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雑記 イベントレポート

サイトの雑記で扱ったイベントのレポートを抜粋してお送りします
時間経過による文の変遷やまとめ時の文の追加修正もありますがほぼ元のままとなります
当時の感想なんで知識不足による間違いや現状では考えが変わってる場合もあります、基本下に行くほど古くなります

■ 2018年 南港ATMインテックス大阪「おおさかホビーフェス」
■ 2017年 まいドームおおさか+梅田ロフト「おおさかホビーフェス+ガンプラEXPO大阪」
■ 2014年 大阪文化会館・天保山「機動戦士ガンダム展 The Art of Gundam」
■ 2014年 阪神梅田本店「サンダーバード博in阪神 世紀の特撮が描くボクらの未来」
■ 2013年 大阪文化会館・天保山「体感妖怪アドベンチャー水木しげるのGeGeGe妖怪楽園」
■ 2013年 大阪歴史博物館 常設展示+幽霊・妖怪画大全集
■ 2013年 大丸心斎橋 ジャン博(少年ジャンプイベント)
■ 2011年 心斎橋OPAきれい館 大阪キン肉マンマッスルショップ
■ 2011年 京都大学 「怪異学入門〜京都で語る怪異とフシギ〜」
 京都国際マンガミュージアム 妖怪マンガのガラパゴス 〜百鬼夜行絵巻をめぐって〜

■ 2011年 大丸心斎橋 「追悼 赤塚不二夫展」
■ 2010年 阪神梅田本店 「ガンプラ EXPO JAPAN tour in 大阪」
■ 2010年 阪神梅田本店 「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」
■ 2010年 心斎橋パルコ マッスルミュージアムin大阪
■ 2010年 HEP HALL 楳図かずお恐怖マンガ展 「楳怖」
■ 2010年 堀江・妖怪展
■ 2010年 ゲゲゲの女房 うじきつよしトークショー
■ 2009年 夏のイベントレポート
■ 2009年 京都旅行 清水寺 高台寺 妖怪天国ニッポン 清明神社
■ 2009年 8月22日 京都太秦映画村 高山みなみ監督 実写鬼太郎見学記
■ 2009年 8月22日 京都太秦映画村 化け大祭1日目
■ 2008年 御堂筋Kappo(旧御堂筋パレード)
■ 2008年 妖怪祭り大祭 第13回 世界妖怪会議
■ 2008年 夏のイベントレポート
■ 2008年 HEP HALL 探偵!ナイトスクープ展
■ 2008年 道頓堀 くいだおれ閉店
■ 2007年 第十二回世界妖怪会議

■ 2018年 南港ATMインテックス大阪「おおさかホビーフェス」

Vol 3366(2018-11-2)
去年も行って今年もと言う事で、2018-10-28に南港ATMインテックス大阪で開催の、おおさかホビーフェスに行ってきた
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会場が前回から変わって初めての場所。日曜の朝にハッと気がついて、鳥P来るしパンフも欲しいで急遽行くと決めた
電車で行くと結構するんでまた自転車。最悪パンフだけでもはあったが、初めてかつ遠いでちょっと大変な事になった
結論から書くと到着が遅れた。また帰りも心配で常に時間を気にしてたので、落ち着いて見る雰囲気には至れなかった
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それはそれで到着。インテックス大阪は会場が館ごとに別れ、異常な人だかりで何事かと思えば別の即売会も開催中
出発も遅れたが開場からだいぶ遅れた昼頃に到着。会場は広くなったけど、その分混みまくっていて歩くだけでも大変
目的がパンフの面もある。既に無くなっているのも多くて、今年はあまり確保できなかったが大手は沢山用意で収穫あり
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隣で手芸の即売会や、プラモの展示会もしてたらしいが見る余裕はまったくなかった。とはいえ本陣だけは押さえた
そんな訳で紹介。最初にざーっと見て回って、十二時半ごろにやっと物販を見たが、既に限定品は消え始めと好評
先にアンケを済ませたが、入場料とる事も考えているみたいで、内容次第では次回以降は行くかどうかは考えるかも
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バンタイ・タミヤ・コトブキヤが大きいブースで、パンフも充実は去年と同様。それでもタミヤはパンフ少なく一部確保失敗
まずバンダイ。子供連れも多くぴかちんキットブースで簡単なゲームと紙のおみやげ。スマホで記念写真もあり手馴れてる
今回初紹介らしいMGデュメナスなど目玉もあるし、SDマジンガーも含む新しい商品の展示など去年以上に充実していた
メガハウスも傘下でデスクトップアーミーも展示。お客さんが関係者っぽく、立ち聞きしようとしたが立ち消えの会話だった
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続いてタミヤブースに移動。去年と同じく展示や試游も充実。前述でパンフ無かったのは残念だが一流の貫禄
ずっと気になってるミニ四駆を新作+大会で優勝作含めて展示。久々に見るとこんな小さかったっけと驚く所ある
タミヤは今回も出張工作教室が充実していて、展示と共に子供連れでも充分に遊んで帰れる内容になっていた
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コトブキヤブースに移動。広い区画を取り新作を大量に展示していて見ごたえあったし、最後までパンフもあって超充実
先行して静岡のホビーショーがありバンダイもそのパンフを流用していたが、七センチ轟雷など実物見るとやっぱり面白い
発売済みでもずらり並べると荘厳。勇者シリーズを展開するとの事で、パネルと最初のエクスカイザー立体も展示していた
傍にいた親子連れが知らないロボは分かり難いと話していたのも印象的。版権物は旬で賞味期限も出て長所短所はある
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到着遅れでパンフ確保は失敗だが、ツイッターやネットで画像も出てるんで、印象に残った各ブースを順に紹介していく
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今年はラジコンと鉄道模型のブースも区画整理がされわかりやすい。大きいボートのラジコンなど目立つ物も多かった
童友社ブースに驚き。城は無かったし似たPLUMのブースも無かったが、別のメーカーで諏訪姫の展示があり印象深い
ハセガワではぴかぴかグロス仕上げのたまごひこーきが凄く良い。ポリニアンのマイルストンもジオラマ風展示が目立つ
今回はアゾンも展示していて興味深かった。同時にフィギュア会社の展示もあったが、現状だと場から浮いている感ある
アオシマは展示で巨乳パーツを手にしたマクロス娘を出して流石感ある。グッスマなどグリッドマン系だけで今年は三社
今年はアソンも来ていてひな壇でドールは凄く華やか。その他にもフィギュアの展示があったがまだ異質感あり難しい所
知らなくて凄く驚いたトミーテックのチョロQ展開。ユーワのミニニパ子など、興味があったのに混んで見逃しも結構ある
ガイアは新色。またアオシマの充電式コンプレッサーなど。他にもシグナルがメッキペイントを実物展示して凄く興味ある
工具ではゴッドハンドがニパ子のコスプレを出していた。企業キャラを上手い事使っているって点でも面白い
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今回はメーカー展示以外も充実していて、鉄道模型とプラレールの展示もあった。これ系は広いスペースだと迫力ある
スピードくじや出張販売もあり。500円で思わずやりかけたが、なかなか当たり出ずハズレもうーんぽくって思い止まれた
自衛隊が展示と販売してたのも驚き。そういう思想は無いし、どっちかという好感持ってるが、なぜか感情の揺れ感じた
自衛官募集中で実際に記帳している人いてエッ?となる。隣の実物プラレールで度々汽笛なり危機感があったせいかも
災害時なんかに出る飯炊き車両の実物も初めて見れた。迷彩の自衛官もうろうろしていたし、マスコットも愛想を振りまく
完全に個人の感想なんだが自分は違うと感じた。後でも触れるが理性は別にしてどうも自分はミリタリー系は違うらしい
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以上で各ブース紹介は終わり。いよいよ目当てだったトークショーの話。盛況で三十分前にもう場所取りが始まっていた
情報あいまいなまま行ったんで、現地で浅井真紀さんも出ますとなって驚き。肩書は武器商人だかこれもトーク内容のフリ
イベントだと知ってる人もいるだろうが自分は初。浅井さん自体は大阪出身かつ、月一で打ち合わせなど大阪に縁深い
鳥Pは帽子にジャケットとそれっぽい。逆に浅井さんはうらなり兄ちゃん。ブキヤ担当含め全員50代近くにええっ!?となる
内容はメガミデバイス成立までの経緯紹介と新作の制作裏話。15分オーバーながら随所に笑いも出る手馴れた進行
うちもそうだが聞き違いや記憶違いもある。対策としてHJ編集長も参加。編集長も元は廃刊電撃からの移籍のフリー揃い
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経緯からスタート。元は浅井さんがFSOガレキを売っていて、そこから派生しエヴァ付録、コナミで鳥Pに作ってで神姫となる
各社で展開が同時進行して、電撃は神姫企画をし、コトブキヤは別口でホイホイさんや、浅井さんと協力したFSOプラモ
神姫は最後まで黒字だったらしい。コナミがゲームに力を入れる事になり、鳥Pが出社できず家で自作品制作が半年ほど
神姫終了後は各社が見合わせ状態かつ、当時は美少女プラモがジャンルになく、それ以前のフミカネ同人から企画開始
FSOプラモとFA:Gの企画と連動しつつ、鳥Pがフリーになってコトブキヤに協力し、神姫から発展してメガミデバイスに至る
全員がフリーかつ手を動かせる人なんで、ほぼ四人ぐらいで企画制作とフットワークが軽い。そこから前述の武器商人
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コトブキヤMSGの話も出た。電撃やHJと連動しつつの企画だが当時は美少女プラモのノウハウがモデラーにもなく苦戦
またMSGは最初はガンプラが対象で、コンテストで出来は良いのにレギュレーション違反が出て困ったもあったらしい
メガミデバイスもフミカネデザインから開始。フォーマット作りは大変で五・六弾辺りは楽な話。デザインの話は多かった
上記のフットワークの軽さからアリス・ギア・アイリスに集中や、世代的な事で昭和のアイドルみたいになりがちの話
展示や写真撮影でも苦労多く、ここもノウハウが無いに該当。FA:Gは30代、メガミは50代が担当と言う事になる
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雑誌社でも違いがわかり難くて混乱あるみたいで、視点が変わるだろうで紹介はそれぞれ編集を変えて対応している
デザイナーからNidy-2Dはパソコンで立体モデル作り実物に近くなる話。またランサーはメールではランラン呼びなど
フットワークの軽さから変更が即でき、大きくして下さいの挑戦的な話や、逆に減らす変更で増えて苦労が増える話など
神姫の話も多く、軸と内部構造は共通ながらデザイナー毎に素体を変えられ、二弾にするBLADE体型も再現可能など
神姫とプラモでは技術的なノウハウで差も出て、全ての点で未開拓かつ、常に実験的、かつ挑戦的だともわかる
FA:Gの轟雷が大成功したことも契機だし、神姫ユーザーが遊びの幅を広げていった事も前提段階としてあるみたい
ツイッターの作例や実売をチェックしている話のほか、版権フリーにするなど神姫後継として下地と発展あるとわかる
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フットワークの軽さで金型があると開発が楽になるけど増える話や、中身悪設定が色戻したらまた逆戻りなる話など
ハロウィンに合わなかったは単に遅れただが、台風が来ると中国からの輸送が止まり、以後の全商品が遅れるなど
デュメナス展示で柳瀬啓介もバックダンサー脱却など親しい人の会話。共通項単語の会話だとわかってる感ある
ネタまじりに、見てる側も作ってる側もおっさんと話していたが、なかったジャンル開拓の成功例で歴史としても面白い
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次は失敗気味かつ認識あらためになってしまった川口名人トークショー。六十代の人が相手だと見解に差が出る
詳細は省くが前回も感じた自分との違いを、展示していた制作のねこぶそうジオラマも含めて、再確認する結果
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聞き違いや取りこぼしもあると思うし、文も長くなったが以上で終了。得る物・失くす物が多く、発見と刺激受けた一日

■ 2017年 まいドームおおさか+梅田ロフト「おおさかホビーフェス+ガンプラEXPO大阪」

Vol 3270(2017-11-10)
11/3大阪市で開催されたおおさかホビーフェス+ガンプラEXPOに行って来たので、そこで見聞きした事や考えた事の話
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紙工作で金マーカーを使う必要が出てクレオスのサイト見たら告知あり、条件的にもあったので予定開けて行く事にした
どういうイベントなのかと言うと、ホビー関係の会社が集まって新商品を展示するイベント。要は新製品の展示会
場所は大阪中心部で大阪城にも近いマイドームおおさか。自分は自転車でいける。情報無かったが駐輪所も増設
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別の用事を済まし開館九時を少し過ぎたぐらいに到着。朝でも好調な客入り。入場は二階からでパンフを渡された
狭くも無く広くも無い。大きいホールと形容するのが正しい会場。エリア毎に区切り、各メーカーが商品を展示している
会場に入って目立つのが大きいスペースでショーケース展示もあるコトブキヤ。大半のメーカーはテーブル上に直接展示
事前にイベントと物販も確認していたので、先に確認しとこうとしたが、混んでいる間は3Fから1Fと少しわかり難い
入場制限で列も出来ていたので、諦めて展示を先に見る事にした。後半も常に2Fから1Fと手間な所はあった
今回はパンフレット貰う事も目当てにしていたので事前に準備。メーカー側の準備もあるが欲しいパンフはしっかり確保
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目立つ所から回るでしょうでコトブキヤ。きゅーぽっしゅとヘキサギアの体験会もしてたが、展示と共に賑わって好評だった
新製品も含む展示も派手。自分は実物の実際や大きさはどのくらいかの確認も兼ねて見ていて、その役目は十分果たせる
後のトークショーとも絡むが、メーカー側も告知用の画像と実物は同じ物でも雰囲気が違うので、直接見て貰いたいみたい
披露でパンフを用意できているかもチェックポイント。その点でもブキヤは抜かりない。良いカタログをしっかり確保した
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後は順番で見て行く。ここも後述のトークショーと被るが、興味ないジャンルや知らなかったメーカーを知る機会にもなる
模型のイベントだがそれ以外のホビーも出店。中央でどんと商品を並べている紙工作キット会社のさんけいも目立っていた
自分で言うのもアレだがうちの紙工作はショボイ。だが製品出してるメーカーがやると、どんな凄い物が出来るかの見本
充実したカタログも配布。リアルな情景模型や小物・ジブリの建物の再現など、お高いがそれだけの価値あり参考になる
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いつも使っているガイアカラーやハセガワ・ウェーブ・クレオス・セメダイン・プラッツなんかの工具会社も出店している
サイトで紹介ないが、ガイアが仏からマーカー輸入してたのは知らず発見。上記マーカー買う以前に知っておきたかった
ハセガワは模型も出店していたがメカトロヴィーゴのサイズも発見。上記で商品案内と店舗の箱だけでは確認できない
ウェーブは新製品の体験が出来る。他にも製品は知っていてもメーカー名を知らない会社が沢山あり、試験可も多かった
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そこでクレオス。直前にガンマカをエアブラシみたいに使える新製品が発表されていて、もしやと思えばちゃんと試験可能
自分は懐疑から入って、商品自体もまだテスト段階と言う所で注意は居るが、他の人が使っている所の一部始終は見た
マーカーを開封する所からスタート。ノックしてインクを出してから装着。装着具は試作品ではまだ安定性が悪いみたい
困った事に出が悪い。マーカーが古いタイプだと更に出が悪いみたいで、その上専用ペン先装着も前提にあるみたい
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隣のブースだと上手く機能していたが、隠蔽の強いメタリック系使ってたのも考慮。また常に穂先を度々ノックの必要あり
コンプレッサーを使う事も前提にしているみたい。作例も展示していたが技量的な面や、メタリック系中心なのも確認点
現状だとまだ試作段階だし、商品としての実用性以上にロマンもある物で良いんだが、ちょっと考えさせる内容だった
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上記通りで知らないジャンル・メーカーを中心に全て見回って行った。こんな商品出していたのかと気になったメーカー
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まずビーバーコポレーション。ブースには外人さんもいたが、自分は初めて聞いた海外ミリタリー商品の輸入メーカー
千円台クラスでSDの可愛らしい戦車を出していて、これは良いじゃないかと。事後にサイト確認したんだが凄く見難い
でも確認してモンモデルのワールド・ウォー・トゥーンズ。でもこれもメーカーのサイトが見難くて、面白いのに勿体ない
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続いてピットロード。ここも普段はミリタリー物を出しているメーカー。ガルパンのデフォルメ人形付き戦車を出している
自分は基本的に可愛い奴が良いので注目する。後のトークショーとも関係するが、ガルパンはミリ系の視野広げたなあと
更に株式会社国際貿易。ミニカーの会社なんだが土産・アミューズメント用の商品も作っていて、これが凄く良い
なんとチョロQと同じプルバックカー。だが内容は自衛隊系と渋くそれでいて可愛い。ぬいぐるみもあってこりゃ凄いやと
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取扱い幅が広くて鉄道模型やラジコンなんかも扱っている。実際に動かして紹介する試験ブースもあってここも目を引く
ニュースなんかでも話題のドローンラジコン。こういうのは流石に実働場面は目にし難くので、実際はこんなのかと感心
更にはメーカー曰く所の正式とされるRCカー。滑る様にスライド移動していくドリフトが出来て、これも面白い動きと驚いた
タミヤも新製品で三輪バイクのラジコンだしていて、これも傾き走行がえらくカッコよくて、興味なかったジャンルだが面白い
タミヤに関してはミニ四駆も人形付けたり、ラッカー塗料の塗装サンプル出したり、体験も増やしたりと展示も流石な内容
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他にもパンフのカタログが充実の童友社・本業は鉄道模型と再確認のトミーテックなど実物付きで知らない会社沢山見れた
本来ならメモとるべきだが、そこまでとは思ったんで小物が可愛いスタジオユーワなど、パンフあると記憶再生材料にもなる
二階の展示を見終えて一階に移動する。来年はインテックス大阪で開催らしく、会場が微妙に狭いのはネックになっている
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一階は物販とイベントステージ。物販に関しては上記で限定品はあるがブース自体が狭くてそれほど量がある物でもない
一階にはバンダイのブースがある。広く場所を取った上で、バンダイも大手らしく気合いの入った展示と宣伝をしている
ただガンプラExpoちらしのみとパンフが弱い。タミヤはパンフが充実して、商品を一覧で見比べるカタログは欲しいよなと
上記のビーバーコポレーションもそうだが、物が良いのに宣伝で損している所は勿体ない。パンフ充実だけでも宣伝になる
パンフと言う点で充実していたのが上記タミヤ・ブキヤ・さんけい。他にもセメダインもやたら豪華なパンフで有難味があった
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バンダイはショーケース内でのガンプラ展示はもちろんだが、先のお披露目で話題になったドラえもんがありそっちに目が良く
大きさがどのくらいはネット上の写真だと分かり難いんでここらも良い。ランナーの他、自由に触れる様にもなってここらも感心
ただ後のガンプラExpoもそうだが現状での目玉キットがガンプラは少なく展示も少なく、SWや食玩の展示の方にも目がいった
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ここからはイベント。見るもの無ければ最悪イベントだけ見れば良いかなとも思っていたんで、自分の興味ある内容になってる
会場が狭いはネック。試しにで見たイベントはモニターはあるが立って見たり、人の数で息苦しくなったりと二回目から工夫した
上記で一時は会場の外に出て、もうこのまま帰っちまおうかと思ったぐらいだったんだが、ちゃんと残って見て良かった内容
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まずはオオゴシトモエのエアブラシ講座。模型やってる人だと入門書等で知ってると思うが、自分はオオゴシトモエは初めて
エアブラシは一時は購入も考えてたんだが迷ってた点も多い。今回はメンテの実際なんかにも触れていて正直な内容だった
持ち手をワリバシにビニールテープで目玉クリップつけたのが便利の話は、エアブラシに限らず普通の塗装でも応用出来そう
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続いてヘキサギア企画者の商品講座。前述で空間が広くて良く見えて、空気もよどまない前列の席で見たので長時間も楽
企画してるのは普通のおじさんと若い兄ちゃんの二人組。元はコトブキヤ大阪店の店員らしく関西的な発想なのねと
知ってると思うけどコトブキヤの商品は良い意味で馬鹿らしくて、今回の紹介品もハッチが開いて載せられますとロマンある
手前で見たので大きさも確認できる。ジョイントを使て他の商品とも合わせられるのが売りで、ギミックも実演だとわかりやすい
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巻きと勘違いしたみたいで結果的に手際が良くなり、質疑応答らも充分に時間を取りつつ、興味ある回答引き出せる良い質問
ヘキサギアと他の区分は何かでターゲット層の意識がわかる。開発者も難度を試し試し上げながら、ユーザーを育てている
ネット上の制作物なんかも参考にしているみたいで、ヘキサギアは高難度のブロック玩具にも対応できるユーザー向け
バンダイの過去類似例で武者番長なんてのがあった。これはアイデアは良かったが短命で、そこで比較すると工夫がある
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出す方も二種セットは売れ残るんじゃないかや、価格はどこまで上げれるかや、本当に買ってくれるのかなど心配はあるみたい
そこから発展の質問で要塞や合体メカが欲しいという要望。企画者もそういうのは好きみたいだが、まずは実績を上げてからとなる
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続いて川口名人トークショー。これも模型する人なら誰でも知ってるプラモ京四郎の川口名人。ただ自分は初めて見る
モデラーとしての川口名人全盛期は前述通りかなり昔で、自分も作例は数える程しか見れてないが、ポリシーは中々面白い人
自分は初心者向けの川口名人の本で、人に見せる事を意識した提示や、その人の環境に合った配慮に感心した所ある
内容的には新製品のPG1/60エクシア企画者との紹介になる。企画者は若い人で鉄血なんかに参加していた人
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どういうコンセプトで作っているのかは商品だけではわからなくて、雑誌等もチェックしてとなるとハードルも高くなってくる
どういう工夫をしているかという点では、LEDの配置で光が全身に流れる様にしたなど、商品開発逸話で面白い所は多い
バンダイの商品開発は技術先行型みたい。こういう技術があるので何か出来ますかで商品が上がって来てPGはその極地
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後述と関係するが、企画者のリアルにしたくてLEDのギミックを付けたとか、川口名人の提示は自分はちょっと思う所あった
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ここで話を飛ばす。ちょうどガンプラEXPOも少し離れた梅田ロフトで開催され、こっちの方もついでに見に行っている
会場の広さ問題もあって以前ほど展示に力は入れていないが物販はある。こっちはガンプラのみの展示会と言った所
展示はガンプラ大会優勝者の作例展示・ジオラマ二点・ガンダムアニメの設定画・有名人の作例・1/1ヘッド展示など
リアル武者系の優勝品は感心したし、ジオラマも綿使用は真似出来ると思ったし、青さん絡みの落合福嗣の作例もあった
それなのに何故か自分の中で来る物が無くて、商品買おうと思っていた予定もキャンセルし、迷いながら帰り道に着いた
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ここでまた川口名人トークショーの話に戻す。ガンプラの作り方の幅の話で趣味を長持ちさせるのは何かという話題があった
川口名人自体もPG組むなら素組で済ます話や、プライベートでは自社製品以外も多ジャンルにローテションさせ組んでる話
川口名人のこだわりの部分で、自分の思っている所が出てしまった様に、これ系の趣味でのこだわりは長所短所の部分ある
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上記帰り道に、どうも自分は今はあまりガンプラに興味ないんじゃないか、趣味全般とそれを混同している事に気付いた
今回の展示にしても興味を持った範囲が知らないジャンルや、今やっている事に応用できそうな新しい所に集中していた
一貫性や自己像が保持されなくなるので、自分の気持ちであっても気付くのは難しい時あるけど、気付くとなるほどそうかと
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長く続けるにはあまりこだわりを持つ必要は無いと目が開いた。これは他の趣味全般・作品・作家にも当てはまる
川口名人自体もガンプラや自社製品に忠誠誓ってない。そもそもがミリタリー系から入った人なんで一貫した考えとも思う
一点集中だと飽きるのは道理で、上のガルパンにしても戦車から女の子と経由した事で見識やユーザー幅が広がっている
興味が他に移ったとしても、その結果幅が広がったり、そこから応用が利くので、結果的には長期の得にもなるんだなと
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バンダイ自体が商品を買わなくても良いよ、他のも買った方が良いよと言うのは、長期的には上記理由で全ての得になる
川口名人は他にも作品から背景が読み取れる方法論や、興味の幅を広げる資料調査方法も解説していてやっぱ鋭い
本当は作例も提示しながら解説してくれるとなお説得力があるんだが、これで今回の体験が自分の中で意味ある物になった
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以上。上記通りで知らんジャンルへの興味や、新しい考え方に開眼する内容で行って良かったと思えるイベントになった
毎年開催で次回はインテック大阪三号館。アクセスが行ける範囲なのか等での条件はあるが、出来るなら来年も参加したい
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補足。[川口名人ブログで講演内容の口語調分が公開。]実際はこれに開発者のやりとり等が追加
行ったきっかけが金マーカー探しでコレ。先端の円錐・円錐第含めてPGと同じ技術実験で作ったとも言える

■ 2014年 大阪文化会館・天保山「機動戦士ガンダム展 The Art of Gundam」

Vol 2014(2014-07-28)[2014-08-08]
近場で面白そうなイベントは極力行きたいと思ってた所で情報早く捉えられたので、前売りも面白い分のを買って行ってきた
以前の水木大会でも行った場所で会場広いのも確認済み、前回と違い行き方も場所も確認済みで余裕ありすぎる程の到着
今回は企画の会場でガンプラを組み立てるイベント参加の入場券、状況考え事前に少ない工具でも可能な改造プランも考えてた

一時間前に着いたが、散歩してる猫見たり・鳥が魚捕ってる海見たり・クーラー利いた隣の海遊館の入り口で涼んだり遊んでた
イベントが10:00開始と時間も縛られる、イベントはどういう人が参加するのかと思ってたら親子連れが多く事前に集まってた
抽選でどれ作るか決める、事前予告ではザクとジムだけかと思ったがゲルググ・ドムもあり「それがイイ」と言ってた後の子供が当たり
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10:00に即開始 事前に説明が開始されて道具持ち込みスミイレ含む改造全てNG、弄るとアウトな感じでどうしようも無い
工具は一番安く切り後が目立ってしまうベビーニッパー一本、余ったパーツは貰って良いの話だがザクとジムがメインの中自分はジム
三国伝の頃のガンプラ体験会みたいの想像してたが普通の市販品、テーブルも離れてるので全員黙々と作業していく感じ
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事前の改造プランも不発気味だったんでじゃあガンプラ甲子園ばりの早作りで行くかと、作った事ない子だがパーツ数は一番少ない
遅れて女性一人到着、何かフラグが立ちそうではあるが机に間があり特に何も発生せず 個人の説明受け応えはイヌちゃん系の声だった
切り後目立ってどうしようも無いが作るのは一番早くいった、じゃあ専用のシール貼ってくださいとテトロンの数字とガンダム展と入ったの渡される
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東京会場で展示される自分のジムは321、個性出したかった最後のあがきで前アーマーに斜めにガンダム展のシールも貼っといた
許可出た余剰パーツの回収もそれで変になっても嫌だったんで前述シールとポリ一個のみ、ランナー切って貰おうかと思ったがニッパー回収されてアウト
記念品が貰えるで「これはガンプラだろうと」期待はしてたが紙一枚で引換券と思ったら東京会場の入場券、流石に東京は行けませんヨ
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一番に作ったからと言って表彰される訳でも無くむしろ用済んだらサイナラな雰囲気でメイン客層とも含めアウェー、釈然とせぬまま場を離れた
ポーズ付けに関しては自由なので目立たぬ加工で可動域広げ特殊なポーズ付けはイケるかも、まぁゆっくり作ってもいいんじゃないと言う結論

そんなワケで早速本展示に入る、入口に人が溜まってて水木大会と同じ趣向な雰囲気 家族連れ・男一人の客の中 女子高生三人組いて「やったネ!」
やっぱり水木大会と同じで場は明るいが音と映像のショーが最初、ヘソからシート出す大気圏突入場面をブリッジで体験してもらおうという趣向
前の席にお座り下さいとあり座ったのは自分含め二人だけで皆後ろで立ち見、楽しむより変に目立って気まずい気分の方が高くなってしまった
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でメインの展示、最初のガンダムだけの展示で立体少なく資料中心と渋い仕上がりになってる 企画書・設定画・原画・美術画・関連イラスト等
最初のガンダムは資料本も充実してるので目新しいのか判断つかない所も多かったが、入口入った所にバンダイ制作の3万分の1コロニー立体
最初は企画書等のコーナー、しっかり姿見せるジャブロー未登場攻略メカの図や作業机の展示・企画段階の派手な色案のなどが印象に残った
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美術画等にしても展示数が多く大きいサイズなんで資料本で見るよりも確認しやすいと思う、メカ資料にしても背部やメモ書き込み等も確認可能
途中で階段上がるんだがハロが遊んでるバネルが貼ってあって、真面目な雰囲気の展示の中でのゆるい感じは逆に印象に残った
階段の先にある原画の展示が自分は一番良かった、意外と見れないのが原画でドズルの怨念等 最初の所がロリのキッカ全裸場面なのが時勢的にヤバイ
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照明調整でハシゴ持った人員がやたらウロウロしてたのも記憶に残ってる、数少ない立体展示の中プラモ置いて手前にレンズで大きく見せる所も面白い
他に大きいガンダムの頭部など、水木大会が広い会場上手く使った立体中心だったので今回は二次元の資料中心と正統な展覧会の作りだった
最後にGレコンギスタの資料と過去シリーズ編集した3分の映像コーナー、AGE・ビルドまでも入れてるがSDガンダムは映画・OVA・SDGF・三国伝全部スルー
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会場で事前に渡される冊子でも三国伝はあるのにSD映画・OVA・SDGFはスルー、まぁイボルヴなんかも入ってないので特別という訳でも無い
最後に物販、こういうのはズラッとプラモ売りに来る所だがコレも渋く限定品四点のみで後はTシャツや大阪らしく虎柄ハロ模した入れ物のお菓子など
限定プラモは少し心惹かれたが作るの勿体無く感じちゃうのでスルー、ただ事前に聴いてなかったガチャNEXTの限定クリアあったのでコレ買ってきた

あとは水木大会と同じで一緒に写真撮れるコーナーや飲食店がガンダム絡みになったりといつも通りの出来、水木大会での経験も生かせた
最初のガンダムの資料特化型なのでちょっと思ってたのと違う所はあったが、大きいサイズで珍しい資料本だけの資料も多く頑張ってるとは思う

■ 2014年 阪神梅田本店「サンダーバード博in阪神 世紀の特撮が描くボクらの未来」

Vol 1857[14-01-04](14-01-10)
最初に書いとくと期待が高すぎてアレッとなる部分も多かったが、珍しい企画展ではある
2014年 阪神梅田本店「サンダーバード博in阪神 世紀の特撮が描くボクらの未来」に行って来た
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CSでCM連発してて関西にも上陸と喜び勇んで行って来たが、本展示からオミットされた所もある
年末から正月のかき入れ時に百貨店での2週間展示、百貨店の客も含めて混雑してたが会場は狭め
入り口わからず最後の展示から見る事となった、3D映像化された本編名場面#1・#8・#26辺りの映像と思う
綺麗ではあるがデジタル処理で新しくした映像でも無く、3D用に演出した作品でも無いのであまり飛び出さない
最後にジェフパパがお楽しみください的コメントするので順番的には最初で正解となるが、本来は最後の展示
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タダ券で見に行ってるが入場料は500円、混雑してた事もあり3D映像では券の提示を求められなかった
当時の模型の展示を期待するも映画のアランだけ、ペネロープの人形もあるがこれは90年代に作られたもの
そこから先はパネル解説とプラモデルの作例を含む模型展示となる、新規に作られた立体もあるが当時品では無い
謎の円盤UFOなどのITCの他作品はほぼ触れられず展示無し、情報も古い作品のせいで基礎知識中心となる

面白かった新規展示では実際に乗れる1号のイス、また四号の模型は全面に水槽を置き撮影風景を再現してる
ジオラマも含むサンダーバードの作例はなかなか見れないので貴重ではあるが、やはりパンチに欠ける面はある
だが写真撮ってる年輩の方は多かった、意外とパネルを強調した塗装では無いなど自分も資料としては面白かった
.
この手の企画鉄板の映像展示もあるがサンダーバードのみ、他ITC作やCMなど貴重めな映像も流して欲しかった
プラモのボックスなど展示もあるがこれも年輩向けな感じ、90年代にも再放送と再販あったが全ては展示してない 実写版もスルー
東京の本会場であった2号救出体験映像は関西は無し、また今の技術との比較もパネル中心で地味めな所あった
.
物販はプラモぐらいは売ってそうなものだが自分は見つけられなかった、これは単純に見落とした可能性も高い
本会場でもクリアー限定キットみたいなのも特には売っていない、資料の本なども全盛期とは言い難く少ないのも残念
物足りない部分がありはしたが珍しい企画だし、昔プラモ作ってた年輩相手ならこれぐらいでも良いアピールになるとは思う

■ 2013年 大阪文化会館・天保山「体感妖怪アドベンチャー水木しげるのGeGeGe妖怪楽園」


Vol 1842[13-07-14](13-11-08)
最初のおひろめは台湾で、よほどの妖怪好きでも手が出なかったイベントが日本初上陸
大阪文化会館・天保山「体感妖怪アドベンチャー水木しげるのGeGeGe妖怪楽園」に行ってきた
.
海の傍、海遊館は行った事あるが隣のここは初 入り方や入場は二階とわからず少し迷った
入り口近くの食堂でも妖怪っぽい名前つけたメニューを提示し、気分を盛り上げてくれる
係員は全員鬼太郎のちゃんちゃんこ風の装い、キップ切って入ると入り口に人が溜まってる
.
展示だけと思ってたら四角い部屋に通される、背もたれ付いたイスが円形に配置されている
係員の説明があってよく体験したい人は壁側へと行ってる、何がはじまるのかしらと壁側へと行く

ナレーションが始まって部屋が真っ暗になる、周囲から自然のいろんな音が聞こえ出す
水木サン妖怪辞典の妖鬼化が、最初音付きで妖怪を体感させる様にしてたがそれと同じ趣向
.
怖いものかヨーと思ってたが、脈絡なく自然と無関係の人のヒソヒソ話が聴こえてきてコレには感心
スミに灯りがぼうっと光ってるのも雰囲気出てる、明るくなると目の前にいた親子連れが減ってる
隣に急に見しらぬ人がいて驚く、これがその親子連れ 怖いからと壁沿いのもっと怖い所に移動してたらしい
.
感心したヒソヒソ話はその母子の会話かもしれない、だが結果として面白怖い経験出来たので大正解
これが終わって展示会場への入場開始、妖怪画原画と小さいブロンズ像のある部屋に通される

過去の展覧会で見た事あるしなーとさっさと進んだが、これも正解でメインの立体展示はその奥にある
まずは妖怪屋敷、頭の中がまだ展示だけと思ってるので切り替えが進んでないが実際は違うのがホント
.
ここも写真バシャバシャ撮ってる人がいたのでまぁいいやと序盤早めに進んだが、これが結果往来となる
先のスペースで部屋に立体と自分一人の状況になり、進もうとした所で立体がガシャガシャと動く
驚いてる自分を発見すると同時に、ああこれは展示会じゃなくて体感型のイベントなんだとハッと気づく
.
もうそこからは攻め方がわかって体感する方向で行動してく、立体があればギミックに注意していく
最初はセンサーで自動と思ってたが足元見るとマークも付いてて、これでイベント発動条件もわかった

更に最初に驚いた場所で、立体と自分一人の状況の方が雰囲気出るともわかったのでそれも狙ってく
そこまで考えた所で妖怪の森スペースに出る、狭いエリアに穴が開いてて光が漏れ出している
.
これも何かあるナと思って穴から顔出すと、上半分が森の形の展示会となってる人を視界に入れないとグー
立体が思った以上に沢山展示されてて何かしらのギミックがある、塗り壁がいたので迷う事無く触れる
水木サンの妖怪の本質はその精密な背景にある、重い背景と軽いキャラの配置がコントラストとなる
.
立体の周囲も雰囲気ある様に展示されてて、陰で暗くなってる所にも目を凝らすと雰囲気が出て面白い
続いて世界のあの世を中心とした展示の冥界ワールド、ここも立体と絵・説明の展示となる

途中階段を登ったりと広い事に気づかされるがここが最終、ここでは自分一人の状況作りやすかった
途中がカーテンに仕切られててあの世の絵と死体的な立体に囲まれてると、だんだん盛り上がってくる
.
ゆっくり見て行こうかと進んだ所で気配がして、振り返ると離れたはず立体が何故か至近距離にいる!
自分がビックリしたとき「わーっ!」と結構低い声で叫ぶ事を発見する、甲高い声でキャーじゃなくて良かった
最後までギミックがあって仮装した係員が付いてきてたワケだ、そんな予想外は流石にビックリしますヨ
.
こういう時人間はテレかくしするんだナと、笑いながら「ビックリした」と呟いてる自分に微笑んでしまう
最後はエレベーターで下に降りて終了、攻め方がわかったせいもあって充分妖怪体験出来て楽しかった

物販コーナーとツヤツヤした一反もめん・鬼太郎誕生シーンの再現、ここらは明るくタダでも入れる
物販に昔の展示会にあった立体販売あるかと思ったがナシ、だが全集のチラシや見本を見る事が出来た
会場のパンフレットも千円である、グッズ付きの前売り買ってたのでココでルービックキューブと交換
.
展示会とお化け屋敷の中間と思うと楽しめる、これ系のイベント毎年夏にやってくれると楽しいんだがナー

■ 2013年 大阪歴史博物館 常設展示+幽霊・妖怪画大全集

Vol 1795 [13-05-14](13-05-24)
全国で巡回公演してて見に行きたいと思ってた、ゲゲゲの女房トークショーのNHKホール内の建物
「大阪歴史博物館 常設展示+幽霊・妖怪画大全集」に行って来た
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沢山見ると疲れるし散漫になるが、大阪歴史博物館は一回も入ってないので常設展も見てきた
関西絡みの歴史資料なんで、日本書紀出来た辺りの難波宮・豊臣の頃と江戸・大正期の展示となる
関西の人なんで位置関係もワカル、建物内がちょうど難波宮遺跡跡地に立ってるのは驚きだった
.
奈良時代展示、ちょうど日本書紀調べてた頃で当時の衣装の再現や出土品見れたのがタイムリー
女性衣装は大陸風 昔から天皇は隠すものなのも興味深い、建物が微妙に西洋風なのも教科書通り
馬にも興味あるんで、埴輪とか轡・儀式用に使われた馬骨・変な造形の置物も個人的に面白い
.
歴史に関与してないので次の展示は一気に豊臣と江戸時代に飛ぶ、豊臣の時代は資料も少なめ
こういう展示ではお馴染みの再現模型があるがスケールが確か1/20程度、専門業者があるのかしら
小判の重量再現コーナーがあって持ってみるとズシリと重い、油すましのモデル文楽の亜種版も見れる
大正期の展示これは原寸の再現展示が中心、当時の和服を見れるのが資料的に興味深かった
.
それ以外に関西ゆかりの展示で怪関連の展示もあり、信仰対象の赤エイ絵馬やカマ打ち付けた木など
クイズ形式のスタンプラリーもしたが、全部押す手前の所でもう記念品のシールもらえて複雑な心境

いよいよ幽霊・妖怪画大全集の展示となる、紫色のカーテンで各階層仕切り 客入りもなかなか好評
.
目録も貰ったが円山応挙が多い、最初はガイコツ図とドグラマグラでお馴染み九相図で始まる
幽霊画は20点(総数は40)ほどが年代順に並んでるが、遍歴があり後期になるとグロ味強くなるのが面白い
有名所の書く歌舞伎の幽霊画を経て、怪関連ではお馴染みの百鬼夜行や百怪図巻の現物の展示
地方モノの聴いた事も無いような妖怪の載ってる絵巻モノが面白い、こういうのも沢山ありそう
.
資料で見たこともある様な鬼・天狗・人間の錦絵、たくさんあるので珍しそうなのが大半になる
企画の錦絵中心の動物お化けで分けた展示、各絵に付く説明も見やすく面白く書かれていい感じ
関西限定の展示品も10点あり、ユーモラスな絵が多く大蛇骨なんて立体の形での展示もある
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館内の図書コーナーにこれ系の博覧会の資料が置いてたが、お化け絵は知られて無いのが沢山ある
グッズコーナーでちゃっかり売られてる水木サン物は流石だなぁと、水木サンの絵があっても良かった

安い前売り買い忘れたのが失敗だったが、久々の関西お化けイベントで常設も含め行った甲斐があった

■ 2013年 大丸心斎橋 ジャン博(少年ジャンプイベント)

Vol 1771 [13-02-24](13-03-01)
つの丸がツィッターで告知してたので知る事が出来た、大丸心斎橋 ジャン博に行ってきた
古風にエレベーターガールいる所で緊張する、過去にも赤塚展なんかでお馴染み中規模会場
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古い人の原稿とかの真面目なの想像してたが、現役の人の絵と参加型の催し中心で軽いイベント
現役の人の複製原稿・サイン、スケール的に馴染み薄めの1/20のワンピ船などの軽めの立体展示など
会場の半分を区切って展示と参加型にしてて物販も普通、ただ家族連れなど客の反応で最近の傾向は調査出来る
.
目玉は過去掲載陣10人のレジェンドの生サイン、ただ80後期から90年代の人中心で古い人は無し
荒木飛呂彦・井上雄彦・鳥山明などの生絵なんて初めて見た、簡単な絵だが各自のセンスも計れて超貴重
荒木飛呂彦は円の中に納める超イカスデザイン、井上雄彦はキャラ+ボールで構図を取ってて流石
鳥山明の生イラスト!最近の絵だが色使いや線がポップ、キャラの顔をバーンと置くのが他では定石になってた
.
我らがつの丸もゲーハー特盛りで他と比べ気合入った雰囲気になってる、鉛筆の後も残ってて生々しい
ホントーは昔の人とか資料性高い展示も見たかったが、お客さんは好評で客層の絞り方とサービスが流石
昔のジャンプなど雑誌は保管に何があるがわからんので、データ化や資料編纂はお願いしたい所 過去も名作は多い
[追記2013-12]
作る機会があったのでわかったが1/20はガンプラ1/100のオマケ人形サイズ、あとSFモノプラモでもあり
あと資料で確認しただけだが車のモデルで1/20ってのもあるみたい、だが馴染み薄めの縮尺ではある

■ 2011年 心斎橋OPAきれい館 大阪キン肉マンマッスルショップ

Vol 1620[11-10-08](11-10-09)
ファンの間でも賛否判れるままタッグ編終了・ゆで検査入院といろいろ大変だが
心斎橋OPAきれい館 大阪キン肉マンマッスルショップ に行って来た

二階会場にいくと、等身大スグル像・観光地風顔出しパネルがお出迎え
奥まった所で物品販売より狭い展示場だが、屋内だし前回より展示も多め
ぬいぐるみ風マスク・当時品玩具など、スナップフィットのプラモが気になった

口のある悪魔将軍検討画・ノート上のハダカーンなど原画展示の鉛筆画も珍しい
ジョジョグッズなく残念だったが、一階のジャンプショップは開店と同時に大盛況だった
[追記 11-10-18]
梅田のジャンプショップにはジョジョ物あったので、自分が見落とした可能性も高いぽいです
[追記 12-03-02]
II世打ち切り終了後は初代の続編が開始 現状では好評を持って受け入れられてる
まだ今後はどうなるかはわからないが、なんとか現状の好評を維持してもらいたい所

■ 2011年 京都大学 「怪異学入門〜京都で語る怪異とフシギ〜」
京都国際マンガミュージアム 妖怪マンガのガラパゴス 〜百鬼夜行絵巻をめぐって〜

Vol 1595[11-08-07](11-08-07)
去年はチケットまで買いながら、急な事情で行きそびれ
今年は太秦のイベントも無く、テンションも落ち気味だったが
京都大学の講義決定と、めったに無い魅力的なプログラムで即決

東アジア恠異学会設立十周年記念公開講座
「怪異学入門〜京都で語る怪異とフシギ〜」 及び

京都国際マンガミュージアム お化け大学校特別講義
「妖怪マンガのガラパゴス 〜百鬼夜行絵巻をめぐって〜」

を公聴してきた、お手ごろ価格で一日お化け漬けと有意義
●→詳しくはこちら、こういう講義ならばまた参加していきたい

京極夏彦の寄稿文の乗ってる31Pのパンフレット受け取り、講義開始
参加してる人みればわかるが、ちゃんとした大学の研究発表会
歴史の古典資料・中国の歴史公文書、これらは意外に怪異現象が記録されてる
怪異現象は宗教や祭礼とも結びつき、それらからは様々な事が読み取れる

第一部 「怪異学の軌跡」、怪異学結成の成り立ちとその効果に関して
京極夏彦・西山克(関西学院大教授)・大江篤(園田学園女子大学教授)

貴族の日記の銀花・金花、これを朝廷が祥瑞と認める経緯から怪異学に関して触れ
これらへの興味の発端は、実家の寺の人魚のミイラだった事に関する逸話
怪異学を通じて畑違いの学者達が協力し、新たな発見を出来る様になった事で結び

第二部 「怪異学の現在」、怪異と王権の結び付き及び民族社会に関して
榎村寛之(斎宮歴史博物館学芸員普及課長)・化野燐(作家/元学芸員)

怪異が利用される例として三国志の黄巾の乱などの、宗教反乱がわかりやすい
怪異現象は王権に報告後、吉あるいは凶として政治的に処理される
それらの起源が中国である事、また時代が変わると民衆の受け止め方が変化する事など

第三部 「怪異学の射程」古墳時代と室町時代での怪異の受け止められ方に関して
京極夏彦・高谷知佳(京都大学準教授)・久禮旦雄(京都大学大各院研究生)

王権が強く怪異を統制出来た時代と、王権が弱く統制不能で野放図だった時代の比較
怪異も時代が経つと過激になっていく事や、仏教が出現し王権への対抗勢力となる事など
太平記や応仁記・信長公記で独自勢力となってる寺院の事が思い浮かび、理解が深まった

怪異学が発生するまで、怪異は度々資料に見られるのにスルーされているので画期的といえる
亀卜を巡り、歴史家・動物行動学者・民俗学者が一致して研究を出来るのが成果の最もなもの
講義も京極先生がMCとして上手く要点をまとめてくれるので面白く、あっという間に時間となった

「靴下の穴は縫うよねー」など、後ろの京大女学生の雑談聞きながら昼食
当たりにキリのいい番号が揃うも、クジ運の悪さで自分の90番は出なかったお楽しみ抽選会
そんな事を挟みながら続いて場所を変えて、京都国際マンガミュージアムに移動

京極夏彦 講演 「妖怪マンガのガラパゴス 〜百鬼夜行絵巻をめぐって〜」
進化の究極にまでにいき、それを超える物が出にくくなったのを称してガラパゴス
百鬼夜行絵巻・葛飾北斎・水木しげる、これら三人の共通項から妖怪を考える講義

鬼・幽霊しか無かったお化けの表現に突如現れた器物お化け絵巻、百鬼夜行絵巻
水木サンが妖怪を広めるまで、百鬼夜行絵巻はよくわからないもの分類だった事
また水木サンは、百鬼夜行絵巻や派生の鳥山石燕の器物妖怪はあまり採用していない事など

百鬼夜行絵巻・北斎・水木サンは完成されすぎてて、それを超える表現の出ないガラパゴス
鬼太郎以前のマンガの妖怪は、怪奇物ジャンルとして普遍の世界観とならなかった事
水木サンの作り出した妖怪の世界観が、近年の妖怪漫画作品に与えた影響の分析など

マンガミュージアムらしい講演で、例として最近の漫画にも言及してて興味深かった
えん魔くんメ〜ラめらに少しだけ触れて、本場の妖怪の人もマークしてたのねと驚き ギャグ分類らしい
今も元気一杯な水木サンの近況も報告、最近イベント出ないのは単に暑くて面倒なだけだそうな

読みたかったジョージ秋山の「アシュラ」を待ち時間に読み、リボルテックの展示企画も見てきた
百物語の館の企画、規模は小さいが黄表紙の百物語の実物見れた フリーペーパーみたいなサイズ
帰りに本能寺に寄ろうとしたらもう閉まってて無念、久々のお化けイベントで楽しめた

■ 2011年 大丸心斎橋 「追悼 赤塚不二夫展」

Vol 1495 [11-01-22](11-01-26)
閉会ぎりぎりに気がついて、娘さんのトークショーはおしくも逃してしまった
大丸心斎橋 「追悼 赤塚不二夫展」に行って来た

東京の以前の展覧会と被る所があったが、行けなかったので初見となる
初公開含む原画の展示、ガイドブックも販売してたので初披露は多い筈
原画は紙を張って直してる所や、修正液の後が印刷には無い生々しさ

漫画だけでなく生前の写真や愛用品も展示し、充実した内容だった
■ 詳しい内容はこちら、また赤塚ブームで盛り上がって欲しい所

著名人の寄贈シェーがあったので、以前の関東の展覧会と同内容かも
大丸心斎橋 「追悼 赤塚不二夫展」に行って来た

心斎橋の大丸初めていったが、エレベーターガールとか久々に見て驚いた
客層も金持ちそうなマダム中心で、赤塚作品とかわかるの!?という感じだった
赤塚作品は現状では手軽に読めるのが少なく、レアさは判断しにくいが

初期作品から代表作の初公開を含む原画、子供時代の習作なんかはレアな筈
墨汁一滴や、子供時代に書き直したダイヤモンド島の原画などは珍しい
デビュー作のナマちゃんから、初出不明の短編の原画までそろってる

おそ松・ア太郎・バカボン・レッツラゴンなど有名作の原画は大量に展示
話には聞いてたが、おそ松くんのコピー機使用した六つ子の原画もあった
そこから、完成した絵に紙を張って修正する傾向がある事に気がついた

原画ではキャラの上に紙を張って、まるまる一頁修正してるのもあり驚き
竹書房文庫バカボン7巻P125、本官のネクタイの途切れでその一部が見れる
展示方法も逆さにしたり、拡大したパネルを背景に展示したりと何気に工夫してる

おそ松くんのコーナーでは、当時のキャラグッズの未開封食品が展示されてて凄い
アッコちゃんのコーナーは若い女性が見入ってて納得、歴代のコンパクトの玩具も展示
アニメや新作のPV風映像も流れてた、09年の蛙男商会版バカボンなんて知らなかった

修正液で汚れ消してる箇所が意外に多い、キャラのパネルの展示も上手い
女装やトキワ荘時代の写真もあり、藤子F先生が常にベレーで妙に目立つ
晩年使用のゲロバケツや菊千代への借用書など、盛り沢山の内容で面白かった
現状では赤塚作品は漫画の復刻も少なめなんで、またブームが来て盛り上がって欲しい

■ 2010年 阪神梅田本店 「ガンプラ EXPO JAPAN tour in 大阪」

Vol 1488 [10-12-23](11-01-12)
2010年にウン十年ぶりにプラモを趣味で復帰、そんな訳で
阪神梅田本店 「ガンプラ EXPO JAPAN tour in 大阪」に行ってきた

アマビエの池澤春菜の可愛いゴッグ、これが最大の印象になってしまう
兎年に向けて、BB戦士のゴッグをウサギ色に塗ってた事と重なったせいもある
あまりに衝撃受けて他の印象がぼんやりしてしまって、結局二回行った

これからは塗装と、その前準備の表面処理も頑張ろうと大いに刺激受けた
■ 詳しい感想はこちら、限定品も買って自分には実り多いイベントだった

阪神梅田本店 「ガンプラ EXPO JAPAN tour in 大阪」に行ってきた
行きのエレベーター、もう普段の百貨店の客層とは違う人が乗っててそれらしい
入り口でチラシが配布、ナビカタログが2011年度版になってた事がまず発見

展示は壁のボードが窓形にくりぬかれ、ショーウィンドみたいな棚に陳列されてる
MGVガンの原型、プラモ材料のプラチップなんかがまず展示してある
続いて静岡のガンプラ工場のあのカッチョイイ制服、続いて旧キットの展示

旧キットは素組み展示が基本、昔作ったのは手元に無いので新鮮な目で見れた
海外の三国伝が表紙飾ってる雑誌、海外のコンペの賞品のチャンピオンベルト
サイトで扱ってる関係でBB戦士に注目がいく、三国伝のブースもしっかりあった

HGやMGなど最近の品、古いBB戦士もいくつか飾られててなんか嬉しくなる
コラボ商品として販売された色換えキットが出て、ここから著名人デザインのキット展示
著名人のガンプラは色のデザインのみ、加えて知らない人も多くキツいと思ったが

池澤春菜の名が急に出て驚き、それで最初の訪問時は以後の印象が散漫になった
鬼太郎のアマビエさん、京都のお化けイベントで見た事ある人だったんで刮目
自作品のリボンつけた妙に可愛いゴッグ、ガンプラ作る人とは聞いてたが感心

手芸品を使った改造は、BB戦士を作る様になって意識しだしてたので参考になった
他にも自作の人もいたが知らない人でキツイ、自分は可愛いデザインが好みなんで
頭から芽の出たゆずズゴッグ ニット帽つけたももいろクローバーアッガイも好み

続いて岡プロのグフ、この人のモナカ本は衝撃的に参考になったので感動した
関東のイベントは遠くすぎるので、プロの作例やジオラマはツアーでもっと見せて欲しい
最後に銅やらアルミやらを並べて、ガンダリウム合金を解説する謎コーナーもあった

限定商法なんかに釣られまいと、気合入れていったが 雰囲気に負けてしまった
BB戦士のクリアユニコさん購入、終了間際の再訪時にも限定品は充分補充されてた
限定品以外では、黒いエコプラのガンダムとザクがBB戦士では販売されてた
こういうイベントは刺激を受ける事が多いと知ったので、ドンドン開催して頂きたい

■ 2010年 阪神梅田本店 「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」

Vol 1424[10-08-28](10-09-02)
前売りも買ってたが今年は化け大祭に行けず、なので気合も入る
東京に続き 阪神梅田本店 「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」に行ってきた

TVでの紹介に朝ドラ効果、混むと聴いてたんで開店と同時に入場
原画の展示中心、セリフ部の鉛筆跡やベタの筆ムラまで見えて生々しい
私物のカメラや帽子もオリンポスに中国産なんだと感心、立体物もユニーク
親子が河童に喜んでたのが印象的、着色した鬼太郎の扉絵とかは初めて見た気も

早く行って物販も含めゆっくり見れたが、出る時には行列出来る大盛況ぶり
これにあわせた物販も、今までに無いポップな色にデザインで行った甲斐があった

■ 2010年 心斎橋パルコ マッスルミュージアムin大阪

Vol 1421 (10-08-15)
東京ではサイン会もグッス販売も度々あるが、大阪では初
心斎橋パルコ 待望のゆでイベント マッスルミュージアムin大阪

店舗はパルコの前に屋台、展示は3段のガラスケースが三つと小規模
ところが内容はゆでファンなら嫁を質に入れて出も行けという程の濃さ
記憶だけで書いてるんで間違いもあると思うが、その概要 原画は複製?

展示一段目はゆでデビュー当時の原画、初めて見るのが多くて驚き
作がキングギドラになってたり、今と違う作風の初期の人物キャラなど
実際使ってる筆記具の展示まであり、これらも貴重 これだけで行く価値あり

さらには鉛筆に近いタッチの最近の原画、顔にバランスとりの十字線跡も残ってる
ブロにパッファ・ボルトなど、ブロはベル赤用の細い当り線があったのにも注目
展示二段目はカラー原稿の原画、ツィッターでも取り上げられてたのがここら

何気にレオパルドンのカラーイラストは初めて見た気がする、セレクトが渋い
カラーのつけ方も原画だとよりよく見れるんで、ここも見て損は無い
展示三段目は漫画で使われたカラー原稿で、名場面の数々

2世では老醜を晒してしまったネプの初代全盛期の勇姿が眩しい、これも心がざわめく

ショップのグッズもTシャツにトートバック・帽子・グラサン・バッジ・人形など狭くても豪華
漫画キャラなのに普通に来ても似合う程のグッドデザイン、とにかくセンスが良い
値段も普通にそこらで服買うのと同じくらいと良心的、明日も残ってたら買う

子供用の帽子と値段を勘違いしてた、帽子は6千円とTシャツは3千円からと結構高め
ただトートバックやタオル・キーホルダーなど600-2000円クラスのお値打ち商品もあり
あとキン消しのガチャガチャもある、自分が引いたのは復刻版6のシリーズ

平日の月曜から盆に向けての開催だったが、開始初日にしてツィッターでゆでが激怒
もう大阪いかんよとか、平日の売り子で盛り上がらず不満を呟くなど 結構空気悪かった
主催者側もペンの貸し出しや、商店街の対応で不満がたまっててこれも辛かった

金曜になんとか時間出来て何回か偵察するも、ゆでとは合えず無念のまま土曜
夜に行くと事前に通知あったので、今回は無事に原作ゆでの嶋田先生に合えた
サインに関しては主催者側がツィッターで厳重注意してたので、異常に緊張してしまった
友情のシェイクハンドでがっちり握手、柔らかくてプニプニした手だった

ゆでたまご 嶋田
そしてサイン 原作ゆでのスグルのイラスト付き、輪郭から描いてたのが印象に残った
サイン済んだ後、ゆでの付き添いの女性に「待たせてすみません」と声かけられた

誰かなと思えばなんとゆでの奥さん、細かい所にも心配りがきく優しい配慮
奥さんはツィッターは見てるだけと話されて、ファンとの撮影のサポートなど甲斐甲斐しく働いてた
事前にゆでの自伝読んでればよかったんだが未読で、ちょっと申し訳なかった

ツィッターのゆではずっとご機嫌斜めの印象で、主催者もピリピリした雰囲気だったが
優しい奥さんと会話してサイン貰えて全部帳消し、機嫌直してまた大阪でイベントして欲しい
[10-08-22 追加]
一週間で展示物が入れ替えと告知あったので、また行ってきた
肉最終回などの原画(複製品?)に、集英社以外の頃の作品の扉絵
イベントやアニメ関連のチラシなど、都合ショーケース六つ分の展示となった

■ 2010年 HEP HALL 楳図かずお恐怖マンガ展 「楳怖」

Vol 1416[10-07-31](10-08-12)
サイン会もあるって事で開始の三時間前に着いたのだが
HEP HALL 楳図かずお恐怖マンガ展 「楳怖」に行って来た

その段階で行列、主催者は経験が少なく営業時間外の整理は念頭に無く
そのせいもあって大混乱、自分より先に来てたのにサインもらえなかった人
あるいは後に来ても、先着55名のサインもらえた人と不条理な結果になった

自分もサインはもらえず、入場制限の上にパネルと造形が少しで辛かった
初日がそんなので後日グッズだけ改めて見に行くと、入場料取るとの事。うーむ
サインする楳図さん自体は見れた、一人一人に丁寧に対応してて好印象
[10-08-05 追記]
開場前の混乱に関して、主催者側から謝罪の発表がありました

■ 2010年 堀江・妖怪展

Vol 1397[10-06-28](10-07-01)(10-08-12)
化け大ツィッターで取り上げられてたので、堀江・妖怪展に行って来た

場所わからず帰ろうとした所で発見、民家風の店の急な階段の上が展示場
多分 化け祭百鬼夜行の造形担当、河野準也の妖怪のお面などの展示
怪奇風の造形物が多いんで、たまにあるポップで可愛いのが逆に目を引いた

水木サン元アシの森野達弥の、水木さんにボンボン分6割り増し風のイラスト
ゲゲゲの女房 海老原優の、楳図かずおにしりあがり寿足したような絵も有り
一部屋分の小さな展示だが、期間短いのを運良く見れて良かった

■ 2010年 ゲゲゲの女房 うじきつよしトークショー

Vol 1361 (10-04-22)
朝の連ドラがゲゲゲの女房という事で、当然水木ファンには興味ある
無念の打ち切り、五期鬼太郎のスタッフも一部協力とこれも見所

そんな訳で関西のイベント、ゲゲゲの女房 うじきつよしトークショー
NHK大阪では毎年鳥取PRを行ってるが、その一環に組み込まれてる
また鳥取では独自の特番も組まれてる様で、盛り上がりが伝わってくる

最大の発見は、松下奈緒がプラモ作る人だったと言う話 好感度が増した
詳しい事はこちら、関西の水木イベントは極力見に行く様にしたい
---[↓↓↓完全版↓↓↓]
Vol [10-04-17]
新聞広告に、NHK大阪放送会館のイベントが載ってたんで行って来た
NHKではここ八年、鳥取のPR企画で物産展なんかをしているが
今年は朝ドラが「ゲゲゲの女房」という事で、例年以上に気合が入ってる

会場には2時間前についたが、広場に行列が出来てて驚いてしまった
行列はおかしいと思ったら、なんの事なくNHKホールのコンサートの客だった
もう少し早いと、NHK大阪の公開収録なんかも見れたんだか それは今回パス

今回は鳥取の名所にちなんだクイズラリーを開催してて、PRが上手くなってる
児童向けの鳥取の砂像製作や、トリッピー 鬼太郎の着ぐるみもウロウロしてる
鳥取名産品の屋台もいくつか出てて、PRのビラ配りだけで終わらずいい感じ

何気に角川版妖怪大戦争の座敷わらしが展示されてた、色合いが渋い
全国では流れてないが、NHK鳥取では独自の朝ドラ特番も組んでる様だ
モニターにそれが流れてて、聞いた事が無い情報もあって興味を引かれた

特設ステージでも待ち時間に映像、妖怪画談(?)見た事ない作品で驚き
[* 水木しげるの妖怪画談 2005年作品 演出はマッドハウス寄りの平田敏夫]
しばらくすると早速イベントが開始される、最初は妖怪紙芝居
紙芝居、過去にNHKの特番でも流れかけたが途中で切られて無念だった

境港では常時上演されてるらしいが、まだ見た事無かったので幸運
着色は間違い無く水木サンの筈、鬼太郎の定型話で手堅く仕上がってた
切られたアニメ版5期最後の敵が天狗、この話の敵も天狗と奇妙な一致

現行の水木プロ関与の鬼太郎作品の最終作がこれなのも、気になってしまう
境港からは、この紙芝居で水木プロへ特に指定は無かったってのが初耳
お土産にゲゲゲの女房柄のメモ用紙も貰えて、今回は鳥取県も太っ腹

引き続き、角川版妖怪大戦争にも出てきた 麒麟獅子の実演演舞
突如倒れたりと猩々の動きがトリッキー、狂言の様な動作をしてる
麒麟獅子も下方からグッと頭を持ち上げる様に、独特の迫力がある

猩々の動きがトリッキーすぎて、司会の人が声をかけ間違えたりしつつ
続いて女性陣によるしゃんしゃん傘踊り、民謡踊りの延長みたいだった
おばさんが多めだったが、サブちゃんやR&B風の曲でも踊っていた

これらも済み、本日の目玉 うじきつよしのゲゲゲの女房トークショー
先のNHK鳥取独自番組のも加え、箇条書きで気になった所をメモしとく
記憶違いで間違いもあるかもしれないが、どれも初めて聞いた話ばかりだった

-NHK鳥取放送のゲゲゲの女房特番から
・ 飯田家では定期的に天秤棒を使って家族全員の体重を計っていた
 布枝氏(水木夫人)がもっとも重く、藤兵衛氏の体重を抜いていた
・ 布枝氏の姪の女性は水木サンとの見合いの五日前に産まれた
・ 見合いのストーブの一件を、姪は誰からか聞いて知っていた
 姪は布枝氏がスタイルが良くモデルの様だと考えていた
・ 布枝氏の母親は布枝氏とそっくりの顔をしている
・ 布枝氏の兄も、父と同じ飯田藤兵衛というの名前
・ ゲゲゲの女房第一週の盆踊りのシーンは地元の人間が参加している
 季節は冬で皆寒そうにしていた、炊き出しで豚汁が振舞われた
-うじきつよしトークショーから
・ 朝の連ドラは撮影を常にしていないと放送に間に合わず
 向井理(茂役)と松下奈緒(布美枝役)は常にスタジオに詰めている
 特に向井理は睡眠時間も短く、目を開けたまま寝ている事がある
・ 番組のセットのプラモデルは当時のものをスタッフが作って置いている
 松下奈緒は自分も昔プラモデルを作った事があると、向井理と談笑していた
・ 向井理と松下奈緒は、撮影所の狭いスタジオ内を、撮影用の自転車で
 乗り回している
・ うじきつよしの向井理の印象は最近の草食系男子、松下奈緒は姉御肌

[追記 10-06 第3週] ・ データ放送から、プラモデルは当時のものの箱絵などを
スタッフが再現して作ってるとの事

うじきつよし自体は質問コーナーで手を上げ難い状況を察して
逆にお客さんに質問したり、郷土の料理を褒めたりと トークも上手かった
このトーク、NHK鳥取では放送されるが関西では無くトリビアになるかも

松下奈緒がプラモも作る人って事で、自分の中で印象が凄く良くなった
ゲゲゲの女房も、時間帯変更と逆境ではあるが頑張ってヒットしてもらいたい
帰りは天満橋によって桜の通り抜け行って来た、目線の距離の桜で綺麗だった

[追記 12-03-02]
この時点では人気未だ爆発せずの段階だったが、その後はご存知の通りの国民的大ヒット
主演者も大ブレイクで、やはり水木作品は強いと世間に証明した作品となった

■ 2009年 夏のイベントレポート

Vol 1240 [09-09-08]
8月まで続いた梅雨と、新型インフルエンザの影響が大きいが
京都旅行以外での今年の夏の思い出、大阪近辺は色々回った

今年は動物園なんかの府の施設が、無料開放してて数回行った
お祭りにも二回、仮面ライダーV3のお面が売られてたのが驚き
人の多い所にいったが、インフルエンザにもかからず幸運

梅雨と暑さを避けて活動した期間は短かったが、それなりに濃かった
まとめてみたら結構いろいろあって楽しかった、それらはこちら

---[↓↓↓完全版↓↓↓]
過去の日記を見ると、6月中旬に梅雨入りしたが雨降らずとあった
7月の始めにマイケルが死んだ事、TVが特番編成だった事も印象深い

7月の終りに皆既日食、妙に盛り上がって 遮光グラスを買うも梅雨の曇り空
雲でグラスの必要性が無く無念、だが三日月の太陽は見れた
天神祭は雨を警戒して宵宮のみ、今回は天満宮の中でうろうろしてた
疲れてたので色々食べたら凄く眠くなった、花火のある次の日は結局晴れた

8月の中旬に酒井法子が逮捕、ここらから夏なのにどこもいってない危機感
新型インフルエンザでオーサカキングが無く、鉄板イベントに行かずじまい
しかしその新型インフルエンザのおかげで、動物園なんかは無料になった

日本橋の近くという事もあって、結局 夏の間に三回ぐらい動物園に行った
普段と違い人も多く動物も元気だったのか、カバの糞まき行動とか初めて見た
他にも オオカミがあまりの熱さに水に浸かったり、白クマが延々と潜水したり

いつも寝てるコアラを、良い角度でまともに見れたりと収穫は多かった
そのまともに見れた国内最高齢のコアラが9月の始めに大往生と無常
長居の植物園、科学館も無料で、こちらも各一回ずつ行ってきた

科学館は子供だらけで、とても展示をいじれる雰囲気では無く、サラッと見ただけ
とはいえ、サイトでマリガリ取扱ってる事もありガリレオの本の展示とか良かった
長居の植物園は初めて自転車で行ったが、また迷ってエライめにあった

途中で帰ろうかと思ったが、その前にとよったコンビニでガリガリ君を買う
すると産まれて初めて当たりを引いた、これで元気になって植物園まで行けた
10年以上前に行ったきりなんで、改めて見ると色々と発見があった

ずっと名前のわからなかった害虫が、死番虫なんて怖い名前だったと知ったり
淀川が二千年前からあると知ったり、大阪がつい最近まで水の中だったと再確認
特別展示の動物の各種白骨も、普段見る機会ないので楽しかった

後、街中で見た広告が気になって旭区民祭りも初めて見学にいったが
大阪でも濃い商店街にあたる、千林商店街の近くという事もあり
最初の挨拶からして、今にも死にそうな爺さんがマイク完全無視でスピーチ

見かねた後ろの人がマイクを口元に当てるなど、物凄いボケぶりだった
コンコンとセキしてる人がいて、インフルエンザが怖く途中で帰ってしまったが
屋台で仮面ライダーV3のお面が売られてるのを見たりと驚く事が多かった

今年は化け大祭もあったし、ちゃんと夏の思い出が作れて良かった

■ 2009年 京都旅行 清水寺 高台寺 妖怪天国ニッポン 清明神社 

Vol 1236 (09-09-10)
夏の旅行の記録、「妖怪と平家物語」をテーマに掲げた
旅行といっても、京都まで1時間かからないので半日の日帰り

今年2009年は梅雨が8月まで続いて、出かける気になれなかった
インフルエンザの影響か、オーサカキングなど定番イベントも無し
このままでは旅行もせず夏が終わる、という危機感から決行

曇り空で凉しめの日だったが、それでも夏の京都は暑かった
自分には初めての所ばかりで発見も多かった、感想はこちら

[09-08-15]
朝の気温と天気予報で涼しいとあったのが、出発の決め手となった
といっても京都まで1時間もかからないので、ちょっとのお散歩程度
近場だといつでも行けるという安心感から、なかなか行く気になれない

睡眠不足でふらふらの頭をかかえ、気がつくと清水五条に到着
いつの間にか駅名が変わった?と思いつつ、朝の京都は暑い
お寺の多いエリアで、大阪の四天王寺周辺と雰囲気が似てる

まずは「平家物語」で平家の拠点だった、六波羅密寺へ
学校の隣で意外と狭い、朝から参拝客もまばらに来てる
目当ての平清盛像は宝物庫、入場料が六百円と微妙に高い

宝物庫は拍子抜けするほど狭く、入場料の高さに不満を感じる
教科書でお馴染みの像がある、前に置かれた皿に賽銭がある
元は着色か金が張られてたのでは、と思わせる雰囲気だった

寺を出て子育て幽霊飴を買いに行くも、朝早すぎて開いてなかった
そのまま昔の説話にある小野篁の像のある、六道珍皇寺ヘとむかう
小野篁像の隣の鬼の像、妙にポーズが決まってて格好よかった

覗き穴から覗く冥界の井戸、遠すぎてろくに見えないと思ってたら
隣に来てた観光のおばちゃんが寺と交渉、ほんの少し近づける事になった
しかしそれでも遠くて良くわからなかった、解説文は面白かったのだが

ここから歩いて清水寺に、暑さと急な坂の連続でくたくたに疲れる
ここは入場料三百円、寺の敷地は緑と水が多くて涼しい
有名な清水の舞台ここから飛び降りたら死ぬる、京都タワーが見えた

飛び出た所は二つぐらいあり、お馴染みの風景が良く見える
欧州系の外人と一緒に並び、滝の水を飲んだが少し物足りなく
そばの店でジュースを飲むと、水も一緒に出て来て少し困った

そこから急な二年坂を通る、周囲のみやげ物屋は八ツ橋屋だらけ
高台寺に到着、今年の夏は特別公開で妖怪画展を開催してる
百鬼夜行絵巻、傍で見ると色合いが鮮やかでポップな印象

円山応挙の幽霊画、不気味系のものだったが明るいので怖くない
高台寺百鬼夜行絵巻ってのもあったが、解説が無く詳しくわからない
最近のものかもしれないが、器物系中心でユーモラスだった

そこからねねの道に出る、白い石造りでお洒落な感じ
関連展示のある高台寺掌美術館へ、展示も少なめの小さい美術館
六道絵、ちょっとユーモラスな所があり面白い

そこから出てすぐ傍、ねねが死んだ圓得院へ ここも特別展示
解説がなかったが、モノクロの酒天童子征伐絵巻
腕を喰らう様、毒で殺す様と結構生々しい、人間に化けた狐の像もあり

そこから歩いて八坂神社へ、途中 祗園で舞妓さんを見かけた
平家物語に縁のある忠盛灯篭、結構大きい しっかり触ってきた
聞いた通り瓜生石は道路の真ん中にあった、解説も何も無かった

知恩院の濡神大明神等にも行くべきだが、もう疲れすぎてダウン
ここで電車にのって烏丸御池、京都国際漫画ミュージアムへ
特別展 妖怪天国ニッポン、どこからこんなにと言う程の妖怪資料

前知識をもっと仕入れて置けばと良かった、と後悔する程に豪華
漫画作品も射程範囲なので、貸本の現物も産まれて初めて見た
河童のミイラだの件の剥製だの、怪しいのも展示されてて実に良い

研究閲覧室が開いてない日だったのは残念だったが、甲斐はあった
ここで興奮して元気になったので、そのまま歩いて清明神社へ
行く途中で、平家物語にも出てくる一条戻橋を眺めた

清明神社、いかにも安倍清明を好きそうな女性客が写真をとってる
有名人の絵馬が飾られてて、京極夏彦・荒俣宏・夢枕獏と並んでた
ここで疲れも限界に来て帰還、付けてた歩数系は二万歩ちょっと

歩きで疲れてたので、コンビニのガリガリ君が神の味だった
暑くて大変だったり見逃しも多いが、色々とみれて楽しかった

■ 2009年 8月22日 京都太秦映画村 高山みなみ監督 実写鬼太郎見学記 

Vol 1232 (09-09-04)
今週も、京都太秦映画村 化け大祭の感想
今回は鬼太郎スタッフ&声優陣の実写鬼太郎のレポート

以前も映画村でドラマの撮影を見学したが、こういうのは嬉しい
声優陣のイベントは2日目だが、撮影は3日間してた様だった
角銅博之や池澤春菜のサイトでも、この時の様子が触れられてた

この一件で、ますます鬼太郎スタッフ&声優陣を応援したくなった
詳しいレポートは少し長めでこちら、中山さら Love!!

09/08/22 東映太秦の映画村 お化け大学校祭1日目にて
五期鬼太郎のDVDなんかにつく映像特典
高山みなみ監督作品、実写版鬼太郎の撮影が見学出来た

写真もメモも無く、記憶頼りで間違いもあるかもしれないが
そのレポートを、思い出して書いて記録に残しときたいと思う
午後四時半、京極夏彦のトークイベントが終わって外に出る

前の道を見ると、ピンク髪の妙なコスプレした人達がいる
よくよく見るとなんか撮ってる、更によく見るとどうもホンモノらしい
アニメ関係のイベントは二日目だったが、もう来てるとは思わなかった

二日目はパスの予定だったんで、ラッキーと見学する事にした
ねこ娘・アマビエ・呼子の三人が明治通りを歩くシーン
ジーパン柄の女性が指示を出し、長髪の男性がカメラを撮ってる

見覚えある角銅監督も撮影していて、女性がお茶を出していた
更にスタッフシャツ着た人や、鏡持った照明さんなんかもいる
だいたいテストで一回、その後に本取りという流れの様

そのシーンの撮影が終わると、ねこ娘とアマビエは引き上げ
続いて呼子が歩くシーン、更に食堂に入っていくシーンと続く
女性監督は呼子を下の名前、ちゃんずけで呼んで仲良い感じ

撮影が終わると呼子は頭巾をとり、そのままスタッフに加わる
続いてオープンセットに移り、ここで女性監督はちゃんちゃんこを着る
そうか、鬼太郎で監督は高山みなみだったんだと今更気がつく

ちゃんちゃんこを遠目で見ると、バスマットみたいな質感だった
鬼太郎が吉原を走り抜けるシーン、続いて中国妖怪のシーン
メガネの親父が中華な帽子をかぶり、吉原の格子窓から覗く

そして退出するシーン、高山みなみが細かく指示をだす
このシーンは手間取ってた、サクライさんと呼ばれてた気がする
長屋内のオープンセットでは監督も発想がどんどん沸くようだ

あの赤い所で・橋でと、どんどんと撮影の指示を出していく
順番が前後するが、ここで京極夏彦が通りかかり撮影に参加
そば屋の屋台で鬼太郎と話しこむシーンを撮影

ここで女性三人組と合流、これも監督と仲良さそうにしてる
銭形平次の家で倒れる鬼太郎を、この女性達が見つけるシーン
妖怪さんと呼んでた気がするので、今思うとアマビエさん達なのかも

こうして一回目の撮影終了、ちゃんちゃんこ柄の汗がびっしょり

高山みなみ&中山さら
ここで運良くサインなんかもらえた

自分の撮影終わってすぐ付き合う呼子役の中山さらさん、マジでいい人
嫌な顔せずサインして名前もいれてくれた高山みなみさん、マジでいい人
二人とも女神様でした、これからも応援させて頂きます

つか、鬼太郎でモブでほぼレギュラーだった中山さらは、もっと評価されるべき
後で資料見たら、高山みなみの代表作はほとんど見てた事に気が付いた
池澤春菜のも欲しかったけど、スタッフ4人に囲まれる大人気ぶりでおじけづいてしまった

午後7時30くらい、妖怪百鬼夜行を前にまたスタッフを中村座前で発見
かなり美人で服装も華があるので、アマビエさん達だとすぐわかった
談笑しながら、翌日披露するであろう踊りの練習をやってる

百鬼夜行は始まったが、スタッフは撮影を再開する様なのでまた見学
港町前に集合、ねこ娘が自分でカメラもって一人で記念撮影してた
中村座から出てきた京極夏彦を、先生と出迎え撮影再開

少し小雨が降ってきたが、映画用のライトが付き歓声が上がる
京極夏彦と鬼太郎の会話シーン、更に中村座に入るシーンと続く
十一冊しか無いという台本を、京極夏彦に記念として渡していた

鬼太郎のシーンがまだ残ってる様で、スタッフは大店街へ
鬼太郎が歩く・走る、さらにスキップや踊りながらなどの移動シーン
ここで新耳袋の木原浩勝と遭遇、自分の店に呼び込み記念写真

「スタッフだった魔女の宅急便の時はこうはいかなかった」という会話に
ああ、高山みなみは魔女の宅急便にも出てたなぁとぼんやり思い出した

角銅博之が「仕事で遊べないからホントは嫌でしょ」と突っ込まれてた
結局買い物する時間も無い程、仕事してたみたいでホントに大変だったんだと思った
宣伝用の記念写真などを笑顔でとり、次の撮影シーンへ

ここで監督念願の、橋を渡る鬼太郎のシーンを撮影
ここで全工程終了と思いきや、京極夏彦のシーンの撮り忘れが発覚
どうしましょうと協議した結果、鬼太郎が一人で歩くシーンで代案となる

このシーンも無事終り、これで一日目の全シーン撮影終了となった
「プロの人達の協力があって良かった」とアニメのプロが言ってたのが印象的
実際はどう写るのか、この撮影の様子が公開されるのが楽しみ

■ 2009年 8月22日 京都太秦映画村 化け大祭1日目 

Vol 1228 [09-08-23](09-08-29)
今年で三回目、今年も京都映画村の化け大祭に行ってきた
今回は妖怪会議の枠ではないが、京都の恒例行事になって嬉しい

それ以外に今年は京都各地を色々まわって来たが、それは後ほど
流石に三回目では飽きるかなと、今回は一日目のみ参加したが
講演やイベントが増え、自分の予想以上に楽しめてしまった

鬼太郎は中断してるが、まだまだ妖怪には興味を持ち続けたい
詳しいレポートは少し長めでこちら、来年もあるならば また行きたい

[完全版↓↓↓↓↓(08-08-23)]
今回は一日目のみ参加、開園から一時間たった10:00に遅めの入場
物産展は既に開始、水木サンセットもまだあったが流石に高く断念

毎回 仮面ライダーショーは何気に楽しみにしてる、 まずは展示から
今年は妖怪っぽいのが理由か、シンケンのアヤカシがずらり勢ぞろい
何気にマジレンの冥府十神も揃いで展示、他にもあって凄く得した気分
東映直轄なんで全て本物のはず、ソフビ人形みたいな色合いだった
後で調べたら冥府十神は去年も展示してたみたいで、やっぱりよく見ないといけない

で、ディケイドショー ポスターはシャードームーンとクウガだけだったが
開けて驚き、敵は歌舞鬼を筆頭に カリス・王蛇・シャドームーンが登場
ディケイドはアマゾンとブラックになって抵抗、完全に予想を上回る展開
最初は冷めた見方だった周囲の子連れの親達も、息を呑み夢中になってた

続いてお化け古書市&フリマへ、映画村でスタジオセットに入るのは初
値段はバカ高だが、百鬼夜行絵巻なんかが売られてる所を初めて見た
お化けフリマもお化けグッズだらけで、いかにもお祭りしてて楽しい

続いてお化け博物館、湯本豪一コレクションが凄いのはわかるが
さらに驚きが京極夏彦所蔵品、「妖怪天国ニッポン展」でも多かったが
水木サンの漫画はもちろん、百鬼夜行絵巻など妖怪に銭を貢ぐ真面目さ

そしてワークショップ、「天野行雄の妖怪玩具を作ろう」に参加
水木サンの呼子の元ネタなど、郷土玩具の妖怪を再発見
工作は図工の時間みたいで、無事に筒返しを作る事が出来た

そしてトークイベント「妖怪馬鹿のススメ」、意外に席に間があって快適
正月風のゆるーい舞台で、京都にまつわるという事で鵺の話から
鵺の大きさがわからない事から、実は猫なんではという話は説得力がある
天皇さんが鵺コワイヨーと言う話が笑いを誘い、更に片輪車の話に
輪入道と片輪車と朧車は同類の話を、牛車の話と絡め楽しく展開
そして京都で珍しい狸話から、狸と隠れキリシタンの関連性
出臼神社はデウスの隠れ蓑なんて、冗談の様だが真面目で驚き
京都は土地柄が独自で、妖怪話も一風変わっているとの事だった
話は濃いが、全編ゆるーい感じで妖怪らしくて実に楽しかった

表にでるとなんかコスプレしてた、と思ったらホンモノだった
五期鬼太郎 高山みなみの、映像特典用の実写鬼太郎の撮影
ねこ娘・アマビエ・呼子の本物が、目の前で演技してる
角銅博之と三条陸、他にもスタッフ・キャストらしき人が かなりいて幸運

トークイベント2限目はオークションと、貧乏人に縁がないのでパス
代わりに「木原浩勝の京都怪談」、こういう怪談イベントは初で楽しみ
タヌキ・千里中央・電話と妖怪らしい怪談、人がいないとお化けは出ないに納得
原作をやったドラマに写ったお化けの紹介など、商売気があり楽しい

時間の都合が上手く合って、妖怪プロジェクトライブも見れた
いつ見てもカッパさんがなんか可愛くて良い、地味に歌謡曲っぽいかも
キーハもやってきて、立て続けに木原浩勝を見る事になった

そして締めの「妖怪百鬼夜行」、毎度の事だが妖怪に味がある
高山みなみの実写鬼太郎撮影も再開してたので、これも見物
二日目はアニメのイベントっぽいので避けたが、これで十分お腹いっぱい

帰りに暗くなっていつも通り迷ったが、予想以上に楽しく面白かった

■ 2008年 妖怪祭り大祭 第13回 世界妖怪会議 

Vol 1037 (08-08-29)
地下鉄が新しく開通していて、交通の便もより良くなった
太秦映画村 妖怪祭り大祭 第13回 世界妖怪会議 を見てきた

水木サンは欠席だが、娘の悦子がチンコ隠す水木サンの真似を披露
京極編集の妖怪会議抜粋編集VTRは、全て異なる水木作品BGMと凝ってる
荒俣宏のマッカーサーの政策の為に南方行きが遅れた話等、初見の話も多い

百鬼夜行パレードは盆踊りもあって、前年以上に楽しさが増し
水木サン欠席は残念だったが、それなりに面白かった

[完全版↓↓↓↓↓(08-08-25)
水木サンは出て無いが、今年も京都開催だったので
太秦映画村 妖怪祭り大祭 第13回 世界妖怪会議 を見てきた
地下鉄が新しく開通していて、交通の便もより良くなった

イベントが入村料込みで割高なので初日はパスしたが、大雨だった
前日の大雨も降り止み、暑すぎない曇り空で快適
待ち時間が沢山あったので、映画村常設のイベントから見ていった

地味な活劇ばかりで前年と似た内容の寸劇のショーは微妙
玉すだれはお客さんを回すのに、もう少し工夫が欲しい
仮面ライダーショーは、ゲストの電王が主役の様な展開で苦労が見えた

いずれも毎日同じでこんな事をしてるのも大変だろうなと関心した
ミニイベント「小さな小さな怪談の宴」も見学したが
事前の知識も無く、配布の冊子を読む暇も無く、会場も暗すぎて

計算ミスした公演時間もあって、かなり微妙だったが
取材を使った怪談作りの提案や、字数を変化させた同一怪談の提案は
興味が無くとも面白く、文壇の人の苦労が偲ばれた

平山夢明の糞話も馬鹿馬鹿しくて、面白かった
ここで足をとられて、物品の昨年美味しかった境港名物ブドウパン
妖怪会議1部の当日券、荒俣宏サイン会を逃したのが恨めしい

だので、妖怪会議1部 怪ラジオの周辺は中村座前のテレビで観覧
呼んで無くても、いつも出たがりの木原浩勝は今年も居た
アダム・カバットの音感が無いのに歌好きの話が、微笑ましく面白かった

そして満を持して、第13回 世界妖怪会議開催
水木サンはいないが、娘の悦子サンのチンコ隠す水木サンの真似が素敵
京極編集の妖怪会議抜粋編集VTRは、全て異なる水木作品BGMでイカス

VTRでも水木サンは面白すぎて、欠席なのに場内爆笑だった
欠席ながら関係者の語る、食べ物をやたらと人に勧める話
戦後、南方へ直に帰ろうとしたがマッカーサーの政策の為に阻まれた話

カメラがいつまでも壊れず、どこでも激写して怒られない話など初見で面白かった
京極の水木サンの真似もさえて、皆で真似して幸せになろうで幕
アニメの角銅監督がこっそり裏方で働いてる所も発見出来た

お化けの行列は盆踊りもあって前年以上に面白く
水木サン欠席は残念だったが、それなりに面白かった

■ 2008年 御堂筋Kappo(旧御堂筋パレード)

Vol 1065(08-10-17)
先週はひこにゃん、今週は奈良のせんとくん
旧御堂筋パレードの御堂筋Kappoを見てきた

通行規制がひどくて、メインイベントが見にくかったり
食べ物屋台の場所が外れにあって、お腹がすいたり
規模も以前より大幅縮小したが、参加してる感は強かった

せんとくんはやたら動きがよく、愛想を振りまくってた
とはいえ 近づかれると何故か逃げたくなる辺りが、流石と思う

■ 2008年 夏のイベントレポート 

Vol 1033[08-08-22]
行ける所はなるべく行った、夏の大阪ローカル水木イベントの報告

NHK大阪放送会館 「鬼太郎と行く とっとり発見・探検ツアー」
ブロンズ像数点の展示と、鳥取の物産等のパネル紹介
手作り感の漂う ねずみ男と ご当地キャラの着ぐるみが可愛かった

オーサカキング 「妖怪楽園」出張所
目玉おやじを模した的当てゲーム、他店と比べても好調そうだった

京阪百貨店守口店 「水木しげるロード展」
ブロンズ像数点、ブロンズ原型の石膏を大量に展示、パネルなども
入場料は少し高く感じたが、石膏展示で再現するのは上手いと思った

今週末は世界妖怪会議と、水木イベントが多いのは喜ばしい

■ 2008年 HEP HALL 探偵!ナイトスクープ展

Vol 1029 (08-08-09)[08-08-01]
初めて行ったが、観覧車の隣のフロアだった
HEPナビオの「探偵!ナイトスクープ展」を見てきた

最初は企画書や探偵手帳と、番組の企画らしい展示だが
中盤から、番組ゆかりの靴や電子レンジ、マネキンと並び
パラダイスや奇人達の怪しい物品も飾られて、凄くシュール

岡部まりが年をとってると確認出来てしまう、パネルもあり
奇人ゆかりのヘンテコ物品販売と、まさにパラダイスだった

■ 2008年 道頓堀 くいだおれ閉店

Vol 1013(08-07-11)
閉店する前に、記念に何か食べようと思っていたのだが
道頓堀の「くいだおれ」が 08-07-08 に閉店となった

ここ数ヶ月は関西のメディアでは、まめに取り上げられていた
昔の百貨店屋上の、食堂の様な運営方針だったので
実際訪れた時も、これという目玉が無くて躊躇してしまった

くいだおれ の名称は戦後からのもので、実は新しいらしい が
これを浸透させ、閉店後も名を残したのは流石と思う

■ 2007年 第十二回世界妖怪会議 

Vol 859 [07-08-27]
[12-03-02 文章追記・修正]
妖怪会議は全国各地で開催だが、今回参加が楽な京都で開かれた事を本当に感謝したい
思い出しながらで記憶違いもあるかもだが、夏の思い出第十二回世界妖怪会議に行って来た
期間は2007年の8/25・26の二日間、初めてなので今回は二日とも参加した

一日目のトークイベントは、デジモン・スパロボOG一期などの演出家 角銅博之がゲスト
四期鬼太郎で京極夏彦が脚本書いた101話、「言霊使いの罠」の担当演出
トークイベントは三回開催だった筈だが、初回らしく同一テーマで話し続けると言う混乱ぶり

二回目のみ参加 参加特典としてシールが貰えた、ちょうどDVDBOXの発売時期ごろ
DVDのジャケットに#101のイラストがある事で、京極夏彦が恐縮しまくってたのが記憶に残る
ジャケットの四期ねこ娘のコスプレに、京極夏彦が鬼太郎はどれが気になるとコメント出すと

角銅博之も心得たもので、冥土だけにメイドでしょうと答えてたのが面白かった
五期鬼太郎では幽霊族の子孫という設定が、クローズアップされたのを京極夏彦が指摘
また映画村の赤影の展示品に関連し、 角銅博之それが元ネタにしてるとの話もあった

イベント終了後ファンにサインを頼まれた角銅博之、ニコニコ顔で応じていて好印象
会場ではファン同士の交流もみられ、京極夏彦・荒俣宏も自ら売り子をしたりと楽しい
新耳袋の木原浩勝は自ら声かけて宣伝して、イベント呼ばれたら行くと変に大活躍してた
特にお客さんの呼び込みで、京極夏彦が言葉巧みに薦める様はまさに小説の主人公の様

出店に関しても書籍やグッズなど多数、この時買ったマウスパットは今も愛用品
後のイベントでも好例になる境港のみ販売の荒俣宏絶賛のブドーパンも食べたが美味
映画村の食堂でも鬼太郎や妖怪に関連した特別メニューを販売、これも美味しかった

後の百鬼夜行パレードは盆踊りも開催されたが、今回は淡々と妖怪が蠢きリアル
一日目は映画村内もたっぷりと見て、帰りは後の自分に恒例となる道に迷う 夜が暗いのよ

二日目、先にたっぷりと見てたので今回はゆっくり出発してトークのみに備えた
確かこの日か前日かに、映画村内でドラマの撮影があってそれを見学した記憶がある
時代劇クイズ内のドラマだが、短いシーンなのに何回もリテイクを繰り返して感心

お客さんの誘導も手馴れたもので、化粧した役者さんに気を使うスタッフが印象的
小さい画面で確認しながらの撮影で、ドラマってこう撮るんだなーと勉強になった

二回目のトークは参加しない回も外に中継されたが、小さい場面で記憶もあいまい
妖怪バンドのかっぱさんと、京極夏彦が語り合う内容だったとは思うのだが
尻子玉は外国産だとか、他のバンドの妖怪の近況を面白おかしく話してた記憶がある

本番は三回目、後に暑いのは面倒とめっきりイベント参加の減る水木しげるの出演
普段はあまり話さないらしいが今回は特殊、京極・荒俣両氏が驚く程の多弁ぶり
糞話・戦争話と多岐に渡るも、どんな話をしても最後のオチは「電気が妖怪を無くした」

もうそのオチで統一されてるので、お客さんも大爆笑 これも水木サンの魅力
更に本人の口から「な・ぷーん」の発音も飛び出す、ハープーンと似たようなアクセント
(ぷの部分にアクセントが来る)
会場展示様に墨イラスト頼まれると機嫌が良かったのか、二枚も描きこなし

生で水木サンの作業見れたのも凄いが、目玉が横向きのレアさに荒俣宏がビックリ
このイラストは今も映画村に展示されてる筈、機会があれば見に行くのも良いかも
最後に何故か軍隊の様な敬礼でお別れと、見所が多すぎて今も記憶が鮮明に残ってる

トークイベント終了、ゲストの五期ねこ娘役今野宏美が出てきたんでサイン頼んだが
マネージャーらしき人に思いっきり拒否され残念、携帯弄ってヒマそうにしてたのに
京極夏彦とか荒俣宏は写真受付も歓迎してたので、余計に違和感を感じてしまった

他の男性ファンにも、写真もサインも完全拒否と場にそぐわず異様なガードの堅さ
ところが女性のファンには、ニヤニヤ笑って写真撮影を許可するマネージャーに呆然
サイン拒否された時に、マネージャーは小声で「鬼太郎だって」となんか見下した感じ

トークイベントで「墓場鬼太郎」に出演の話を振られても、本人は一瞬とまどう様子
トークでは片手の水木サンに気を使ってペットボトルの水を出したりと、良い所もあったが
後で調べたら、同一会場でサインと握手会を別々にしてイベントをした話なんかもあり
マネージャーも悪いとはいえ、実際はファンや作品をあまり大事にしない人なのかなと思った

後の京都ではサインも受け付けてた様だが、鬼太郎終了で気が変わったのだろうか
その後の活躍見るに、本来は萌え系やアイドル路線の人だったみたい
最初の発表の時点でも疑問だったが、事務所押しのキャスティングだったのかも
一々書かないが、後のイベントでもどうかと思うような行動が多々見られた
妖怪会議はファンと著名人の交流会的な面もあるので、お高く止まった態度はやっぱり印象悪い

その後も物販では最後まで京極夏彦は売り子手伝い、販売本に文章書き入れたりと大忙し
女性ファンに写真頼まれて、満面の笑みで写ってる様などファンに優しいと感心してしまった
実は水木サンも一瞬会場に姿現したんだが、あっという間にファンに囲まれて黒山の人だかり

大急ぎで呼び戻され、会場内が混乱すると荒俣宏が鋭い目で警戒してたのが印象的
サインしてる様見たが片手とは思えないほど効率的にこなしてて、凄く手馴れた様子
この後にゲゲゲの女房の大ヒットもあって、水木プロはサイン原則禁止となるので貴重

もう歳なので流石に仕方無い、ただサイン自体はイベントの限定物販で入手する可能性はあり
この後の化け大祭ではお宝オークションなども開かれたので、チャンスも注意してれば多い
前日出演の角銅博之も仕事無しで参加してて、いろいろと食べ歩きしてたのも記憶に残った

個人的に奇跡と思える程の事もあった、幸福が続いた事で普段信じない運命を少し信じてしまった

Vol 858 [07-08-26]
キャラクターショー見るなんて、幼児の頃以来
妖怪会議のついでで、太秦映画村の電王ショーを見学してきた

テープで流れる声はオリジナルと同じ、フォームチェンジの演出も良い
出てくる敵が鬼で、思わず響鬼を思い出せば
ライダーのピンチにその響鬼が駆けつける趣向

前年放送のカブトを差し置いて、響鬼と言うのが京都らしく渋い
響鬼が敵と間違われるなんてベタな展開も楽しい
響鬼と電王のダブルライダーなんて、いいもの見させてもらった

映画村での1号・2号との競演のショーはDVDにも入った様で、映画村はあなどれない

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