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雑記抜粋目次へ
サイトの雑記で扱ったライトノベル関連の簡単な感想を抜粋してお送りします
時間経過による文の変遷やまとめ時の文の追加修正もありますがほぼ元のままとなります
リスト等の資料は省略されている場合があります、リンクを張った件に関しては下記表記URL参照
当時の感想なんで知識不足による間違いや現状では考えが変わってる場合もあります、基本下に行くほど古くなります
■ ライトノベル関連感想2016年 10-12月まで
■ ライトノベル関連感想2016年 7-9月分まで
■ ライトノベル関連感想2016年 4-6月分まで
■ ライトノベル関連感想2016年 1-3月分まで
■ ライトノベル関連感想2015年 10-12月分まで
■ ライトノベル関連感想2015年 7-9月分まで
■ ライトノベル関連感想2015前期分まで
■ ライトノベル関連感想2016年 10-12月まで
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Vol 3143(2016-12-19)
年末。次回更新は12/22木(書籍)、12/27火(年内最終更新)の予定になります
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十一回目
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「これは原案と言う形なんですネ」
「榊先生は他にも監修という作もあるのヨ」
[榊一郎 11]
「拾えた資料は全て扱うんじゃノー」
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[2004 シーリング・パレス(原案担当) 全一巻]封印の解かれた道具
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あとがきは榊さんでは無いが気になる点のみメモ
スレイヤーズに影響を受けた。執筆中祖父が死んだ
専門学校時代に榊さんに世話になった。榊さんの主催した企画会社IMAGING FORESTで世話になっている
担当はK(補足/ファミ通文庫榊さんまかでみ担当もKで同一人物?)
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今回書く事は、相当に主観が入っている。単なる推察で真剣に取らないで欲しい。結論から書くと榊さんは広告塔として使われている部分がある
クラシカロイドでシリーズ構成として名前を宣伝材料として使われている。しかし実際は現状の担当話数が1話のみと少なすぎる。実態がわからない
制作過程は客側には不明となる。榊さんが作家では珍しくアシスタントを使っているのも疑問に繋がる。今作の原案もどういう事かはよくわからない
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榊さんの名前があるのに、榊さんが仕事をしてないとなると、それは偽りとも取れる。なので感想として、これはどういう事なのかという事になる
自覚があってしているのか、騙された結果なのかも不明となる。仕事が来なくなった専門学校で、未だに名前が出ているのは、榊さんが騙された形になる
虎の威をかる狐が表現として適切になる。榊さんは狐に騙されている可能性ある。榊さん自身の意に反する仕事が多いなら、それは狐に利用されてる
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反論も書いとく。漫画ではアシスタントを使う事、巨匠が若手育成目的での自分の名前や作品貸すのは普通。ノベライズ・コミカライズ・アニメ化もこれにあたる
目的は商業で良い結果に繋がるなら正当化はされて良い。コミカライズ・原作付きで成功した人もいる。但し失敗時は貸元も影響受ける。業界、会社でルールも違うと思う
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また榊さん知り合い及びポリフォニカ参加者も参加してるので一応。現状でも艦これなど人気ゲームでは複数作家ノベライズ展開は存在する
認識の違い。自分はポリフォニカもノベライズと捉えてる。他ジャンルなら更に範囲広がる。どうしてもしたいならゲーム業に本腰入れる必要あると思う
またプロジェクトを完遂させる事のみが先行し、失敗は明確なのに続けてしまう例もある。なんでも長所短所はある。これが一番の正解は無い
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上記ポリフォニカも含め、自分は今の榊さんは手を広げ過ぎて一つ一つの仕事が疎かになってる部分があると思う。天才で無い自覚から反した行動で矛盾ある
だが、そこが逆に榊さんの長所になってる可能性や実際の成功例もあり事実認識が難しい部分。自分もだが榊さんの意見も相当に主観はあるので判断は慎重に
Vol 3141(2016-12-12)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十回目
「読者公募型の小説だヨ」
「そうそうたるメンバーですネ」
[榊一郎 10]
「イラスト参加の鶴田謙二とひろやまひろしは、チャイナさんとプリヤで漫画アニメ化経験もありなんじゃノー」
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[2004/04 小説創るぜ! 突撃アンソロジー]設定・キャラクター・書いて欲しい作家を読者に公募。経緯漫画付き
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今回もメモ。漫画部も併せ二段組。補足で榊さん自サイト公募は99、編集部の名前公募企画は03。また00にはメイド好き意見に否定的と四年で変化ある
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経緯漫画部分
無類のメイド好き。あっさり承諾した。富士見で長く榊さん専属編集だった、たなぽん(たなポン表記)のメイドネタあり
二枚の葉書を選ぶ。真剣に検討していた
榊さんの手紙の要望は全てメイドが出てくる。漫画内榊さん台詞、解せん・メイドならなんでもいいってわけじゃない・メカとか好き
読者の設定をほとんど使っていて流石。漫画内台詞、不利な条件ほど燃えるのが物書き
漫画内台詞、楽しんでくれたまえ。キャラ設定は必ず髪の色が書いてあるのは何故だ!?
榊さんのイラストはグラサン・眉間にしわ・3の形の口・手袋
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あとがき部分
軽小説家呼称使用
二枚の葉書から先に考えていた設定と話をすり合わせた。変な学園物とロボット物がやりたくて、そういうネタを考えていた
沖縄まで取材にいった。作家の神野オキナ(まじあか4[2004.1]でも名前)に案内などをしてもらった。枚数が足りず活かせなかった
イラストが小笠原智史(ガンダム系列の漫画及びノベライズ版挿絵など)なのが嬉しかった。雑誌掲載時は見開きだった
トータル的によくまとまった良作と自負している。編集部やイラストに許して貰えば長編に書き直して世に出したい
あとがき日付は2004/2/25
-
神坂先生はほぼ全作読んでるので後で扱う予定。CSで本放送以来20年ぶりにスレイヤーズアニメ版見てる。再発見多くて感心多い
今と作りの違うオリジナル多のゆっくり展開・短編版の要素取り込み・無印とNextでも雰囲気が90年代前半と後半作ぐらい違いあるなど
ギャグでの絵の崩し方も同期の作を連想させる。キルラキルの今石監督を今作他、同期のエヴァでも原画参加で見つけたのも嬉しい
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そんな訳で、漫画部では神坂先生がスレイヤーズの続き書いて下さいの台詞に泣いてる所もある。近作にアンソロ・共作もあり、まだ求められてる作品
先にアニメの印象あり、それを忘れた上で原作を読み、その上でアニメを見ると言う見方になった。アニメ・原作本伝・原作短編で設定や雰囲気は異なる
アニメの印象が強すぎる。上記他作家参加作でも、アニメか本伝か短編かで参加作者が迷ってる感あった。一方で名のある作家はそれら全てを上手く取り込む
神坂先生も全作読むと、難しい部分や迷いを感じる部分の多い作家。榊さん以上に本人の主観とお客さんと客観とのズレで苦しんでる部分があると思う
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本作で一番印象に残ったのは賀東先生。これはどう考えてもアカンでしょという葉書を逆にネタとして上手く使用。落差ある凄く面白い話を作ってる
アンソロは比較で作家技量がモロにわかってしまって酷な所もある。戦前娯楽作調べたがそういうのでも力量差わかり、上手い人はやっぱり残ってる
榊さんは今回もずば抜けてはいないけど、平均点以上の作品を出してる。ここが榊さんの短所長所の部分とも言える。それをどう捉えるかは本人の問題でもある
Vol 3139(2016-12-05)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十回目
「君らと同じロボ娘の話ヨ」
「04は甲殻SAC二期・ファフナー・舞-HiME・SEED二期が流行ですネ」
[榊一郎 10]
「めめさんがOPで、ウルトラのアベ監督作のSDGFもこの年なんじゃノー」
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[2004 世界で一番優しい機械 全一巻]意識を持った人工生命
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小説屋及び軽小説屋の名称を使用
玩具銃とメイドとオタク系漫画を偏愛する
座右の銘はものは言いよう考えよう
普段書いてる物と趣が違う。普段の作は舞台が現代の身近な延長では無く、やたら強い主人公が出て、魔法と超科学が出る
毛色の違う物を書いて手こずる。新しいタイプの作品に手を出す時はいつもの事
元担当H及び現担当K
医療や病院のアドバイスをcain。第一稿をキッシー嵐山から意見をもらう。意見を全て活かせなかった
スケジュール調整も含め大変だった。いつもと少し違う榊作品をまた作りたい
BGM/川井憲次(劇伴、映画音楽)
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以前ドラマを扱った時に調べた人の話。本人の意見と実際の実績・周囲の意見がくい違い、制作者本人の主張は主観で歪んでいる場合も多いと学んだ
改めて自分の立場をはっきりさせとくが、実績から現状の榊さんはシリアス・文芸作は向いていないと自分は考えている。代わりに娯楽作が向いている
読みこんで調べていた時は榊さん本人の意見を重視しすぎて見方が狂った部分があると後悔している。今作は年収が落ちたとされるアニメ終了時期の作
Vol 3137(2016-11-28)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の九回目
「全然知らない人にTRPGをどう説明すれば良いのヨ」
「ルール決めたお芝居ゲームでどうですかネ」
[榊一郎 9]
「グループSNEが日本で有名なんじゃノー」
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[2003 スクラップド・プリンセスRPG (関連書籍)]ゲームのルールブック
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論争という独自ルールも設定。元司法書士の榊さんと実際に交流もある筈でその点でも参考になる。榊さんの解説も付属でメモ
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02年秋ごろ話を聞く。システムにそぐわないと思ったので、最初は何の冗談かとかと思った
よろしくお願いしますと返事したが、どういうゲームになるか想像もつかなかった
ソードワールド(グループSNSの担当したTRPG)のシステムとよく似たものを使うそうですと言われ益々混乱した
清松みゆき(グループSNS ダービースタリオンボードゲームも担当)の第三部バブリーズから物語構成バランスや登場人物配置等、多くを学んだ
捨てプリは回復魔法が無いから難しいと思った
自分の小説は説教臭い。物語とドラマに説話性を求めたがる。何の意味もない話は書けないし、書いても納得出来ない。教訓の無い話を書くのは苦手
論争や価値観のぶつかり合いが在って説話性や教訓が生きてくる
捨てプリの名を冠してあるも全然捨てプリではないゲームが出来上がるのではないかと心配になった
門外漢の憂慮は視野狭窄を起こして愚かしいと考えている
ゲーム制作メインスタッフ黒田和人から、プレイヤーが自分の信念や意志力でどれだけ相手を制する事が出来るかという所に駆け引きの重点を置いたと説明された
武士道に興味がある
RPGのクライマックスと醍醐味は戦闘と思い込んでいたので恥じ入った
実際にプレイにも参加した。TRPGは学生時代に一回やっただけ。魔法の応用が自分が考えもつかなかった使用法で面白かった
TRPGは物語を自ら織りなす事と理解した
自分にしか出来ない事を社会でするのがテーマの一つと考えている
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事実・当時と今の他人からの榊さんへの見解・当時と今の榊さん自身の見解で、それぞれ分ける必要ある。情報は多数集め比較した方がより事実に近づく
榊さんとつの丸の至る所に作者と読者見解・事実にズレ感じた事から、石ノ森章太郎の世界を作って王になると、最後は破壊者になり居場所も消えるが理解出来た
要は主観と客観のズレの事。ちょうど読んでた資料だと、このズレは孤独感を引き起こし高すぎる目標設定も起こす。客観を受け入れ上手くバランス取るのがベスト
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芸術療法というのもある。ロールプレイング方式は加害者か相手の心情理解する為や、被害者が客観視出来る様になるという形で治療にも使われる
ただこの客観も曲者で正確である保証は無い。客観に頼りすぎると洗脳され、主観に頼りすぎると頭おかしい人になる。なんでもあまり信じすぎん方が良いと言う話
TRPG系はこの後も出るがこれが一番良い。榊さんが参加したゲームを記録したリプレイ本もあり、これも実際の榊さんを知る資料になる。それらも後に扱う
Vol 3135(2016-11-21)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の八回目
「01年の新房監督の作品からスピンオフした魔法少女モノですネ」
「02・04・16年に三回アニメ化、タツノコプロのギャグ作品で京アニも参加だヨ」
[榊一郎 8]
「イラストは今は物語シリーズキャラデザの人、ぽよよんろっくとしても有名なんじゃノー」
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[2003 ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 全二巻 共著]魔女っ子ナース
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資料が二巻しか見当たらず、あとがきも別の人で今回は省略。まじあか開始と同時期。初のノベライズ。他の人の共著と特殊な立ち位置にある
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大元のソウルテイカーは未見だが、02・04年版のアニメは視聴済み。昔のギャグで当時の時代性がふんだんに盛られ、今見ると辛い場面もある
02年の方にマキバオーのゲーハーのギャグあり。ライバルの萌えキャラの声が、マキバオー的にはマキバコの、ピカチュウ大谷育江なのもポイント
監督的にもフルメタ・ソーマ・人生の人で、あかほりさとるなんかも参加して、先の大谷育江も含め、こんなの作ってたのかと今見ると資料になる
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榊さんが後に成功するポリフォニカも自分はノベライズと見てる。榊ノベライズの特徴として原作を見た人を対象にし、説明を大幅に省くと言うのがある
今作もその加減ですぐに話が始まり、他作も含め自分はついて行き難い所がある。ノベライズをどう料理するかも作家の個性が出る場面だと思う
昔は今みたくソフト化・レンタル・ネット配信も無い場合が多く、容易に本編を見れない状況だった。更に地方だと放送すら無く、知識は伝聞伝達も多かった
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昔の作品はその加減で伝説化もされやすかった。昔の作品を実際に見ると厳しかったり、超展開も多いのは、一回だけの放送を前提としていたからとも思う
ポリフォニカもゲーム未プレイで刊行順に読むと、時間軸がばらばらになり、設定と共に混乱した部分がある。だがヒットした。榊さんは実際は読者にかなり期待をしている
歌舞伎などで一部分だけ上演や超展開をどんでん返しとして肯定し続けた点。また過去テレビ連動で途中終了の様になった作が、名作として長く受容され続けてる事もメモ
更に補足で昔の手書き小説家の一気書き肯定、演劇等でギリギリまで台本が出来ない等の事例も挙げとく。榊さんの一件は作家の創作論からの政治闘争も含むのかも
Vol 3133(2016-11-14)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の七回目
「背表紙の紹介ではハイブリッド学園ラブコメですネ」
「まかでみの愛称で、シリーズ累計百万部だヨ」
[榊一郎 7]
「挿絵はワシら武装神姫にも馴染み深いBLADEさんじゃノー」
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[2003-2007 まじしゃんず・あかでみい 全九巻]魔法学園でハーレム
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三巻完結予定が代表作となったギャグ作品。今回もメモ。発展形式と信念の部分も興味深い
1
軽小説家の呼称は使ってない
本作は挑戦で結果はよくわからない
凄く苦労した。苦しんだと言う意味で間違いなく今まで手がけた物の中でトップ
コンセプトは萌え萌えでベタベタな話を徹底的にあざとくやる
どうしたんだ、榊、なんか辛いことでもあったのかと言ってもらえる様な話を目指した
お約束の連打、萌え萌えでベタベタであざとい話は難しい。お約束は手を抜くポイントではなく超えるべき壁
手は尽くした。中身が丸ごと変わる改稿を二回した。設定も以前から温めていた物をつかった
違う、なんかよーわからんけどこれは違う!とのたうちながらも、作者自身が納得できる物にこぎつけた
読者が萌えてくれるかを気にしている
担当はK。BLADEさんの挿絵は上がっていなかったが、上手いだけでなく萌え絵じゃないと駄目だと担当を困らせまくった
スケジュールが許せば連続テレビアニメのノリで書いていきたい
加えてB級ドラマっぽい気安さと連作の軽いテンポが出して行ければ良い
BGM/スマップ
2
連続刊行なんて不可能と思っていた。やれば何とかなる。私生活で弊害が出た
もっと勢いに任せてささっと書くつもりが、一巻と同じで変に悩んだ
フィクションである事を強調している。神話資料を調べた結果、整合性が取れない事に築き、神話が創作と気づく
Fateと思しきゲームの話題を出している。新選組が出て欲しいと書いているが、熱心なファンがいると知り警戒している
友人から悪魔崇拝の話を聞く。強引な論理展開を素敵と思う。教義のオリジナリティが信徒数に関わると気づく
サマエルの設定に関する注釈を入れている
問題は作品の中身。BLADEさんの絵を褒める。自分の小説の自画自賛はしょうがないと思っている
この手の小説はビジュアルの比重が大きさと重要性を強調している
読者の貴重な時間と手間と払われた対価に見合う物であって欲しいと願っている
BGM/なし
3
軽小説家の呼称使用
コンセプトはダンジョンRPG。敵を倒すとお金やアイテムが何故手に入るのかが気になっていた。納得いく様に設定を作った
BLADEさんの漫画版が始まる事になった
4
風邪をひいた
まかでみの略称はBLADEさんが思いついた
テーマはクリスマスで季節ネタ。季節ネタは時期を外すと違和感があり、ラノベであまりやらないと考えている
ラブコメをやる以上、避けて通れないネタと思って、色々盛り込むのも良いと担当に進言した
スケジュールが12月刊行で確定し破綻した。〆切を伸ばす事が不可能になった
今まで書いていないタイプの作品で三冊いけたらいいと担当と話していたが、一年で四冊出す結果になった
ようやく馬鹿な話を馬鹿っぽく書くのに慣れてきた。手が遅くて迷惑はかけているが、書いている最中に悩む事は無くなった
程よい感じに軽くて馬鹿な話は手を抜くと言う意味では無い、力の抜き加減が重要だと思った
悪ノリがきつい場面やファミ通関連の内輪ネタも多いが、わからなくても流せる様に書いた。興味ある方は調べて欲しい
ネタ提案に藤城陽(ストジャ挿絵担当)、小河原亮(挿絵)、葛西信哉(作家)、富永浩史(架空戦記作家)、神野オキナ(作家)
キッシー嵐山にもネタ。予備校時代からの友人で、最も頼もしいオタクの一人、喋ってるだけで思考の訓練、小説家でいられるのは彼のお蔭
山本堂のモデルは友人のコレクターY、奥さんがいる。
担当はK。ライトノベルを読む子息がいる。いや、こうやったら萌えるじゃないですかと力説、議論が出来る
BLADEさんも提案。エーネのデスキンは提案。幾つかの描写、特に表紙は榊さん側が合わせる様にしている
BGM/なし
5
血尿が出てナーバスになり執筆速度が落ちて原稿を落とす
結石じゃなくて悪性腫瘍の可能性もあると怯える。超音波爆破装置は手術扱いになり手続きが面倒
まかでみらでぃかるに楽しい話は振って、明確な敵を出してシリアスな話をする事になる(補足/この後九巻で終了)
榮太郎が馬鹿になっていくのは書いていて楽と言うか面白い。榮太郎=榊一郎はそこまで赤裸々な性格でないから違うと本人は思っている
サイン会でメイドのコスプレを見て大声でおお可愛いとと口走り、サイン会を放り出して一緒に写真を撮りたかった
らでぃかるで出したプチエーネスがBLADEさんや周囲に好評だったので大増殖させた。可愛い物が大量にうろうしてるのは好き
超能力者の設定は自分のサイトの読者の指輪の女王に関する意見から組み立てた
まかでみ関連は読者や関係者の希望を可能な限り拾っていく方向性をとっている。BLADEさんの漫画版からもキャラを拾った
読者や関係者の反応によって積極的に変化する小説は元々好き。それしか出来ないと言う意見もあるが熱心に読んでくれる読者のお蔭
BGM/ブルース・スプリングティーン(ロック)
6
〆切が押している。担当及び組版から本当に大丈夫ですか?間に合いますか?と心配される。毎度の事
他のライトノベル作品のキャラやネタをぽこぽこと入れた。数名の作家にお願いした。マーベルやスパロボを狙った
元のネタがわからなくても読める構造にした。お願いした人は浅井ラボ、神野オキナ、高殿円、富永浩史、成田良悟
大きな枠は決めているが、細かい流れは適宜状況や読者の反応で決めている。作者にも終わりが見えない
担当のK崎には、今回もたまらんぐらいに迷惑をかけた
BGM/なし
7
左手を壊してスケジュールがおかしくなる。担当とどっちが先に諦めるかで物書き生活始まって以来の最悪なチキンレースをしていた
先の展開も、あと何巻で終了するのかも作者にわからない。最初の段階でこんなに続くとは思っていなかった
担当と編集部とBLADEさんに迷惑をかける。だが今のペースを維持できれば月に六冊は出せるとも気づく
今回も葛西信哉、神野オキナ、高瀬彼方、成田良悟にネタやキャラを借りた
周辺企画を一つ二つ動かしている。担当K崎からはネトゲですよネトゲの提案。漫画版も刊行し、そこからもネタを取っている
BGM/angela(アニソン)
8
動画投稿サイトからのアンインストール(ぼくらのOP)と、もってけ!セーラーふく(らき☆すたOP)をヘビーローテションしている
デスマーチでバイオハザード4に逃避する。無茶な執筆スケジュールでまた迷惑をかける
BLADEさんの画集を見ながら書く。企画段階では全三巻だった。最終巻前後編の前巻になる
ゲームが出る事になる。時間が無く脚本は無理だったが、ストーリー原案と脚本の何割かを担当した。ゲームの企画は一年以上前から
音声収録に立ち会い、斎藤千和(フレドリカ、ガハラさん、ほむほむ、夏美殿、つるぎ等)がこれ以上無い程タナロットがハマっていた
BGM/もってけ!セーラーふく(アニソン)
9
部屋の掃除がしたい
仕事が重なり死亡フラグが一年以上続いた(ポリフォニカ・イコノ・プリンセスお年頃・僕明日・模造王女・ストジャ・ディスパレイト並行作業)
「お願いですから、ご自愛ください。休んでください、とりあえずうちの原稿をあげてから」を各出版社(五社分)の編集に言われる
元々は三巻で終わる予定だった。
企画書当初はこんなに長く続くとは思わなかったので、作中の時間配分が偏った
このタイプのラノベの主人公は中学生か高校生でないとと言う信念がある。大学生にして保留の案件を解決し、主人公から降りてもらった
新シリーズの案はまじしゃんずえくすぺりめんと
初代担当Kと二代目担当K(K崎)と共に同じK
業界の限界に挑戦して、〆切を引っ張り倒した
読者諸氏の応援のお蔭
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先週書く予定だったが、現在の榊さんの方法論は経験から導き出された物だと再確認。そこらを自分の気付いた点でメモしていく。単なる個人の感想
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過去発生した事→結果起こった事→現在の考え
結末を考えないで提出した→人気が出ると続くと学んだ→作品は完結させるべきと考える様になった。巻数による完結計画を組むようになった
意図した事が伝わらなかった・読者の想像に任せた→方向性が変わった・教えろと言う電話がかかった→読者がどう反応するかを気にする様になった
ライブに近い作りをした1→先の展開がわからず不安になった→事前に計画を練る必要性を痛感し、プロット作成技術を発達させた
ライブに近い作りをした2→他の作家やサイトの意見を参考にネタを作った→アシスタント制という形でシステム化させた
ライブに近い作りをした3→短編から拡張して単行本に載せる事が多かった→初稿はとにかく仕上げる。短編での訓練と改稿での増量傾向
ライブに近い作りをした4→短編から拡張して単行本に載せる事が多かった→入れ替える事が可能な結果、構成技術を発達させた
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他にも沢山あると思うが、現在の榊さんの執筆量及び技術の研磨は、過去の自身のデータ蓄積から編み出された部分も多い事がわかる
同時に当時の状況及び、成功例から変更してしまった部分もあるので、現状では欠陥や矛盾になっている部分もあり、その改良も今後の課題と思う
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自己認識にズレが発生しやすい要因は、血尿不安で想像を逞しくした点などで思い込みの強さから、更に病気不安は軽い躁鬱もあるのではなかろうか
ここらは、榊さんの想像力の高さや執筆速度など、良い面の行動力とも関わり、榊さんにとっては長所短所の両面になっている部分とも思う
更に思い込みの強さは強い信念や失敗を良い様に解釈する効果も出している。ここらもストレス耐性と失敗から改良が進まない長所短所の両面となっている
また子供時代の動機や、同人時代にダーク系の作風をしていた事も、実際発生した成功と反響から、榊さんの中でズレを発生させている要因と思う
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自分の認識では、榊さんは暗い本質を抱えている反動からギャグ作品が得意になり、特に元ネタがある場合のシリアスから変形の王道、ギャグが得意
これはつの丸にも当てはまる。マンガ夜話で動物中心と指摘されたが、つの丸も何らかの暗い部分を抱え、結果ギャグから変形のシリアス、王道が得意となる
またマンガ夜話の梅図先生回でギャグとホラーを書く事で精神のバランスを取っているという話があった筈で、榊さんも自己認識のズレで精神を守ってるのかもしれない
これらは単なる推測で、榊さんがどうしてもシリアス系に固執したい、またつの丸が自分はギャグが得意で天才と固く信じてるなら、その考えを優先させれば良い。壊れてもコマル
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ただ、作家が描きたいものと描けるものは違うと言う趣旨のマシリト発言なんかもあるので、ここらを正しく掘り下げれば、両者とも更に発展する余地あると自分は思ってる
作者の意図した通りに内容が伝わってないなら、それは作者の技術不足。だがお客の勝手な解釈で盛り上がる場合もありここも長所短所。そうそう他人は思い通りにならない
また両者ともサービス精神の強さと経験と実績の蓄積も考慮すべき点と思う。芸術家の様に観客を無視して突き進み成功は多分不可能。ここらも長所短所の部分
Vol 3131(2016-11-7)
ちょうど読んでた所で榊さんの闇ガードに納得。時代背景でスプラッタ全盛とバブル上げとく。景気良くないと変わったのは出にくいのと違うかな
魚の一件は自分も近い体験談知ってる。門扉内の小さい池でカバーした魚が食べられてるが原因は猫。動物は想像以上に利口。動物説が有力と自分は思う
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ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の六回目
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「本編終盤と連動した外伝作ですネ」
「これは雑誌で連載された作品みたいなのヨ」
[榊一郎 6]
「モグダン節も全開のイラストなんじゃノー」
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[2002-2005 スクラップド・プリンセスサプリメント 全五巻]捨てプリ番外編
今回もメモ。調べてた時に絵がエラく変遷あると思ってたが、モグダンと知り納得。ジャンル確立しそうな絵だし、それはそれで良いんじゃないかな
.
1
番外編であとがきが電話ネタで無くて良いと自覚する。電話ネタは温存したい。架空の会話はでっち上げは問題ある上、面倒と考えている
ファンタジアバトルロイヤルなどの短編を収録。本誌は連載終了間近(捨てプリは雑誌連載作品?)。番外編いこうかは編集部より貰った
捨てプリの連載は他の作品の様な一話完結の話では無く、長編を六分割する作りだった
短編を書く機会が無かった。既に発表済みで、楽できるなと思った。改稿と百枚以上の書下ろしで大変だった
2000年七月掲載。プレ編。掲載紙の巻頭特集が捨てプリだったので二本短編を書いた。出番も無いが読者に父母は人気だった。手こずらなかった
2000年十月掲載。主人公を脅かす程読者人気の高いクリス編。本編ではまず書かない様な番外編をの編集部注文からサブキャラにスポットライト
クリスは登場人物の中で一番書きやすい、緩急がつけやすい。ファファルは狙って登場させて受けた、その結果本編に登場させ読者を混乱させて反省した
展開に悩んだ記憶があるが、この時点で見ると単純な話で、何に悩んだか分からない。初稿では子持ちの親父とストリートファイトをしていた
書下ろし。ギダーフはクリスも上回る人気があった。難航した。何度直しても上手くいかず、連載にも影響が出て、スランプにもなり、他の仕事にも影響した
それでも上手くいかず担当のたなぽんに「もう本当に駄目です。落ちます」と言われてから必死に考えまくって一日で書いたのが結果的にまとまりがあって、収録した
書下ろし?ドラマガ本誌で通販された榊さんがプロットを出して、別の人が脚本を書いたドラマCDを、榊さんがもう一度文章化した
ドラマCD第三章に相当する。プロット段階でラクウェル役が井上喜久子と決まっていたので、役者の本来の傾向とは真逆の酔っぱらう内容にした
テーマの無い話は書かない書けないがこれだけはスラスラと出てきた。BGMは伊福部マーチ。改稿にはやたらと手間を喰った。コメディは難しい
完全なコメディ。CDの雰囲気を残す為、魔法の設定はいい加減。突っ込まないで欲しいとお願いする
担当たなぽんの命名は秋田禎信(魔術士オーフェン)
アニメ化の話が持ち上がる。アマ時代にスレイヤーズのアニメ化で友人と大騒ぎしたので感無量。サイトのファンの反応は賛否両論
2
ファックスが便利。入稿もメール、最初はフロッピーにデータを記憶させて、データ飛ばないようにと願って郵便局から送っていた。校正原稿だけはどうにもならなかった
元電気工事会社の家に引っ越す。家中の回線が複雑怪奇。ファックスが編集部にまともに届かない。NTTが聞くたびに違う事を言う。TVも写らない。分配工事は十一万円
引っ越し先が中古住宅の場合は配線まで調べた方が良いと学ぶ
本編終了後に連載された作品。ラブレター・エクスプレスと言う副題が付いていたが、題名を統一させる為に単行本では使わなかった
プレ編で編集部からいっそスクラップドプリンセス2という話も出たが、いくらなんでもそれは無理、インポシブルでするとこういう形になった
本編が一年ほど丸々シリアスだったので、お気楽馬鹿な話にしようと決まっていた。連載当初はシリアスなノリを引きずっていて、たなぽんからなんか違うと指摘された
内容は読者の受ける印象であって、書く側の苦労は変らない。むしろバランス取るのが難しい
最期は五千年後の話にする予定だった。
BGM/リフォーム中の工事音
3
居留守が出来ない性格
痛みの無い血尿が出る。原稿は待ってほしいと頼むが、スケジュールがびっちりと埋まっていて、うち一社だけではペース配分が狂いませんかと心配される
後に診断を受けて歪な結石との診断を受ける。非常に稀なケース。いつ腎臓が痛みだすかわからない状況で不安になる
捨てプリでも軽小説家の呼称を使いだす。雑誌掲載時はホーリランド・エクスプローラーズの名前
最初は書くつもりが無かったが、読者の指摘で魔法が使えなくなった世界という事実に気付いた
またラストで読者にお任せしますにした部分が、逆に読者の不満を溜めてしまって、編集部にどうしても教えてくれと言う電話がかかった。
編集長からも「俺も気になるから書け」と言われ、捨てプリアニメ放送中に雑誌に捨てプリが載ってないのは良くないと言う理由から書く事になった
後悔しても知らんぞと先の魔法の一件と併せてプロットを一本仕立てた。いざ書くと本編と違って気楽な気分で書けて新鮮だった。手を抜いた訳では無い
目的地が間近に見えているので安心感があった。竜の名前コンテストが行なわれた。
BGM/妻が隣でやっているラグナロクオンラインのBGM
4
付録として設定が付属。軽小説家の呼称は一時引っ込める。
異様に時間が無いと自覚する。
テーマが決まった雑誌の短編五十枚を加筆修正したもの。この時のテーマはスペオペ。たなぽんから竜の出来た頃の話にしましょうの提案
サイトで嫁さんが竜のネーミングコンテストを開催した。二十六体の名前を全て決めたので、設定も全部考える事になった
名前の無いのは榊さんか嫁さんが考えた。
5
このシリーズが無ければ今の私は無かった
元々は兄の一人称だった。HDDのクラッシュで当時の原稿は無い。最初の担当のYに「一人称は駄目だ、三人称にしなさい」と指示を貰った
龍皇杯に参加した時は勝てると思っていなかったし、半年分の連載権とも聞かされていた。長期連載の展望は無かった
万が一勝てても六話程度の軽い気持ちで挑んだ。Yは「一人称の話では展開にバリエーションが出しにくくて行き詰まる」と説明してくれた
一人称は視線固定が基本なので、物凄く力量のある作家で無い限り長期連載は難しい、主人公以外の情報が明示し難いと、当時の榊さんは考えていた
結果的に担当がYからたなぽんに変わった時にこの助言に感謝する事になった。
設定は二巻以降から考えた。主人公が神に対抗する力を手に入れて、十週打ち切り、戦いはこれからなのだの様な展開だった
一巻の終わりで四巻分のプロットを用意して、その時にたなぽんに担当が変わった
龍皇杯が初めての試みだったので、すったもんだだった。連載まとめ、書下ろし、連載まとめのスケジュールに手間取った
当時の雑誌の連載は文庫で人気が出たから連載の形をとっていた。連載一話からシリーズ開始は無かった。たなぽんと一緒に困った
連載と書下ろしの差別化でも困った、当時のスレイヤーズやオーフェンは連載と書下ろしが違う流れだったが、それが使えなかった
たなぽんと困り果てた揚げ句に七巻辺りからペースが掴めて、五巻六巻から書下ろしが連続になった。以下各短編の解説
1。ムックの短編の加筆。当時は原稿用紙30枚と本誌より逼迫した枚数制限で頭を抱えた。やれば出来る。後の話の伏線。私は人工知能萌え
2。例外の一人称小説。イジイジしてる癖に捻くれていなくて根が真っすぐな地味娘のキャラが好き。キャラの認識は一人っ子の私のメタファー
3。好評だった話。クリスとラクウェルは書き易くて、自分でも意外。挿絵のネレイディアが可愛かったので無理やり登場させた
4。読者はシャノンXゼフィリアのカップリングが好み。アニメの割烹着のゼフィリアが可愛かったので、先にどうなるかで考えた
第一稿はサラッとしていたが、たなぽんから「もっとラブラブさせなさい」の指示が出た
以上。幸せな経験を本当にありがとう。まだ書きたい話、書くべき話が山の様にある
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捨てプリはライブの連載作品で、出版社も初めての試みだったなど、当時の作品との比較も含めて状況が良く分かる内容になってる
更に今回は追加資料も用意した。今はアニメの売り上げも検索で出てくる。これも比較付きで出す。当時の立ち位置がわかると思う
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巻数。平均。BOX平均。タイトルの順
全13巻 36,511 18,755(2) 鋼の錬金術師
全7巻 13,607 *5,851(2) おねがい☆ツインズ
BOX4巻 13,377 --,--- D.C.〜ダ・カーポ〜
全6巻 *8,917 13,634(3) フルメタル・パニック?ふもっふ
BOX2巻 *7,162 *1,024 宇宙のステルヴィア
全12巻 (*1,836) **,*** スクラップド・プリンセス
全6巻 *1,394 **,*** キノの旅
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巻数、平均、BOX順のDVD売り上げになる。当時どういうのが流行ったかも含め興味深いと思う。最初の鋼錬アニメ一強で、しーぽんも同期
擁護しとく。アニメの成否はDVD売り上げだけじゃ決まらず、グッズやイベントの成否も含まれる。また本作はWOWWOWの特殊枠で放送されてる
監督の増井壮一は後にチャイカも担当する事になる。ドラマCDの井上喜久子も懐かしいなあと。今も当然現役だが、昔から17歳だったのヨ
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更にたまたまTV付けたらやっていたで[クラシカロイド特番]。榊さんに関して触れた場面は無かったが、ホームランを狙ってる作品とわかる。榊さんのサンライズに関する呟きは予防線とも取れる
#5の脚本は前回触れたきだつよし。またMCで石田彰。マキバオー的には若ぞうさん。青さんが好きでドラマCDで依頼したキャストでもある。アニメはエヴァが95年・マキバオー96年・スレイヤーズ95年
作家さんはキャラを作る場合も多い。志茂田景樹はキャラが立っててタレントでも成功しカブタックにも出た。京極夏彦も水木サンから手袋に意味あるのかと突っ込まれる程キャラ作ってる。共に直木賞作家
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天然なんだかわからん人もいるが、榊さんもキャラ作っててグラサンしてヤクザ風の風体にしている。影響と本人の見せたいイメージを考えても興味深い。今作バッハは榊さんモデルと思ってる
Vol 3129(2016-10-31)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の五回目
「図書館で奇跡的に見つけたムックだヨ」
「今は書庫整理で処分されてしまったんですよネ」
[榊一郎 5]
「モグダンのモデルから綾波コメントもある。昔からブレが無いんじゃノー」
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[2002 ドラゴンマガジンコレクションSP超解(スーパーガイド)!スクラップド・プリンセス(関連書籍)]
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上記通りで榊さんコメントや当時の読者意見もある重要資料。神坂先生ぱんさんの本も喰らって、図書館資料に処分あるのはショック。今回はメモも沢山
まず榊さんによる各巻の追加コメント部。省略やまとめ化、こっちの主観で狂う部分もあるので、興味あったら実際の資料をチェックの事
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1
責任ある信頼がテーマ
気を付けた点は各人物の設定とその事で何を感じているのかを過不足なく書く事
テーマは短編を書いた時の基本的な概念をそのまま通す事。最初のタイトルはレスポンシブル・トラストで責任ある信頼
誰かを信ずるには任せきりではいけない、信じる方にも責任がある事を三人の関係で描きたかった
パシフィカは守られてばかりだが、二人に裏切られても最後まで信じる気持ちを絶対に変えない、そんな責任感を持たせた
三人が旅に出る前の心情を丁寧に書こうと思い、村にいる頃の話はバランスが崩れようとも多く盛り込んだ
最初の短編だった第四章を最後に持っていった。時間経過の空白を埋める為、多数の人物を同時に動かそうとしたが、わかりにくくなり諦めた
キャラクター設定はこの回はどういう話にするか決めてから考える。例えばラクウェルは将来的に母親の様な存在になる事を考慮した
フランキ伯爵は偽政者はこういう存在であるべきとして書いた。どんな葛藤があっても冷酷な引き算が出来る人として書いた
2
何かに追われて逃げる人物ははたからどう写るかを書いておこうと思った
全体のテーマは信じる事と信じない事
直接主人公たちに接する人と、そうでない周りの情報に踊らされてパニックに陥る人の両方を書こうと思った。その人たちの自己決断を言いたかった
ウイニアは周りの情報に踊らされない純粋さを持たせたかったので普通の女の子にした。普通や凡人は描き難く苦労した。友達のミシェルは第三者の立場
後半はあらゆる要素を詰め込み過ぎた。深刻な場面ばかりでなく読者が楽しく読める部分もあった方が良いと思い緩急のバランスに気を配り苦労した
スターム少佐はウイニアと対になり非日常の代表格。情のかけらもない人物を出す事で、ウイニアや友達のミシェルの人間性を際立たせようとした
3
能動的に何かを信じる事。信じる事が目的になりその先に何も無かった時、冷静になり確固たる信念を手段や方法を変えても貫く事が大切と考えている
依存していた自分を捨てて歩き始める姿勢が大切だと考えている。最初はギャグにしようとしたが、長編だと読者が怒ると思い止めて、途中から壮大な話になった
毎回笑いを書くのが大変。自分はコミカルな話は乗り切れない
レナードは絶対的な信仰に対して批判的な人物として作った。仮面をとると人格が変わる設定はトータルリコールの主人公をモチーフにした
4(補足:この時期に司法書士の道は断念する)
正義の味方を自称する人の正義が破壊された時、どういう風に物事を考え改めるかを書こうとした。そこで振り返らないバカのレオポルドを出した
正義が否定されても諦めると彼では無くなるので、形を変えても彼なりの正義が追及され続けていく事が大事だと思った
読者から前半でレオの心理描写が無いのはおかしいと指摘されたが、考えてした事。前半でバカとされた人物が本当は考えているという流れにしたかった
この巻から主人公以外の視点もどう挿入していけば面白くなるかを考えた。
追う側と逃げる側が接触した時の展開も考えなくてはならず、唐突にならない様に双子の兄を出した。王都の話も必要で客観的なキャラも必要とクリスを出した
ラストに出るギターフは最初のプロットにはいなかった。レオポルドと同様主人公と接する事で考えを変える役割が欲しかったのと強い殺し屋が書きたくて出した
邪道は邪道なりのカッコよさを描きたかった
リタ婆さんは単に婆さんが鉄槌を振り回したら嫌だなで出したが思い入れが出た。プロローグに若い頃の話を書いたが主人公にまったく関係無いので削った
その話は当時サイトでダウンロード出来る様にしていた
5
兄妹の関係を一度壊してそこで巻き起こる出来事を書いてみたかった。第三者の介入でヒビを出そうとした、友達で無くもう一人の家族ならどうなると考えた
容姿で兄弟の関係が不自然で、そこによく似た容姿の人物が出ると主人公が葛藤するだろうと。嫉妬するがその気持ちを主人公が伝えられない
家族だからわかってくれて当たり前と言う思いは怠慢と考えている
スィンの設定は主人公達の集団を再構成させないといけないと考えた為、スィンと無理やり引き離される状況にならないと主人公の心の成長は得られないと思った
そこでスィンが自発的に離れて、主人公達の力が及ばない展開にした。もっと家族を深く取り扱いたかったがここまでで、それを再構成したのが7巻になる
スィンは妹を実際に持ってない人が描く理想の描き方をした。もっと極端に言うと妹萌えの人が喜ぶ妹。主人公がやんちゃで憎たらしいのでそれの対比の意味もある
6
主人公達を最強にしてきたが、人間一人の力はたかが知れていると思った。
全てを自分一人の力でやらなくてはいけないと考えているのは少し高慢と考えている。その事を気づかせるのがギターフ。本人も少し強くない方が面白いと思った
人と人は助け合う事で大きな力が得られる事がテーマなので劇団の話にした
大変苦労した巻。一番苦手な分野はコメディ。笑いのネタをどの程度で止めていいのか悩んだ。その甲斐もあって読者に好評だった
学園祭の雰囲気にも似ていて、みんなで何かを作り上げる楽しさに共感してもらえたと思っている
泥人は敵の様に見せて喜んで食らい付いて来る犬の様なキャラ。キャラクターを作る時はこう思うでしょうと思わせて最期にひっくり返すのが好き。道具は使って花を描きたかった
7(補足:翌年榊さんは結婚)
主人公と兄が将来夫婦になったらという題材で書いた。赤ちゃんを育てる経験と周囲から夫婦と間違われる状況を作り、家族の物語を描こうとした
最初の出会いは赤ちゃん誕生の時と思うので、赤ちゃんを拾って同行させる状況と、親が子供を捨てる気持ちを主人公の境遇と重ねて描いた
一巻で主人公たちの親子の話は終わっているので、もう一度引き出して父母の事を考えさせて、親子の事を考えさせる意味合いがあった
最初は単純に赤ちゃんを届けるだけの話だったが、ひとひねり欲しいと思いラストを変えた。赤ちゃんの表現を逆手にとり、実はという展開にした
ヴィルク&アルトは父親と関係があり、兄を一段階成長させる役割。武器はスーパー歌舞伎の新三国志の旗が元ネタ
8
尽くすタイプの女性が優しいのか自分が好きなのか疑問だった。自分自身を愛している様で寂しい事では無いかと思ったので題材にした
主人公が人が好きになるのならその人をちゃんと見て責任を持って好きになろうよと伝えさせた。
再び主人公の集団をバラバラにした。主人公に嫉妬心を持たせようとした。兄に好意を持っている女性をこれまで出していなかった
今兄を純粋に好きな女性を出すと一緒に旅が出来ないのでどう考えても可哀想で悲恋になるのは間違いないので、幻影を追っている設定にした
ユイリンは読者からの榊作品の殺し屋はいい奴が多いの指摘から登場させた。心底殺しが好きな殺し屋。単なるサイコになった。自分は強いと誤認している
9
物語が大きく展開する。主人公達に味方がまったくいない状況は厳しいと思いセーネスを出した。諸外国の話も書いてみようと舞台を移動させた
移動要塞は敵が強すぎて主人公が絶対に敗退してしまうかもしれないので解決策として出した。セーネスは主人公と対になる。違うのは家族が自分を愛してくれない
終始深刻な話が続くので息を抜くシーンも必要だと思い、姉がマスコットの胸元から顔を出す徹底してふざけた場面も入れた
イルカ。もともと好きな動物がイルカで楽しんで書けた。読者の忍犬のアイデアをそのまま使った。舞台も海なのでイルカは良いだろうと
10
設定の背景をもっと細かく説明する事にした。言葉で説明しても説得力が無いと思い、過去の記録の映像やサイコダイブという手法を使った
兄の妹の守ると言う関係が一歩間違えるといびつになるという事を書こうとした。守る為には周囲全てを見殺しに出来かねない、それは恐ろしいと書きたかった
内容は深刻だが見せ方はかなり遊んだ。コミカルなシーンはオズの魔法使いの世界を概念とした
読者はゼフィリスに興味を示した。愛を告げる描写で魅力的な善人として描いた。主人の願いを懸命に果たそうとしている事に説得力を出そうとした
超人が結ばれる相手は凡人であって欲しいという気持ちがある
ナタリィはゼフィリスと同じ設定だが違う考え方を持たせて対峙するキャラクターに仕立てた。主人公達への考え方が違う。
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今の榊さんと比較しどう変化してどう維持したかや、本人の誤認してる部分を考えても面白い。今は作品は完結させるべきの考えだが、最初の成功は真逆の方法で産まれてる
逆に言うとこの時の経験が榊さんの今の見解に相当に影響を及ぼし、行動を今なお縛ってるとも言える。実際はどうすれば大成功が保証されるかは、榊さんも言う様に無い筈
今作がお客の意見も取り入れたライブに近い作りをしている事や、ポリフォニカが取りようによってはノベライズとも取れる点など、榊さんは考えと実際の実績に矛盾があると思う
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ギダーフなんかは自分も印象深いキャラ。苦手と思ってたギャグも、後のまかでみで成功する。苦労した部分がちゃんと芽を出してるのは、納得出来る部分とも思う
結婚時期に関係した話を書いてたのも発見。本人は一人の仕事を好み、真面目な話をしたいのに、真逆の部分が読者に受けてるのは皮肉。でも総数多い客の見解の方が正解の筈
出版社側の文章。あるいは読者にどこが受けたかがわかる文も付属する。設定紹介コーナーや相関図を挟み、榊さんに対するQ&Aコーナーもありここも抜粋メモ
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竜王杯は一作目を買ってくれた人への私信ぐらいのつもりで参加した。最初は一話分しか考えていなかった。
連載が続くと分かり当時の担当(Y)に六話分の構成を用意して持っていくと六話で終わると言われ、いけないのかと聞くと、人気が出たら続けてもらうから困ると言われた
最初はアーフィとシャノンが合う所(2巻冒頭)で終わっていた。そこで新たな何かがありますよと匂わせるぐらいで終わる。そのあたりまでしか考えていなかった
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竜王杯は負けると思っていたので、何故勝てたのかと聞かれても困る。他の作者の得意分野と違う切り口にくらべ、奇をてらってなかったのが勝因と思う
読者のイメージが固まっていなかったので、正統派にやってこうと。そこが良かったのではないか
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六話のプロットが困ると言われた時に一定の人気が出たら続くんだとわかった。設定の準備はそこからした
長編小説大賞の授賞式で長いシリーズの伏線はどうやって作るんですかと質問した、自分の作品の中から見つけなさい。作るもんじゃないのと助言を受けた
助言した人物はRシリーズのM先生。(後の呟きで大河シリーズの先生との発言あった筈、当時の審査員から岬兄悟先生?)
そこで納得し、本作も個人的に好きな要素をいくつか入れて後は書き進めながら設定を組んだ。物語が先に進むにつれて、以前の物から連想を繰り返して繋げた
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(当時)いつもはストーリー展開を先に考えて次にキャラクター。キャラクターを思いついて、それを動かすためにストーリーを考えようとする事は無い
毎回のゲストもその度に考えている。双子や兄弟への好みは対比の意味がある。主人公への距離感を等しくする為に兄と姉は双子にした
ネタに困った時に女装ネタが使えると思って兄も双子にした。当初はその意味合いが強かった。1・2年で連載が終わると当初は思っていた
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家族で無い人が家族の状態を維持しているのが感動的と思った。家族的な部分が薄いのは王族と思う。
普通の人が良いと思ってる家族は相互扶助だと思い、それだと家族である事が前提では無く互いの努力で成立している共同体の筈だと思う
熱心に質問に答えた後、どうも私の作品は説教臭いと言われるんですよねと苦笑いをした
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毎回これはこうですという一種の提案や、こうじゃないかという自分なりの説がある。それを最初に決めて描き始める
キャラクターの過去が劇的であればある程、テーマがはっきりすると思う。過去に傷を持つ何がしかのトラウマが自己を決定していると考える
何らかの変化を描く時、ドラマとしては深い方が良い、どういう事が起きたのか、劇的にそしてわかりやすく最大公約数的な読者に用意した方が良い
そうやって考えていくと、どうしても派手な傷、トラウマという形の過去になってしまう
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アクションやギャグを前面に押し出して爽快感に繋げていく小説になれば、説教臭くなくなると思う
やっぱり何らかを語っていきたいし、これはこうだという結論や提案をしないとテーマも何もなくなってしまう
すると当然、その提案や結果をキャラクターたちの行動や会話を通して書いていく事になるので、どうしても説教臭くなる
だから今やもうそれがどうしたって言う感じ。説教臭くて何が悪い。(この後(笑))
.
主人公は誰にでも好かれる意味合いを出したかった。多くの人に好かれるキャラした。また意図的に役に立たないキャラクターにした
最初から物語の途中で強くなって能動的に何かの役に立つのはナシにしようと思っていた。
そうしないと強い人が勝って正義のオチになり、強く無ければ、あるいは何かできなければその人はダメという事になりかねず、やりたくなかった
あなたに殺される覚悟は出来ている、でもそれまでは絶対に信じてあげるというのが主人公の強さ。それをはっきりさせる為に無能である必要があった
設定もその理由から組んだ
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追跡者クリスの主人公への共感は映画の逃亡者参考に、追跡だけの人物だと単調になるので取り入れた。ひとつの答えを出す為の伏線でもある
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スーピィはデビュー作のスピノザから。読者の読み難いからスーピイにしたを取り入れた。読者へのサービスでもある
連載時が特にそうでひたすら重くて見ているだけで辛い話が続くと読者も大変だと思い、バランスをとる為にスーピィを沢山だした
スーピィとラクウェルが出たら、ここは息を抜いても良いと思ってもらえればと思っていた。後半はシリアスなので大量に出した
ラクウェルは魔法オタクなので男に興味が無い。魔法が最強の世界観は嫌だった。魔法はMS-DOSのコマンドの打ち込みが元になっている
ゴルドンのモデルはチャップリンモデル。キンヴァースはプリンスマルコという小説の強くてカッコいい執事がモデル、何かの拍子に強いキャラが好き
ビックノイズは実在のモデルがいる。おじさんキャラは少しお茶目にした、子供がお茶目をしているより面白いかなと思った
.
小説家以前は司法書士をしていた。要するに事務員。大学は法学部だったが司法試験は何度も落ちた。残業が多いが丁稚扱いで給料が安かった
以前の仕事が辛かったので捨てプリを描き始めたが時間が取れなかった。九時出社十時退社が日常だった。仕事の移動の合間に書いていた
司法書士補助者は書類を取りに行くのが仕事だった。文章は書けたが、本や映画やゲームは出来なかった。
どっちかを止めんと、引き出しの中身が無くなって両方ともダメになると思った。それでストレスのある方を選んだ。3・4巻辺りまでは掛け持ちだった
一巻のあとがきの修正依頼は事務所の車の中で受けた
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一番書いていてサラッとかけるのはシリアスな場面。次に泣きを誘う場面。最後がコメディの場面
デビュー前の作品(ストラグル〜)はまったく笑いが無い。それが本来の作風。コメディが嫌いなのでは無く、難しくて自信が無い。どうすれば良いか恐々としている
ラクウェルがてへと言うシーンで三十分、書いては消しを繰り返し悩んだ。正直どうかと思ったが、後に読者に喜んでもらえたと知り勝ったと思った
.
ラクウェルが一番書きやすいが、傍にいたらストレスが溜まると思う。女性としてはウイニアが好き。ほっとしたい
作者の分身はバラけさせている。兄の偏食キノコ嫌い松茸食べないは自分がモデル、ただしあんなに生真面目で可愛い考えはしていない
担当からのレオに近いとの指摘に対し、あんなに真っすぐじゃない、スターム少佐は考え方が近い、キダーフは全然違う。イラストではフィーレが好き
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ずっと真面目さが維持されてるので、実際は主人公に近いし、物事の見解に対するブレや迷いが少なすぎる点で、レオに近いと言う担当意見も自分は合ってると思う
更に苦境のラボさんに仕事回したり、自分の技術まとめる目的の講師仕事を越え面倒みたり、妻子持ちだったり、実際はどう見てもハートフルで、スターム少佐も違うとも思う
アシスタント使ってる点などギダーフが全然違うも違う。イコノもよく話題に出るがラボさんなんかと比較すると全然ヌルい。榊さんの本質がハートフルと思うと本当は全部白と違うんかなと
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後のコメディで実力を発揮していく実績を考えても面白い。なら尚更ネット小説すべきじゃないかとも思う。楽に作った部分は受けず、苦労した部分が受けている。そりゃそうだろう。今は楽しすぎ
つの丸の創作呟きとも絡み、てへで三十分悩んだ話など苦労もよくわかる。また、榊さん自身の本人自覚や認識と、周囲の見解・実際の実績と資質にはズレあり、意図しない偽りがあると思う
自己宣伝も含め、意図して自分の成功した技術は教えてないとか、芽を摘むように動いているは無いと思いたい。ただ教職の立場で疑問な発言もあり難しくはある。創作の人には嘘が常習化してる人もいる
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本来の作風としてる物は同人時代の延長。この後、先に書いたモグダンの綾波の話も含むインタビュー。更に当時の読者がどういう風に本作を受容したかの記事もある。ここも抜粋
キャラクター人気投票は、ラクウェル・パシフィカ・クリス・シャノン・アーフィ・キャロル・スーピイ・ギダーフ・エイローテ・ウイニアの順になる
どこに感情移入したかの部分では家族的な部分。泣かせる場面なんかも受けが良い。スーピイも人気ある。好きな魔法は破転、魔天狼、神槍の順
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あとはサプリメントの短編収録という形になる。自分も全体通してみるとラクウェルは好みだし、ギャグ調の場面は印象強いなと。面白い資料が残ったと思う
つの丸は世界に潜り込むとコメントしてたが、水木サンにもそれ系の記録ある。演劇にも近いと思う。榊さんはエチュードは不得意趣旨の呟きあった筈、でも実績はそっち系で集中
考えようによっては週間連載はネット小説に近い。多分榊さんの表面上の方法論とつの丸の方法論及び榊さんの実際的技術は真逆なんじゃないかなとも思う。被る所もある筈で比較して見ても興味深い
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たいよう初期巻が顕著だがつの丸も単行本収録考え構成練ってる。長期連載で混乱するのは仕方ないが、工夫は出来る。めめに対する、無くても出すあるいはひり出すの助言なんかは興味深かった
つの丸の受賞結果は漫画家人生を保証しないのコメントも榊さんと比較すると面白い。ただ前述の様に榊さんは表面と実際にズレがある。実際は講師や新人賞授賞式で水を浴びせる発言があった筈
こう思うでしょうと思わせ最期にひっくり返すのが好きも展開含め共通点あると思う。ただ、なんでそうすると思う時が自分はある。それが一番したい事とはわかるが、イコノラストや最後にピョンはこれ感じた
Vol 3127(2016-10-24)
本宮ひろしも政治家目指そうとした時期があった筈。見解や経験は前から呟きでも見てた。覚悟の上の行動で橘ぱんさんは偉いと思う
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ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の五回目
「これはアクションファンタジーとありますネ」
「それぞれ一巻で完結もしてるのヨ」
[榊一郎 5]
「挿絵の騎羅は榊さんの友人、現在もイラストの仕事をしとるノー」
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[2000-2002 ストラグルフィールド 全二巻]元傭兵と少女+特殊部隊の視点
今回もメモ。これが榊さんが本来したかった事と思うと、実際に持ってた資質+実績で葛藤がわかり、改めて考えさせられる一作
1
(裏表紙宣伝)アクションファンタジー巨編、堂々登場
軽小説家呼称使用
原型は大学生時代の同人作品[戦魔-鏡の中の凶器-]、初めて完成させた長編、原稿用紙百枚ほど、アラはあるが愛着ある
改稿して平均的なラノベの文量にして、大学時代の友人でアスキーに就職していたファミ通編集部のキッシー嵐山にデビュー前に見せた
結果的にログアウト文庫の編集長の所に行く前に、原稿が紛失してしまった。諦めて二年後に富士見に応募して賞を貰いデビューした
デビュー一年半後に飲み会でファミ通文庫担当編集の佐藤康男と話をした、原稿が紛失していた事を知った
当時のログアウト文庫とファミ通文庫はスタッフが変更になっていた。原稿が見つかってファミ通文庫から出す事になった
最低限の改稿を更にほどこした。結果的に最初に書いてから十年近い月日が経った
私の原点的作品。ドラマとしても見劣りはしない筈、当時の雰囲気を残して仕上げたかった
佐藤康男と出会う機会を作ったのは作家の大林憲司。同人サークルしぇいぷちぇんじの真田大輔、同人版の挿絵は白濱大輔も友人
BGM/ボーン・イン・ザ・U.S.A.(ブルース・スプリングスティーン/ロック)
2
担当の佐藤康男が仕事を抱え過ぎて入院、担当が笠原次郎に変わる
実験をした。伝わらないなら私の力量不足
絵師騎羅も体調を崩す
BGM/オブセッション(不明洋楽?)
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また自分の見解になる。娯楽作と芸術作は姿勢も評価される点も対立してしまう程に異なる部分があると思う。どう世に出るかでも変わってくる
同人的な活動から世に出る人もいる。ある意味裏口とも言えるデビュー。芸術肌に近い人は、これで世にも出やすい。よしだ先生はこのルート
榊さんは天才に対し嫉妬に近い感情あった筈。裏口からデビューしようとした所から、本当にこの作風でデビューしたく、天才になりたかったんだろうなと
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もしもこれで世に出ていたら、榊さんは作家として成功出来なかったかもしれない。今も実際の能力と違う方向で努力してる人は、世の中には多いと思う
前回のつの丸・町子先生にも通じるし、本当はスッチーになりたかっためめも同じ。欲しい物と与えられる物が違うのは難しい問題。でも誰でも抱えてる事
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「よしだ先生から派生して読んだのヨ」
「扉絵の小ネタ、ラキシスですネ」
[永野護 ファイブスター物語_自分用メモ、町子先生は4から]
「連載は1986から、日日日先生の産まれた年なんじゃノー」
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結論から書くと世代じゃ無いんで読んでなかった。以前漫画orアニメ夜話で言われてた筈だが、自分の産まれる前の作品は、マニア以外は見ないが普通とされてる
ガンダムやSWにせよ40年近く前の作品。頼んで弟子になった人だと微妙な所だが、一般のお客さんに、作品読む前に知識を要求するのはかなり難しい問題と思う
.
単なる個人の見解。リアルタイムの娯楽作は大学で研究され前知識を要求される学問や問題群とは違うとも思う。作品わからんのは客が悪いは、問題も引き起す筈
更に古い作品は当時の時代性等が前知識で必要な場合あり、今読むと本当にキツイ場合ある。好きな古い作品が現代の率直な感想でボロカス言われるのは辛いとも思う
現状の10代なら、90年代前半以前の作品知識を要求しても、ほぼ通じない可能性もある。こんな事もわからんのかと言うと、相手を追いつめてしまったり、攻撃とも取られやすい
.
相手を追いつめ晒し物にして、仕返しがしたかったなら話は別。自分の方が正しいと思っても一方的になりやすく、言った事が受け手にちゃんと伝達されるかも難しい
最近も正しいと思って発言した結果、謝罪文を出す結果になった作家はいる。たとえ正しくても、反対する勢力を敵に回し、相手から深い恨みを持たれる可能性も出てくる
最適解は話をよく聞いた上で、別の指導者・教育機関・進路を薦めるではなかろうか。状況不明で第三者意見なんで真剣に受け取る必要ない。晒した事が正解と思うならそれでも良い
教育関係の書籍で、似た事例やその原因・適切な解決法が提示されてるからというのもある。榊さんの発言で疑問に思う点が発生しやすいのも、こういう系列の問題になる
.
現役音楽家は最新の音楽も聴く。それと同じで他の知識も常に更新してないと、今の人に通じない場合もあるんじゃないかと自分は思う。ボブ・ディランクラスでも通じ難い
今作自体は宝塚好きなよしだ先生が好むのも良く分かる。ひらめ顔傾向の人物は最近の萌えにも近いなあと。批判あってもちゃんと変遷し、今も変化してるのは凄くもある
.
またそのうち書くけど映画版限定でSW六作分のノベライズ読んだ。全作ものすごく補完されてる。EP4-6は善悪の話でも良いけど、EP1-3含むとそういうタイプの話で無くなると自分は思う
.
商業的に大成功した人は、以後芸術系として見られ難くくなるとも思う。SWEP1-3は尖った作りと自分は思うが、芸術系の人が儲けてる・成功したと言う理由で、EP4以後は見ず批判した例を見てる
ここらも難しい。大昔のヒット作が当時どう受け入れられたか、当時の政治や文化状況及び受容者・国の状況含めて考えるとかになると、別系列の問題。大学の古典研究はこれに入ると思う
SWもどう捉えるか真剣に考えてくとかなり難しい。更に広げてどこからは芸術で、どこからだと娯楽かも難しい。売れなかったけど芸術作だから失敗じゃないは、逃げ口上に思える時ある
.
EP1-3も好きだけどEP4-6の前提あった上だと、反発受けるのも当然とも思う。SW見る人全てに外伝系全ての知識求めるのも無理ある。他の続編作品もEP1-3化する場合は多いと思う
上記通りで儲けている・成功したというだけで憎しみ買いやすい。挑発に対する防衛こそが、相手が攻撃する口実作り目的の例もある。最近のつの丸も見解的に難しい意見多く難しい
Vol 3125(2016-10-17)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の四回目
「帯の説明はハードボイルドアクションファンタジーですネ」
「終盤は一年一冊ペースなのヨ」
[榊一郎 4]
「挿絵は藤城陽。他作品でも挿絵を担当しとるノー」
.
[2000-2010 ストレイト・ジャケット 全十一巻] 怪物退治事件帖
今作風の系列が恐らく榊さんが本来したい作風と思われる。前回と同じくあとがきからのメモ。及び考察となる
1
軽小説家という呼称を使う。捨てプリあとがきでは未使用
シリアス寄り、ギャグコメディ無し、グロあり、エロなし、ハードボイルド系の自己宣伝
いつもと違う書き方、ドラマや人物より世界観ありき、普段は逆
鎧、魔法使いを根本とした。ゲーム的な世界観構築
外国TVドラマ(SF・刑事ドラマ)こういう世界に生きている連中のとある日を目指した
いつもと違い苦労した、設定の塊みたいな話を造るのは好き
雑誌掲載が基本の作品では細かい設定や世界観は難しい
作者が楽しんで書く事と読者が楽しんで頂く事がイコールではないと榊さんは考えている
もうこんなの書かずいつもの奴でいっとけ、僕の気持ちを裏切った、失望したの感想を警戒している
こういう榊作品もアリという評価を期待している
実験的な駄作になるかもという自覚がある
全五巻を想定してプロットを組んだ
担当は捨てプリと同じく、たなぽん
わかりにく設定の山のイラスト化で挿絵に遠慮している
ファミ通編集、キッシー嵐山にふたたび意見を聞いている
作家三年目。好きな仕事をしていられるのは幸せ
サイトにiモード版が出来る
(最終巻から)実家住まい新シリーズでナーバス
BGM/エリノア・リグビィ(ビートルズ/ロック)
2
モデルガン、サンダーボルトが好き
やればやるほど泥沼と気づく
八カ月。この時点での一番の執筆枚数
一巻で出来なかった部分を広げ、変更点が大幅に増えた。こだわりは自分を救うが苦しめもする
たなぽん、新感線で校訂原稿を送る
作家の神野オキナ(あそびにいくヨ!)、黒田和人(グループSNS)に、設定や用語で意見を聞く
傲慢無双な榊一郎になりたい
BGM/赤い眼鏡サントラ
3
知り合いの柴犬はロン
規定枚数に抑えられない能力不足の自覚
好きな事をやりたいようにやるがコンセプト
前巻で分厚すぎるの意見を受けた
全五巻の計画が狂いだす。売れていないもう書くなの意見は出ていない。毎回ビビりながら書いている
設定ミスが出たので修正をかける予定がある
ペースを上げたい
たなぽんが枚数や日程の超過で苦しむ
BGM/マティアバザール(イタリアンポップ)
4
日数も頁も圧迫している
第一稿は3/4だった。圧迫から売れない事を不安視する
BGM/ウルトラマンシンフォニー(特撮音楽)
5
〆切で首が回らない。原稿が遅れまくる
作家の神野オキナに相談する
第一稿は2/3だった
BGM/なし
6
休暇中に過労で倒れる。結果、原稿を落とす
頁数が増え価格が高くなる事を常に詫びている
健康管理が出来ずスケジュールが狂う、たなぽんに謝罪
体調維持に気を付けると決意する
作家の高殿円に設定などで助言を受ける。医者見習いの人に助言を受ける
BGM/なし
7
あちこちで刊行ペースの遅さを指摘される
アニメ企画の持ち込みをお願いする。PVを作ってもらう
初期プロットにない話を大量に挿入した。たたむ時期が見えない
BGM/なし
8
原稿が常に増える
手がしびれる。生まれつき、脛骨が湾曲しているという診断結果。首の神経の炎症。注射うたれる
グイド・カラブレイジの法律の本からネタをとった
残り三巻で終了のメドが立つ
BGM/なし
9
血尿。仕事してるだけで辛い
削っても原稿が増える
嫁さんが妊娠期間
10
予定遅滞の常習化
石ノ森章太郎からの影響
仕事を減らさないとと、自覚する
?を使わない人物に?を使わせたことを後悔する
08小隊が好き
ハートフル作家の位置を確立しようとしているのにどうして、という出版社側の意見。それに対する榊さんの反発
11
どうしてもダーク系の話をしたくて、担当のたなぽんに駄々をこねて、困らせた
次作構想もあったが立ち消えた
作家の大迫純一と等身大の鎧を造ろうと計画するも頓挫した
本人の中では、重要な位置の作品
-
以下の文は自分の感想であって事実では無い。間違ってる可能性も高いし、真面目に聞く必要も無い。真逆の策を打つのも正解と思う
.
結論から書く。榊さん本人の意向と別に、この系列は向いてない。今作が一生懸命書いた作で、自信あり、出来良いと思ってるのもわかる。でも現状では向いてない
実際の作業面から。原稿遅滞、枚数超過、日程延長、設定混乱、精神不安、体調悪化など。これ系を続けると確実に問題が増え、周囲に迷惑かかる。足も引っ張る
実際の実績面から。デビュー作が今作系列で無い。幾作ものこの系列作は打ち切り傾向多い。故に榊さん=この芸風が確立できて無い。出版社側も不安になると思う
.
結果の考察。大成功の保証は無い。だが、実績から榊さんのこの系列作は失敗する可能性が高い。また今作系列の隣で、他社の別系列作品が大成功してしまう可能性も高い
時間と手間をかけた結果良くなり、成功確率が増す可能性もある。現在の榊さんの仕事量だとそれは困難。失敗を出版社やお客さんのせいにするのは論外。単に努力不足
時間と手間をかけずに成功する可能性もある。それでこの系列に思い入れある榊さんが、納得出来るのかも疑問。この系列を取り組むと確実に出版社側と対立もする
今作系列に力を注いだ結果、予定の大幅変更で出版社負担も大きくなる。出版社は仲間であっても榊さんの身内では無い。身内で褒め合いしたければ別ジャンル目指すべき
.
キツイ事書いてると思う。だが、自分の好きな事を追求した結果、既存の娯楽作品や似た系列作に、大幅に劣って失敗もしてるのに、本人と身内だけが褒め合うジャンルを過去に見てる
ジャンルが衰退傾向と宣伝し、他ジャンルまで叩いてる。悪害化してるのに、当人は新しい芽を摘むのと、政治活動に必死。自分の認識で老害。それ見て、自分も完全に考えを変えた
擁護もしとく。食べれる範囲で成功出来る。身内の賞で評価もされる。大成功の可能性もある。ただ完全に考え方を変える必要ある。売れない事から病的や攻撃的になる可能性もある
.
ネット小説の考えも、これ系の企画を出した結果、薦められたという事ではないか。当時は、作者が楽しんで書く事と読者が楽しんで頂く事がイコールではないとしてる
恐らくこれ系の新人賞原稿、企画も出して、ボツ食らいまくってる筈。軽小説家の呼称は、自信の無さからもきてると思う。これ系するなら相当に労力・時間を割く覚悟もいる
難しい。榊さんが一般文芸に行く事や、尖った作品出してる出版社で真面目に仕事する意向あるかもわからない。但し、これ系と普段の融合の成功作が近作にある
-
[捨てプリの突然の漫画化が始まった]今の絵柄でどうかも怖い物見たさであるが、オリジナルのモグダンでは無い。宗我部としのりはアニメ化作もある漫画家
アニメ・読者に対する呟き。他メディア化多い榊さんがどこまでを自分の作品・読者と考えてるかは興味ある。創作者の中には読者を選ぼうとする姿勢の者もいる。身内の褒め合い
で新漫画版#1。捨てプリで本来受け入れられたであろう、ハートフルな物が消えてしまってると思う。ただ榊さんの意向は反映され、継承作のチャイカっぽさもあるとも思う
Vol 3123(2016-10-10)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三回目
「1999年9月、誌上での第一回竜皇杯優勝作の短編が元ヨ」
「帯の紹介ではハートフルファンタジーですネ」
[榊一郎 3]
「挿絵担当の安曇雪伸の、同人名義はモグダンなんじゃノー」
[1999-2003 スクラップド・プリンセス 全十三巻]兄姉妹の冒険
.
忘れてる事が多く、あとがきでの再発見が凄く面白かった。なのでメモ。榊さんの当時の心理・状況変化が良くわかる
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1
初代担当Y。三人称にすべきと提案
最初は兼業、連載が辛い
友人、ファミコン通信編集キッシー嵐山が批評
HP開設
BGM_PSY・S(ニューウェーブ)
2
短編
捨てプリに決定
双子、女装ネタは温存すべき
特殊部隊、破壊工作物が好きと発言。プロフェッショナルCY5が好き
スプラッタは大得意。自分で見るのは苦手
サイトで若菜という人がイラスト
安曇雪伸の母の絵に人気が出る
BGM_彩菜(ゲームミュージック)
3
担当T(たなぽん)嬢に変化
上下巻、増量要請却下。〆切一か月前倒し。
苦しんだ作品は傑作か駄作になる
宗教ネタは警戒
サイトでキャラの名前を募集、出版社には無許可。以後も継続
BGM_リキッド・テンション・エクスペリメント(洋楽、プログレメタル)
4
短編
メイド好きの話、当時は否定
誌上連載加筆
水着回はサービスと自覚
演出的な意味で内面を書かない時がある
いくらなんでもやりすぎの担当意見
主人公達だけに視点を当てるべきでは無いの判断で加筆。詰め込み過ぎたとの反省
三年目、尻に付いた新人の殻を落としたい
BGM_高嶋ちさ子(クラシックバイオリン)
5
書下ろし
〆切一か月前倒し。
パソコン故障。国民健康保険の支払いに苦しむ
富士見書房傍には神社がある
戦闘場面が無い事を自覚
キャラ設定整理でキッシー嵐山から意見を聞く
BGM_有坂美香(ジャズ、R&B)
6
担当たなぽん、休日出勤で悲壮感漂う。
〆切一か月前倒し。編集部、半年以内に続刊要請
自主製作映画の思い出、方向性の違いで袂を分かつ。
映画制作は合わないので、小説家を志した。他人の足を引っ張ったり、引っ張られたくなかった
バンド活動をしていた
作家の麻生俊平(ハードボイルド調文体、社会批判、バランスが良い)に世話になった
背中が痛い
BGM_タケカワユキヒデ(J-POP)
7
仕事場を持つ憧れ。実家の自分の部屋で執筆、連絡が二か所になり、住居と仕事場を分離
行きつけのモデルガンショップの話
赤ん坊ネタで周囲に意見を聞く。半分も使えなかった
現嫁さんは幼児音楽教育に関わっていた
スーパー歌舞伎に影響受ける
スポーツチャンバラに興味を持って一式買いそろえる
BGM_LOOK(ポピュラー音楽)
8
無線LANの電波障害で悩む
原稿が遅れて、担当Tたなぽんが取りに来る。原稿が遅くなり始める
敵役を目標に執筆
CDドラマ収録に立ち会う
プロ意識が大好き
BGM_PSY・S(ニューウェーブ)
9
〆切を三週間破る
連載から一年経過後の原稿治し
設定もサイトでの意見を使用
小説家、葛西伸哉・中里融司(鬼籍、架空戦記。時代小説、戦史研究)に意見を聞く
BGM_Fennec!(不明)
10
担当たなぽん他社の仕事での大変さに他人事、自業自得と冷たい反応
来年最低七冊のスケジュールに怯える。
コミックのプロット十二本と担当者と合う、副題、CDシナリオ確認と録音立ち合い、企画での状況等の仕事も
出ない物は設定しても空しいのでしない
人気の出たキャラは再登場させる
BGM_なし
[補足この時期結婚]
11
編集部でキャラの公募企画。同時期企画アンソロ参加。担当たなぽんは読者の考えたキャラ登場に不安から懐疑的
作品と関係無い設定のキャラに関して困惑
アニメ放送決定。アフレコ立ち合い
BGM_なし
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担当たなぽんから加筆修正要請。お疲れですね、映画でも見てはどうてすかとの意見
ネットゲームに逃避する
連載で本編が展開していた
最初のプロットは六巻予定
アニメからの追加仕事が脚本チェック、コメント書き、サイン会、草稿チェック
仕掛けに気付いてもらえる事が喜び。今回は説得するセリフが書きたくてやった
BGM_テイルズ オブシリーズゲームサントラ
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セールス電話がかかる
定収入が無い事に不安を感じる
アニメ化で細かい仕事が増えて忙しい
ああようやく終わったと言う感想。長編は始めるより終わらせる方が難しい
本気で止めたくなった時が何度もあった。担当たなぽんはなだめたり、おだてたり、叱ったりした
BGM_なし
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注目点は映画が無理で作家になった点。つの丸と歳も近いが、動機が一緒。この世代は、そういう影響を与える何かがあったのかも
他にメイド好きを他人に指摘され、最初は否定してた点。麻生俊平、中里融司からの影響。嫁さんと音楽。サイトからの設定利用等
発展して現状に至る要素の発芽段階が見える。同時に本作自体も変遷を決行してるのは意外。挿絵のモグダンも母が受けたは今に繋がる
.
またスランプ期に出たと思われる症状をリストアップする。そういう症状が出たら、自分で気づき難いスランプを自覚し、対応法を取れる
体調が悪くなる。環境を変えようとする。原稿が遅れる。現実逃避的になり、詩の様なあとがきが増える。
周囲が心配する。設定の細部を疎かにする。過去に人気出たキャラを再登場させる。将来の金銭不安。勧誘に過剰反応
過剰に仕事をしようとする。人の意見を頻繁に聞くようになる。BGM聴かない。ゲームに逃避する。等々
.
どうやって乗り切ったかも、リスト化が出来ると実用できる筈。担当たなぽん氏は、後に編集長になり、別部署に移動
-
放送前に告知してヨで、今季放送アニメのクラシカロイドに、脚本とシリーズ構成で榊さんが参加。監督はおそ松さんの藤田陽一
榊さん自体はミリタリー・真面目作風を嗜好してるが、実際に成功した作はファンタジー・ギャグ作風が多い。ここらで葛藤が無いかと睨んでる
資料調査で80年代のリアルと現在の違いも注目してる。現在のつの丸作が、本来つの丸のしたかった作風と考えると、ここでもつの丸との類似が見られる
.
今作も印象はまかでみとポリフォニカ。監督的にも恐らくホームランを狙ってる筈。自分は女性向けはわからんのでスルー気味でいく
Vol 3122(2016-10-03)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二回目
「これが記念すべきデビュー作だヨ」
「帯の紹介では心温まるロマンティックファンタジーですネ」
[榊一郎 2]
「善悪の話が交互に展開するんじゃノー」
.
[1998 ドラゴンズ・ウィル 全一巻]優しい竜と国家の陰謀
前の青さんで気づいた事。作家と出版社・読者全体と読者個人の評価は、それぞれ違う。故に作家は葛藤も抱えやすい
本作あとがきには、編集部の評もつく。今作は重要作で、榊さん自身、及び友人の今作に関する意見で目についたものを上げる
.
本人談。こり性な分、飽きるのも早い。当時聴いてたのはオルタナのCocco。エヴァの影響が強い、近未来設定のver3があり気に入っている
出版社評。キャラクターが魅力的だった。ありがちな素材を上手く料理した。構成に難があった。友人評。本人はひねくれ過ぎている
本人は本作原型ver1は不明な点、及びドラマに不十分さがあった。出版社の出版に関する注意点は光る部分を残し、足りない点を埋めていく事
.
最近の榊さんの企画が通らない・調子が悪いと言う意見や作品から、榊さん自身の自己評価と周囲の評価には、ズレがあるのではないかと考えてる
今作に関しても、榊さんが本来したかった部分は設定や国家の陰謀の点だが、実際に評価されたのはキャラの魅力では無いかとも感じる
自分の感想としては悪い点で駆け足すぎる。良い点で重要と思われる要素が凝縮している。設定的に辻褄があってる。キャラに魅力があるなど
■ ライトノベル関連感想2016年 7-9月分まで
▲ ▼
Vol 3121(2016-09-26)
ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の一回目
「今週は無しですかネ」
「区切りが良いから、今回はリストだけヨ」
[榊一郎 1]
「予定では約六十週、完結まで一年近くかかる計算なんじゃノー」
.
上記通りで今回は作品リストのみ。榊一郎は98年デビューの芸歴18年目。つの丸より一歳上で、元は司法書士見習いしてたお方
以下自分の印象になる。アシスタントを使ってる作家としても知られる。また娯楽に特化している部分があり。基本勧善懲悪
前歴も踏まえ、自分はこの人の基本テーマは正義と考えてる。良く言えば意志強固、悪く言えば融通が利かないと思う時はある
.
作風の多彩さと共に、前述の理由もあって、意見や作品に納得する時と、そうでない時がある。ただこれは他作家でも感じる事
作品の平均点は高く読み易い。ハズレもほぼ無く、アニメ化作も多く、人に薦めやすい作家と言える。勉強家で経験・交友が広いのも特色
上記理由で、ちゃんと扱えるか不安を感じてる所もある。なるべく心を冷静に保って、公正な感想を出せる様にしていきたい
.
そんな訳でリスト。全ては扱えないが、関連書籍も含めると二百作近く出ている。終了時にはまたリストを追加する予定
扱ってく過程で自分の印象も変わってくるかもしれない。娯楽作だが、ラノベの歴史が後に語られた時、重要作家として扱われる価値ある人
[リスト]
Vol 3119(2016-09-19)
「注文してたfigma素体が届いたのヨ」
「そんな恰好でウロウロしないで欲しいんですネ」
「あなたこそ着飾る様な真似は止めた方がいいウサ」
[コピーの秘密だヨの巻]
「ヘッドに予備があるのは羨ましいんじゃノー」
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[figma archetype:next she]神姫は今年で十周年。自分は後発で、今は入手も難。汎用性の高い素体は常に探してる
キューポッシュと同じく、そのままではすげ替え出来ないので、簡単にプラパイプで繋ぎ。服を考えると首は自由度ある方が良い
エロスは単に裸にする事でなく状況で決まるとか、絵は基本頭大きくしてるので現実通りにすると違和感あるとか、発見あった
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今は神姫はコトブキヤ版や、新しい素体が発表されてる。自分はキューポッシュでBLADE&いづなよしつねさんデザインの神姫が欲しいノー
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ラノベ作家を順次扱っている。アニメ化決定 浅井ラボの四回目
「来週から扱うのは榊先生なのヨ」
「榊先生が大きく関与したゲームの作品群の一つですネ」
[浅井ラボ 4]
「参加したのは全員、榊先生の関係者なんじゃノー」
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[07 全一巻 神曲奏界ポリフォニカ ぱれっと]同作アンソロ作品
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07年作。青さんとの対談も含め、裁判中の仕事となる。依頼は榊さんから。ですます口調で浅井作品的展開を行なった作品
榊さんの所でも書くが、ポリフォニカは年数経過・膨大さ・煩雑さ等で、自分はよくわからない所が多かった。これはその短編集
友達少ない系の話が多い青さんは、仕事を回して貰った事は無いと書いてた筈。作家により交友や経験に違いがあるとわかる
.
ダーク系でノベライズもするで、K・W・ジーター思い出した。久々にドクターアダーを読み返し。だいぶというか、ほとんど忘れてた
「スチームパンクって言葉を作った人の一人なのヨ」
「これは世界初のサイバーパンクとも言われる作品ですネ」
[K・W・ジーダー_ドクターアダー]
「ニューウェーブ流行の72年執筆。出版は84なんじゃノー」
.
され竜はサイバーパンクぽいと書いたが、正確に分類するとスチームパンクかも。それ系作品は思想的な物も含めて成立するのかもしれない
ディック映像化作品のノベライズも、今作で推薦文を貰ってる点考えるとしっくりくる。向こうはノベライズの方が売れて人気出たSF作家も結構いる
K・W・ジーダーのノベライズはSTが訳でてる。DS9世界観ならセーフの内容で、作家らしい話。訳は出てないがSWのノベライズもあるみたい
.
こういうのから本編にネタを逆輸出の例もあるんじゃないかなと思う。そう考えるとダークな雰囲気のEP1-3・CWへの、この人の影響も興味ある
Vol 3117(2016-09-12)
ラノベ作家を順次扱っている。アニメ化決定 浅井ラボの三回目
「ガガガ文庫版のみを読んだヨ」
「一冊で2冊分ぐらいのボリュームですネ」
[浅井ラボ 3]
「文もつまってるので3冊分ぐらいの重みはあるんじゃノー」
.
[角川版03 既刊18巻 されど罪人は竜と踊る]暗黒街の事件簿
.
自分は合わず、本来なら一巻で切るが今回は16巻まで読んだ。だが、似た系列の作品例や、次扱う作家さんがこれを好む事はよくわかる
文体が特殊。内容よりそこが辛かった。先に調べてたハードボイルド文体に近い。なので印象はサイバーパンク。綿密な世界設定を構築
パンハイマが好きなんだが、その抗争編は4巻分。長編展開になると、とても長い。短編集も多く含まれ、それだと自分は読み易かった
.
小説のサイバーパンクをどう評価するかの話にもなってくる。前述の作家さんなど、好きな人なら間違いなく好きな芸風の作品と思う
Vol 3115(2016-9-5)
ラノベ作家を順次扱っている。アニメ化決定 浅井ラボの二回目
「され竜、予定の16巻まで読みこみ終了したんですネ」
「作家の特徴も掴めたヨ」
[浅井ラボ 2]
「今作は一巻完結。ワシはホラー苦手なんじゃノー」
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[2010 全一巻 Strange Strange]恐怖短編集
.
[TOY JOY〜]が戦闘描写のサンプルなら、今作はホラー描写のサンプル作になる。ホラーは事件等があると叩かれやすい。変遷がある
今は角川ホラー文庫あるが、昔の角川学園小説大賞は、ホラー部門あった。よく考えると、日日日にもホラーで世に出た側面あるねと
昔の作品見ると、キツイ物も沢山ある。ラノベの枠だけ見てると気付きにくいが、この人はそこらの伝統を引き継いだ作家の部分あると思う
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歴史見ると類型はある。され竜は説明ではファンタジーになってる。読んだ結果、実際はサイバーパンクじゃない?という認識になりつつある
Vol 3113(2016-08-29)
ラノベ作家を順次扱っている。アニメ化決定 浅井ラボの一回目
「単巻完結作があまりないのヨ」
「青先生との対談は07年ですネ」
[浅井ラボ 1]
「青先生の一年先輩の作家さんなんじゃノー」
[06 全一巻 TOY JOY POP] 停滞する演劇部と関節ババア
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前述どおり青さんと対談してる他、次に扱う作家さん絡みで参加した作や、その作家さんの作品で本人モチーフキャラ登場がある
キャッチとして暗黒ライトノベルとなってるが、要はダークSFファンタジー。資料が消えてて先の特攻服や出版社との一件も難しいかもなあと
文体が特殊。作家を野放しにすると、展開無く会話が続く作品を出しやすいが、本作はそれに当たる。作家概要は掴める作
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先にリスト出しとく。現状ではだいたい年に1-2冊の刊行ペース。ヒットが十年以上前になるので、当時どう取られた作家かも分かり難い所ある
[リスト]
アニメ化も決まってるけど、資料読みこみが進みにくい。これは難しいかなと。補足に近い扱い方をするので、途中までで切る可能性も含む
Vol 3111(2016-08-22)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十六回目
「そんな訳で最新刊に戻ってきたヨ」
「新刊9巻と派生作品は今週の25日ですネ」
[十文字青 36]
「これでうちのサイトでの青さん特集は、おしまいなんじゃノー」
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[2013 既刊八巻 灰と幻想のグリムガル] 友人の死から仲間内の対立まで
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最初に扱ってるので、既刊分追加となる。アニメ放送時期の巻。ランタが嫌われはじめてた理由も少し納得の内容
そこでアニメ。青さんは放送中に弱気な発言してたが、実際はそこそこ成功。大ヒットでは無いが、監督作の中でも最高戦績
良かったと思う反面、先のノベルゼロやT-Linkノベルの出版社戦略含め、主流で無いと自覚ある青さん主流化はどこ向かってんのかなと
.
総括。主軸の作品を維持しつつ、挑戦的な作品も発表してくれる青さんは、追う側としても凄く面白い作家と思ってる
もう十三年になるが、まだ成長余地も十分ある作家。商業作家としての感覚もあるのも偉く、今後もそこは維持してもらいたいなと
現状も含め、変化してく可能性もあるが、今後も単発的な形で追うと思う。成功しなかった作が今後どう発展してくかも見所
.
予定を変更する。先週刊行数のスゴいあの先生を扱うと決めたが、先に青さんと、その先生の両方に関連するあの人を扱う
アニメ化が決定済み。分厚いが刊行数は少ないので、なんとかなると思う。現在読み込み中。正直に書くと好みとそうじゃない所両方ある
グリガルのアニメもギリギリで止めてる所はある。またグリムガルから入ったファンも、薔薇マリには進み難いみたいで、考える所は多い
Vol 3109(2016-08-15)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十五回目
「うちでの取り扱いもそろそろラストなのヨ」
「去年の十二月から三十五週目なのですネ」
[十文字青 35]
「来週は既刊分の追加。それが済むと、刊行数のスゴいあの先生の予定なんじゃノー」
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[2016 上下全二巻 Roman冬の朝と聖なる夜を廻る君の物語]話の連なり
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Elysionと同趣向の話となる。短編集に近く、トータルの話と読めなかった。その代わり、技術的に変わった事を連発してる
改行無し長文・()囲み文・一頁に一文や字の連呼等々。二人称なんかは結構驚いた。どれも面白く使えてると思う
短編単位で見ると[実存系〜]に近い話もある。変わった話や内容的に難しい話も、短編形式だといけそうで興味ある一冊
Vol 3107(2016-08-08)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十四回目
「角川新レーベルのノベルゼロ創設だヨ」
「一般書籍扱いなんですネ」
[十文字青 34]
「ワシもラーメン食べたいんじゃノー」
[2016 既刊一巻 境界探偵モンストルム]独自世界観の探偵
難しい。過去作では[シャギーロック〜]に近い所ある。こういう作品で勝負して、ラノベ業界は大丈夫?と不安になる出来
ハードボイルドと褒めてる感想みた。詳しく知らないので、ミステリーも含め、今回はそれ系の名作も少し追加調査した
青さんが審査で[友人が最初に死ぬ話〜]のコメント残してる。上記からこれ執筆時期に研究してたのかなと謎が解けた
Vol 3105(2016-08-01)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十三回目
「エンタメ文芸、T-LINEノベルスの開始なんじゃノー」
[十文字青 33]
「日日日さんも立ち上げに参加してますネ」
「四か月で滅んだのヨ」
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[2015 全一巻 実存系ドグマストラ] 暗殺者の流転の日々
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上記通り娯楽と芸術の間を取ろうした出版社の商売戦略。展開も激変あり面白い。滅んだが続刊は可能らしい
新雑誌創刊みたいなもん。青さんは新規レーベル立ち上げでもよく呼ばれてる。このうちグリムガルが成功例
既成人気レーベルも、内情は人気作家一人頼みの場合がある。出版社の戦略ミスも失敗原因となる例の一つ
Vol 3103(2016-07-25)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十二回目
「今日は私たちなのヨ」
[十文字青 32]
「絵担当者つながりなんですネ」
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[2015 上下全二巻 Elysion 二つの楽園を廻る物語] 日常とその背後
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別の人の音楽が先にあり、それを原作にした小説。企画作品だが、昔も詩や絵画から構想得た小説の先例ある
短編集に近い。故に話が飛んでも読み易かった。青さんが本来持ってる文体に近い他、詩風や一人称と実験的
暗めの内容だが、短編で分散してて、重さは軽減されてると思う。原作付きで、その部分で配慮できたのも褒められる点
Vol 3101(2016-07-18)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三十一回目
「ここらはもう近作でリアルタイムなのヨ」
「うちで青さんの名を最初に出したのは2014の4月ですネ」
[十文字青 31]
「これは集英社から出とるんじゃノー」
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[2015 全四巻 サクラ×サク]ファンタジー世界の人々
.
どんどん書いていいと言われた作。だが続刊予定なく終わりみたい。上記通り、リアルタイム。実はかなり読み難かった
戦記に近いが、巻毎に中心となる場所や人が変わる。薔薇マリで巻により、中心となる人物が変わったのにも近い
メモに聖断罪に近いとも残してる。今作に似た物に、話の中に入れ子で話を入れる古典作品もある。今作も要改良な一作
Vol 3099(2016-07-11)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 三┼回目
「夏なんでホラーだヨ」
「実際は難しいジャンルなんですネ」
[十文字青 30]
「ゾンビナイトなんじゃノー」
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[2015 断末のミレニヲン 全二巻]ファンタジー世界のゾンピパニック
.
[刊行前にネットでインタビュー]青さんも気合い入ってたが二巻終了。好む客層の数が少ないジャンルはある。ホラーもその一つ
キャラが沢山出て、把握し難い部分あった。軽く掘り下げた個人逸話は、良く出来てる。世界観も青さん向きの物にもっていけてる
先の読めないパニック展開も面白い。薔薇マリ等で似た展開もしてるが、単独でやると難しいみたい。これも改良必要な一作
Vol 3097(2016-07-04)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十九回目
「グリムガルと同じ世界なのヨ」
「薔薇マリでもそういうのありましたネ」
[十文字青 29]
「最初はネットで公開してたんじゃノー」
.
[2014 全三巻 大英雄が無職で何が悪い]異世界で成り上がれ
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グリムガルの比較対象としても最適。もしランタぽいのが主人公ならの世界。違いは色々ある。似た系列で他作家にヒットもある
対象読者をどこに置くかの問題でもある。ファンタジーの定石から外した性格の種族も出る。その定石にしても、実際の歴史は浅い
発表時は二巻以降が面白いという感想ある。自分もそう思う。ギャグ調の部分もあり、そこも試行錯誤。結果から、まだ発展余地ある一作
■ ライトノベル関連感想2016年 4-6月分まで
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Vol 3096(2016-06-27)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十八回目
「実はこの世界は現実では無かったのヨ」
「あなたも実存していないのですネ」
[十文字青 28]
「そういう系の話はもう型できとるんじゃノー」
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[2013 全一巻 マイワールド]現実ともう一つの世界
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作りとしては[萌神]に近い。青さんの偉い所は、失敗気味の作も、ちゃんと改良して再提出する所。こういう事をしてると発展して、良くなってくる
今はヒット作も存在してるし、わりとよくある設定。なので、凄いにはなり難い所ある。ただジャンルにより差はある。慣れてないなら反応も違ってくる
自分は今巻もキャラの方を見てた。同期の[最果て]含め、鉄火肌のキャラも継承ある。別件で調べてるジャンルもあるが、青さんに近い系列もある
Vol 3094(2016-06-20)
「今の吸血鬼イメージの決定打になった作品ヨ」
「青さん絡みの参考図書なんですネ」
[ブラム・ストーカー ドラキュラ]
「当時がわかる詳注付きなんじゃノー」
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[ブラム・ストーカー ドラキュラ]原1897。これに限らない話。大元のネタはあっても、実際は最近の創作でイメージの固まった物は多い
今作は注釈も興味深い。褐色肌に関する見解がある。今のダークエルフのイメージに近いと思う。当時はヴィクトリア朝。偏見も多い時代
古い資料は詳しく調べられ難い。キャロル=ロリコン等もそう。一度印象が固定すると、事実とかけ離れた方に進む。意図的にされる場合もある
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十七回目
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「吸血鬼ネタなのヨ」
「これが三回目なんですネ」
[十文字青 28a]
「ブラム・ストーカーにもアクション要素はあるんじゃノー」
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[2013 全二巻 最果ての東] 吸血鬼世界の特殊部隊
何が好きかや、本人の経験は作品に反映されやすい。今作はその資料にもなる。内容、あとがき、青さん希望の挿絵と手がかりが多い
自分は好きだが二巻完結。左記は逃げ道になる意見と思う。だが、似た系列で他作家に成功作はある。改良・発展を考える方が建設的
自分が一番印象に残ったのはキャラ。青さんのキャラはクセが強い。それに適した世界観を作れるかが鍵と思う。今作はそこも良い
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「絵も雰囲気にあってるのヨ」
「でも、好みは人によって違うんじゃないですかネ」
[十文字青 28b]
「難しい問題なんじゃノー」
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話が飛ぶ。今回のうちのサイト。溜めた資料が増えすぎた。結果、画像と文が多い。情報量が多いと読み難くなる。他分野もそうと思う
薔薇マリでも、売る側の評価はこちらと異なるみたい。青さんは作品の情報量に関する呟きもある。今作の様な系列も今後も頑張って欲しい
Vol 3092(2016-06-13)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十六回目
「ここは僕たちが食い止めるのヨ!」
「私達の屍を乗り越えて、行くのですネ!」
[十文字青 26]
「そんな決死の友情は困るんじゃノー」
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[13年 全一巻 果てなき天のファタルシス] 謎の敵との襲撃、戦争、友達の死
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初出は同人誌の特殊作品。青さんと仲の良い、坂上秋成の解説が付く。芸術関係の人は色々とあり、坂上秋成が青さんの記事を書いて、叩かれた話なんかが載ってる
海外の芸術論も軽く調べてる。自分はそこから芸術と娯楽作品は、両立しうると考える様になった。元は大ヒット作も歴史上は多い。現状や日本がどうかは詳しく知らない
原因は色々とあるが、自分は日本の芸術志向の作品群や評価・意見には、今は不信感を抱いてる。今作に対する青さんの対応も、どの方向目指してるかの指針になる
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内容自体もアニメ漫画等に親しんでる層なら、違和感なく受け入れられる筈。故に問題なく娯楽作として楽しめると思う。権威ある人間の発言は、よく注意して受けとる事は薦める
Vol 3090(2016-06-06)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十五回目
「ばけてろから二年ぶりの角川新作ですネ」
「前半と後半で展開も違うのヨ」
[十文字青 25]
「聖断罪の単語は薔薇マリにもあるんじゃノー」
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[2012-13全三巻 聖断罪ドロシー] 逃げる王女と魔法使い
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序盤と終盤で展開が異なる。軽い感じの逃避行の話から、もうこいつら死ぬだろうなという展開になる。軽い展開の維持は、向いていない分野になっている
薔薇マリ世界観と関連あり、設定部分は近い。今回の組み合わせは薔薇マリverなんかにも近い男女ペア。だが薔薇マリは不思議と派生作品の受けは悪い
既成の設定も持つので難しくなりすぎた面はあるかも。だが、二面性ある敵や、中盤から終盤の逃げ場が無くなる展開など、面白い部分も多い作品とは思う
Vol 3088(2016-05-30)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十四回目
「狙っての群像物なのヨ」 「クラス全員を描くとそうなるんですネ」
[十文字青 24a]
「異能バトル物なんじゃノー」
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[12-13全三巻 一年十組(クラス・エックス)の奮闘]問題児クラスの対決
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キャラが沢山出て、ギャグ調でとっつき難い所はある。だが前回扱った[メガクル〜]との比較になる。ダメな人を敵側に置き、改心させる過程や、その後もしっかりフォロー
[薔薇マリ]で最初に沢山キャラを出した事の苦労や、[ばけてろ]のエロも含むコメディからの発展。また[薔薇マリ][断末の〜]等のなし崩しに崩壊に向かう前段階も見れる作
[薔薇マリ]も終盤はダメだけど憎めないキャラが出てくる。青さんも段階を踏んで向上してる事がわかる。キャラが大量に出る展開なんかも含め、好みは反映されてると思う
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「ロボはエロなんですかネ」「エロは忍者なのヨ」
[十文字青 24b]
「潜入ロボに忍者神姫。どっちも隠してる物を探すのが仕事じゃノー」
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[ばけてろ]も[大英雄]もエロ系でギャグある。[薔薇マリ]でも関西弁のカタリが全編でギャグを担当してた所ある。初期の段階から意識してギャグ入れてる側面はある
Vol 3086(2016-05-23)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十三回目
「今日はゲストが来たんですネ」
「素顔は見せられないんですネ」
[十文字青 23]
「目を見るとどうなるのかノー」
「恐ろしい事がおこるのヨ」
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[2011全一巻 メガクルイデア] 飲んだくれ改心しない
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デビュー時期にあたる04年頃のネタが原型とある。青さんが本来書きたい物としてあげてる作で、同時にこの主人公設定はダメだったと自覚もある作品
グリムガルアニメ放送時期に初見での人物への意見を色々見れた。小説段階では気にならなかったが、キャラ大事ねと。その意味で今作は本当にダメ主人公
薔薇マリも主役は無力系だがそれにも近い。人物はだいたい病んでて、主人公も学生ながら決戦前に逃走し酒に逃げちゃう。文芸かギャグ向きのキャラかもなあと
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文芸系では本当にアカンキャラも多く、そういう物として見ると面白い。またギャグで前回のストライカの蔵島など、上手く機能する場合もある。まだ青さんの伸びしろある部分
Vol 3084(2016-05-16)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十二回目
「この口絵のサブヒロインが良いのヨ」
「キャラ紹介に変態とありますけど、どうなんですかネ」
[十文字青 22]
「グリムガルアニメ放送時に、今作に関する言及があったんじゃノー」
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[10-12刊 全五巻 黒のストライカ]吸血鬼とその仲間たち
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前述通り。青さん的に普段の作風を抑え、無理して作った作品らしく驚いてる。ただこの系列も[ばけてろ][一年十組][大英雄]と類型はある
自分は高く見てる。A+D系列に一般性与えた様な作。設定もちゃんと組み、上記サブヒロインの形で、ぷりるん等の無口一途系キャラを発展もさせてる
青さん作の全キャラの中でも上記サブヒロインは、自分は一番に入れても良いくらい好き。しかし、ここが自分と作家と客観評価のズレの部分で難しい
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つの丸なんかでも自分は最高傑作は[サバイビー]と思ってる。だが、連載期のジャンプの再録見た時に順位が低く、単行本まえがきでもつの丸が負担訴えてる
今作にせよサバイビーにせよ、それに適した作家や、似た人気作は他にもある。となると、無理してその人に描いてもらうより、そっち見た方が全てにおいて良い
惜しい方向性ではあっても、向いてないなら仕方ない。ただ、そういう作を経由する事で作家自体の成長はあると思う。グリムガルの一般性にも繋がってる作品
Vol 3082(2016-05-09)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十一回目
「カクヨミで公開してたんで、後に回してたのヨ」
「参考資料の追加もしてたんですネ」
[十文字青 21]
「扱い控えてた第九の二作目なんじゃノー」
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[09年刊 ヴァンパイアノイズム(第九シリーズ)] 彼女は吸血鬼?
[本編公開されてるんで説明不要]。先にあげた自分のメモでは、切ない話とコメントしてる。死ぬのが怖いは、度々青さんが呟いてる件
あとがきでは書かずにいられなくて書いたとある。吸血鬼ネタはこの後も出てくる。他作でもあるが、不死性の部分に注目してるのかも
やはり公開されてる、絶望同盟のキャラもここから、成長の遅い子を扱ってる。他作と比較すると本作は設定も現代で直球の話ともいえる
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[追加のあとがきも公開されてる]上記通りで死恐怖症に関して書いたとある。恐怖症は他人から見るとよくわからない場合も多い。それをわかる様に書くのもありだろうねと
実際に問題が出る場合もある。お医者さんでは、恐怖症克服も手順として確立してる。対象が恐怖の感情と結びつくと発生し、接近し慣らす事で克服する。ちゃんと治る病気
Vol 3080(2016-05-2)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 二十回目
「殿方同士ですよネ」
「殿方同士なのヨ」
[十文字青 20]
「これが最初に読んだ青さん作品じゃったんじゃノー」
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[2010年刊 全一巻刊 シャギーロックヘヴン]冒険者たちの日常と危機
青さん全作読む事を前提で、まず軽そうな一巻完結物からと手に取ったのがコレ。ジャンル的に乗り越えんとならん壁あり、上級者向けとも言える
そういう展開になった時、最初のキャラ絵を何回も確認してしまった。そういう系で人気の作家かと思い、次読んだ[第九]が別系統で違うのかと
[純情〜]と似た展開・[第九]的会話・[薔薇マリ]世界・恋愛模様も[薔薇マリ]・あとがきも興味深い。作家個人で見ると面白い所は多い
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これ先に読んでたので、薔薇マリ世界観にあっさり入れた。今作キャラは薔薇マリにも登場。思い出したけど白土作品も後期はこういう展開増える
Vol 3078(2016-04-25)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 十九回目
「今日は有川先生のたべもの絵日記ですネ」
「そっちじゃなくて左の方だヨ」
[十文字青 19]
「扱う過程の調査で見つけた短編なんじゃノー」
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[2010刊 カドカワキャラクターズ ノベルアクト収録 [アネヒナさんは誰を殺したのか]]変な子の秘密
前述通り。同人誌ほどでは無いが、レア気味な雑誌掲載の短編。内容的にも時期的にも、[第九][メガクル]の中間と言った話
作家の自己評価と、自分の評価と、巻数による世間の評価でズレある。なので、今作含めこの時期の作品をどう評価するかは迷い所
10-12は短編・一巻完結・同人誌の発表数が多い。またスニーカー文庫の雑誌が滅んだ時期。薔薇マリ→グリムガルへの過渡期でもある
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今から見ると、結果的にグリムガルへの移行に成功し、道は見つけた。だが、この時期はどうしたら良いか、迷ってたんじゃないかという気もする
そこから更に辿ると、この時期にやってた事も血肉になってる。作家で読んでく事を考えると、青さんの基本の型らしからぬ作品多く、面白い時期でもある
Vol 3076(2016-04-15)
ヒーロー物を扱ってるのでその話。中世+演劇関連の資料から。中世の演劇に、キリスト教絡みのイベントを再現する、聖史劇ってのがある
更にここから派生。神と悪魔が争う論争劇ってのになる。善と悪が正しいを巡り論争。これが更に発展して、正悪がバトルをする劇になる
論争劇も先例がある。似た所だと古代の哲学書の論争形式。この論争劇の最終到達点はプロレスらしい。故に、プロレスは実は哲学要素ある
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逆に考えると哲学もプロレス。プラトン読むとソクラテスが無双して論敵を倒す話とも読める。超人出るアレも、ツァラトゥストラマンが論敵を退治してく話みたいなもん
そう考えてくと、宗教系の聖典も論敵と戦う事あるのでプロレス。バトルだけを追求するのも手法としてはあるが、シュールになる可能性もある。レッドファイッ!
善が勝つのが必然で茶番的になるのも、これで説明できる。善側の論法が客に認められないと勝者でも疑問視され、作者が迷い出すと展開が迷走する
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 十八回目
「青さんを全体で通してみる時、避けて通れない作品なのヨ」
「単品としての完成度も高いですよネ」
[十文字青 18]
「デビュー前の投稿作品を、改稿した物なんじゃノー」
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[2010年全一巻刊 ぼくのうた]勇者の冒険
漫画あるいは哲学・歴史・政治思想・宗教等々、なんにでも当てはまる。年代順に並べると、発展や変化に気付ける。その点で今作は超重要作
これには後の作品に出る要素がことごとく登場。故に作品としての密度は異常に濃い。青さん作品を一つ薦めろと言われたら、自分はこれを候補に入れる
投稿で没の失敗作ベースだが改稿。但し筋はそのままとある。失敗作は、その人の持つ要素が色濃く出過ぎる場合もある。その人自体に興味あると面白い作品
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海外の映画研究本によると、客が作品選ぶ時のポイントはスタッフでは無くジャンルらしい。ここらを読み誤ると目がくらむ事もある。見る側としても難しい所
Vol 3074(2016-04-11)
なるべく早く感想は上げたいので、今週からまたスケジュール入れ替え。月曜が感想で木曜が書籍になります
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 十七回目
「青さんの中で一番の異色作としては、コレを推すヨ」
「今の角川の青さんの文庫での既刊作品紹介でハブられてますネ」
[十文字青 17]
「超異色の短編コメディ作品なんじゃノー」
[09-10全二巻。ばけてろ] お化けを巡る問題解決
04年他作家の[しゃばけ]から影響受けてる雰囲気な作品。薔薇マリでも会話が面白い時あるが、それを特化してコメディに挑戦した感ある
凄く変!という印象。ただキャラ性格などA+D継承した所あり、不思議な魅力ある。雑誌掲載だが書下ろしも分量あり。ぼんやりした子の話は好き
この系列の延長線上に[一年十組]なんかがあると思う。薔薇マリなんかを基準として青さん見てると確実に驚く一作。ギャグとかも好きなのねえ
Vol 3073(2016-04-07)
ラノベ作家を順次扱っている。薔薇のマリア・グリムガルの十文字青 十六回目
「先週は死んだかと思いましたネ」
「ボクらはお化けみたいもんなのヨ。お化けは死なないと歌にもあるのヨ」
[十文字青 16]
「今作は死んだ人につきまとわれる話でもあるノー」
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[09-10 全五巻 いつも心に剣を]敵味方に引き裂かれた恋人
一言で云うと壮絶な話。最初の巻が萌えっぽいノリで油断したら、どんどん取返しの付かない状況に追い込まれてく。これもファンタジー
キャラ組み合わせはおっとり+勝気系とA&Dヒロイン継承だが、男がおっとり系。[薔薇マリver]とは反転してる。それを突き詰めると最後はこうなるヨな話
この時期の[薔薇マリ]はライトな所あるが、その分こっちにダーク成分が全部来てる。ろくな目に会わないがキャラも魅力ある。これ系は他作にも継承
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グリムガルのバルバラの話してたが、今作にもガイド役にエロい姐さんキャラ出る。でも当人も主人公もヒドイ目にあう。[メガクル]などガイド姐さんはよく出るキャラ
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[アニメ版グリムガルラジオ最終回] 最後の補完。年齢近いようでキャリアかなり違う人のラジオ。なので距離感や日常的な件など面白かった
■ ライトノベル関連感想2016年 1-3月分まで
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Vol 3072(2016-03-31)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十五回目
なんなんじゃノー!全滅しとる!?
いくら4/1挟むからと言って、コレはやりすぎじゃないのかノー!」
[十文字青 15]
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[11刊 全滅なう (第九シリーズ)]危険な恋愛、世界は終わる。
第九シリーズはこれで終了。同時期に[メガクル]や[黒のストライカ]。以後この系列は、一巻完結系の作品に継承されていく
直球な男の子の恋愛作品とメモしてる。今作は薔薇マリのカタリに似たキャラも出る。青さん作全部見てくと、そういう発見もあり面白い
恋愛ソングが数ある様に、恋愛や性癖は個人個人で違う問題。現実に近づくと生々しくなり、理想にいくと嘘っぽくなる。実に難しい
Vol 3070(2016-03-24)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十四回目
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「イノズムが公開途中なんで飛ばしてくヨ」
「これは最後にぶっ飛ぶ展開なんですネ」
[十文字青 14]
「後のマイワールドにも繋がる作りなんじゃノー」
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10年刊 [萌神 (第九シリーズ)]三角関係。そして伝説へ
出てくる女の子全員を幸せにしようとする展開とも言える。ぷりるんのぷりるんも攻略すると、そりゃ最後そうなる
あとがきから売り上げ厳しかった雰囲気漂う。ただ呟きにもある様に第九が青さんの本来やりたい、リミッター外した話
現実と空想が絡み合う。カクヨミ公開前アンケートでも最下位。青さん自身結構健闘したと感心する様に難しい展開とも言える
Vol 3068(2016-03-17)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十三回目
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「都合で順次入れ替えて、絶望同盟の方を先に扱うのヨ」
「第九シリーズはどれから読んでも良いのですネ」
[十文字青 13]
「左が本来は先の[〜イノズム]。右が[絶望同盟]の口絵なんじゃノー」
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[10年刊 絶望同盟 (第九シリーズ)]行く所の無い人達
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青さんの本で最初に読んだのがBL要素ある[シャギーロック]で、これは大変かもなーと思いつつ、次に読んだのがコレ
一気に考え変わった。順序的に第九はバラバラに読んだが、問題無かった。月刊誌が初出とあるが検索しても詳細不明
問題あり、学校で行き場無い人達が集まり喋ってるだけだが、グンバツに面白い。他作のとりとめない会話の面白さとも繋がる
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カクヨミ公開前のアンケートでも一番人気。第九は伝奇になる話もあるが、これはリアル。文芸ジャンルに入るのも納得いく
上記挿絵の様に第九文庫版は挿絵もエロエロ。演劇等でも何もおきないけど何かおきてる話は割とあり、これもそれに近い
Vol 3066(2016-03-10)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十二回目
「第九シリーズは面白いので個別で扱ってくのヨ」
「大まかには現代劇の青春物なんですネ」
[十文字青 12a]
「ちょうどカクヨミで本作の配信が始まっとるんじゃノー」
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[09年刊 ぷりるん。 特殊相対性幸福論序説 (第九シリーズ)]恋人が凄すぎてペレになる。ぷりるん。
[カクヨミでの公開はこちら]青さんも語るのが難しいと書いてるが、読めばその理由もわかる。ネタバレが内容の面白さと直結してる
警告しとくが、ヌルい青春モノでは無い。困難抱えたリアルな児童問題の話に近い。若い時にこんな目に会えば、そりゃペレにもなる
友情の話でもある。また昔に書いてた、人がなに考えてるか知りたくて小説を書いてるにも繋がる。極端であるがリアリティは非常に強い
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「これ文庫版だと挿絵もエロエロなのヨ」
「セックスを主題にすると年齢層は嫌でも上がりますよネ」
[十文字青 12b]
「現実は生々しい物なんじゃノー」
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たけしが[三丁目の夕日]に対抗したネタを[監督・ばんざい!]でやった。貧困と差別、意味の無い暴力で、時代は同じだったが場所が違っていたでオチ
究極のリアルとは何かと考えたらウンコだと思う。性・死以上にNG。日常的で必然的で絶対的。マンガ夜話で青年誌から出来る事に女の子のウンコの話あった筈
環境や状況や性質などは人により違うので、個人で現実にズレが発生する。故に現実をモデルとした物語は、人により受け取り方に差が出る
Vol 3064(2016-03-02)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十一回目
「今回は特殊でエッセイなんかも扱かうのヨ」
「今作反映した内容なんですネ」
[十文字青 11]
「今作では前作キャラは敵サイドになるんじゃノー」
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[09年 全三巻 ANGEL+DIVE CODEX] 体制側の前作主人公達と悪の助っ人を内に孕む主人公達
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設定継承しての異能バトル。これも後の作品への継承要素多い。そこで今回扱う[2012年のリレーエッセイ]の話
うちで扱ったのは昔から萌え判らん言ってる日日日。本質がSF・ミステリーだと異能は難しいの話になる土屋つかさ
今作で一番印象に残るのは、ボニーとクライド的カップルキャラ。立ち位置を設定しない青さんらしさが良く出てたキャラ
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青さんの長所短所の両面備えてるのがこの考え方。良く言えば展開予測不可能、悪く言えば焦点定まらず難しいとなる
つの丸も美男美女は使わないのポリシーある。作家によって目指す場所は皆違ってる。今作は青さんらしさの良く出た作品
Vol 3062(2016-02-25)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の十回目
「これはデビュー前の02年頃の投稿作品がベースなんですネ」
「一迅社ラノベの創刊を飾った作品でもあるのヨ」
[十文字青 10]
「薔薇マリが十巻越えした08年に、六年越しの蔵出しなんじゃノー」
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[08-09年 全三巻 ANGEL+DIVE]超能力と身体の変化。それに巻き込まれた人達
一言で云うと現代劇の異能モノになる。それは表面上で、実際はその異常事態に直面した人達の日常を、心理と共に細かく追っていった話
激しやすい子とぼんやりした無口の子の双子キャラ。後の青さん作品で発展するキャラの原型も登場。初期作はそういうのも強く出る
避けがたい悲劇に向かう展開も既に発揮。次回扱う続編と共に未完に近い作で、投げっぱなしな所も多いが、作家の個性は非常によく出てる
Vol 3060(2016-02-18)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の九回目
「04から14全21巻。薔薇のマリアの六回目。これで薔薇マリは完結なんじゃノー」
[十文字青 9]
「十年続いた作なんで、終盤はリアルタイムで読めたんですよネ」
「[グリムガル]他、現在も続いてる近年作品が同時期作だヨ」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 13-15年18-21巻分 魔法大戦。地獄逆侵攻。世界の終わり
まとめて既刊分読んだら、まだ未完で続きどうなるの!?と思いながら読んでた。強敵・大混戦で対処不能状態の、ブイブイ言わせまくる展開
終盤でもアクの強いキャラが、多数新規登場。同時期作に近いキャラもいる。verのトモヨは好きなキャラで再登場嬉しかった。でも容赦無い
世界の謎は02年の設定継承してて、古いと思う点もあるが、魔法絡みは面白い。展開自体も怒涛の流れ。10年の幕閉めに相応しい結末
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日日日の狂乱も長いようで6年。人気が出たとは云え、10年やらせた事も、完走した事も共に偉い。今作が青さんの基本の型となる
Vol 3058(2016-02-11)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の八回目
「最終章の告知から四年かけての完結なのヨ」
「同時期作に[黒のストライカ][聖断罪][一年十組]
単発で[メガクル〜]同人版[ファタルシス]などですネ」
[十文字青 8]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの五回目なんじゃノー」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 11-12年15-17巻分 戦争勃発。都市崩壊。最終局面開始
前巻までで先の因縁の決着をつけた上での最終章。戦争はじまる、都市は壊れる、もう逃げるしか無いのハードモード
最初は終わらせる事に、躊躇してる感もある。だが、17巻くらいからは自分のメモでも興奮が伝わる程に、面白い展開に移行する
[第九]もこの時期終了。同時期の単発作も、作家の本来やりたかった路線とある。そこらの要素もあり、凝縮した終盤へと向かう
Vol 3056(2016-02-04)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の七回目
「この時期はタイトル変更も考えてた、とあとがきにあるヨ」
「連載で[ばけてろ]。他社で[第九]や[いつも心に〜]をやってた時期でもありますネ」
[十文字青 7]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの四回目なんじゃノー」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 09-10年の11-14巻分。ルーシー登場。シックス決着。各キャラ過去話編
個人的に一番読んでて辛かった時期。終盤展開に向けて決着つけてく巻。他社作はキレキレなんで、試行錯誤的な所もあると思う
結果的にファンタジーの人になった。だが青さん自身は、コメントでは現代劇が得意と思ってたみたい。[第九]は現実的な話題にもなってる
14巻ではパジャマパーティーと薔薇マリらしからぬ状況もある。ここまでの内容の総決算的な所や、全体通して見た時の立ち位置も注目は出来る
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業績がファンタジーなめめは集英社のパーティー行きたがった。何がリアルかは難しい。他国・他時代・他職業のリアルはファンタジーみたいな所ある
Vol 3054(2016-01-27)
先週の[妖怪ウォッチ]補足。公開中の映画で男の子と女の子は接点が発生してるかも知れない。オラTV放送分しか知らねえズラ
妖怪かUMA。男の子と女の子で妖怪の認知に違いある可能性もある。他にもコマさんタクシーなんかは世界の外側で発生してる話ズラ
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ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の七回目
「あなたの口調は、アジアン意識してるんですかネ」
「そうじゃないヨ。僕はジオンの世界の水陸型ロボットだヨ。好物はドラ焼きだヨ」
[十文字青 7]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの三回目なんじゃノー」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 今回は08-09年の7から10。アジアン編。同時期にver完結、及びA+Dなど他社仕事開始
この時期はverの方が薔薇マリで一番ポップな展開したりの甘い時期。故に本編の方も恋愛ネタに振った様な所もある
薔薇マリでverの前知識必要なのが8、SFドラマでよくある作り。他にもバトル漫画風展開が始まったりと、模索してる時期になる
この恋愛展開を中盤に挟む展開は、グリムガルとも類似してる。アジアン中心で、ver最終巻には初期の並行展開構想の話がある
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デヴィッド・ボウイの追悼特番とライブをBSでやってて見た。世代じゃ無いが見るとやっぱり惜しくなる。音楽はその人の趣味がよく出る
パンクのカバーもあり。ボウイ自身や、影響与えた人の事も考えて見ると納得。青さんはこの時期パワーポップ系の音楽聴いてたみたい
つの丸もパンク好きだった筈。青さんの芸術・娯楽ギリギリラインの三谷幸喜の真田丸の感想もわかる。他人への私見も個性が出る
Vol 3052(2016-01-21)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の六回目
「最初に読んだのが[シャギーロック〜]で、そういう意味で人気あるのかと思ってたのヨ」
「[シャギーロック〜]はあとがきで、青さんが港町に住んでたとある作品ですネ」
[十文字青 6]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの二回目なんじゃノー」
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[04-14全21巻 薔薇のマリア] 今回は06-07年の5から7。港町での抗争編。同時期にコロナ登場のver1-2も刊行
ジェードリ編。印象としてはヤクザ映画に近い。薔薇マリは世界観を一歩ずつ広げていくが、今回は主人公たちも、自分の街から外の街へと移動
インタビュー記事から、世界観が最初から出来上がっていて、編集がどこから扱うかで迷った趣旨の話ある。薔薇マリ全21巻は、広大な世界観を誇る
次回、及び同時期のコロナとも絡む。今作は本来、薔薇マリ世界に住む人たちが、それぞれの違った目で、世界を見る様を描きたかったのでは無いかと思う
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この多数視点の考えは昔の軍記物の群像劇に近い。説明が難しい所はある。だが近作で戦記物でも無い作に似た例ある。それがアニメ版[妖怪ウォッチ]
一年目の主人公の男の子と、二年目の追加キャラ女の子は、同じ町・同じ設定の世界に住んでるが、接点ない。女の子視点だと、男の子は単なる通りすがりのモブ
現実と違う、世界が主人公視点だけの世界では無い。[妖怪ウォッチ]は他にも色々凄い事をしてる。近く扱うが、青さんはその意図からキャラを画一的にも扱わない
Vol 3050(2016-01-14)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルがアニメ放送中 十文字青の五回目
「掲載期間も長いし、どういう順番で扱うかは困ってんのヨ」
「グリムガルに合わせて前身のコレを先行して扱う事にしたのですネ」
[十文字青 5]
「04から14全21巻。薔薇のマリアの二回目なんじゃノー」
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04-14全21巻 薔薇のマリア 迷宮探索・組織対立・怪物跳梁と06年の4巻分くらいまで
呟きと共に薔薇マリは資料再チェックで、内容幅が異常に広い事を再確認してる。だが迷宮探索からその上の世界や社会と、順に話を積んでる事がわかる
前述の様にグリムガルは薔薇マリと比較してマイルドな作り。ただ薔薇マリも中盤は甘い展開を見せ、自分は辛かった。終盤は序盤に近い展開に戻りまた面白くなった
自分がファンタジーの調査で、その系統に種類があると気付いた所からも関連するが、ファンタジーは好みの差で対立があり、そこで批判が出たのかもしれない
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ファンタジーの系統の違いと対立に気づいたのは、日本の解説本の指輪ファンのハリーポッター批判からになる。世代差・感情の問題等、背景はいろいろあると思う
現実の世界が存在し、そこから異世界型はSF系列に多い。ハリーポッターもこれに近い所ある。つの丸もこの型の話を過去に作っていて、重臣猪狩虎次郎は異世界型
対して元々異世界で話が展開し、現実から隔絶した話もある。指輪物語はこの型になる。馬の喋る世界が前提のマキバオーはこの型。青さんも両方の型を作った経験ある
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この二種が基本となるが、当然それ以外の型や両者が混合された型も存在する。薔薇マリは後者の型で開始され、オチで前者の型になる混合型の作品となる
Vol 3048(2016-01-06)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルが一月よりアニメ放送 十文字青の四回目
「代表作の薔薇マリは十年続いたので、数回に分けて扱うヨ」
「本来は本編1巻として作られた、Verシリーズですネ」
[十文字青 4]
「今作に関しては作家自身がサイトで言及してるノー」
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05-09年 [薔薇のマリア Ver全五巻]マリアローズと仲間たちの出会い・魔法使いコロナの話・アジアンの過去の仲間クラニィなど
少し前に2巻を新人賞に送った話に関する作家のつぶやきもあったが、それとも関連する。薔薇マリ本編は2巻が1巻となる
雑誌連載。位置づけに悩んだとある。薔薇マリは本来は二人の主人公の話で、タイトルや終盤展開はその名残と思う所もある
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作家がver終了を無念に思ってる様な発言も過去にあった筈。後の作との共通項も多く、もし続ていたならばで考えると無念な作品
今作に限らずこの人には作家の意志に反し売れず途中終了も多い。この人の偉い所の一つは、それでもめげず挑戦を続ける所
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[ラジオ#0が公開中]プレ配信があるので、これも#0が#1になってる。英語に関する作家の呟きはこれに関連した物と思われる
単にこちらが過大評価してるだけかも知れないが、こういう細かい気配りや、聞き上手な点もこの人にはある。さりげない思いやりがある
海外の格言に[友達の多い人は実際は友達が一人もいない]なんてのもある。長い付き合いの友達もいるらしく、親友はいるんじゃないだろうか
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正月からの調査でラノベのメイン客層である、青少年の心理も調べてる。未だ調査中だが、今はソーシャルスキルトレーニングなんて技術がある
障害ある児童用だが応用は可能。作家の話題の友達や恋人の作り方・一人でずっと話してしまう・会話中の割り込み等の原因と対策・手順が分析されてる
00年代以降の本も多く、未だ調査中だが自分は知らなかったんで話題として挙げとく。現実的では無い仕事量を引き受ける原因と対策も考えられている
■ ライトノベル関連感想10-12月分まで
▲ ▼
Vol 3047(2015-12-23)
ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルが一月よりアニメ放送 十文字青の三回目
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「今回は管理都合で最近の作を前倒しで扱うヨ」
「一月からアニメ化ですネ」
[十文字青 2]
「2013年より開始。薔薇のマリア終盤と同時進行で開始してるノー」
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2013-15既刊六巻 [灰と幻想のグリムガル] ファンタジー世界に投げ出された若者たち
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薔薇のマリアの後続に近い作品となる。薔薇マリ終盤のネタを最初に持ってきて、最強メンツ・予備知識必要・広すぎる世界観から読み易い様に改良してる
シビアではあるが、この人の他作と比べるとまだマイルドな分類。登場人物のリーダーシップに関する葛藤も、薔薇マリから継承されてるテーマの一つ
同文庫大英雄と共有設定。これは薔薇マリにも同じ趣向の作品が先行してある。角川での活動が主の作家だが、アニメ化は別出版社が初となった
***
今週は恒例の作品リスト。作家のサイトに更新される正確なリストもあるので本来は必要は無いが、こっちが理解の上で便利なんで用意した
[リスト]
同人やネットでの活動もあるので、抜けや間違いもあると思う。正確なのは本人のサイトで確認してもらいたい。デビュー13年目のアニメ化が好機に向かうのを願う
Vol 3045(2015-12-16)
今回は頑張って雑誌のバックナンバー調査までやってる。この人は最初から作家志望で無く、路上の弾き語りの前身がある
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[浅井ラボ×十文字青 対談(司会/鷹見一幸)(ザ・スニーカー 2007年04月号)] ネットで検索すると顔写真も出るがはっきり言ってイケメン
浅井ラボが特攻服着てきたとか怖いなーと思ってたら、友達が五万出して作ってくれた品からの物で意外とサービス精神旺盛な事がわかる
十文字青も北海道からギター担いできて、要望に応えて歯引きをやったなど結構微笑ましい話。お互いのにどう作ってるの話がある
手塚作品読んでたとか、キャラ履歴書作るとか、筋は変えないタイプなんかの話。浅井ラボに関しては榊一郎との繋がりもあり、調べなアカンかなーと
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続いて[小さな僕の革命(SFマガジン2012年2月号)] 制約が無いんでエロ場面もあり。民主党時代で地震あった後と思うと時代背景面白い
ファンタジー関連調査の違和感ある書評からネットでいろいろと辿った。自分はSF・ファンタジーなんかの関係者には今は少し警戒心抱いてる
日日日が突然SFの賞貰って困惑した事なんかもある。海外の賞も含む疑惑や政治も含む内部抗争なんかもあり、あの界隈とは距離置くのが無難かも
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続いて[殲滅ルキファー(ザ・スニーカー2011年2・4月号)]これは今も検索すれば ネットで公開されてて読める筈。
また後でも書くけど十文字青はあとがきで結構遊んでくる作家。ネットで挙げた資料もたまにスパッーと消すんで、どこまでネタか図り難い所もある
恋人に自分の考えた未来の話をしてサービスしてた話が対談でもある。だが、どこからが本当かわからんのは、作家としてはある意味正解ともいえる
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雑誌に載った資料辿ってくと、他の作家ももっと色々探れるとは思うが、目録なんかも無く難しい所はある。つか図書館に雑誌あるの気づいてなかった
そんな訳で調べたかったSFマカジンの森田季節や、ホビージャパンの池澤春菜の作例なんかもついでに調べてた。どっちもSF関連との繋がりあった筈
今回の話とは関係無いが、十文字青の夢の中にモテない設定の架空の森田季節が出てきた話はエラく面白かった。一巻即終了のモテない恨みの話とか書いてるのヨ
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ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルが一月よりアニメ放送 十文字青の二回目
「自伝小説的だけど、どこまでホントかわかんないのヨ」
「イケメンでモテそうなんで真実っぽいんですよネ」
[十文字青 2]
「雑誌は図書館で貸出禁止。ノベルアクトは借りれたがそれは後に回すんじゃノー」
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2012 [私の猫(星海社カレンダー小説 2012上)]作家の私と恋人たち
正直ぐぬぬってなった、モテモテじゃねーかと。でもよくよく考えると、友達が少ないは常にいってて、それは事実みたいなんでネタも含んでるんかなと
路上ギター・派遣社員時代の事なんかにも触れてる。三千円のCD100枚完売させたとか実績あるが、今はもう手が動かないと他書籍のあとがきではあった
猫アレルギーとの話もあるが猫は飼ってるみたい。これも調べると猫画像が出てくる。女の子はぐぬぬとなる程可愛い、というかこの人の作品の女の子は可愛い
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[2014-05-06]
日日日に関連ある作者という事で アンソロ本で短編4本収録「星海社カレンダー小説2012上(十文字青「私の猫」)」を読んだ
一見すると自伝の様な作りだが、この人のあとがきでのネタはお馴染みなんで現実を一部混ぜたフィクションと見るのが正解と思うがオモロイヨ
逸話が薔薇マリ19のあとがきなんかと対応 女性描写は変わらず魅力的、マリアの不甲斐なさの自覚なんかは本人の状況と合致してたのかなぁと
他作品、小泉洋一郎「ならないリプライ」レイプ殺人と恋愛を絡めた話で話の展開やオチの発覚で冷めていく描写などドライな感覚で面白い
ミツタヒト「森川空のルール番外編」学生サークル出身らしい作品、佐藤友哉「星の海にむけての夜想曲」SF仕立てで小説らしい想像力描き立てる良い描写
Vol 3043(2015-12-09)
今回から扱う人は量が結構あって長期戦。テーマとしては言葉は選ぶけど正直に書くで攻めたいと思ってる
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ラノベ作家を順次扱っている。灰と幻想のグリムガルが一月よりアニメ放送 十文字青の一回目
「青、いいですよネ」
「いいのヨ」
[十文字青 1]
「なにが良いのか、よくわかる様にはっきりさせて欲しいんじゃノー」
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09年刊 [純潔ブルースプリング] 03年第7回角川学園小説大賞特別賞 受賞作 友達を助ける仲間たち
この人の受賞作で七年経って一般文芸で発売された作品。ラノベ分類に入らない内容で、特異な出発点の特殊に近い作家
後の作品の要素も多く、薔薇マリのシックスの突然の変貌なんかはこれを見てわかった所ある。著者の考えが良く出てる
ヤンキー漫画に近い雰囲気で、この人の根本テーマは友情と思える。ラノベでは出せず、結果[薔薇のマリア]でデビューとなる
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[プレ配信という事でグリムガルのwebラジオが開始されてる] 男性中心で来られると回避だが、今回はラジオも扱う事になりそう
照井春佳は愛称がぱるにゃすでゆゆゆの主役結城友奈など、小松未可子はアイドル出身でGBFの主役イオリ・セイなど
作品から十文字青はひとつのテーマを扱う安定した作家の面と、失敗を恐れず果敢に挑戦を挑む冒険的な作家の両面を持っている
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[2014-05-16]
日日日に関連ある作家という事で03賞受賞の処女作で発行は09年 十文字青「純潔ブルースプリング」を読んだ
世に出る特別賞とった後に呼び出し受けた重要作品、一言でいうとヤンキー漫画のノリで呼び出しに少し納得 ただ内容的には友情の話で後の作品の要素も多数存在
後の作品では女の子は第九・展開はシャギーロック・キャラ各人は薔薇マリに近くコレ読んだ後だとそれらの作のキャラ変化も納得、ラノベ層には受けないかもだが面白い
Vol 3041(2015-12-02)
ラノベ作家を順次扱っている。庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の十二回目
「これは03年のAstral加筆改稿版ですネ」
「初期の仕事が再評価された形なのヨ」
[七月隆文 12[END]]
「貸出都合で新刊も出とるがここまでなんじゃノー」
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15 [君にさよならを言わない]Astral1 加筆改稿版
自分のこの人の評価は今まで書いてきた通り。この先どうなるかはわからんが、続けて欲しいとは思う
以前挙げた相互援助団体的な考え方として、失敗多く苦労してる作家に対してのモデルとしても最適な存在
今後は問題。ちょっと成功して止めたり、思い上がる例も多い。そういうのは、どうなのかなとも思うので頑張って
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[庶民サンプル#8]この人は古いネタを使う傾向あるが今作は売れた。新人の使い捨て・ベテランの飼い殺しに対する批判にもなる
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[2015-09-28]
ラノベ扱ってる関連から初期作のアストラルの改稿版になる 七月 隆文 「君にさよならを言わない」を読んだ
流石に読んだ記憶は飛んでるが、今の空白多い文体に近くしてスイスイ読める作りにしてる。展開は同じ
なので文芸にしては浮いた部分もある。今は大まかな売上もわかるがまあボチボチな感じで内容も大事ねと
Vol 3039(2015-11-25)
ラノベ作家を順次扱っている。庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の十一回目
「当時のMFの編集長から意見を貰ったとありますネ」
「挿絵担当も二名がクレジットなのヨ」
[七月隆文 10]
「MFではかのこん!とイコノクラストの編集担当者が同じなど、驚きの情報もあるノー」
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10-11全三巻 学園とセカイと楽園 学園ラブコメバトル
ラブ★ゆうがバトル物で次もその路線で行くも三巻終了。これも後の事を考えると、向いていない分野で変な勘違いせずに済み正解の失敗
恋愛物が主軸になる部分は一貫してる。ヒット出すと似た様なの求められるので、小さな成功で自分を誤魔化すと 道を踏み外し色々と苦労する
[汝自身を知れ]の格言もある様に自分を知るのは難しい。この人は失敗も多いが、結果的に最初に他人にも指摘された本来の資質に辿りつけた
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[庶民サンプル#7][ゲッツ]と[宮迫です]はどっちが先と思うと、[石井ちゃんです]もある。古典芸能も考えると伝統の継承とも云える
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[2014-04-30]
日日日に関連ある作者という事で、10年の作品で同時期のラノベ作品との類似も感じさせる 七月隆文「学園とセカイと楽園」を読んだ
絵が女の人が描いてるという事で乳が大きくアイラインのはっきりした特徴の強いものになってる、女の子にもてるけど近寄る人間に裏がある
ネタがこの時代から10-15年前ぐらいのもあり76年産まれのデータとも合致、この時期の国際情勢をソフトな形で反映させた様な内容になってる
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日日日に関連ある作者という事で、世界情勢を反映させる学園でのバトルの話になってる 七月隆文「学園とセカイと楽園2」を読んだ
出すとあから様に面倒な事になる国はぼかしてるがアメリカはセーフという事で銃撃に関連したアメリカ、これも少し古いゲーム等の作品の類似を思わせる
元々がゲームノベライズ書いてた人らしくそこら関係あるのかなと、設定描写への度合いが大きくキャラ萌え等のバランスは他作に比べると控えめ気味
[2014-07-03]
日日日に関連ある作者という事で だいぶ間が空いてしまった七月隆文「学園とセカイと楽園3」を読んだ
読んでるうちに似た設定のヒット作と似てた事とも含めて思い出した、強いキャラがかませになる部分が印象に残った
表紙の絵が時代が出てるなぁと思ってたら二巻から本文挿絵は別の人になってて、そういう場合もあるんだなと
Vol 3037(2015-11-18)
ラノベ作家を順次扱っている。庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の十回目
「これは拾い損ねてたのヨ」
「ラノベで無くTRPGの棚にあった、ゲームブックなんですネ」
[七月隆文 10]
「ナギ型と言う形で武装神姫もある。処女作からのコナミの縁も続いとるノー」
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09年刊 [ハヤテのごとく!SS 超アンソロジー大作戦!!] 同漫画アンソロ。作家六人、イラスト八人が参加
選択肢を選ばせて短編内をループさせる形式。作家それぞれで担当分野を分け、筆者はゲームネタ
ガガガらしく、他分野の形式を取り入れた特殊アンソロ。故に作家の区分無い混然一体ぶりが楽しめる
同時期に筆者は同人ゲームを制作、続けて無い事から結果は御察し。現状の成功に至るまで苦難は続く
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[庶民サンプル#6]庶民ランド。落語に旅の情景・SFに技術解説中心の話もある。こういうのは時代経つと資料価値も発生する
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[2015-09-13]
ラノベ扱ってる関連から TRPGの棚にあると思えばなんとゲームブック「ハヤテのごとく!SS 超アンソロジー大作戦!!」を読んだ
短編を分割した上でゲームブックにする特殊な構成。荒井輝は特撮・筑地俊彦は立体・七月隆文はゲーム・長野聖樹はラノベネタ
全体整理は水城正太郎と枯野瑛になるでイラストは8人参加。09年の本だがガガガ文庫らしい特殊な仕上がりに思う
Vol 3035(2015-11-11)
ラノベ作家を順次扱っている。庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の九回目
「榊一郎さんは捨てプリ時代に半年以内に続刊を出すように出版社から指示を受けてますネ」
「人によって基準は違うはずなんで、それが絶対のルールとも言い切れないのヨ」
[七月隆文 9]
「海外のSFでは何十年も経って続刊が出る例もあるんじゃノー」
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07-08未完六巻 「ラブ★ゆう」 現実世界に召喚されたゲームキャラとバトル
この人の最初に長く続いた作。今の作風と娯楽が両立した作でありながら、現状未完のまま停止してしまっている作品
今田時代に近い暗い部分も一部あり。ラノベは似た系列の作品が多いが、人気無いジャンルは企画も通らない商業的な問題で根深い
短編的な組み合わせ・お嬢キャラ等庶民サンプルに繋がる。庶民サンプル前の成功作品として現在に繋がる系譜の作品と言える
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[庶民サンプル#5]幼馴染み。少し前は魔法学園・幼馴染みは新人はすべきで無いという意見あった。この人の幼馴染み扱った[さくら〜]も売れなかった感ある
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[2014-03-26]
日日日に関連ある作者という事で2014/4に共通設定での仕事してる、七月隆文 「ラブ★ゆう」を読んだ
時期は不明だが田尾典丈 ギャルゲエの世界よようこそに似た設定、こっちはラブコメの部分を強化した作りになってる
ネタやキャラ自体も普遍性が高くて入りやすい題材となる様にしてる、後のこの作家のヒット作に似たお嬢キャラ登場もあり
[補足ギャルゲエは09年でこちらが先行している。ただし、同題材の作品が先行している可能性もあるとは書いとく]
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日日日に関連ある作者という事でページで構成を決定してる感じ、七月隆文 「ラブ★ゆう2」を読んだ
章ごとに区切りの文が入る、この人自体がゲームに興味ある人といった感じで濃さは重視してないが入りやすい設定となってる
最後の話で設定の本質に触れてるがどっちかというとラブコメより、この巻の内容もゲームにデートに水着と定番の作りとなってる
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日日日に関連ある作者という事でこの巻から新キャラが登場 、七月隆文 「ラブ★ゆう3」を読んだ
新キャラの設定も一般認知の高いゲームが題材となってる 要はFFとDQ、作品自体は07の作だがこの時期の両者の認知度はこっちの調べ不足
設定的にも同様の作品と似た展開で定型にのっとったモノとなってる、集英社から出てる事も作品内容に関連してるかもしれない
[2014-06-17]
日日日に関連ある作者という事で07年出版少し間が空いて読む事となった 七月隆文「ラヴ★ゆう4」を見た
軽いギャグ調の作品だが中盤で飛躍した展開となって、それがギャグかなぁと思ってたら本筋の展開と関係あるという分かり難いあるいは面白い構成
話自体は軽いので自分には物足りない点もあるがスイスイと読める程に読み易い、キャラの整理もされてるのでそこらは流石はベテランだなぁと
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日日日に関連ある作者という事で 短編集だが注目点の多い巻 七月隆文「ラヴ★ゆう5」を見た
ギャグで落としてるが本筋の展開とも絡む主人公が自身がゲームキャラと気づく辺りや、集英社は乳首OKなのか!とビックリした乳を吸う挿絵なんかがある
問題は敵側描写した最後の短編、これは今田隆文時代にやってた暗めの作風のミステリーに近い仕上がりで作家としての幅の広さが健在だとわかる
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日日日に関連ある作者という事で 08年の作でこれが実質最終巻となる 七月隆文「ラヴ★ゆう6」を見た
集英社は他作家他作でも途中終了がありこれも以降の巻が図書館にないので途中までだが終了の筈となってる、まぁ内容的には変わらず軽い話
最後にトーナメント表が出てきてああ集英社はラノベでもこれかぁと、表紙も含め男の娘なんかも出てくるが徹底してソフトな作りで読み易いものとなってる
Vol 3034(2015-11-04)
ラノベ作家を順次扱っている。庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の八回目
「シリアス系でこれも作ってたの忘れてたのヨ」
「今回は現代日本の設定ですネ」
[七月隆文 8]
「伝奇物風の作りなんじゃノー」
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05-06全二巻。[イリスの虹] 異能バトルに巻き込まれる少年
フィリシエラ〜から変わり、世界設定では無くキャラの行動の方に重点置いてる。ここらは文芸作と同じ
ただ今の文芸と同じで、物凄く掘り下げた形では無く行動中心の部分もある。まだシリアス系への未練もある
庶民サンプルがエロゲ風との意見でその影響はあるなと納得、この時期は現「君はさよならを〜」のAstralドラマCDの脚本も担当
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庶民サンプル#4。シリアス寄りに演出。上記シェークスピアみたく、愚かさに自覚の無い人間は悲劇きどりの喜劇になる
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[2014-06-17]
日日日に関連ある作者という事で 結果として2から読んだが改めて一巻 七月隆文「イリスの虹」を見た
05年と10年前の作品なんで流石にいろいろと古くなってる所はある、夜に怪物が活動して女の子が戦ってるとかこういう伝奇っぽいのは昔流行ったなぁと
途中から敵側の怪物への重点が高くなってくる、後年はギャグ調の軽い作品を作る作家となっていくが初期は暗めの作風だったんだなと変遷がわかる
[2014-04-30]
日日日に関連ある作者という事で、 貸出都合で一巻が飛んで少しキツイ事になった感もある 七月隆文「イリスの虹2」を読んだ
メインはゲストヒロインの話、他作で社会情勢反映させた様なのもあったが、これも占いとそれにまつわる影響で部分的に鋭い推測が見られる
それ絡みに関しては鋭いが、女の子の描写とバトルに関しては類型的な部分も少し見られる、他作で王道作品目指してるコメントあるので納得は出来る
Vol 3032(2015-10-28)
ラノベ作家を順次扱っている。庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の七回目
「この作品から、七月隆文に改名ですネ」
「2巻あとがきは作者自筆の漫画『とっても!ワルキューレちゃん』だヨ」
[七月隆文 7]
「庶民サンプルに直結するギャグ作品なんじゃノー」
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05年二巻完結 [白人萌乃と世界の危機]変人に囲まれる少女
企画出して担当が不安になった作。あとがきから、元々シリアスとギャグの二面性があるとこの時は書いてる
庶民サンプルと同じ雰囲気。それ以前の作風とあるが、この人の出身は精華大マンガ学部で漫画志望だったみたい
漫画もシリアス路線も駄目で、挫折を味わい続けたのがこの人。成功が商業以前の作風の延長にあるのも意味深い
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庶民サンプル#3。剣扱う子が出た。これは次回のラヴ★ゆうのキャラと関連。同時に今作の自作漫画にも近く一貫性ある
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[2014-05-06]
日日日に関連ある作者という事でこの人は今田隆文名義でこれ以前に活動してたとわかる 七月隆文「白人萌乃と世界の危機」を読んだ
ギャグ仕立ての作品でギャグ漫画の台本といった感じ、05年の作品でギャグは時代性あり絵もエロ満載の本編からは控えめな点はありぼちぼちといった所
近作中心で調べてるので定型を得意とする作家といった感じたが、あとがきから本来はシリアス系を得意としてる人なんじゃないかという気はする
[2014-06-17]
日日日に関連ある作者という事で これ続編あったのかと驚き七月隆文「白人萌乃と世界の危機メイドinヘヴン」を見た
05年の作品 最初にああああで頁を埋め尽くす等の技法使ってるが連想したのがケラのエッセイ、あっちは06年なんでこういうのはラノベが先なのかと確認
やっぱり古い作品なんで扱ってるネタも少し古くなってしまってるギャグ物なんで仕方が無い、内容的にもギャグだが敵を徹底して下品に描く所は印象に残る
Vol 3030(2015-10-21)
ラノベ作家を順次扱っている。庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の六回目
「売れないと、ラノベは途中でも永遠に終わりなのヨ」
「十文字青さんの作品にも多いですが、アニメが決まって報われましたネ」
[七月隆文 6]
「今田隆文名義の作品はここまで、ラノベ業界は厳しい世界なんじゃノー」
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04年一巻完結 [フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に] 終焉の雪が降る世界の、人間と人造人間
あとがきも凄く気負ってる。内容・設定共にこの人の作品の中ではトップクラスだが、以後は書かれなくなる系統
結果的に言うと、重たく向いてないこの方面に進まなかった事は正解。以後の作品は軽さに移行し、追求の末に成功してく
商業的な成功は、ある意味公正な目安で従うのは正しい。十文字青もそうだが、自分を知る事って大事なのねと思う
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庶民サンプル#2。自分は最初に書いた通り、この人の評価は高くないが好評でなにより。CMのダンディもウケて良かった
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[2014-06-26]
日日日に関連ある作者という事で 04年出版で続刊は図書館に無し 七月隆文(今田隆文)「フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に」を読んだ
あとがきで自分で自分を過大宣伝しすぎて痛い部分もあるがこの人の作品の中では面白い作品となってる、ロボ娘もので人類は滅びかけてる話
壮大な設定を持ちながら序章が最終章なのは90年代のOVAの様だが、師匠があかほりという事もあってこの人は90年代の影響受けすぎてる面もあるのかも
Vol 3028(2015-10-14)
ラノベ作家を順次扱っている。庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の五回目
「15年の君にさよならを言わないはコレですよネ」
「『過去に書いた文だがまあまあ書けてる。成長してない』って本人の呟きがあるヨ」
[七月隆文 5]
「挿絵があるのは、この古い版だけなんじゃノー」
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03年2巻完結 Astral。幽霊見える男の子の恋愛、電撃HP初出に書下ろしを加えた短編集
これのあとがきも今読むと面白い。私は同じ様な事を書き続けるのが苦手とある。現状とは正反対の考えに近い
もうこの当時はオウム・ノストラダムス以後でオカルトは否定的な風潮。その中で肯定意見と当時の時代性が出ている
ときメモに続き作者近影で本人写真を使用。友達から怖い・犯罪者と言われ差し替え、以後控えるが今は再び露出も増えている
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庶民サンプルアニメ版みた。つの丸がアニメ化で名前表示に喜んだ話あるが、漫画版りすまいもEDでテロップ出て良かったなぁと
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[2014-06-17]
日日日に関連ある作者という事で03年発行で別名義の頃の作品 七月隆文(今田隆文)「Astral」を見た
最後の作者の写真に実際の顔写真を使うという自爆的なネタを使ってる、この時点での年齢が28歳で1975年産まれの高齢のラノベ作家という事がわかる
世代か年齢的なものかオカルトへの傾向が見られこれも今はあまり見ないシリアスな憑依モノとなってる、あとがきも霊を見たと少し痛い感じになってる
.
日日日に関連ある作者という事で これも03年発行元は雑誌かサイトで掲載の短編 七月隆文(今田隆文)「Astral2」を見た
前巻の顔写真は流石に不評だったらしく幼少のものとなってる 昔のラノベ作家の傾向を知る資料となる、まぁオカルトで昔流行った様な話となってる
あとがきもかなり飛躍したオカルト肯定論になってて今見ると穴も多い、オウムの頃に20代ぐらいの筈なんでこの世代の人はそういうのに弱いのかなと
Vol 3026(2015-10-07)
ラノベ作家を順次扱っている、庶民サンプルがアニメ放送中 七月隆文の四回目
「絵が垢抜けた雰囲気ですネ」
「21世紀のゲームだヨ」
[七月隆文 4]
「女性向け等に派生しつつ09年にラブプラス、ワシらのゲーム版にも要素は引き継がれとるかもノー」
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02年全二巻 「ときめきメモリアル3」 01年の同名ゲームのノベライズ版
今作も今は無かった事になってる作だが、本編あとがき含め後の作風に繋がる要素は多い。本来は叙情的な恋愛話を好む
またあとがきから、本人の不登校寸前までいった高校時代の暗い思い出。書いてて憂鬱になった話。看護婦の好み等も参考になる
友人からの恋愛小説家、師匠からのラブコメ原理主義。母からの人間関係への心配も、この人の後の活動を含め的をえた評価
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庶民サンプル再チェックするとラブプラスネタも使っていて、コナミから今作と繋がりもある。また現在の恋愛作が好きなら今作も問題無いと思う
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[2014-06-26]
日日日に関連ある作者という事で 本来は2(2)もあるがコレは図書館に無かったので飛ばして七月隆文(今田隆文)「ときめきメモリアル3(1)」を読んだ
02年出版99年原作発売の前作から一気に垢ぬけた絵になってるが今の基準だと3D初期風の絵と面白い、巻末の他書籍紹介の絵は凄く時代が出てる
関西弁使うキャラは他作品でも登場するがこれも美化された形での文化祭や部活傷害事件冤罪の話となってる、元がゲームなんで淡々と進む雰囲気
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日日日に関連ある作者という事で このシリーズは全て巻末に製作者の解説がつく 七月隆文(今田隆文)「ときめきメモリアル3(2)」を読んだ
髪の色が同じで姉妹キャラと最初思ってたがそうでもないゲームの隠しキャラの話になってる、主人公を身近な存在にしてほしい製作者提案の話も参考
進路と死に関する話だが00年代初頭の他に流行した作品とも関連付けると面白い、これも元がゲームという事で淡々と進み昔の青春映画風な仕上がり
Vol 3024(2015-09-30)
ラノベ作家を順次扱っている、庶民サンプルが十月よりアニメ化 七月隆文の三回目
「時代を感じさせる絵柄ですネ」
「今もゲームやそれ派生のアニメでは生き残ってる絵柄でもあるヨ」
[七月隆文 3]
「ワシらと同じコナミ出身なんじゃノー」
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01年全二巻 ときめきメモリアル2。90年代後半に大ヒットした恋愛シミュレーションゲームのノベライズ版
図書館でも2冊目が無く、ゲームの栄枯盛衰は激しい。PCゲームで先行作はあるが、選択の幅がある程度広い一般向け恋愛ゲーム
あとがきで当時から食えなかった、そしてゲーム開発者のずっと愛されるキャラでいて欲しいとも合わせて時の無常を感じさせる
現在の文芸書では微妙に無かった事になってる作。しかし、一作目が原作つき、恋愛ネタ、文芸寄りにも近い電撃で活動と注目点は多い
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[2014-06-26]
日日日に関連ある作者という事で 01年出版と凄く年代物なラノベ 七月隆文(今田隆文)「ときめきメモリアル2」を読んだ
他書籍でもやっちまった本人の著者近影がここでは先行して行われてる、先輩が花田十輝なのはとかく師匠があかほりさとるなのは時代出てるなぁと
あとがきにもあるが美化された青春の話だよなぁとは思う、なので落ち込ませるべき所が軽くなったりキャラが薄い点もあるが原作あるのでこんなもんだろうと
■ ライトノベル関連感想7-9月分まで
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Vol 3023(2015-09-23)
ラノベ作家を順次扱っている、庶民サンプルが十月よりアニメ化 七月隆文の二回目
「バカ売れしたんですってネ」
「図書館の予約数が3ケタオーバーとか異常なのヨ」
[七月隆文 2]
「新刊がすぐ借りれん作家なんで、今回は変則進行するんじゃノー」
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2014刊 ぼくは明日、昨日のきみとデートする、時間物で逆行しながらの恋愛
自分の意見ではこの人は作りが浅くそこが弱点と思ってた。だが、実際は軽さが口当たりの良さへと繋がり最終的に長所となった
この人から得られる教訓は短所は長所にもなりえるという事。また後にも書くがこの人はデビューより一貫し恋愛物にこだわってる
上記理由で今作も自分は高評価では無い。だが自分の考えや作風を貫いた結果の成功としては評価は出来ると思っている
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今作は実際の地名を使ってる。これは森田季節も使う方法。この人に倣い特異な作風の作家も自分の考えを貫いてほしいとは思う
Vol 3021(2015-09-16)
ラノベ作家を順次扱っている、庶民サンプルが十月よりアニメ化 七月隆文の一回目
「最初に告白しとくと、自分の好みの作風の作家ではないのヨ」
「その分、冷静に分析できると言いたいのですネ」
[七月隆文 1]
「伝統的な部分や一貫した部分、そして長い努力が報われた作家なんじゃノー」
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11より既刊10巻 俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件。価値観違う世界の接触からのギャグ
前述どおりで作風的には甘口・王道で自分の好みでは無いが、読み易く今作と文芸作で大成功している
伝統ある型にも近い展開や、落語にも通じる時代性の取り入れも注目点。ラノベの喜劇で短時間でよめる事も書いとく
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管理都合もあるが、今回は先にリストを提示しておく。15年の努力で40前にしてついに成功した大器晩成の作家
[リスト]
日日日と共通設定の作は以前挙げてる他、庶民サンプル漫画版担当がりすまいでその線から調べた作家
最初が原作付きに由来する作風傾向・名称変更による内容の変化・一貫して変わらない思想等を今後挙げていく
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「ファンタジーから派生させて、海外の作品を年代順に調査してるんですネ」
「そうすると繋がりが沢山見えてきたのヨ」
[ブリジンガメンの魔法の宝石]
「これは原書60年訳69年の作。上のラノベと絡めて書く事があるんじゃノー」
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七月隆文はあかほりさとるの関係者となる。あかほりさとるがラノベに漫画的な演出を組み込んだとされている
そこで児童文学の今作訳版の演出に注目したい。怪物の登場場面で、頁を開くと見開きでそのイラストという方法が取られてる
他にも85年の翻訳ファンタジーで今のラノベに近い・見開きカラーイラスト・挿絵の多用・空白の多い文構成等を確認してる
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本での演出は児童文学、さらに遡ると絵物語・絵本、もっと遡ると江戸の草双紙等に行きつくんではないかと個人的には思ってる
七月隆文もあかほりさとるゆずりの方法論をギャグ作品で使用。擬音も落語・講談等でみられ、決して新奇な方法ではなく伝統ある表現
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本作自体の内容にもふれる。全二巻。児童文学で内容的に合わない所もあったが、海外ファンタジーでは鉄板の子供が異世界に行く話
その異世界描写の特異さで資料に使ったリン・カーターのガイド本に挙げられている。古典影響下だが異常に詳しい背後設定を持つ異世界
子供が異世界型はナルニアを代表に近作だとハリーポッターなどもある。1888の十五少年漂流記なんかが流れの大元にあると思う
[追記]1865の不思議の国のアリスを忘れてた。前年にヴェルヌの地底旅行、同年に月世界旅行とこの時期はなかなか興味深い
更に翻訳本のカラー口絵と挿絵に関しても73年の作品で既に確認。昔の挿絵は武部本一郎など萌え系譜の藤子F挿絵も過去作にあった筈
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文芸から順番に挙げてく予定だが、思想や物語の展開など順々に発展はある。日本の漫画等も含む作品にも、その影響は見ることが出来る
Vol 3019(2015-09-09)
[ガンガンGA 田尾典丈の中古でも恋したい1巻分が終了し全話公開中]
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「2巻が発売済みで、15(火)に最新の三巻発売ですネ」
「重版もかかったのヨ」
[中古でも恋したい2巻a]
「ラノベは一巻が売れないと即終了で厳しいんじゃノー」
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「2巻もめくると絵が変わるんですネ」
「キャラ追加で作家の持ち味も出てるヨ」
[中古でも恋したい2巻b]
「イラストで売上も変化するらしいんじゃノー」
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中古でも恋したい2巻。自分は二巻の方が面白かった。悪い噂が継続され、各キャラも違和感感じる事なく動いてる
ネット出自だと十文字青の大英雄なんかもあるが、これも二巻の方が評判良かった筈。ラノベは売れないと続き読めない
出版業界が苦しいとか、ラノベ作家は食えない・モテないとか悲しい話も多い。なので調子いいなら頑張ってもらいたいなあと
Vol 3019(2015-09-09)
ラノベ作家を順次扱っている、今週09/11(金)に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の九回目
「おまえは私の座布団ですかネ」
「そんな訳ないヨ!」
[大樹連司9 [END]]
「英雄召喚モノでfateも例としても挙げられとるノー」
「ニトロプラス系とも縁が深い作家さんですネ」
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12-13 全三巻 おまえは私の聖剣です。怪人として蘇った英雄を迎え撃つ、英雄の力を宿した女の子たち
前述どおりで型の整った系列ではあるが、出してくる英雄もエリザベート・バートリなどマニアックな所を突いてくる
オリジナルで連作出した経験は今作が初。これも初期作より抑えた読み易い作りを目指した感はある
***
大樹連司はここまででいつものリスト。新作の発行元がニトロプラスで出版もしてるんだなーと感心してる
[リスト]
練って作るタイプで原作付きでも実力を発揮する。そういう系統の仕事口があれば活きてくるし、結果も出せる
面白いものを作ってると思うが、そこは出版業界の厳しい所。無理しないレベルで生き残って欲しいとは思う
Vol 3017(2015-09-02)
ラノベ作家を順次扱っている、09/11に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の八回目
「もうこの作家は引退かもと思ってた頃に読んだんですネ」
「それに、うちは特撮ネタは評価を厳しくしちゃうのヨ」
[大樹連司 8]
「感想も見る環境や時期で変わるという話なんじゃノー」
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2012刊 ボンクラーズ、ドントクライ。1999年に特撮映画を撮ろうとして巻き起こる三角関係
前述通りで近作はうーんな所が多い。人間関係の描写や、特撮の考察など読み易いかもしれないが甘口
いろいろ迷ってるとのつぶやきもあるが、作品や執筆ペースにある意味反映されてる。当人の問題で難しい所
Vol 3015(2015-08-26)
ラノベ作家を順次扱っている、09/11に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の七回目
「ネ〜、ネ〜」
「ヨ〜、ヨ〜」
[大樹連司の巻 7]
「もう夏も終わりなのに、こんな怖いネタはせんでいいんじゃノー!」
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11年刊オブザデッド・マニアックス。ゾンビ発生!立てこもれ!学園カースト逆転だ!でも全てに不審を抱く主人公
主人公がゾンビ映画好きで、スクリームなんかにも近いかも。筆者過去作の要素も上手く盛り込まれてる
この人の魅力は展開の意外な起伏で今回も発揮。ゾンビ映画の定石をもし現代日本でやったらどうなるかでも楽しい
Vol 3013(2015-08-19)
ラノベ作家を順次扱っている、09/11に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の六回目
「人間関係はどの状態が一番良いんですかネ」
「友情やら愛やら契約やら主従やら、いろいろあるヨ」
[大樹連司の巻 6]
「そんな問題にも踏み込んだラブコメなんじゃノー」
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11年刊、お嬢様のメイドくん。女学校に侵入を命ぜられた男の子、みなと仲良くなるが主人とは険悪に
紹介文ではラブコメだがこれも複数要素を含む。エロ描写や学園内での派閥と自由を巡る生徒会戦等があり
ラブコメに何を求めるかって意味で好みは割れると思う。ただこの作者の持ち味は今作では発揮されてる
Vol 3011[2015-08-12]
ラノベ作家を順次扱っている、09/11に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の五回目
「じゃーん!捕ったりー!ですネ」
「これがまな板の上のコイというものだヨ」
[大樹連司 5]
「恋なのか鯉なのか、どっちなんじゃろノー」
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2010年刊 星灼のイサナトリ。世界の外に別の価値観の世界を見つける話。この人の作は要素多いが、単純化すると異世界ファンタジー
巻末に図版の細かい設定付属。ファンタジーの魅力に細密な異世界描写もあるが、二つの世界間でそれを満たした上で現代への問題定義
そうとう気合い入れてて、一巻完結がショックだった事はつぶやき等でもわかる。捕鯨・狩猟等の問題も扱ったうえで恋・バトルもちゃんといれてる
Vol 3009(2015-08-05)
ラノベ作家を順次扱っている、09/11に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の四回目
「感動の打ち上げ場面ですネ」
「打ち上げられても困るヨ!」
[大樹連司の巻 4]
「夏だ花火だロケットだ、なんじゃノー」
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09年刊 ほうかごのロケッティア。学園管理してウハウハが女の子好きになってボロボロ。ロケットあげたらゴール
女の子が絡み正気と狂気に巻き込まれ、苦境に立たされてく展開はスリルもある。これも先が読めない作品
初期作継承の鋭さも残しつつ、何かがおかしい学園・結果的に崩壊する主人公の世界・ロケットと複数要素を含む
Vol 3007(2015-07-29)
ラノベ作家を順次扱っている、09/11に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の三回目
「こういうタイプの話は見た事ないから驚いたのヨ」
「ループしながら展開が広がっていく形ですネ」
[大樹連司の巻 3]
「原作あり、ゲーム版外伝に作者も参加しとるノー」
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08-09スマガ全三巻。原作未プレイ、恋愛失敗で世界崩壊。記憶維持ループで三角関係になり詰み寸前
探せば先行作あると思うが、自分は初めて見る形式。特に最終巻は意識して小説で出来る特殊表現してる
仕掛けの上手さもあり展開が読めず、頁進む手が異常に早くなった。普通にラブコメ物としてもいけると思う
Vol 3005(2015-07-22)
ラノベ作家を順次扱っている、09/11に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の二回目
「どう説明するかで迷ったのですネ」 「ラノベは幅も広いのヨ」
[大樹連司の巻 2]
「ノベライズを経て、初のオリジナル作品なんじゃノー」
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09年刊 勇者と探偵のゲーム。勇者と探偵はシステム、自殺事件を元にその裏をつこうとする登場人物たち
他作でもあるがこの人は枠の外側の話を書く傾向ある。結果的に展開が予想しない方向へと転がる
ラノベのよくある物語の外側の人々の話ともいえて、小ネタもそれに準じる。細かい主張も良く出てる
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前回で藍上陸の話したら、2年ぶりにガンガンGAで復活確定。書く速さに個人差はあるが、共に良い作品作って欲しい
Vol 3003(2015-07-15)
ラノベ作家を順次扱っている、09/11に2年ぶりの新刊『小説 楽園追放』発売決定 大樹連司の一回目
「04から09の鬼頭莫宏の漫画作品ノベライズ版、第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞じゃノー」
[大樹連司の巻 1]
「『もう引退かも』と思って、暗い気持ちで扱う予定だったんですネ」
「新刊発売決定で、明るい気持ちで扱えるヨ」
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07-08年間『ぼくらの』全五巻 小学館ガガガ文庫の創刊ラインナップ。『ぼくらの』絶賛メールを送った話があるが、大樹連司のデビューは今作から
漫画を既読かもしれんが再確認。並行世界同士のサバイバル、子供たちがロボに乗り戦う。敗北は世界消滅、勝利だと搭乗者が順々に死亡
何故戦うかテーマ原作とは別展開。巻を重ねる事に扱う世界の幅が増し、最終的に世界崩壊寸前、意外な伏線が広がり、そこからオチへと流れ込む
自分が求めるロボ物として完璧に近い作り。いろいろラノベ調べてるが、この人は自分の好みのトップに近い。本当に復活してくれて良かった
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森田季節主催の日日日・十文字青参加同人メンバーでもある。今年も出すの決定だが大樹連司は不参加、藍上陸新作はこの同人でしか読めない
2年の沈黙、後期作は苦戦してる様子で心配してた。早いペースでは出せない人ではあるが、なんとか頑張って生き延びて欲しいと思ってる
Vol 3001[2015-07-07]
ラノベ作家を順次扱っている、名探偵コナンのノベライズ発売中 放課後の魔術師の土屋つかさの九回目
「リスト作る時に扱い忘れてたと気づいたのヨ」
「紙に書いときゃ良いじゃないですか、ポンコツですネ」
[土屋つかさの巻9[END]]
「うちには紙に書いてても忘れるポンコツしかおらん気がするノー」
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14年刊既刊一巻 ラストマギカの魔工契約(デュアリズム)、秘密を持つポンコツロボ娘との冒険
ロボ娘要素は他作でもある。また、世界の秘密を握るアイデアのテーマが好きと前書きで書かれてる
ここらもミステリーが下地にある人らしい。初期作は真面目だが、近作ではギャグを入れたい願望も見られる
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コナンノベライズは出たばかりで貸出も先。土屋つかさはここまで。ミステリーあんま読まんので興味深い作家だった
ライトノベル関連感想2015前期分まで
▲ ▼
Vol 2053(2015-01-06)から
ラノベ作家を順次扱っている、6/30に担当の名探偵コナンのノベライズ発売 放課後の魔術師の土屋つかさの八回目
「うちのサイトで一番の秘密は、実はアイツなんだヨ」
「タヌキによる、タヌキウォッチャーズですかネ」
[土屋つかさの巻 8]
「今作は現実とリンクさせた展開。こういうのも、先行例は見つけられるんじゃノー」
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15年刊「メカクシ団:ウォッチャーズノベル 少女のキモチとぼくらのチカラ」現実で発生した事項を小説に置き換えた作品
アニメ化されてるが詳しくは知らない。ただ、今作を読んで察すると、70年代の寺山修司の参加型野外劇に近い気がする
上記劇は今もネット使った後継者いる筈。それを若い人も直観でやってる。小説化を理論的な土屋つかさにさせたのも正解
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残りひとつ残し 土屋つかさ全作扱い終了。区切り良いので、いつもの作品リスト、調べられた範囲限定で抜け等もあると思う
[リスト]
刊行ペースはゆっくりめだが、確実に仕事をこなしてる。人によりペースは違う。だがこういう風にコツコツやれるのは大事
「これはSF設定の作品なんだヨ」
「頭が良い人がSF作品作るというのは納得できますネ」
[土屋つかさの巻 4]
「ただ現状では2巻分のみなんじゃノー」
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13年刊全二巻超粒子実験都市(グロアポリス)のフラウ、ロボ娘が主役でメイドの家電ロボが話に絡んでくる
SF作品というのは特殊で人物でなく世界設定や小道具に重きがおかれる場合がある、今作もその傾向は強いが読みやすい
海外のSF作家にも頭がいい人は多い。ただ現状をみればわかる様にそっち系のかっちり作ったSF作品は受けにくい所ある
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日日日がゆずはらとしゆきの事よくあげてるがあの人もそれ系の作品作ってる。榊一郎にも世界設定から固めていった作品はある
まあ自分も世界でメジャーなSTを例にしても、初見だと難しいかもと思う所はある。異なる世界の文化や価値観を扱うのが理由と思う
関西には東京中心文化への対抗心もあり、それで異国のSTが受けるのかも。既定の考えを変えうる力を持つSF作る人には頑張ってもらいたい
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今ちょっと落語を調べてるが、これも風俗や言葉や価値観が変わって今だと難しい話多いみたい。時代劇はSFって話もあった筈
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注文してたねんどろいどのライダー様がご到着なされた。今のアニメだと一期で首チョンパなんで立体出ると思わんかった
「これでうちのネタ画像でのセイバーちゃんの出番も終わりヨ」
「私はまだまだ現役ですのだ!」
[ゴルゴンの首だヨの巻]
「桜、無意味に敵を作るのやめて下さい」
あんま買わんので首の接続とか新しくなっててなるほどなぁとか、飾って改めて見ると「シンプルなデザインねぇ」とか発見ある
ネタで使うのに便利かなと調べたら、榊一郎作品は立体は意外に商品化少なく驚き。人気ある人が挿絵担当してるのにねぇ
ラノベ作家を順次扱っている、放課後の魔術師の土屋つかさの三回目
「長編作品で後に回そうとしたけど、刊行順では早いのヨ」
「放課後の魔術師継承のミステリー作品ですネ」
[土屋つかさの巻 3]
「世界の仕組みそのものを書き換えてしまう女の子がヒロインなんじゃノー」
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11-13年刊行全六巻 それがるうるの支配魔術(イレギュラー)、これは設定が凝ってて物事のルールそのものを疑問視する様な内容
放課後の〜の女性視点から変わり男の主役、女の子キャラの個性も立たせようとしてるけど、展開はミステリーでそこがメインの話
5巻のとオチから最終巻に至る超展開と云える流れを、理論整然に買いて納得させる話に感心した。ミステリー系はラノベだと珍しい筈
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話が変わるが本職のミステリーの人の舞城王太郎のジョージ・ジョースターを読んで凄く面白かった、ミステリ作家はやっぱ頭良いんだなぁと
「いつも着せてる服の縮小版だヨ」 「アラ、これはなかなか可愛いんじゃないですかネ」
[ワシ ミニ蓮華ちゃんだヨの巻]
「うむー、こう以前より小さくなった気がせんでもないんじゃかノー」
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「お主たちとも同サイズなんじゃノー」
[小さくなって遊ぼう だヨの巻]
「SD主体だとサイズ調整がいろいろ面倒なのヨ」
「で新方式にしたけど、未だ迷ってる所もあるんですよネ」
ジョイントやなんかで新造せんとならんの多くて作業もストップ、服だけはそういうのないのでなんとかなる
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ラノベ作家を順次扱っている、放課後の魔術師の土屋つかさの二回目
「ちっちゃい子が主役で無いのですネ」
「ボクもこの子が主役とばっか思ってたのヨ」
[土屋つかさの巻 2]
「公式ではわき役扱いじゃが、存在感の強いカズマの外伝小説なんじゃノー」
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09年公開の映画の小説版、10年刊「サマーウォーズ クライシス・オヴ・OZ」映画本編前の外伝話となる
感想書いたのは以前で映画に関してもほぼ忘れてるのでアレだが、これも当時のメモ見ると個性出た作品と書いてる
現実世界での交流と謎解きのミステリー系の話で元作品の読み込みも深く、作中には恒例のゲームも出てくる
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この人には他にも難しいとされる作品のノベライズ仕事あるが、筋道だって考えられる人なので適役と思う所はある
「うむー、これが新しいワシの体になるのかノー」
[素体は身代わりでだヨ]
「神姫が貴重品化しちゃって、代案考える必要あるのヨ」
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セリフ通りで神姫素体の代案としてコトブキヤのキューポッシュを採用してみた、ちょっと手をいれてやると繋げられる
ガンプラ部が詰み始めてる、原因は自分の能力以上にハードル上げ過ぎたせいで難しく考えすぎと自分でもわかってる
一旦撤収してしばらく別の事をやってみる予定、神姫の布服なんかはわりと簡単に出来るのでそこは継続出来ると良いんだが
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ラノベ資料の写真もキューポップ挿げ替え素体で撮ってるのあり今後は混合になる、まぁ内容自体に変わりは無い
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ラノベ作家を順次扱っている、放課後の魔術師の土屋つかさの一回目
「これ調べたの一年前なんですよネ」
「全作読み進めると書いてる人が見えてくるものなのヨ」
[土屋つかさの巻 1]
「08年から10年までで全7巻、ミステリーなお話なんじゃノー」
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原タイトル論理魔術師は深夜の廊下で議論する 3H2Aから改題の土屋つかさデビュー作、秘密を秘めた女の子が主役のお話
当時書いたメモ読むと最初は自分がミステリ苦手で困惑した事や、女性主人公視点なので人間関係も珍しい展開するとある
土屋つかさを一言で云うと物凄く筋道が通ってて頭が良いって印象、萌えだけで無くミステリーやSF調の話も得意としてる作家さん
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今作の特徴の一つとして作中で度々登場し上手く使われる卓上ゲーム各種がある、これはこの人の好みを反映してて個性出てる
謎解きが主題になってるって所もあるがこの人の作品の登場人物は皆落ち着いた性格してる、ここらも本人の知性の成せる業
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休み中に榊一郎作品で読めるもの全作読み終えた約3か月で約180冊と頑張った、今はちょっと興味あって神坂一のスレイヤーズ!読んでる
榊さんの作品の継承と発展・傾向は見えてきたけど、時代毎のヒット作家を比較して後追いすると更に見えてくる所があって興味深い
「雑記で出す段取り悪くていつも最後にバタバタしちゃうわけヨ」
「最近は新造で追加部品も作ってる加減で、日程の予定も立ち難いのですネ」
[プラのお城の王さまだヨの巻]
「これワシ専用装備じゃなかったのかノー!」
一キットあたりの密度が高くしたら量が稼げなくなってしまった、そんな訳で来期からガンプラ部のまとめは年二回ペースに落とす予定
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ラノベ作家を順次扱っている 今回は単発特別編、アニメにもなった18禁ゲーム原作のお馬さんのジョスト扱ったコレ第二段
「春休みで画像出しっぱなしにするのに官能小説なんですかネ」
「見つけちゃったんだから、扱うしかないじゃないのヨ」
[恋はつらいヨの巻]
「13年刊 官能書籍の二次元ゲーム文庫刊、あの描写もアリのお子様禁止作品でワシャもう知らんノー」
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空蝉「ワルキューレロマンツェ ノエルの恋物語」、18禁ゲーム原作だが関連商品はわりと豊富な作品でこれはゲーム版継承の後日譚
結婚前のカップルがする仕事なんてアレしか無い訳だが、親に挨拶に行ったり親族の面倒みたりの他に簡単な形だがジョストの場面もある
実際のお馬さんの仕事してる人は重労働で結婚相手探しは大変なんて話がある、馬が好きで牧場で働いてるうちにおかみさんになってたなんて話も
「今回は騎士を扱うんでコレヨ」
「Vガンダムがモチーフの騎士ヴィクトリーですネ」
[レンゲとVの騎士だヨの巻]
「94年の新SDガンダム外伝に登場、騎士系は89年からで当時の流行がわかるノー」
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「小説版Vガンダムのみに出てくるセカンドVだヨ」
「延々思想の話とかオリジナルロボとかエロ描写とかある小説版ガンダムシリーズですネ」
[改造Vだヨの巻]
「87年からのスニーカー文庫の創刊ラインナップはガンダムからなんじゃノー」
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初期はジュブナイルポルノもやってたとか知らんかった、ロードス島戦記が88年からで86年のアルスラーン戦記と比較して納得
漫画のBASTARD!!なんかは88年からでスレイヤーズは90年から、ナウシカが82年でダンバインが83年とやっぱ先んじてる
DQ一作目は86年ウィザードリィが81年、でウィザードリィが74年のD&Dから影響受けてるからゲームとファンタジーの関連もある
.
洋画のタイタンの戦いが81年でコナン・ザ・グレートが82年で更にSW一作目は77年と、海外でのSFに付随してのブームも再確認
橘ぱんがパーンの竜騎士の話してる所から「あ、そこもか」と気づいてSFハンドブック読むと、70年代に海外でファンタジーブーム
ニュージーランドの映画版ロード・オブ・リングが01年、ファンタジーに対する文化の伝播と発達を今リアルタイムで体感してるんだなと
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ラノベ作家を順次扱っている 今回は単発特別編、アニメにもなった18禁ゲーム原作のお馬さんのジョスト扱ったコレ
「はいドウドウ、馬の様に扱われるのが好きなんですよネ」
「そんなワケないヨ!重いヨー 苦しいヨー ヒドイヨー」
[はいどうたづな だヨの巻]
「なんか今回はいつもと違うんじゃノー!」
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13年刊 緋影彰人「ワルキューレロマンツェ」、原作未プレイ TVアニメ版が元のノベライズ版だが脚本第一段階が元で完成品のTV本編と違う場面もあり
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13年のアニメ版の話から入るが、当時は馬を扱った娯楽作品の主流がどう変化してくかが読めなくて今になって改めて感心してる点が多い
ロード・オブ・リングの馬が一部CGなど実写では先行してるが、アニメでも主流になりつつある馬のCG・手書き混合を馬テーマの作品でやってる
主人公の馬好きぶりも今改めて考えると凄く納得出来る、つの丸だとこの表現が薄いと思う時あるが馬の仕事する人は第一に馬が好きだからがある
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完成作品との違いで感心したのがアニメ版で上手く使われる馬の出産で主人公が学ぶ場面、これは小説に無く脚本から練られて追加された場面とわかる
競馬の話になるが他のスポーツと違い競馬だけにある要素が血統、競走馬は受胎率が低く事故も多いので出走前の馬名登録に行ける確立でさえ50%
そこから考えると最終的な目的にその事を含む18禁ゲームが原作って所にも繋がって面白い、アニメ本編もヒロインが成長する話を含み一風異なった萌え
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派生して海外及び映画の馬の扱いにも触れるが、映画での馬の動作はわざと大げさにしたハリウッドウェスタンってのがあって実際と違う場合もある
米で過去に馬映画作ろうと監修に専門家呼んだら全部ダメ出し喰らった逸話がある、現状では映画の馬の調教やノウハウは海外の方が蓄積が多く優れてる
ラストサムライで馬の倒れるシーンはスペイン式調教なんて話もある、映画等の娯楽作はウソだけでも現実に即した描写だけでも駄目でなかなか難しい
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コレの話を扱いたかったからアニメでの馬の話が出るSHIROBAKOも大急ぎで見てる、ガルパンでCG使って娯楽の戦車描写こなした監督と思うと説得力もある
ワルロマ関連小ネタで小説版読んで気づいたが無口キャラの使う馬の名前がブリッツ、ゲームは女の子攻略がメインだが馬好きだとわかる細かいネタも多いらしい
現実とは違う点で感心したのが女性用全身甲冑の存在、普通ファンタジーだとSFからの伝統もある露出多いビキニアーマーとかになるんでコレは見てて新鮮だった
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アニメ版にはマキバオー及びアルスラーン戦記の監督も参加してる、マキバオーにしても娯楽作の為のウソは多いのでここらの線引き加減は腕の見せ所だなと
[追記]
文は早め早めに書いてるがなんとかギリギリでSHIROBAKO全話見終わった、まさに今マキバオーでやってるモチベーションの話にも触れるんで興味深い
実在のアニメとか人物のパロディも沢山あるのが楽しい、山はりねずみ特殊ED回の昔の人の思い出話の回想の所とかもの凄く良くて涙こぼれてしまったヨ
制作進行キャラの声が一緒って所で妄想代理人#10にもアニメ制作現場の話あるがそっちは地獄篇、演出としてだが担当者が逃げた#2でとろける作画も見れる
「温存してたらまた写真の出し損ねが出てしまったヨ」
「エリクサー最後まで使わないタイプなんですネ」
[ケチケチたぬきだヨの巻]
「コレはクインマンサ素体のクシャトリヤ・リペアードなんじゃノー」
一つの素体ベースに換装で種類増やしてく形式の作り方を今回もした、遊びでやってる事も性格でるもんだなーと
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ラノベ作家を順次扱っている、アルティーナ新刊8巻発売中 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの十一回目
「貸出都合で粘ったけどここまでだったヨ」
「現在番外1巻含め8巻までで取扱いは7巻分までですネ」
[むらさきゆきやの巻 11]
「魔法や魔物は無し、中世末期風の世界が舞台の戦記モノなんじゃノー」
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12年より開始で継続中の覇剣の皇姫アルティーナ、娯楽作品で若い層が初めて見るには最適な面白い異世界戦記作品になってる
これ系は主人公達中心が一般的だが、今作は3巻の宮廷劇・4巻の別のキャラ達の話を経て軍略駆使した大作戦と幅広い展開を見せる
娯楽作品として節度ある範囲で現実の戦争の歴史の設定を取り入れてるのも興味深く、それでいて勧善懲悪の部分もあり読み易い
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榊一郎作品読んでる加減から榊さんが和物をやろうとして歴史考証をどこまで取り込むかで迷ったのがあるが、これ系は取捨選択がなかなか難しい
本当は古典の軍記扱った作品も意外に面白かったりするんだが、いきなりソレもハードル高かろうって所でこういうのから興味持ってくのも良いだろう
むらさきゆきやは一旦ここまで また機会あれば追加単発で扱う、5月に本更新あるので次回数回は繋ぎの単発作を経た後また特定作家を集中して扱う
[11(土)に発売BB398 ライトニングガンダムに関連して]、BFのアメイジングザクブースター
「アレンジしてみたヨ」
「以前に日日日さんがBF絡みでザクレロ言ってた所に着想得たのですネ」
[ジオンの皮をはぐ話だヨの巻]
「デザイナーが多分一緒のガッチャマンの敵メカみたいじゃノー」
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「こういうのBFT最終回にもいたノー」
[赤いサソリの恐怖だヨの巻]
「サンライズはMS少女でアニメ作るといいヨ」
「素直に武装神姫の続きが見たいよと言ったらどうなんですかネ」
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ラノベ作家を順次扱っている、アルティーナ新刊8巻発売中 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの十回目
「ドレイと云っても現実だと時代や国の背景も考えて捉えんといかんのヨ」
「アンタみたいに私に尽くすのが喜びの人もいますもんネ」
[むらさきゆきやの巻 10]
「これは単なる娯楽作だから難しく考える必要は無いんじゃノー」
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14年出版 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術、異世界に召喚されて最強だけど内心はビクビクな魔王 5月に2巻も発売予定
設定はありがちでも内容をスイングさせるのがこの作者の上手い所で、今回も最強モテモテながらメンタル弱く演技で必死に乗り切る魔王が主役
貞操帯なんてのがあるがこれは歴史上使われてたか不明な所多く実際は快楽高める小道具だったりする、これの奴隷もエッチな意味でのソレ
今回資料失くしちゃってメモ頼りにしてるが「挿絵少なめ」と残してて当然一般作なんで節度もある、冒頭の魔王のエンターティナーぶりも楽しい
「バラして装備も出来るバイクそのものを自作したヨ」
「ワシはこの専用スクーターでローリングする事に決めたんじゃノー」
[手作りバイクだヨの巻]
「日帰りローリング☆たぬきなんですネ」
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なんでそんなもん作ったか後で気づく場合もある、先に出したゴーグルはロリガの影響も無意識に受けてそうだがこっちはそれ以前に作ってたスクーター
今週は更にそこの音楽と関連あるかもで4/1のアレもあるが維持出来ず今回で最後、ただライブや情報番組を毎週見る習慣は出来たなど残った物もある
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ラノベ作家を順次扱っている、アルティーナ新刊8巻発売中 艦これノベライズも好評 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの九回目
「いよいよ今の代表作にまでたどり着きましたネ」
「貸出都合もあるから少し引き延ばすヨ」
[むらさきゆきやの巻 9]
「14年11月に7巻と同時刊行された短編集なんじゃノー」
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覇剣の皇姫アルティーナ 小綺譚、書き下ろしを含む短編三本を収録 狂乱やまかでみもそうだかファミ通文庫短編は本編連動で脇を掘り下げる展開となる
単行本刊行前に公式webで公開され漫画版でも省略されてる1巻開始前の前日譚を書く話、戦記物らしい群像劇の中で第三皇子の転機を書いた書き下ろし
そして重要なのが同じく公式で公開された第一皇子の短編、これが好評だった事から本作は群像劇化し作者の才能の開花と作品の幅の広がりへと繋がっていく
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今回は管理都合から前倒ししてこの人の2015/5までの作品リストも載せとく、いつも通り調べられた範囲内なので抜け等もあると思う
[リスト]
ゲーム会社出身だが同人活動も含めると30年物作りをしてきたとの発言もある、作家としては7年目で改めて見ると努力してきた様子もよくわかる
「これが60年代の最新ファッションだヨ」
「宇宙大作戦の女性士官制服なのですネ」
[手作り制服大作戦だヨの巻]
「クラシカルスタイルなんじゃノー」
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資料見直ししてるうちにノッてきてしまった、DS9のダックス云う所の「そして女性はミニスカート」歴史が好きになりそうだ
ここで重要なのがこの制服の黒人女性士官ウラ、DS9のシスコが50年代の作家になる話やヴィックの店救う話等からも特殊性はわかると思う
非業の最期を遂げたキング牧師もこの作品にまつわる発言はあり、同時にTNG出演のウーピー・ゴールドバーグが役者になったきっかけもコレ
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「そしてリブート版のも作ったヨ」
「これが09年の最新ファッションなんですネ」
[未来の想い出だヨの巻]
「またミズキ姉ばっかり新しい服!差別なんじゃノー」
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前回話したDS9マキ絡みの話から「楽園では聖人を気取るのも結構だろうが〜」や「楽園を守るために楽園を破壊する」など理想と現実は厳しい
先の小説家の話で夢を書こうとしたシスコも現実の前に暴行され失職し倒れてしまう、夢や理想を成せぬまま消えていった聖人達は数知れない
凡人と異なる才能や境遇に産まれてしまった人間はある意味天から選ばれた者ともいえる、その分普通の人以上に苦しみ犠牲となる可能性も高くなる
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ラノベ作家を順次扱っている、アルティーナ新刊8巻発売中 艦これノベライズも好評 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの八回目
「特殊能力持った人達の学園モノだヨ」
「あなた普通だから呼ばれてないんじゃないですかネ」
[むらさきゆきやの巻 8]
「ワシだって特別じゃ!カミ様と呼ばれても良いぐらいなんじゃノー!」
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浮遊学園のアリス&シャーリー、うちで取り上げてる作家も大挙して参加したオーバーラップ文庫創刊メンバーにこの人も入ってる
前述通りありがちとも云える異能学園モノだが、凄いけど使い道が無い能力の主人公筆頭に強すぎて孤立するヒロインなど工夫がある
展開もアクション一辺倒にならず謎解きや捻った部分ありユニーク、娯楽作ではあるが凡人と能力者の話や平和的な面など作者の個性が出てる
「同時発売のVダッシュにも絡めたワケですネ」
[凸ちゃんの秘宝だヨの巻]
「別件で作成中にTVでアメジスト登場、大急ぎで武器作って対応させたんで色は素のVなんじゃノー」
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ラノベ作家を順次扱っている、アルティーナ新刊8巻発売中 艦これノベライズも好評 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの七回目
「異世界の侵略から戦う軍人の話だヨ」
「挿絵も元自衛隊経験者が担当なのですネ」
[むらさきゆきやの巻 7]
「ワシはそーいうシリアスなのを待っとんたんじゃノー」
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「作者は平和主義で当然娯楽作だヨ」
「これが日本の自衛隊の実力なのですネ!」
[むらさきゆきやの巻 7B]
「わ、ワシは武器的な物を求めとったワケでノー…」
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13開始全三巻 銀弾の銃剣姫、女の子達が特殊武器持って戦う話で絵も含めサービス満点 展開的にもサプライズが上手く仕込まれてる
武器イラストも一部でありアルティーナでもある小道具設定はこれにも付属、この人は以前に榊一郎と戦車に乗りに行った話があった筈
アルティーナも戦記モノで軍事好きなんだろうナとわかる、そして榊一郎も調べ始めてるが確認出来ただけで180冊近くあり数ヵ月はかかりそう
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辰巳出版TLINEノベルズから出た十文字青の新作大変面白う御座いました、巻末に歌詞ついてて日日日や田尾典丈の新作も歌付き宣伝PV
田尾典丈のは売れてるみたいで良かったネと思いつついろいろ売り方工夫してるんだなぁと、増え続けるので十文字青・榊一郎は早く扱いたい所
「せがまれて帽子を作ったヨ」
「ミズキ姉だけ帽子着用で贔屓と思ってたんじゃノー」
[聞き耳ずきんだヨの巻]
「これはイヌちゃん扱ってる絡みで、あの電気ねずみ意識してますかネ」
「ネズミは関係ないヨ!耳尖らせたら似ちゃっただけだヨ!」
「そうじゃ!お主と違いワシ専用ゴーグルも作ってもらったんじゃノー!」
[ねずみこわーいヨの巻]
「電気ネズミじゃなくて、その対抗馬の集英社のアレの主人公達意識したですネ」
「ポケモンでもデジモンでもモンモンモンでもないヨ」
「ちゃんと着用させる事も出来るんじゃノー」
[レンゲちゃんのめがねだヨの巻]
「これで取った写真もあるから今出しとく必要があるんですネ」
1期全話見れたんでデジモンに関しても書きたい事はあるが、ゲーム未プレイ・アニメも全作見れてなく単体はともかく全体だと難しい所ある
ポケモンも含めメジャーでも量が膨大な作品は簡単な様で難しい、デジモンは異世界モノと仮想現実モノ合間の時期の作で両要素が混在する
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ラノベ作家を順次扱っている、アルティーナ新刊8巻発売中 艦これノベライズも好評 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの六回目
「これは前回継承のノベル版ですネ」
「内容的にも前巻継承になるヨ」
[むらさきゆきやの巻 6]
「前巻から2年経過後の14年発行、続けてノベル版をまかされてファン評価の高さがわかるノー」
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英雄伝説 碧の軌跡いつか貴方とお茶会を、前巻と同じくゲーム原作のノベル作品でキャラ個人に焦点をあてた穏やかな作品群となる
ゲーム知らないと難しい所あるが、前回述べたST小説のどの時期に出たかで設定を区別する必要ある等に比べると読み易いと言える
この人は視点の置き方として遠い所から俯瞰して全体を見回す傾向が感じられる、過去ゲーム会社でMMORPG作ってたの呟きありその加減かなと
スタートレックのMr.スポック役のレナード・ニモイが亡くなられてる、日本でSTはそれほどメジャーでは無いが世界では影響力大きい作品
一作目のTOSは60年代半ばに放送されてるが、当時の米の理想や夢・目指すべき価値観が良く出てて時代や世界知る上で興味深い
自分は90年代中心のTNG以降の世代、昔の理想と今の現実での問題との葛藤が反映された内容も多く今にも繋がる米の問題が見えてくる
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スポックは異星人との混血科学士官と面白い立ち位置、人種差別や冷戦への恐怖もあった時代に平等と平和・宇宙への夢を扱った作品の意義は大きい
ホーキング博士もゲストで出演してたりダライ・ラマがスタジオ見学に来たりと、作品の残した理想の思想に影響受けてる人も多く現代世界の聖典ともいえる
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今回はそんな訳でSTに絡む話を随時していく、[BFTのスターウイニングガンダムが先月28日に発売 今回はそれに絡んでBFのアメイジングブースター]
主翼を延長した工作が含まれるが組み替えてる過程でクリンゴンのバード・オブ・プレイの様なシルエットになった、米のデザインはやはり独自な所がある
[宇宙的超一流デザイナーだヨの巻]
ガンダムとSTではGガンの今川 泰宏がフリークとなる、自分はTNG以降となるが関西では昔TOSが深夜エンドレスで放送されたらしくそこでのファンも多い
故に今川作品では大量のST参加声優の出演の他 作中でもST好きの反応する描写が多々ある、Gガン戦艦はST風ナセルのありボーグ風コンテナも登場
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ラノベ作家を順次扱っている、アルティーナ新刊8巻発売中 艦これノベライズも好評 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの五回目
「撮影都合で別書籍も写ってるヨ」
「上のブースター写真に私達がいないのも撮影都合ですよネ」
[むらさきゆきやの巻 5]
「急にSTの話をする事になったりと人生は「こんな時に」の連続なんじゃノー」
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12年12月刊 英雄伝説零の軌跡 午後の紅茶にお砂糖を、土屋つかさの本も写ってるがちょうどカゲロウデイズのノベル版担当発表も出たし良いだろう
ゲームのノベル版となるが原作知ってる人向けの各キャラごとの穏やかめな短編集となる、原作知らないと辛い点もあるが穏やかさはこの人の個性が出てる
海外でもSTのノベル版が多々あるが「ブラッド・ミュージック」のグレッグ・ベアや「ドクター・アダー」のK・W・ジーダーと有名作家の作もあり、いずれも個性が出てる
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ファンの署名でスペースシャトルの名称がエンタープライズになった逸話もあるが、STの船名もファンには興味深く人気高い船でアキラ級アキラなんてのがある
これは日日日がモデルで無く映画のAKIRAから チェーホフなんかもあるがこれもTOSキャラから、ツノマルは無いがコバヤシマルやクレージーホース・ペガサスがある
ラノベ作家を順次扱っている、2/28にアルティーナ新刊8巻発売 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの四回目
「新しい服や武装はいつ出来るのかノー」
「あんた私たちのシモベみたいなモンじゃないんですかネ」
[むらさきゆきやの巻 4]
「神姫どもがボクの部屋を溜まり場にしてるヨ!」
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13-14一迅社刊 小悪魔どもが俺の部屋を溜まり場にしている 全二巻、娯楽志向強い作者にして実験的な意欲作となる
前回挿絵の順番が違うリザイアを扱ったが今回も厳しい、主人公不在を売りにしながら見開きで主人公が登場してしまってる
話は存在せず可愛い女の子が会話するのを「俺」が観察する掌編数十本と勇者30にも近いが、前回に続き損してるなあと思う
アニメ版放送から三年 最終回の配信が延びてグダグダとある意味らしかった武装神姫アニメ版ラジオが帰ってきた
「天使型のアンだよ ホントだよ」
「嘘じゃッ!声は似とるがお主は日日日関係者じゃノー!」
[柿ピーなめて歌手になろうヨの巻]
「アンの中の人がその後ささみさんなのヨ」
「時もたって 今じゃ人妻ですものネ 」
[放置されてたイルカとか柿ピー事件とか懐かしい内容の神姫ラジオ]、立体展開も未だにあるので本陣も復活して欲しい所
ミキマキも阿澄佳奈も30代 一説では女性30代は性欲が男子中学生並みらしい、カッコつけた所が消えて面白くなる年頃なのかもなー
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「ついにねんがんのお魚ソードをとったどー!なんじゃノー」
[神姫のジョーズだヨの巻]
「今の白土三平先生は漁師みたいな生活だヨ」
「カムイ伝でも漁師キャラは成功してるんですよネ」
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CSで白土アニメ作品放送に合わせ特番、怪関連でお馴染み小松先生出てて驚いたが山口昌男も関連ありある意味伝統
白土三平も思想に変化があるが、最初にリアルに馬描いた人に近く猿の話やウンコの話などつの丸に近い所もあったりする
水木サンとの関わりも密接で有名な所では黒い足や「うぉーっスパゲティがいいや」など、水木サン全集も解説は白土三平から
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昔の山口昌夫との対談も最近読んだがなかなか本音が出て面白かった、後期作品でもよく考えると心情はよく反映されてる
映画やった時の新作のカムイ外伝や今の漁師暮らしが楽しそうな所他もろもろ総合して、もうカムイ伝完結はいいじゃないって気はする
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「じゃじゃーん!バラバラ連結剣にもなるんじゃノー」
[お魚切断機だヨの巻]
「白土作品も思想に捕らわれなきゃ単純にバトル物として面白いヨ」
「荒木・安彦先生にも影響与えてますよネ」
講演でウンコの話したとか白土先生も本来は面白そうな所がある、自分は後追いなんで後期の作品も好き
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ラノベ作家を順次扱っている、2/20に富士見から新刊発売 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの三回目
「ポニーキャニオンは音楽会社ですよネ」
「そう めめの旦那さんも所属、有頂天も最初ここからメジャーデビューしてるヨ」
[むらさきゆきやの巻 3]
「ぽにきゃんBOOKSから2013年発行、今も防衛部などアニメと連動の動きしとるノー」
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リザイア 繰りかえされる願い、音楽会社発行のライトノベル立ち上げでワルキューレロマンツェ文庫版等と共に刊行された一冊
内容自体は八方美人が苦労する話と普遍性あり問題無いが、打ち合わせ場所がどこかわからず苦労した話などそれ以外に目がいく
挿絵はロリガ監督参加作にも参加のアニメ畑の人が担当だが、これも絵の内容で無く順番が間違ってるなど致命的なミスがある
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昔でもインディーズだったケラをナゴム・劇団との掛け持ち条件で引き込んだりと意欲的な所はあるが、どこか抜けてる所も目立ってしまう
白土三平も思想的な部分で見られがちで功罪で諸刃の剣な部分はあるが、内容以外の所で損してしまう部分あるのは勿体ないなあと
「BFTのSD三つ首竜に近いのも作ってたのですネ」
「○伝3のトリニティ大将軍も三身合体だヨ」
[手足4本 目が6つだヨの巻]
「コレは代用で作ったバッキーなんじゃノー」
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今期初であろう前後編がSDと優遇されてる、売れるのかしらと不安になるが冷静に考えたら別にそれは視聴者の我々には関係無い話
昔のナゴムは自転車操業で常に赤字だったが最終的には全て色つけ返済し父親の墓を買うトントン+αまで持ち込んでる、負けなきゃ勝ち
音楽や競馬でもそうだがどんなに分析しても大本命ボロ儲けは難しく想定外の大穴出るのもよくある事、まあ欲張らない限りは大敗北も無い
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艦これノベライズも好調のむらさきゆきやは今週はお休み、今回は前週で告知してた日日日の実写版「私の優しくない先輩」
「今更見るなんて日日日さんへの熱愛が足りないんじゃないですかネ」
「他人同士男同士で熱愛とか変じゃないの? 作品判断に私情は禁物ヨ」
[日日日の優しくない映画だヨの巻]
「機会あれば見る 興味あれば追う 、それで充分と思うんじゃノー」
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日日日の原作は05年の碧天舎 第1回恋愛小説コンテスト ラブストーリー大賞受賞でデビュー作の一つ、10年の講談社版では中編を追加
映画公開は10年 監督はハルヒやWUGなどアニメ作品の監督 山本寛で実写作は初、これは同年発売のムックで同時期に漫画版も発売されてる
一般小説に分類される作品で高校生時代の日日日の作品、同様に日日日原作一般小説 ちーちゃんは悠久の向こうも実写映画化されている
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初期日日日文芸作品の特徴は若い人の現実味ある内面描写にある、これは今の日日日をして当時の気持ちがわからず書けないと言わしめる程
当時の日日日の荒ぶる気持ちが反映された作品群、これらは後のラノベでの日日日作品にも見られアンダカなどの他痛みのある表現にも繋がる
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さて映画本編、ダンスなどのある前半は大変辛かったが憧れの人の暗黒面が暴露され静かな展開へと移行する後半は納得出来る内容となっていた
辛い前半部にしても台詞を見ると原作の要素をよく拾っている、脚本の大野敏哉は演劇畑の人でもあり劇団では演出もする他 アニメ・一般作でも活動
脚本を見て監督が参加決めた事がムックにある、特殊そうな演出だが海外映画のグリースや大林宣彦の青春映画と比較すると正統な作りだともわかる
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ムックでは最後のダンスなど監督は本来やりたくなかった事を述べている、ここらはケラなら断固抵抗する所であり映画業界の暗い部分が見えてくる
ケラは過去に映画を撮っているが、映画作り以外の所で嫌な思いをしてその事を書籍の「映画嫌い」で書いた上で今も映画業界とは距離を取っている
中島かずきも実写映画脚本担当作に関しては思う所があるとあとがきで書いていた、今回の監督のダンスでの妥協もそれらと関係しているかもしれない
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山本寛のアニメ作品からの発展としてはハルヒで見せた一人称主体の見せ方がここでも使われている、現実味ある表現はこの人の趣向とも合致する
WUGでも理想と現実の問題を扱ってると思える点があり、こういう系統の悩みは娯楽と芸術の間を行く作家は常に抱えつの丸にもその傾向はある
極端を極めるケラと比較すると逆に分かり易い、これも米・仏映画の違いなど結局好みの違いとも取れどちらにせよ我々見る側は好きなの選べば良い
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ゲームメインでコケたらとか海外旅行で拉致されたらとか乙女ゲーで変な世界に目覚めたらとか、日日日に関してはどーでもいい事で常に心配はしてる
ああわかったよ最後だから本心をいってやるッ(ラノベ仕事減って)さびしいよ!と岸辺露伴風に言いたい所もあるが、どの道行くかは本人が決める事だしノー
「作りかけのドリル兵器だヨ」 「BFTのスーパー系ロボに触発されたのですかネ」
[レンゲちゃん ここほれドリルだヨの巻]
「ドリルやランスはロマンなんじゃノー」
大会規定の段階でSD系が封じられてると思う所もある、トライオン3に客席驚く描写にしてたがSD系列にスーパー系は多い
ドリルに近い現実の武器はランス、馬関連から資料調べてるが戦いの歴史でも異文化の既定外戦法に従来通りで苦戦はある
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ランスチャージ使用時期と国も絞ってるがあの国際的な戦争に近く、時勢的に本借り出すと変な目で見られそうで怖い所がある
各種戦術への対抗策や武器の変化で流行り廃れはあるが、スポーツとしての馬を使うジョストは長い年代に渡り行われている
なのでランスとそれに似たドリルは鉄球などと並ぶロマン兵器とも云える、歴史と現実見てると歴史は繰り返すものなのかなとも
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ラノベ作家を順次扱っている、2/1担当した艦これノベライズ版発売中 覇剣の皇姫アルティーナのむらさきゆきやの二回目
「この人が商業で初めて名前出たのはコレって黒歴史なんですかネ」
「09年10月刊ゆうれいは10年4月刊、でもGA文庫での受賞は09年4月でコレ以前になるんだヨ」
[むらさきゆきやの巻 2]
「全文が2Pで完結する掌編で構成された実験的とも云えるアンソロ小説なんじゃノー」
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勇者30超速短編集、ゲームを元にした作品だがコレと大樹連司の「スマガ」は読んだラノベの中でも凄く驚かされた作品
前述通り2P完結アンソロ全246話で構成、娯楽傾向の強い筆者だが今回の実験的な内容でもブレの無い作品を出してる
今期ケラ絡みで調べたノーベル賞作家にも驚くのがあったが、ラノベは意外と既定外の文法や構成取るのも多くここらも魅力
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一方でノーベル賞作家にもこれはハーレムラノベじゃないのかという作品や、年代による評価変化等で娯楽作に近いと思う作品も
ラノベでよく取られる会話だけで成立される作は戯曲に近いし、一般小説で少なく文芸に近い一人称小説でヒットした作品も多い
内容的にもこの人の同期に近い逢空万太のクトゥルーで萌えなど既定外も多く、若い人向けと広いすそ野の傾向から面白いの出やすい
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先月からで今月もだがCSで日日日原作の実写映画「私の優しくない先輩」が放送中、4日にも放送あるので来週扱うかもしれない
ラノベ作家を順次扱っている、2/1担当した艦これノベライズ版発売のむらさきゆきやの一回目
「なんでよりによってドラマにラノベとお化けネタ中心なんじゃー
ワシャ怖いのイヤなんじゃノー」
[むらさきゆきやの巻 1]
「今ブレイクし始めてる作家で予約多から貸出困難なんですよネ」 「今がいろいろな面で扱うには絶好の好機なんだヨ」
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10-12年刊行全六冊ゆうれいなんか見えない!、GA文庫の受賞作で実質のデビュー作品 学園で恋とバトルの娯楽作
自分の感想メモでは手堅く面白いを連発してるがこの人は娯楽志向が強く、ある意味ケラとは対照的な作品群となる
かといってありきたりな展開で無く王道を抑えつつ捻りあり工夫ある話、後に開花する群像劇的な才能も既に見られる
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表現する人の作品に対する考えは人によって違ってくるが、表現形式や発想・動機の部分が強いと芸術に近くなってくる
人間が多数いて考えも全て異なる様にここに上下は無く、表現する側では無い我々は好きなの選んで楽しめばいい
娯楽・芸術志向どちらを選んでも表現する側の道は困難を極め、内容でなく思想的な部分で反発受ける場合なんかもある
***
今回は多くなる、[以前も書いたこの人の今の作品覇剣の皇姫アルティーナのネットでの漫画版連載も前週から開始された]
この人は漫画原作での仕事もあり今回もシリーズ構成でクレジット、作画は新人賞選考に残ってる資料はあるが共に新人
話は変るが日日日のダガシーやってたりすまい、ラノベ漫画版の作画で先週発売された新刊売上順位が大幅に上がり大健闘
.
今回も今作が波に乗り始めてるので作者と共に大きく成功して欲しいと思う、そして内容も気になる点はあるが頑張っている
うちのサイト的に馬車は扱わねばなるまい、人類の馬使用は騎乗より先に馬車でロバ使用だがBC2350の資料に既に見られる
補足としてこれは遺跡等が残っててわかる範囲、記録が残ってないだけで文字の無い遊牧民なんかはそれ以前から騎乗してた可能性ある
馬の力はとても強く人間の10倍はある、マキバオーサイズのポニーは実在するがこれも騎乗で無く物引かせると人間でも運ぶ
***
さらにアニメ版が大変な事になってしまう可能性もあるので補足として、この人が担当となる艦これノベライズ版にも触れておく
作者の方からアナウンスもあり提督視点で艦娘とイチャイチャする無害な娯楽作品の作りとなる、上記漫画版と同じ所の4コマと同じで怖くない
ここも先に書いた様に個人の好みは人によって違うので、好みに合わせて自分の好きなの選んで楽しむを実践してもらえるといい
tp://www.famitsu.com/comic_clear/se_altina/
ラノベ作家を順次扱っている、好きなお馬はタマモクロスの田尾 典丈の十回目
「貸出都合からギリギリまで粘ったけどこれの2巻までが限界だったんですネ」
「現在は3巻、続きも確定済みだヨ」
[田尾典丈の巻 10[END]]
「13年発行、角川と合併した富士見からの発売なんじゃノー」
.
コンプリート・ノービス、ゲーム型異世界ファンタジーで詰めプレイ 先の競馬ラノベの件とも合わせ既存作に似た企画でないと通り難いのかも
それはともかく前歴がゲームプランナーという事を生かし、Lv1限定敗北ダンジョン攻略戦や等身大での巨大怪獣撃破と面白い状況を産み出す
先の作品でも扱われるこの人が持つ選択の問題も内に秘めている、既存作と表面上は似ていてもいかに違う作にするかも作家の腕の見せ所
.
ゲーム型での疑似世界の話はマトリックス以後と思えるかもだが、87年からのTNGのホロデッキ他それに先立つTASや幻惑の描写等で古くから存在する
VRって言葉や技術の発展で説得力持たせる事に開眼した物語群、ちょうどケラのドラマとも合わせていい機会なのでその要素を持つ日日日作品も一本
.
「これは学研から09年に出た作品ですネ
「構想のみで没部分の加筆とイラスト追加で13年に講談社より発行だヨ」
[人造ビスケットだヨの巻]
「加筆分は僅かじゃがラストの印象が変わるんじゃノー」
.
ビスケット・フランケンシュタイン完全版、旧版はホラー的な色彩が強かったが加筆分で世界の変容も視野に入れたよりSF色の強い作品となっている
アフォガードも見た目と中身の問題を扱うが日日日も初期作よりそのテーマを内に持つ所が多い、今作は多数の人間を内に持つなど他作キャラとも関連
日日日に関しては今週スレイヤーズのアンソロ本が出るがゲームメインで一旦扱いの重要対象から外す、今はゲームに集中しアニメ化等の成果を期待したい
.
田尾典丈はとりあえずここまでで先に扱った橘ぱんとも含め以後は単発的に取り扱う、次回からはアニメ放送中の作品とも関連した作家を取扱い
[BB397 武者飛駆鳥(ビクトリー) \1,296が17(土)発売]、今回はそれに関連し作ったものから
「ビクトリーの弟の舞威(ブイ)丸だヨ」
「調べ始めた当初はVガンからGガンの変換が理解できず混乱したんですよネ」
[物体変換術だヨの巻]
「なんでも慣れてくると、そういうのもアリなんだなと許容が広がるんじゃノー」
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ラノベ作家を順次扱っている、好きなお馬はタマモクロスの田尾 典丈の九回目
「こんなライダーばっか揃えてどーすんですかネ」
「聖杯競馬戦争がおきればいいのヨ」
[田尾典丈の巻 9]
「で、モブっぽいお主はどう思うのかノー」
「ワタシも派生多いヨ、一応本編ヒロインの一人ヨ、ワタシモブじゃないヨ」
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僕と彼女とカノジョとかのじょ、13年発行で全三巻完結済み きこりの泉さながらにヒロインが性格の異なる三人に分裂
最初に出落ち感が強いとあとがきに書いてるが、この一発ネタに近い話を広げて意味も持たせてる部分で凄く関心出来る作品
興味深いのは企画に出して没を喰らった競走馬ラノベ、最終巻あとがきに6Pで述べられてるがこれがかなり興味深い
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現状ラノベの分野では競馬の話は企画で即没を喰らう事になってる、ラノベに限らず今は若い人向け競馬作品での天下取りは難しい
ただ荒川弘が馬術・戦記モノ等でも馬が扱える事を実績付きで証明したので馬好きにも道はある、特殊だがケンタウロス娘なんかもあり
ここらは後日つの丸の所でも書くが、それは別として戦記モノでの馬の扱いは自分も注目してる 馬は昔の戦争とも関連深く調べると面白い
新年おめでとう、プラモ関連は余裕持たせて出してるが年末はこんなもの作ってた
「じゃじゃーん!ジャパニーズキャッスルでワシが天下統一なんじゃノー!」
[プラ板のお城の王さまだヨの巻]
「すごく場所取るんで撮影三日後の大掃除で廃城だヨ」
「三日天下と言うわけですネ」
つの丸制作現場の会社名はスタジオ将軍、重臣猪狩虎次郎があるんでそこらからかなと
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田尾典丈の残りがあと少しあるが、貸出都合でぎりぎりまで粘りたいのと年始で今回は特別編
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「十文字青の薔薇マリの挿絵担当BUNBUNさんの画集だヨ」
「一月末に受注の薔薇マリの画集が出るのに併せてですネ」
[薔薇マリのお絵かきだヨの巻]
「これは09年にソフトバンククリエイティブから出た分なんじゃノー」
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BUNBUNイラストレーションズ、最近もアニメオリジナル作品のキャラデザ原案などで仕事されてる
図書館の検索機が改良され、検索で関連の本も出る様になった所で発見した十文字青関連書籍の一冊
重複する部分もあるが未見の絵も含み、作者コメントや年代ごとの推移もわかるんで一覧で見るのは便利
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「もう一冊、これは日日日関連からの画集だヨ」
「日日日アンダカや成田良悟バッカーノなんかのエナミカツミさんですネ」
[アンダカのお絵かきだヨの巻]
「13年に一迅社から発売、雑誌掲載時のイラスト等も含むんじゃノー」
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エナミカツミ アートワークス、こっちは上の本探し出した時に隣にあった事から借り出してきた
コメントが併記、当時の日日日が何を描かせようかと楽しんでらしく想像つかない指定をしてた事がわかる
日日日は年代により思考に変化ありそこらも追うと面白い、時代で作風変わる音楽家いるのと同じ事
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そんな訳で出版予定無く連載も停止の日日日のネット小説の出版が決定、ゲームメインでラノベ仕事は減少
十文字青や森田季節なんかは今年の予定もだいぶ決まってて1月に新刊、今週は10日(土)にビックコミック水木サン
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