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    サイトの雑記で扱った漫画の簡単な感想を抜粋してお送りします
    時間経過による文の変遷やまとめ時の文の追加修正もありますがほぼ元のままとなります
    当時の感想なんで知識不足による間違いや現状では考えが変わってる場合もあります、基本下に行くほど古くなります


    ■ 漫画感想まとめ 2023年12-10月分
    ■ 漫画感想まとめ 2023年7-9月分
    ■ 漫画感想まとめ 2023年4-6月分
    ■ 漫画感想まとめ 2023年1-3月分
    ■ 漫画感想まとめ 2022年10-12月分
    ■ 漫画感想まとめ 2020年1-3月分
    ■ 漫画感想まとめ 2019年11-12月分
    ■ 漫画感想まとめ 2019年9-10月分
    ■ 漫画感想まとめ 2019年4-6月分
    ■ 漫画感想まとめ 2019年1-3月分

    ■ 漫画感想まとめ 2023年12-10月分

    Vol 3690(2023-12-22)
    「今週は前述で時間取れなかったから簡単なので行くヨ」
    「白泉社に認知されなかったネコですネ」
    [小さなお茶会]
    「安孫子三和先生ともども
    単に連絡がつかないだけという事はないかノー?」
    /
    「78年デビュー・80年代前半に活動した方だヨ」
    「10年代ぐらいまでは活動が確認できますネ」
    [小さなお茶会]
    「消えていった人は忘れてしまうのが出版社なのかノー」
    /
    「詩的といえる内容も系譜はあるヨ」
    「COM系列の劇画作家や、もっと古い短文の絵物語に近いですかネ」
    [小さなお茶会][小さなお茶会]
    「時を進めるなら、後のエッセイ漫画に近いともいえるかノー」
    /
    「内容が穏やかだと言葉の鋭さはより激しさを増すヨ」
    「内面に注意が向くは少女漫画的とも言えますかネ」
    [小さなお茶会]
    「それに適した演出技法が発展するわけじゃノー」
    /
    「説明に特化するとは真逆方向とも言えるヨ」
    「解釈幅が広く取られるを逆に使うわけですネ」
    [小さなお茶会]
    「説明に特化も曖昧に特化も長所短所があるんじゃノー」
    [連載 78〜87 小さなお茶会]絵が可愛くとっつき易いと思う。エッセイ系発展の流れで見れば発見や価値増すかも

    「資料が良い意味で揃わないで、今回はよく話題に上がりやすいこの人だヨ」
    「秋田書店がメインですけど、少女漫画でも活動がありますネ」
    [あすなひろし 白い星座]
    「青年誌・劇画誌・マニア誌など活動範囲の広さが画風にも関係しとるかもノー」
    /
    「見ての通り個性が強い技巧派の画風になるヨ」
    「宮沢賢治作の漫画化、サブちゃんのファンで別名義に使用など今回とも関係ありますかネ」
    [あすなひろし 白い星座] [あすなひろし 白い星座]
    「再出版による再評価は00年代からになるノー」
    /
    「70年代からの劇画を作風だけで説明している文があって、少し引っかかったのヨ」
    「維持・発展し続ける事が明らかに難しい画風の作品が多数ありますネ」
    [あすなひろし 白い星座] [あすなひろし 白い星座]
    「重要視されている雑誌が実際はあまり売れず赤字だったなどの証言も見つけとるんじゃノー」
    [刊83 白い星座]完全に個人の感想だけど劇画系列は凄いんだけど薦めにくいも多く、魅力を伝えるのが難しい
    台詞通りであすなひろしはよく名前が挙がる。和田先生も少し発揮したけど芸術家傾向が強いと色々と面倒が出る
    説明としてよく出る叙情性も遡ると戦前の少女倶楽部等と関連する。演歌とも関連だが解説者意図も出るかなとも

    「今回で和田先生扱いは最後となるヨ」
    「後年作を見れる可能性が出て、後に保留の部分もありますネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス]
    「アイドルの歴史等と絡めた実写版スケバン刑事は
    後で改めて扱う予定なんじゃノー」
    /
    「良く言えば幅が広い・悪く言えば一貫性がないのがアマリリスだヨ」
    「怪盗ものであり、アイドルものであり、映画撮影物でもあるんですネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス]
    「直前に和田作品に深く関与していた奥さんが死んだ事で
    立ち上げ含めて苦労があった作品とされているノー」
    /
    「先行する単発作品がベースとなっているヨ」
    「キャラや作品の暴走を止められなくなったとも言えますかネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス][和田慎二_怪盗アマリリス]
    「他作でも短編を前提としてその傾向が出るはあるかもノー」
    /
    「長所として同人用の案が通って夢の企画が成立したがあるヨ」
    「作品自体も紆余曲折がありながらも好評だった様ですネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス]
    「オールスター物は時代によって変遷があるが先行する有名作では
    バイオレンスジャック(73年7月)や、ブラック・ジャック(73年11月)があるノー」
    /
    「これを出すためにアマリリスを最後に回したといってもいいヨ」
    「計五作品+αのキャラが登場する事になりますネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス]
    「元からキャラが作品を横断して登場するのも和田作品特徴じゃノー」
    /
    「スケバン刑事から続投の信楽老も先行作での登場があるヨ」
    「先行版アマリリスでも倒された筈のキャラなんですネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス][和田慎二_怪盗アマリリス]
    「商業誌で確認される最初の信楽老はお嬢さん社長奮戦中!!(72)に登場なんじゃノー」
    /
    「この話自体は他作に転用されているヨ」
    「古い作家はこういうバリエ物を見つける楽しみがありますネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス][和田慎二_怪盗アマリリス]
    「有名作家でも絶版等で現在読めない作品が多いはあるんじゃノー」
    /
    「復活した信楽老の狙うのが前回扱ったフランケンシュタインだヨ」
    「これも秋田書店で22にまとめられるまで、読み難かった作品ですネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス][和田慎二_怪盗アマリリス]
    「現在進行形で和田作品が読み易くなり始めているとわかるノー」
    /
    「和田先生が生きていればがベストだったけど、叶わぬ夢だヨ」
    「復刊が進んでいるので小さいながら再ブームが来ているはありますかネ」
    [和田慎二_怪盗アマリリス][和田慎二_怪盗アマリリス]
    「別作家によるスケバン刑事リメイク企画は現在も連載中なんじゃノー」
    [91〜95 怪盗アマリリス]00年代朝日ソノラマで単行本と権利移行と思われる作品。分散化でまとめても難しい
    [71 快盗アマリリス]90年代大都社・前述朝日版に収録と今は読み難い作。初期原稿は離脱で出版社から返却
    現在も和田先生の企画は上記と進行中で、詳しくまとめたサイトもあり大変助かったかつ、発見も多かったとなる
    .
    「和田先生と同門かつ同時期に活躍した作家に山田ミネコがいるヨ」
    「出自は貸本・少女漫画を経て勃興期のマニア雑誌にも参加・後年も小説家として活動ですネ」
    [山田ミネコ関連]
    「パラレルワールド設定のメジャー化前に出た、クロスオーバー作品なんじゃノー」
    /
    「山田ミネコ作品は、その全作品が全て同じ世界で起きているのヨ」
    「しかも人類が侵略を受け、ほぼ滅び、絶望しながら死に行きそうな世界ですネ」
    [山田ミネコ関連][山田ミネコ関連]
    「ここにタイムパトロール設定や、人類以外の人類設定も加わり膨大なんじゃノー」
    /
    「これだけ複雑ながら基本の部分は明快だヨ」
    「かっこいい男の子と可愛い女の子が出て恋愛する話ですネ」
    [山田ミネコ関連][山田ミネコ関連]
    「結果として膨大な設定に飲まれず、どれも読みやすくなっとるんじゃノー」
    /
    「同人活動をしていて設定の補足などもしていたヨ」
    「後年の同人誌出自の作家と画風や作風が似ている印象も受けますネ」
    [山田ミネコ関連][山田ミネコ関連]
    「活動拠点にマニア誌が含まれていたも注目点じゃノー」
    /
    「設定の補完コーナーがオマケに付いてくるヨ」
    「これだけ複雑ながら人気のある子は取り立て、別作で主役化とサービスも満点ですネ」
    [山田ミネコ関連][山田ミネコ関連]
    「可愛いウサギの自キャラは活動範囲が近かった吾妻先生とも関係しとるんじゃノー」
    /
    「世界は違うけど同一キャラが関与し続けているは、活動範囲が近かった石川賢先生も連想するヨ」
    「本作は異世界や別次元ではなく、時間軸を変化させる事で世界を変えているになりますネ」
    [山田ミネコ関連][山田ミネコ関連]
    「これ以前の別キャラ扱いのスターシステム・また同時期海外アメコミ等の別時空設定なんかと
    その特異性から比較できる内容なんじゃノー」
    /
    「あまりの設定に驚いて図書館にある分を読み漁ってしまったヨ」
    「スキマなんかの無料コミックサイトでもかなり読めますネ」
    [山田ミネコ関連]
    「複数の作家が何年も掛けてするような仕事を
    たった一人の人間がしているは日本作品では多いんじゃノー」
    [刊69〜 山田ミネコ]和田先生と同門で凄すぎる作家。台詞通りで90年代作家とそれ以前の石ノ森章太郎を繋ぐ
    タイムトラベルで恋愛に至るは少女漫画系列では割と見るし、世代をまたいで問題が展開も少女漫画的と思う
    .
    手塚史観や24年組史観は一見便利ではあるんだけど、視点が限られ相当に取りこぼしが出て逆に全体で不利
    資料見つけ出し始めているけど初期石ノ森章太郎もかなり凄い感じで、影響下作家が似た傾向にあるのも注目点

    「今回は少女漫画の特徴で挙げられやすい"大きい瞳"の出自を考えてみるヨ」
    「時として批判対象にされやすい表現ですネ」
    [乙女のふろく][乙女のふろく]
    「一方で誇張された写楽の浮世絵など、伝統の系譜上にもある表現じゃノー」
    /
    「結論から書くと中原淳一が1932年ごろ発明したとされているヨ」
    「前身として竹久夢二、更に周辺には松本かつぢなど多くの画家が存在していますネ」
    [乙女のふろく][乙女のふろく]
    「その主要な発表場所が少女雑誌の挿絵だったわけじゃノー」
    /
    「当時の少年少女向け雑誌は豪華な付録が売りだったのヨ」
    「中原淳一は紙の付録にも革命を起こしたとされていますネ」
    [乙女のふろく][乙女のふろく]
    「双六も江戸時代から定番の子供向け玩具になるんじゃノー」
    /
    「当時から戦後少女漫画に繋がる系譜で、別冊の本が付くがあるヨ」
    「戦前は童話や絵物語が丸々一冊付いてくる形式ですネ」
    [乙女のふろく][乙女のふろく]
    「時の文部大臣をして"講談社は民間文部省"と言わしめたんじゃノー」
    /
    「現在の童話レパートリーはこの頃の伝統が引き継がれているヨ」
    「更には女性スポーツ選手名鑑や、童謡集・日本の古典・歴史物語等もあったのですネ」
    [乙女のふろく][乙女のふろく]
    「しかし1935より日本は戦時体制に入っていくんじゃノー」
    /
    「当然ながらこの手の物は圧力がかけられたヨ」
    「世界の音楽を取り入れた日本の音楽も全滅ですネ」
    [乙女のふろく]
    「筆を折った人も多かったとされるノー」
    /
    「そして戦争は終わったヨ」
    「女性誌を創刊した中原淳一を始め、後を継ぐ人たちも入れた戦後が始まるのですネ」
    [乙女のふろく]
    「軍部と同じ事を言ったのは誰なのかノー?」
    [刊15 乙女のふろく]これの少年版の伝統継承者が梶原一騎で、劇画が写実的なのも流れに沿っているとわかる
    .
    「和田作品では作品間を横断してキャラが出るがあるヨ」
    「同門で親しかった山田ミネコ先生は、更に凝った作品間キャラ横断をしていますネ」
    [和田慎二関連_スガちゃんとの関係][和田慎二関連_スガちゃんとの関係]
    「和田作品でたびたび登場するキャラが、丸メガネのスガちゃんじゃノー」
    /
    「スガちゃんは75ごろの作品から登場し始めているヨ」
    「元アシスタントにして、和田先生の奥さんなんですネ」
    [和田慎二関連_スガちゃんとの関係][和田慎二関連_スガちゃんとの関係]
    「原作者としての仕事があり、和田作品に深く関与していたらしいんじゃノー」
    /
    「花ゆめ創刊ニ年目の76、遂に美内先生と和田先生の連載が開始されるヨ」
    「75はスケバン刑事の短編版も掲載された年ですネ」
    [和田慎二関連_スガちゃんとの関係][和田慎二関連_スガちゃんとの関係]
    「前身となる当時のマーガレット人気コミック案内も興味深いノー」
    /
    「我が友〜でのスガちゃんはメイドだヨ」
    「和田先生自身が作品に登場する時と似た役割が多いですネ」
    [和田慎二関連_スガちゃんとの関係][和田慎二関連_スガちゃんとの関係]
    「75は柴田先生が友達付き合いのアシを卒業する時期でもあるノー」
    /
    「あさぎ色〜でのスガちゃんは男の子で助手だヨ」
    「キャラのバリエーションを広げようと試行錯誤がありますネ」
    [和田慎二関連_スガちゃんとの関係][和田慎二関連_スガちゃんとの関係]
    「今作は仮面をつけた一族や般若面と、興味深い要素があるノー」
    [初出72〜75 わが友フランケンシュタイン]パパ系列から離れ後年作風に近づいていく初期作でミステリー的とも
    [マーガレット作品案内]エースは小長井信昌が担当。弓月先生が早い時期にいるや、当時の画風流行がわかるにも
    [77 朱雀の紋章]スケバン刑事終盤で美内先生にも似たシチュ作あった筈。他とも重なるが趣味も感性で違い出る

    マギレコ。まだ途中でスケネオーは保留し生き殺しハロウィンイベ。きっかけがうららの迂闊な善意も皮肉ある
    死後をどう考えるかは文化で違うが、過去の理想世界に囚われ、それを否定し破壊した未来世界に救いは面白い
    不具合中止でも参加は出来たミラッチ。自分が敵で出るバグあり、漫画でよくあるシチュを体験出来てしまった
    -
    「和田先生と少女漫画での連載から、縁のある女性作家も多いヨ」
    「その仲でも特別な関係と言えるのはやはりこの人でしょうネ」
    [和田慎二関連_美内すずえとの関係]
    「ガラスの仮面とスケバン刑事はほぼ同時期に連載が始まっとるんじゃノー」
    /
    「過去の美内先生は強い不信感に捕らわれていたヨ」
    「ライバル現る!更に昔は未婚宣言もして頑なだったんですネ」
    [和田慎二関連_美内すずえとの関係]
    「しかし錦友館で共に缶詰になって話している内に
    関係も気持ちも変わっていくんじゃノー」
    /
    「好きなマンガと映画の趣味が完全に一致していたヨ」
    「年齢もマンガ家としての意識も、近いと感じたのですネ」
    [和田慎二関連_美内すずえとの関係][和田慎二関連_美内すずえとの関係]
    「後年も"私の作品をよく理解してくれていて頑張れる"
    "彼が休むと寂しくなったりちょっとトーンが落ちる"とコメントしとるノー」
    /
    「漫画家仲間たちと行った旅行でプレゼント交換もしたヨ」
    「二人だけでお互いに大好きなゴジラ名画も見に行きましたネ」
    [和田慎二関連_美内すずえとの関係]
    「後年インタビューで漫画家仲間の事を聞かれると
    まず和田先生の事を話すも多いんじゃノー」
    /
    「とても忙しかった時に助けようとしてくれたのも、和田先生だったヨ」
    「和田先生が全て考えた、スケバン刑事番外編のマヤ殺人未遂事件ですネ」
    [和田慎二関連_美内すずえとの関係]
    「また締め切りに追われ、逃げ込んだ喫茶店で見ぬふりもしてくれて
    美内先生は"和田先生は優しい"と感じたんじゃノー」
    /
    「スケバン刑事とガラスの仮面コラボ以外にも、意識した作品はあるヨ」
    「美内先生が自ら台本を書いたガラスの仮面舞台版の一場面ですネ」
    [和田慎二関連_美内すずえとの関係]
    「和田先生は作中に出された"スケバン刑事のサキ"の単語に驚き、感激したんじゃノー」
    /
    「これは美内先生が見た幻にすぎないヨ」
    「屋上で逢引きを重ねる、シャンポール城の二人の重臣ですネ」
    [和田慎二関連_美内すずえとの関係]
    「美内先生にとって和田先生は苦楽を共にした戦友のような存在
    だからどうしても忘れられて欲しくなかった、と思っているんじゃノー」
    [初出77 スケバン刑事 ガラスの仮面編]画像ないが読んでて単行本・文庫にも収録。本編内コラボも仲の良さから

    マギレコ今回はスケネオー前半。元の企画と本伝が12年前で所々に古いと感じる点があるのは発展の証拠
    ループ物の前半は溜めの期間かつ一度やった話・まだ動かない主役となかなか難しいが再発見や確認はある
    殺す!マミ・マミはそんなのと違う!杏子・面倒臭いさやかと久しぶりかつもうネタ的な狂犬の過去は微笑ましくも
    -
    「和田先生の99白泉社離脱はステップを踏んで発生しているヨ」
    「人気がなくなって追い出されたという訳では無いのですネ」
    [神に背を向けた男]
    「この件と11の死は、同業者の流したデマが問題を複雑にしとるのかもノー」
    /
    「和田先生はスケバン刑事短編の75から秋田・徳間・朝日ソノラマ等々でも仕事しているヨ」
    「白泉社専属契約という訳ではなかったのですネ」
    [神に背を向けた男]
    「その中でもユニークな仕事が92の本作から始まる、漫画原作の仕事なんじゃノー」
    /
    「漫画原作は今作作画の原作を過去に担当した奥さんの紹介とされているヨ」
    「その後も07まで複数の作品で原作を担当していますネ」
    [神に背を向けた男]
    「和田作画ではあまり見られない描写も原作仕事ならアリなんじゃノー」
    /
    「和田先生が画風をあまり変えなかった事と原作仕事は考察余地があるヨ」
    「少女漫画の大家は劇画の大家と同じく、年代で画風の変化がありますネ」
    [神に背を向けた男]
    「画風の幅の広さは環境への適応と関係しているかもノー」
    /
    「また新谷かおる先生が高く評価する作風もよく出ているかもだヨ」
    「アクション・独特なミステリアス・若干の残酷さとホラーですネ」
    [神に背を向けた男]
    「一方で新谷先生は、少女誌での絶対的なアドバンテージはない絵で
    作家個人の需要がないと生き残れないとも評価しとるノー」
    /
    「存命していたなら後年も原作・エッセイ等の仕事はしていたと思うヨ」
    「奥さんも良い作家になりえたと、山田ミネコは評していますネ」
    [神に背を向けた男][神に背を向けた男]
    「22に秋田からスケバン刑事新装版が出版と、状況はまだ進行中なんじゃノー」
    [初出92 神に背を向けた男]画風と掲載誌が縛りだったとも言え、同性愛傾向ある作品も実は描けたは興味深い
    上記で考えると白泉社離脱は更なる発展予兆とも。前回イチャモン含め固定ファンが必要は長所短所の点かも
    権利移行はMFに口説き落された。また白泉社離脱の件は噂は全て違う・白泉を抜けただけとのコメントがある
    .
    前回の資料補足で凄かった原作ファンのイチャモンは最初のみで、人気シリーズ化で止まり原作入口となった
    また補足で新谷かおるはパーティーで奥さんを迎えに行き和田先生に初めて会ったで、この人も奥さんの存在が大きい

    ■ 漫画感想まとめ 2023年7-9月分


    Vol 3675(2023-07-08)

    Vol 3685(2023-10-13)
    「調べている物・出したい物の整理で苦戦しているヨ」
    「出せる物から出したらどうですかネ」
    [アイドル関連]
    「調べて出せそうな物を今回は出すんじゃノー」
    /
    「旧来の歴史に維新から終戦までの漫画が抜けていた事例の一つだヨ」
    「それらを知っている筈の小池サンこと、鈴木伸一監修にしては手落ちですネ」
    [鈴木伸一関連][鈴木伸一関連]
    「松本かつぢ・酒井七馬などは
    この年表では全て抜けているんじゃノー」
    /
    「ちなみ今書の漫画部分の講師は岩村俊哉先生だヨ」
    「騎士Vに侍ゴットワルドの"ボンボンVガンダム"の人ですネ」
    [鈴木伸一関連]
    「現在の漫画作品立ち上げは時間がかかるとわかるノー」
    /
    「鈴木伸一の資料が出せるのは、上記の調べている物に関連してだヨ」
    「新発見や過去証言の裏打ちも発見できましたネ」
    [鈴木伸一関連][鈴木伸一関連]
    「それはそれで、今書は別事案にも使えるネタがあるので扱うんじゃノー」
    /
    「アニメーターの試験でも出やすい課題だヨ」
    「2コマで走らせて失笑を買ったが、アマチュア作品であったみたいですネ」
    [鈴木伸一関連][鈴木伸一関連]
    「商業でやると伝説が産まれてしまうんじゃノー」
    /
    「うちの写真や文章にも使えそうなテクが載っていたヨ」
    「アマチュアも対象で映像表現全般での解説がありますネ」
    [鈴木伸一関連][鈴木伸一関連]
    「写真が取り方で印象が変わるは、演出とも言えるノー」
    /
    「文や体の動き・会話や考え方の固い柔らかいの考察にもなるヨ」
    「意図して固く・柔らかく動く事も技術と言えますネ」
    [鈴木伸一関連][鈴木伸一関連]
    「要は強弱や波や変化をつけろ・つけるなという事じゃノー」
    /
    「技術は別分野での発見を取り込む事で発展するがあるヨ」
    「TVによる生活高速化・多色の印刷技術・PCの高性能一般化は漫画の変化と関係していますネ」
    [鈴木伸一関連][鈴木伸一関連]
    「劇画漫画家がCG導入に積極的だったは
    現漫画家のAI導入実験を彷彿させるノー」
    [06 まんが・アニメの大常識]調べていた事とはいえ現実に偏向された資料を見て驚いたで現状では古い本
    [81 僕らの実戦アニメ塾]単独で発見出来た小池サンの最も古い単行本、漫画に関しても抜粋で発見している
    .
    80年代はアマチュア映像作りも発展し、今のアニメや映画の監督の思い出話ではそれらにも触れられやすい
    もちろんもっと古くから自主映画は楽しみで皆がしていて、まんが道でもトキワ荘メンバーで西部劇の話ある
    ---
    「これも調査案件と関係だけど、いつ終わるかわからないのでもう出すヨ」
    「代表作が遂に登場ですネ」
    [スケバン刑事関連]
    「前回扱った通り原作は70年代作品になるスケバン刑事じゃノー」
    /
    「本作のベースは75の短編になるヨ」
    「編集長のコメントでは篠原とおるの女囚さそりを意識したとありますネ」
    [スケバン刑事関連][スケバン刑事関連]
    「学園物をしたかった和田先生は交渉で刑事ものをゴリ押しされ
    スケバンなんてすでに死語と考えていたようじゃノー」
    /
    「途中で中断を挟んでいるは前回に書いたヨ」
    「文庫版カバーはSWやVSゴジラ・コーエーゲームで有名な生頼範義さんですネ」
    [スケバン刑事関連]
    「しかし同時期の作家の文庫と比べると、解説に出すべき人を呼べなかったなど
    どこか差がないかノー」
    /
    「もっとも残りやすい文庫で頑ななコメントは発せられてしまったヨ」
    「放送当時・後年とでコメントに変化もある感じですネ」
    [スケバン刑事関連]
    「今回はこれに合わせて別作品の一件も合わせて出すんじゃノー」
    /
    「和田発言としては最終になる06ごろの資料を読む事が出来たヨ」
    「現在のwikiの記述とは食い違う部分がありましたネ」
    [スケバン刑事関連]
    「あややだからOKしたの前に
    特撮版DVDがすごく売れて続きを作りたいとの打診があり
    立派な理由かつ筋が通っているで、原作の意味がないと断り続けていた言葉を忘れたんじゃノー」
    /
    「あややだからOKではなく、当て馬と思ったら本当に来て驚いただヨ」
    「別の資料では上記の発言をしているのかもしれませんネ」
    [スケバン刑事関連]
    「この他の件に関しても上記書内(刑事(でか)マガジンプラスワン 2006+東映ヒロインMAX Vol.04)で監督との発言に食い違いがあったノー」
    /
    「気になる資料として死後公開されたコレクション棚に、三代目のフィギュアが存在しているヨ」
    「コレクションには厳選があるとわかり、嫌いな物をわざわざ飾るとは考え難いですネ」
    [スケバン刑事関連][スケバン刑事関連]
    「インタビューではプロップタイプ(小道具・なりきり型)のヨーヨー発売も喜んでいるノー」
    /
    「今書のインタビューでは03のifや、MFへの権利移行にも触れられているヨ」
    「上手くいけば2ndの予定が、ifは続かなかったとありますネ」
    [スケバン刑事関連]
    「実写化でイチャモンが多かったが今はなくなり、世代が変わった
    スケバン刑事連載時にはサキ様・LOVEと、女性からの反響が多かった
    また別書でサキとムウを引っ付けようとしたら、ムウを殺せ運動が起きたとのコメントもあるノー」
    /
    「和田先生の要望はTV版から一貫で、"麻宮サキの名は残す事・ヨーヨーを使う事のみ"と言っているヨ」
    「しかし今作監督は和田先生から
    "とにかくサキは友情の為に闘うヒロインであって欲しい"との話があったと言ってますネ」
    [スケバン刑事関連]
    「上記監督の考えからプロット(構想)が組まれ
    今作の脚本を和田先生は準備稿から決定稿まで全て見たとあるんじゃノー」
    /
    「結論として06の映画は大コケしたと評価されているヨ」
    「和田先生も11に亡くなり、なにもかもわからなくなってしまいましたネ」
    [スケバン刑事関連][スケバン刑事関連]
    「和田先生の願いはTV版も含め、ルーツはどこだろうと原作を読んでもらえると一番嬉しい
    ただそれだけなんじゃノー」
    [初出75〜78・79〜82 スケバン刑事]特撮版も非常に重要でこれは後に触れる。行き違いは常に悲劇に近づく
    ---
    ---
    「映画に関しても和田先生は難しい言動をしているヨ」
    「今回は93・94頃のアマリリス映画編にも触れるのですネ」
    [アマリリス関連]
    「作品内で超少女明日香の映画を撮る趣向じゃノー」
    /
    「過去の時代の風潮としてシリーズ物の最新作は叩かれる傾向があったヨ」
    「アイドルの地位が80年代を境に変化しているも注目点ですネ」
    [アマリリス関連]
    「また和田先生の映画の好みは偏りがあるも注目点じゃノー」
    /
    「和田先生がアイドル文化の急変を察知し、部分的に愛好していた事も確かだヨ」
    「コレクション棚には83クリーミィマミのフィギュアらしき物も飾られてもいますネ」
    [アマリリス関連][アマリリス関連]
    「95からの平成ガメラで頭角を表す金子修介監督はマミに脚本参加していて
    その事で花のあすか組デビューの和久井映見に、憧れの目で見られたんじゃノー」
    /
    「この件も亡くなられて永遠に修正不可になってしまったヨ」
    「盟友の美内すずえ作品からの影響もあるのかもしれませんネ」
    [アマリリス関連]
    「これも和田先生の頑なさの一逸話かもしれんノー」
    [アマリリス映画編]アイドル文化の変遷にはそれ以前の嘘に対する反感が存在し、現行映画賞も批判はある
    ---

    Vol 3684(2023-09-25)
    「予定では11月までに和田先生は終わるつもりだったのヨ」
    「次は現行でメディア展開している作家の予定ですネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ]
    「調べ物が増えて予定通りは無理っぽいんじゃノー」
    /
    「という訳で今回は調べている途中で予定変更せざるを得なかったコレだヨ」
    「図書館内でとりあえず五冊だけ読む予定が、あまりに面白過ぎましたネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ]
    「結局時間オーバーして全冊一気に読んでしまったノー」
    /
    「円満終了したスケバン刑事のあと、78というとても早い時期に始まったヨ」
    「人気が出ず一年で終わりましたネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ]
    「こうして主要キャラをほとんど殺し、主人公も生死不明のまま
    スケバン刑事二部が始まるんじゃノー」
    /
    「ゆえにスケバン刑事二部は相当に辛かったみたいヨ」
    「79〜81はスランプだったとのコメントがありますネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ]
    「作品数も減り、面白くしようとしても面白くならなかったとコメントしているノー」
    /
    「こうして二度目のスケバン刑事も81に終わったヨ」
    「状況は変わったで再びピグマリオを描く機会が訪れましたネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ]
    「こうして早い時期をまだ維持したまま、ピグマリオが再開するんじゃノー」
    /
    「ピグマリオはアリオン(79)執筆時に、安彦良和が薦められた作品でもあるヨ」
    「自分に悪党は描けない、主人公も追い詰められない、エンタメは出来ないとショックを受けたのですネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ]
    「自分はぬるいとして、以降の安彦良和はファンタジーでは無く
    歴史ものを描いているとしか言えなくなったんじゃノー」
    /
    「挿話もたくさん挟みながら話は展開していくヨ」
    「短編をたくさん作っていた技量を活かしたと言えますネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ][和田慎二関連 ピグマリオ]
    「善と悪の両方に属す・属さない存在や考えは秀逸じゃノー」
    /
    「特に圧巻なのがラスボスのメデューサの扱いだヨ」
    「母と慕うライバル、反逆者である弟、全ての始まりである半身と多くに関わりますネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ][和田慎二関連 ピグマリオ]
    「世界を存続させるか、終わらせるかの激しい葛藤に投げ込まれるノー」
    /
    「最後はあまりの事に図書館で悶え苦しんでしまったヨ」
    「実は救われるべき存在だったのですネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ][和田慎二関連 ピグマリオ]
    「頑なさで全てをダメにしてしまったんじゃノー」
    /
    「こうして世界は終わり、新しい世界が始まったヨ」
    「納得できる世界の破壊と創世の話といえますネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ][和田慎二関連 ピグマリオ]
    「スケバン刑事も85に実写化され、和田先生も絶頂の時代と言えるノー」
    /
    「90に終了してアニメ版も90に存在したのヨ」
    「作者意向でソフト化禁止になってしまいましたネ」
    [和田慎二関連 ピグマリオ]
    「和田先生の頑なさが出てしまった逸話の一つじゃノー」
    [初出78・81〜90 ピグマリオ]少女漫画伝統に歴史ロマンスもあるが、圧倒的に早い時期のファンタジー作品
    アニメに関するコメントもあるがスタッフ交流などは良好。89ヴイナス戦記が長く封印など当時の風潮も参考
    .

    Vol 3683(2023-09-16)
    「動物行動学の考えで、動物だけではなく環境に注目するがあるヨ」
    「その環境に最も適応しているのが進化ですネ」
    [野生動物観察事典]
    「その考えに近い形で追加調査して、また情報量が大変になっとるんじゃノー」
    /
    「前回から更に掘り下げ、かつぢ先生だヨ」
    「日露戦争期に産まれ、勝って治めるでかつぢですネ」
    [松本かつぢ関連]
    「広い活動時期と範囲で、長く把握されていなかったんじゃノー」
    /
    「戦前の日本はとってもモダンなのヨ」
    「和洋が真に折衷し、海外の技術や考えを積極的に取り入れていたんですネ」
    [松本かつぢ関連][松本かつぢ関連]
    「日本古来の美術とも融合したこの形式を受け継いでいたのは
    偽りの神の嫉妬と憎しみで、葬られようとした人々だったんじゃノー」
    /
    「戦前日本にディズニーを紹介したのがかつぢだヨ」
    「当時の海外アニメの技法を取り入れてもいたのですネ」
    [松本かつぢ関連][松本かつぢ関連]
    「なんだか前衛系アニメで見るような画法じゃノー」
    /
    「作風と画風の幅がとてつもなく広いのヨ」
    「理由も抒情絵は気楽にやれず、漫画はやりやすいからですネ」
    [松本かつぢ関連][松本かつぢ関連]
    「結果として当時の抒情絵のカウンターかつ、独自の個性を発揮したノー」
    /
    「日本の少女漫画、及びキャラクターグッズの元祖とされるのがコレだヨ」
    「皇軍慰問絵はがきが時代でていますネ」
    [松本かつぢ関連][松本かつぢ関連]
    「戦前はもちろん、戦後の占領時代にも少女で連載じゃノー」
    /
    「戦後は可愛いキャラグッズを企画・販売していたヨ」
    「ある世代の人はこのベビーグッズで育っているんですネ」
    [松本かつぢ関連]
    「長谷川町子を雑誌に紹介した逸話もあるんじゃノー」
    [刊04 野生動物観察事典]野生世界での動物追跡はサバイバルに近く、地形適応Sがいかに有利かもよくわかる
    [刊06 松本かつぢ 昭和の可愛い!]戦前系を調べるとレベルが高く驚くが多い。戦後の混乱に乗じたのがあの人
    .
    ---
    「別マ時代の和田先生の重要作がコレだヨ」
    「周囲に与えた影響が大きいのですネ」
    [銀色の髪の亜里沙]
    「巌窟王の様に復讐に生きる女の子なんじゃノー」
    /
    「偽りの友情の果てに少女が葬りさられようとしたヨ」
    「落された地の底で復讐の牙は研がれるんですネ」
    [銀色の髪の亜里沙][銀色の髪の亜里沙]
    「巌窟王シチュはアメコミでもよく見るノー」
    /
    「地獄の底から帰還する引きは、読者を大興奮させたヨ」
    「そして下に出す人は"和田先生を追わねば!"となったんですネ」
    [銀色の髪の亜里沙]
    「更に後の盟友は"このシチュでは絶対に敵わない!"と思い知らされたんじゃノー」
    /
    「復讐に絡むのがこの仮面だヨ」
    「盟友"美内すずえ先生"にも同シチュの作品と、仮面の作品群がありますネ」
    [銀色の髪の亜里沙]
    「和田先生は他作でも容赦ないが多いかもノー」
    [初出73 銀色の髪の亜里沙]別マ時代でパパやフランケンシュタインと同期。上記で他と並べると価値も増す
    -
    「銀色の髪の亜里沙に大きな衝撃を受けたのは竹本泉先生だヨ」
    「中学卒業の春休み、妹が買った別マに載っていたんですネ」
    [竹本泉関連]
    「別マは自分が買うとなり、その後も買い続けるんじゃノー」
    /
    「図書館に資料があったから今回は竹本泉小特集だヨ」
    「世代的にはゲームやホビー誌での活動の方が馴染みありますネ」
    [竹本泉関連]
    「出身は少女漫画、講談社と共に宙出版の少女漫画でも長く活動
    更に前回コミコミのライバル誌ノーラや、後にメイド・イン〜の竹書房ガンマにも参加じゃノー」
    [刊00 いろいろもの]アスキーからの画集で自分になじみ深い方の竹本泉。故に少女漫画出身は逆に驚かされた
    ---
    .
    「なかよし時代の単行本を読む事が出来たヨ」
    「80〜90年代の雑誌幅の拡大時期はまだ少女漫画でも活動ですネ」
    [竹本泉関連][竹本泉関連]
    「和田先生にも近い、萌えと少女漫画の中間地帯みたいな感じかノー」
    /
    「少女漫画時代の代表作には"あんみつ姫"のコミカライズ版があるヨ」
    「デビューが1年違いで、さいとうちほ先生が手伝った作品もありますネ」
    [竹本泉関連]
    「上記から子弟というよりも友情・同期での手伝いに近いかもノー」
    /
    「90年代ぐらいから少女漫画以外での活動が増えるヨ」
    「雑誌幅の拡大は前回の柴田昌弘先生でやりましたネ」
    [竹本泉関連]
    「コミコミやノーラの雑誌闘争で最後に勝ったのが、現コンプティークは注目点じゃノー」
    /
    「遡るとコンプティークのフラッパーで、和田先生と一緒にが実現するヨ」
    「ただ接触は83の山岸涼子先生の漫画賞受賞式と早かったのですネ」
    [竹本泉関連]
    「以降は和田先生が迷った時の電話相談を、主要作品ほぼ全てで受けていますネ」
    /
    「竹本先生は70年代高校生の頃は、恥ずかしくて少女漫画誌を買えなかったのヨ」
    「80年代に入る大学生の頃は買えるようになり、81デビューですネ」
    [竹本泉関連]
    「漫画雑誌の多様化を経験し、個性を確立する事で生き残った作家と言えるノー」
    [刊88 ひまわりえのぐ]ノーラ等の連載陣と比較しても良いが、マニア向け漫画家みたいな枠で良いと思う
    和田先生と共に自分は少女漫画に属していると考えているのが世代かつ、柴田先生と共に変化の狭間らしい
    .
    90年代くらいからゲームアンソロ・現スクエニが90にゲームから出版業・現行Loの前身天魔がゲームネタ等も参照点

    Vol 3682(2023-09-01)
    「紹介してきた様に鈴木光明は元は漫画家なのヨ」
    「2014の展覧会まで忘れられた存在だったのですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「80年代まんが道登場時の人気バツグンの紹介は、生の記憶によるとわかるノー」
    /
    「58年もも子探偵長・60本作と共に初期スーパーヒロイン作者的な立ち位置だヨ」
    「ここら辺から和田先生は直系の弟子といえますネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連][鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「魔法使いではなく科学忍法の使い手だったんじゃノー」
    /
    「現存している作品が少なすぎるのヨ」
    「47年産まれの安彦良和先生は、その前の時代劇から影響を受けているんですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「51年産まれの曽祢まさこ先生がリアルタイムの愛読者なんじゃノー」
    /
    「発表時の作品群と比較すると立ち位置を推測できるヨ」
    「手塚先生よりは遅く、弟子筋や後続の石ノ森・赤塚・横山先生達よりは早いですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「同時にさいとう・平田・白土の劇画系列と同時期だとわかるノー」
    /
    「スーパーヒロイン物には水野英子先生も早くから関与していたヨ」
    「59のU・マイアは水野先生のトキワ荘参加を物語るペンネームですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「最も早い変身する魔法少女は62赤塚先生だったんじゃノー」
    /
    「そして2013にこの資料が大きくお披露目されたヨ」
    「戦前に少女漫画を描いていた真の神・松本かつぢ先生ですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連][鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「50年代前半の赤本と手塚作品にもスーパーヒロイン物は確認されとるんじゃノー」
    /
    「大きく時代は下るけど水野先生にはこんな作品もあるヨ」
    「男性向けに登場していた女忍者なんかも考察余地がある存在ですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「以前扱った少年小説大系は大きなヒントになるかもノー」
    /
    「今回はなぜ鈴木光明が断筆したかも考えるヨ」
    「白泉社立ち上げから参加し、ほぼ全ての漫画雑誌を作った小長井 信昌ですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連][鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「スケバン刑事やガラスの仮面誕生秘話で出る編集者はこの人じゃノー」
    /
    「その実績は再検討の余地があると思うヨ」
    「漫画家の意思では無く編集部がテーマを与え、描かせる方式をとっていたのですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「短編を重視しながら、白泉社の人気作家は長編を描かされ続けるが多いようじゃノー」
    /
    「個人的に開かれたパーティは魔夜峰央を不安にさせたヨ」
    「現場を離れた時期と和田離脱・美内停滞時期を比較しても良いですネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連][鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「巻末の漫画掲載に鈴木光明は選ばれなかったノー」
    /
    「否定しながらも戦中プロパガンダ映画の方式を絶賛するヨ」
    「立ち上げた男性誌を失敗と書いてもいますネ」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連][鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「白泉社を裏切った人間への怒りも書かれているノー」
    /
    「依頼で指導者になったは鈴木光明の情状を酌量する余地になるヨ」
    「各種逸話を考えると立花光成は鈴木光明を反映したキャラ付けと言えますかネ?」
    [鈴木光明・松本かつぢ・小長井 信昌関連]
    「トキワ荘関係などの資料発掘で更になにかわかる可能性もあるノー」
    [初出60 刊17 スーパー・ミミ子]現存・公開されている作品が少なすぎるは不利かつ資料性で価値になる
    [刊11 わたしの少女マンガ史]編集者は身代わりの役目と自覚もあるのでキツくかつ、鈴木光明も編集ならと
    .
    ---
    「ここら辺の作品群も図書館資料がなかったに該当するヨ」
    「現在は秋田書店の文庫でまとめられていますネ」
    [和田慎二と柴田昌弘]
    「上記から編集部主体で描かれた作品でもあるかノー」
    /
    「小長井 信昌の和田評価はメルヘン的・ややオタクっぽい漫画だヨ」
    「白泉社を離れた後は本来の路線に戻ったといえますネ」
    [和田慎二と柴田昌弘][和田慎二と柴田昌弘]
    「サキの原型は大逃亡のキャラ、また神恭一郎も輸入したキャラになるんじゃノー」
    /
    「編集部依頼から後には友達付き合いの延長で、73〜90まで15作手伝ったのが下記の人だヨ」
    「子弟というより、川崎&ビッグ錠先生の友情タッグに近い感じですかネ」
    [和田慎二と柴田昌弘]
    「ゆえに下記のコラボが成立したといえるかノー」
    [神恭一郎シリーズ]独裁と語るほど編集が権力握るのは白泉社以降だけど、和田先生は上記で短編に証言ある
    ---
    「遂に作品間の時空の壁が破壊されたヨ」
    「もう一つのコラボは保留ですネ」
    [和田慎二と柴田昌弘]
    「という訳で今回は柴田昌弘先生の簡易特集なんじゃノー」
    /
    「元々は少年漫画志望の人なのヨ」
    「ゆえに少女漫画でやっていけるのか不安だったのですネ」
    [和田慎二と柴田昌弘]
    「和田先生というお手本がいたから多いに助かったんじゃノー」
    /
    「当初は二軍の扱いを受けて別マで短編を発表していたヨ」
    「今なら少女漫画以外でデビュー・活躍をしていたでしょうネ」
    [和田慎二と柴田昌弘][和田慎二と柴田昌弘]
    「逆に言うと時代に先んじ、今につながる道を作ったと言えるノー」
    /
    「少女漫画誌で男性主人公の作品を発表したヨ」
    「80年代は流れが既に変わっているとわかりますネ」
    [和田慎二と柴田昌弘][和田慎二と柴田昌弘]
    「画風も劇画的とは言い難いかもノー」
    /
    「男性的な見解とも言えなくないヨ」
    「70年代後半から少年誌・少女雑誌で変化は起き始めていますネ」
    [和田慎二と柴田昌弘][和田慎二と柴田昌弘]
    「ここらは弓月先生から少年誌ラブコメの展開で別に扱うべき話題じゃノー」
    [初出80〜84 当麻宗三郎シリーズ]81の少年ジェッツから白泉社の少年漫画進出は始まり、まだ手探りの時期
    ---
    .
    「別マ・花ゆめと移籍して展開した代表作が紅い牙シリーズだヨ」
    「なのでマーガレットと花ゆめをまたいで出ているのですネ」
    [和田慎二と柴田昌弘][和田慎二と柴田昌弘]
    「80年代色あふれるSFバトル漫画なんじゃノー」
    /
    「超能力少女と悪の秘密結社タロンの戦いだヨ」
    「花ゆめからはエスパーサイボーグ少女にも焦点が当てられますネ」
    [和田慎二と柴田昌弘][和田慎二と柴田昌弘]
    「強大な超能力と緻密なメカは80年代作品ではよく見られるノー」
    /
    「多数の新雑誌創刊と出来る事の拡大は、まさに時代が来たといっても良いヨ」
    「80〜90年代とマニア誌とも言える媒体で活躍ですネ」
    [和田慎二と柴田昌弘][和田慎二と柴田昌弘]
    「活動範囲は同人や快楽天にまで及ぶんじゃノー」
    /
    「お弟子さんを見ると現行の流れの初期に位置するとわかるヨ」
    「マーシーラビット先生に、エリアル挿絵の鈴木雅久先生ですネ」
    [和田慎二と柴田昌弘][和田慎二と柴田昌弘]
    「和田先生たちはワシら神姫やFA:Gのご先祖様だったんじゃノー」
    [初出75〜89 紅い牙シリーズ]コミコミ執筆陣は今も80年代空気を作風に残し、みな時代と道を作った人たち
    [初出82 獏]和田先生とのコラボ作。ここら辺の同人・仲間意識も現代に近く、関係者の繋がりが意味持ちだす
    ---

    Vol 3681(2023-08-26)
    「ひぃぃー!今週は情報が多過ぎッス!」
    [重い重い情報だヨの巻]
    「こんなの描くならまだ余裕あるニャビ。もっと積んでやれニャビ」
    過搭載轟雷。マギレコ周年・ウマ2.5周年・調査案件発見・マギレコ追加・AC6etcで頭がパンクしそう
    わけがわからんし、もうまとめきれもしないので調査案件発見に関しては今回は下記に情報そのまま出す
    .
    「えーっと…今回はこれだったっけ…だヨ」
    「体が複数欲しい願望が漏れ出しているんですかネ」
    [超少女明日香]
    「吾妻先生のパロディじゃなくて、本家の方なんじゃノー」
    /
    「こっちだったヨ!」
    「追い詰められて遂に色キチになりましたネ」
    [超少女明日香][超少女明日香]
    「身体を観たいわ! その子の裸をみせてちょうだい!!
    したのは当時の女性読者なんじゃノー」
    /
    「そんなわけで代表作ともいえる超少女明日香だヨ」
    「別マ・花ゆめ・LaLa・フラッパーと掲載誌を変えて続きましたネ」
    [超少女明日香]
    「超少女REIKOはなにか関係あるのかノー」
    /
    「自然の力と、分裂する力を持った超少女の戦いだヨ」
    「基本的に単発に近い話の組み合わせですネ」
    [超少女明日香][超少女明日香]
    「正面突破ではなく敵組織に侵入し
    内部崩壊させる凝った戦い方なんじゃノー」
    /
    「自分の幸せを願っていいのか?という葛藤も出るヨ」
    「かなり早い時代に幻想殺しこと、能力無効化能力を出していますネ」
    [超少女明日香][超少女明日香]
    「更に能力無効化が物理に弱い展開も出すんじゃノー」
    /
    「変身ヒロインでもあるのヨ」
    「別作から変身前も魅力的に描きたかった趣旨がわかりますネ」
    [超少女明日香][超少女明日香]
    「超少女REIKOとアマリリス映画編は興味深い一致があるかもノー」
    /
    「やがて戦いは複雑さを増していくヨ」
    「人間ではなく大地こと自然に属する者の宿命ですかネ」
    [超少女明日香][超少女明日香]
    「善悪に属さない大地の女神ユリアナと比較すると面白いかもノー」
    /
    「ここらへんは本当にびっくりしたヨ」
    「他作もそうですけど容赦しませんよネ」
    [超少女明日香][超少女明日香]
    「フラッパー版は図書館資料無し。これも未完で終わった作になるノー」
    [75〜 超少女明日香]スパンを空けつつ00年代まで連載された代表作の一つ。時代とセットで見るのも面白いかも
    [91 超少女REIKO]関係なさそうだけど同助監督の84ゴジラに和田先生はモブ出演していて、他発言も含め興味深い
    和田先生ファンはキレる案件だけどスケパン刑事というアレな映画も。ただ監督は後に実写ルナ先生を撮っている
    .
    ルナ先生(86)で上村純子が女性は時代の変化感じさせる。同時にオタクバッシングで被害を受けたも残すべき記録
    ---
    -
    「戦う女性という事で今回はコレも出すヨ」
    「超少女明日香を扱ったのは、次のあの作品とあの作家の伏線でもありますネ」
    [リボンの騎士][リボンの騎士]
    「今回は二冊あるようじゃノー」
    /
    「配信まんが道の、少女漫画を書くトキワ荘組も良い関連資料だヨ」
    「50年代前半が男性作家による少女漫画、50年代後半以降が女性による少女漫画ですネ」
    [リボンの騎士][リボンの騎士]
    「ここら辺の変遷は最近になって、水野英子先生がまとめたんじゃノー」
    /
    「60年代はもう手塚治虫レベルでは、女性の少女漫画に太刀打ち出来ないヨ」
    「手塚先生以前の神や、水野先生たちが実際に影響を受けた作品もわかっていますネ」
    [リボンの騎士]
    「投げ出した67年版の北野英明を調べれば、作画ゆでたまごの闇まで見れるかもノー」
    /
    「手塚先生的には53年版はドンドラキュラのキャラ原型みたいヨ」
    「初の長編少女漫画としているのも、今後の発見で変わるかもですネ」
    [リボンの騎士][リボンの騎士]
    「手塚先生が数年のうちに絵柄・演出を変えた実例としても面白いかもノー」
    [刊53・63 リボンの騎士]戦う少女ネタは男性が率先して作っていて、女性の描く本来の路線とは違う気がしている
    後にチャンピオン及び豪ちゃんでそれ系が沢山製作の経緯に、あばしり一家(69)の菊の助人気があったも注目点
    また豪ちゃんのガクエン退屈男(70)がどう考えても同性愛ネタで、バイオレンスジャック(73)で更に掘り下げたもメモ
    /
    ネット調べと追加資料発見で鈴木光明に関して分かった事があるんで、最初に書いた通り箇条書き式メモ
    前回の門下とされる人は恩人に挙げずは前部が消える。他作家の資料と比較しないと実態わからないなあと
    .
    !_調べ方等での"間違いはたぶんかなりあり"なので注意、追いで調べて裏取ったほうがより安心
    鈴木光明でXことヒ検索して2009ぐらいまで
    一般に属する人は載せないようにするけど、探せば発言がいくつか見つかる
    2015にもも子探偵長・2016にスーパー・ミミ子復刊
    鈴木光明展は2014・発言や情報が増えるのもそれ以降
    /
    まんが道での鈴木光明は15巻ぐらいで、スピード探偵長で人気バツグンの立花光成として登場した
    唐沢なをきも復刻前は鈴木光明の本を、古本屋で数冊しか読んだことがなかった
    安彦良和は古書店で鈴木光明の本を探していた
    鈴木光明とトキワ荘にはなにかがあり、その後のインタビュー等でもトキワ荘に関してまったく語らない
    鈴木光明はトキワ荘メンバーが投稿していた漫画少年に投稿もしていた
    手塚は鈴木光明の描いた丹下左膳(54)を永島慎二がアシスタントだったとし、二作目は永島慎二に任せたとした
    愛…しりそめし頃に…2・3巻では丹下左膳を手伝ったのはA先生になっていて、永島慎二との交流も描かれる
    藤子先生たちが原稿を落して干されたのは55年1月から56年ぐらいまで、売れっ子になるのは59年ごろ
    鈴木光明代筆の手塚丹下左膳は54年12月に掲載、55年は時代劇中心・56年はスピード名探偵連載
    58年にもも子探偵長連載、60年にスーパー・ミミ子・63年に廃業
    /
    ・有名どころの門下
    和田慎二、山田ミネコ(時期的に先行し貸本時代での教室参加?)(この二名は直結の弟子に近い)
    市川ジュン、くらもちふさこ、柴田昌弘(二軍の新月会)
    .
    ・門下ではない
    1-美内すずえは講師はしていたが門下に入らない
    (美内すずえからこの時代は漫画家同士を仲良くさせず争わせる編集方針があり、結果村八になり人間不信になった
    三日月会は都内在住者に限定されデビュー時高校生だった美内すずえは実家の大阪にしばらく在住していた
    上記の人間不信事件は上京後の旅館缶詰で発生している・和田慎二と初めてあった時期と近いかは不明
    鈴木光明はガラスの仮面の単行本にコメントを寄せている)
    2-木原敏江は選考が鈴木光明の時代ではないので門下ではない
    (小長井 信昌の申請から実際に育成教室が始まるまでは長めの間があり、当初は小長井 信昌が指導していた)
    .
    ・挙げられにくい門下
    笹生那実(重要くわしく知っている)
    かずはしとも(教室終了後に鈴木宅で師事・復刊前から発言多)
    三原順(育成が大変だったらしい小長井 信昌からの視点かは不明、三原順ムックに門下生のまんがスクール言及がある)
    姫野くみ・酒井美羽(一期生)・大峰らん・流水凜子・さがわ蓮・神野佳子
    くおんみどり(手紙のやりとりから死亡を報告)・木村晃子
    吉田則之(詳細が不明)・あきたにまさみ・あさぎり夕(BLを否定された?)
    定広美香・中村卓也(コミコミ持ち込みからデビューは82リュウ)・沢真琴・君影草
    藤田和子・石井まゆみ・畠中恵・ねもと章子・あすか(逃げる花嫁シリーズ)・東山あい(永久保貴一の奥さん)
    森生文乃・和田海里・野間美由紀
    utopiano(布花作家)・新保信長(編集)・結城雅美(編集)
    井上幸一(サンライズで企画多数のちに講師としても参加・この人の参加した時期は全員プロになった)
    .
    ・投稿で審査員として原稿を見てもらった人もいる
    萩尾望都(二回賞をとるも保留にしているうちに別雑誌でデビュー)
    海野幸(コミコミに紹介)・上西園茂宣(コミコミに投稿から)・内田美奈子(投稿作)・小杉あや・松井雪子
    寺沢武一・槇村さとる・忠津陽子・星崎真紀・阿部ゆたか・堀田かつひこ(魔夜峰央と投稿で競った)
    塀内真人(別マでデビュー後マガジンで再デビュー)
    .
    ・教室には通っていないが作家なども含めて本を読みこんでいた人や、気になる発言のある人
    きたがわ翔(70年代少女漫画に詳しい、またアマチュア漫画家の投稿ページのマニアで発言あり)
    佐藤元(安彦良和のかばん持ちとしてまんが教室を見た)
    他にも発言が多めの同人作家なんかがいる
    .
    鈴木光明はコミコミでも選評をしていた
    別マ以来の新人16Pは鈴木光明が決めた
    鈴木光明は71・72デラマに作品がある。漫画教室を閉じた後も自宅で育成をしていた
    漫画教室に先行し、貸本の若木書房主催の漫画教室(若草?)があった
    体調を崩したのは亡くなられる三年前
    "誘蛾灯の引き出し"というサイトが鈴木光明に詳しかった
    ---

    Vol 3680(2023-08-17)
    「今回は手塚治虫の真歴史を紹介するヨ」
    「少しずつ表に出てきてはいますよネ」
    [マンガの神様]
    「タイムパトロール隊オタスケマンの大貫係官も絡んでしまうんじゃノー」
    /
    「52デビュー鈴木光明の55雑誌業界参加には手塚治虫が関与しているヨ」
    「時期的に53デビュー54入所の藤子A先生たちと近くはあるんですネ」
    [マンガの神様]
    「A史観には鈴木光明が出てこないは以前に触れたノー」
    /
    「鈴木光明は手塚指名で会長となり手塚門下同人集団"かこう会"を作ったヨ」
    「1956で赤塚・石ノ森もかこう会には参加していますネ」
    [マンガの神様]
    「さらに重要なのは"かこう会"には永島慎二が参加しておる事じゃノー」
    /
    「虫プロで活動する手塚先生の逸話も多く拾っているヨ」
    「永島慎二はCOM・虫プロの両者に関与していますネ」
    [マンガの神様]
    「虫プロの内情や交友関係の他、馬場のぼるとの交友もあるんじゃノー」
    /
    「虫プロで手塚先生の最も近くにいたのが大貫信夫なのヨ」
    「ガロを読み怒られた・同期漫画家を手塚が入社させ感覚の古さで対処に困ったとありますネ」
    [マンガの神様]
    「和田先生はCOM影響下にあり、アニメ鑑賞会で初めてあったんじゃノー」
    /
    「手塚先生の暗黒面も記録しているのヨ」
    「54の丹下左膳は鈴木光明がゴーストを務めたのですネ」
    [マンガの神様]
    「竹宮惠子は"あなた石ノ森ファンなんですね"とだけ言われてしまったんじゃノー」
    /
    「手塚作品まとめ編集している人も引かせた真歴史があるヨ」
    「編集仕事として米朝全集も作った、ちゃんとした編集者ですネ」
    [酒井七馬]
    「47デビュー作の真実は07に発覚したんじゃノー」
    [刊95 マンガの神様]本書の正確性は信頼できるけど、鈴木光明に関しては自分は疑問な点が多いと思っている
    門下とされる人は恩人に挙げず、後に長く活動する人は二軍に入れられ、別分野プロは無理を強いていると見た
    A先生に悪く思われているや、疑いのある24年組史観関与や、気になる逸話も含まれ、今後の新証言も望んではいる
    .
    本書時代は聞いたことがない手塚逸話が大量にあって驚かされる。永島慎二が手塚神に借金しにいったは個性
    面白かったのがファンの"マンガの神様みちゃったよ"に反応し、"神様どこで見たんですか!"と詰め寄る漫画の神
    .
    「前回のロリータからどこに何が繋がるかを調べて、とても面白かったのヨ」
    「白泉社離脱前後の和田先生は青年誌のコミックフラッパーで仕事をしていますネ」
    [和田慎二とフラッパー][和田慎二とフラッパー]
    「90年代以降も、モンハンTCGや特リボに注目していたと分かったんじゃノー」
    /
    「今回も図書館で資料が見つからなかった作品を挙げるヨ」
    「上記から後期和田先生は少女漫画以外への進出を考えていたとわかりますネ」
    [和田慎二とフラッパー][和田慎二とフラッパー]
    「後で上げるが漫画原作の仕事もあるんじゃノー」
    /
    「和田先生の本来の路線とは?で初期の仕事も参考になるヨ」
    「72の冬の祭はCOM系列に似た作品ですネ」
    [冬の祭]
    「パパ!シリーズが本命なら、日常物ともいえるクリィミーマミへの注目や
    00年代の萌え日常物攻勢はかなり有利な状況だったとも言えんかノー?」
    /
    「再販しないとしたクマさんも類似作は出しているのヨ」
    「スケバン刑事IIIを嫌っていたとする見解も、覆りうる可能性があるんですよネ」
    [ケンタッキーのクマ母さん]
    「拾える範囲で追加資料を探してみるから"しばし待て"なんじゃノー」
    追加調査でWFで新谷かおると大喜びの和田先生への証言も出た。スケバン刑事関連で初期から参加も確定的
    [初出72 冬の祭]親友同業者の初期和田作品への評価は割と低い感じで、和田先生も変化と発展をしている
    [初出74 ケンタッキーのクマ母さん]前提条件を間違うと後が全て狂うで、和田先生はまだまだ調べがいある
    ---
    -
    「COM系列から虫プロへと活動領域を変えた作家がいると説明したヨ」
    「手塚先生の後輩にあたるから、感覚の古さに該当しませんネ」
    [虫プロとCOM][虫プロとCOM]
    「むしろ実験的な前衛アニメを作っていたとすら言えるノー」
    /
    「その系列にいるのが深井国だヨ」
    「本来は幾原邦彦に関連させて出す予定だった作家ですネ」
    [深井国]
    「実験的な虫プロ前衛アニメを"夜中にエッチなアニメしてる!"
    で大喜びで見たのが若き日のイクニ監督なんじゃノー」
    /
    「哀しみのベラドンナ(73)を見てイクニ監督はアニメをやっても良いと決めたヨ」
    「他にもイクニ監督は面白い逸話があるんですよネ」
    [深井国][深井国]
    「哀しみのベラドンナの美術監督が深井国なんじゃノー」
    /
    「深井国は73〜00の漫画エロトピアと関連する、66〜81の芳文社コミックmagazine表紙も担当したヨ」
    「前回のロリータ漫画との比較で時代の変化がわかりますネ」
    [深井国]
    「更に後続は快楽天(99〜)で、作家陣の絵の異常な上手さもわかる流れじゃノー」
    /
    「永島慎二ではこんな発見もあったヨ」
    「80年ごろで互いに立ち食いそばを食べながら、けん制しあう作品ですネ」
    [永島慎二 愉しかりし日々]
    「押井守の立ち食いそばネタは
    大貫信夫と共に仕事をしていた81が初出じゃノー」
    [深井国]エッチで魔女や革命も出てアレだけど、哀しみのベラドンナは見る機会あれば是非見ろの凄い作品
    イクニ監督は俗っぽいのが好きで寺山修司作も割と面白い見方している。上記と共に納得な作品参加もある
    前述ロリ漫画の流れで漫画エロトピア。どれも凄い作品群だがそのまま進めば漫画界が詰んでいたともわかる
    .
    [永島慎二 愉しかりし日々]好みや時期や関係者的にもかなり怪しい。同時に解釈の別幅として見る事も可能
    ---
    .
    「戦前から戦後の漫画・アニメに携わっていたのが酒井七馬だヨ」
    「配給に大河内傳次郎も関与しているのですネ」
    [酒井七馬伝][酒井七馬伝]
    「漫画の神以前にも神は存在していたんじゃノー」
    /
    「戦中は慰問袋用マンガ・国策マンガ・国策アニメを製作したヨ」
    「戦後すぐにもマンガを刊行、占領時代らしく米漫画を取り入れたですネ」
    [酒井七馬伝][酒井七馬伝]
    「46まんがマンに反応し、手塚治虫が大阪吹田の漫画書院に出現したんじゃノー」
    /
    「デビュー作に関して、手塚先生は刻の神としてアクセレイションしたヨ」
    「日記編集改ざん・悲惨な死のでっち上げ・作品上書きによる
    存在の完全抹消計画ですネ」
    [酒井七馬伝]
    「劇画勃興原因のW3事件や、24年組史観の時空介入と似とるノー」
    [刊07→11 酒井七馬伝]関西だと図書館郷土コーナー。本書刊行後に酒井七場資料も出版・発掘で定説を覆した


    Vol 3679(2023-08-12)
    「同人の夏、増刊第二号だヨ」
    「出来ればWF時期に出したかったですネ」
    [和田慎二関連]
    「"かつては鉄の仮面をかぶっていた"あの人の話題や
    部分的なスケバン刑事・ヨーヨーのコンV配信と何か来つつあるんじゃノー」
    /
    「和田先生は早くからWFに顔を出していたみたいヨ」
    「WFは84〜から、コミケは75〜からも基礎知識ですネ」
    [和田慎二関連]
    「WFは現ガイナ・カラー・トリガー系列のゼネプロ
    コミケはCOM系列が立ち上げに関与したも注目点じゃノー」
    /
    「Mrカラーの存在から自分で仕上げていたとわかるヨ」
    「クリィミーマミ(83)が飾られているは、アマリリスと関連ですネ」
    [和田慎二関連]
    「しかしコレクションが90年代作品までで止まっている謎もあるんじゃノー」
    /
    「そこで徳間書店ことアニメージュから82に出た、本書の登場になるわけだヨ」
    「70年代劇画から現行の萌え移行を物語る資料ですネ」
    [プチアップルパイ]
    「84まで18冊が刊行されたんじゃノー」
    /
    「和田先生は表紙の他、一号は短編でも参加したヨ」
    「単行本未収録になっている"キャベツ畑を通りぬけて(82)"ですネ」
    [プチアップルパイ]
    「それに先駆け別マ72掲載の今作は、とても重要な作なんじゃノー」
    /
    「劇画からの変換・展開を担ったで、漫画発展の歴史でロリコンブームは重要だヨ」
    「現在でも有名な作家陣のほか、急逝したかがみあきら氏という重要人物もいますネ」
    [プチアップルパイ][プチアップルパイ]
    「同時にこの時期はメジャー誌でも劇画からの転換が進み
    女性も含めた重要な有名作家が多数排出されとるノー」
    /
    「24年組を支持したという男性ファンが実際に見ていたのは、この系列だと思うのヨ」
    「同時に手塚治虫信仰を推し進めた評論家に、これら作品群の悪評が見られますネ」
    [プチアップルパイ][プチアップルパイ]
    「90年代のオタクバッシングに、政治家やマスコミが関与しているのも注目点じゃノー」
    /
    「後のSDガンダム重要人物の"佐藤元"短編第二作目も載っているヨ」
    「安彦良和先生が漫画同人サークルを作り、弟子だった佐藤先生も参加したですネ」
    [佐藤元関連][佐藤元関連]
    「ちょうど鈴木光明と安彦先生が接触した時期に当たるんじゃノー」
    /
    「ロリコンブームにおける超重要人物はこの御方だヨ」
    「69デビューで別名ビッグ・マイナー、活動範囲は亡くなられるまで多岐に渡りますネ」
    [吾妻ひでお関連]
    「後半に続くんじゃノー」
    [プチアップルパイ]今作を一冊だけでも読めたは大変な幸運で、葬られがちな漫画と文化の歴史価値ある資料
    [佐藤元]載っていてびっくりしたかつ、まだ安彦影響下的な絵。近作アニメでも活動されていて重要な生き証人
    同じく生き字引だった"みなもと太郎"先生のコミケ参加は40代の87ぐらいで、当時の和田先生の先進性がわかる
    .
    一方でコレクションが90年代で停止は、奥さんの亡くなられた時期・白泉社離脱時期とも絡め色々と考えさせられる
    ---
    ---
    「72の本作が漫画でのロリータ・コンプレックスの最も早い用例とされるヨ」
    「モー様がそれより早く使っていた説もあるのですネ」
    [吾妻ひでおといしかわじゅん]
    「ロリコンブーム・漫画の発展と転換でも重要人物という訳じゃノー」
    /
    「吾妻先生は70年代に時代を大きく先駆けた作品を描いていたヨ」
    「吾妻先生のいた所が当時の漫画最先端地域という訳ですネ」
    [吾妻ひでおといしかわじゅん]
    「月刊プリンセスの77連載もアニメ化で、少女漫画の歴史にも含まれると思うノー」
    /
    「その吾妻ひでおの盟友がこの人なのヨ」
    「リトル・メジャーとして同じ雑誌で共に連載していたのですネ」
    [吾妻ひでおといしかわじゅん]
    「プチアップルパイにも二人は参加しとるんじゃノー」
    /
    「注目すべき仕事として二人ともJUNEに参加しているヨ」
    「手塚先生も"七色いんこ"(81)で二人に約束のキスをさせましたネ」
    [吾妻ひでおといしかわじゅん][吾妻ひでおといしかわじゅん]
    「更に花ゆめにも85に連載を持っていたので、花ゆめ作家になるんじゃノー」
    /
    「一度潰された事や、戦い続けた事が人格を形作ったとも言えるヨ」
    「90年代のオタクバッシングも含め、考察する余地が多いですネ」
    [吾妻ひでおといしかわじゅん][吾妻ひでおといしかわじゅん]
    「70〜80年代の空気の中で、二人は常に渦中に巻き込まれ苦労し続けたと言えるノー」
    [72 キャベツ畑でつまずいて]70年代劇画全盛の中で自分を貫いて道を作った事も、後年の不利な頑なさ要因かも
    [吾妻ひでお]オールタイムで作品が現在でも通用し資料性も高いはビッグ・マイナーに相応しく死が惜しまれる
    [いしかわじゅん]吾妻先生や時代性とセットで考えると価値わかる。不利な性格だけど業績・評価・見解は意味深い
    ---


    Vol 3678(2023-08-05)
    「花ゆめ創設に大きく関与した元漫画家の登場だヨ」
    「別マ・花ゆめの選考員で、和田先生などが弟子・門下扱いとなるんですネ」
    [少女まんが入門]
    「90年代の初めまでプロ作家を招いた、漫画教室を主催していたんじゃノー」
    /
    「本書でも当時の主要な漫画家が協力をしているヨ」
    「花の24年組の単語は本書が公的な初出とされていますネ」
    [少女まんが入門]
    「鈴木先生と面識がなかった作家は含まれないになったのかノー」
    /
    「後で述べるけど鈴木先生は手塚先生と面識がある作家なのヨ」
    「投稿作品を見られて面識もないのに、召喚と掲載依頼をされたのですネ」
    [少女まんが入門]
    「ここらが71からの選考・76からの漫画教室に関係してくるのかノー」
    /
    「この手の技法書に定型があるかは不明だヨ」
    「石ノ森先生の技法書は69ごろ、手塚先生は50に簡易・本式は77頃になっていますネ」
    [少女まんが入門]
    「現在の技術のみに絞った技法書とは違う、作家の考えが強く出た技法書じゃノー」
    /
    「70年代末の和田先生が見れるでも貴重だヨ」
    「当時の漫画家はメディア対応も意識していたのですネ」
    [少女まんが入門]
    「後の本との比較でコレクション棚に入れ替えがあるとわかるノー」
    [刊79 少女まんが入門]24年組史観に疑問が派生している点から、自分は業績の実際に注意がいると思っている
    弟子筋といわれる人は70年代デビューが中心で、育成が成功していたかの実態も今後の証言が頼みとも思う
    漫画教室は接点が少ない時期に貴重な交流の場を作り、80年代サンライズスタッフが通っていたとわかっている
    .
    あと調べたら出たでまんが道にも鈴木先生らしきキャラを確認できる。なぜ関係が扱われていないかで興味深い
    /
    ウマ。すぐ更新だゾで今回は早めにイベスト。本作のみか元ネタも含めて見るかでウマは見解に違い出ると思う
    いつもと髪が違うと印象も違うエアグループはスズカ関係者。今イベは上記抜いてもスズカ個性が出て良い
    で水着スズカ回したけど20連でタキオンが出て撤収。重賞とっていない同期ライバル出しにくいは地味にネック
    ---
    「今回は和田先生のデビュー作になったパパ!シリーズを扱うヨ」
    「抜けありで三回まとめられて出版され作品群ですネ」
    [〈恵子とパパ〉シリーズ]
    「花ゆめ初期作家は別マ時代の短編が多いんじゃノー」
    /
    「今回は単行本に別々に収録された形で拾っていくヨ」
    「9本分の抜けもある形ですネ」
    [〈恵子とパパ〉シリーズ][〈恵子とパパ〉シリーズ]
    「花ゆめ初期単行本は違う短編も同時収録が基本みたいじゃノー」
    /
    「作家のパパとその周辺の出来事が中心になるヨ」
    「娘視点で見た再婚や人間関係ですネ」
    [〈恵子とパパ〉シリーズ][〈恵子とパパ〉シリーズ]
    「人情物。言い換えると今の日常物に近いのかノー」
    /
    「パパが死亡している作品があって驚いたのヨ」
    「これが二作目で抗議から続いたとありますネ」
    [〈恵子とパパ〉シリーズ][〈恵子とパパ〉シリーズ]
    「スケバン刑事以前は打ち切られる作家と証言しているノー」
    /
    「和田先生自体はかなり早く妻子持ちになっていたようヨ」
    「早くに奥さんを亡くされてもいるみたいですネ」
    [〈恵子とパパ〉シリーズ]
    「娘さんの結婚式ではなぜか隠れていようとしていたようじゃノー」
    [初出71〜74?〈恵子とパパ〉シリーズ]和田先生の映画見解が他作にあるが、60年代以前の作がベースと思う
    ---
    「和田先生は60年代後半に同人誌を作る所からスタートしているヨ」
    「他所の証言からCOM読者だったとわかりますネ」
    [永島慎二&真崎守]
    「手塚先生のガロ系統の劇画への対抗心が、COM発刊と以降の火の鳥かノー」
    /
    「60年代後半〜70年代前半に、COMとガロは並列して存在していたヨ」
    「読者層も執筆層もだいたい同じですかネ」
    [永島慎二&真崎守]
    「しかし違いはあり、対立すらしていたとも言えるかノー」
    /
    「現状の認識だと劇画は画風で語られるけど違うみたいなのヨ」
    「更に両誌に載りつつ、梶原一騎系列などとも関連ある作家もいますネ」
    [永島慎二&真崎守][永島慎二&真崎守]
    「さいとうたかをなど貸本劇画を源流とする劇画集団もあるんじゃノー」
    /
    「実験的な演出がよく使われているヨ」
    「内容も芸術的なものが多いんですネ」
    [永島慎二&真崎守][永島慎二&真崎守]
    「巨人の星やあしたのジョーの後半に近いと言えるかノー」
    /
    「上記同人和田作品と絵が似ていると感じたのが真崎守だヨ」
    「後にはだしのゲンや時空の旅人のアニメ版を監督する人と同一人物ですネ」
    [永島慎二&真崎守][永島慎二&真崎守]
    「COM系列の作家は全て手塚・鈴木先生と面識があるになるノー」
    /
    「劇画系列の考え方は70年代作家に深く浸透していると見て良いヨ」
    「川崎のぼる先生にしても、兄弟子になる永島慎二先生を尊敬していますネ」
    [永島慎二&真崎守][永島慎二&真崎守]
    「24年組の行った事の源流としても見れんかノー?」
    [永島慎二]台詞通りで初期劇画は画風よりも作風で違いがあるし、相容れない部分での対立もあったと見ている
    ジョーとも関連するが全共闘世代の生き残りかつ、その失敗からのしらけ世代が時代に蔓延していくのも注目点
    [真崎守]和田先生が随所で見せてしまう頑なさの要因と見ている。24年組支持者の他作品への見解もそれに近い
    ---
    /
    「花ゆめを扱うなら是非出したかった今作が登場だヨ」
    「上記のまんが入門でもセンターですネ」
    [三原順]
    「75〜81連載で時代の空気もよく出た作じゃノー」
    /
    「結末が曖昧なまま終わった作でもあるヨ」
    「しかし作品傾向として、これで良い気もしますネ」
    [三原順][三原順]
    「作者自体も早くに亡くなられてしまったんじゃノー」
    /
    「見捨てられた子供たちの成長を描くヨ」
    「決して交わらない物もあれば、その中で交わる物や希望もありますかネ」
    [三原順][三原順]
    「10代の少女には深く刺さりうる話じゃノー」
    /
    「物事に対する鋭い視線や見解が示されるヨ」
    「迷う人に対する指針になるともいえますネ」
    [三原順][三原順]
    「これでも24年組には含まれないんじゃノー」
    /
    「一方で番外編は弾けたギャグでもあるヨ」
    「鋭い皮肉も考え方によってはギャグですネ」
    [三原順][三原順]
    「おかしきゃ笑えなんじゃノー」
    [三原順]クソ重だけど好きな人は好きと思う。今と違い昔の劇画系列もこんな感じだが本作は良い意味でクール
    ---

    Vol 3677(2023-07-30)
    /
    「少女漫画でこんなのが見つかったヨ」
    「73年デビューで和田先生とも近いですネ」
    [文月今日子関連]
    「23のつい最近にも特集本・展覧会が開かれた作家じゃノー」
    /
    「数年の差で花の24年組に含まれない作家になるヨ」
    「和田先生も含まれないで、王道を守り続けた作家になるんでしょうかネ」
    [文月今日子関連][文月今日子関連]
    「一方で影響下にあるとされる清水玲子は24年組的な作風かノー」
    /
    「3Cごろにローマと敵対したパルミラのゼノビアだヨ」
    「武傑の戦士女王を最上級のロマンス・メイカーが調理するとどうなるかですネ」
    [文月今日子関連][文月今日子関連]
    「70年代少女漫画が花の24年組しか評価されていない事への考察になるノー」
    /
    「孤独な英雄王という立場になるのヨ」
    「史実でも部下の命を差し出し命乞いし、ローマに屈したんですネ」
    [文月今日子関連][文月今日子関連]
    「他作でも女性作家の描く英雄はこんな末路が多いかもノー」
    /
    「次は和田先生と関係したローマ漫画だヨ」
    「時期的にもマギレコローマの一つ前の時代ですネ」
    [安彦良和関連]
    「ガンダムの安彦良和と書いた方が分かりやすいかノー」
    /
    「マギレコローマの皇帝はこの人のコンサートで寝て失脚したヨ」
    「プロパガンダの戦記にもマギレコローマ皇帝と息子は参加していますネ」
    [安彦良和関連]
    「ネロ死後の内戦で勝利し皇帝となり次代に継がせるがマギレコローマじゃノー」
    /
    「ゼノビアと立場が近い所もあるヨ」
    「母親に皇帝に仕立てられ、その母親を殺したですネ」
    [安彦良和関連][安彦良和関連]
    「当時の虐げられた人々を王権に近づけたは贄姫と一致じゃノー」
    /
    「その後は歯向かう者を次々と手にかけたヨ」
    「恨まれ恐怖し最後に狂うは定番コースですネ」
    [安彦良和関連][安彦良和関連]
    「唯一活躍したローマの大火も裏目に出るんじゃノー」
    /
    「神を信じる者は狂い逃げたヨ」
    「ネロに復讐しようとした者も狂いましたヨネ」
    [安彦良和関連][安彦良和関連]
    「まともな人間ほど狂った環境に影響されやすいのかもノー」
    /
    「安彦漫画は白土作品的だけど影響は違う所からなのヨ」
    「その点で和田先生と線が繋がるんですネ」
    [安彦良和関連][安彦良和関連]
    「資料は用意しているから次回以降に続くなんじゃノー」
    [文月今日子]正統派の少女漫画は研究では無視もあり、特集本・ファンの証言・影響作家は拾い直しで良い資料
    [安彦良和]資料を追加かもだけど調べるとなるほどの影響下。和田先生からも影響と接触あり証言も残っている
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    Vol 3676(2023-07-22)
    「配信が映画も含めた空飛ぶマジンガー週間で、遂にコレが出せるヨ」
    「戦う少女や魔法少女の枠で、外せない作品ですネ」
    [石川版ハニー]
    「一方で今回はそれらの調べ直しで出た困惑や
    扱われ難いけど重要な作家も出していくんじゃノー」
    /
    「73のアニメ版と豪ちゃん版が有名だけど、今作は石川賢版だヨ」
    「一次独立してまた戻るまでに描いた初期作品ですネ」
    [石川版ハニー]
    「バイオレンスな点がらしいけど、この時期の漫画界傾向も重要じゃノー」
    /
    「賢先生が独立・復帰した時期のDプロはマジンガー・デビルマン(72)などの傑作を発表しているヨ」
    「石川先生はゲッターロボ(74)に深く関わり、後にライフワーク化ですネ」
    [石川版ハニー]
    「結果として賢先生は70デビュー、重要作は80年代後半以降の作家なんじゃノー」
    /
    「戦う少女や魔法少女ネタは漫画以外の媒体も重要作が多いのヨ」
    「更に幅も広すぎて前述の困惑に至るんですネ」
    [石川版ハニー]
    「ハニー(73)・スケバン刑事(75)・セーラームーン(92)は戦う少女ネタとして
    重要な作品になるんじゃノー」
    [73-74 石川版ハニー]アニメと連動で並行して作品が複数ある作品の一つ。石川先生関与で意味深いになる
    結論から書くがセーラームーンまでは主として、戦う美少女ネタは男性が率先して作っていたになるみたい
    竹宮恵子ほかなど女性作家の書いた作品もあるけど、意味合いが違ったり続かなかったりと前述の困惑が出る
    .
    時期もあるけど魔法を扱った作が女性作家だとあまりない。ただ超能力は多くリアルを何に感じるかの問題かも
    セーラームーン以降はこの縛りが一気に解ける。ただ現行まで含めてメディアミックス作が多いのも注目点
    今回は量が多すぎるのでセーラームーンとF版は後に回すかつ、和田先生とそれらの興味深い点もその時に出す
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    「"男も少女漫画を読んでも良い"の流れが出来る時期に和田先生は位置しているヨ」
    「むしろ70年代末は"男も少女漫画を読むべき"の流れがあったみたいですネ」
    [和田慎二]
    「セーラームーンの90年代は更にこれが頂点化かつ
    以降は雑誌・作品傾向の多様化などで、また分断が進んだとも感じられるかノー」
    /
    「上記時期はアニメブームやロリコンブームが起きていたが注目点だヨ」
    「現状では調べにくいかつ、後で扱う内容の予告になりますネ」
    [和田慎二][和田慎二]
    「和田先生は同時期にアニメ・映画評論の連載を持っていたようなんじゃノー」
    /
    「現状だと少年漫画に見える和田作品も、当時の戦う少女作品を見ると見解が変わる筈だヨ」
    「同時に豪ちゃんたちがそれらを少年・万人向けにしていったともわかりますネ」
    [和田慎二]
    「また和田先生などの男性作家が、なぜ少女漫画での活動を選んだかの答えにもなるノー」
    /
    「例外として横山作品は現状の萌えとは違う、色気があるとの評価があるのも注目点だヨ」
    「横山先生もサリー(66)やコメットさん(67)など、魔法少女の歴史として重要作家ですネ」
    [和田慎二]
    「和田先生のコレクション棚にも、とうぜん鉄人が多く飾られているんじゃノー」
    /
    「和田作品はそれ以前の戦う少女ネタに近いのヨ」
    「逆にセーラームーンは和田先生以前の戦う少女ネタからは遠いんですネ」
    [和田慎二]
    「今回だした作は資料が無かったに該当する後期和田作品なんじゃノー」
    [90年代後半以降・後期和田作品群]花ゆめを離れてからは秋田書店で仕事。石川先生みたく漫画家は根気いる
    当時のオタク世代だったからも答えになるがメデューサの様に頑なすぎ、更に早く亡くなられたも惜しすぎる
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    「漫画の歴史では未だに謎が多く、研究段階の"劇画"重要作家を提出するヨ」
    「手塚史観だと劇画は省かれやすいですが、手塚先生と劇画作家も関係は深いのですネ」
    [篠原とおる]
    「篠原とおるは58貸本出身で、最初のブームは60後半〜70前半になるんじゃノー」
    /
    「最初の有名な作は梶芽衣子主演で実写化された作品群だヨ」
    「一貫して青年・大人向け作品を描いている作家ですネ」
    [篠原とおる]
    「一方で75に別冊少女コミックに短編
    更に少女漫画デビューの新谷かおるの、最初のお師匠さんでもあるんじゃノー」
    /
    「戦う少女というか、強い女性の作品を一貫して描き続けたでもあるのヨ」
    「結果としてアニメではなく、実写と相性が良かったになるんですネ」
    [篠原とおる]
    「90年代に再び作品が実写化、以降も定期的に作品が実写化とロングヒットなんじゃノー」
    /
    「復讐に燃える女性の印象が強かったので、今回資料は驚いたヨ」
    「ビッグコミックに相応しい情緒の深い、犯罪からの更生支援ですネ」
    [篠原とおる][篠原とおる]
    「ここらも実写向きといえるノー」
    /
    「常々あげている70年代の実写化作品が軽んじられやすい問題でもあるのヨ」
    「小池先生の修羅雪姫(72)も漫画原作の実写作品ですネ」
    [篠原とおる]
    「キル・ビル(03)など、これらの作品を最も高く評価したのは海外だったが
    "アメコミと劇画は近い"の意見になるんじゃノー」
    /
    「賢先生や和田先生はこっちに近いと思うのヨ」
    「逆にセーラームーンは賢先生や和田先生に近いですネ」
    [篠原とおる]
    「この時代の更に前段階の作品と、そこからの隔世遺伝も
    和田先生と関係しているんじゃノー」
    [篠原とおる]上記のやどかりは81〜85ビックコミック。70がさそりかつ、前身ボーイズライフ末期にも参加
    機会が無いと見ない作家だと思うし、ファンも見つけにくい作家なんだけど上記で価値も評価も極めて高い
    ここらの評価され難さが70年代作品全般の再評価が起きにくい原因と思う。対象が大人中心も要因なのかも
    .
    70年代は劇画が全盛で少年誌でテビューだとそういう絵柄・作風を求められ、それ故に避けたはありうる
    女囚的な展開はスケバン刑事後期にあり、また復讐鬼と化した女も少女の形で和田作品には存在している
    劇画と並べると永井・石川作品は近く上手く毒抜き。川崎三枝子などと比較可で現状だとレディコミに近いかも
    .
    あと魔法少女スタンダードな人助け展開は人生劇場 飛車角(63)で男の任侠扱いとして確認していて興味深い
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    「少女漫画の歴史では未だ未研究の分野は沢山あるヨ」
    「出自を遡ると紙芝居や貸本・更に古いにも至るホラー作品ですネ」
    [古賀新一]
    「漆黒の意思の追求は少女漫画の歴史でも忌避されるのかノー」
    /
    「戦う美少女・魔法少女の枠に納めにくい作品があるヨ」
    「現行でもホラーに強い秋田書店でハニーと近い時期は興味深いですネ」
    [古賀新一]
    「更に秋田書店はロリコンブームの流れでも重要じゃノー」
    /
    「楳図先生なんかと共に、60年代後半に少女漫画雑誌にも載っていたヨ」
    「故人はともかく、接点が無く呼べなかったんでしょうかネ」
    [古賀新一]
    「トキワ荘の因縁がまだ続いているなら、ホラーじゃノー」
    [75〜79 エコエコアザラク]コロコロで魔太郎(72)も来ているが近い作品で、魔法少女と近くて遠い契約少女
    A先生と時期がズレるで、A先生史観には劇画作家やアニメと関わる手塚先生は出て来ないがそれも後で扱う
    まどかは少女漫画というより上記の篠原とおるや豪ちゃん系列延長の、男が描いた戦う少女に近い作品と思う
    .
    .
    「今回はホラーと関係した少女漫画家だヨ」
    「マギレコ含めて更に難しい題材は保留ですネ」
    [ささやななえ]
    「重要とされる24年組の一人じゃノー」
    /
    「絵だけで"ヤバイ…"とわかるのは漫画の利点だヨ」
    「ホラーは不条理を描けるけど、背景になる物語も重要ですネ」
    [ささやななえ][ささやななえ]
    「皆から慕われる人格者だったのに
    誤解から頑なになり、友や仕事を捨て、遂に死を望んだは怖く哀しい話じゃノー」
    /
    「Jホラーの原点はとにかく古いヨ」
    「空間すら歪める人間の強力な感情に注目した学者ですネ」
    [ささやななえ]
    「周囲の人間全てを殺しても、自分の望みを叶えたいの肯定は
    子供向け作品では扱えない話じゃノー」
    /
    「悪を倒す為に悪の上を行く悪になった、哀しい女性だヨ」
    「美しい名も無き幽霊の上位互換となる、醜く強力なネームドお化けという訳ですネ」
    [ささやななえ]
    「復讐劇の結末が勧善懲悪ではない事も上記図書は発見しとるノー」
    /
    「話をささや先生に戻すヨ」
    「面白いエッセイでも実力を発揮ですネ」
    [ささやななえ][ささやななえ]
    「ホラー作家はギャグの名手も多いノー」
    /
    「前回の幻覚まがいの明晰夢で、自分も"ひめな"になって怖かったのヨ」
    「疲れていると誰でもなるで、他にも経験あるんですよネ」
    [ささやななえ]
    「四谷怪談と同じでお化けマンになる力を得たとでも思わんと
    やってられんノー」
    [ささやななえ]24年組見解にも異論が出ていて、歴史研究は広く意見を拾わないと見えてこないとわかる
    [初出68〜86 広末保著作集 第8巻 四谷怪談]ちゃんとした文学研究で研究のモデルでも大変感心した一冊
    上記で復讐する女のテーマは古い伝統にあるとわかるし、ミサやお岩さんさんなど魔法少女には亜種もいる


    Vol 3675(2023-07-08)
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    「いよいよ花ゆめ初期からの有名作家を扱うヨ」
    「この人を押さえれば、あらゆる方面での流れが把握がしやすくなりますネ」
    [クマさんの四季]
    「幾つもの代表作をもつ、和田慎二先生の登場じゃノー」
    /
    「まずは贄姫と近そうな作を紹介するヨ」
    「当初に活動していた別冊マーガレットで73〜75の作ですネ」
    [クマさんの四季]
    「当時は動物が主役の少女漫画は珍しかったんじゃノー」
    /
    「デビュー前の同人誌とスケッチでも、クマさんは確認されているヨ」
    「60年代後半の同人誌は、今とは違う製本・配布形式が取られていたのですネ」
    [クマさんの四季][クマさんの四季]
    「デビュー前の新谷かおるにも、広島に凄い奴がいると把握されていたノー」
    /
    「孤独と集団での生活が描かれているヨ」
    「どの道を選んでも苦しみはあるのですネ」
    [クマさんの四季][クマさんの四季]
    「スケバン刑事初期にも互いを監視しあう、歪んだ友情の話があるノー」
    /
    「当時の漫画ファンは交流形式の制限で意外な繋がりも多いのヨ」
    「始祖の水野英子さんに多くの少女漫画家がファンレターを出していたなどですネ」
    [クマさんの四季]
    「濃厚な人間関係でのトラブルは元が同人の会社などでよく見るノー」
    /
    「新谷先生と和田先生は、92年の漫画イベントで始めて合ったヨ」
    「以後仲良くなり、互いにプリンセスメーカーの絵をFAXで送りあったのですネ」
    [クマさんの四季]
    「スケバン刑事では他の少女漫画には出来ない事で勝負するしかない
    と新谷先生に言ったそうじゃノー」
    [初出73〜75 クマさんの四季]花ゆめ作家は当初は別マで短編活動していた。ケモ系がまだ無かったも注目点
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    「動物が主役という事で今回はコレも出すヨ」
    「花ゆめでは80年代に活躍した川原泉先生ですネ」
    [ブレーメンII]
    「これは00年代前半にMELODYで発表された作じゃノー」
    /
    「動物や火星人や電子生命体がたくさん出てくるヨ」
    「SFを扱うと自然とそうなりますネ」
    [ブレーメンII][ブレーメンII]
    「SFを使うと現実の問題をソフトに置き換えられるノー」
    /
    「96のクローン羊ドリーなど、この時期は倫理問題への問いがあったヨ」
    「遺伝子をいじるのは許されるかという問題ですネ」
    [ブレーメンII][ブレーメンII]
    「この時代の作品群を読む時のテーマにもなるかもノー」
    /
    「遺伝子や出生をいじるのは、他人の運命を操作するのと同じだヨ」
    「90年代には遺伝子か環境かの、サイエンスウォーズも起きていますネ」
    [ブレーメンII]
    「競馬は実地の血脈研究ともいえるから、農林水産省の管轄なんじゃノー」
    [初出98〜04 ブレーメンII]SF関係も少女漫画は強いがこれも開拓・発展の歴史ある。当たりの優しさは長所
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    「かえでと同じ土属性の和田作品出したかったけど、今回はこっちにするヨ」
    「マギレコ魔法少女は過去作品の魔法少女と似た力を所持もありますネ」
    [ひみつのアッコちゃん]
    「レナと同じで鏡を使って自由に変身じゃノー」
    /
    「原作版はコンパクトじゃないのヨ」
    「魔法のアイテムをもらったか、固有で力を持つかの違いもありますネ」
    [ひみつのアッコちゃん]
    「石ノ森・赤塚先生は水野英子先生と関連のある漫画家じゃノー」
    /
    「貰った力をどう使うかも差が出る場面だヨ」
    「原初的な作品と比較すると、どう掘り下げられたかもわかりますネ」
    [ひみつのアッコちゃん]
    「力が強いほど、周囲の人間の運命にも影響するノー」
    /
    「赤塚代表作が良くも悪くも、周囲の人間に影響を与えるも注目点だヨ」
    「神話でいう所の安定しすぎて腐敗・停滞した世界を救うトリックスターですかネ」
    [ひみつのアッコちゃん]
    「誰かから奪ってもたらすも属性には含まれ
    代償に命を支払うのなら、役割も道化から別の物に変化するかノー」
    [初出62〜65 ひみつのアッコちゃん]60年代に順々に男から女に描き手が変化していく中での有名作となる
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    ■ 漫画感想まとめ 2023年4-6月分

    Vol 3674(2023-06-24)
    「次回より扱いの花ゆめ作家をより楽しめるで
    今回はこの人の小特集ニャビ」
    [平松伸二 小特集]
    /
    「74年デビューで70年代後半から80年代前半の空気の体感に最適ニャビ」
    [平松伸二 小特集]
    /
    「更に80年代後半から90年代前半のSJの空気も体感出来て
    当時の作家や雑誌がどういう土壌で産まれ育ったか良くわかるニャビ」
    [平松伸二 小特集]
    /
    「70年代の漫画は凄惨から娯楽への発展段階と前に書いたニャビ
    ブラック・エンジェルズは内容変化と共にハード娯楽作と言っていいニャビ」
    [平松伸二 小特集]
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    「アストロ球団のお弟子さんで80年代に無意識的に
    吹き出し無し巨大写植を一回だけ使用したも指摘しておくニャビ」
    [平松伸二 小特集]
    /
    「風刺の形で凄惨と娯楽を両立させ、メッセージ性の高い作品として昇華させたのが
    漫画も含めた表現形式の到達点とも言えるニャビ」
    [平松伸二 小特集]
    /
    「同世代同時期の作家で、近い世界観を持ち
    30日まで代表作の映画版も配信中で、もうわかるニャビ?」
    [平松伸二 小特集]
    マンガ図書館Zで代表作を読め何本かチェック。自分の体感だと60年代後半〜70年代前半作家より娯楽作と思う
    [81〜85連載 ブラック・エンジェルズ]殺し屋ネタからバトル物へと展開。終盤は心配になるがキャラが凄く良い
    [88〜94連載 マーダーライセンス牙]SJ創刊時の看板でライナップには徳弘先生も。痛烈で面白い風刺アクション
    .
    車田先生なんかは前後を繋ぐ重要作家と思っているが、上記で当時受けた漫画の傾向や人物の繋がりで発見ある
    時期により変動はあるが古い作家ほど現代とは考え方違うで辛いはある。技術やジャンル分けの問題の気もする
    [10〜14連載 ザ・松田]近作で余裕のあるギャグ要素も加わり更に進化のベテラン。自筆画像もあり画力も健在
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    「今回は邪馬台国と卑弥呼にちなんだ作品を出すヨ」
    「邪馬台国と卑弥呼なんですかネ?」
    [テレビマガジン版鋼鉄ジーグ]
    「足が飛び出すババンバーン!じゃノー」
    /
    「70年代を代表する作家といえば豪ちゃんだヨ」
    「アニメと連動する形で、その後も続く作品群を生み出しましたネ」
    [テレビマガジン版鋼鉄ジーグ]
    「石川賢先生ともした、共作作品群の一つじゃノー」
    /
    「本作はコミカライズという形で同一作品が複数存在するヨ」
    「後に夏子の酒の人になる尾瀬あきら版も有名ですネ」
    [テレビマガジン版鋼鉄ジーグ]
    「石ノ森先生経由で桜多吾作先生と竹宮恵子先生が知り合いで
    そこ経由でモーさまと豪ちゃんも知り合ったんじゃノー」
    /
    「近い時期のデビルマンなどと共に、70年代漫画の空気がわかるヨ」
    「アニメ展開と同時企画が、視点の拡大・先鋭化の緩和をもたらしたのかも知れませんネ」
    [テレビマガジン版鋼鉄ジーグ]
    「一方で権利問題などトラブルも多いのが、70年代作家が顧みられにくい原因かもノー」
    /
    「デビルマンやゲッターでも見られるテーマ・シチュも、本作は含まれるヨ」
    「人間を辞め、敵同士の競合を経て、最後は神と戦うのですネ」
    [テレビマガジン版鋼鉄ジーグ][テレビマガジン版鋼鉄ジーグ]
    「尾瀬あきら版では更に人間の悪意や、善悪の難しい判断も加わるノー」
    /
    「もう一つ予定していた作はせっかくだから、配信の空飛ぶマジンガー回まで留め置くヨ」
    「セーラームーン配信終了後に続けての配信も期待していたんですよネ」
    [テレビマガジン版鋼鉄ジーグ]
    「それらとセーラームーンを繋ぐ作家が、次に扱う予定の花ゆめ作家じゃノー」
    [初出75 テレビマガジン版鋼鉄ジーグ]70年代初めにマガジン内で人事変更があり、ここらも変化要因の一つ
    デビルマンは現状だと凄いだが、当時読者の意見では異常な空気がマシになっていく中の一作ともされている
    現状と違うでは巨人の星やジョーが対象年齢を上げすぎ、当時の読者にうんざりされていたのも注目点になる
    .
    古い作品配信繋がりだが近日配信イナズマンFが蝶とギロチン 花地獄。当時かつ特撮でも特異な演出が見れる
    今と繋げるなら平成ライダーにも参加の長石多可男が助監督で演出の傾向。また長石演出ではクラシック使用も
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    「別作が有名な人だけど昔はこんな絵なのヨ」
    「別作時点でギャグ絵入れたり、後年も自由に変えたりと画力も高いですよネ」
    [池田理代子全短編集1][池田理代子全短編集1vvv]
    「昔から凄い話を作っていたと短編を見るとわかるノー」
    /
    「自由や自立や恋愛の極められた先までを描いた作品群だヨ」
    「選択するとは何かを捨てる事でもありますネ」
    [池田理代子全短編集1]
    「選ばれず捨てられた物はどうなるのかノー」
    /
    「慕う子を無視した、おせっかいな親切の末に陥れたならどうなるかだヨ」
    「相手の事をよく考えられなかったのですネ」
    [池田理代子全短編集1][池田理代子全短編集1]
    「自由は周囲を切り捨て、エゴを増大させる事でもあるかノー」
    /
    「誰かの恋人を奪った、若い同性愛を本心だと信じたらどうなるかだヨ」
    「傷つけた相手がどう思うのか、よく考えられなかったのですネ」
    [池田理代子全短編集1][池田理代子全短編集1]
    「愛は誰かから何かを奪う事にもなりえるノー」
    /
    「愛を捨て仕事に生きると決めた筈だヨ」
    「代表作でも結果的に友達・仕事・国を裏切ってしまいましたネ」
    [池田理代子全短編集1][池田理代子全短編集1]
    「悪や人間の弱さを徹底的に追求した作風とも言えるノー」
    /
    「強い憎しみや悲しみ・後悔に救いはあるのか?でもあるヨ」
    「一方で明るく希望のある話も描けるんですよネ」
    [池田理代子全短編集1][池田理代子全短編集1]
    「一番暗い所を知っている人は、一番明るい所も知っているかもノー」
    [初出60年代後半?〜 池田理代子全短編集1]嫉妬と百合の地獄。恋愛は人生とも直結し深刻な問題にもなる
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    「最初インドかと思ってたら違うで、大急ぎで用意したヨ」
    「探せばなんでもありますネ」
    [シルクロード・シリーズ]
    「73年デビュー、70〜80年代で重要な作画グループ会員なんじゃノー」
    /
    「隔絶した村で産まれた少女は選ばれし10人の一人だったヨ」
    「超能力は魔法少女の大量発生に先行する一要因ですネ」
    [シルクロード・シリーズ][シルクロード・シリーズ]
    「現実と虚構を織り交ぜて何かが起きた後の、制限された姿が魔法少女かもノー」
    /
    「展開は時空を超えて広がっていくヨ」
    「不死の力は永遠と同義とも言えますかネ」
    [シルクロード・シリーズ][シルクロード・シリーズ]
    「永遠にただの人間が近づこうとすれば悲劇は必然かもノー」
    /
    「世界が始まる前の出来事が、始まった後の世界に干渉するヨ」
    「繰り返し終わり、繰り返し始まる世界での個人が本来の転生の姿ですネ」
    [シルクロード・シリーズ][シルクロード・シリーズ]
    「科学の分野での異世界や並行世界も
    世界が終焉してからの無限ループし続ける世界を想定しているみたいじゃノー」
    /
    「いくたび転生を繰り返しても変わらない人がいるヨ」
    「別宗派から迷わせる者として第九化身に設定された人ですネ」
    [シルクロード・シリーズ]
    「無限転生を脱した人が一般的な解釈かもノー」
    /
    「筆者は80年代に入国するレアな経験もしているヨ」
    「向こうのネコはペルシャ系の顔立ちなんですネ」
    [シルクロード・シリーズ]
    「モンゴルではネコは不吉な存在。インドではネコは野犬のおやつじゃノー」
    [初出81〜 シルクロード・シリーズ]70年代から発展の少女漫画SFと伝統の歴史ロマンが合体し凄いのが出来た
    自分が知らないだけで凄いのはまだまだあると実感できる内容。今回はマギレコ合わせでお蔵だった資料も放出
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    「川崎先生は今回ラストかつ、現行最新作だヨ」
    「奥さん実家の九州在住期の仕事ですネ」
    [岩石おばさんとホー][ひょっこりじぞう]
    「70代の画力じゃノー」
    /
    「ごらんの通り画力に衰えは無しだヨ」
    「劇画畑で絵を追求した人は晩年も上手いが多いですネ」
    [岩石おばさんとホー][ひょっこりじぞう]]
    「展覧会は15。23年現在も調べると元気にされとるようじゃノー」
    /
    「今回は巨人の星の好きなシーンも出すヨ」
    「ほぼ新が中心になりますネ」
    [新巨人]
    「感想ではイサムを最高傑作とする声が多い感じかノー」
    /
    「展覧会解説にもあるけど旧作が劇画全体の印象と共に語られる不幸だヨ」
    「上手くはあるけど、劇画全体の画力と共にまだ発展途上段階ですよネ」
    [旧巨人][旧巨人]
    「70年代作品を裸と幼児化の為に骨抜きされたとしか評価できなかったのは
    40〜50年代産まれ評論家の限界とも言えるノー」
    /
    「80年代以降の中間としてみると視点の拡大・先鋭化の緩和とも取れるヨ」
    「83の梶原先生の死は変換の終了と連動しているとも言えますネ」
    [新巨人][新巨人]
    「作品をバリエーション化する事で適応進化したとも言えるノー」
    /
    「80年代以降のアニメ作品や、ファンの持つ概念の変化も注目点だヨ」
    「70年代終盤に連載と同時進行したアニメはオリジナル要素も多いですネ」
    [70年代資料][70年代資料]
    「70年代は劇画時代劇などが映像化されヒットしたも忘れられがちじゃノー」
    /
    「新巨人アニメ版で結果として拾われなかった展開があるヨ」
    「よく語られる旧巨人アニオリのボッチ回へのアンサーも含まれますネ」
    [新巨人][新巨人]
    「右一号は野球と関係ないゴルフ中に思い浮かび
    プライベートの誕生会でも全キャラが公私混同せず集まるんじゃノー」
    /
    「上記でわかるように新後半のキャラは全体で精神が安定しているヨ」
    「負ける時は負けていいを受け入れる飛雄馬ですネ」
    [新巨人][新巨人]
    「激情的に悶え苦しむ旧と違い、距離を取るや支援も受けいれる強さを得たノー」
    /
    「支援の究極である最終覚醒版の一徹も原作だけだヨ」
    「父に元気になって欲しい、あの頃に帰りたい、伴や一徹たちと野球がしたい
    飛雄馬の願いは叶いましたネ」
    [新巨人][新巨人]
    「野球で破滅したが、野球に救われたとも言えんかノー」
    /
    「巨人の星のテーマを復讐や遺恨試合と見るか、死と再生と見るかはその人次第だヨ」
    「なんの因果かニャンコ先生も違う形で再生しましたネ」
    [岩石おばさんとホー]
    「ワシはとうぜん世代的にも、ニャンコ先生も巨人の星も再生した方を取るノー」
    [刊07 岩石おばさんとホー]00年代はコロコロでいなかっぺ新作も描いていて、巨匠の優雅な晩年感ある
    [刊11 ひょっこりじぞう]今は検索すると23年のお元気なインタビュー・サイン執筆風景も出て喜ばしい
    更にで川崎先生の息子さんのかわさき健原作のゴルフ漫画[オーイ! とんぼ]も24にアニメ化が決定した
    .
    上記で世代ではないけれど、それだけに先入観だけが突出し実際は違うが多く調べていて大変面白かった
    川崎先生も含め70年代作品はかなり凄いんだけど狭間的とも思われ、語られたり評価されたりし難く惜しい
    昔の評論引くだけは漫画を読んだとは言い難い。梶原先生も含めまだ調べたら色々と発掘できる分野と思う
    ---
    マギレコでは一曲で抑えていたけどウテナは割とガツガツとJ・A・シーザーしてて、もっと使ってもはある
    .
    マギレコボカン後編。こうすれば…が割とあるんだけど逆に直せるも絞りやすく、まだ伸びしろあると感じた
    今まで継承でゲスト姉妹中心。取り違えと野心で手段と目的が逆転し壊れていくは見ごたえあって好きな展開
    絶対に梨花Xあーしをするも感じるれんちゃんミュージアム。反すう思考は考慮の必要なしよねえとか思いながら
    .
    「悲劇的に終わるの定説も疑問な所はあるのヨ」
    「新巨人を重視するならそうなりますネ」
    [愛と誠]
    「死んだけど生きていたも梶原一騎作品ではありうる展開じゃノー」
    /
    「梶原一騎色の強い作は役目を終えたあと、後進育成に努めるもあるヨ」
    「空手バカ後半以降のマス大山系キャラですネ」
    [ピストン堀口]
    「力石の死はちばてつや意向が大きいも注目点じゃノー」
    /
    「あの描写ではジョーが生きているや続編は、とても無理と思うヨ」
    「生存したキャラは深い見識を得たり、幸せになっていくも多いですネ」
    [新巨人]
    「美しい死をありがたがるは、命まで奪い利用したい人間の考え方じゃないかノー」
    死んだらヴァルハラ等に行きまーすで祭り上げるとかしないと、貴様よくも利用しやがったな!になると思う
    途中で挟むかもだけど、現実と虚構を織り交ぜるで本気でヤバい事になったのは格闘技以外の作品群である
    神話はその時代では現実だけど、距離を取ると作った人まで嘘と本当の区別がつかない話でほぼ狂気の世界
    ---
    ---
    「読み込みでは一徹の実態と変化を掴みたいも焦点にしていたヨ」
    「前半が思ったより優しく、後半の急変は異常な変化ですネ」
    [巨人の星]
    「もっとわかりやすく言えば、闇落ち・ヴィラン化したじゃノー」
    /
    「図書館資料を使用ならではで、面白い物も見つけているヨ」
    「連載時に出た小説版全五巻ですネ」
    [小説 巨人の星][小説 巨人の星]
    「美奈の死まで収録、挿絵は川崎先生で展覧会でも展示されたノー」
    /
    「小説版と本編で違う箇所があるヨ」
    「もしかすると原作原稿で、作画時の変更が確認可ですかネ」
    [巨人の星][巨人の星]
    「陽気な一徹・鬼と評される一徹は漫画版のみで
    キャラの性格や属性が演出で強化されたと見ればよいのかノー」
    /
    「一徹の急変は細かい事件の積み重ねで進むヨ」
    「その一方で鬼の時代でも、正気に戻る瞬間がありますネ」
    [巨人の星][巨人の星]
    「反発していた伴の手駒化も、飛雄馬を倒しきれない一徹を見てが決定打になるノー」
    /
    「一徹の変化の最大要因は野球ロボット・オズマの出現だヨ」
    「明子さんも殴っているはあまり語られませんよネ」
    [巨人の星][巨人の星]
    「一方で伴の離脱の最大要因も明子姉ちゃんなんじゃノー」
    /
    「野球ロボット・オズマが一徹の指導で変化したは面白い点だヨ」
    「人間性を取り戻したんですよネ」
    [巨人の星]
    「補足として大リーグボール養成ギプスは
    あの世界ではオズマが納得するほど合理的・装着期間は短い・成果を出したと指摘しておくノー」
    /
    「相反する二つの要素を持ち、激しく葛藤するは梶原作品の魅力だヨ」
    「それ故にどこに注目するかで見解が変わり、キャラとして難しくなるはありますネ」
    [タイガーマスク][愛と誠]
    「梶原一騎自体が相反する要素を持っていたとも言えるノー」
    /
    「最後は判定が割れたのに一徹自体が、間違いと負けを認めたも注目点だヨ」
    「新では間違いを認め、飛雄馬を認めた上で更に発展するんですネ」
    [巨人の星][新 巨人の星]
    「一徹が勝った展開を想定しても面白いかもノー」
    /
    「新の一徹は恋愛問題ではポンコツだった昔とも違うヨ」
    「明子さんが周囲を利用したと見抜き、我欲よりも友情を取れと助言していますネ」
    [新 巨人の星][新 巨人の星]
    「初期の優しさと、後期の厳しさが混ざり昇華したんじゃノー」
    /
    「小説版は書き下ろしとして、梶原一騎の見解も述べられているヨ」
    「愛について自分の言葉で語れる様になるのは、やはり愛と誠以後ですかネ」
    [小説 巨人の星][小説 巨人の星]
    「梶原一騎の考えは芸術的じゃノー」
    [刊68-70 小説 巨人の星]上記で断言は出来ないんだけど漫画原稿の可能性があり、見解含め資料性が高い
    梶原一騎は初稿を重視し、作画が出来てからそれに合わせ次の原稿。巨人の星では作画と会ったは数回程度
    あしたのジョーの原作原稿が残っていたら凄いんだけど1Pしかないと確定。時期も合わせ本作は残って幸運
    ---
    .
    「ワルキューレが出るで準備しといたヨ」
    「北欧ならバイキングに振るか、神話に振るか選べますネ」
    [星のたてごと]
    「ドイツが色々あって掘り下げたネタでもあるノー」
    /
    「早い時代に北欧神話をよく調べて描いたヨ」
    「当時はワーグナーが資料として第一かも知れませんネ」
    [星のたてごと][星のたてごと]
    「愛ゆえに神も家族も運命も裏切ってしまった娘なんじゃノー」
    /
    「肉親や恋人・友への愛と、あるべき節理との間で苦しむヨ」
    「ここらは最近の作も見事に継承していますネ」
    [星のたてごと][星のたてごと]
    「星一徹にしてもこの狭間で苦しんどるノー」
    /
    「芸術と人生はテーマとして根深い物があるヨ」
    「現実と芸術は違うが故に美しいですかネ」
    [星のたてごと][星のたてごと]
    「芸術と人生は水野英子の代表作で更に深く掘り下げられるノー」
    [初出60〜62 星のたてごと]生と死を超越した永遠の愛のアオリ文も考え込む、歴史的にも重要な初期少女漫画
    まだ童話的な設定を更に捻りうねる愛憎や葛藤を描き始めたで既に凄いし、愛情を素直に描けるも女性作家利点
    ---
    「秘密がバレて動揺しているヨ」
    「フフフ…さては童貞ですネ?」
    [ピストン堀口物語]
    「イチゴ味がしてきたんじゃノー」
    /
    「梶原一騎の処女作にして最終作が本作だヨ」
    「処女に童貞と随分と初々しいですネ」
    [ピストン堀口物語]
    「梶原一騎単独での持ち味がよく出た内容なんじゃノー」
    /
    「梶原一騎の女性観や恋愛観も独特な物があるヨ」
    「全般で変な思い込みがあるんでしょうかネ?」
    [ピストン堀口物語][愛と誠]
    「思い込んだら試練の道じゃノー」
    /
    「現実でも女優と会えなくなるで、赤字興行を辞められなかったヨ」
    「性豪ぶりを自慢する割には弱気ですネ」
    [わが懺悔録]
    「松坂慶子の気を引こうと大サービスした逸話もあるんじゃノー」
    /
    「偏ったメンタルは作品にも長所短所として反映されているヨ」
    「人間の弱さに対し鋭い考察が出来るとも言えますネ」
    [愛と誠][ピストン堀口物語]
    「対して突き放して考えられず現実まで蝕まれたノー」
    /
    「弱さに抗い乗り越える人間を描きたかったとも言えるのヨ」
    「巨人の星は全編を通してそんな感じですネ」
    [ピストン堀口物語]
    「弱い人間を笑うか、応援するかは読み手の問題じゃノー」
    /
    「美しく終わりたい・他人の栄光を自分の物にしたい・他人の人生を支配したいはエゴだヨ」
    「前作では父に支配されていた飛雄馬も、新では完全に違いますネ」
    [新巨人]
    「ジョーがあのラストで正しかったのか問題にもなるノー」
    [刊86 ピストン堀口物語]56の新聞連載を逮捕後病中に是非とお願いして漫画化、死後刊行で台詞通りとなる
    他人の人生を勝手に決めつけ操ろうとするは、当人が印象操作をされていた・していたで狂ったもあり興味深い
    ピストン堀口には幼少期の逸話や妻との観光での反応と思い入れ深く、その人生と周囲・時代も影響で考察材料
    .
    童貞や処女に拘るのも男の世界的といえる。結婚前に処女じゃないは過去の時代では大事で殺人事件にもなる
    「男の世界を極めるとなぜか真逆のホモに行くもあるヨ」
    「過去にも階級制度にホモや処女権が組み込まれていたもありますネ」
    [新巨人]
    「牢獄や寺院など、閉鎖環境でホモレイプが起きる例も多いノー」
    現代の女性問題も含め性のルール化は支配の方法の一つ。レイプが軍事戦略に組まれ男系遺伝子が消滅した怖い歴史も
    ---

    ■ 漫画感想まとめ 2023年1-3月分

    Vol 3666(2023-04-01)
    「74〜77ムサシ・77〜79フットボール鷹・76〜79新巨人と遂に体力の限界が来たヨ」
    「若い頃も結核になって連載強制中断があったんですネ」
    [ムツゴロウが往く]
    「81〜85の本作含め、80年代以後の作はゆっくり連載、全て一人作業なんじゃノー」
    /
    「原作なし作品でも自分の趣味のゴルフが題材などがあるヨ」
    「90年代はベテラン揃いのビックゴールドで仕事ですネ」
    [ムツゴロウが往く]
    「00年代以降は嫁さんの実家の熊本で絵本や県の仕事じゃノー」
    /
    「元々が絵を描くのが好きだったでの漫画人生なのヨ」
    「若い頃に一匹狼として育成されたので孤独にも強いんですネ」
    [ムツゴロウが往く]
    「一方でビック錠先生と気が合い、同居して絵の実験をしていた時期もあるんじゃノー」
    /
    「今回の題材のムツさんと同じで人の人生は面白いものだヨ」
    「今でも変わった人生になった研究者はたくさんいますネ」
    [ムツゴロウが往く]
    「人がしていない事をすると自然にそうなるんじゃノー」
    [81〜85 ムツゴロウが往く]コロコロと連動し、大人向け誌ビッグゴールド・モーニングを支えたのが80年代
    資料が新巨人以外なしになってしまうが、上記で70年代も劇画作画の頂点に近い位置で少年誌をけん引した
    80年代以降に描き込み
    鋭いマンガが出てくるが、70年代に内容も含め下地があったとわかると流れが見える
    .
    現状で70年代劇画の歴史が直観で分かり難く説明しにくいが、調べた範囲でアレがコレがとだいぶ発見ある
    漫画誌自体も変遷で平田弘史のホームが今はきらら系芳文社だったも驚き。ただ青春物から日常物で系譜はある
    .
    「亡くなられたけど70年代前半の今作はそれ以前・以後の青春物の中間として興味深いヨ」
    「どん底に暗い青春ではありませんネ」
    [男おいどん]
    「エッセイ物やうんちく物としても派生できるノー」
    /
    「70年代後半になると現行に近く、娯楽としても面白いになってくるヨ」
    「梶原先生の良い意味でのパロディもありますネ」
    [1・2の三四郎]
    「社会全体が暗い呪いから解き放たれたのが80年代かもノー」
    大友克洋も暗めの青春物からスタートしている。巨人の星終盤と暗すぎる劇画青春物の流行は連動傾向がある
    前回も書いた掲載誌がどこかも、当時の流行や当時の読者が何を求めていたかで作品に与える影響大きいはず
    ---
    「71巨人の星終了後の連載が71〜77の本作だヨ」
    「ジョーは73に終了で並行連載になりますネ」
    [少年マガジントリビア]
    「一徹・ジョーの存在、極真空手の勃興、興行業が梶原一騎を狂わせて行くんじゃノー」
    /
    「73の奥さんとの離婚は狂気の時代を象徴する事件だヨ」
    「暴力団風の人間が取り巻き、マスコミの求める姿を演じ、周囲との断絶を深めたですネ」
    [スタートは四畳半]
    「83の逮捕まで狂気は加速し続けたんじゃノー」
    /
    「奥さんと離婚した事で描けたとされたのが73〜76の本作だヨ」
    「近い時期72からのカラテ地獄変シリーズは狂気が強い作とされていますネ」
    [愛と誠]
    「今作は恋愛物を作ったとして価値が高いノー」
    /
    「70年代の梶原作品は狂気と正気が交錯する独自さがあるヨ」
    「作中にヤクザ・レイプ・暴力が飛び交うですネ」
    [兄貴]
    「取り巻かれていた故との意見があるノー」
    /
    「実生活の荒れと作品への反映が後年評価の難しさにもなっているヨ」
    「ちばてつや意向も強いジョーを基準に考えて良いのでしょうかネ?」
    [あしたのジョーと〜]
    「梶原原作では白木屋敷で日向ぼっこし、幸せそうだで終わっているんじゃノー」
    /
    「今回一冊だけ生前に書かれたエッセイを読む事が出来たヨ」
    「逮捕時のスキャンダルに巻き込まれた芸能人への弁護でもありますネ」
    [わが懺悔録]
    「いかにイメージを求められ、その結果どう裏切られたかわかるんじゃノー」
    /
    「求められるイメージの覆面を被っていた以上、もうなにもわからないヨ」
    「周囲の人間にしても見解に違いがありますネ」
    [わが懺悔録]
    「いまも利用されている所はあるかもノー」
    [刊10 スタートは四畳半]狂気度が増す前の本人を知る嫁さん。正気に戻った病後・死後には戻って支えた
    [刊73〜76 愛と誠]実生活の反映とたどり着きたい理想が作品内で交錯するとも言え、自然過激な作となる
    [刊87→97 兄貴]実際の幼少期を知る弟。ヤクザとの抗争や付き合いがどうしても増えて抜けられなくなる
    .
    [刊95→改題 あしたのジョーと〜]他案件の調査でも能力が高く、本作も何度も改題再販される評伝決定版
    [刊86 わが懺悔録]当人自体もそういう所あり情報がかく乱されていると思う。上記調査別案件も参考かも
    掲載紙等の問題もあるが76〜79の新巨人の狂気度が低いは今考えると価値が高く、梶原の難しさがわかる
    ---
    「髪をタワーみたいに盛るのは歴史が結構あるのヨ」
    「中世ヨーロッパのお姫様を演出したい時もこうですネ」
    [白いトロイカ]
    「今回はトキワ荘にも入っていたレジェンド女性作家で行くんじゃノー」
    /
    「古い作品を読むと現行にも引き継がれた表現が出てくるヨ」
    「いまとは意味が変わっているもあるかもですネ」
    [白いトロイカ][白いトロイカ]
    「少女漫画は目に炎ではなく星になり、余裕ではなく内省から目を閉じるんじゃノー」
    /
    「当初は男性が描き、手塚先生もいるで男装が根底に組み込まれているのヨ」
    「しかしながらみなもと先生をして、水野先生は次元が違うとする心理を描いたのですネ」
    [白いトロイカ][白いトロイカ]
    「愛には嫉妬・支配欲・憎しみも含まれるんじゃノー」
    /
    「現行と違う、また男とも違うで昔の少女漫画は理想の男性を描いていたのヨ」
    「同時に女性にしか思い浮かべられない展開や結末もありますネ」
    [白いトロイカ][白いトロイカ]
    「一方で運命に対して何もできないや、悲劇や不幸で終わるも多いんじゃノー」
    /
    「要人の傍にいる人たちで物語を組めるのも独自かもだヨ」
    「何もできないけど影響を与えて行動を変えさせたり、慰め苦しみを軽くするは出来ますネ」
    [白いトロイカ]
    「そのための道具として音楽が使われると、男性向け以上に意味が大きくなるんじゃノー」
    [初出64 白いトロイカ]レジェンドの中のレジェンドで、レジェンドがファンレターを出していたなど完全な始祖
    愛に関してモテそうにない男が多い哲学者は流石に駄目で、まだ音楽家や女性作家の方が考察も鋭いと思う
    これ以前の伝統で女の子が酷い目に会い続けるジャンルなんかもあるが、嫌な感じじゃないは調理の上手さ
    ---
    ---
    「15開催の川崎のぼる展図録を読む事が出来て、より解像度を上げられたヨ」
    「73〜75の超多忙期連載のてんとう虫のうたですネ」
    [てんとう虫のうた]
    「巨人の星連載中も以後も、週刊連載や単発掲載で大忙しだったんじゃノー」
    /
    「巨人の星以前から連載一位・二位独占や、アタック拳ドラマ化があったヨ」
    「さらに少女漫画誌で悲劇・スポーツ・怪奇の単発掲載まであったんですネ」
    [てんとう虫のうた]
    「人情系列作品の集大成がてんとう虫コミックスの名前元になった今作じゃノー」
    /
    「巨人の星を読み直し、キャラの目的や成長で発見があったヨ」
    「時間経過で目的のブレ、回想での付け足し、事件からの変化があるのは当然ですかネ」
    [新巨人の星]
    「巨人の星内でも変化はあるけど、新と比較するとより明確かもノー」
    /
    「さらに巨人の星はアニメ版との微妙で大きな違いでの印象ブレもあると見ているヨ」
    「原作・アニメともに長く、上記のブレも抱え、見る人の印象も歪んできますかネ」
    [巨人の星]
    「結果として大きな事件の印象だけがより強く残るかもノー」
    /
    「そもそもの目標が巨人の星だったのかもどうかなのヨ」
    「一徹にしても、どの段階を抜き出すかで違いがあるかもですネ」
    [巨人の星][巨人の星]
    「開幕時一徹は酒に逃げる弱い人間で、飛雄馬は父親に元気になって欲しいがある様じゃノー」
    /
    「上記ちゃぶ台もひっくり返していないの他、花形の策略・回想外の暴力はこれだけがあるヨ」
    「一徹の暴力は後半敵対してから、回想の形で付け足されたが多いですネ」
    [巨人の星][巨人の星]
    「飛雄馬の成長に泣く、飛雄馬が心配で泣く、飛雄馬に出ていかれて泣く
    前半一徹は後期に見せない弱く優しい表情がとても多いんじゃノー」
    /
    「新での回想は無印後半の印象がつけ足され、微妙に記憶が変化しているヨ」
    「弱い初期一徹では無く、鬼の後期一徹のイメージで殴られていますネ」
    [新巨人の星]
    「更にアニメ版でのこのシーンも、原作とは微妙で大きな違いがあるノー」
    /
    「展開の中でブレていった場面ではこんなのもあるヨ」
    「野球が集団の競技であると王に教えられる場面ですネ」
    [巨人の星]
    「重要そうな場面だけど以後大きく展開したと言えるかノー?」
    /
    「父親に元気になって欲しかったや、野球で得た友情が裏切られたらどうなるかだヨ」
    「後半の父が敵となり、友までも奪われた状況ですネ」
    [巨人の星]
    「あのころに戻りたいが願いとして強く出てしまうんじゃノー」
    /
    「てんとう虫の歌も家族への感情が大きな比重を占めるヨ」
    「家族の為に良かれとした事が裏目になるまでは一緒ですネ」
    [てんとう虫のうた]
    「一度は間違ったルートを選ばせるのが今作の凄い所じゃノー」
    /
    「巨人の星と違い失敗後に正しい選択をするのヨ」
    「一人だけに全て押し付けず、皆で力を合わせるエンドですネ」
    [てんとう虫のうた]
    「父や友と協力し、皆で困難を乗り越える
    前半を継承した後半巨人の星ルートもありえたかもノー」
    /
    「実は飛雄馬の願いは新で全て果たされるヨ」
    「新は全キャラが内面も大きく変化していますネ」
    [新巨人の星]
    「未来がどうなるかも新の飛雄馬なら想像しやすいんじゃノー」
    [刊15 川崎のぼる展図録]貸出禁だけど元々大阪で活動していたであり、自叙伝や年表もあって大変参考になった
    巨人の星は後半の一部が図書館になく間を開け見つけて読んだになり、それで発見したのが上記の暴力描写頻度
    怪しい部分も多々あるけど初期一徹にはあまりスパルタは感じず、巨人軍に入ってからの方がスパルタと感じた
    .
    結果的に前半一徹が飛雄馬を殴る場面はわずか一回で、殴った後も出ていかれて悲しそうに泣きだすになっている
    初期伴が星を追い出そうとしたスパルタや、後期一徹の敵対・過去回想・オズマや後期伴へのスパルタは擁護が難しい
    へそ作戦の頃と完全敵対期は違う。一徹のスパルタ自覚と後期への変化はマスコミ取材を受けてが一要因になっている
    .
    [73〜75 てんとう虫の歌]76新巨人の狭間に入る作でイサムと同期。人にもよるがとても良い出来で完全に刺さった
    ---
    てんとう虫の幼女も大ちゃん女子verとも言えるが、上記図録から未見ながら川崎先生も性転換ネタをしていたとわかった
    川崎作品では似たキャラが他作でもがあり、いなかっぺの愉快な巨人の星風キャラやあちこちにいるニャン子先生も楽しい
    ボクサーからニューハーフに転身がう〜まんぼ!。更に原作は実子と業が深い。飛雄馬もオカマの星を目指してもいいのよ
    .
    「必死に日常を楽しもうとして出来なかった昭和の人だヨ」
    「根底には人間らしさを求める切実な願いがあったんですネ」
    [巨人の星]
    「抱ける夢が少なかったのも昭和なんじゃノー」
    555の配信始まったけど夢がないは昭和の青春物でもよく見られるテーマ。自分探しの旅に出てしまうとかもこのパターン
    ---
    .
    「工作の手は動かしてないけど写真は大量に溜まって行くのヨ」
    「漫画も出していかないと、どんどん機会を失いますネ」
    [ファラオの墓]
    「ヘルペスの痛みが引くまでと、読み易い漫画を読み続けた結果なんじゃノー」
    /
    「今作は風と木の詩の企画を通す為に、竹宮先生がアンケ一位を目指して作った作だヨ」
    「当時の少女漫画の王道を研究し、最後には娯楽を作る楽しさに開眼したんですネ」
    [ファラオの墓]
    「アンケでも常に五位・六位を取るまで行ったノー」
    /
    「風と木のプロトタイプ的なキャラが登場しているヨ」
    「風と木よりも性格設定がわかりやすく、関係性も直球になりますネ」
    [ファラオの墓]
    「強大で傲慢な王でありながら、自由も仲間もない孤独な人物じゃノー」
    /
    「恋に落ち心を開いた恋人までも手にかけ、より孤独を深めていくヨ」
    「その恋人が敵対者の妹だったで因縁も深まるんですネ」
    [ファラオの墓]
    「対してすべて奪われた主人公は仲間を増やし、対決を目指していくんじゃノー」
    /
    「事件に対する心理の動きの細やかさは女性作家ならではと言えるかもだヨ」
    「あれもまた人の心を知る女とありますネ」
    [ファラオの墓][ファラオの墓]
    「人の心をよく理解出来る女性キャラがいたなら、巨人の星も違ったかもノー」
    /
    「敵に対しても深い同情を抱けるかが、展開の分かれ目なのかもしれないヨ」
    「哀しき悪役という奴ですかネ」
    [ファラオの墓]
    「火事場のクソ力三段階目も、敵を含めたすべてを救うためじゃノー」
    [74〜76 ファラオの墓]中心が男の子から女の子に移行し、更に女性を巻き込む陰謀に展開など良い意味で少女漫画
    男の子が力を求めた先にあるのが仲間を増やす事だったのも良い意味で女子らしく、どちらが勝つかも納得かつ当然
    少女漫画的な考えも取り込み発展したのも漫画の歴史で、逆に孤立していく昔の男の世界の漫画と比較すると発見ある
    .
    巨人の星の姉ちゃんは割とどうかなの所あり一番人の心を知るキャラは伴と思うけど、男同士を突き詰めるは違う世界
    [巨人の星]
    ---
    「川崎のぼる大会その2で、今回も男の世界に付き合ってもらうヨ」
    「巨人の星の写真をたくさん撮ったので、織り込みながら進めるのですネ」
    [巨人の星]
    「当時の荒俣宏をうんざりさせ後に復讐の物語と評価させたのが、後期巨人の星なんじゃノー」
    /
    「70年代初頭の少年マガジンは異常な雰囲気だったとの評価があるヨ」
    「後期ジョーや巨人の星は、学園闘争世代を引き止める役割があったとされていますネ」
    [荒俣宏の少年マガジン大博覧会][荒俣宏の少年マガジン大博覧会]
    「少年向けというよりコアな青年漫画に近いノー」
    /
    「当時のマガジンは凄惨で暗く、人間や社会憎悪に満ちた作品も多いヨ」
    「スタン・リーをして評価不能とした別冊マガジンの池上スパイダーマン(70)も近いかもですネ」
    [荒俣宏の少年マガジン大博覧会][荒俣宏の少年マガジン大博覧会]
    「まんがエリートのための雑誌COMは67〜73も参照じゃノー」
    /
    「ただこの時期の漫画全てがこうだった訳ではないヨ」
    「やっと今回の作品が出てきましたネ」
    [いなかっぺ大将]
    「小学館の学年誌で67〜71と後期巨人の星と同時期連載じゃノー」
    /
    「文庫版でのビック錠解説が秀逸だヨ」
    「巨人の星とは真逆な世界ですネ」
    [いなかっぺ大将]
    「努力するほど深みにハマり、号泣すらも笑いを誘うんじゃノー」
    /
    「雑誌の依頼で最初は真面目な少年柔道漫画だったのヨ」
    「半年で自然とずっこけ丸裸な世界になったんですネ」
    [巨人の星][いなかっぺ大将]
    「人間から超人に向かう飛雄馬と、超人から人間に向かう大左衛門かノー」
    /
    「間違った努力で失敗のオチに向かうは共通かも知れないヨ」
    「かたや全て闘争で解決しようとする人たち、かたや曲芸でしかないキャット空中三回転ですかネ」
    [いなかっぺ大将][いなかっぺ大将]
    「悲劇と喜劇は紙一重かノー」
    /
    「いなかっぺ大将は70末から80初のコロコロコミック創刊期の立役者にもなったヨ」
    「今も継承されたコメディシチュがあるかもですネ」
    [いなかっぺ大将][いなかっぺ大将]
    「音楽でかってに踊り出すや、大事の前に尿意に負けるはキン肉マンで見たかもノー」
    [いなかっぺ大将]古い作ながら同時期連載だった事に本当に驚いたし、後年コロコロの立役者も驚かされた
    以前にNHK特番で当時読者には力石死後のジョーが低評価だったも驚きで、当時は最悪の印象を与えたみたい
    連載当時の巨人の星や当時の見解下にある後年評価など、周辺事情も含めると難解だが異常があるとはわかる
    .
    文庫版巨人の星にも魔球はいらなかったとの感想あるが、ここらも後期の展開や上記見解と合わせると興味深い
    ボットも異常な数あるがコンダラも誤解以前に言われていない説があり、評価と共にデマが作られた可能性もある
    当時の漫画は池上スパイダーマンの他に手塚先生ボンバ!等も参考になるが、生きているのが嫌になってくる内容
    .
    マガジン史観だけだと分かり難いが上記でマガジンが低落し、ジャンプ等の他紙が上がって来たであっていると思う
    現在のこっていない漫画家や雑誌の歴史に至ってはわからないが多く、当時の実像と共にもうわからなくなっている
    ただ劇画とギャグが絵と内容と共に融合しながら発展し現在に至るや、一度間違った努力に漫画が進んだは注目点
    ---
    「初期富野監督も参加の、過酷すぎる音楽物モデルも出ていたヨ」
    「圭子の夢は夜ひらきますかネ」
    [圭子の夢は夜ひらく]
    「父は敵となり、友は去り、恋人は死ぬ
    なんのために生きるのか悩み苦しむ青春なんじゃノー」
    いまでこそ強すぎる感情や思い込みで苦しんでいただけとわかるが、青春は捉え方では地獄みたいだったにもなりうるなと
    スタン・リーは青春なんてモテない金ない力ないでスパイダーマン描いたが、それより酷く評価不能は流石に考えが偏り過ぎ
    ---
    ---
    「今回から数回に分けて川崎のぼる大会をするヨ」
    「巨人の星配信の影響ですネ」
    [劇画 松下幸之助]
    「図書館資料で限られるが、こういう珍品も出すんじゃノー」
    /
    「巨人の星が代表作だけど、それだけの人じゃなかったヨ」
    「原作付きでもオリジナルでも大戦果を上げていますネ」
    [星野仙一物語]
    「画風・作風の幅も異常に広いリビングレジェンドなんじゃノー」
    /
    「関わった人の幅広さでも伝説的といえるヨ」
    「原作付きに参加している事も影響していますネ」
    [星野仙一物語]
    「ビック錠と友達で劇画畑出身ながら、馬場のぼる影響下にもあるんじゃノー」
    /
    「巨人の星などその時代を的確に記録した点でも価値は高いヨ」
    「さらに巨人の星ではあらゆる手法を実戦的に使ってもいますネ」
    [劇画 松下幸之助]
    「実際に見ている人は説得力が違うんじゃノー」
    /
    「作品内の昭和への証言がプレーンなのも良い点と思うヨ」
    「後年の作家だとこういう事件も、何かが混ざってしまいがちですネ」
    [星野仙一物語]
    「巨人の星に関して発見があって、見解が大きく変わりもしたノー」
    /
    「奇妙な信念に取り憑かれていたのが昭和とも言えるのヨ」
    「戦前から続く奇妙な信念は今も残っているかもしれませんネ」
    [劇画 松下幸之助]
    「梶原作品によくある男の世界は、SBRなんかでもネタにされたノー」
    ようこそ男の世界へ…。上記なんだけど川崎先生は連載当時から別作でこれらをギャグとして相対化させ本当に幅広い
    [刊88 劇画 松下幸之助]水木作品でもあるけど当時から努力や根性への疑いはあったし、戦争敗北もその結果の一つ
    [刊04 星野仙一物語]上記グラウンド土下座儀式も今だとギャグ風だけど、当時はおそらく真剣で戦前空気が強いみたい
    .
    荒木先生ほかジャンプ系作家が褒める荒野の少年イサムも代表作。ジャンプ根底には劇画系の血が強く流れている
    ---

    ■ 漫画感想まとめ 2022年10-12月分


    (2022-12-24)
    「体調も完全状態とは言い難いので、漫画の調査を続けているヨ」
    [マーベル大全]
    「背景に占領下日本や海外影響の実際を知りたいがあるんですネ」
    「解説等での証言から当時の実際がわかる場合も多いノー」
    /
    「海外の自己申告での歴史は盛られているも多そうだヨ」
    [マーベル大全]
    「海外漫画が大きく発展はDKRやウォッチメンの80年代以降ですかネ」
    「一方で日本は70年代の劇画実写化を軽く見過ぎている感じかノー」
    [原19 マーベル大全]日米での資料流入は限られるや、日米ともに世代での印象の差・編纂企業でも扱える限界が出る
    海外は子連れ狼を高く評価。現状アメコミ映画化は原作の作風も含め過去の日本劇画に近い部分があると思っている
    映画出る90年代ぐらいまでは日への影響は限定されていたと思うし、資料上ではあっても現地では見られてなかったもありそう

    (2022-12-10)
    「ヘルペスがまだ完治といい難いので今回も特別編だヨ」
    「VSルパンやBSのCH特集に合わせた特別編ですネ」
    [キャッツアイ]
    「80年代の秘密めいた扉を開く時が来たんじゃノー」
    /
    「ちゃんと全部読んでみたかったのヨ」
    「アニメ版と原作は大きな違いがありますネ」
    [キャッツアイ]
    「もっこりスイーパー原型のねずみは原作版だけじゃノー」
    /
    「後の作品では見られない要素がたくさんあるヨ」
    「同時に後の作品で発展する要素もたくさんありますネ」
    [キャッツアイ]
    「結果として新人らしい長所短所が強烈に出た内容かもノー」
    /
    「ラブコメの要素は抜きんでているヨ」
    「さらに先の家族の問題まで含んでいますネ」
    [キャッツアイ]
    「ポンコツ刑事物の要素もあり
    ハードボイルドの解体と再構成が80年代前半に起きたのかもノー」
    /
    「バブルになる前の不安定な自信が象徴されてもいるかもだヨ」
    「トーンワークや白ヌキの発展など、当時は絵の面でも工夫や変化があるかもですネ」
    [キャッツアイ][キャッツアイ]
    「青年向きと幼年向きの作品が当時のジャンプは並列しているみたいじゃノー」
    /
    「女性のキャッツでは心を盗めなかったも比較として面白いかもだヨ」
    「しかし追い続けられるという逆転の展開が待っていたんですネ」
    [キャッツアイ][キャッツアイ]
    「プロ怪盗のねずみからアマチュアと評価されるのもキャッツなんじゃノー」
    /
    「三角関係の結末は関係の再構築だヨ」
    「古い家族から新しい家族へと進むんですネ」
    [キャッツアイ]
    「価値観の変化も80年代の特徴かもノー」
    目は開く様になってきたけど痛みが残ってる。回復が微々なんて暗くなったり歪んだりする心理に意識して抗っている状態
    [キャッツアイ大会]CHアニメ版はエンジェル〜含め配信で全話みたけどこっちは未見で原作。結果として作家がわかる
    前回の多田先生が同時期なのも含め台詞どおり今と比較でこうなんだの発見多い。アニメもルパンと関係し違い出てる
    .
    作者自体が恥ずかしいと言うように若書きの実例とも言えるし、同時に荒くても突出した部分があると目立つし魅力ある
    アニメ版だとロリ扱いとは言え美人キャラを後年の子供・ケモの印象強い坂本千夏が驚く。昔の作品はそういうのも面白さ


    (2022-11-26)
    「今回は超変わり種のネタで行くヨ」
    「きっかけは恋さん配信でのトークですネ」
    [多田かおる大会]
    「知識豊かなギャロップの林さんですらなら
    自分も知らなかったノー」
    /
    「80年代関西音楽界と少女漫画家界という、まったく知らない新世界が見えて来たヨ」
    「ナゴムと同時代かつ、不良やヤクザが荒ぶった80年代は未知な世界でもありますネ」
    [多田かおる大会]
    「鶴瓶などの他、ジュディマリなど関西著名人と交流のあった人なんじゃノー」
    /
    「アニメ化ドラマ化が多い作家でもあるヨ」
    「アジア圏でのドラマ化や近年でも実写映画と人気なんですネ」
    [多田かおる大会]
    「知識も含め急逝が惜しまれる作家じゃノー」
    /
    「代表作の一つがコレだヨ」
    「前後も含めた同性愛に関する少女漫画の一見解としても面白いですネ」
    [多田かおる大会]
    「同じアパートにいたオカマさんと友達になりたかったが執筆動機だヨ」
    /
    「オカマさんともし恋愛したらどうなるかで考えたヨ」
    「オナベと恋に落ちたなど、性の混乱はピーコさんも語っていた気がしますネ」
    [多田かおる大会][多田かおる大会]
    「恋愛感情と憧れに関する話も鋭いノー」
    /
    「恋さんが語った愛してナイトの逸話はこれだヨ」
    「願いは干渉しうるかの話でもありますネ」
    [多田かおる大会]
    「東京に行く芸人なら刺さる話かもノー」
    /
    「女性から見たNTRの話もあるヨ」
    「もし二人の男性から愛されたらという話ですネ」
    [多田かおる大会]
    「最後は全てが行きつくところへ行きつく、とても優しい世界と感じたノー」
    上にも書いたけど一カ月経過してもまだ目が開けられないと痛むで動きにくい。そこで簡単な物にしようで今回分
    [多田かおる大会]図書館資料であるだけかつ、最後の代表作のイタズラなKissは扱っていないけど発見は多かった
    台詞通りで優しい世界だけど衝突や困難もあるので現実的。皆が事件や反応を経て自分で悟り変わっていける世界
    .
    メディア化だと変更もあるけど関西が舞台なのも興味深い。評にある通りで本人がよく反映されているのも考察点
    特撮ファン的には野球探偵団のノヴェラがモデルで、実際の活動やそれ以外の関係がわかったのも収穫といえるかも

    ■ 漫画感想まとめ 2020年1-3月分

    Vol 3502(2020-03-30)
    [画太郎#39[END]]また死んじゃった。完結させるや宣伝費に回すと言っていたけど、編集長判断はこれで良いんだなと
    TENGAの社長さん。サンプルだと言えば逃げ切れる話だけど、編集は提供されたグッズも読者プレゼントに回していない
    お待ちしております。次回ジャンプ+で連載があっても扱うかは要検討だし、他作もそうだが金を落としても結果は出ない
    .
    [原96 証言・731部隊の真相]不正を助長した結果がどうなるかで731部隊は目こぼされた結果ミドリ十字になった
    サイコパスや犯罪者の概念を取り入れるなら老害は初めから老害で、老害の概念すら実は間違いの可能性ある
    今テーマを扱った直後に国から仕事や、ブラック企業思考の代表作家や、懺悔なのか炎上案件に言及と根は深い
    .
    今回の件に関しても反省は無いと思うし、意味すらもわかっていないと思う。そういう編集部と言う事は理解した

    [画太郎#38]熱いパッシヨンを思い出せーッ!規定か変更かは知らんが編集長が契約無視しかけた事は忘れない
    わしはアニメでみんなを…。編集長・ブラック企業と同思考の第二回GAGキング。集英社の何が彼らを狂わせたのか
    ギセイとなって毎日泣いている。もう一人の第二回GAGキングも犠牲者と言える。初代GAGキングなりの責任感とも
    -
    「カルトとヤクザの追加資料で借りてきたヨ」
    「高齢者なんですかネ」
    [マンガでわかる!高齢者詐欺対策マニュアル 1]
    「無い夢を与えて奪うのは手口じゃノー」
    /
    「かかりやすい人のタイプ診断があるヨ」
    「騙された人間は恥から口をつぐみ、絶望で病気にもなるそうですネ」
    [マンガでわかる!高齢者詐欺対策マニュアル 2]
    「ブランドと信用が利用されたんじゃノー」
    /
    「参考資料でこんな物もあるヨ」
    「キャバ譲!?なんですかネ」
    [マンガでわかるキャバクラ嬢の心得 1]
    「まあホストと置き換えても良いかもノー」
    /
    「愛情は装う事も出来る物ヨ」
    「巻き上げる事に対してどう考えているかがわかりますネ」
    [マンガでわかるキャバクラ嬢の心得 2]
    「高額商品を支払う者への視線は信じられないバカなんじゃノー」
    [刊16 マンガでわかる!高齢者詐欺対策マニュアル]年寄りなら騙しやすかろうで、編集長の次の狙いは若い女性
    [刊17 マンガでわかるキャバクラ嬢の心得]愛情も友情も信じていないから金を信じ、騙して奪う事にも迷いがない
    .
    今編集部に関しては先行して画太郎ゲームでの窃盗ともみ消しもある。似た人間は集まり易く今だと当然と思える

    ■ 漫画感想まとめ 2019年11-12月分

    [画太郎#37]おまえを利用しているだけだ。編集長のクラウドファインディングの契約を破る徴候でもう見方は変わっている
    ナゾが解けるはずないだろ。名前上がった清野とおるは集英社に切られ干されたなど、作品内に違うメッセージやヒントも
    いつまでも子供に寄生してんじゃ…。金に執着する編集長でてっとりばやく稼げる詐欺に手を染めたも不思議な話ではない

    [画太郎#36]更新近づく度に騙されたんだから止めるぞ、ジャンプ+蹴っとばすぞと思うんだけど読むと考え変わっちゃう
    うそだーッ!と言う訳で自分だって集英社は詐欺はしていないと信じたい所ではあるが、ここも本編展開とも連動感がある
    そんな顔似合いませんよでミトコンの日出版経緯は特殊。今の編集長はミトコン打ち切り時もジャンプSQ所属と前科あり

    結果が出たので五巻分までに発生した事項。クラウドファンディングで集まった資金の余りは広告に回すとされていた
    -
    (前巻分書き忘れ、少年ジャンプ GIGAババアグラビア)
    一巻期間限定無料配信
    コメント欄閉鎖
    マンガ技術研究会レビュー
    TENGAキャンペーン
    佐賀県県立図書館 利用者カード 漫☆画太郎ver
    画太郎展 テンガショップ東京
    佐賀県立図書 利用者カード 漫☆画太郎verはもうなくなった
    出前一丁コラボ CM
    TEN☆画太郎展
    画太郎の打ち切り報告と再連載
    -
    122 9784864686723 さすがの猿飛G 4 小学館クリ 細野不二彦 2019.10.4
    123 9784864686730 ニンジャバットマン 下 小学館クリ 久正人 2019.10.4
    129 9784065172896 サイレントメビウスQD 5 講談社 麻宮騎亜 2019.10.4
    135 9784785965297 メンタルモデル・リサーチ 1 少年画報 一葵さやか 2019.10.1
    148 9784088820866 星の王子さま 5 集英社 漫☆画太郎 2019.10.4
    151 9784065172933 親愛なる僕へ殺意をこめて 6 講談社 伊藤翔太 2019.10.4
    176 9784592227083 陰の花は檻に咲く 2 白泉社 羽野ちせ 2019.10.4
    179 9784088820873 BOXER’s BLAST 3 集英社 暁月あきら 2019.10.4
    -
    週別ランク外
    -
    どこまでが集英社が関与した広告かは不明だが結論から言うと使用用途不明のまま、何一つ成果を上げられなかった
    どこまでが予定か不明だが、最初に明記が無かったとはいえ終了までやるという公約も破棄された上で再実行された
    -
    [「TERRACE HOUSE」をモチーフに漫☆画太郎がプロデュースした恋愛競馬スペシャルサイトが公開された]
    ゲーム風に選択肢が分岐し、漫画の形式としてかなり特殊。また画太郎のババアイメージがジャイアンの人だともわかった
    知っての通り星の王子で厚生省批判をしたのちにこうして行政の仕事を得た。関連性があるのかは不明になる
    -
    [画太郎#35]おかげで目が覚めたよで読む前は今週で切ろうだったけど、読みだすとあとちょっとだけで続けてしまう
    上記でうらぎったなーは画太郎なのか集英社なのかはわからないが、コメで編集長ほめてるのを見ると悪質さも感じる
    仏はけっこう画太郎みたい立ち位置の人間も多く評価は得ると思うが、実は排他主義的な国なのも注目点だと思う

    ■ 漫画感想まとめ 2019年9-10月分

    Vol 3453(2019-09-23)
    [画太郎#34.5]既定路線だとわかってるし、見る前はもしあっても見なかった事にして終了と思ってたけど、見るとこうなる
    サブカルは伝統的にサギをするんだけどこうやって甘やかすからアカン。アカンアカンと言いながら扱う自分もアカンなあと
    頭がアレ方向に行ってもうホンマアカンで切ったサブカルもあるんだけど、画太郎は中立性やギャグ一貫で流石メジャー

    [画太郎#34[END]]終わった瞬間はふざけてるのか?だけど、後の台詞で即座にクールダウンと希望与えるのは上手い
    クラウドファンディングが単なる詐欺な事や、画太郎が完結させる能力に欠ける事は予想してたんでまあそうだろうなと
    本作と連動させてサン=テグジュペリ扱う予定がパーになったのをどうしようかと思ってるぐらいで、今は特に怒ってない

    [画太郎#33]珍しい。あまりギャグ無しで展開を進めたし、内容的にもホラーかつキャラがストレートに感情表現してる
    最後の母親から虐待を受けていたが展開全体とも重なっているし、キレたババァの言動や対応もそれに見合った所ある
    上のカルトとヤクザ案件で調べもしたがサイコ犯罪者は異常な児童虐待を受けてて、親の遺伝+環境で最悪の発現が多い

    ■ 漫画感想まとめ 2019年4-6月分

    Vol 3428(2019-06-24)
    上のさらざんまいでも出たが星の王子さまは解釈が色々とあり、本国解釈だと未熟な恋愛と言う説なんかもある
    .
    [画太郎#32]返礼漫画で終わるも想定してたんで、強硬的でもキツネマン拾い直してのババア目的明確化で驚き
    過去でもつっぱり桃太郎の鬼蜂起宣言回とか好きなんだけど、今回もいつもの画太郎とは違うぞ感大きく面白い
    ちゃんとギャグも入れてくるのも良い所。ドリウムガスとかテレパレターとか簡単そうでいてなかなか出てこない単語

    上記サイコパスの指摘するサイコパス文学には星の王子さまも含まれていて、本作を画太郎にさせたのはある意味正解
    .
    [画太郎#31]LEGOムービーだコレ!という訳であまりにも調子よく進み過ぎていると思ったら、既に王様の腹の中な話
    流石にコレで解決だとなんでやねんなんだが、理屈の上ではよく合っているし、夢オチがなんで腹立つかの考察にもなる
    王様がライオンでその後にババアの首だけでる画像も不条理的で驚かせる部分ある。あとレゴ風のデザインも面白いネ

    [画太郎#30.57]こんな美しい話があって良いのか!本当に画太郎の漫画なのか!ブラボーッ!ブラブラブラボーッ!!
    手塚先生も真面目な展開だと照れ出すとの評価があるんだけど、よう頑張って正面突破の展開にしたと滅茶苦茶感心
    ギャグとしてもマッスルハラスメントや最後のフェイントと面白い。友情自体も実際は哲学でも考え出す奥深いテーマになる

    集まった資金は宣伝に回す話から自分は広告業に疑問あるが前回までのまとめ。そんな訳で四巻分の結果が出た
    .
    まず四巻発売までに確認できた広報活動を示す。販売に関して本当に益になるのかで、他ケースでも今後参照する
    ・ 海浜幕張駅の改札に広告2018-12-23
    ・ ジャンプフェスタ12/22+23
    ・ SPAで書評
    ・ TENGA広報
    ・ クラドファンディングで著名人が反応
    ・ クラドファンディングでネット上のあちこちに広告表示(3巻発売時期頃かも?)
    広報活動に当てはまるかはわからない偶発的な事案も記録。ビーバーやトランプ孫からピコ太郎なんかは偶発的の例
    ・ togetterまとめで話題になる
    ・ 門脇 舞以が反応(プリズムイリヤの声の人)
    補足とてして画太郎に関連してこういう事案も発生しているが、多少は悪い方向に影響したはあるかもしれない
    ・ ピエール瀧逮捕
    ・ ジャスティン・ビーバー活動中止
    .
    その上で4巻の週間分と当日分結果。発売期間が近い周辺作品も上げるが、あすか以外は特殊な広報活動無い筈
    [週間]
    369 9784041080047 機動戦士ZガンダムDefineシャア・アズナ KADOK 北爪宏幸 2019.3.22
    371 9784344844193 今度は絶対に邪魔しませんっ! 1 幻冬舎 空谷玲奈 2019.3.22
    373 9784253149587 Mr.CB 2 秋田書店 谷嶋イサオ 2019.3.19
    375 9784088818238 星の王子さま 4 集英社 漫☆画太郎 2019.4.4
    377 9784575852882 Odds VS! 17 双葉社 石渡治 2019.3.28
    378 9784757560758 魔法少女特殊戦あすか 10 スクウェア 刻夜セイゴ 2019.3.25
    386 9784088818252 ロッキンユー!!! 3 集英社 石川香織 2019.4.4
    [当日]
    90 9784088818221 さぐりちゃん探検隊 4 集英社 あきやま陽光 2019.4.4
    91 9784088818252 ロッキンユー!!! 3 集英社 石川香織 2019.4.4
    97 9784088912790 オトメの帝国 14 集英社 岸虎次郎 2019.4.4
    101 9784088818238 星の王子さま 4 集英社 漫☆画太郎 2019.4.4
    112 9784813032175 つつぬけ。 大洋図書 鹿乃しうこ 2019.4.1
    115 9784776749165 天に恋う 17 宙出版 望月桜 2019.4.1
    131 9784088817842 ハイリスクミッションセラピー 5 集英社 仲島歩 2019.4.4
    .
    推移状況は当日72(1)→86(2)→98(3)→101(4)。週間186(1)→146(2)→404(3)→375(4)で意外な結果
    クラウドファンディングに関しても疑いある人物が高額獲得していて、実態は詐欺の温存ではないかと疑問は持ってる
    うちで扱い爆発的に売れた例で七月隆文があるが、これも特殊な広報活動はなく口コミで売れたと説明されている
    .
    [画太郎#30.56]コメント欄閉鎖!マニフェストは絶対に実行するのが画太郎と言う訳で、本編とも連動した真面目展開
    悪人に言いたい事をコメントさせた上で正常方向に戻すのも、プロレスとして正当だし悲観しきってない芯の強さ出てる
    展開的にもギーガーさんが逆に潰され、死んだ人が蘇るとサプライズも多い。ジャンプ出身でサブカルに染まってない強者
    .
    検査ネタ脳壊れオチつの丸とギャグ漫画家はたまに奇跡起こすが、今回もビーバー引退とどうすんの?案件が発生
    また寺沢先生が睡眠薬で罠にかけられた事件から、本編展開もうすた先生発言ネタと同じく元ネタあるんかなあと
    つの丸に関してはたいよう期内容で圧力かけられた例あるが、危険な団体とつきあいある漫画家疑惑など闇はありそう

    Vol 3407(2019-04-08)
    一時扱ってた事もあり千回に合わせ触れようと思ってたが、[馬なり一ハロン劇場]が千回で終了かつ栄転が決定した
    よしだ先生はつの丸より早い82デビューとなり、それから馬なりオンリーで30年間連載を続ける偉業を成し遂げた
    まだ続くけど毎週ネタ一本を継続して描けるは継続は力の見本。馬一筋でブレもない人で今後も末永く続けて頂きたい

    ■ 漫画感想まとめ 2019年1-3月分

    [画太郎#30.55]ビーバーってどこの動物かと思ったらジャスティンかよ!昔のタッグ絡みともども画太郎も大丈夫かしらん
    陰謀発覚で展開に一捻り。瞳の表情で感情変化させるのが上手いし、マイナー画太郎ネタ対決に至ってのブリブリもグッド
    まんカス解説で入手困難と言われたあのギーガーさんも登場。途中で話挿入は新しいし、画太郎らしいし、本編とも合ってる

    先週から考えたが、コレ下手すると返礼漫画だけずーっと続いて、そのまま終わるとかもパターン的にありえる
    ブスの瞳〜がそんな感じだった筈。画太郎は覚悟いり、逆に金払った読者がそれ許すかとかも楽しみになって来た
    .
    [画太郎#30.54]今週も魂の叫び炸裂。被害妄想と書いてるけど、実際にありそうも面白いし、信じ込ませるのも技量
    そこで本編。画太郎の世界を巡る、自分的にも見たかった面白い展開になって来て、地獄甲子園の世界に乱入
    誰だろうと容赦ない無差別攻撃で、ちょいちょい細かくコピー変更あるのも見所だし、内乱勃発も話に波ある

    [画太郎#30.53]最後で笑いとまらん。いったいどこの世界に途中から別の話はじまる物語あるのん。あっコジキそうじゃんと
    本編自体もめっちゃ興奮。娘々たん!おまけに龍々たんまで!3P!は気持ちわかるし、オチはババアもヒドすぎてたまらん
    本編自体もそうだけど、延長でだいぶ方向性変わると思うんで、本編自体のテストケースとしても別展開は今後が興味深い

    [画太郎#30.52]次は誰が死ぬかや、どの元ネタが来るかなんかで、その気になればちゃんと話広げられる作りなのが凄い
    前回から継承し、コピーの立ち絵一枚で争い始める所が面白い。漫画世界でも死ぬと痛いも面白いし、一気にホラー度増す
    今回もキャラが立ち選び抜かれた三人。参考資料と表情一つだけでキャラ立てるのも、観察力や話広げてく点で感心する


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