の話。後者は魔道具でも別キャラ、別騎士をサポート
    前者は特撮好きにはヒビキの斬鬼と、キバのガルルでもお馴染み。後者は声の出演だが特撮的にはキョウリュウのラッキューロ。両者共に他作品での仕事も多数
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    ジオン役/吉田ウーロン太・ゲゲム役/辻本耕志・バーテン役/竹本千人は三人でお笑いトリオ「フラミンゴ」。活動幅広く、特撮ゲスト参加経験もあり。シン・ゴジラにも出る筈
    ガガル役/斎藤一平はTVのボクシング企画から劇団員、役者と移行。特撮は今回初・ババロ役/こしげなみへいは前回も出てる、今回も素体ホラーとしても出てる
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    拳銃のケーン役/吉田瑞穂。ハスラーのビーン役/坪谷隆寛。ダンスのジーン役/日野綾子。第一砦のバーテン役/中村祐樹・素体ホラー役/こしげなみへい、中川素州、松藤拓也
    まとめて扱うがスーツアクターさんも含む。検索すると、ゼイラムの中の人や、ZOにも参加してた人や、ゴウライガンに参加した人と面白い。ホラーの話とも言える今話らしい顔出し
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    マユリ役/石橋菜津美。アンナ役/松坂慶子。共に魔戒ノ花に参加で同じ役。今回の話はその時の穴を埋める話と言う事になる。A・Bで別系統の短いネタを組ませるのは実に良いアイデア
    松坂慶子は以前も扱ってるが、子役時代に特撮にも出て縁はある。雨宮作品でも蒼哭ノ魔竜から。今作出てくれるのは、監督にせよ、見てる方にせよ、役者にせよ、非常に良いなあと思う

    Vol 3076(2016-04-15)
    [牙狼烈伝#2 天満月]監督=松田康洋/脚本=田口恵 共に前作でもお馴染みのスタッフ。田口恵は前作メイン。松田康洋は前作おっぱい回で監督デビューした人
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    今期はシリーズ知ってる人対象で、全体通し説明不足が出そうな懸念はある。だが、今回は単体でも見やすく作ってた。お使い任務で騎士と法師が仲良くなる話
    CGでの怪獣はあるがアクションは抑えめな感はある。初見の人がどうかはわからんけど、法師の道具はいかにつくられるかの、牙狼世界の解説にもなってる
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    ジンガ役/井上正大。アミリ役/松野井雅。前作見てた人にはお馴染みの二人。前作では悪だが今回は正義で別人の様。本編で描き切れなかったキャラの補完になってる
    キサラ役/江口ヒロミは以前も本作ゲスト出演あり。特撮的にもジャスティライザーヒロインなどお馴染み。ユメカ役/東條公美。スンナ役/芹澤みずきは共にタレントも兼ねてる
    素体ホラー役/こしげなみへい・大原厚子・松藤拓也。前者はゼイラムの頃からスタントで監督と活動、数々の特撮作に参加。後者二人は検索出ないが、おそらくアクション俳優
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    ヒカゲ役/奥井雅美も前作でゲスト。作品世界が繋がってるとわかる。カガヤ役/真夏竜は今作は今回初。一般作含め、参加作多数。特撮ファンにはレオでお馴染み
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    録画で見てるんでキャストを最初にチェックしたりしてる。今回はジンガの話かと驚いた。誰が出るかはネタバレもあるが、それでも特にサプライズは阻害されんでしょと思う所もある

    Vol 3074(2016-04-11)
    まずは前期からで見た牙狼関連作。前期の前日譚になる[劇場版 牙狼〈GARO〉-GOLD STORM- 翔(2015)]。暴走ロボットに近い存在を止める話となる
    牙狼はシリーズが拡大して、今までの話からの設定の継承をよく使ってる。今作も見た順は前期→映画だったが、最終回のキャラなどここで出てるキャラもいる
    蒼哭ノ魔竜なんかが顕著だが、雨宮慶太は話を見せると言うより世界観や設定を見せたい監督なんかなーって気はする。そういう系だと物語はベタは的確と言える
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    続いてつい最近までやってた[牙狼 紅蓮ノ月(2016)]。平安ガロ。特撮でお馴染みの脚本家の参加が売りだったが序盤数話のみ。最初に全体の構成を作ってたのかも
    これも各作品で使われたギミックを拾った内容になってる。同時期に中華輸出前提のアニメやってたが、あれも設定をどんどん広げる内容で、中華的な好みなのかもしれない
    中山麻聖も初声優。全体で見ると展開の波は抑えた所はあった。絵の力もありキャラの魅力は意外と強い。番犬所は全作の中でもかなり好み。個別ではマロキャラの話が面白かった
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                                  「のう、お主。悪堕ち星明として最近まで牙狼に出て無かったかノー」
    「話が良く分からないんですネ」
    [ジキルハイド だヨの巻]
    「ボディコン流行ったのは、バブル期なのヨ」
    上記通りで悪堕ち星明の衣装は、ライダーさんみたいだなあと思ってた。桂正和最初の全盛がバブル期で、ボディコンも一般的な衣装なんで不思議では無い
    最初のアニメが全体の展開で見せてた所あるんで、今回は対照的。上の雨宮慶太が世界観見せたい部分強い話とも絡むが、視聴者全員満足させるのは難しいねと
    ***
    [牙狼列伝#1 鎮魂歌]監督=阿部満良/脚本=雨宮慶太 監督はいつもどおり雨宮慶太。監督も前期よりお馴染み阿部満良。以前扱った時紹介は書いてる。
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    ダメ出ししたい部分がかなりあるが、視点変えて、それらを良い方向として見た場合として今回書く。物語展開及び告知と、情報抑えサプライズ狙いたいのはわかる
    今回はずっと見てるファンの為の部分も強く、客大事にしてるとは思う。役者は上手いと誰かわからんぐらい化けるなあと。牙狼の出し方も結構ユニーク
    ***
    烈花役/松山メアリ・シゲト役/倉貴匡弘・ケンギ役/津田寛治。この三人は牙狼二期スピンオフ作品からの参加。そんな訳で今回は烈花のお話となる
    松山メアリは関西の報道番組でレポーターやってる。倉貴匡弘はタイムレンジャーの緑、シオン役。共に最近制作されたドラマで活動。倉貴匡弘は舞台で活動
    津田寛治は小劇団からたけし映画のソネチナで映画デビュー。数多くのドラマや映画に参加し受賞歴もあり。特撮作品にも参加あり。龍輝の編集長やUゾーンなどなど
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    黄金ガロ役/和田三四郎。亡霊役/中島厚也・菊池雄人・丁屋貴士・松藤拓也・佐々木俊宣。素体ホラー/鈴木大樹・松藤拓也・山口真称
    まとめて扱うがスーツアクターや、アクション俳優の人達になる。昔の仮面ライダーも中の人がモブ的な役で出てたりと、調べると面白いジャンル
    今回もメビウスの中の人始め、あらゆる特撮作品で働いてる。また新感線などアクションが主体の舞台でも活躍して、地味でも大切な役どころの人達
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    英霊ガロ(声)役/西凜太朗は声優中心と思って調べたらダイレンのシャダム中佐でびっくり。役者仕事の他、アニメでもおそ松さんなど近作まで幅広く活動
    亡霊(声)役/関雄は主に洋画中心。制作会社は東北新社。海外作品見てると提供でよく目にする。CSも運営してて、その加減でガロはCS無料放送なのねと
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    ヒバナ役/小柳まいかは新人に近い雰囲気。ガロは新人やタレント・芸人・経歴が特殊な人とキャストも面白い。監督も良い役者と仕事出来るのがガロ出演特典と言ってた筈
    ヒデユキ役/本田博太郎。デビュー1975年。あらゆる名監督や演出家と仕事経験有り。日本作品ではお馴染みの役者さん。自分の中では若い頃の仕事だが仕舞人の直次郎
    牙狼は今回初。長いキャリアで特撮作品の参加経験も当然あり。金子ガメラの斉藤審議官。カブトの加賀美陸。東映作品では北京原人役などよく受けたなあという仕事もある
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    ゴンザ役/蛍雪次郎。いつもお馴染みゴンザさん。今回はオムニバス形式と言う話なんで、最初の案内役になってる。様子は見るけど、今回は扱いを簡易にする可能性も考えてる

    ■ ウルトラマンX<2015>
    附属 怪獣酒場(2015)+ウルトラファイトビクトリー(2015)+アニメーター見本市ザ・ウルトラマン+列伝版ギンガS劇場版ウルトラ十勇士(2015)等同期関連作品

    Vol 3003(2015-07-15)からVol 3047(2015-12-23)まで+α

    Vol 3096(2016-06-27) [ウルトラ列伝]最終回新規編集回で扱い。映像使用の怪獣大決戦は1979。左記も新規映像を追加。円谷は昔から過去資料の再活用が上手
    コスモスに感心するX。怪獣保護も先例あり、1976のボーンフリー。昔は失敗気味のテーマを改良・発展・応用するのも円谷。歴史見ると発見ある
    台詞・動作で感情表現するゼロに感心。ゼロも列伝でキャラ成長した存在。今作は全体で見ても、過去資料を活用し発展させた作品で、意義深かった

    Vol 3088(2016-05-30)
    [ウルトラ列伝]今週は新規編集回で扱い。新撮ありの武器特集。素材ある状態から、編集でどう工夫出来るかの話。怪獣の特徴・武器・ボーカル付き曲等の似た要素でまとめ、結論を導き出してる
    ランスという事で、同じ戦闘場面を見せるにしても、同一BGM・実況無しで生々しく戦うレッドマンと比較も出来る。その方式だと高度になるとも再確認。音楽も含め、並べ方や出し方で印象も変わる

    Vol 3086(2016-05-23)
    [ウルトラ列伝]珍しいレオ回なんで扱い。マイナーカプセル怪獣セブンガー回。レオCS放送中にたいようでレオ風特訓があったり、日日日がレオ好きだったり、うちで扱ってる人と縁ある。自分もレオはわりと好き
    ナビがゼロで新規映像のアクションと手厚い紹介。要素が集約せず散った所もあるが、一つ一つは魅力が高く、ジャック客演にセブンガーとサービスも多い回。セブンガーの登場エフェクトの星・メカ風動作は改めて発見

    Vol 3080(2016-05-2)
    [ウルトラ列伝]今回は新規編集回で扱い。タイプチェンジ。昔はジャンボークA(73)みたくタイプチェンジで無く新キャラ登場。東宝のレインボーマン(72)辺りからチェンジ
    スカイタイプ特集ともいえる。90年代円谷は結構爆発が派手。ティガのBGM伴奏部溜め・ダイナスラッシュ阻止エフェクト・コスモス動きと改めて見ると中々良い
    新ウルトラのオーブ紹介が今回初。気合いで根性なダイナも出て、その上のオーブ=飯富でつの丸連想しちゃう罠。新作は7月からだがこれも当然扱う予定。

    Vol 3073(2016-04-07) 列伝。朝にお引越しで、今週は二回もある。OPがEDになり、初回はナビがX単体。人間体持たない・無愛想と思われたくない・絆強調とX性格は思う所ある
    ウルトラの使命はバランスの維持。人間がそれを乱すと敵になるの?等、深く考えてくとウルトラは難しい。真面目に扱うとネクサスになり重たくなる
    適合者はズタズタになり、悪の力すら与えられるネクサス。ウルトラは力が強大すぎる所ある。Xの人形化見た後だと、コスモス結論も難しい事になるなあと

    Vol 3072(2016-03-31)
    [ウルトラ列伝] 夕方の放送最後で扱い。今週すぐで朝にお引越し。ゼットン。自衛隊の防衛や、不条理系戦闘や、初代が許されたか気にしたりと発見ある
    地球の平和は人間の手でとか早くから言ってる。これが発展。ウルトラがいるから侵略されるや、危険すぎる地球兵器や、ウルトラと共闘する地球人と派生してく
    新撮部ではXは絆を強調。作品内容のせいもあるが敵宇宙人はよく連合組んでくる。最近はゼロの仲間・Sの地底人・Xの博士など世界観広がってると思う
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    Vol 3070(2016-03-24)
    [ウルトラ列伝] 事前に音楽悪いと聞いて、そんな事ないでしょと思ってたら実際悪い。楽器が少ないのかなと思うけど、音楽やっぱ大事ねと。選曲自体は良い
    ずっとバトルで東映のオールスター系映画にも近い作り。円谷でも東映監督だとこうなるって事は東映の気質や、技術が東映内で伝承されてるって事かも
    ネクサス以降のウルトラにもスポット当てた初の映画でもある。ギンガ以降段階的に発展してるとわかる。坂本監督らしさが随所に発揮された楽しい出来
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    Vol 3068(2016-03-17)
    [ウルトラ列伝] ギンガSの映画なんで隊員にもスポット。心理描写もアクションで見せるパワープレイ。だが視聴層と尺考えると面白い方法
    キョンシー。それ以外も古い映画オマージュ。あの映画を俺ならこうするで、監督の個性も出る。ゲストも含めて肉弾アクション押し押しの坂本作品
    ゼロ強すぎ。新撮部分も旧列伝の様で乗っ取り寸前。ゼロだけでも解決出来そう。でも、自分たちで守れのツッコミ。S終盤展開とも絡めそりゃそーだ
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    Vol 3066(2016-03-10)
    [ウルトラ列伝] 坂本浩一監督作品。てな訳で東映的だなという画面。わかりやすいが、浦沢脚本の超ナンセンスが東映演出でヒットした事考えるとあなどれない
    ギンガSの後日譚に当たるので、正体バレ+新たな仲間追加と懐かしい再開になる。コスモスも役者とセットでゲストと映画らしい。今回はウルトラボコられターン
    新撮でルイルイがゼロ様と言ってるのはX本編も継承。初見作を分割で見るのは初体験。作品の構成も含め、自分がどう見るか、自分自身でも楽しみな所ある
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    S本編キャストは以前扱ってるので省略。アレーナ役/小宮有紗。特撮だとゴーバスの黄色。順調にキャリア積み、関東限定の水木サンドラマのゲストもあり
    春野ムサシ/ウルトラマンコスモス(声)役/杉浦太陽。お馴染みコスモス。ゲゲゲの女房の浦木も印象深い。出演作多数。今作は声の出演でダイナ等もオリジナルキャスト

    Vol 3048(2016-01-06)
    ウルトラマンX [総集編3 絆でひとつになる世界] 演出=村上裕介/脚本=足木淳一郎 前回の総集編と同じメンバーでの#15-21までの再編成となる
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    作り手側がどこに焦点を定めてるかの確認にもなる。ネクサス・M1号・最終回を中心に構成。怪獣との共存が可能かを重視したかったと再確認できる
    余裕あるので最終回は攻撃の吸収演出がわかり難かったんではなど、復習も出来る。M1号ではQのBGMも使用。Uゾーンでも驚いたが、円谷は斜め上のキャラを推してくる

    ウルトラマンX [#22[END] 虹の大地] 監督=田口清隆/脚本=小林雄次 メイン監督は計6/22 脚本はサイバーゴモラの#11よりで三回目
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    先行してエヴァ等があり似た所あるのは不幸だが、手で怪獣取り込むなど今回も怪獣描写が良い。紫の炎の他、商戦前提とも合う怪獣とのアーマーでの共闘
    全てが説明出来ない結果となったが密度は滅茶苦茶ある。特攻もありの総力戦。それだけに博士の死ぬかとおもったも利いてくる。正体バレからの最後も目新しい
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    ウルトラマンX総括。うわーもっと見たいなあと思う程に、大変美味しゅう御座いました。腹八分目でちょうど良く、この放送形式らしいユニークな話数とも思う
    難点をあえてあげると、話によって密すぎる回と粗すぎる回があった。とはいえ全体で見るとイベント・客演・変化球・大筋の話と円谷らしいバリエーションある展開
    特撮面でも久々の防衛隊の他、玩具連動の設定もよく活かせてた。ここ最近の蓄積で良かった点を上手くフィードバックさせてて、今後もウルトラの新作は続けて欲しい

    ウルトラマンX [#21 美しき終焉] 監督=田口清隆/脚本=小林弘利 メイン監督#16密着24時から五回目。脚本前回と同じで四回目
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    地味な場面だが序盤の会話部。BGMを切り替えてリラックスした場面へと繋いでる。日常性の出たシーンは同監督の実写パトレイバー連想させる。日時場所テロップ等も
    初代のスペシウム光線を書いた人も参加しての特殊怪獣グリーザ。前話ネクサス連想させるCG空戦。鳴き声が普通すぎるぐらいで、動き・エフェクト・回避と特殊さ出てた
    ***
    ハヤトの父役/千葉繁は声だけだがマキバオーの親分。声優だが実写作の役者仕事も多く押井作品等でお馴染み。当然実写パトレイバーにも出演してる
    Xio整備班長役/辻本貴則は今作ピグモン回なんかを担当した監督。今作はこういうお遊びキャスティングも割とあった。この人も実写パトレイバーで監督してる

    今回に合わせてネクサスの序盤が配信。ちゃんと予習しとこうと全話は無理だが終盤だけ見直し。終盤だけ見るとネクサスは凄く面白かった様に思えてしまう
    実際の話としてネクサスは相当問題も多い作品。ただ内に秘めてる物は多い。昭和ウルトラでもあるが、ちゃんと改良すれば良くなる可能性ある作品は結構ある
    これが上の新人賞で呟かれてた推敲なんだと思う。失敗したから諦めろとは云わない。ただ考えを貫くのか、わかって貰える様に工夫するかを選ぶ必要はある
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    ウルトラマンX [#20 絆 -Unite-]監督=阿部雄一/脚本=小林弘利 脚本はゴールド星人#6前半より3回目ネクサスには不参加となる
    阿部雄一はアベユーイチで四回目。ネクサス時に使っていた名前でのリベンジマッチ。ネクサスでは最終回など7/36回参加している
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    ネクサスの話であり副隊長の話でもある。特殊なウルトラマンのネクサスと、一般的に近いXの違いは出せてた。諦めるなはネクサスのキーワード
    神秘的な存在としてのウルトラは初代の考えでもある。BGMもネクサスの物で、タッグを組んでのメタフィールド戦。赤変化・吹き飛ぶ車・ビル上のスペースビーストなども
    ***
    柊野原役/藤岡眞名美は新人。橘祥吾役/川久保拓司はネクサスで最後に力を手にする主役孤門一輝役。現在も舞台やTVなど諦めず活動を続け実績を出してる
    EDに博士が変身ポーズ取る絵があったが、ここらもネクサスの設定考えると面白い。今回の川久保拓司は孤門と関係あるのかなど考察のしがいもある内容と思う

    ウルトラマンX [#19 共に生きる]監督=アベユーイチ/脚本=三浦有為子 監督は宇宙人ラグビー#9より三回目
    三浦有為子は02年からの活動。藤子F作品実写版の脚本の他、近作では映画やCM脚本。円谷及び特撮作は多分初
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    マキバオー飯富さんでもある飯塚昭三で声・映像も入れてのQ継承設定・神にも近い視点など、凄いと云えるM1号の扱いだった
    内容的に難しいかもな点はあるが、映像的にも上空視点の俯瞰や、ロングでの土煙・ゴモラ穴掘り・BGM押しバンク・バリアなど見所多い

    ウルトラマンX [#18 ワタルの恋]監督=辻本貴則/脚本=黒沢久子 監督前回と同じ四回目、脚本はゴメス回より三回目
    .
    ムーとも絡み喜劇風。チャップリンとキートンは国で評価異なる。喜劇は政治目的の場合もあり判断難しい。スポーツ・チーム名と細かい設定周りは良い
    EXレッドキング。バトルも喜劇風で建物の防護など意図が掴み難い場面もあった。ドラコと共にXが記憶を喪失してる点などにも触れられた
    ***
    菜々子役/大塚千弘はローカルアイドルから開始。参加作各種の他、ゴジラ終盤作品の小美人役など
    喫茶店のマスター役/井上芳憲・ラグビー選手役/道仙拓真、君永佑太、森タクト、羽生卓人、鈴木哲也、山田至央、安野元裕、矢野弘樹
    上記は検索で出ない人、小さい役が出る人、ラグビー関係者など各種あり。モニターに映った犬役/むーちゃんは柴犬 実写パトレイバーもこの子 こういうのも才能いるのヨ
    ドライバー役/高橋創はスタッフの一人で撮影監督。宇宙化猫ムーの声/ジェーニャは#7のガーゴルゴンと同じ、武装神姫のクワガタ型の声なんかも

    ウルトラマンX [#17 ともだちは怪獣]監督=辻本貴則/脚本=勝冶京子 監督は同シチュ#7より三回目 脚本はウルトラ初 11年のOV脚本が一本と若手
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    前回の怪獣と犯罪も利く偏見の話。微笑ましい場面もある一方、市民やXのキツイツッコミ。オチは厳しくもアリだが、視聴者層に配慮ある
    強制悪化はドラマ部でも緊張よんでのゲスラ。肉弾戦の他・ショッピング街の戦闘・転げ落ちるタンク等。光線打つとき上から見るとXになると改めて気づく
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    相沢かおり役/遠藤久美子は愛称エンクミ出演作多数特撮ではウルトラQDの楠木涼。相沢サクラ役/濱田ここねは愛称ここちゃん。13年おしんで主役演じ多数の賞
    田村役/仁科貴は川谷拓三の長男、北野映画等一般作多数の他、ガメラ・ゴジラ・実写進撃・Uゾーンゲストあり。松嶋役/堀本能礼は出演多数、舞台中心みたい
    「ショッピングタウン多々良」店員役/金時むすこはゲストで戦隊・ライダー制覇、CS情報番組のミニドラマのカネゴンらしい。彩乃の母役/中山さおりは無印ギンガにゲスト
    彩乃役/佳音。美咲役/木本想。美咲の母役/清水智子。ピグモンのともだち役/齊藤詢乃助、柿木美祈、高橋凛。それぞれ検索でもあまり出ず新人っぽい

    ウルトラマンX [#16 激撮!Xio密着24時]監督=田口清隆/脚本=中野貴雄 メイン監督は前回に続き四回目、脚本はやはりダダなど宇宙人多数の#9より四回目
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    普段見れない物を見たいが自分の特撮見る動機の一つだが、そういう意味でも今回は凄い。現実か虚構かで見てる最中に頭の中がクラクラする楽しい経験が出来た
    パロディは徹底的にの見本の様な回。一方で展開に連続性もあり仏の神木のケムール説得と面白い場面も多数。義務のバンク挿入後の工夫やワイドなグビラ撃破後の絵も注目
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    「激撮!Xio密着24時」ディレクター役/イマニシケンタは検索で出る仕事一件、女子大生(A子)役/芹沢りなは実写パトレイバー整備員など検索でAV女優出るが関連不明
    人間標本の被害者たち役/鈴原かおり、横田存阿、坂井くるみ、それぞれ活動が最近からの新人組 コスプレ好きっぽい人・映画端役・舞台中心
    橘かおる役/渡邉空美・橘みちる役/田牧そらは共に子役、前者はサーガ後者はCM、こういう子役が後に有名になる例も特撮では多いとブースカ!ブースカ!見てて学んだ
    ウルトラマンX [#15 戦士の背中]監督=田口清隆/脚本=黒沢久子 メイン監督テレスドン#3より四回目 脚本は#4ベムスターより二回目 OP歌詞変更
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    ドラマ。制服が向きで色変わるの活かした構図・BGM無し長回し・ゴメス性質の描写・地上戦・範囲を区切った破壊惨状場面等 体感長く感じる程に良い
    硬いゴメス。夜戦・煙での進撃・地中侵入・怪獣の発光等、今回はドラマ部の充実でウルトラ登場後も隊長はどうするかの緊迫感溢れる良い仕上がり
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    神木裕美 役/平田薫は05年マジレンの赤の恋人山崎由佳役でデビュー、以後映画ドラマと多数出演 特撮ではWの怪人や実写剣心の関原妙役など
    神木の妻 役/森田亜紀は05年より活動 映画中心で怪獣酒場 河崎監督の地球防衛未亡人に出演あり、10歳の裕美 役/根元真陽は14年より活動連ドラなど経験多め

    ウルトラマンX [#15] [総集編2]構成=足木淳一郎 演出=村上祐介 演出は前回総集編と同じ、構成変更 円谷の効果・整音及び無印ギンガスピンオフ構成担当者
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    #8-14を再構成。グア軍団回も含み元の密度もあるが、今回は構成を並び替えて、映画等の補足も追加し理解しやい面白い物になってた
    編集も腕を見せる部分はある。本編で使えなかった、主題歌でのマックス戦闘もあり。最後のチラ見せも、ネクサス登場を強調し期待を煽る

    ウルトラマンX [#14 光る大空、繋がる大地] 監督=坂本浩一/脚本=林壮太郎 監督五回目脚本二回目
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    今回はギンガSでもあった多方面で事件の同時展開。話と関連ある過去作との繋がりも取扱い、他作で成功した例から目標を見出させるのは面白い
    敵がパワー不足な感もあるが、バトルは押せ押せ。三人連続登場の他、三対一のバトルとアクションも工夫。必殺技の連続攻撃も盛り上げる

    ウルトラマンX [#13 勝利への剣] 監督=三好昭央/脚本=坂本浩一 監督は四回目 脚本はギンガSにも二本参加 活動範囲広い人
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    最初からクライマックスで、映画なみの密度。二組織共闘・他次元複数連結・BGMと合わせての特訓に、マスクでギャグと大盛り
    東映的なキッチュな演出の一方で、巨人と等身大・ムチアクション肉弾バトル・マグマWランス・違いも分かる剣劇と大満足
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    ショウ役/宇治清高・杉田アリサ役/滝裕可里はギンガSより引き続き登場。特撮では前者はフォーゼ・後者はゴースト#3にゲスト予定
    礼堂ヒカル役/根岸拓哉はギンガより、ギンガSとこれも引き続き登場。連続したTVシリーズ間で映画等と異なる共闘も珍しいかも

    [怪獣酒場#13[END]]この監督に意図は無くても、時期的に政治含むネタは思う所多く辛かった。まあ覚悟の上だろう
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    怪獣酒場総括。面白い面白くない以前に公式で配信が無く、これ自分以外に見てる人いるんかなと微妙に不安だった
    いつもの河崎作品だが良い具合。Xで出てる怪獣扱えたのも時期的によく、影絵の形だが日の目を見れない連中もよく扱えてた
    Uゾーンって先例もあるし、負担で無いならば継続したら良い刺激になると思う。円谷のいろいろ試す姿勢は偉い
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    ウルトラマンX [#12 虹の行く先] 監督=坂本浩一/脚本=内田裕基 監督はテレスドン#5に続き三回目
    内田裕基は今作および特撮初登場。高校〜大学時代より自主映画で賞をとり監督脚本作で全国公開経験もある。24歳期待の若手
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    虹の発生は両親の生死不明とも合わせ、伏線となるんだろうかな話。怪獣を使役しての戦闘はギンガも含め最近のシリーズで継承
    ザラガスにデマーガ、そして宇宙人と敵も盛り沢山。電脳世界や必殺技でのキラエフェクトほか、煙やアングルなどアナログな工夫も見所
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    ギナ・スペクター役/佃井皆美はJAE所属のアクションの出来る俳優。舞台仕事も多いが、特撮ではガイムの湊耀子でお馴染み

    [怪獣酒場#12] 前回からの続き、革命後にお馴染みの裏切りとここらも皮肉効いてる。うーさーと連動してのゲストもあり
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    ウルトラマンX [#11 未知なる友人] 監督=冨田卓/脚本=小林雄次 脚本三回目 監督は前回と同じで二回目
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    理解する心の欠落が結論。ただ話の流れがわかり難く三回流して確認。女性隊員視点にした方が主人公の視野狭窄を客観的に示せたと思う
    分離回避キングジョー。これも敵への理解の欠落の為と繋ぐ事も出来る。ボディアタックの建物破壊と中破で火花が散る所なんかが印象に残った

    [怪獣酒場#11] 今回も時事ネタ、この監督は政治どうこうでなく単におちょくってるだけと思う。革命の結果以前より悪くなるのは歴史にもある
    うーさー#12に#1のゼロに続いて怪獣酒場ネタがあった事もメモとして残しとく。円谷系列は派生の範囲が広く全部追うのは凄く難しい
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    ウルトラマンX [#10 怪獣は動かない] 監督=冨田卓/脚本=柳井祥緒
    今回は監督と脚本が共に新人にも近い。両人ともに自サイトがあり経歴がわかる、前者は監督助手やローカルヒーロー・後者は戯曲で受賞作あり
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    昭和によく見られた田舎での作戦の話。しかし、現在の地域振興やウルトラ怪獣擬人化計画とも絡めてちゃんと現代の話にしている
    子供に説得の技術が無く問題が悪化してく様も現実の問題と絡め興味深い。状況からの推察過程の他、退治の話で無いので新技も登場
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    植木千鶴役/平田弥里はメビウスのコノミ役。芸歴15年目で現在もドラマ等で活動ガイアの我夢役吉岡毅志と今年結婚している
    須田大和役/徳井優は引っ越しのサカイのCMの人。以後全国区としてドラマ・映画数々に出演。特撮でも東宝映画やガロでゲストあり
    須田花役/中村愛依は子役、草野敦之役/水野直はコント集団での作・演出がある他ドラマや映画などでも活動あり

    [怪獣酒場#10] 監督は実写作でも実相寺リスペクトしてるが今回はソレ。謎が解けて最初の状況に戻るお話
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    ウルトラマンX [#9 われら星雲!] 監督=アベユーイチ/脚本=中野貴雄 監督二回目脚本三回目 総集編がノーカウントで話数は#9
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    Qの頃からの円谷では由緒ある変則的な回。だがちゃんとXの世界観の中におさめてる。ギンガ組は過去総集編で新作出たいネタがあった
    怪獣酒場・ギンガS・Uゾーンお馴染みの宇宙人も登場。冒頭のスロー駆使のラグビーや、常に音のある生活場面など細かい所にも注意払ってる
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    風間イサム役/汐谷恭一は前作ギンガSでゲスト出演がある。実況席の男役/岡崎聖はノンクレジットだがサーガから制作統括の円谷の人
    実況役/山中敦史はたけし映画なんかがある。警官役/安藤広郎は殺陣やアクションの経験がある
    ラグビー部監督役/石川安彦+解説役/比嘉智也は共に特別出演、前者はラグビー選手でラグビーに関係した人物っぽい
    12番選手役/草野大成+9番選手役/今泉豪樹はこれも後者がラグビー選手で検索にひっかかるのでラクビーに関係した人物な雰囲気
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    その他選手役/佐伯晃浩、小山誠仁、平田葵、野村大地、ねづたくみ、須藤拓也、清水昌平、伊藤一人、中西悠真、立正大学ラグビー部、獨協大学ラグビー部
    観客役/高田和加子、冨吉恒平、松本大地、和田亮太、堂本佳希、山中良弘
    今回はゲスト出演者が多数!しかし、ネットですぐ調べれるので助かる。検索すると新人に近い役者が多数参加してる事がわかる
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    ナックル星人名栗役/平野勲人は92年より活動。主な仕事は舞台中心で声の出演もほぼ今回のナックル星人限定
    イカルス星人伊刈役/関智一は93年よりスネ夫やウィスパーでお馴染み。活動範囲広いが円谷ではUゾーンでケムール人人間態もある
    バルキー星人春木役/橋本達也はこの中ではキャリアが浅く、代表作もこのバルキー星人のみ

    [アニメーター見本市でザ・ウルトラマンが公開されている] 監督は横山彰利で原作は内山まもるになる
    「これがアニメーター見本市での元ネタなんじゃノー」
    [ウルトラマンX#9 ザ・ウルトラマン]
    「ゼロ映画には原作者も出ておられるみたいですネ」 「世代的に内山まもるは知らなかったのヨ」
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    横山彰利は85年の動画よりOVA騎士ガンダムでキャラデザ・13のフォトカノで監督。キルラキル#20裸の太陽丸で再反逆の回に扱ってる
    ウルトラでアニメだとザ☆なんかもあるが、今作は無重力での戦いなど重量の出し方が面白かった。あとBGMに劇中のを使ってるのも良い
    原作の漫画は全部で140P近い長編。各種必殺技や絵になる場面を上手く抜き出して使ってる。原作の方もウルトラ大決戦の面白い内容
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    内山まもるはアニメーターを経て68年デビュー。以後コロコロなど小学館系列で長く活動。近年まで活動してるが11年に62歳で亡くなられてる
    ゼロの映画にも近い展開と思ったら坂本浩一監督がファンと知り納得。アンドロメロスなんかにも繋がり円谷作品は濃いなぁと改めて驚いてる
    ティガやメビウス以降でも筆者が漫画版書いてる事にも驚き。今回元ネタも読んでみて面白かったんで、円谷作品の奥の深さを再確認した
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    [怪獣酒場#9] じゅげむなんかもあるが長い台詞ネタも古くからあるという。身分の差から発生するお笑いにもなってる
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    ウルトラマンX [#8 狙われたX] 監督=アベユーイチ/脚本=林壮太郎
    アベユーイチは前々期無印ギンガメイン監督。89年ガンヘッド特撮班より一般映画の他CG作品のSDGFなどアニメ作品でも監督
    林壮太郎は前作ギンガSに2本参加、ファブキング善戦#7と良いメトロン星人の#12。94より活動マックスにもスラン星人登場回等4本参加
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    放送前から話題のマックスゲスト回。Aの郷秀樹ゲスト回と似た展開?と思わせて本物登場。今回はウルトラがボコられる場面もあり
    ちゃんとマックスのBGM使ってて鳥肌立った。絵的には近接攻撃でのゼットンバリア・下からでカメラグルグル。納得いくゲスト出演になってる
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    当麻博士+トウマ・カイト役/青山草太は35歳カイトはTV初主演の役柄。以後もドラマ等で活動。特撮だとココリコの怪奇大作戦など
    マックスに助けられる母娘役/加藤由紀子、加藤優愛は共に検索で同名の人が多数出てくるが新人っぽい感じ

    [怪獣酒場#8] 怪獣を懐柔で今回は深夜バラエティ風。落語で駄洒落は地囗と言うが、古今東西である手堅い方法
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    ウルトラマンX [#8 ウルトラマンX総集編 出会いそして仲間たち] 構成=池田遼/演出=村上祐介 共に検索では出なかった
    アニメの神バハ見てた時、総集編後に谷間が続き苦しかった。TV番組は放映期間が決まってるが、全体の構成はなかなか難しい
    風雲ライオン丸・円谷ではネクサスなど悩む話が連続し、全体の印象が暗く感じられる事ある。総集編ふくむ全体の構成も作品の印象になる

    「ワシがXioじゃ!ホラーは科学で解き明かすんじゃノー」
    [ウルトラマンX7]
    「アレンジした制服を作ったヨ」 「上下で対象のデザインなんですネ」
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    [怪獣酒場#7] スタンダードな漫才調。ゆるキャラがゆるキャラの話をする妙。広げた後にすこし考えてわかるオチも落語的
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    ウルトラマンX [#7 星を越えた誓い] 監督=辻本貴則/脚本=小林雄次 監督は前回継承で2回目 脚本は変更で2回目
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    #1と同じで話を詰めすぎな感はある。異星人がXioどちらかの視点に絞ると見易かったかも、あと話数が限られてるので急いでるのかなとも
    地球の防衛能力の詳細がわかり防衛兵器。またウルトラ以外の異星人との共闘展開は珍しい。怪獣電飾やヒト目線でのカメラ位置等も

    [怪獣酒場#6] 誰に視点合わすかで見解も割れる話。なんでもそうだが無理という人への無理強いは皆が不幸になる。最後は救われる話と明るい
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    ウルトラマンX [#6 星の記憶を持つ男] 監督=辻本貴則/脚本=小林弘利 監督は今回ウルトラ初参加 脚本は2回目
    辻本貴則は98年の自主制作映画より監督して活動、賞の受賞の他に押井守と関連あり実写パトレイバー等に参加。円谷だとUゾーンに参加
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    宇宙人の扱い。これはギンガSから継承の部分もある。地球人の悪意も表現するのは円谷らしい。博士ほか公正な科学捜査で疑い晴らす所なんかも良い
    そしてメカ戦、射撃で無印ギンガのジャンボットも連想させる。見せ方として起動停止部やその後のウルトラも含む撤退のエフェクト、戦闘見てる市民なども
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    tEテ-rUル役/黄川田将也は99年より活動一般作への参加多数。特撮では実写セーラームーンゲストや仮面ライダー THE FIRSTの本郷猛など
    春崎優希役/新舛有紀・井上和子役/山田朝華は同事務所でCM等、警官役/小島遊園地は端役など各人共にまだキャリアは少なめ
    テルに暴行する若者たち役/金山礼、堀坂一貴、今野大輝、井上謙伸、團悠哉は検索でも引っかかり難いが現役の高校生も含む雰囲気
    南川大輔役/三浦浩一は元ミュージカル劇団所属、80年代よりドラマ等が多数変わった所で魔女の宅急便の主人公の父の声など 特撮は今回初
    南川の側近役/太宰美緒は09年からの活動で舞台なども、Xioメディカル職員役/太田彩乃はお笑いでの活動もありウィザードで怪人のセイレーン役あり

    [怪獣酒場#5] 河崎実監督作らしい際どーいネタ。それはそれとしてエビ切るの困るゲソ。デウスマキナ系オチも上手くハマり、モットクレロン
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    ウルトラマンX [#5 イージス光る時] 監督=坂本浩一/脚本=中野貴雄 監督は前回に続き二回目、脚本はテレスドン回から二回目
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    ゼロ参戦。過去シリーズと比較しても自然な流れで共闘。メガネとナックルの対話部も、今回の戦闘はゼロ出現が起点と思うと面白い所ある
    博士の気の使い方も宇宙人の立ち位置が出て納得。見せ方ではBGMや土埃・爆発、あと今作は十字架・車に逆にひかれるナックルなど細かいネタも

    [怪獣酒場#4]懐かしめ時事ネタ。スパークドールズ劇場等継承の漫才として見ると感想出しやすそう。カネゴンと貝など誰の発言かもポイント
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    ウルトラマンX [#4 オール・フォー・ワン] 監督=坂本浩一/脚本=黒沢久子 監督は前作ギンガSメインで5回 脚本はギンガSで2回参加
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    怪獣も倒させたかった程の防衛隊メイン回。等身大と巨大での格闘シーン、重量感の他に時間を前後させてのカメラ切り替えに感心
    前半での変身・工場ミニチュア・ウルトラフレア設定の他、印象あるカット・セクシーさ・見得きり・コミカル効果音は監督らしさ・お昼寝ベムスター可愛い

    怪獣酒場#3。漫才だが調子の良いエレキングが楽しい。毎回小ネタが細かい、前回Xがバートンの所にケムジラ串と連想も誘う
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    ウルトラマンX [#3 夜を呼ぶ歌] 監督=田口清隆/脚本=中野貴雄 メイン監督三回目・脚本は今作では初ギンガSでは3回担当
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    前半後半で繋がってないと思う所もあったが、怪獣物はホラーにも近いと再確認。そしてホラーだとオチがつかないのもアリとなる
    夜戦。ちょうど良い画面の明るさで程よくテレスドンが怖く、電飾も映える。事件を追う展開や新兵器の披露など見所になる場面も多い
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    間伏涼子役/佐伯日菜子は94年の金子修介監督デビュー作主演より、映画ドラマの出演多数。ホラー・特撮系も多くガロ4期ゲストでも取扱い
    土岐役/高橋麻琴は似た名の漫画家が検索で引っかかるが演劇の人っぽい

    怪獣酒場#2。白子で一儲け失敗の話。怪獣の影絵や名前出るだけで嬉しい所ある。カネゴン設定理由もなるほどなーと
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    ウルトラマンX [#2 可能性のかたまり] 監督=田口清隆/脚本=小林弘利 メイン監督二回目・脚本は前作ギンガSも参加で今回一回目
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    サイバー強化のフリが弱いぐらいで問題なし。ウルトラ久々のメカバトル。発進・ワンダバ・視点動く空戦と見てて楽しかった
    バードンの生態分析から、サイバー強化と共に共同作戦。設定と共に友好宇宙人・防衛隊の理念など過去作とも絡め興味深く良い
    ***
    大空遥役/越智静香は87年の東宝のオーディションから女優スタート、アイドル・タレントも含め広くこなす。特撮作参加は今回初っぽい
    アンバサダーガール役/緒沢あかりは日舞名取でもある女優。芸歴十年で出演多く、特撮だとレスキューフォース・Uゾーンでゲストあり
    増田圭吾役/鈴木貴雄は同名のドラマーとは別で役者・舞台活動もあり。増田公二役/仲義代は映画やCMなど

    以前のギンガのシリーズは開始まで間が空った。なので、今回も余裕みてた。だが、もう今週から開始で全22話も確定と大急ぎで準備
    事前にウルトラファイトビクトリーを扱わんとイカン。5分全13回程度で1-3月に展開。録画してた分を一気に観た。同系等ミニ番組は前例多数あり
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    事前にA負ける回みたりレオ・ジュダ登場で期待が高かった。短いバトル構成の内容だが、その分テンポよく飽きなかった
    登場キャラセレクトも適切。細かい謎もテンポ早く気にする間もない。過去のミニ番組とも比較し良く出来てるし新旧キャラ共演もいい
    監督は坂本浩一と本編継承。あと細かいネタ、今期アニメのうーさーにウルトマンゼロ出てたのも目をひいた。更に今期はまだネタがある
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    怪獣酒場。これに関しても毎回一行ぐらいでは触れたい。実写と思ったら5分アニメ。#1はOPの影絵に関するネタ、ウルトラ系は掘り下げ細かい
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    ウルトラマンX [#1 星空の声] 監督=田口清隆/脚本=小林雄二
    田口清隆は00年に初監督以 特撮映画の助監等を経て09年にG・長髪大怪獣ゲハラで賞、以後実写パトレイバー・Uゾーンなど前作ギンガSに五本参加
    シリーズ構成クレジットは四人、小林雄次・中野貴雄・小林弘利・黒沢 久子と全員前作ギンガSから継承、作品世界に繋がりあるかはわからんが単語は共通
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    #1は全体の印象ともなる大事な回。展開上で主人公が未成長な所がアララと思ったぐらいで、世界設定や見せ方の方針を素早く打ち出せてる
    ウルトラ系は過去の蓄積生かすの上手。最初の怪獣軍団・良い構図の怪獣進撃・光ってから攻撃などなど見るべき所は多く、期待出来そうで安心
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    大空鷹志役/柳憂怜は元柳ユーレイでたけし軍団、たけし映画の3-4X10月で非凡さを発揮し以後俳優業にシフト映画多数の他、特撮でもキバでゲスト
    大空大地(幼少期)役/一瀬礼旺は子役、大塚佳奈江・菅原彩香・佐戸彰悟・福井成明は声優事務所の人間含む。ノンクレジットで内田裕基と脚本の中野貴雄
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    大空大地役/高橋健介はNHKの情報番組から開始14年舞台で新人・山瀬アスナ役/坂ノ上茜もオーディションからの新人
    風間ワタル役/細田善彦は05年から活動ゲストはあるが特撮レギュラーは初、貴島ハヤト役/松本享恭もほぼ新人
    三日月マモル役/原田隼人はキャリア少なめの若手・高田ルイ役/百川晴香はアイドル
    山岸タケル役/TAKERU及び松戸チアキ役/瀬下千晶はウルトラ系列の曲担当タレント、前作ギンガS最終回でもゲスト
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    橘さゆり役/月船さららは宝塚男役出身キャリア19年、退団後は役者として活動、特撮作では大魔神カノンでゲスト
    神木正太郎役/神尾佑は舞台出身でキャリア21年、役者として幅広く活動、特撮ではオーズのドクター Uゾーンでゲストもあり
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    ウルトラマンエックス声は中村悠一は01年のウェブダイバーから活動、近作だと俺妹の京介・BFのリカルド・新妹魔王の東城刃更等
    ファントン星人グルマン/ナレーション声は松本保典、近作だとノリスケさんやのび太パパ、自分の世代だとガウリイやアマゴワクチン

    ■ 牙狼<GARO>GOLDSTORM(2015)

    Vol 2078(2015-04-07)からVol 3023(2015-09-23)まで
    牙狼翔 [#23 嵐[END]]監督=雨宮慶太?/脚本=田口恵?
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    「ありがとう リュメ様 ガルド ダイゴ ありがとう ハルナ ユキヒメ Dリンコ ありがとう リュウガ」
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    全体で繰り返しになる部分も気にはなったが最終回。CG戦はアニメみたいになってたが、視点は面白いし海外作でもよくある事
    巨大ガロ登場、これは予想外でびっくりした。あと小ネタで小さい人も可笑しかった。賛否ありそうだがガロらしい決着だとは思う
    .
    ガロ翔総括。今回は連続劇という事で戦闘無しなど変則回も多かった。内容的にあと少し密度は欲しいが、混乱する事なく問題はない出来
    ガロの連続劇は戦隊系に近い作りの方が良いと思う。特撮に関しては上記の変則回で控えめな点もあるが、いつもの水準は維持出来てる
    今回は前作からの監督も多数参加で経験積めたと思う。連続劇に関して更なる作り込みの向上は期待するが、毎週楽しくは見れた

    牙狼翔 [#22 城]監督・脚本=雨宮慶太 メイン監督三回目今作で脚本は初 映画・過去シリーズではあり
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    「人間だったのに。人間の事がちっともわかってないのね。人間ってのはね、夢があるわ、最後まで戦えるのよ」
    やっぱりガロのCGは国内ナンバーワン。衣装や照明にも気を配ってるが、絵の面白さだけでも魅了される
    ラダン城進撃。移動描写や場内の奇怪な雰囲気も面白い。三か所での防衛戦で、泉谷しげるにも見せ場
    ***
    ラダン城の従者役/山口仁美、高橋すみれ、日野綾子。うち日野綾子はゴウライガンの女戦士光人ショウのスーツアクター
    また今回は梅澤亜季、高橋健、今野浩喜、小林恵美、アジャコング・高橋宏行が再登場してる

    牙狼翔 [#21 王]監督=阿部満良/脚本=鴨義信 監督はジンガ過去#17より五回目 脚本は前話と同じで二回目
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    「お前たちは幸運だ。ラダン城を発動させる瞬間。そして、この世界から人という種を絶滅させる
    王の誕生する瞬間に立ち会えたんだからな」
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    冒頭が前回から音楽や視点を変えて印象変わってる。衝撃波やラダン・結界・火の馬などエフェクトも今回は注目点
    攻略の決意と斧脱落、斧は全体でもっと掘り下げても良かった。昼間の会話部など照明に気を使ってるのも再発見

    牙狼翔 [#20 泉]監督=松田康洋/脚本=鴨義信 監督はビル攻略戦#16より四回目 鴨義信は今作初99より脚本、アストロ球団や企画も兼任の近作映画
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    「リアンの夢を叶える為だ、その夢を叶える世界はラダンやあいつのいる世界では無い」
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    しぶとく強いジンガ復活。最後に向け一谷もうけた感じ。今作は連続劇で変則多いが、敵視点の展開も増やして良かったかも
    連続劇でどこまで細かくするかは難しい所だが、あと少し複雑でもいけると思う。表現としては人の形をとる水や邪気が目をひく

    牙狼翔 [#19 心]監督=雨宮慶太・大橋明/脚本=泉澤陽子 メイン監督2回目+監督5回目、脚本は#3より2回目
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    「それが人間だろ!リアン、俺も同じだよ、弱くてずるい俺もいる。けど、リアンがいるから強くなれる!」
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    ジンガ逆襲とリアン反逆。あっさり退場が予想外の復活。可能性多く予測幅も広がる。精神的な戦いでも動きある展開に
    恋愛は精神への激しいゆさぶり。前話と被る点もあるが願望と使命での葛藤。精神世界のイメージも総監督参加らしい

    牙狼翔 [#18 闇]監督=大橋明/脚本=田口恵 監督は法師と対立の#8より四回目 シリーズ構成の田口恵は十一回目
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    「リアン、勝ちも負けも無いんだ。勝ちも負けも無い。たとえ無駄でも、たとえ救えなくても、人間の邪心がたえまなくても
    俺はみんなを守る。俺は魔戒騎士。俺は護りし者。黄金騎士だ!」
    .
    リュウガ強化とジンガ最後。前作が闇で未熟な所もある主人公だからこその展開。落ちこみから持ち直してく所は台詞も決まり凄く良い
    復帰を重視でジンガ退場はあっさりだが、相方の方が残ってしまうのも面白い。今回の復帰要因のリアンの危機で次回へ引くのも期待さそう

    牙狼翔 [#17 鏡]監督=阿部満良/脚本=田口恵 監督は液体怪人#12より四回目 シリーズ構成田口恵は十回目
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    「本当はわかっていました。罪もない人を殺すのが間違っていると。心のどこかで誰かが殺してくれるのを願っていたのかもしれません」
    ……
    「ハハハ バカめ いまごろ黄金騎士は闇に堕ちている!」
    .
    ジンガ過去編。前半がリュメ命令とアミリ処置・過去編での村人の話など、情と信頼で複数に話を絡めてよく練ってる
    今回は肉弾戦、大アクションの後の筆ボンも可笑しかった。今期は構成の定型を定めてない事を活きて展開が柔軟

    牙狼翔 [#16 戦]監督=松田康洋/脚本=藤咲淳一 共に連投で監督は3回目脚本は2回目
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    「次に会う時は、ラダンを拝めるぜ」
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    前半は大規模ザコ戦で退屈な点もあったが、リュメ参戦ジンガ圧倒で一気に持ち直し。バトル主体のちょっと特殊な構成
    見せ方も前半集団戦でのカメラ移動・巨大戦でのCG・広角レンズでの戦闘など、他作と違った目新しく面白い方法

    牙狼翔 [#15 砦]監督=松田康洋/脚本=藤咲淳一 監督は前回と同じで二回目
    藤咲淳一は執筆業だが活動範囲が広く監督や小説・漫画原作・ゲームディレクターの仕事もあり。ケータイ捜査官に続きガロには初参加
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    「守りの城より攻めの城の方が、落としやすい」
    .
    攻略作戦準備。戦闘も無い回だが、リュメの所が気になるくらいで退屈も少なかった。仲間が即加入するのもストレスも溜まらない
    Dリンゴの怪しいアイテムも楽しい。現代の作らしくゲーム的で面白い準備展開だが、昔の時代劇でもこういうのは見るので伝統ある

    牙狼翔 [#14 標]監督=山岸一行/脚本=田口恵  シリーズ構成田口恵は九回目
    山岸一行は03年から助監督も含めTVドラマと映画で活動してる様。今作前作3期でも監督助手で監督として参加は初
    .
    「類は友を呼ぶってな」
    .
    前期4期ではゴンザ回だった中盤での総集編。対話と順序だった構成。リュウガへの印象や法師の考えの変化など
    ユキヒメは異国語的な会話ともいえる。前回サブエピから繋ぎ、なぎら健壱の荷物配送と役得でのおっぱいスリスリもあり
    ***
    ギンジ役/なぎら健壱はいっぽんでもニンジンでお馴染み本職歌手。役者やのう〜実写版花の応援団など役者・タレント仕事も多い

    牙狼翔 [#13 沼]監督=松田康洋/脚本=金巻兼一・田口恵 脚本は金巻兼一はルー回より二回目 シリーズ構成田口恵は八回目
    松田康洋は前期4期の#9おっぱい回でデビュー今期では初、雨宮慶太や田崎竜太作品の助監督から出てきた人
    .
    「リアン、ありがとう。ありがとう、リュウガ、おまえ達となら戦える」
    .
    おっぱいと思った?残念 巨大ホラーでした回。三人の連係作戦。同時に前話を引き継ぐ内容。妹の探査場面も入ってる
    予想を良い意味で裏切る。新OPが主人公連呼系だったり、強い敵をどう倒すかの話など、見せ方が斬新だがガロは伝統的な作り
    ***
    妖艶な女役/今井メロはスノーボードでオリンピック出場経験あり、その後は紆余曲折を経てタレントでヌードモデルと凄い履歴
    タツミ/肥後克広は説明不要のダチョウ倶楽部リーダー、芸人としてのキャリアは30年だが役者活動は少なめで芸道一筋ともいえる

    牙狼翔 [#12 絆]監督=阿部満良/脚本=梅田寿美子 前回と同じ 監督は三回目 脚本は三回目
    .
    「俺はおまえに信じてもらえるような騎士になる。だから待っていろ」
    「待てるかよ、そんなの。けど、信じてやってもいい、人としてなら。でも、やっぱり魔戒騎士は嫌いだ」
    .
    法師との和解。液体化の怪物だが表現がグー、他作と比較でCGでなく実際の水映像使ってるのが利いてる
    怪人のハラペコキャラ立ても展開に組み込めるとなお良かった。ただ倒し方は水の特性を上手く活かしてる
    ***
    ゲリル役/前田健はものまね芸人で振付師の面も、役者の活動も多く 特撮で大魔神カノン・アニメでプリキュアとデジモンなど

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#11 罠]監督=阿部満良/脚本=梅田寿美子 監督は#4斧より二回目 脚本は#9羽より二回目
    .
    「生きる覚悟だ、どんな事があっても生きろ。傷だらけになったとしても、生きていれば大事な人にまた会える」 .
    変則の法師過去回、牢屋は日常で見ないから違和感ある。登場人物多数だが、過去作と関連ない人物たち
    ホラーは初登場からキャラ立てようとして、良い。ジャンパーソン風のカード投げ。今回は実写でのバトルも多め
    ***

    モユル役/松村雄基は80年代に大映ドラマで活躍。芸歴35年で多数出演。特撮だと電王映画の死郎・私が愛したウルトラセブンのダン
    ヒカゲ役/奥井雅美は現在はガロ系列主題歌JAM Projectにも参加の歌手・音楽家。90年代アニメの主題歌も多い。ラジオでも活動
    ヘデラ役/やべきょうすけは90年代半ばから活動 多作に参加。07年には日本映画批評家大賞助演男優賞。特撮作は今回が初に近い
    ガルド幼少期役/市村涼風はCMなど・ハルナ幼少期役/木村日翠 こっちは字幕で文字が読み取れず間違ってるかも 共に子役

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#10 雷]監督=山口義高/脚本=田口恵 監督は#6ルー回以来で三回目脚本はシリーズ構成で七回目
    .
    「ラダンとは、ラダン城と言われる城のようなものだと書かれている」
    「城?ホラーではないのですか」
    .
    スパイダーマンのエレクトロ的な敵。電気の逆利用に気づく所が少しわかりにくい。最初の正体不明の攻撃はミステリーっぽく面白い
    同時進行でリュメの推理とディケイド暗躍・ガルド探索までこなしてる。絵的な部分で最後の技もふくめ、電撃エフェクトが沢山みれた
    .
    上でスチームパンクの話をあげた。動く城とかそのものズバリ。今作のデザインはそれにも近い。世界観の構築は絵で見せる部分デカイ
    ***
    ゼラーザ役/未唯mleは調べてびっくり ピンクレディーのミー、アニメタルにも参加、80年代よりドラマでも活動、特撮だと燃えろロボコンのママ役
    ホラー男役/倉田大輔は舞台での参加も多く、特撮だとネオ・ウルトラQ参加があるみたい・ホラー女役/星乃きえは事務所が声優の会社の人

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#9 羽]監督=横山誠/脚本=田口恵・梅田寿美子 脚本はシリーズ構成で六回目
    横山誠は前作にあたる三期の監督、総監督とはながく四期も馬初登場回担当、梅田寿美子も三期より四期では四回参加
    .
    「本当の敵は心の中!」
    「約束しろ、俺が闇に落ちたその時は、お前が俺を斬れ」
    .
    複数でも苦戦する強敵回。アクションはジャッキー映画見て研究してた、なので屋内の状況を上手く活用してると感心
    カット切り替えも最後の対話部などお洒落。内容も昔の特撮の地方回風・ダイゴ掘り下げ・最後のディケイド出現と見ごたえあった
    ***
    ウォスカ役/船木誠勝は現役プロレスラー、格闘団体パンクラスを旗揚げしそこでのエース。セイジの弟子役/船木ライアンは息子さん
    .
    檜葉セイジ役/高嶋宏行06年より活動、ダイゴの弟子役/市瀬梟稀・市川騎士・遠藤順平・由良立風治・渡邊樹大・瀧表郁は経験者含む子役

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#8 筆]監督=大橋明/脚本=田口恵 監督は前回とおなじで三回目 脚本はシリーズ構成で五回目
    .
    「俺が魔界にとどけてやるよ。三十分以内でな」
    .
    自分個人の意見で引きの多い続きものは苦手だが、今回は最初からでてた法師のガルドにすこし触れて更に引きを入れる回
    騎士と法師の対立は過去シリーズでもあり、法師も方法次第では騎士に勝てそうではある。ホラー退治もいれて単調にならん様してる
    ***
    スミダ役/マイケル富岡は最近はバラエティの出演が多いみたい、ドラマ中は見覚え有るけど誰かわからずキャスト表示みて納得
    90年代の全盛期はしってる。焼きそばUFOの特撮風CMでディープスペクターと共に一世を風靡。特撮もシャリパン・ダイナ・ゴセイでゲスト
    調べると知らん事が次々でてきて驚く。この人は過去シャリバン候補・ヤキソバンのデザインはタイバニ・神バハのさとうけいいち
    .
    店主役/松澤傑は04年から活動で他作の出演歴おおいウィザードボギー回ゲスト、青年役/汐谷恭一はギンガSでゲスト

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#7 術]監督=大橋明/脚本=田口恵 監督は#2の人で2回目・脚本はシリーズ構成で四回目
    .
    「思いしれ、これこそが偉大な闇の力だ。おまえが光であるかぎり、勝ち目はない」
    .
    ガロは1クールの半分で怒涛の展開みせる傾向あるが今回もクライマックス、ディケイドコンビの出し惜しみ無い総攻撃
    展開的には説明回でバトル回でもあるが退屈になってない、前半の多数戦に2対2のバトルとコンビプレーの冴えた戦い

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#6 額]監督=山口義高/脚本=金巻兼一・田口恵 監督前回と同じで二回目・脚本のシリーズ構成は三回目
    金巻兼一は今回ガロ初参加、87年鬼太郎三期よりで普段はアニメ脚本中心に活動し夏目友人帳のシリーズ構成など戯曲仕事もあり
    .
    珍しいルー大柴のキャプテンアメリカな肉弾アクション、英語まじりのルー語と個性も活きた他に最期の死に方も意外性ある
    今回は探索型の話でリアン回でもある、連続性としてホラー化促すオブジェの他にホラー食いのホラーも4期でやってる
    ***
    ダンケ役/ルー大柴はドライブ出た時にも扱ったがキャリア30年こえて役者としてもベテラン、今回はバラエティ的なルー語も見れた
    トラック運転手役/アジャ・コングは現役プロレスラー、タレントとしてのTV出演も94年からで役者経験もあり。今回ホラー役かと思ってた
    ヤスシ役/せんだ雄太はせんだみつお息子・タクシー運転手役/三輪江一は制作業も・宅配員A・B役/坂井友秋・坂城君は共に若手

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#5 罪]監督=山口義高/脚本=本田紀生
    山口義高は08年から助監督の記録あり15年極道戦争では脚本・13年アルカナ14年猫侍の監督・脚本、今回ガロ初で日本映画界期待の新人といった所
    本田紀生は94年の井筒和幸の突然炎のごとくが見つかった資料で一番古い、前回のガロ4期では#3花園#5図星を担当その時に扱ってる
    .
    今回は戦闘が「こういうのが見たかったんだヨ!」の凄く良い仕上がり、バシバシ変わるカットに視点の意識やグイングイン回るカメラでエクセレント!
    お話もミステリー調、演技に気合い入り過ぎてる所もあったが冒頭からホラー調で保護対象が悪・敵が本来は善と深夜作品ならではの作品作り
    ***
    カジ役/片桐仁は今回は髪を整えて気づかなかったがラーメンズのモジャモジャの人、芝居仕事も大量にありWゲスト他深夜の特撮風ドラマの出演も多い
    ミツヤ役/新井祐介はミュージカル等舞台・リサ役/小林恵美はライオン丸Gのサオリ・サクマ役/黒石高大は本職格闘家で悪役他フォーゼ・ギンガでゲスト
    ***
    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#4 斧]監督=阿部満良/脚本=田口恵 シリーズ構成ででビル街での人質戦の#2に続いて二回目
    阿部満良は07より監督業を開始して前回4期及び同監督のゴウライガンにも参加、前回4期では花園・セインさんの星・ガッツの鍋で扱ってる
    .
    前作にあたる3期のアクションもゲーム的な所があったが今作も同じ、密閉空間・周囲から迫りくる敵・ポイント毎の封印・護衛を守っての戦闘
    新キャラ登場と主人公達との考えの違いの対立・最後には護衛対象の背景設定もついて密度ある内容、映像も格好良い所多く面白かった
    ***
    ヒデキ役/高橋健・ヨシト役/今野浩喜は二人合わせてお笑いコンビのキングオブコメディ、かもめんたると同じくキングオブコント09年の優勝者
    あーあー言ってた方がボケ担当の今野でTV等のドラマ出演歴あり、それを慰めるのがツッコミ担当の高橋で舞台出演歴ありコンビ結成15年目
    .
    親方役/古井榮一はTV等の映像媒体中心で年取ってからキャリア開始した様、ダイゴの部下役/長澤徐門も同様にTV等で活動してる役者
    ユキ役梅澤亜季はPVなどでドラマ等の活動は少なめ、ダイゴの弟子役/市瀬皇稀・吉川龍聖・小口寿輝・岩越寛太・田口嵐・川島能登は全員子役

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#3 蝶] 監督=下田章仁/脚本=泉澤陽子
    下田章仁は13年の東北新社のコンペで賞4期#11漫画回担当、泉澤陽子は今作初参加09年より一般ドラマを中心に活動しメインライター経験もあり
    .
    細かい説明飛ばして状況で見せる少し変わった作りだがテンポは良い、最善を尽くしても守れない場合もあるガロらしい話
    夜戦で斬激の火花も映える日本人なら大好きなチャンバラアクション、夜の照明の使い方やさりげないふともものサービスなども
    ***
    ハヤシ役/浪岡一喜はデモンナイト・ライオン丸・シドともう特撮ではお馴染み、36歳でキャリア11年 一般作への参加も多数と発展した役者
    ミサ役/坂口杏里は70年代の特撮ゲスト他一般作多数の坂口良子の娘タレント活動が主、ヒラタ役/田中稔彦は32歳でまだ若手の俳優
    .
    園長役/萩原流行は特撮作だとスケバン刑事IIIの般若が浮かぶが一般作多数の役者、最近はタレントとしての活動も目立っていた
    ニュースや番組内でテロップも流れてたが今回が遺作となる、重い気持ちで見てた部分もあったが善良な役で良い最後の仕事になったと思う

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#2 炎] 監督=大橋明/脚本=田口恵 監督は前回の共同から2回目脚本はシリーズ構成で1回目
    .
    前作と映画版にも少し触れた上で今回の話の目的を説明する回、他ドラマでたまにある予告ネタバレ無いのが良い
    高所でのアクションはもっと移動や高低差も活かして欲しかったが、刀のギミックや人質からの合体攻撃と見るべき点はあった
    ***
    ガルドーの人形役/小松もかは16歳のアイドル、シリーズ共通のザルバの声の歌手影山ヒロノブと同じで変わったキャスティング

    牙狼<GARO>GOLDSTORM [#1 剣] 監督=雨宮慶太・大橋明/脚本=雨宮慶太
    雨宮慶太は全シリーズ総監督で今作の前作3期の横山誠から交代、81年より活動で特撮ファンなら見た事ある作品を多数制作している
    大橋明はスタント出身で雨宮作品にも初期から参加 アクション監督経て13桃幻の笛から監督、4期#18紅蓮登場・#21雷牙ぶちぎれで扱ってる
    シリーズ構成に田口恵、10年映画設定経て脚本とガロから出てきた人、4期#2花園・#10ゴンザ主役#11漫画#13脱走した獣#15総集編で扱ってる
    .
    #1に相応しいスタンダードな話だが肉弾アクション重視でそうそうコレがガロだヨと納得して見てた、三期がそうだが多彩な武器と連携は見所
    連続モノでディケイドの暗躍も既に開始してるが、そこから劇中の「見かけで判断するな」が全体のテーマにもなるんかなーと思いながら見てた
    ***
    ゲン役/下條アトムは68歳で芸歴46年、一般作多数だが特撮ファンにはヒビキのおやっさんでお馴染み 山ちゃんと並ぶエディ・マーフィーの声の人
    ピクロ役/市瀬秀和は01年のコスモスのフブキ隊員役でデビュー一般作の他に家庭教師ヒットマンREBORN!の獄寺隼人役など声優業も
    .
    風侍役/鈴木大樹・雷侍役/田中大登は両者共にアクションの人で前者は岩上弘数・後者は伊藤 久二康の主催の特撮アクター事務所所属
    ユキ役/梅澤亜季は新人でPVなど、双子の少女役/MIO・YAEは流石にヒット件数多すぎて不明だが同名のモデルと歌手が存在してる
    ドライバー役/鼠先輩はタレントの面に目が行くが実際は歌手、双子の少女(声)役/田中晶子は海外ドラマの吹き替えメイン他ギンガの怪獣の声も
    ***
    双子の敵と云う事でコレは調べてる榊作品でも多々出て来てまかでみアンソロでは日日日もこの要素を拾ってる、中二病的マインドを刺激する所があるのかも
    ミキマキは双子だヨってのも最初に聞いた時にちょっとときめいた、で実際の双子はどうなのかって部分で実際に研究してる資料なんかを簡単に調べたりもしてた
    マキバオーだとブリッツとマキバコが双子だが遺伝子の話にも繋がる、実際は年とると個性も割れるみたいで一致する場面もウンコの時間が被るとかそんなのみたい

    牙狼-GARO- -GOLDSTORM- 翔[特番]
    今回からガロの5期目も扱う事となる、ガロシリーズは時空列に特殊な所あって今回は3期の続編で前作4期とは別の時間と世界の中の主人公たちとなる
    共通してる要素もあるし今作から見始めても問題は無いと思う、監督曰く有名な人と共演出来るのがガロ出演特典だが今回はタレントの人中心になるんかな
    ラスボスが大竹まことの3期は見てる、善人でも容赦なく怪人化する暗い展開や連続モノ方式など難しい所もあるが平成ライダー等見慣れてれば大丈夫
    .
    アニメ版も今回の感想で扱える様に大急ぎで優先させ録画してた全話分見た、最初は監督キャリア不明や海外作画中心・特撮アニメ版とかなり警戒してた
    おやじ抜いてもダブルヒーロー構成で途中で挫折や離脱の谷もある凝った構成になってる、単体で見ても父子別行動で父部は全裸ギャグ調と凝った話あった
    組織に対する不信と目的意識やエロスと継承など特撮版の要素も制限あるとはいえよく拾ってた、ゆるガロプッシュなのに死ぬヒロインや単発ギャグ回も忘れがたい
    .
    以下発表されてる主要キャラ、前作3期がチームバトルで登場人物多かったが今回も多めで後半ハードにしますなどガイムみたいな群像劇になるのかも
    ***
    道外流牙役/栗山航・莉杏役/南里美希は共に今期前作の闇照より継承 共にモデル出身で代表作も今作の芸歴2年と8年・23と26歳の若手
    リュメ役/桑江咲菜は魔戒ノ花のデカイ着ぐるみの#20鉄人回に別役で出演してる、ゲキレンの指令の娘とアキバのツー将軍仕込みアイドル役等
    D・リンゴ役/泉谷しげるはめめが営業先で仕事した話が思い浮かぶが本職歌手でめめ関係者と縁もある、美術での賞や役者の活動など実は凄い人
    ユキヒメ役/黒木桃子は魔戒ノ花ラスボスのおっぱいエイリスでお馴染み、本職は04からのモデルで役者としての芸歴もエイリス辺りから
    ジンガ役/井上正大「おのれディケイド、貴様のせいでガロの世界まで破壊されてしまった!」」 説明するまでも無くディケイド 芸歴は7年目で仕事も増加
    アミリ役/松野井雅は中二でアイドルとして活動し映画「ハルウララ」ヒロイン役をこなしそしてAV女優となり週プレとも関連あり 改名等履歴が凄まじい
    ガルド役/中島広稀はスカウトからで芸歴5年目、秋月ダイゴ役/脇崎智史は芸歴13年一般作他特撮ではセブンXの同僚エージェント・ケイ役がある

    ■ 怪奇恋愛作戦(2015)

    Vol 2053(2015-01-06)からVol 2076(2015-03-31)まで

    怪奇恋愛作戦 [#12[END] 鬼神村と七人の生贄・後編]監督=ケラリーノ・サンドロヴィッチ/脚本=ケラリーノ・サンドロヴィッチ・小峯裕之
    .
    芸術寄りの舞台の人の作なので、今作に関しては扱うかどうか事前に相当に悩んで扱い出してからも普段以上にいろいろ気を使う所が多く大変だった
    以前も書いた様に世代や興味が全然違う人で過去調べた事の確認の為に見てる部分もあり、視聴理由はイヌちゃん50%書籍扱う為25%確認の為25%
    良かった点もあったが悪かった点もあったと云う結論に至ってしまう、ただ現状のケラや演劇・TV業界がどこまでを上限としてるかは十分に測る事は出来た
    .
    前回書いた様に芸術作品は見る側も覚悟いる、今から書く事はぼかして書くし裏読みし過ぎの妄想で合ってたとしてもケラも否定する内容なんで無視してくれてもいい
    今回の問題は村人も含む全員が退避すれば解決する、それも含め今このタイミングで唐突に政治のつぶやきするケラと絡めると何が背後にあるか見えてくるものもある
    鬼と云う単語は外来で 過去の侵略者を想像させる単語が一部地域で妖怪の呼称として使われた事もある、少し昔の戦争でも鬼になぞらえたプロパガンダが使われてる
    今回のありきたりにも近い話を傑作と提出し賛否を呼ぶと覚悟してる背景は、ケラのわかりやすい事しないの前提や演劇自体で隠喩が良く使われる事も含め考える必要ある
    .
    物語の分析として同じ内容が繰り返されてる事とそこで頻出する話こそが本来のテーマとする考えはあり、過去の神話等でもその傾向を見出す事は出来る
    そこでロッキーと似てる話にも繋がるがこれは漫画等にも当てはまると思う、そういう話は全盛期だけ見れば充分と思うし歴史にもその時期の物しか残らないとも思う
    ケラは自身の話を作品の中に盛り込む傾向を自覚し使用もしている、それらも含め今回定義された問題とその結末を考えるとケラ自身の問題と繋がる部分もある筈
    ***
    総括、[ケラに関しては有名になる前の岸田戯曲賞受賞時の選評が時期的にも選考委員的にも信頼出来る] 今回もそこでの長所短所は引き継がれていた
    個人的に良かった点として現在のドラマでよく見られる誇張の多いギャグ演出が廃されてる所は挙げたい、役者の技量もあるがこれは標準化して欲しいと思ってる
    そしてその事とも関連しイヌちゃん筆頭にケラと付き合いの長い役者は全員が良い仕事が出来てた事も挙げておく、標準化ではここがネックになるとも思う
    .
    この枠で以前放送されたアオイホノオが凄く面白かった事もあり 今回は一般ドラマを感想で今後扱う可能性も考慮したテストも兼ねてて良い経験を積めた
    感想書く過程の中で浦沢義雄とその周辺を再チェックして改めて才能に気づけた事も大きい、同時に関連資料の調査で凄いと思える作品を多数読めた事も良かった
    前述の通り苦労も普段以上だったので今後も扱う気持ちは今は薄いが、そこの部分を無視出来る別の舞台の人の作品ならまた扱ってみたいとも思え成果は大きかった
    http://www.hakusuisha.co.jp/news/n12273.html
    [2015-12-22追記]
    http://news.walkerplus.com/article/54497/image298857.htmlによると第一話視聴率は初回1.9%。同枠アオイホノオは平均2.1%。
    放送前のケラのPの意見に関する呟きから深夜は平均3%が成功ライン。成功か否かは各自判断。受賞等は今作は無し

    怪奇恋愛作戦 [#11 鬼神村と七人の生贄・前編]監督=ケラリーノ・サンドロヴィッチ/脚本=ケラリーノ・サンドロヴィッチ・小峯裕之
    小峯裕之は80年代産まれの若手で舞台含む映像サークルで活動、以後TV・映画等にも進出「世にも奇妙な〜」の他今作同Pの太鼓持ちの達人にも参加
    .
    一見すると衝撃展開に思えるが範囲を特撮等にまで広げるとよくある話となる、最近だと先に挙げたループ展開含むあの娘なんかで若い人にもお馴染み
    それ以前にも当然あり面白い所で仮面ライダーブラック(87)終盤の「ライダー死す」 この当時で既に池ポチャ、ガイムでもやったが今じゃもう生存確定の定番展開
    死亡後復活で神になった聖人の話も現実にあるが、今だと「その時不思議な事が起こった」はただのギャグでループ物も定番化しよくあるネタとなりつつある
    .
    イヌコの首がすっ飛んだ!・たまきが死んだ!トオルも死んだ!今作の真っ二つの死に因むとよく死んで復活するウルトラ兄弟がギロチン系攻撃を得意としてるのが興味深い
    今回は焦点のズレた会話のギャグが多い、不条理系ギャグは脳科学で分析されてる所もあり「大きな矛盾の中の小さな矛盾」わかりやすく云うと「突っ込むトコそこかヨ!」
    レギュラー全滅!円盤は鬼神だった! 面白い駐在の動きはレオのブニョの様、アクマニア星人回監督のカルト映画地獄の様に死後に無間地獄化する展開なんてのもある
    .
    ケラの芝居でも全滅する話・最初から死んでた話・時間移動する話・死人が見てる話等があり、後者の二本で00年代初頭にケラは賞を受賞している
    再チェックしたシュシュトリアン松尾スズキ回で生死観念はあいまい、手持ち資料がシュシュトリアンしかなくアレだが浦沢義雄作は物体が喋ったりと生死観はぼんやりしてる
    他脚本家他ケラが嫌う子役使用に驚いた、先の受賞後ケラは受賞無く限界迎えつつあるのかと感じる所もあり今作は妥協か新境地開眼に至るかの難しい局面でもある
    ***
    老婆役/中村メイコは80歳キャリア78年の大ベテラン、参加した作品も数多く吉行淳之介との恋など逸話も多い黎明期の吹き替えの他新しめでパラソルヘンべえの声なども
    女将役/高橋ひとみは寺山修司の天井桟敷出身ケラ作含むTV・映画多数でも活動し特撮だとスケバン刑事一作目ラスボス海槌 麗巳役・コスモス映画のムサシ母役等
    .
    駐在役/諏訪太郎はバロウズ翻訳した人の息子なんて意外な面もあるがTV・映画等で活動、特撮作でも平成ライダーやウルトラなど準レギュラー含めお馴染み
    植木職人役/鈴木浩介・おでん屋役/オクイシュージ・番頭役/山本龍二は共に青年座出身 前者二人は退団しタレント活動も特にオクイシュージは過去めめ冠番組ナレーター
    上女中役/安澤千草はケラ劇団所属で舞台中心・下女中役/播田美保は90年代後半からの活動が確認され角川妖怪大戦争など映画への参加が目立つ
    .
    木こり・医師役/田鍋謙一郎・木こり・看護婦役/六角慎司は共にケラ作品にも過去参加、一般作他特撮で前者はギンガマン・後者はオーズ・NEXTでゲスト有り
    仮面の男役/草野伸介は新堀和男の事務所所属で近作特撮出演履歴からスタントの人ぽい、店の男役/ボブ鈴木は劇団出身映画中心の他コスモスでゲスト
    スミレ役/小森茅愛は子役実存主義カミュの血縁セインさんが敵のゼロにも、槍を投げる村人役/アヴちゃん(女王蜂)は今作OPボーカル女王蜂は09より活動
    .
    村人役/嘉菜多・旅館従業員役/佐野元哉は共に今作過去回でも参加、良く出来たドラマならそこにも意味はあるだろうが今作では単に使いまわしな気もする

    怪奇恋愛作戦 [#10 乙女☆純情奇譚・後編]監督=濱谷晃一/脚本=田中眞一
    ケラ呟きで思い出したが過去に客席・キャストがヒソヒソ話でケラだけが自信ある怪作が上演された事ある、今作はもちろんそんな事無くキャストも自慢する面白さ
    前回挙げた たけしの「みんなーやってるか」もたけしは自信あったがあまりに周囲から悪く言われ自信喪失、今は小さい声で自慢する話が過去CSの解説番組であった
    それ踏まえて「監督・ばんざい!」見ると似た傾向でありながら改良され評価受ける結果になったりと面白い点ある、見た時期もあるがたけし映画は00年代後半のが好き
    .
    前回より継承でわかりやすさを嫌うケラ回と区別つく作り、気になった点も前回と同じだが良かった点として怪物造形や麻生久美子の綺麗なコケぶりは挙げとく
    次回が80年前今回は70年前と今までと異なり時間観念が明確に出されてる、しかし同時に今まで遭遇した異常な現象を人物たちが忘れてる様な点にも目がいった
    トオルちゃんそっくりの恋人に理由をつけるなら・また過去回や次作出来含め、今作で遭遇した異常現象は戦争で国全体が異常化する過去にも発生したのではないか
    .
    今作に関しては最初に書いた様に比較対象をノーベル賞作品にして自分のハードルは高く設定してる、現状だとまだ納得出来てない所はあるが単体なら問題ない面白さ
    以前に挙げた宇宙大作戦もそうだが優れた作品はその時代の観念を吹き飛ばして時代を先に進める所はあると思う、今の価値観は絶対で無く芸術家はそれに縛られない
    実力持ちながら安全策に終始してる創作者見てると歯がゆい所はあるが上のたけしみたく壊れる寸前までイケとも言い難い、芸術家は凡人と違う才能を持つ分 業が深い
    .
    今作の問題定義では夢も希望も叶わぬまま老いを迎えた女性の未来と異常を前に何も出来ない警察への批判はあると思う、共に現代社会の問題や事件とも関連する
    無い夢を与えてごまかす方法も非情な現実を突きつけたまま放置する方法も解決策としては安易で単純すぎる、最終回に向けてどう落とすのか興味深い所はある
    現実の脅威も連想させる特撮作ではケラと同じ音楽も関連する川内康範作品の敵が思い浮かぶ、また東宝作の怪獣の出自も現実の問題と繋がってる部分ある
    .
    仮に今作過去でもこれと同様の異常現象が発生したとして、その際に明確な解決を出来なかった事が後の戦争へと発展したとするならば興味深い点は出てくる
    国の異常の前に凶兆が発生するという迷信が昔あり公的な記録書に見られる、過去の反省で無く過去を乗り越える新たな考えを出せないと過去や狂気に縛られる
    これも思想的な事だが歴史は繰り返しているという話はある、幾つかそのループを断ち切るべき考えも出て来ているが過去に学ぶは考えとして正しいか疑問はある
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    住職役/ミッキー・カーチスは以前もガロ出演時に扱ってる芸歴57年、有名監督含む一般作多数の他に特撮でのゲストもあり本作と似た不思議コメディのポワトリンでもゲスト
    霧島家使用人役/木戸優歩は新人・幼少期の霞役/工藤美岬は子役、子役に関しては過去のケラエッセイに記述があるが快く思っておらずケラ作では出ない可能性高い
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    全然関係無いがこの番組絡みでシュシュトリアン再チェックしてたら池田成志ゲスト回もあり驚き、特撮・アニメでもお馴染みだが演劇の人でケラ・イヌちゃん先輩でも若々しい
    更に興味深い所で円谷回で大怪獣バトル等に先立ち赤いゴモラが登場してる点もある、CSでブースカ見てるので興味深いし必殺攻撃の形もレオ兄弟連想させる

    怪奇恋愛作戦 [#9 乙女☆純情奇譚・前編]監督=濱谷晃一/脚本=田中眞一
    脚本は前回の共同脚本の人、濱谷晃一はTV東京深夜ドラマでP・監督・脚本をこなす立場で異色作が多くケラに近い立ち位置ともいえる
    録画してたトッキュウジャーを全話見たが今作に近い不条理的な単発回もあり脚本に大和屋暁、デジモンなど不思議コメディの浦沢義雄と一緒の参加作もある
    うちのサイトなら「ジャスタウェイの馬主だヨ」でも紹介出来る、大和屋&浦沢参加アニメ作で忘れられないのは突き抜けた所の多い異色アニメのカブトボーグ
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    他監督は#1を基準にする筈でそれが無難だったケラにも問題はあるが、間延びした所も感じられケラ監督分以外は一話完結方式でも良かったんじゃと思う所ある
    今回はゲストもTVの監督らしく少なめで内容と共にレギュラーに多く焦点を当てた話、デタラメな場面も多用するクマなどで関連性を持たせてる部分があった
    月から食べ物に変わる場面は昔の映画も連想させる、アニメなどで前衛的に思える演出も昔の映画で使われててそこでの評価は古典的扱いだったりと興味深い
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    前回の松尾スズキ出演にちなみ手元にゲストで出てたシュシュトリアンならあるので何話かチェックしてみたがやはり面白い、バブル期はこれらがヒット作
    シュシュトリアンは東映作ながら掟破りの円谷キャラ登場もある、また前回から思い出したがぱいぱいはスキャンダルの特殊経緯経ていぱねまにバトンタッチ
    マイノリティに近いケラの到達点が20年前のマジョリティである東映ヒット作に近くなるのも面白い、ケラ作品は演出も含め正統派な部分も含まれてると思う
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    イヌちゃんは若々しい女性店主 昔から変わらず年齢不詳な所がある、ケラ担当回だと警察は役立たずだが今回は本来の事件とズレた形だが機能している
    監督は過去に野生爆弾とも仕事してる、今作はたけしの「みんなーやってるか」の様なボケだけの展開になったらと怖れてたがケラはツッコミやリアクションも入れる
    先に見た舞台の演出も以前に述べた放送大学講義の作と比較するとマトモで、ケラの東宝娯楽作からの影響や自分がサブカルかわからない発言等も参考になる
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    草壁 静子 役/木野花は新感線のフラワー先生 以前のギンガ出演時に扱ってなかったが芸歴41年誇るベテラン 演出もする舞台メインの他TV等の一般作でもよく見るお方
    霧島 霞 役/真野恵里菜は23歳 元ハロプロメンバーで女優としての活動歴は7年、一般作他 実写パトレイバーの野明やフォーゼのなでしこなど特撮作でもお馴染み
    強盗犯 役/叶雅貴はTVや映画で活動しスタント的な仕事もこなす・霧島辰雄 役/西村真もTV・映画の他舞台・霧島トミ 役/高瀬媛子はCMやドラマ中心に活動

    スタートレックのMr.スポック役のレナード・ニモイが亡くなられてる、日本でSTはそれほどメジャーでは無いが世界では影響力大きい作品
    怪奇恋愛作戦 [#8 悪魔ブイヨン・後編] 監督=ケラリーノ・サンドロヴィッチ/脚本=ケラリーノ・サンドロヴィッチ・田中眞一
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    今回はマペットに近いキャラとTVからの正義の使者が登場してるが、これも浦沢義雄脚本作では先行しネムリンやてれもんじゃ・カミタマンなど中期不思議コメディを連想させる
    ここらの作品は現状で見るのが難しい作品群だが、てれもんじゃが不思議コメディ枠で無く多彩なゲストを使いケラも夢中で見てた記述あるスケバン刑事前番組なのは興味深い
    これ系統で忘れられないのはトトメス#12、この回のマペットのナイルの悪魔の声はチュウ兵衛の千葉茂で目玉おやじの田の中勇が役者でゲストと四期鬼太郎を先取りしたタッグ
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    音楽をコメディ調にしてないだけで今回は笑える場面多々、作中指摘もある男を匿う教師とシリーズ全体で関係持たせた件と今回の話内で関係性ずらした件が同居する
    正義に関してはSTでも艦隊の誓いという形で存在するが大抵破られる、ここが米と日の価値観の違いが発揮されジェンウェイの日本の一部での愛称は強引さから悪魔艦長
    役者死亡による交代は日本ではライオン丸のタイガージョーなど、先のてれもんじゃも打ち切り喰らってるがスキャンダルより内容面が原因となる場合も多い
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    TNGの放送を観直してると普通のエピソードでも発見あり今作とも絡めて面白かったのが#38のホテル・ロイヤルの謎、不条理劇とホログラム話が混在する初期の少し古い型の話
    直球で副長が狂いかける#147やQのいたずらの#94等もあるが、不条理劇も原因が明確だとわかりやすくなる事がわかり映画のマトリックスなんかも不条理劇の延長にあると納得
    今回のノーベル賞調査でも超難解な作品はあったがそこで使われる手法は部分的に日日日も使ってる、ケラがわかりやすさを避ける様に単純化は含む意味を狭めてしまう所もある
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    イヌちゃんがアーン、アナログな呪いは普段から可笑しいたまきさん延長だが操られた人物はSTでもよくあり似た傾向の鏡面世界なども普段と違うキャラを見せる
    悪魔の話はTOSでも見られTNGでのSTII流用同系統話など古さも見せるが海外では人気も高い、DS9終盤の向こうの価値観が反映された善悪選ばれし者の話なども
    布に関しては前話で指摘した十字軍とも関連して聖骸布も思わせる、今回は原因示してるが冷静に考えると話内で関連性無い秘密道具と共にデタラメと捻っている
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    ガス検診の男 役/みのすけはイヌちゃんと同じく健康立ち上げより参加する最古参メンバー、インディーズ時代の筋少参加の他ケラエッセイでもよく扱われる
    そば屋 役/清水宏はコメディアンとしての面も持ちケラの舞台・時効警察にも参加、メダロットの「合意と見てよろしいですね」のミスターうるちなどの声優業も
    記者 役/猪俣三四郎(旧・猪岐英人)・大家の声役/植木夏十は共にケラの劇団所属前者は05年からの活動 後者はケラ映画作他ゲゲゲの女房TV版ゲスト等
    面影の客A 役/高木珠里は劇団宝船に所属し劇団中心に活動 ケラや新感線の舞台に参加・面影の客C 役/藻田留理子はケラと関連する舞台から活動、ケラ映画に参加
    面影の客B 役/粕谷吉洋は平田オリザ門下から出発、ケラ映画やいのうえでのり舞台に参加・受付嬢 役/菊池明明はケラ劇団所属10年からの劇団員で参加作はまだ少なめ
    バスの車掌 役/宇野祥平はケラ他映画に多数参加 無印ギンガの巡査、ケバブ屋 役/Abedin(アベディン・モハメッド)は元お笑いコンビ、現在は俳優でトリックのジャーミー君等
    アナウンサー 役/斉藤一也(テレビ東京)・アナウンサー 役/白谷小百合(テレビ東京)・アナウンサー 役/嘉菜多は#6にも参加

    怪奇恋愛作戦 [#7 悪魔ブイヨン・前編] 監督=ケラリーノ・サンドロヴィッチ/脚本=ケラリーノ・サンドロヴィッチ・田中眞一
    田中眞一は海外で学んだTV業界中心脚本家で受賞歴あり、08年のショートフィルム脚本が最古でケラ参加時効警察でのプロデューサ捕・ショートフィルム監督経験等も
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    扱う機会を失うのでイヌちゃんが唯一人間役演じた「シャーマンキング」、原作未見だがアニメ版全話視聴 ハガレン一期・大江戸ロケットの水島精二監督作
    イヌちゃんのまん太は立ち位置的には後半は居残り話に絡まないキャラだが、ほぼ毎回コントがあり更に予告も毎回イヌちゃんと興味深い所がある
    初回は演技を思考錯誤している・共に一回の筈だが予告での可愛い系の声の使用とナゴムなのにアイアンメイデンに触れている等も注目すべき点
    ささみさん副監督の動画でアニメ初参加作品でもある、内容自体に関してはまとまり無い点もあるが後の作者のガロへの協力等デザインは全般で見もの
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    更に現実でのシャーマンに触れる、つの丸がモンゴルの扱いを結局どうするか示せなかったので来期書籍感想は戦争資料と一緒にモンゴル資料も放出予定
    日本でシャーマンと云うとイタコやユタなどがあるがこれは古今東西 世界中で見られる、モンゴルは中華の侵略政策で過去にラマ教が一旦広まっている
    この際モンゴル古来のシャーマニズムは隅に追いやられてる、更にその後の中華への抵抗の為のソ連協力による社会主義化で今度はラマ教が隅に追いやられる
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    90年代の資本主義化で現状は再びラマ教も復活している、モンゴルは厳しい気候環境の為上にある様に占いを信じる傾向は強くゲル移動も占いで決める
    ラマ教以前は天を信じる思想もありシャーマニズムもこれ由来、土地に根付いた宗教観は簡単に消え去る物では無くキリスト圏の黒い聖母信仰も参考になる
    ここ最近のモンゴルを扱ったドキュメンタリーからラマ教の坊主と云われる人を見たがやってる事はシャーマニズムに近く納得、芸能と巫女も関連は深い
    ttp://webaction.jp/webcomic/umanari/
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    ブイヨンと云う単語から連想される人物に、第一次十字軍の指導者の一人で九偉人・エルサレム聖墓守護者となったゴドフロワ・ド・ブイヨンが存在する
    演劇は思想とも関連しプロパガンダに使用される場合もある、十字軍遠征時の教皇の演説は演劇的であったとされ今も狂信者のメディア悪用がある
    古来日本でも宗教は王権によって管理されたと言い宗教と権力には繋がりが存在、今作で公的な権力にイヌちゃんが終始疑いを向けてるのも興味深い
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    日本の特撮番組で戦闘員が顔出しの作は限られる、番組タイトル及び世間での評判・作中劇演出等を考慮しバラエティ番組内の特撮パロディ作品の線が強い
    たまきさんの部屋の小道具他今回はディテールが凝っている、同時に最初のガラクタ販売・ガラクタへの賛美・見栄晴重視とイヌちゃんの性格も統一されている
    スイッチを使ったギャグはケラ舞台作にも存在、他キャラ登場でたまきさんの劇団の演出傾向もわかるがケラは映画業界の舞台役者偏見を書籍で述べてる
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    マキバオーでもマンキンでもポケモンでも無くスラムダンク そして劇中セリフで出る単語もゆでたまご、めめも過去エッセイでつの丸では無くスラムダンクを挙げている
    W13巻も発売されたが当日売上順位は前巻とほぼ変わらず現状維持のみ、応援したくとも本陣に勢いが無いと鈍りがちになる今の状態をつの丸はよく考えた方がいい
    今回は魂について触れられた 解釈差はあるが魂等は否定されてる部分もある、また年食い回でたまきさんが動物という本質を見極めた点から昆虫という単語も注意点
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    九十九 一人役/森岡龍は27歳 キャリア11年 ケラ作品には映画で出演 以後一般作に参加する他 映画監督としての受賞歴も持つ
    悪魔ブイヨン(声)役/ピエール瀧は御存じ電気グルーヴ、ケラとはナゴムの前身人生からで健康にも参加 今は俳優としての受賞歴多数
    監督役/ANI(スチャダラパー)は88年から活動のヒップホップグループの一員 ナゴムには参加してないがナゴムから受けた影響は強い
    腹話術芸人役/松尾スズキは大人計画主催者にして演劇・映画・文芸などで多数の受賞歴と共に高い評価 シュシュトリアンでのゲストもあり
    謎の店主役/伊藤ヨタロウは本職は音楽家 現ナゴム共同経営者の鈴木慶一のムーンライダーズとも関連深く ケラ他の舞台にも役者で参加
    見栄晴役/見栄晴は48歳キャリア33年 萩本欽一門下で役者・タレントの活動の他 うち的には競馬ファンで一口馬主会社社長の履歴も注目点
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    マリエ役/林田真理は芸歴15年13年に池田成志と同時に紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞 TV・映画・舞台で活動し特撮ではガロ1期とココリコ怪奇にゲストで出てる
    チーフ助監督役/八十田勇一は劇団そとばこまち出身 本作ゲストであるマギーのコントユニットにも出演、セカンド助監督役/森田甘露はモテキ準レギュラーとある

    怪奇恋愛作戦 [#6 闇夜の少年・後編] 監督=白石和彌/脚本=関谷崇
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    日本で吸血鬼モノと云えば岸田森の「血を吸うシリーズ」を忘れる訳にはいかない、親の因果が子に祟りの日本の作品らしい要素がある
    戦争絡みの資料調査から魔女狩りも調べてるが国の持つ歴史・思想的な背景も作品に反映される、海外での吸血鬼は信仰も要素に含まれる
    日本の演劇の歴史から考察すると我が子の為に狂い生き血・人肉をすする様になった鬼婆もいる、今話も狂気に付かれた人間の話とも取れる
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    狂気は転移する、吸血願望も牢屋の少年も妄想で最後の吸血も単なる殺人として捉えるならば母の狂気が子に及び殺人から逃亡したとも取れる
    印象的に使われた血のり、サスケにもエトリ忍法があるが加工が面倒で日本で流通してないだけで食物としての血は存在し牛馬も本来は捨てる所が無い
    企画意図のおばさんの負のオーラが怪奇現象を呼び寄せるを基準とするなら、今回異常な教師に惚れられた事とも絡み少年達も狂人の線は強くなる
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    今回はアウェーに近い状況なので酷評は気にする必要は無いと思う、ナゴムギャル達は当時マナーの悪さで周囲と軋轢を繰り広げてる
    ナゴムギャルの功罪に関してはケラも認める証言があり、後のおべっか使う人間への嫌悪や昔の演劇関係者は身内が多い事の観察にも繋がる
    イヌちゃんの「身内で褒め合うのは嘘っぽい・気持ちが悪いと思われる」主旨呟きも納得、ケラ中心に演劇・映画統合勢力も作れそうだがファンは対立するかも
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    笑えない場面もあったが大倉孝二が血を抜かれ過ぎたあげく放置される場面は笑いが止まらなかった、最後の語り手に手順踏んで抱き着く所も面白い
    #6と前半戦終了にして運命の話に及ぶのも興味深い、またジョジョの話になるがあれも運命の話はありまた避けられない悲劇の運命の話は演劇とも絡む
    前回に続き照明の使い方の他 終盤の倒れる二人や最後のカウンターに並ぶイヌちゃん達と画面作りも良い、映像に意味持たせる映画の伝統的な技術
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    用務員役/松岡依都美は文学座所属で今話監督の凶悪にも出演してる・面影の客役/嘉菜多は新人

    怪奇恋愛作戦 [#5 闇夜の少年・前編] 監督=白石和彌/脚本=関谷崇 今回はケラとは異なる映画の世界の監督が担当する事となる
    関谷崇はまとまった資料は無く同一人物かは不明だが03から13年の映画・ドラマの脚本が検索に引っかかり、助監督としての活動記録もある
    白石和彌は40歳 一般作が国際的評価を受けたピンク映画の監督の門下で経験を積み、同じく日本映画界の評価が高い監督の元で助監督
    共同脚本も務める監督としての活動は07年からで、13年の「凶悪」が映画業界で6本の賞を受賞した若手の中でも評価が高い監督となる
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    上の山本寛は私の優しくない先輩で賞を一本受賞 ケラは映画での受賞は無いが演劇での受賞歴は多数となり、今回演劇重鎮VS映画新星の直接対決
    元々映画志望のケラだが映画の学校でも講師の考えと対立しその事は舞台活動の動機の一つとなっている、妥協するくらいなら映画はしないのがケラ
    演劇業界でも三谷幸喜や松尾スズキなど映画業界で評価を受ける人はいる、逆に演劇では高い評価ながら映画の受賞歴の少ない蜷川幸雄なども
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    わざとらしさが無いコメディ場面など一般ドラマを基準とするとかなり良い、役者も今回は「いつまでもお綺麗ですね」を通用させる上手い使い方をしてる
    荻野目慶子の年相応の醜さと美貌からの美しさが混在する場面の他、たまきさんの大根役者・仲村トオルの怪奇知識に疎い等の設定も活きる見せ方
    イヌちゃんはゴスロリ これも見た目の他にも金目当てや自信ある所などの笑いにも繋げてる、怪奇場面も含む異常な状況を現実的に見せていく手腕
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    戦争系の資料調査から西欧人は日本と比べ血への抵抗感は少ない様、相次ぐ戦乱の歴史や狩猟民族起源から屠殺が日常的だった事が理由
    農耕民の日本人は血を怖れる所はあると思う、銀匙でも屠殺への抵抗や具体的な描写はなるべく避けられつの丸も処分の問題にはほとんど触れていない
    西洋圏は宗教観から吸血より不死の命で天国に永遠に行けない事の方を怖れてるかも、不死のディオは天国を目指し息子は終わりが無い終わりを与える
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    神楽 ミナ役/荻野目慶子は50歳キャリア36年、荻野目洋子の姉で深作欣二との関わりも深い一般作ほか特撮では実相時映画Qの江戸川由利子役がある
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    我孫子役/森田ガンツは劇団猫のホテル創設メンバーとあり白塗りの暗黒舞踏もこなす様、ケラが過去参加した時効警察2期#2でのゲスト経験があり
    神楽 育朗役/松井健太は新人に近く声でぱんきす!なども・リポーター役/植田萌子はTV東京のレポーター・若い女性役/土屋由季は12年の映画が一本
    被害者役の女役/相馬絵美はモデル出身・生徒A役/栗原シュナは三池崇史の映画など・面影の客役/佐野元哉はVシネ等・ミナ幼少期役/庄子愛華は子役

    怪奇恋愛作戦 [#4 妖怪年食い・後編]監督・脚本= ケラリーノ・サンドロヴィッチ
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    妖怪という語が意味するものは時代により変わり、現代はキャラクターだが過去は発生する現象を示し 柳田國男の妖怪名彙も意味合いは変る
    眠山の写真が戦前のものとすると、井上円了など合理主義的なオカルト否定と先の柳田など思想的な対立の時代背景も念頭に入れる必要はある
    戯曲家は神の問題を扱う場合もあるが、#1の人工的に人を越えた物の作成と共に興味深い所で今回の歳食いも妖怪かはともかく神では無い
    演劇の手法として神の出現で全てを収める手はありわかりやすくいうと黄門の印籠、その手法をとる場合は結でなく過程に注目する必要はある
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    今回は老化は役者へのメイクの定番的手法だが、その事から前回役者を変えた事が人間まで変わる内容に合わせた表現だとわかる
    また今回は予定通りに事が運ばない事をギャグとして使っていて 褒め言葉として「グダグタやん」、年がいなくときめくたまきさんは今回も面白い
    若かえったタバサ関連は再びケラが音楽活動してる事にも繋がる、備考として有頂天全盛期Mr.ナゴムとしてのケラCDは返品の山を抱えた
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    ケラの年齢と内容に関連し老いもテーマにはあると思う、老齢を良しとするショーの戯曲に対しチャペックが逆の意見を出した戯曲がある
    作家は作品で語る場合もあり、長谷川ガンダム→かないみかで高松信司のX→∀→UCなど見る人が見ると内容以上の意味を見いだせる
    音楽家にも余計な発言を避け音楽だけ見て欲しい人は存在し、マイケル・ジャクソンなんかはある時期から発言を控える様になってた筈
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    医者役/Mark、Ricardo T David・Ridges、中年のおっさん役/吉増裕士はケラの劇団所属 ユニットを持ち作演出もこなす

    怪奇恋愛作戦 [#3 妖怪年食い・前編]監督・脚本= ケラリーノ・サンドロヴィッチ
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    神と妖怪の問題を扱ったが元々演劇はこの神に捧げる為の儀式としての起源も持つ、今の特撮の仮面も遡ると古典芸能の仮面へと行きつく
    世界の神事でも仮面は重要な意味を持つ、そして不条理系の演劇をなす人は言葉の裏に深い意味や象徴を持たせる場合もあり解読は簡単では無い
    ケラは分かり易い事はしないのが普通、今回の一見分かり易いパロディも裏がある・あるいは無意識に表面化した別の意味があると考えた方が良い
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    今回は初見時ゲラケラ笑う所多くて面白かった 特にたまきさんと大倉孝二出てる所は全部良い、混乱するタクシー内等映像も上手く出来てる
    今回は演出面でのホラー度も少し強め、作品内での幅広さは近作ではゾーン等だが今作同系列で遡ると宇宙人も攻めてくる10-4・10-10など
    イヌちゃんが元アイドルの芝居でもやったがケラ作詞の歌もやってくれると信じてた、これも浦沢義雄脚本作の大龍宮城等を連想させる
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    イヌ たれでございます、分かり易いネタは避けようとは思ったがこれはうちのサイトで扱わねばなるまい よく漏らしたとなればアレが頭に浮かぶ
    馬の年齢の人間換算だと天下のサラブレッド3歳馬は12歳となる、つの丸も今作は視聴しててマキバオーファンならばもう見るしかない
    ケラがナゴムギャル達の元アイドルだった事や今の年齢でも衰えてない所から考えると、年取って丸くなる描写も意味深いもんがある
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    一言主神や山本五郎左衛門・アマビエ・捕まって名乗る系など自ら名乗る妖怪はかなりいる、また低級のコックリさんが大げさに名乗る場合等も
    タクシーとお化けの話もよくあるものだがこれも遡ると江戸の資料には既にある、江戸頃のお化けは大抵が狐などの動物でここも一致する
    今回は年齢の変化で人物が変わる部分もありそこで混乱する場面もあったが、お化けの登場する特撮パート怪奇演出など褒められる所は多かった
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    今作の役に割り当てられた境遇や求められる演技から見て、お世辞で覆われた役者への媚びた所ある賛美では無く真の演技力が試されてるともとれる
    イヌちゃんにしてもポケモン等での犬山イヌコでは無い、これは役を選び日常でもキャラを作り常に同じ演技しか出来ない日本の似非スターへの抵抗ともいえる
    故に役者も最高の人々が集められている、たまきさんへの評価も「いつまでもお美しいですね」では無く「ババァ無理すんな」が賛辞としては最高の物となるかも
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    タバサ役/成海璃子は22歳キャリア18年、子役・モデルを経て女優活動に入り各種賞を受賞し高い評価を得る 角川妖怪大戦争の主役の姉等
    女医役/毬谷友子は54歳キャリア35年、宝塚娘役出身 親族全員が演劇関係者で各種賞を受賞しこの人も高い評価 ケラ作品への参加は今回初
    峰役/萩原聖人は43歳キャリア28年、一般作への参加多数でこの人も同じく各種賞を受賞する高名な役者 雀士の面も持ちカイジの声でもお馴染み
    老ミドリ役/銀粉蝶は62歳キャリア34年、劇団ブリキの自発団の結成者の一人としてアングラ分野で活躍 一般作参加も多くいぱねまでゲストもあり
    老タバサ役/久松夕子は81歳キャリアは55年ぐらい、青年座の女優だがTV創世記から吹き替えで活動でけろっこデメタン 一般作多数の中近作でもW
    水沼役/入江雅人は51歳キャリア28年、ウッチャンナンチャンや出川らと劇団を結成 解散後も役者として活動し一般作多数 ディケイドの鎌田なども
    ミドリ役/中山絵梨奈は19歳モデル活動してた時期も入れるとキャリア7年、近作ではウィザードのメデューサの2役や関東のみ放送水木ドラマのゲスト
    タクシー客の女子大生役/小園茉奈は08年のケラの劇団のオーディションに合格し10年劇団員に昇格、舞台での活動が中心となる
    老婆(タクシー客)役/羽場睦子は69歳キャリア47年、舞台中心でネット上でのデータは少ないが人気の劇団での活動が多い役者とある
    モンド・ブーのメンバー役/桐原真奈は舞台での活動多く、宮川朝美は最近の人で乗馬免許持ち、武井麻妃はレポーター仕事なども

    怪奇恋愛作戦 [#2 21世紀のフランケンシュタイン 後編]監督・脚本= ケラリーノ・サンドロヴィッチ
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    今週は21日から放送大学で「舞台芸術への招待」が放送される、キルラキル放映時に見たのと同内容と思うが演劇初心者にもってこいの講義
    演劇だけで無くダンスやミュージカル・古典の変遷や鑑賞のヒント、更には時代に名を残した作品も部分的に映像で紹介され衝撃を受けられる
    見所はやっぱりダンスと演劇の所 ダンスは海外は足で日本は手、また最新で評価されてるチェーホフ劇も出るのでケラ演出との比較も出来る
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    EDのアニメについて先週から考えて九重版コメットさんOPを思い出した、人形アニメもある他主題歌は寺山修司とこれも演劇と関連性がある
    惜しくも亡くなられた大塚周夫が出演していた快獣ブースカもOPはアニメ、これらは原点を辿ると外国産の奥様は魔女等に行きつくかもしれない
    ケラの下地は60年代等の作品にも行きつくと思うので、下地からこの人を分析しようとする場合そこらの作品を辿ってくと理解もしやすいのかも
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    前回も含め細部で分かり易いパロディ・ネタはあるがそれを感想で拾うのも狙い過ぎなのでうちではあえて外す、特撮悪魔くんの話とかは個人的にNGワード
    それはともかく今回も2回目以降でそういう事かと気づく場面多かった、特に演出面で初見時ケラがこんな事する筈無いと思った部分での発見が多かった
    あらすじであえて外した映像のギャグやかもめんたるへのイヌちゃんの冷めた対応など、凄く遠回しな形でわかり易すぎ茶番的な現在のバラエティ番組批判がある
    .
    同様にこれはないわと思ったわかりやすすぎる場面もTVドラマで定番的に使われる演出のパロディっぽい、具体的に云うとギャグの説明含む台詞の入浴場面
    特撮面に関してのキッチュな感じは前回述べた浦沢義雄脚本作に近い、特に名前を呼び合う所や無理ある回想は近作のゴーカイのカーレン回を連想
    更に見直しで戦慄したのは博士の実験部 何と何を入れ替えてるかの部分でTVで絶対やったらアカンネタにも触れてる、また公的な権力への批判なんかもある
    .
    後に触れるが演劇の人は政治的な部分等で際どいネタを扱う事も多く、それも直接的な形で無く間接的にして後の解説等で気づく形にしてるものもある
    内面と精神の関連に関しては脳科学等の書籍が参考になる、基本的に精神は身体に引きずられる事や身体の反応が精神に影響する事がわかる
    今回は余裕あったからわかったが前話の天丼とカツ丼の問題に関してもこれはパイプではないで有名な絵画の話を連想させ、難しい内容も含む
    ***
    全裸じいさん役/ジジ・ぶぅは58歳キャリアは履歴から見て35年ぐらいWAHAHA本舗所属、パンシャーヌやゾーン・実写画太郎作と今作に近い映像作品でゲスト
    ラーメン屋店主/役飯田孝男はリューケンドーの毒虫博士・人造人間4役/広沢俊はスタントの人でパワレンやティガ・人造人間5役/影山大輝はデータ見つからず

    怪奇恋愛作戦 [#1 21世紀のフランケンシュタイン 前編]監督・脚本= ケラリーノ・サンドロヴィッチ
    .
    #1で今回は多め 、最初に書くと今作に関してはケラの実績や事前の資料調査も踏まえ自分の中のハードルは恐ろしく高くなってる
    以前も書いたが見た事の無いモノを見たいというのが自分が映像作品見る動機の一つだが、今回はそこでの期待は高い
    自分も含めだが事前に予防線張るケラの発言は心理学の「セルフ・ハンディキャッピング」に該当する、怖い部分はかなり多い
    .
    OPの変形の人形アニメに近い手法はジュウレンの泥人形のバンクを思い出した、バブル期は一時的に流行としてあったとは思う
    同様にEDのファンシー系のアニメもケラ旗揚げのバブル期感じさせる、VSシリーズ時期にSDのゴジラのグッズが出てたので印象が強い
    90年代全盛のSDガンダム系列もこの流れであるが鳥山明から変形と起源もわかってる、現状ではSDのバランスは多岐に渡る
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    本編 数回見直したが詳しく拾っていくと会話に妙が出てる台詞も多い、演劇では状況は正しくても会話が一切成立していない劇も存在
    初見時はここらも意識せず見れるので問題ないが、見直しで納得したのが仲村トオルの長回し部 ここは二つの会話が同時に展開している
    またボケだけにならずツッコミもある所も見やすい要因と思う、カメラ位置で気になった点も少しあったがここは解釈の違いで問題無い
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    ライダーで散々と思わされた文字のギャグはケラでも使うのかと複雑な所はある、また冒頭のかもめんたるはやりすぎな感も少しあった
    語り手が最後まで話せないギャグはモンティパイソンやタモリの世にも奇妙〜等でも見た感じはする、英国ドラマは特殊な所あるがそれに近くなるかも
    また戯曲等を見た段階でケラに近い映像作品かもと思うのは浦沢義雄脚本作、東映もバブル期は不思議コメディ等特殊に近い作品を多数作ってる
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    なるべく公正に見たいとは思ってるがイヌちゃん出てる所に関しては無理、どう見ても贔屓が入ってベタ褒めになってしまう 今回も声出して笑ってしまった
    舞台の人の作品という事もあって役者の技量で面白さが左右する所も多くなると思う、トボけた台詞をあのトボけた声でやられるのは面白すぎる
    次回以降は文量は減らすがまずは問題無い仕上がりで一安心、これから更にぶっとんだ展開になるであろう所で期待と恐怖が入り混じってる
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    怪人役/赤堀雅秋は43歳キャリア21年 劇団THE SHAMPOO HATの主催者で役者・戯曲家も兼業し岸田戯曲賞受賞者 ケラ作品には多数参加
    廻博士役/小澤征悦は40歳キャリア16年 小澤征爾の息子でケラ作品への参加は今回初となる NHKの大河ドラマの他 実写剣心の伊藤博文など
    情報屋役/マギーは42歳キャリア22年、舞台から活動し現在は役者・タレント・脚本家 ケラ作品に多数参加 脚本で実写版ハットリくん・こち亀・ぬ〜べ〜など
    オタク役/加藤賢崇は53歳キャリア30年ぐらい ナゴム時代からケラと活動し音楽活動・役者・文筆などをこなす、トランスフォーマーのワスピーダーなんかも
    宝石店妻役/長田奈麻は48歳キャリア23年 ケラの劇団所属で健康時代より参加しナイロンの他大人計画でも振付も担当する
    冬の上司役/廣川三憲は53歳キャリア20年 ケラの劇団所属で最高齢の役者となる ケラの舞台の他に別劇団での客演なども
    OL役/水野小論は33歳キャリア9年 ケラの劇団所属でまだ若手に近くケラの舞台への参加も数本 関智一のラジオ番組のアシスタント経験あり
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    バーテン役/小村裕次郎は池谷のぶえと共に劇団・演劇弁当猫ニャーの旗揚げメンバー ケラ作品には映画作品に参加
    人造人間役1/千太郎は大阪NSC17期出身西麻布ヒルズの芸人・太った女役/星野園美は単発でおジャ魔女どれみ等の声優仕事・魚屋役/菊川浩二は一般作ゲスト
    人造人間役2/Vero武田は単発作品でのゲスト・人造人間役3/一之瀬ワタルはフォーゼの筋肉部キャプテン・不動産屋役/村上航は一般作や舞台など
    宝石店店主役/原金太郎は舞台出身でケラ作品参加経験あり・星野役/碓井将大はゴーオンの緑・竜太役/磯崎竜一は筋肉系の役者・OL役/嘉菜多は舞台等
    森下役/川原一馬はディケイド版のレンゲル及びフォーゼのアリエス/会社員役/佐野元哉はヴェッカーD-02のゲスト等・若い女役/若菜シエルはモデル出身

    つの丸扱ってる関連から15年1月からケラのドラマを扱うが、今週はその為の前準備
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    まずは1/4放送されたパン屋文六の思案、キルラキルで乃音役の新谷真弓も出てたが個性的な活躍されてた
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    全体の構成に深い繋がりが無いのは前作と同じだが、演劇ではあえて関係性を持たせない作品も高い評価となるのでこれは問題無い
    文六で楽しみにしてた地獄の省略など作品単体で見ると良いのもあれば悪いのもあるが、みのすけ主演の作品はだいたい良い仕上がり
    居残っての食事部など必要性がわからない所もあったが、長い語りになると舞台が回ったり幕間をダンスで一転させる等は良かった
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    後は衣装なんかも話どおり良く合ってた、今作は中島かずきや池田成志・イヌちゃんも褒めてた筈の芝居でケラ作品見る試金石ともなる
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    そして今週から放送の怪奇恋愛作戦のキャストメモ、ケラ旗揚げは80年代頃で内容と共に40〜50代がメイン客層と思える
    消崎夏美役/麻生久美子は36歳キャリア20年 ケラ作品では時効警察と罪とか罰とかなどがある TV東京形では初出演
    揺木秋子役/坂井真紀は44歳キャリア23年 ケラ作品ではわが闇やシャープさん〜等 新感線の芝居などにも出演している
    華本冬役/緒川たまきは43歳キャリア22年 ケラの嫁さんで09年結婚 07年以後のケラ作品では常連的に出演
    三階堂登役/仲村トオルは49歳キャリア30年 ケラ作品では黴菌やグッド・バイ等に出演 自分の中ではあぶない刑事のトオル
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    悲別役/大倉孝二は40歳キャリア20年 ケラの舞台中心に活動後00年代頃から一般作多数に出演 へうげものの古田織部なども
    眠山役/山西惇は52歳キャリア約15年 他劇団を経た後10年代頃からケラの舞台に参加 SNKのゲームのビリー・カーンなども
    萌香役/今野鮎莉は17歳キャリア2年 キョウリュウジャーのピンクがデビュー ケラ作品の参加も今回初で子役に近いとも云える
    巡査A役/岩崎う大(かもめんたる)は36歳 東京NSC出身の芸人でキャリア15年 ケラ作品には参加してるがドラマは今回初
    語りべ役/池谷のぶえは43歳キャリア21年演劇弁当猫ニャー主催者で看板女優 ケラ作品は罪とか罰とか・時効警察・ナイスエイジ等
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    唄子役/犬山イヌコは49歳キャリア30年、マキバオー・ニャースでお馴染みだが実はケラの劇団の看板女優で大功労者の凄い経歴
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    うちのサイトで扱う理由の50%はイヌちゃん、ケラ人脈で集められたキャストで一般作に参加してる人多数と見知った顔も多い筈


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