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    雑記 書籍感想文 ライトノベル関連等特殊7
    榊一郎作品の感想 書籍感想文

    基本的にタイトルリストはジャンル別で、文章自体は下に行くほど古くなります
    []内が実際に読んだ日、()内は公開した日、()内文章は校正した時に追加・削除した文章
    .
    時間経過による変遷やまとめ時の追加修正もありますが雑記公開時の文と、雑記未公開の読んだ当時の控え感想の二種類
    当時の感想なんで知識不足による間違いや現状では考えが変わってる場合もあります、基本下に行くほど古くなります



    ■ 榊涼介 ガンパレード・マーチ2k 北海道独立全四巻
    ■ 榊涼介 ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 三巻以降全六巻
    ■ 榊一郎 機関鬼神(カラクリオニガミ)アカツキ 全二巻
    ■ 榊一郎 神鎧猟機ブリガンド 全四巻
    ■ 榊一郎 蒼鋼の冒涜者 既刊四巻
    ■ 榊一郎ほか ホラーアンソロジー1 赤 全一巻
    ■ 榊一郎 フェアリィフィールド 全三巻
    ■ 榊一郎 茉建寺エリノアの非主流科学研究室(フリンジ・ラボラトリイ) 全一巻
    ■ 榊一郎 蒼穹騎士 ボーダー・フリークス 全一巻
    ■ 榊一郎 ドラゴンズ・ウィル 完全版 全一巻
    ■ 榊一郎 熾天使空域 全四巻
    ■ 榊一郎 仮想天使は魔術を詠う 全一巻
    ■ 榊一郎 ウィッチ・アームス -魔法少女は素敵なお仕事 全一巻
    ■ 榊一郎 スクールガールストライカーズ Novel Channel 全一巻
    ■ 榊一郎 カタナなでしこ 全一巻
    ■ 榊一郎(実作者不明) アーク・ブラッド 全二巻
    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード 全四巻
    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ -アフタースクール 全三巻
    ■ 岡本 崇史(監修/榊一郎) 高校受験に必要な英単語1200が全部学べるスタディ・ノベル 彼女は白紙の単語帳 全一巻
    ■ 日高真紅(監修/榊一郎) 高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディ・ノベル コトのハのカタチ 全一巻
    ■ ひびき遊(監修/榊一郎) 高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル 天剣少女の方程式 全一巻
    ■ 榊一郎 その男、魔法使い A 全二巻
    ■ 榊一郎 アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 全十八巻 既刊十一巻
    ■ 榊一郎 タタリ・ブレイカー弑子 全一巻
    ■ 日日日他 コラボアンソロジー3 まじしゃんず・あかでみい 全一巻
    ■ 榊一郎 棺姫(ひつぎ)のチャイカ 全十二巻
    ■ 榊一郎 ミカヅチ 全五巻
    ■ 榊一郎 ザ・ジャグル 全五巻
    ■ まじしゃんずあかでみぃRPG(関連書籍)]
    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 全六巻
    ■ 神曲奏界ポリフォニカRPG基本ルールブック
    ■ 神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ 全二巻
    ■ 榊一郎 CODE-E遥かなる囁き 全一巻
    ■ 榊一郎 まかでみックス 全九巻
    ■ 榊一郎 ディスパレイト! 全二巻
    ■ 神曲奏界ポリフォニカ ビジュアルファンブック
    ■ 榊一郎 ディスパレイト!コンプ 全二巻
    ■ 榊一郎他 五代ゆう・榊一郎の小説指南
    ■ まかでみスペシャル(FBSP vol.2)
    ■ 榊一郎 模造王女騒動記フェイク・フェイク 全三巻
    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる 全二巻
    ■ 榊一郎 プリンセスはお年頃! 全三巻
    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ 全十二巻
    ■ 榊一郎 クラック・ハウンド 全一巻
    ■ 榊一郎 ストレイト・ジャケット フラグメント 全三巻
    ■ 榊一郎 イコノクラスト! 全十巻
    ■ 榊一郎 君の居た昨日、僕の見る明日 全五巻
    ■ 榊一郎 2004-2007 まかでみ・らでぃかる 全七巻
    ■ 榊一郎 2004 シーリング・パレス(原案担当) 全一巻
    ■ 榊一郎 2004/04 小説創るぜ! 突撃アンソロジー
    ■ 榊一郎 2004 世界で一番優しい機械 全一巻
    ■ 榊一郎 2003 スクラップド・プリンセスRPG (関連書籍)
    ■ 榊一郎 2003 ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 全二巻 共著
    ■ 榊一郎 2003-2007 まじしゃんず・あかでみい 全九巻
    ■ 榊一郎 2002-2005 スクラップド・プリンセスサプリメント 全五巻
    ■ 榊一郎 2002 ドラゴンマガジンコレクションSP超解(スーパーガイド)!スクラップド・プリンセス(関連書籍)
    ■ 榊一郎 2000-2002 ストラグルフィールド 全二巻
    ■ 榊一郎 2000-2010 ストレイト・ジャケット 全十一巻
    ■ 榊一郎 1999-2003 スクラップド・プリンセス 全十三巻
    ■ 榊一郎 1998 ドラゴンズ・ウィル 全一巻
    ■ 榊一郎作品リスト 2016年七月まで

    ■ 榊涼介 ガンパレード・マーチ2k 北海道独立全四巻
    ■ 榊涼介 ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 三巻以降全六巻

    Vol 3244a(2017-09-25)
    出す機会を無くすので参考資料として、かなり前に読んだ榊涼介のガンパレードマーチノベライズ版メモ
    ある時点まではほぼ全巻追っていますが、当時は書籍メモをとる習慣が無かったので一部だけになります

    [11-12-16]
    やっと一巻借りられた、榊涼介 「ガンパレード・マーチ2k 北海道独立1」を読んだ
    前作の樺山逃亡から北海道潜入調査まで、最初の全あらすじがわかりすい
    森の不調と仲間・瀬戸口と壬生屋実家、日常の風景もあってそこが魅力的
    [11-10-22]
    表紙イラストがかっこいい、榊涼介 「ガンパレード・マーチ2k 北海道独立2」を読んだ
    舞 厚志の北海道脱出 戦争開始 敵人形兵器迎撃の為に壬生屋帰還まで
    森 滝川は一線越えさせてあげたかった、壬生屋の両親の登場もサプライズ
    [11-12-08]
    一巻未だ借りられず、榊涼介 「ガンパレード・マーチ2k 北海道独立3」を読んだ
    戦争と難民の問題を扱う 滝川食べ歩きが印象的、対人戦から真犯人幻獣の出現
    新メカ登場するも苦手な人なのは残念だが、前巻は無かった挿絵が今回はあり
    [11-12-16]
    幻獣の新作戦とその最後、榊涼介 「ガンパレード・マーチ2k 北海道独立4」を読んだ
    戦力揃ってるので幻獣戦は楽だが、洗脳された人類の暴動・自爆攻撃など特殊
    神威と新少女パイロットの活躍が目立つ、ハウス潜入などの暗い部分も面白い
    [11-09-03]
    東北編最終巻、榊涼介 「ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 極東終戦」を読んだ
    森の危機での滝川とハミルカル暗殺の辺り、もっと掘り込んだ描写が欲しかった
    表紙がヨーコで久々に活躍、スキュラの特攻とワイトで苦戦に陥る所は面白い
    [11-08-18]
    東北編5巻、榊涼介 「ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 欧亜作戦」を読んだ
    壬生屋の戦艦切り込み・ミハイルとの会談・遠坂のレポと見所も豊富
    今回もキャラは大体固定で、上記の様に久々に5121の面々の見せ場も多く良い
    [11-08-17]
    東北編4巻、榊涼介 「ガンパレード・マーチ 逆襲の刻 青森決戦」を読んだ
    青函トンネル開放作戦とシベリア居留地の様子が肝、キャラも固定で読みやすい
    休息で温泉に行く話もアリ イラストが無く残念、滝川も黄色い将軍といい愛称ついた
    [11-08-13]
    東北編3巻、榊涼介 「ガンパレードマーチ逆襲の刻 広前防衛」を読んだ」
    新キャラ追加も少なく読みやすい、首相暗殺未遂のテロ攻撃が一番の見所
    青から出せそうな子は出せばとも思うが、ヒドイ本家とは距離置きたいのかもナー

    ■ 榊一郎 機関鬼神(カラクリオニガミ)アカツキ 全二巻
    ■ 榊一郎 神鎧猟機ブリガンド 全四巻
    ■ 榊一郎 蒼鋼の冒涜者 既刊四巻
    ■ 榊一郎ほか ホラーアンソロジー1 赤 全一巻

    Vol 3244(2017-08-07)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の四十二回目
    [2014 機関鬼神(カラクリオニガミ)アカツキ 全二巻]
    [2014 神鎧猟機ブリガンド 全四巻]
    [2015 蒼鋼の冒涜者 既刊四巻]
    [2012 ホラーアンソロジー1 赤 全一巻]
    榊一郎取り扱いはこれで終了です
    -
    「ジョーン・D・ヴィンジ扱った関連で出すヨ」
    「同時期に別賞を取った作と古典ですネ」
    [ジーン・ウルフ 新しい太陽の書][ハル・クレメント 重力の使命]
    「小畑健がカバーなんじゃノー」
    前提条件としてSF作家は世間からズレた面がある。単に売れてないだけもあるが、商法の一つの手で短所長所
    [原54 ハル・クレメント 重力の使命]今書は歴史上価値ある初期ハードSF。解説で日SFの目指した場所わかる
    結果を言うと失敗した。以後日SFは矛盾を抱える。過去記録を漁ると漁るべきで無かったと思う事が色々と出る
    今作は上記のズレを象徴している。当人にすれば嘘では無いが、結果的には嘘や詐欺の様にとられかねない
    .
    [80年代より刊行 ジーン・ウルフ 新しい太陽の書 シリーズ全五巻]今書の大森望の解説も何かを物語る所がある
    前回扱ったズレも一つの例。たまに起きる関係者の不祥事も、ズレに気付かず推し進めた結果の惨劇と言える
    榊さんも過去詐欺に巻き込まれた。詐欺対策は過去事例を研究し、信頼性を確かめて自衛してとしか言い様も無い

    ホラーアンソロジー赤は当時のメモ紛失

    [2015-03-12]
    ラノベ扱ってる加減から ミカヅチとタイトル似てるので継承作かなと思った点もある 榊一郎「機閃鬼神アカツキ 」を読んだ
    こっちはロボット物 ただ昔に組んだ企画を洗い直して作った話らしく一昔前のOVAの様なノリになってる、暗い雰囲気が終始つきまとうリアル系な作り
    表記無いがメカデザは最近のガンダムの海老川 兼武で挿絵もメカ描ける人なのは魅力、歴史物で設定に警戒心抱いてるのはこの人らしい
    .
    ラノベ扱ってる加減から この巻で一応区切りはついて以後刊行が滞ってる 榊一郎「機閃鬼神アカツキ 2」を読んだ
    これもあとがきから歴史の設定をどこまで採用するかで難しく悩んでてこの人らしさが出てる、話は前巻継承でこれ系のテンプレある話だとこの人を重くなる
    忍者に近い人達が出てくるのは現代劇での特務部隊への興味とも重なる、設定自体は面白いが暗さと薄口な面で仮にアニメだとするなら難しいと思う点もある

    [2015-04-15]
    ラノベ扱ってる関連から14年の集英社の文庫のリニューアルで刊の新しい作品 榊一郎「神鎧猟機ブリガンド」を読んだ
    あとがきから巨大ロボ・ヒーロー・時代物がラノベで売れないジャンルと知り驚き、過去作のヒーロー物のノリも継承した榊さんらしくラノベらしい一本
    主人公の性格設定も榮太郎なんかに近く敵側はストラグルとかのそっち系でシリアスとギャグ系の中間的、ロボ物っていうのも良いんで続いては欲しい
    [2015-06]
    ラノベ扱ってる関連から、ストジャっぽいの目指したのはわかる 榊一郎「神鎧猟機ブリガンド 2」を読んだ
    文体意識してた頃なんで漢字多いと確認、真面目さが反映されてる。前半の怪人化の描写はストジャ、キャラはまかでみといった所
    後半のロボ土下座が見所になってる。先にいった様に意識して読んだので設定とキャラのかみ合わなさは、すこし感じた
    [2015-11-23]
    ラノベ扱ってる関連から、やりたい事はわかるが難しい 榊一郎「神鎧猟機ブリガンド 3」を読んだ
    ロボ物と対極のダブルヒーローの話。故に話が二本立てになり混乱する点や、ロボの描写で専門用語が飛び交い読み難い点ある
    展開も真面目で無くラブコメの楽しい描写も混ぜてるのでどっちつかず、やらんとする事はわかるがちょっと苦戦してるなあとは思う
    [2016-09-21]
    ラノベ扱ってる関連から この時期は古い日本作や、榊さんの勧善懲悪志向を考えてて思う所多い 榊 一郎「神鎧猟機ブリガンド 4」を読んだ
    最後なんで思い付くネタ全部入れたれな話。上記志向と違う考え違う二人の主役や、昔のSF風の実在の国をどう捉えるてるかの部分が興味深い
    娯楽作としては混乱多く、思想的な部分も強く微妙。いつもの榊さんらしくない作品だが、榊さんの心境はよく出た作品。年齢や影響が少し見える

    [2015-08-25]
    ラノベ扱ってる関連から 15年刊で久々のHJ作品となる 榊一郎 「蒼鋼の冒涜者」を読んだ
    あとがきで作成意図わかるから判断しやすい。ハーレム系が苦手は継承なので異世界の設定や文明描写に力を入れてる
    重火器関連への興味も継承だが同時期の作品も連想。15年の時期は自分の好みを優先させた作品も目立ってる
    [2016-09-02]
    ラノベ扱ってる関連から。さあサイトで扱うぞで、一年ぶりに続刊を読む事になる 榊一郎 「蒼鋼の冒涜者2」を読んだ
    銃が出て来て神と戦ってと、いつもの榊さん。間は空いてたけど読み易かった。直前に文の特殊な浅井ラボ読んでた点もあり、やっぱ読み易い
    人称なんかにも注目してた。三人称よりだが、上手いなあと。あとがきから銃の趣味は前に出さん様にしたり、絵の事考えたりも榊さんらしい
    [2016-09-03]
    ラノベ扱ってる関連から。連続して読める結果になったのは良いがキャラは増える 榊一郎 「蒼鋼の冒涜者3」を読んだ
    狙撃銃に関する描写にばかり目が行く。ある意味作者の趣味が反映されいて、次巻以降変わった編成にするの話と共に作家はよくわかる
    前述の理由から、サービスシーンはある物の娯楽作から榊作品に流れた感はある。通しで見た時にどういう結果迎えるかは興味ある
    [2016-10-07]
    ラノベ扱ってる関連から。 続きそうな雰囲気だったが今巻で終了。榊一郎 「蒼鋼の冒涜者4」を読んだ
    途中ぐらいから主人公以外のキャラにも焦点を定めた加減で読み難い点もあるかなと。ここらは白黒つける榊さんは苦手分野とも思う
    神と戦うと言う点で他作と類似もあると思う。ただ軍事的な説明も含めて、どこかかみ合わない点はあったかなとも。作家個性は出てる

    ■ 榊一郎 フェアリィフィールド 全三巻
    ■ 榊一郎 茉建寺エリノアの非主流科学研究室(フリンジ・ラボラトリイ) 全一巻
    ■ 榊一郎 蒼穹騎士 ボーダー・フリークス 全一巻
    ■ 榊一郎 ドラゴンズ・ウィル 完全版 全一巻
    ■ 榊一郎 熾天使空域 全四巻
    ■ 榊一郎 仮想天使は魔術を詠う 全一巻
    ■ 榊一郎 ウィッチ・アームス -魔法少女は素敵なお仕事 全一巻
    ■ 榊一郎 スクールガールストライカーズ Novel Channel 全一巻
    ■ 榊一郎 カタナなでしこ 全一巻

    Vol 3242(2017-07-31)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の四十一回目
    [2012 フェアリィフィールド 全三巻]
    [2013 茉建寺エリノアの非主流科学研究室(フリンジ・ラボラトリイ) 全一巻]
    [2013 蒼穹騎士 ボーダー・フリークス 全一巻]
    [2013 ドラゴンズ・ウィル 完全版 全一巻]
    [2015 熾天使空域 全四巻]
    新書・一巻終了作など。下記とも比較し榊さんの自己設定がわかる
    .
    [2013 仮想天使は魔術を詠う 全一巻]
    [2016 ウィッチ・アームス -魔法少女は素敵なお仕事 既刊一巻]
    [2015 スクールガールストライカーズ Novel Channel 全一巻]
    [2015 カタナなでしこ 全一巻]
    コラボ・企画優先・ノベライズ等。アニメ化作は他の榊参加作と同程度売上
    -
    「以前紹介したUFO本を作成した人ヨ」
    「日で出された外国の人の本ですネ」
    [GA作品十一回目 a][GA作品十一回目 b]
    「91年の庵野秀明寄稿も再録なんじゃノー」
    [GA作品十一回目 スティーブン・ラリビエー 最新検証!21世紀『サンダーバード』読本]現地関係者インタビューあり
    エヴァ以前の庵野秀明資料にもなる。一時期模倣ばかりしている事を悔いていたが、トップやナディアで評価の頃だと納得
    庵野秀明の好みや視点は偏りもあり、言葉通りには受け取り難いが、乙一と同じでそれが長所短所の部分でもあると思う
    .
    「今書は日の寄稿文も載せているヨ」
    「笹本祐一先生は今だとモーパイの人ですネ」
    [GA作品十一回目 c][GA作品十一回目 d]
    「度々話題に出る84刊のコレは、ポプラ社ルパンなんかの人が挿絵じゃノー」
    他の寄稿文はTBにまつわる思い出を書いているが、笹本祐一だけは設定妄想の垂れ流しと個性が出ている
    今書は当時の日の流行状況もわかり、本家・日共でのいい加減な管理状況や手癖の悪さの行儀悪い話も出る
    .
    [笹本祐一 妖精作戦]既にモーパイも成功し、過去作だしで言っても良いと思うが古臭い。同時にそれがこの人の長所短所
    本書中心人物の名は榊。影響に関して呟きもあった筈。自分の印象としてはうる星やつらのアニメ版みたいといった所
    チェックするとモーパイアニメ版の売り上げは良い。原作になるミニスカ宇宙海賊も、新書既刊12巻と比較対象になる

    [2015-03-15]
    ラノベ扱ってる加減から ボーカロイド小説が人気出たのでしましょうという企画から 榊一郎「仮想天使は魔術を詠う」を読んだ
    受験生用ラノベと言いコレと良いPHPのスマッシュ文庫は企画が特殊、ボーカロイド云々の無理矢理関連付けた感がたまらん
    ただ内容的にはスタンドバトル系の話で問題無い、関係ないもの同士を融合させるある意味実験的な本で興味深い点はある

    [2015-03-05]
    ラノベ扱ってる加減から これは一巻で完結してしまって失敗的な面もある 榊一郎「茉建寺エリノアの非主流科学研究室」を読んだ
    科学者になる夢や友達の話などの他キャラが動いてくれなかったの話もありあとがきも興味深い作品、科学者の大発明モノでドタバタギャグの作品となる
    常識の異なるキャラが中心の話になるのでその部分で作者・読者共に辛かったのかなと、完全にギャグには振らずウェットな部分も入れてるのは興味深い

    [2015-03-10]
    ラノベ扱ってる加減から先にシリーズを出してるがハヤカワからの単巻 榊一郎「蒼穹騎士 ボーダーフリークス」を読んだ
    自作のバリエーションでツィッターでの企画の延長戦でと背景部分が少し面倒な作ではある、しかし軍隊モノで竜も出てくるとなると榊作品
    ラノベなら許せるが完全なSFとして見るなら設定の説得力は少し甘い、キャラに関しては竜で興奮娘と面白い所ある今のSFは性扱う必要あるのかなと

    [2015-06-06]
    ラノベ扱ってる関連から 15年は2月に4作刊行という無茶ふりをしてる 榊一郎「熾天使空域」を読んだ
    人気作の影響で企画が通ったとあるが同年艦これがアニメ化もされてる、今作はこういう系の作品作ってる漫画家も監修に読んでる
    榊さんは設定から固めるタイプというのがはっきり出た内容。絵がBLADEさんなんで内容的にはまかでみ系のラブコメとの折半を目指してる
    [2016-09-21]
    ラノベ扱ってる関連から 3を先に読んで後追いと言う形となる。榊 一郎「熾天使空域 2」を読んだ
    あとがきの協力者の考証と、アイデア出しの話は、アシスタントをどう使ってるかの部分で興味ある。今作は榊さんの趣味が強く出たシリーズと思う
    故にBLADEさんを絵で使ってるのはミスなんじゃないと自分は思う。もっと突き詰めるとラノベ的な人物と設定・物語面で食い違いがあると思う
    [2016-09-02]
    ラノベ扱ってる関連から。貸出都合で2より先になったが問題無いのも偉い所。榊一郎 「熾天使空域3」を読んだ
    絵がBLADEさんで女の子も出る話。なので、監修をつけての航空機偏重姿勢は、ちょっと難しいかなと思う所はある。作家の個性の方が前に出た話
    自分が読みたい話では無かった。ただ文や話自体は読み易くて、そういうのも好きな人には良いんじゃないかなと。最後に監修者らしい写真も付く
    .
    熾天使空域4は当時のメモ紛失

    [2015-05-05]
    ラノベ扱ってる関連から 榊さんが一段落ついてたんで最初の話にもどる 榊一郎「ドラゴンズ・ウィル完全版」を読んだ
    内容的には先に出てるものとほぼ同じで追加として00年発表の後日譚の短編が付属する、改めて見ると楽しませようとする意図が高い
    暗い思想的な展開と順々に話を交差させたり登場人物内に葛藤があったりと、それ以前の作の改稿品と比較してもデヒュー作に相応しい

    [2015-03-05]
    ラノベ扱ってる加減から 挿絵BLADEさんで後書きでも思い切り明言してるが榊版武装神姫 榊一郎「フェアリィフィールド」を読んだ
    榊さんが軍事・ガンマニアなのを生かしてサバイバルゲーム風のバトルと作家の個性出た作品になってる、ローゼンメイデンも他作でもネタあり好きなんだろうなと
    神姫の初期設定にある軍事云々の部分を拡張した様な作りでもある、武装状態の絵は少なめだがサービスのお風呂絵はあり絵的にも神姫好きには興味深い
    .
    [2015-03-19]
    ラノベ扱ってる加減から 少し間が空いたが刊行も1年たってらしく問題無い 榊一郎「フェアリィフィールド2」を読んだ
    人形の数が多くわかり難い点や人物の方の描写に重点置かれてる点や投げっぱなしな所ある点など気になる部分はあるが、非常にバランス良く面白い
    ハーレム物は苦手でグロになる場合も多い作家で明るさ維持しつつ痴情のもつれを描いてる、TSネタもあるし絵がBLADEさんなのもポイント高い
    .
    ラノベ扱ってる加減から 短編形式でアニメになった場合を想定して書いたとあり過去作でもそれ系ある 榊一郎「フェアリィフィールド3」を読んだ
    今回も明るい部分は維持されてて特に終盤は最後のオチを無視すれば悲劇にも出来て調整が良く利いてる、これ系は悲劇にする場合も多くなるほどと
    話とも絡めて軍事兵器と絡めた設定の部分に踏み込んでいく所はこの人らしい、昔の作だと本人も予想せず暗くなるのもあるので進歩してるんだなぁと

    [2016-10-07]
    ラノベ扱ってる関連から。今作はゲームのノベライズとなる。榊一郎 「ウィッチ・アームス 魔法少女は素敵なお仕事」を読んだ
    榊さんの会社が企画に関与したゲーム。まかでみっぽいキャラを使って近代兵器が武器の魔法少女をやった作とも言える
    噛み合わせが悪いというか、近代兵器が武器の点が強く出過ぎている。ある意味榊さんらしいと言えばそれまで。苦労してるんだなと

    [2015-06-12]
    ラノベ扱ってる関連から 榊さん初のノベライズ 榊一郎・氷上彗一・ひびき遊「スクールガールストライカーズ」を読んだ
    前半の何気ない日常から後半の戦闘に移行する構成はわかる、だが正直なところ元の設定に依存する所おおくワケがわからない
    キャラの掘り下げも薄いが元があるものなので扱いとしては正しい、ゲームしてる人が対象だが勇ましい絵もあるのでアレッて感はある

    [2016-09-21]
    ラノベ扱ってる関連から 表紙が一般作風で挿絵も無しで、このタイガという文庫は一般娯楽作とわかる。榊 一郎「カタナなでしこ」を読んだ
    エージェント使ってるとあとがきにある。また刀剣展の企画物で一般作とかなり特殊。大人向けとして見ると人物が軽すぎ、子供向けとして見ると話が重い
    刀を女子高生が作る話だが一方的な意見になってる所や浮いた所もあると思う。今作も作者の思想が色濃くででるが、この時期は調子悪い連呼してたのも注目点

    ■ 榊一郎(実作者不明) アーク・ブラッド 全二巻
    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード 全四巻
    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ -アフタースクール 全三巻
    ■ 岡本 崇史(監修/榊一郎) 高校受験に必要な英単語1200が全部学べるスタディ・ノベル 彼女は白紙の単語帳 全一巻
    ■ 日高真紅(監修/榊一郎) 高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディ・ノベル コトのハのカタチ 全一巻
    ■ ひびき遊(監修/榊一郎) 高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル 天剣少女の方程式 全一巻

    Vol 3240(2017-07-24)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の四十回目
    [2012 アーク・ブラッド 全二巻]
    クラシカ〜等も含め思う所あり、辛い部分が出てきているので、以降は画像・あとがき抜粋無し・早送りで出す
    [2013-2014 神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード 全四巻]
    [2013 神曲奏界ポリフォニカ -アフタースクール 全三巻]
    ポリフォニカ最終作。上記など作業形態の特殊性は難しい。本書はその点での主張も作品に反映されている
    [2013 高校受験に必要な英単語1200が全部学べるスタディ・ノベル 彼女は白紙の単語帳(監修) 全一巻]
    [2013 高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディ・ノベル コトのハのカタチ(監修) 全一巻]
    [2013 高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル 天剣少女の方程式(監修) 全一巻
    作業に関与してる人も含み、榊さんの考える弟子という立場の人達。本書は榊さんの指導実績資料にもなる
    -
    「今週の本は画像少なめですネ」
    「日未放送作品もあるヨ」
    [コンプリート・ジェリー・アンダーソン][ジェリー・アンダーソン自伝]
    「共に海外で編集された本じゃノー」
    [GA作品十回目 コンプリート・ジェリー・アンダーソン+ジェリー・アンダーソン自伝]
    今作扱いも省略して要点の本だけ出す。左記はアンダーソン作品の話の概要をまとめて、数行で紹介した本になる
    右は製作者のインタビューによる自伝。GA作品は実際はヒットが限られた地域で、TB以外は失敗作意見あるのは発見
    日関連作への見解もある。資料は日本で編集した本が中心で日本側で定まった見解が多いので、上記は驚く部分ある
    .
    歴史等もそうだが、複数資料と比較して調べていくと証言や記録に食い違いが出て、ズレが発生する場合は多い
    自分はGA作品に関しては現状では自伝の意見も重視している。これも夫婦で微妙に捉え方が違い難しい点

    [2015-04-24]
    ラノベ扱ってる関連から12年刊でSとポリ赤の間の話 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール1」を読んだ
    ゲーム版も存在してるので加筆修正版となる、読む順で混乱しまくったのでSとポリ赤に出るゴスロリの線がやっと繋がり順番間違った感強い
    人気キャラの再登場を前提としてのゴスロリなんで目立ってる、またこれもポリ赤終盤に登場する三つ子や各種設定もここから起源
    .
    ラノベ扱ってる関連から この話はこの時点で継続中で話の順番が難しい 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール2」を読んだ
    1巻口絵でキャラ紹介の一覧図があるが、先のシリーズはゲーム起源で挿絵も流用だったりがあったのでそれを最初にやって欲しかった
    表紙もゴスロリでポリ赤等でも目立ちにくかったキャラが生き生きと動いてる、話自体も3巻で完結するので散らばる所が無く読み易い
    .
    ラノベ扱ってる関連から 3巻完結で最後 表紙がエロイが貸出だとバーコードで隠れてる罠 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ アフタースクール3」を読んだ
    あとがきにもある様にSに出てきた楽器をいかに捨てに行くかの話、表紙が妙にエロイのは水着回も兼ねてるからで今シリーズはサービス編らしい話
    読む順間違えたなーという感は常にあったが、今作に関してはこれのみ中心に活躍するキャラがメインとなるので設定以外は比較的読み易かった

    [2015-04-24]
    ラノベ扱ってる関連からゲーム雑誌連載で絵の人も変えた12年の作 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ エイフォニックソングバード 1」を読んだ
    本伝のキャラは脇で新規のキャラ中心に学園の話をする展開で、これは単体で読んでも成立するし内容自体も榊作としては甘いと思う所もあるが面白い作品
    学校で講師してる経験も反映された才能あるが情熱無い生徒と情熱あるが表現方法が無い生徒中心の話、連載分はここまでと1巻でも完結してる
    .
    ラノベ扱ってる関連から 追加の話で加筆書下ろしも含む内容となる 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ エイフォニックソングバード 2」を読んだ
    あとがきにもある様に前巻が奇跡の過程で今巻はその後の話と登場人物たちがどうなるかに責任を持った内容となる、内容的にも芸術とは何ぞやの話を含む
    ここらは文筆とかの特殊な商売で食べてる人らしい物の考え方だなぁと思う、面白い個性を含むキャラもその為に配置されていって整合性がある
    .
    ラノベ扱ってる関連から 今巻は最後に漫画が付属する 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ エイフォニックソングバード 3」を読んだ
    1巻でもRPGに登場するキャラがキーとして登場するが、今作はキャラのベースを他作の4コマ漫画のキャラから借りててその人の漫画が載ってる形となる
    これも前巻からの引き続きで具体的に何を成すべきかと現実的な話に近づけてる、ただ内容自体は楽しいラノベ作品でここらのバランスの良さは近年の作品
    .
    ラノベ扱ってる関連から 今巻でこのシリーズは終了だが一番読み易く面白かった 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ エイフォニックソングバード 4」を読んだ
    3巻の終盤から更に現実に近づけて発生するであろう批判とそれに対する答えの話となってる、今作は一貫したテーマと現実的な話への接近と答えあるのが魅力
    全巻通して絵を変えた事もプラスに作用してキャラに魅力あるのも良い所、最後はその後の結婚まで匂わせる展開になりサービス過ぎる小さな挿絵も嬉しい

    [2015-03-05]
    ラノベ扱ってる加減から あとがきからハーレム物を理由つける作りとある 榊一郎「アーク・ブラッド」を読んだ
    少し特殊なメカになるがロボットバトル物にも分類され構成もバトルの山場を前にドラマを後ろの作りにしてる、設定に関する理屈の部分も多くSF的
    これ系は設定見せるのがメインの部分もあるが女の子のサービス場面もちゃんとあり、他書にもあるが結石の話に触れてる部分があり作家的に興味深い
    .
    ラノベ扱ってる加減から 前巻が好評で4巻まで筋は出来てるらしいがここで停止してる 榊一郎「アーク・ブラッド2」を読んだ
    前巻で触れた妹が主体の話になってるが主人公が救助を待つに至るバトル場面も中盤に配置されてる、キャラも基本設定の背景見せる事重視の描写
    止まってしまってて推察しかないが設定上妹も逆ハーレム持つ必要出るがそこどうすんのかなと、遺伝子に関しては自分が馬で調べてた事もあり目をひいた

    [2015-03-15]
    ラノベ扱ってる加減から 関連書籍扱いだがそこはかとなく狂気を感じる企画ではある 榊一郎監修 日高真紅
    「高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディノベル コトのハのカタチ」を読んだ
    なんで今更勉強せにゃならんのヨで読んだが、高校受験とあるように中学生用で内容的にもそれっぽい作りな点はある
    実際は魔法少女モノ変形ラノベ、作家は基本へそ曲りなんで無茶な使い方やもっと難しい漢字を使ってる所もある
    [2015-03-19]
    ラノベ扱ってる加減から 榊さんの弟子筋に辺り今作が初作品となる 榊一郎監修・岡本 崇史
    「高校受験に必要な英単語1200が全部学べるスタディ・ノベル 彼女は白紙の単語帳」を読んだ
    シリーズで三冊出てるが、数学の方に榊さんがどう関与したかの部分が書かれててこの三冊は全部関連性あり特に英→数は同じ時間軸となる
    図書館の置き場所がラノベの棚で無かったのも特異な所でこれも横字の文の形式、内容的にはアクション場面いらないと思う所もあるが三作の中で素直な作り
    .
    ラノベ扱ってる加減から 内容は面白いが物凄く難しい仕上がりになってる 榊一郎監修・ひびき 遊
    「高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル 天剣少女の方程式」を読んだ
    問題解かないとピンチを凌げないなどNHK教育の教養娯楽番組みたいな作りになってる、他二冊は中学生レベルでも簡単だが数学となるとグッと難しくなる
    試験範囲以外への言及の他にも漢字と合わせた数学の意味にも触れる、勉強の部分では難しいが内容的には女の子も出るしバトルあるし凝ってるしで抜群

    ■ 榊一郎 その男、魔法使い A 全二巻

    Vol 3198(2017-07-17)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十九回目
    「まかでみ最終作ヨ」
    「BLADEさんじゃ無いんですネ」
    [榊一郎 39]
    「ストレイト〜の人が挿絵じゃノー」
    [2011 その男、魔法使い A 全二巻]まかでみ番外
    1
    軽小説屋呼称
    編集K崎(補足/まかでみ二代目担当者)が企画を発案して通した。挿絵担当者も担当が手配した
    2
    榊さんは今作はシリアス系・絵はBLADEさんと両極端と考えている
    一巻は重版が掛かった
    -
    分量が増えるので[GA作品十回目]は持越し。以下は2008アニメ版売り上げと比較。巻数 平均 BOX タイトルの順
    全6巻 13,789 13,701(3) ストライクウィッチーズ
    全8巻 10,743 21,903 とらドラ!
    全5巻 10,047 *1,793(2) 図書館戦争
    全6巻 *8,728 *6,177(3) 狼と香辛料
    全6巻 *7,556 **,*** かのこん
    全9巻 (*1,377) --,--- 狂乱家族日記
    全6巻 (**,773) --,--- まかでみ・WAっしょい!
    今作は書籍の売り上げ記録もあり累計百万部。比較でとらドラは三百万・狼と香辛料は四百万・図書館戦争は六百万部

    [2015-03-06]
    ラノベ扱ってる加減から 先に続いたシリーズの関連作らしくそこ先に行って欲しかった 榊一郎「その男、魔法使いA」を読んだ
    これはひたすらバトルが続く話でしかも国である米対個人を怪獣映画なノリでやったスケール大きいバトルになる、ほぼ全編フルスロットル
    漫画に着想得てるらしくバビル2世ぽいって気はする、バトルが主体になるので魔法使いや超能力者などギミックの楽しい戦いが見れる
    .
    ラノベ扱ってる加減から前巻から変わって目的地目指しての移動と追撃が主体 榊一郎「その男、魔法使いA 2」を読んだ
    初期作でタッグ組んだ挿絵担当の他に作品が繋がってる点から巻末にBLADEさんの漫画もあって、関わった人皆が楽しんで絵を描いてる
    前巻とはスケールは落ちるが目標が明確になるので読み易い、キャラの個性がそれぞれかなり強いのでこの巻で停止してるも勿体無いシリーズ

    ■ 榊一郎 アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 全十八巻 既刊十一巻

    Vol 3196(2017-07-10)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十八回目
    「私はアニメ版に出てるんですよネ」
    「背景美術じゃないのヨ」
    [榊一郎 38]
    「挿絵担当のゆーげんは09から活動で挿絵中心なんじゃノー」
    [2011-2017 アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 全十八巻 既刊十一巻分]異世界物
    ・1
    軽小説屋呼称
    講談社の創刊ラインナップ一冊
    以前のファンタジーの企画から作った
    榊さんはファンタジー世界に会社はおかしいと考えている
    ・2
    榊さんは政治関係の発言では有害図書指定にされる事を心配している
    榊さんは賛否両論があると分かった上で、ラノベは挿絵が重要と言う立場を取っている
    上記理由から売れ行きは挿絵で左右されると考えている
    榊さんは自分は挿絵に関しては運が良いと考えている
    ドタバタ出来る話になる様に話を組んだ
    ・3
    古橋秀行(09アンソロでも名前)と対談をしてアイデアを思いついた
    ・4
    自主製作映画に関して話の流れをスムーズにする為に嘘を書いた
    過去に自主製作映画に参加した(補足/捨てプリ9巻あとがきにもあり)
    自主製作映画では役者もやった。榊さんは自分の服装はその時の伝統と考えている
    榊さんはラノベは売れなければ一巻で打ち切りを喰らうと考えている。本作も二巻終了の可能性があった
    継続で長期展望を考えた。先の企画はこの段階ではまだ考えていなかった
    ・5
    書き方を構成上変えた
    拳銃に関して挿絵担当者の意見を取り入れた
    ・6
    この段階でアニメ化が決定する。講談社ラノベ文庫では最初になる
    スケジュールに問題が発生するので、榊さんはアニメには一切関与しない
    ・7
    榊さんは腐女子ネタは思い付けない。アシスタントの女の子に考えて貰った
    ・8
    榊さんはアニメは監督の持ち味が出たと考えている
    榊さんは福本伸行作品のアニメは見ていない
    アニメのスタッフには過去に榊さんのアニメに参加した人が多い
    ・9
    榊さんが脚本を書いたドラマCD付きの限定版も販売された
    ・10
    榊さんは艦これはしていない
    榊さんは登場させた小説家の父親キャラを自分と混同される事に警戒心を持っている
    榊さんがわからないネタはアシスタントが考えている
    ・11
    榊さんは次巻が短編集と書いて別の話になった事を謝り、気にしている
    短編で書いたものが分量が増えて長編になった。次巻も短編用の物が長編になった

    分量が増えるので[GA作品十回目]は持越し。18巻まで出ているが既読分の11巻まで、以下は2013アニメ版売り上げと比較
    全9巻 51,190 *1,027 進撃の巨人
    全12巻 41,770 --,--- <物語>シリーズセカンドシーズン
    全7巻 16,670 *1,350 IS<インフィニット・ストラトス> 2
    全8巻 15,825 *1,888 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。
    全6巻 11,511 --,--- はたらく魔王さま!
    全6巻 *1,364 **,412 アウトブレイク・カンパニー
    .
    更に2007年のDevil May Cryにもアニメ構成協力、脚本参加忘れていたのでメモ。上記と共に巻数 平均 BOX タイトルの順
    全7巻 33,481 11,056(2) 機動戦士ガンダム00
    全12巻 29,146 *8,524 らき☆すた
    全12巻 *5,768 *2,643(3) ひぐらしのなく頃に解
    全6巻 *5,185 **,*** ゼロの使い魔〜双月の騎士〜
    全6巻 *2,122 **,*** 神曲奏界ポリフォニカ
    全6巻 (*1,723) --,--- Devil May Cry
    全4巻 **,*** --,--- CODE-E (圏外平均606枚程度)

    [2015-02-25]
    ラノベ扱ってる加減から量的に大変とわかってる榊さんはこれからスタート 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー」を読んだ
    アニメ版見てるのと都合から入りやすそうなコレ、細かい部分は娯楽作なんで目を瞑るが読んだ時期が日本でテロ拉致事件起きたのが間が悪い
    思想的な部分も自然と含む事になってしまうので引っかかってしまう所もあったが、流石はベテランで細部は面白いし文自体も読み易くスタートに相応しい
    .
    アニメ版で大筋は掴んでるがアレは結構早いスペースだったんだなぁと 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー2」を読んだ
    国と対立する話でここも思想的な部分を含む ここらは職業にしてる人は思う所もあるんだなと、思想含むと結論の部分とかでこちらも悩む所はある
    内容自体は問題無く面白いしキャラも可愛い、思想的な部分も織り込みつつ娯楽作で仕上げてくるのはやっぱり手馴れてるがまだ見た資料も少なく手探り
    .
    前巻あらすじでいい挿絵に当たっと書いてるがもう今回は表紙から肌色分多くて実に良い 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー3」を読んだ
    で初っ端からケモ娘の発情期から異世界サッカーと娯楽に振った部分も多い巻、さりげなく「まんこ」って台詞を入れてきたりする所も上手い
    あとがきにある様にリザードマンの話も含むが自画像はドラゴン系なんだなーと納得、種族間の違いと対立を上手く絡めてこれはバランス良く単巻でも面白い
    [2015-03-03]
    ラノベ扱ってる加減から捨てプリでも演劇やる話あるがその延長線 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー 4」を読んだ
    これはアニメ版でも先行して見て面白かった話なんでハズレ無く、捨てプリの演劇は成功してるがこれは本人達が恥ずかしがると違いがある
    アニメ版の方も忘れてる所は多々なんでロボの登場なんかは読み直して面白かった点、情報が漏えいするとかは現実の事件とも関連あり着眼点良い
    .
    ラノベ扱ってる加減から 北っぽい国に拉致されてしまう 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー 5」を読んだ
    読んだ時期が宗教団体の海外拉致事件あった頃と少しマズく、いろいろと配慮してる点やそれでも気になってしまう点はいくつかあり今作は難しい所ある
    内容自体はサービスも多々あり犬娘の故郷も紹介されるなど問題無い、文化の問題点に触れてる今作らしい問題定義のある話で充実している
    .
    ラノベ扱ってる加減から ライバルキャラが登場する回 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー 6」を読んだ
    アニメでも出てきたか忘れてるが数々の諸事情で秘密は早く察知した、だがその後も問題定義が続くと二段重ねの密度ある内容になっている
    これもこちらの読んだ時期と関連するが、海外で日本向け製品作ってる人と被ってる所あって外人の心情がわからなかったので納得する所多かった
    .
    ラノベ扱ってる加減から 短編集扱いとなるがサービスも欠かさない所がこの人の偉い所 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー 7」を読んだ
    口絵の男キャラの挿絵も妙にエロイと困った事になってる、アニメ版でもあった話だがそこで印象深かったスク水選定話は無くアレンジあるんだなと納得
    一巻表紙キャラの人気を反映した話もあるが一番面白いのは腐の話で良い意味でヒドイ、捨てプリと同時進行で読んでるので手馴れて向上してる事もわかる
    .
    ラノベ扱ってる加減から 等身大の人形を作る話 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー 8」を読んだ
    人形と新登場のキャラに関してモデルとした資料等はあるとわかるが気になる点もあり難しいが娯楽作としては問題無い、展開自体も動かしている
    背景の設定なんかもしっかり組むのはこの人らしい、今回に関しては問題定義的な部分も薄口にしてるので内容的に関しては問題無い仕上がり
    [2015-03-03]
    ラノベ扱ってる加減からアニメの帰国話より後の本となる 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー 9」を読んだ
    先の巻でも自作のアニメ作品との違いを述べてたが、ここでもアニメの話をフィードバックさせて原作に取り込むと手馴れた事をしてる
    早くから存在匂わせてた妹に関しては想定に無く薄い点もあるが作者本人を思わせるキャラは面白い、ラノベは4の倍数の頁など豆知識も
    .
    ラノベ扱ってる加減から 前巻からの続きで帰国編となる 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー 10」を読んだ
    いつ終了になるかわからんので伏線も張り難いんだなとと思うが今回は続き物を前提とした展開となる、内容的には聖地での買い物
    そこで作者の軍事知識も生かされた日本と外国の敵対の話になってくる、無双系のキャラもこの人の初期作からお馴染みの展開
    .
    ラノベ扱ってる加減から 帰国後の犬娘の姉妹の話となる 榊一郎 「アウトブレイクカンパニー 11」を読んだ
    5巻延長線上の話で後はコスプレ撮影会の話となる、連続性を前提とした展開に移行してるのでパワーは落ち始めてるが異世界物らしさは向上
    キャラの性格設定が他作も連想させるので読み進めれば更に共通点も絞れる気はする、話自体が長期化で別の物語へと移行してる感もある

    Vol 3194(2017-07-03)
    上の乙一や榊涼介とも絡むが、榊さんの調査時は表現に注意する必要ありそう。榊さんの主観表現であって間違ってはいないが、難しい部分は多々ある
    人類学・歴史でも惑わされる例ある。上記の文学・思想上の対立とも絡むが、後年の調査で記録と発言に食い違いが出る事は多い。思想分析資料にはなる
    .
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十七回目
    「なぜ貴方がいるんですかネ」
    「私にもわからないゲソ」
    「昔のネタなんて忘れちゃったヨ」
    [榊一郎 37]
    「挿絵のさらちよみはSTEINS;GATE漫画版や、アルカナ・ファミリアキャラデザがあるノー」
    [2011 ダブルバインド 黄昏に獣は踊る 全一巻]異界探偵物
    前述通りであとがき資料が無くしてメモのみ。木村航(ぺとぺとさん)と森瀬 繚(企画会社)が協力とある。そこらでネタにイカ娘使ったのかも
    -
    「日本で編集された本ヨ」
    「91に出たムックの再編集版なんですネ」
    [謎の円盤UFOアルバム 1][謎の円盤UFOアルバム 2]
    「タイトル通りに写真中心なんじゃノー」
    [GA作品九回目 謎の円盤UFOアルバム]網服出る回は超危機状況。でも胸にも目が行くよなあと。当たり前だが下にも着てるとか書かれてる
    自分は実際に作品見たり、あんまり人気が無かったと知り冷めた所ある。本作を榊さんがどう捉えているかも考察余地はある
    映像でどう動くかに関してはネットで見れるOPが全てとも言える。この時代かつ英国的なデザイン。2001年が二年前の1968でそこらも参照

    [2015-03-16]
    ラノベ扱ってる加減から一巻完結で資料面で木村航及び森瀬 繚が協力 榊一郎「ダブルバインド」を読んだ
    中央公論社では初仕事でグロ陰鬱で行きましょうの冒険的な企画、設定面でヤバイ所があってクトゥルーネタに置き換えだが宗教絡みの雰囲気がする
    似た様なのでクラックハウンドあるがこっちはクトゥルーの元の設定で補完も利くんで不完全燃焼感は薄い、内容的にも価値観の違いみたいなこの人らしい作

    ■ 榊一郎 タタリ・ブレイカー弑子 全一巻

    Vol 3191(2017-06-19)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十五回目
    「お化けの話はワシは苦手なんじゃノー」
    [榊一郎 35]
    「お化けだけの話じゃ無いヨ」
    「微妙に造形も関わるんですネ」
    [2012 タタリ・ブレイカー弑子 全一巻]呪われた一族の少女
    榊一郎呼称使用(補足/初期以来、十年以上経っての使用)
    2011執筆。神野オキナと話していて考えついた。榊さんはキャラクターありきで今作を作ったと考えている
    榊さんは作品アプローチを多々持っていると考えている。売れそうな要素を並べて話に仕立てあげる方式をとる時もある
    -
    自分が榊さんの言動ズレに疑問抱く原因になった作品。ただ榊さんが創作をどう捉えているかの表現とも取れる。GA作品九回目は今回保留

    [2015-03-10]
    ラノベ扱ってる加減から一巻完結の筈で読み易そうで借りてきたが逆にいうと打ち切りとも榊一郎「タタリ・ブレイカー弑子」を読んだ
    キャラを重視して書いたとはあるが内容的には謎解きものになる、呪いがどう発生するかのメカニズムで設定考えてるのは榊節
    HJの本という事でフィギィア造形の人が出てくるがここの書き込みは少し疑問点もある、題材的にも呪いと暗い所もあるのもマズかったかなと

    ■ 日日日他 コラボアンソロジー3 まじしゃんず・あかでみい 全一巻

    Vol 3189(2017-06-12)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十四回目
    「扱い忘れてたのヨ」
    「榊さんはあとがきのみですネ」
    [榊一郎 34]
    「他作家他作品とのコラボ企画なんじゃノー」
    .
    「BLADEパパが他作品のイラストを描いたんじゃノー」
    [榊一郎 35]
    「本文では他作絵担当者のBLADEイラストがあるのヨ」
    「私にもBLADEパパ版ミズキッチョムがありますネ」
    [2009 コラボアンソロジー3 まじしゃんず・あかでみい]公式アンソロ
    .
    榊です呼称使用(補足/2009まかでみックス五巻でもあり)
    一本書く筈がドタバタして、まとまらなくて終わらず、時間切れとなった。(補足/この時期第一子誕生)
    榊さんは古橋秀之の作風を天才と捉えている。櫂末高彰の作風はコンセプトがシンプルで志望者は見習うと良いと考えている
    -
    「今週は手持ち資料を出すヨ」
    「コロタン文庫は今もシリーズが続いてますネ」
    [GA作品八回目a]
    「70年代後半ぐらいから出ておったようなんじゃノー」
    「分類して扱う方式だヨ」
    「雑多ですネ」
    [GA作品八回目b][GA作品八回目c]
    [GA作品八回目d][GA作品八回目e]
    「79年刊じゃが、後年も増版されておるノー」
    [コロタン文庫 SF怪獣と宇宙戦艦]執筆者が翌年に特撮専門誌の宇宙船を発刊する。少年マガジンのグラビア調査と並行し興味深い
    資料からの推測。既存読者に合わせた紙面作りをした結果、70年代後半少年マガジンは新規読者の開拓に失敗し、他紙に王座を譲った
    一方で当時の記事は、他に例が無かった事から後の出版物のモデルともなり、今書の様な本を経た上で現状の専門誌の紙面へと至る
    .
    今書はその中間形態に属し、扱われている記事から、当時どういう物を編集側が提示しようとしたかや、現在ならではの実際の結果も調べられる
    常々書いている様に昔は原物を見るのが難しかった。自分がUFOやスペース1999が面白く人気もあったと誤認したのは、今書影響が強い
    現状は昔の作品を見る機会もあり、見た結果印象が変わる事も多い。また当時の資料を見ると作家・ジャンルの論争延長からの意見も見つけている
    .
    榊さんの色々手を尽くしているは何かと考え、作品そのもの以外の面も注目している。記憶が改変される等の誤認の問題も含め、昔の資料再調査は発見多い
    影響をどう与えたかと言う点で見ても発見は多い。例えばアメコミでも、過去のTV放送の他、少年マガジンで70年代頃紹介されているのを見つけている

    [2014-06-12]
    日日日に関連ある書籍という事で 榊一郎作品となりBLADE絵の凶華イラストも「コラボアンソロジー3まじしゃんず・あかでみい」を読んだ
    櫂末高彰・古橋秀之・日日日に関しては元ネタ知ってるが大元のまじしゃんずを知らないので厳しめになった、とはいえ各人で個性は出せてる
    田口仙年堂 異世界設定に自キャラを上手く馴染ませてる、櫂末高彰 これは完全に異質な世界観の作品なので夢オチとはいえ凄い荒業
    古橋秀之 ぶっとんだ世界観の作品でコラボもぶっとばした内容、葛西伸哉 コラボ元がどういうのかわかる内容でこれを最初に読みたかった
    日日日 08年作で死神三番の過去時代の鳳火とデートと狂乱的に興味深い コラボ元では脇になるらしいキャラを扱ってる点でもユニーク

    ■ 榊一郎 棺姫(ひつぎ)のチャイカ 全十二巻

    Vol 3187(2017-06-05)
    「チャイカあるヨ」
    「アニメ化もされてますネ」
    [榊一郎 30]
    「挿絵のなまにくATKはゲーム会社勤務。今作が代表作なんじゃノー」
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十三回目
    [2010-2015 棺姫(ひつぎ)のチャイカ 全十二巻] 剣と魔法のファンタジー
    ・1
    軽小説屋呼称
    企画・本文内容等で、他の方々の御助力が毛色が違うレベルで多い
    担当編集(M岡女史)が剣と魔法のファンタジー提案を出した。榊さんの変更案及び、捨てプリIIの企画は却下となった
    榊さんはM岡女史と喧嘩になったと捉えている。原点回帰したが新作を書かなければならないという意識が強かった
    榊さんの出したヒロインの名前案は却下になった
    ロシア系の名前にしたかったので、富永浩史(架空戦記作家)と速水螺旋人(漫画家)にヒロインの名前を決めて貰った
    榊さんの出したタイトル案は却下になった。雨木シュウスケ(作家/鋼殻のレギオス等)にタイトルを貰った
    榊さん見解で企画から違う作りをしている
    ・2
    東日本震災があった。義理の兄は東北に住んでいる。東北の知り合いの作家としばらく連絡がつかなかった
    東日本震災の出版業界への影響でPP(ポリプロピレン)加工した表紙用の紙と、金色等の特殊インクが不足した
    出版社が上記資材の代替品を必死に確保した
    榊さんの見解で自粛の話があちこちで出た
    ・3
    榊さん状況及び見解で、企画書は自分でまとめた物と、出版社要望の二種がある
    出版社要望で絆が深まる話を求められた
    担当編集はM岡女史
    ・4
    担当のM岡女史は色々とヒット作を手掛けたベテラン。前巻で別編集部の編集長代理として栄転した
    今巻から編集長になっていた、たなぽんが出戻りして、再度担当となった
    出版社側からの、よく知っている者の方が良いだろうと言う判断
    たなぽんが、インパクトのあるものに変えられないかという提案を出した。先の展開を前倒しした
    たなぽんがこの時期の編集長だった
    三カ月でたなぽんは栄転して、また別の担当がついた
    若手男性編集のO村が担当になった。榊さんは落ち着きかない、体裁が悪いと言う意見
    榊さんは自分に問題があって担当が変わると思われるのが嫌だった
    ・5
    チャイカの榊さん提案名前はスヴェトラーナだったが没になった
    娘は三歳。二人目の子供が産まれて生活が振り回されているので、ローテンション
    原稿が遅れた
    ・6
    ゲーム的な話の進め方をしようとした。慣れないネタを弄った結果、原稿が大幅に遅れた
    絵担当者に迷惑をかけた。担当O村との間で連絡が滞って自体が悪化した
    刊行予定から半年遅れた。今後の展開をどうするかでも悩み出した
    ・7
    アニメの制作が決まる。榊さんはスタッフに関して、ゴネてみるもんですねと仄めかした
    アニメ化の際には榊さんはスタッフ側から表記を求められる。榊さんは調べて下さいと担当に振って逃げる
    榊さんは実在物から名前を取っているので、調べられるようになっている
    子供の頃は月世界旅行より、海底一万マイルの方が好きだった
    担当の変更やアニメ化などで状況が変わり、巻数や内容が変化した
    榊さんは担当O村にどうするかと提案を出して、判断を仰いでいる
    ・8
    担当のO村が双子案を出した
    アニメ化で刊行スゲジュールが変更になった
    アニメの監督には最終巻までのプロット(企画書)を提出した
    残り巻数に関して担当のO村との間で二回の変更要請があった後、担当の変更が決定し、全て無しになった
    四代目の担当はK林(11巻より)
    榊さん見解で担当のM岡女史の企画要望は捨てプリだった
    榊さんはアニメ版と小説版のデザインの省略が分からなかった
    ・9
    アニメ#1のアフレコ視察に行く
    どの作品も企画段階からアニメ化を意識して作る様に心掛けている。改めて配慮が足りないと思い知った
    作画に非常に時間のかかる馬の場面を申し訳ないと思った
    アニメは#1が掴みの部分が大きいと考えている。アフレコで演技の面倒くさいキャラで設定してしまった。
    単語ぶつ切りや感情表現抑えは文章で書くと簡単で特徴として機能しやすいが、演技だと面倒だった
    声優の苦労が手に取る様にわかってしまって、申し訳が無かった
    ラノベは台詞だけを抜き出しても誰が喋っているか分かるのが最善と考えている
    スピンアウトの学園チャイカはネームを見てる段階で延々と笑ってしまって、面白い
    腕一本残して死体が無いのは生存のフラグ
    話が確信に近づくにつれ黒い部分が前に出るので、キャラを半裸にした
    ・10
    嫁から盛り上がりをすっ飛ばしてるの意見が出た。山場の構築と演出の為と応えて、勿体ないと返された
    最初から十巻の予定だった
    読者の指摘で人外ヒロインが好きと気づいた
    ・11
    榊さんは刊行時はラブコメハーレム物が主流だったので、ファンタジーは売れないと考えていた
    榊さんは大風呂敷を広げた上で二・三巻で終わるのは無理矢理になるので、読者に申し訳が無いと考えている
    立ち上げ時の担当のM岡女史が頑として旅物ファンタジー路線を譲らなかった
    M岡女史は私は榊さんの書いたそういうのが読みたいんですと主張した。榊さんは迷っていた
    M岡女史はファンタジーに固執している訳では無く、担当作のジャンルは多岐に渡り、アニメ化作品の数も多い
    榊さんにはM岡女史が何故自分に今作を書かせたかの理由がわからない
    榊さんは当時不安を抱えていたと考えている。機杖の設定などを含め、M岡女史と何度も揉めた
    今書第一巻は早々に重版がかかった
    ・12
    雑誌で三回連載を載せた
    漫画用に榊さんが提出した企画を小説にした
    -
    文量増えるので[GA作品八回目]は次回持ち越し。たなぽんも参加していた等も発見。アニメ版監督は捨てプリの増井壮一
    そして以下はいつもと同じで当時のアニメ売り上げ表。巻数 平均 BOX タイトルの順。分かり易く当時流行の物と比較
    全7巻 65,008 --,--- ラブライブ! 2nd Season
    BOX1巻 39,283 --,--- Fate/stay night[Unlimited Blade Works]
    全9巻 19,312 --,--- ソードアート・オンラインU
    全10巻 11,199 --,--- 魔法科高校の劣等生
    全6巻 *6,225 **,902 甘城ブリリアントパーク
    全6巻 *1,295 **,489 棺姫のチャイカ
    (補足/全12巻 (*1,836) **,*** スクラップド・プリンセス)

    [2015-03-06]
    ラノベ扱ってる加減から これはアニメ版も見てるのでスンナリ 榊一郎「棺姫のチャイカ」を読んだ
    いろいろな人が企画に参加した特殊な所もあるシリーズらしいが、キャラの組み合わせや展開は捨てプリにも近く榊さん王道の話になってる
    アニメ見てる加減で比較も利くしその加減からか異常に読み易かった、アニメ原作で共に優れてる部分があって人気出たのもわかる出来
    [2015-03-07]
    ラノベ扱ってる加減から アニメ版見てるので知ってしまってる所も出て来てる 榊一郎「棺姫のチャイカ 2」を読んだ
    あとがきの東北の地震で表紙のPP加工紙と金色インク不足した話も興味深い、前述通りトリック解ってるのは印象も違ってしまう
    竜娘の出る話、竜に思いいれあるのも今は分かるので納得そしてアニメ版でも思ったけどあまりに強すぎて良いが難しい所もあるキャラ
    .
    ラノベ扱ってる加減から信頼に関するテーマあるので濃いめの内容 榊一郎「棺姫のチャイカ 3」を読んだ
    あとがきから編集の意見重視で作った事がわかるが次巻ではそれがバタバタ変わるのも今作での注目出来る点、虚像は捨てプリにもある
    妹とレギュラーの敵側や真相知ってるキャラがこの時点で薄い点からの掘り下げ要請かなと、今巻に関しては先のテーマ通り身がよく詰まってる
    .
    ラノベ扱ってる加減から 赤チャイカが出て来て人質交換 榊一郎「棺姫のチャイカ 4」を読んだ
    背景設定の掘り下げがこの巻から重視され始めてその加減からチャイカの増殖もスタート、背後の設定もよくくみ上げてくのはこの人らしい
    内容的にはバトルも多い展開だが人質の扱いの場面で何気にうんことも取れるネタあるのも面白い、異生物の性質と扱いなんかも上手い
    .
    ラノベ扱ってる加減から この巻は続き物で内容的にも濃い 榊一郎「棺姫のチャイカ 5」を読んだ
    アニメ一期の最後らへんがこの話だった筈だが納得の盛り上がる話、ちょうとディスパレイドも読んでた時なので内容的にも継承してるなあと
    グロや嫌キャラもその気になったら扱える事は初期作でも証明済みだがそれ系の話は濃い内容になる、味方が強いのでピンチも大規模になる
    .
    ラノベ扱ってる加減から 前巻からの続きで本編内容でも背景の設定に触れ始める 榊一郎「棺姫のチャイカ 6」を読んだ
    前巻あとがきで子供の言葉の発達への注意が書かれてるが、ここらは他作家でも気にする話見た事もあるのでこの人も流石作家なんだなぁと
    本編はグロありでなおかつ素人・玄人や運命の問題にも触れてて充実した内容、ギャグ大盛りの娯楽から重めグロまでこなすのも流石の技量
    [2015-03-08]
    ラノベ扱ってる加減から この巻でアニメ化が発表されてる 榊一郎「棺姫のチャイカ 7」を読んだ
    水生生物とケモケモ軍団と捨てプリにもあった状況になってる、アニメ版に無く原作だけの話の様で今回は緊張感持って読めた
    後半まで読んでるのでいえるが収束させる事前提に伏線張ってるのは偉いし、キャラ変化で敵レギュラーも一気に密度濃くなり見事
    .
    ラノベ扱ってる加減からこの巻が発売された段階でアニメ一期#1放送 榊一郎「棺姫のチャイカ 8」を読んだ
    武芸大会の話でこれも原作だけの展開となる、違う展開になるがキャラなどアニメと共通要素もあるので違いを楽しめる作品になってる
    主人公たちの背景と過去にもこの巻で触れ一気に詰めてく話、戦闘に関しても強すぎる竜娘をどう扱って危機に追い込むかで感心出来る
    .
    ラノベ扱ってる加減から あとがきで双子が特徴とありそういえばとなる 榊一郎「棺姫のチャイカ 9」を読んだ
    双子の登場に関しては他巻の更なる調査必要だが、既読分でもキャラを書き分けてるので気づかなかったとわかり個性出てると感心する
    アニメにも楽しいコメディ場面あるが原作はアニメで無理なグロにも寄せてるので区別化出来てる、そしてグロに寄せた榊作品は面白い
    .
    ラノベ扱ってる加減から 別巻だが最後までプロットは出来ててアニメスタッフに渡してるとわかる 榊一郎「棺姫のチャイカ 10」を読んだ
    上記理由から共通要素もあるが別物、原作はスケールの大きい展開と今までまいた伏線を回収していってこれは凄いと驚ける内容
    8巻から連続した話になってるが一巻ごとの密度があるのでダレた所が無いし、最初の主人公の動機とも関連させたテーマも持ってる
    [2016-08-17]
    ラノベ扱ってる関連から。あまりにも感覚が空きすぎた+考え事が多い時期でこっちに問題ある 榊一郎「棺姫(ひつぎ)のチャイカ 11」を読んだ
    本編ラストの展開になる。前述で話を完全に忘れてしまってるので、バトル場面ばっかりに目がいった。ルビとか結構使う作家だったなあと
    そういう条件はあったが結構楽しかった。魔法の細かい設定や、幕引きの結末なんかもらしいなと。強大な敵とその問答なんかも娯楽作らしい程良さと思う
    .
    ラノベ扱ってる関連から。あまりにも感覚が空きすぎた+考え事が多い時期でこっちに問題ある 榊一郎「棺姫(ひつぎ)のチャイカ 12」を読んだ
    オマケみたいな巻。雑誌で連載してた短編と、漫画原作用に用意していたプロットから。軽い作りになってるので、挿絵も含めてサービス満点になってる
    前述通りこちらの条件が悪すぎたので、頭に上手く入らなかった。難しめの話で長期は辛いなと。長期連載の他作品も含め、考える所は多い
    -
    [2014-09-30]
    分割で二期もあるので少し溜めてたが決心して視聴「棺姫のチャイカ(一期)('14)」全話見た
    榊一郎は後に扱う予定なんで見とかんといかんので見た、原作だと面白い話運びと思うがアニメだと同一話が並ぶ様に感じる
    キャラに関してはアニメらしく語調も得意でインパクトがある、同一名のキャラがズラズラ出るのも絵にするか文かで印象変わる筈
    [2014-12-13]
    二期目で全10話と消化試合みたいな所もあるが「棺姫のチャイカ(二期)('14)」全話見た
    原作未見なのが楽しむのに障害になってるなぁとは思う、キャラ自体は可愛いし絵も良いし話も悪くないがそこが引っかかってた
    大冒険の果てにあっさり終了した様な感もあるが、産卵場面など所々でエロく蜂の話に触れる所も個人的に興味深かった

    ■ 榊一郎 ミカヅチ 全五巻

    Vol 3185(2017-05-29)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十二回目
    「今作には榊さんモデルキャラが出るヨ」
    「2010年は娘さんも産まれた頃ですネ」
    [榊一郎 30]
    「挿絵担当の中村龍徳は乙女ゲーが活動範囲なんじゃノー」
    [2010-2012 ミカヅチ 全五巻]変身ヒーロー物
    ・1
    軽小説屋呼称
    明るくする筈だったが、榊さん基準で仄暗い企画書になった
    特撮変身ヒーローに思い入れは無い
    一度書いたものを破棄。全てを書き直して、最初の企画書を二巻分に分けた
    結果原稿を落とした。担当と絵担当者に迷惑をかけた。神野オキナに助言を貰った
    MF文庫の新人賞でプロ作家とはと偉そうに話をした。なので上記で世話が無いと思った
    ラノベ作家を人物のモデルにした
    担当はK(補足/イコノ6-10担当もK、かのこんの担当者)
    ・2
    グアム旅行。銃を撃ちに行った。それ以外は何もしなかった
    変身ヒーローの必要な状況は暗殺と考えた
    ・3
    神野オキナに銃のマダプルFPGを教わった
    テーマは家族。まともな家族関係を持つ人間が出てこない。家族とは何かわからなくなった
    ・4
    三角関係を全体を貫く基本的な概念とした
    ・5
    1994年頃は特撮に興味は無かった時期
    大迫純一の逝去に関し、玩具の銃を貰った事を書く
    -
    「UFOの次作だヨ」
    「フランス書院親会社など、出版の三笠書房も面白いですネ」
    [GA作品七回目]
    「三巻だけ見つけたんじゃノー」
    [スペース・1999 3 死の標的!]後で上げるが手持ち資料で本作が扱われ、見たかった作品。CSでS1だけ視聴。今はS2を放送している
    P変更で内容が変化。二代目PはTOS_S3のP。海外作はシーズンで内容が違うのも多い。また昔の吹き替えは内容が変わる程の変更・省略ある
    日では77に初回放送。自分自身好きな部分多いが人気は出ず、理由もわかる所ある。但し特殊効果には後にSWやエイリアンで大成功する人が参加

    [2015-03-11]
    ラノベ扱ってる加減から 巻数少なく読み易そうな順で借りてるが前シリーズはもっとグロかったらしい 榊一郎「ミカヅチ 1」を読んだ
    タイトル的にメカ物かと思ったが特撮的なヒーロー物、これも企画で紆余曲折があったらしく本来はエロコメにする筈が暗めな部分も多い作品となった
    初手から人食いの眼球ペロペロ、本来の意図のハーレム系の部分とホラーな部分が引っ付いてるが散漫になるでなくある程度バランスはとれている
    .
    ラノベ扱ってる加減から本来は1巻分が文量増えて上下になったらしくここまでで一巻分となる 榊一郎「ミカヅチ 2」を読んだ
    一巻の表紙の女の子がヒロインと思ってたのでそこが控えられ新しい人物の方が目立つと違和感はある、後のアウトブレイクカンパニーに通じる自己反映キャラもあり
    本来の意図のエロコメ成分も所々で顔を出すが今巻ではバトルも多めでやっと本番といった所、特殊な組織内の抗争や変身と敵の理屈立てはこの人らしい
    [2015-03-12]
    ラノベ扱ってる加減から 変身ヒーローものを扱うならの定番ネタやったとある 榊一郎「ミカヅチ 3」を読んだ
    巨大ロボとかかなと思ったらそうでなく正義とは何ぞやの議論でこれは終盤にかけてのテーマにもなってく、平成ライダー系の555とかも連想させる展開
    敵の能力設定も面白いしバトルもやってるがDVの話に及び暗い展開とも云える、正義の味方モノやろうとした時に平成以降の作に近くなるのは感性が新しい証拠
    .
    ラノベ扱ってる加減から この巻で方向性が決まったとも云えるが終了が決まったともいえる 榊一郎「ミカヅチ 4」を読んだ
    チームで戦う戦隊の様なライバルが出るが平成以降のライダーに近い話なんでロクな事にならない、そして剣の最初の様な結果になってしまう
    その唐突さは計算してたとしてもこれは打ち切り系の話だなぁという感は拭えない、今の感性の作家が個人ヒーローやると誰でも平成ライダーになってしまう事がわかる
    .
    ラノベ扱ってる加減から これで最終巻 あとがきはこの人らしくブルースワットの話 榊一郎「ミカヅチ 5」を読んだ
    もう前巻で潰すところまで潰してこれで話自体終わりなんで閉めに近い話、最初からこのノリでやってればと思うがそれでも暗い展開にはなったと思う
    影が薄かった方のヒロインも結局修羅場になってハーレム物に苦手意識持つ気持ちもわかる、ただ設定面や展開などでこの人の持ってる物は正直に出た作品

    ■ 榊一郎 ザ・ジャグル 全五巻

    Vol 3183(2017-05-22)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十一回目
    「ハヤカワ書房刊ヨ」
    「翻訳小説等も扱っている会社ですネ」
    [榊一郎 31]
    「挿絵担当usiはデザイン等の仕事もしているんじゃノー」
    [2010 ザ・ジャグル 全五巻]ロボット物
    ・1
    軽小説屋呼称
    榊さんは20年以上前にSFは無理と諦めた(補足/20代以前)
    メディア企画が元だったが、榊さんの体調不良とスケジュールの問題で企画から降りた
    日高真紅がハヤカワの担当Iを紹介した
    SFの定義で悩んだ。偉い人から悩んでいる事に対して注意された
    設定面で現実的でない事に疑問がある。通常の作品で使う萌え等の要素は排除した
    中編形式の短編にした。プロット(補足/作品の企画書)は十三本分ある
    大迫純一(補/5巻あとがきからプロットの一部担当)・神野オキナ・日高真紅・坂本未紀、友人のS澤が協力や助言をした
    BGM/加古隆(劇伴)
    ・2
    ハヤカワは特別と考えている
    当初は最初に並べた事をなぞるだけと考えていたが、最初に並べた順番から入れ替えた
    出版される時期やレーベルによって書かないとベストは配置はわからないと榊さんは考えている
    ライブな感覚は大事にしていきたいと榊さんは考えている
    BGM/柳ジョージ&レイニーウッド(ブルースロック)
    ・3
    全五巻の予定で始めた
    短篇連作なら隔月刊行でも可能と担当Iに話した結果、隔月刊行になった
    ライトノベルは四百字詰め原稿用紙三百から三百五十枚が理想とされる。レーベルによっては価格から頁数が固定になっている
    榊さんは例外はあるが分厚いとメインターゲットと考えている中高生が買ってくれなので、編集部が喜ばないと考えている
    自分に描写過多な所があると榊さんは考えている
    削って原稿を送った結果、担当から足りないと言われた。ハヤカワでは頁数の上限は無い
    榊さんへの出版社側の指示としてキャラクターの描写をもっと増やせがある
    ハヤカワは社会背景やメカニックの設定描写をもっと増やす様に榊さんに指示を出した
    結果スケジュールが狂い、内容も暴走し先が読めないのは珍しいと考えた
    スケジュール表が毎月破綻した
    BGM/JAM Project(アニメソング)
    ・4
    一話分が出来る事に担当に送った。結果的に名前の取り違いが発生した。榊さんは洒落にならないポカと考えている
    他社の原稿や校正が途中に入った事が原因だと榊さんは考えている
    榊さんは味方が誰もしなない戦争は嘘だと考えている
    担当と話し合った結果、予定にないキャラを出した
    物語は生き物で作者の構成力や企画力の問題では無いと榊さんは心配している
    隔月刊行も可能とした結果、地獄の様な状態になった
    BGM/Do As Infinity(J-POP)
    ・5
    スケジュール管理ミスの結果、最終巻だけ刊行がズレた
    榊さんは二社に蹴られたので、このタイプの話はラノベでは出来ないと考えている
    担当Iは最終巻なので派手にと言う依頼を出した。榊さんは最初は地味な展開を考えていた
    カバーデザインは電光助骨団
    BGM/中島愛+May'n(アニメソング)
    -
    「今週は大伴昌司さんの本ですネ」
    「キネマ旬報増刊の復刻版なのヨ」
    [GA作品七回目]
    「元は1967刊なんじゃノー」
    [大伴昌司コレクション [3] 世界怪物怪獣大全集]元は本文では紹介されていない、アウターリミッツのテタ星人の表紙が有名な本
    上記の実際は紹介されていないも発見だが、昔は伝聞資料が中心なんで、伝えられた発生源の確認や、実際に読む事での発見もある
    謎の円盤UFOにしてもそうで、自分は人気番組と誤認してた。実際は一部で人気が正解。よく知られた筈が実はよく知られていなかったはある
    .
    本書は既に古い資料で内容的な資料価値は薄いが、別視点で当時ならではの情報や、どう許容されたかがわかる資料性が発生している
    SF作家の座談会と言うのがある。どう取るかは個人によって解釈も変わってくると思う。また大伴昌司にSF資料を提供したのは野田元帥
    歴史系資料でもそうだが、当時の主観や偏見が含まれたり、これは現在でもあるが解釈が異なって書かれている事が人や地域で違う等も存在する
    .
    マイナー系趣味は受容する人間が限られ、人間関係や評価が複雑になり易い。今書はリアルタイムでの製作者インタビューや写真あり、それも面白い点

    [2015-03-10]
    ラノベ扱ってる加減からSF者に対して警戒抱いてる所はこの人自身SF者だなぁと思った 榊一郎「ザ・ジャグル 1」を読んだ
    挿絵の少なさが悔やまれるがメカ物で設定もしっかり作り込んで頑張ってる、元々アニメ企画として組み立てた話らしくそういう方法もあるんだなぁと
    チャイカと同時時期に読んでたのもあり戦争後の兵士やテロ・特殊部隊などこの人らしい要素も満載、巻末の設定披露もこういう作だと活きてくる
    .
    ラノベ扱ってる加減からあとがきにジャングルじゃない話が載ってるが自分もそうと誤認してた 榊一郎「ザ・ジャグル 2」を読んだ
    先に書いてる様に13回のアニメを前提にてるので短編型にしてて読み易い、この巻はロボ戦以外にも特殊部隊らしい作戦が含まれてて構成に納得
    でもロボ戦もちゃんとありどう発足したなど背後の設定を少しづつ披露してく手際は流石、短編一つ一つを取っても謎で引き込んでく力は強いと思う
    [2015-03-11]
    ラノベ扱ってる加減から これ短編の形なんで臨月刊行になる 榊一郎「ザ・ジャグル 3」を読んだ
    頁制限無し・社会とメカ描写増加指示などあとがきがハヤカワの特殊性に触れてて興味深い、今回は長いテロ人質事件とストックホルム症候群の話
    ラノベと違って手加減無い描写出来るのもハヤカワの良い所だがその分設定面で辻褄合わないと評価も厳しめなのがSF、設定も本来はよく練れるんだなと
    .
    ラノベ扱ってる加減から前巻での不備が報告されるが黙ってればわからなかったのにといかんのがSF 榊一郎「ザ・ジャグル 4」を読んだ
    キャラが死んで追加と構想通りの展開ながら勝手に動き出したと小説が一筋縄で無い話、人気低迷でテコ入れキャラ登場なんて見方も出来てしまう
    そんな事もあって背景設定は練っていても漫画的な部分あるキャラで普段のラノベ作に近いなぁと思う点もある、つまらなくなってる訳でも無いが浮いた所もある
    .
    ラノベ扱ってる加減から 派手にしましょうという提案からメカ大バトルの最終巻 榊一郎「ザ・ジャグル 5」を読んだ
    伏線の溜めに薄さを感じて突然敵対勢力が降ってわいた感も無いではない、ただ最後まで地味に押し通せないのもこの人の個性とも言えなくない
    意図したとおり派手で注意引くギミックや肉弾での特殊バトル的な展開もある、今作に関しては線引きが難しい点もあるがラノベ作家で榊一郎のSF作にはなってる

    ■ まじしゃんずあかでみぃRPG(関連書籍)]

    Vol 3181(2017-05-08)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十回目
    「ファミ通文庫ヨ」
    「現状だとTRPG書籍は富士見とファミ通が多いみたいですネ」
    [榊一郎 30]
    「挿絵担当者はポリフォニカのTRPGと同じ人なんじゃノー」
    [2008 まじしゃんずあかでみぃRPG(関連書籍)]ルールとデータ
    -
    「双葉社の大全シリーズだヨ」
    「他にも特撮やアニメの物がありますネ」
    [GA作品六回目]
    「初期の物は中島かずきさんが編集をしてたんじゃノー」
    .
    [謎の円盤UFO大全]98年のゲッターロボ大全が始まり。初期は中島かずき編集と知り驚き。これ以後もコンビニ売り資料本と発展していく
    前回挙げた通り日で編集した本になる。故に日の放送や商品展開等の情報もある。TBに関してはプラモ大全もあるが榊さん要望と異なり省く
    関西の放送状況は75関テレ・83+91サンテレビとなってる。昔は放送状況が今と違って限定される。榊さんはおそらく14と22の時に二回見ている
    .
    本放送が問題になる。榊さん一歳1970に全員集合の裏で放送されている。また座談から当時の視聴者がTB的な作品を期待していた事もわかる
    扱ってこんな事言うのもなんだが、今作に関しては期待しすぎない方が良い。OPは凄いが逆に言うとあれが最大出力。全話見てるが自分はかなり辛かった
    昔は視聴が困難な事もあり、皆が全員集合を見ている裏であえてこれを見ていた事から、心情的に伝説化していく過程なんかも想像できると思う
    .
    座談でベスト回を上げている。自分はスカイダイバー危機一髪・UFO月面突破作戦・ムーンベース飛行コース・謎の発狂石・シャドーはこうして生まれたを上げる

    [2015-04-10]
    ラノベ扱ってる関連から09年刊で本伝が終了みっくすが始まった頃ぐらいの刊 「まじしゃんず・あかでみぃRPG」を読んだ
    原作扱いで特にコメント等は無いが、まじあかの世界観をよく整理した上でのルール作成なんで作品がどういうものなのか客観的に知る事が出来る
    ステータスでの各種能力や榊さんの過去のキャラ作成とも一致する生い立ちへの言及の他、性格からキャラの行動が決まるインパルスシステムが売り

    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 全六巻

    Vol 3179(2017-05-08)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三十回目
    「無印の前日譚になるのヨ」
    「原作のゲーム版の話ですネ」
    [榊一郎 30]
    「ゲーム版の追加版なんじゃノー」
    [2008-2010 神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 全六巻]音楽で生物を召還する世界
    ・1
    軽小説屋名義
    担当K村、口癖はスカッとさわやか。タイトルのSは編集部が付けた。
    榊さんがSは何ですかと質問したが、編集部は決めていなかった。公募提案を出した
    ・2
    設定に矛盾が発生した。長く続けるとは想定していなかった
    榊さんはアニメ二期には関与しなかった
    ・3
    原案のゲーム段階では榊さんは原案と文章の一部を担当した(補足/S1から約半分)
    設定を榊さんもよく把握していない。視野と関係者が広がりすぎて把握できない。関係者もよくわからない
    榊さんが挿絵担当者に合わせてスカートのチェック柄提案を出した。結果前後に矛盾が出て設定を変えた
    BGM/MONKEY MAJIK(ポップ)
    ・4
    榊さんは連載等から文庫化の際には必ず改稿を入れる
    別作家との兼ね合いで主に設定の統合面で問題が出た。設定担当者と編集者に負担が発生した
    設定の統合面を次回シェアワールド主催時の改良点として挙げた
    絵担当者のサンプルから発展させたキャラを登場させた。他にも漫画版のオリキャラを取り込んだ
    他所から設定の取り込みを行った結果、設定が破綻する事に気付いた
    ・5
    スランプ(補足2009、アニメ終了時期、シリーズ完結連続)。時間が無い発言
    設定面の調整が困難になった
    突発的にTRPGのキャラを出し、K村編集長に駄目では無いが無茶で確認を取る必要があると言われる
    榊さんは老人の話を提案したが、K村編集長は却下した
    ・6
    娘が産まれて生活が振り回されている
    -
    「今回は設定の追加と言う話から、これヨ」
    「大伴昌司は知らなくても、図解は皆が知っていますよネ」
    [GA作品五回目]
    「60から70年代の少年マガジンのグラビアなんじゃノー」
    .
    [怪獣博士!大伴昌司「大図解」画報(らんぷの本)]今もパロディであるウルトラ怪獣の図解の初出。但し戦中にも兵器図解等で先例はあった筈
    今も解説はあるが、昔の作品は特に設定の説明等は無く、録画して見直す等が不可能な状況。故にこういう記事が補足や資料の追加になってる
    TBが海外作である事からわかる様に、こういうのは勝手に作った設定中心になる。ウルトラ怪獣図解も同様で、円谷英二は難色示していたという話もある
    .
    「別書籍だけど記事を出すヨ」
    「TBの記事ですネ」
    [GA作品五回目2]
    「TVの設定補完が雑誌でされてたんじゃノー」
    .
    以前に戦中の小説とその際の国からの雑誌への指示を扱った。娯楽排除して教育的な作を作れの指示。現実的にするはそれを継承しているとも言える
    勝手に作った設定なんで、整合性が合わないが出てくる。また習った事が世代で異なるも出る。研究発展での変化は教科書や別件でもあり不思議でも無い
    GA特集が終了したら、榊さん及び大伴昌司から派生させた件を扱う。これが上記と重なる。多様性とも被るが、分類学は分子遺伝学で見直しがされている
    .
    ちょうどリアルタイム。日本企画外人編集の[謎の円盤UFO 完全資料集成]ってのが発売されたみたい。うちは図書館頼みで未定だが、榊さんにはぴったりの資料
    更にキャストの一人が、リブートSTのカーンやドクターストレンジのベネディクト・カンバーバッチのママって事も最近話題になった。こういう方法での再注目もある

    [2015-03-16]
    ラノベ扱ってる加減から 貸出都合から無印途中でSに行くが展開的にはこっちが先の話 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ -クリムゾンS1」を読んだ
    先にノベルゲームが存在してそれに関与そこから内容そのまま全編書き直しと特殊経緯な一本、その特殊性もあって挿絵はほぼ無しで新規短編が一つ追加
    先に無印少し読んでるがこっちは学生編で何の為に創作するかの内容になってる、よくよく考えると仮想天使なんかもこれ系で元々下地あったんだなぁと
    [2015-04-21]
    ラノベ扱ってる関連から 08年刊でアニメ2作目も発表となり長期化でとまどうあとがき 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 2」を読んだ
    シェアワールド化と長期化で設定管理が難しくなったとあとかきにある、内容的にはゲーム版を全面書き下ろした内容でポリ赤の前日譚
    このシリーズはどの順に読むかも難しくこっち先に読んどけば良かったと思った、また続ける事前提の話とトーンが違い過ぎる短編も読み難い所ある
    .
    ラノベ扱ってる関連からこの巻でも設定の厖大化の混乱をあとがきで書いてる 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3」を読んだ
    前巻と同じでポリ赤キャラの双子の過去と設定とか先に読んどけば混乱しなかったのにと後悔してしまう、こっちだけのダメな自信家キャラは輝いてる
    ポリ赤の方を先にある程度読んでて関係性やキャラを把握してる加減もあるが文自体は読み易い、キャラもゲストの大半がそれほど深くは掘り下げられてない
    .
    ラノベ扱ってる関連からこの巻からテロの話と榊さんらしい展開になってくる 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 4」を読んだ
    まあ榊作品ではお馴染みな所もあるテロとそれらの主張だが本編自体が軽い部分もあるので描写も深くは掘り下げられてない、ただ一部光る所もある
    毎回追加の短編がつくが本編がシリアスな所で唐突に入るので混乱する所はある、チョイ役から出世のキャラやあとがきのRPGでのハンバーガーの件など
    ..
    ラノベ扱ってる関連から 09年刊だがあとがきでスランプとプライベートの色々に触れてる 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 5」を読んだ
    この時期の作品はまかでみっくすや模造王女・少し間が空きとストレイドジャケットやジャグル、アニメ版も含めて作者にも設定がわからなくなってる話が出てる
    展開的には佳境に入るが相変わらずトーンの合わない短編は付属、スランプを分析すると本来の作風とズレた明るい作を作ってたのとも関連してるのかなと
    .
    ラノベ扱ってる関連から10年刊娘の世話が大変とのあとがきがある 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 6」を読んだ
    他に書いてる作品とも設定に矛盾が生じててそこをあとがきで気にしてる所が榊さんらしいとも云える、学生編完結でバトル重視な展開となってる
    ゲームが元という事もあって連続展開での読み難さや薄さは少し気になったが、キャラの性格も引き継いでるしやっぱり先にこっち読んどきゃ良かったなーと

    ■ 神曲奏界ポリフォニカRPG基本ルールブック

    Vol 3177(2017-05-01)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十九回目
    「TRPGをする時のルール本だヨ」
    「以前も捨てプリの物がありますネ」
    [榊一郎 29]
    「先週扱った物はこれに基づいておるノー」
    [2008 神曲奏界ポリフォニカRPG基本ルールブック (関連書籍)]ルールとデータ
    榊さんコメントは無し。設定がこういうので明確化される例はあり、SWの正史扱いで無いノベライズもこういうのから始まっている
    -
    「GA作品と言えば模型なのヨ」
    「バンダイ・アオシマ・イマイですネ」
    [GA作品四回目]
    「ロボダッチ基地にも流用されておるんじゃノー」
    .
    [04 イッツ・サンダーバード・センチュリーモデリングマニュアル]モデルグラフイックスの増刊。プラモのヒットで昔は模型誌で特集組まれる事もあった
    榊さんの要望と異なるので全て省くが、メカの資料は沢山ある。但しこれもTB限定。今書はTB以外のGA作品作例も見れるが、ほぼフルスクラッチ中心
    後で資料出すがTBは少年マガジンで図解や紹介記事が展開している。ポリフォニカと同じで後続作が成功しなかった事もあり、商品として成長出来なかった
    .
    最初のヒット母体が大きかったので伝説化した。比較で成功しているシリーズ物と比べても良い。資料本も実際は日本で編集された物が中心となる

    [2015-04-20]
    榊さん扱ってる関連から榊一郎原作 長田崇・F.E.A.R. 原作の設定の補完等もあるのがRPG本の魅力だが「神曲奏界ポリフォニカRPG基本ルールブック」を読んだ
    発売時期が08年、榊さんのコメント等の文は特に無く原作キャラや設定の詳しい解説やこのゲームならではのシステム等も特に無いと感じた
    バトル場面になると戦略SRPGみたいな配置が紹介されてバトルを主体にしたゲームっぽい、魔法扱いの神曲は原作と違い多岐に渡り書かれてる

    ■ 神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ 全二巻

    Vol 3175(2017-04-24)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十八回目
    「ゲームで行われた会話の収録だヨ」
    「戯曲に近いんですかネ」
    [榊一郎 28]
    「みかきみかこはTRPG業界の人なんじゃノー」
    [2008 神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ 全二巻]リプレイ
    榊さんの他は、三田誠、鈴木太郎、矢野俊策などTRPG業界者が参加。日高真紅協力。榊さんあとがきは附属せず役者として参加
    前述通りで戯曲が類似と思う。比較で優越や作品として組まれた小説とは何かを考えると興味深い。榊さんはここでは役割を演じている
    -
    「共同製作者でお嫁さんなのヨ」
    「家族経営だったんですネ」
    [GA作品三回目]
    「ローリングストーンズのコメントもあるんじゃノー」
    .
    [シルヴィア・アンダーソン メイキング・オブ・サンダーバード]原91。こういう資料も順番有る。自分は後発の旦那さん自伝も同時に読んでいる
    主観で捉え方が変わる例。金銭問題等を中心に後に離婚している。GA作品で公に評価されているのも、実際はサンダーバードだけみたい
    旦那さんの本ともセットだと、どう捉えるかは難しい。中華も歴史で悪妻が夫の業績汚した例があるが、創作者も家族の問題を抱える事は多い

    [2015-04-20]
    榊さん扱ってる関連からこういう系読むのは初 榊一郎原作 三田誠・榊一郎・鈴吹太郎・矢野俊策 「神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ時を超えた子守歌」を読んだ
    目当てが榊さんの資料収集なので主旨が異なってくるがトークイベントを文におこした様な本になってる、キャラの会話だが途中の雑談等も含む
    榊さんは白熊キャラで参加してるがバトル主体にしようとする中、探偵みたいに謎を解こうとして行動や発言もそれに準じたものになってたのが興味深かった
    [2015-04-21]
    榊さん扱ってる関連から榊一郎原作 三田誠・榊一郎・鈴吹太郎・矢野俊策・合鴨ひろゆき 「神曲奏界ポリフォニカRPG リプレイ2」を読んだ
    前巻からの続きキャラの引継ぎと新規参加人員・及び今回は内容もギャグ・シリアス調の二段構えに近いもの、発言を榊さんが面白がる所もあり
    榊さん担当キャラは前巻から引き続きだが、意図的に仕組まれたうえで電話で根回しする所で躊躇する場面なんかは個性が出てる部分と思う

    ■ 榊一郎 CODE-E遥かなる囁き 全一巻

    Vol 3173(2017-04-17)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十七回目
    「ガガガ文庫は07年創刊ヨ」
    「創刊ライナップは以前に扱いましたネ」
    [榊一郎 27]
    「挿絵の緒方剛志はゲーム会社出身。ブギーポップが有名な70年産まれじゃノー」
    [2008 CODE-E遥かなる囁き 全一巻]ノベライズ
    -

    軽小説屋呼称
    榊さんはガガガ文庫の名称にタイトロープ(補足/綱渡りの意味)の感想
    原案担当作のノベライズ。本文未見でも見れる作りにした
    男子校出身。高校の文化祭でバンドをした。文化祭での集団作業経験は高校では無い
    アニメ版プロデューサーはT、I。エージェントはS。担当はN
    (補足一期番組プロテューサー水野政明、西本崇史。二期プロテューサー松田桂一、飯泉朝一)
    -
    いつも通り当時の売り上げ表。巻数 平均 BOX タイトルの順。分かり易く当時流行の物と比較。今作で榊さんは3/24回脚本参加
    2007(一期)
    全7巻 33,481 11,056(2) 機動戦士ガンダム00
    全12巻 29,146 *8,524 らき☆すた
    全6巻 *2,122 **,*** 神曲奏界ポリフォニカ
    全6巻 **,*** --,--- ムシウタ (圏外平均1433枚程度)
    全6巻 **,*** --,--- ロケットガール(圏外平均1206枚程度)
    全8巻 **,*** --,--- ぼくらの (圏外平均971枚程度)
    全4巻 **,*** --,--- CODE-E (圏外平均606枚程度)
    .
    2008(二期)
    全9巻 46,147 15,664 マクロスF(フロンティア)
    全9巻 42,690 21,514(3) コードギアス 反逆のルルーシュ R2
    全7巻 34,601 *5,184 機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン
    全6巻 *7,556 **,*** かのこん
    全4巻 *4,710 **,854 みなみけ〜おかわり〜
    全9巻 (*1,377) --,--- 狂乱家族日記
    全6巻 (**,773) --,--- まかでみ・WAっしょい!
    全6巻 **,*** --,--- CODE-E (圏外平均405枚程度)
    .
    みなみけに関してはアニメ版アウトブレイク〜で自虐ネタがある。三期がアウトブレイク〜の監督で、四期はFA:Gの監督。失敗作もネタ
    -
    「ノベライズ繋がりでこれヨ」
    「1970放送で75年頃出版なんですネ」
    [GA作品二回目]
    「宇宙大作戦でもお馴染み金森達の挿絵じゃノー」
    .
    [謎の円盤UFO 1・2]ノベライズも色々とアプローチの方法がある。今作はTV版数話をダイジェストで紹介していく方式を取っている
    常々書いているが、昔は映像資料を手軽に見る事が困難だったのでこういうのは重要資料になる。軽いが密度は多いと思う
    上記榊さんの様に別物にする。SWなどの様にフォロー出来なかった所を埋める。STの様に元脚本を使う等色々と方法はある
    .
    最初に書いとくが、GA作品に限らず昔の作品は実際に現物を確認すると幻滅する事もある。みなみけに倣うと過剰な期待はしないでください

    [2015-02-27]
    ラノベ扱ってる加減から一巻完結で選んだが原案担当したアニメのノベライズ版らしく仕事の幅広さに驚く 榊一郎「CODE-E」を読んだ
    08年刊でガガガ文庫からはこれのみとなってる、接触型テレパスと宇宙電波の話を三角関係に絡めて理屈も通して描くとらしい仕上がり
    最後に繋がる最初の掴みも上手く流石に手馴れてる、ベテラン作家でなおかつ本人も男子校出身でありながら恋愛の話面白く書くのもえらいなと

    ■ 榊一郎 まかでみックス 全九巻

    Vol 3171(2017-04-10)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十六回目
    「キャラが一新されてるんですネ」
    「世界は同じヨ」
    [榊一郎 26]
    「挿絵もBLADEパパで統一なんじゃノー」
    [2008-2011 まかでみックス 全九巻]もう一つのまかでみ
    ・1
    ファミ通文庫の新雑誌連載用に依頼された。雑誌企画が流れる。別冊のムックに掲載した
    担当はK(補足/まかでみ担当は初代はK、二代目は川崎)
    榊さんは編集者の告知前に、雑誌企画が流れた事を知っていた
    雑誌が不定期掲載の為、加筆修正し単巻で読める作品にした
    榊さんは続編作品に関しては一見さんお断りの印象を持ち、疑問もある
    上記理由からタイトルを変更した
    元々が実験作なので実験的な事をした
    #1
    本編と真逆のキャラを配置した
    #2
    初期プロットに無いキャラを出した
    普段の作劇法では少ない。榊さんの意図からずれるので取り扱いがややこしいと考えている
    BGM/アンティック珈琲店(ロック)
    ・2
    デザインを元にキャラを修正した
    ・3
    軽小説屋呼称使用
    結石手術成功
    作家の有沢まみず(補足いぬかみっ!など今回名前初)と神野オキナにキャラの元ネタを貰った
    ・4
    原稿後にグアム旅行の予定がある
    中編のつもりが長編になってきた
    BGM/水樹奈々(J-POP)
    ・5
    自己紹介で榊ですを使った
    別作家に実際に言われた台詞を使用した
    BGM/Sound Horizon(物語音楽)
    ・6
    有害図書指定への見解を述べている
    娘(第一子)が産まれる。年頃になって自分の本が読まれる事を心配している
    ・7
    別出版社の編集と会話し本作の様な作品を頼まれる
    珍しい発注。普段はシリアスとコメディの中庸作品を発注される。何を書いてもまかでみになると心配している
    スケジュール過密であとがき段階で表紙が出来上がる
    担当のKからスピンアウトも注文される
    ・8
    本シリーズは実験をテーマにしている
    ツイッターを始めた。創作講座を呟き、ロフトプラスワンで創作講座をする事になった
    フェイスブックも誘われた
    BGM/Kalafina(J-POP)
    ・9
    初代担当はK原。二代目担当はK崎
    榊さん見解で自分の得意とするスタイルを確立する前で、シリアスの反対の方向性の追及の結果、転機となる重要作となった
    BGM/録画したアニメ
    -
    再チェックで発表経緯の特殊さは発見。出版社の注文も興味深い。すぐ終わるつもりが代表作化は他作家でもよくある話
    -
    「これは手持ち資料なのヨ」
    「20年前の資料でも新しいに属するんですネ」
    [EB サンダーバード大図鑑]
    「50年前にヒットした作品なんじゃノー」
    .
    [EB サンダーバード大図鑑]CG版TB放送時に、補足資料で扱おうとして調べてた書籍群。それ程多くは無いが書籍写真がある
    榊さんもジェリーアンダーソン作品には触れてるし、出す機会を無くすんでここで扱っていく。十年周期ぐらいでリバイバルがある
    自分は90年代頃の放送で見てる。当時はテレビ東京系で放送してた筈。プラモの再販があったのと、書籍資料で有名な点から見てる
    .
    書籍資料に関しても今回別件で調べた事から、本放送当時の少年マガジンのグラビアから、資料が継承されている所に気付いている
    榊さんが触れたUFOの放送状況も資料で見つけた。UFO自体の日放送は70年で榊さんやつの丸が産まれた頃。定期的に再放送がある
    以前に榊さんより一回り上の中島かずきが、プラモの話題に触れてた事も印象に残っている。世代で無いと知らない可能性が高い作品でもある
    .
    前述の少年マガジンの記事など、当時爆発的にヒットし日ではジェリーアンダーソン作品は全般に知名度が高く、影響を与えている部分が強い
    以前も書いた原物を見る難しさで伝説化してる所あり、現状で見ると全般に辛い部分もあるが、円谷作品の特撮と比較すると面白い点が多いと思う

    [2015-04-24]
    ラノベ扱ってる関連から 08年刊でまじあかはほぼ終盤までいってる時期の作 榊一郎「まかでみックス 1」を読んだ
    学園の設定を活かした上で別のキャラの話をする話、同時期にポリフォニカもやってる事も反映されてるんではと思う発展の仕方で同様に同期のイコノネタも含む
    内容自体もキャラ設定が前シリーズから上手くなってて更に短編の軽い話をこなした経験が反映された2短編式、この段階で服生命体の萌えなどアイデアが詰まってる
    .
    ラノベ扱ってる関連から この巻でキャラが出そろったとありセーブが良く利いてる 榊一郎「まかでみックス 2」を読んだ
    元々のまかでみの設定を引き継いでる所や他作と合わせた所もあるので、設定面に関していうと謎を多く入れ過ぎて読み難いなと思う点もある
    本編自体に関しては先の2話形式と主人公自体がツッコミ体質なのも合わせて読み易く面白い、無印から読みだすと逆に難しいんじゃないかなという気もする
    [2015-05-03]
    ラノベ扱ってる関連から タイトルが将軍様と〜だが今回はスポーツの話 榊一郎「まかでみっくす3」を読んだ
    ちょっと間が空いてキャラもドカドカと投入されて相変わらずの他作から引っ張った設定もあるので難しい所はあるが、文と内容自体は読み易い
    09年の刊で時事ネタは鮮度も重要なんで今見ると苦しい所もある、本編自体もハリーポッターっぽい内容 テーマも入れ方も後年作と比べると軽め
    .
    ラノベ扱ってる関連から 主人公が入れ替わって他キャラへ迫る内容 榊一郎「まかでみっくす4」を読んだ
    まじあかの方が終了になってこの巻からそこでのキャラも登場し始める、ラノベとエロスは取扱いが難しい所あるが少し昔の少年誌H風な展開
    新キャラの登場なんかもあるが、内容が一貫してて前巻で張ってた難しめの伏線も一旦片づけたので再び読み易くなってきている
    .
    ラノベ扱ってる関連から 間が空いてるので主人公の引きこもり設定とかそうだったかと 榊一郎「まかでみっくす5」を読んだ
    女教師の赴任と引きこもりの子を誘いに行く話で、内容的には短編二つが離れた扱いで本来ならばこの二つが相互に重なる方が好みではある
    今作は後のアウトブレイク〜なんかにも近いと思いながら読んでる、全体に軽めのシリーズなんで浅すぎると思う点もあるがカラーには合ってる
    [2015-05-04]
    ラノベ扱ってる関連から 表紙がおっぱい大きいキャラ二人のたゆんでエロイ 榊一郎「まかでみっくす 6」を読んだ
    海に行ったら殺人事件に巻き込まれる話だが、海に行くという展開と共に既出の小説や物語のお約束を登場人物が意識してなぞっていく話となる
    元々キャラもアランスミ子とか出てる劇中で服の子の話す話がなかなか良いがこれも元ネタありそう、後書きにもある通り時事ネタは今見ると難しい
    .
    ラノベ扱ってる関連から 最後のオマケの絵が女体盛りととことん絵がエロイ 榊一郎「まかでみっくす 7」を読んだ
    妹の居る異空間で自分以外が皆疑いを持っていないと、このシリーズは他作とも異なるが前提としては「君の居た〜」なんかも近いんだなと改めて納得
    まかでみ系列は実験的な部分から始めたとあるが、今作は全体に散らばりすぎな所もあり以後の作との比較で作家の思想や技術が変化していく事がわかる
    .
    ラノベ扱ってる関連から 今作は毎回絵の次回予告つくがそれが楽しみとあとがきにある 榊一郎「まかでみっくす 8」を読んだ
    今巻は前巻より引継ぎで他巻と比べ頁数少なく薄い繋ぎの巻とも云えるが内容は濃いものとなってる、ちょっとシリアス寄りに展開を流した一品
    実験的な事を意識してやって結局成功したのかは疑問な点もあるが前作キャラも登場する、ここらはポリフォニカなんかの経験も反映されてると思う
    .
    ラノベ扱ってる関連から 今作で最終巻となるがハーレムは苦手自認する榊さんらしい飛ばした展開 榊一郎「まかでみっくす 9」を読んだ
    以後の作と比較するとやっぱり全体で散らかってる所や時間経過でわからなくなってるギャグもあるが、ギャグ苦手だった榊さんが成長してく話ともとれる
    個人的な感想としてこのシリーズは絵の魅力が恐ろしく高かった、同時に対象層から考えてラノベでのエロも含む絵を想定させる文章についても考えていた

    ■榊一郎 ディスパレイト! 全二巻

    Vol 3169(2017-04-03)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十五回目
    「雑誌連載された作品ヨ」
    「昔の富士見はサブタイがタイトルなんですネ」
    [榊一郎 25]
    「挿絵もコンプと同じなんじゃノー」
    [2008 ディスパレイト! 全二巻]ファンタジー事件簿
    ・1
    軽小説屋呼称
    連載時と順番を変更
    多忙期に書き印象が薄い。台詞を坂本未紀に頼んだ。別の誰かの作品に思える
    担当はたなぽん。参加者は坂本未紀と日高真紅
    ・2
    後半は榊さんの不手際でアシスタント制が破綻した
    榊さんは40枚は一日、300枚は30日かかる。40枚分の完成没原稿がある
    -
    「変身忍者嵐が出てくるのヨ」
    「鬼の話なんじゃノー」
    [きだつよし 小説仮面ライダー響鬼]
    「なにか私を疑っているんですかネ」
    .
    [きだつよし 小説仮面ライダー響鬼]形式は異なるが、クラシカロイドが本作と同じで榊さんが間接的な参加をした作品となった。プロット提供を受け脚本を書いたのがきだつよしになる
    きだつよしと言えば05の響鬼前半ライターとなる。知っての通り響鬼は途中で路線変更くらい、誰にとっても良い結果にならなかった部分はある。前回扱った件と絡め、少し調べた資料を扱う
    前述通りで本作は嵐が出てくる。一見緻密に見えるが、嵐全話視聴直後に見ると無かった事にしてる部分が多いと気づく。作家が書いてないので本シリーズは全体で小説として辛い所も多い.
    「調べて存在を確認したのヨ」
    「リアルタイムで朝日ソノラマから出たノベライズですネ」
    [稲本おさむ 仮面ライダー響鬼 明日への指針]
    「絵担当の岩崎美奈子はイースの日本ファルコム出身なんじゃノー」
    .
    [稲本おさむ 仮面ライダー響鬼 明日への指針]序盤小説化。三年前に全話見直す機会もあった。響鬼は関連本も多く、京極夏彦寄稿本や内情本等もある。ユリイカで特集組まれたのも発見
    今考えると作品としての欠陥はやっぱり多い。ただ後の作品と比較すると小型メカの他、カブトの主人公二人の立ち位置や、電王の主人公とイマジン達の関係など改良発展して成功した点も多い
    元々の企画が嵐。嵐も路線変更多く、上記きだ小説で後期はスルーされてる。嵐は資料も少なく、資料自体も考察の場合が多いが、後期見ると企画の練り方自体に問題あったのかもしれない
    .
    「昭和仮面ライダーの立て役者とも言える脚本家だヨ」
    「平成ライダー脚本の井上敏樹さんのお父さんですネ」
    [伊上勝評伝]
    「宣弘社の繋がりで阿久悠とも関わりあるんじゃノー」
    .
    [伊上勝評伝]変身忍者嵐全話視聴からの延長になる。周囲から天才とも言われた人。井上敏樹の考察が見事で、どういう理論で書かれているかやヒーロー論は、井上敏樹自体の分析にもなる
    借金と酒。榊さんが最も恐れるスランプで家庭が破綻した人でもある。逆に言うと何故かの分析と対策の検討材料にもなる。アル中は他の人も多く、アル中患者自体の傾向や対策みても参考になる
    作品履歴も付属。井上敏樹が紙芝居手法による省略の上手さを上げているが、その延長の作詞仕事は再発見。説明を抜くとシュールになり、説明を入れると理論が通った作品になる
    .
    「時代的には60〜70年代の人になるのヨ」
    「息子さんの仕事見て喜んだ話もあるんですネ」
    [伊上勝評伝2]
    「これは幸せだった頃の写真なんじゃノー」
    .
    井上敏樹はヒーローの価値観変化の話を上げている。町子先生とも絡むが昔の日本は価値観的に疑問な点がかなり多い。井上俊樹自体が中島かずきの同世代と言う事も発見だった
    晩年は手が遅くなってしまった。ただ時代劇仕事に参加し凄く喜んでいた話もある。これも価値観の問題で、酒を経った上で活動ジャンルを変えていたなら復帰できていたのではと思う所はある
    先に戦前の娯楽作も調べている。世代的にはその辺りの影響が強いと思う。故に先例もあると思うが、発明や話の型を大量に編み出していて、ジャンプで即移動や体術による忍術はこの人から
    .
    嵐後半の自分の好きな部分でお母さん許して下さい、変身と言うのがある。理屈は不明だが変身すると母親が苦しむ。ここらは後に家族に憂いをもたらす事を考えると意味も深くなってくる
    井上俊樹の考察はあるが、話として膨らませていくと心理的な葛藤に繋がる伊上勝の得意ネタは多い。主人公が無色すぎる事から周囲の反応にも広げられる。伊上勝自体も太宰治を愛読している
    同様に井上俊樹の考察で当時の限界が見える部分も、日本人の心象と比較して考えていくと面白い。後に町子先生の項で述べるが、当時の日本人は自国の戦争も他人事の様に捉えてた部分ある
    .
    つの丸の追加でファミ劇のマキバオー再放送時にレッドビッキーズもやってて、フラットビッキーが同時期だった筈。レッドビッキーズにも参加してて、上記時代劇も含め意外と参加範囲が広い
    後追い調査でこの人だったのかと驚く仕事にV3のデストロンから年賀状が届く#47。息子さんともども驚かせ、長く面白かったと評判になるネタを出してくる。なんのかんのいって凄い所はある
    この人が一番話していた自慢の作が妖術武芸帖(69)。昔の作品は取っ掛かりを見つけるのが難しいが、嵐視聴でとても興味を引かれた。上記評伝も面白く、嵐見た事で発見は多かった

    [2015-04-20]
    ラノベ扱ってる関連からコンプの方が激重な話でそこで軽いと案内あって躊躇もしてた 榊一郎「ディスパレイド1」を読んだ
    07年の本で模造王女なんかと同期、坂本未紀と日高真紅がアシスタントにも入っての同種な作りの短編組み合わせとなってる
    コンプのイメージが先行してるから違いにとまどう、コンプの方で無かった異生物の挿絵もあるがグロいの連想してたので意外
    .
    ラノベ扱ってる関連から 管理しやすい様に副題で書いてるが本来は「〜のこと」タイトルで少しわかり難い 榊一郎「ディスパレイド2」を読んだ
    前巻あとがきから趣味の熱帯魚飼育を反映させた内容やテーマになってる、先と同じくコンプのイメージが強いのでとまどう部分は多い
    設定やキャラは別物に近いとはいえ引き継いでて今作のヒロインの子の過去とも繋がる、この時期はアニメ大量に抱え忙しかったみたい

    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ ビジュアルファンブック

    Vol 3168(2017-03-27)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十四回目
    「今週は関連書籍ですネ」
    「当時はゲーム脚本の賞とかも存在したのヨ」
    [榊一郎 24]
    「表紙絵を一覧で見れるのヨ」
    [2007 神曲奏界ポリフォニカ ビジュアルファンブック]関連書籍
    上記通り。スーパーマリオネーションにも近いキネティックノベルって宣伝用語も作ったが、後続を産み出せず全盛は04〜12の九年
    書籍に榊さんコメント等は無し。今作は榊さん単体の成果とは言い難いが、アニメ二本+榊さんアニメでも成功してる。今回はその売り上げ
    .
    2007年版
    全7巻 33,481 11,056(2) 機動戦士ガンダム00
    全12巻 29,146 *8,524 らき☆すた
    全9巻 22,591 *8,611 魔法少女リリカルなのはStrikerS
    全9巻 20,052 14,057 天元突破グレンラガン
    全6巻 *2,122 **,*** 神曲奏界ポリフォニカ
    .
    2009年版
    全6巻 78,671 31,831 化物語
    全7巻 43,883 12,894 けいおん!
    全8巻 24,495 *9,653(2) とある科学の超電磁砲
    全8巻 19,602 36,041(2) 涼宮ハルヒの憂鬱(新アニメーション)
    全16巻 12,326 --,--- 鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST
    全6巻 *1,577 **,*** 神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS
    .
    巻数 平均 BOX タイトルの順。分かり易く当時流行の物と比較。同じ人気ラノベ作品でもデータすら出てない作はあり、今作は健闘してる

    [2015-04-21]
    榊さん扱ってる関連から ゲームしないのでそこらの紹介記事もあればと借りてきた「神曲奏界ポリフォニカ ビジュアルファンブック」を読んだ
    基本的に小説版のカラーイラストを大判で一覧できる内容であくまで画集、榊さん他作家のコメントは無いが絵担当の人のコメントはある程度載ってる
    その他にも各イラストのラフ画や同人誌の表紙・店舗ごとの限定表紙のイラストなんかも載ってて、絵の部分で云うならそれなりに充実してる内容

    ■ 榊一郎 ディスパレイト!コンプ 全二巻

    Vol 3166(2017-03-20)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十三回目
    「富士見と言えば担当はたなぽんさんですネ」
    「熱帯魚趣味も反映した作品ヨ」
    [榊一郎 23]
    「挿絵担当の増田メグミは女性向けラノベ仕事もあるんじゃノー」
    [2007 ディスパレイト!コンプ 全二巻]収容所の日々
    ・ 1
    軽小説屋呼称
    たなぽん担当。連載依頼に対しスケジュール過密を理由に榊さんは拒否
    たなぽんは人気取れない作品を連載する事には否定的
    榊さんはドラマガ連載作を男性向け・女性向けで分類。榊さん見解では捨てプリは女性向けだった
    榊さんは自分が男性向けは女性に人気が出ない可能性や、違いを出した結果失敗すると考えている。
    榊さんは女性読者に喜んでもらう企画を提案。たなぽんはBLと理解し、違う方向に踏み込み過ぎと否定的
    ネタに苦労しないからで趣味の熱帯魚のアイデアを使った。女性読者を意識した
    K編集長から他作との類似を指摘される。榊さんは納得していない
    榊さんからたなぽんに挿絵の印象の依頼を出した
    たなぽんとアシスタントの坂本未来にアイデア提供を頼んだ
    BGM/千里愛風(J-POP)
    ・ 2
    夜と霧を嫁さんが買ってきたので初めて読んだ。今まで読んでなかった事が恥ずかしかった
    理屈に合っていないという理由からポケモンの設定に榊さんは否定的。そこからアイデアを発展させた
    榊さんはエコロジスト傾向がある
    -
    今作は自分は面白かったので作風違う本編がかなり残念だった。榊さんの履歴的にはクラシカ〜にも繋がるが、たなぽん担当でも女性向けは続いてない
    .
    エコロジスト傾向など、世代で受けた教育により興味が決まる可能性ある。そこで自分も今作で扱われるネタはかなり興味ある
    夜と霧は今週あげる。同時に以前あげたアイヒマン裁判の本も読むと面白い。これ系ネタは詳しく調べてくと、先入観と違うケースがある
    以前に写真集をあげそこでも触れた。本で書かれた趣旨と違う紹介や、別件と絡めた利用などを日本でも見てる。調べてくと興味深い所ある

    [2015-03-06]
    ラノベ扱ってる加減から雑誌連載作の前段階で出版順で読んでく 榊一郎「ディスパレイト!コンプ」を読んだ
    これの一年前の作が35歳だが熱帯魚趣味やこの時点で夜と霧読んだ話、売れる傾向と女性受け狙った話とあとがきも興味深い
    そこで内容だが収容所モノの暗いグロ系話になるがこれが逆になかなか良い、続き前提で途中で終わるが女性受けだとグロも良いのねと感心
    .
    ラノベ扱ってる加減から 雑誌連載の方は明るめギャグらしいので落差も楽しみ 榊一郎「ディスパレイト!コンプ2」を読んだ
    これは内容の他にギャグを廃してる点でも徹底してる、異種生物を召喚あるいは人体実験の話だがこれも他作で要素として使われてる
    人物描写をとことん奥深くまで切り込むタイプでも無いが生物や民族の設定などは細かく作家らしさは出てる、これで女性向けで行けるのも驚く点

    ■ 榊一郎他 五代ゆう・榊一郎の小説指南

    Vol 3164(2017-03-13)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十二回目
    「文芸誌で連載されたものヨ」
    「ホビージャパンは模型のハウツー本も出してますネ」
    [榊一郎 22]
    「挿絵の槻城ゆう子は現在も漫画家として活動してるんじゃノー」
    [2007 五代ゆう榊一郎の小説指南]対談
    対談で量が多いのと思う所が多すぎるので割愛する。今回はこれ系に関連する本でも、まったく別の見方をしてる面白い物を扱う
    「結局の所、こういうのは使えるんですかネ」
    「わからないヨ」
    [暇なマンガ家が「マンガの描き方本」を読んで考えた「俺がベストセラーを出せない理由]
    「それを研究した本があるんじゃノー」
    .
    [暇なマンガ家が「マンガの描き方本」を読んで考えた「俺がベストセラーを出せない理由]まあ漫画も似た様なもんでしょでコレ。そういう本の蒐集をしてる
    こういうのはジャンルと系譜が出来上がってる。1920からあり、こんな人も出してたのかと驚く。榊さんの考えも、どこから影響受け、その影響の影響元もだいたいわかってる
    物は沢山集めるとパターンも見える。筆者曰く作家の精神みたいのが見えてくる。対談のみなもと太郎曰く、作家の精神みたいなものは薬にもなりません
    やなせたかしの本でも、教えた事を笑い飛ばせる様になりなさいとあるらしい。自分の見解だと単に成功した人の自己啓発本。ああいうのも系譜と影響はある
    .
    「追加調査で、愛しりそめも含めて読んだのヨ」
    「完結時に京極夏彦先生も寄稿をしてましたネ」
    [藤子不二雄A まんが道]
    「これは半フィクションなんじゃノー」
    [まんが道]上記の本でも明るいA先生の本は褒めてる。自分も既出意見や辛気臭い根性論読むなら、こっちの方が面白いと思う。段階に分け上手く扱ってる事も感心
    漫画としても面白いし、凄く上手に例も提示されてる。特に後半のテラさんの話はベテラン作家が陥り易い罠を扱ってる。後の他作家言動も含め、皮肉も効いてる
    自己啓発書も遡ってくと、教訓集等を経由し哲学・神学系の本に至る。発想法も有名な哲学者が起源だったりする。そういう人は科学の方法使って、思考展開してる

    [2015-03-18]
    ラノベ扱ってる加減から 対談でどうやって作ってるか解説してく内容になってる「五代ゆう・榊一郎の小説指南」を読んだ
    榊さん=理論派の印象なんで精神論重視してる所で見解が大きく変わってしまった、努力の人だとはわかってたが根性の人でもあるんだなぁと
    内容的には影響受けた作で妄想広げてくバカ話にも近いが創作の様子わかり書下ろしと企画書もある、三題噺で話広げてく所なんかはなるほどと

    ■ まかでみスペシャル(FBSP vol.2)

    Vol 3162(2017-03-06)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十一回目
    「エンターブレインから出たムックなのヨ」
    「日日日さんの狂乱ムックと同じ形式ですネ」
    [榊一郎 21]
    「ワシら神姫でお馴染みBLADEパパとの対談があるんじゃノー」
    .
    [2007 まかでみスペシャル(FBSP vol.2) (関連書籍)] 関連書籍
    -
    BLADEさんとの対談部
    榊さん認識ではストラグル・フィールドは暗いハードボイルド
    実験的に明るい物という企画で提出した。それに合った挿絵担当を編集部に依頼した
    ラフに書かれたアイデアを採用した。挿絵に細かい指定があった方が良い
    榊さんの説明は車や銃の名前を提示する方法。BLADEさんも知らない事があった
    パロディは今の世代はネットで調べてくれるから大丈夫の断言を受けてする様になった
    元ネタ探しは双方向になる事を望んでいた
    挿絵では毎回これで合っているかというより、こういうネタ(アイデア)はどうかという形で提出された
    特攻服のデザインはBLADEさんが検索をかけた作家の物を使用。榊さんの知り合いだった(浅井ラボ?)
    ごった煮の話なんで女の子はいろんなキャラを出して行こうとした
    榊さんはキャラ提出時になめんなと言われると思い戦々恐々している部分がある
    映画を作っている感覚がある。人から理論で萌えを書いていると言われる
    感覚で書いている部分もあるが、分析も入っている
    四巻が気にいっている。BLADEさんのラフを元に絵を書く事がある
    BLADEさんの漫画版からのキャラ使用は、面白い物を書いて貰ったなら使わせてもらった方が良い
    榊さんの発想ではシュタイン教授の様なキャラは出てこない
    意外性が良いと榊さんは考えている
    BLADEさんの好きなのはネコだと榊さんは指摘して、BLADEさんもそれに同意した
    自身の小説を目の前で朗読されるのは羞恥プレイと考えている。自身のコメディを他人が繰り返している様で辛い
    -
    作品解説と狂乱も含むエンターブレイン作品の記事。BLADEさんと榊さんの対談が写真付きで掲載。榊さんはサングラスのコスプレ姿
    イベントとかいく人は知ってるんだろうけど、自分はBLADEさんの姿知らないんでこういう人かーと。作風と合ってる姿で納得してしまった
    アシスタント制導入のきっかけは、この時期のBLADEさんとの交流が大きいと思う。榊さんがケモナー傾向を示してく過程資料にもなる
    .
    今書は櫂末高彰が映画決まって、写真付きでインタビュー載ってる。うちのサイトで以前扱いメモも挙げたが、再確認でミスして感想消滅させてた事発見。すまん
    今は修正した。また櫂末高彰自体も今も現役で良かった。この人も映画が凄い改変喰らったり、ヒット後は一巻終了多く苦戦してる。でも続けてる事こそが偉い
    上記櫂末高彰も含めた、まかでみの他作家短編も掲載。日日日のも後の単行本化で追加。BLADEさんに関しても今も当然現役で、今作は幸せな作品
    .
    日日日は萌えがわからないって言ってた時期がある。近作から愛着対象はそっちだったかと。萌えとは実際は何なのか自分なりに考えてみて、下記に書く

    [2015-03-30]
    ラノベ扱ってる加減から榊一郎関連 先に狂乱のFBSP読んでるが今回はまかでみ 「FBSP Vol2まかでみスペシャル」を読んだ
    日日日除く後の文庫収録の他作家短編の他ゲーム版の情報など、今回の目玉は著者近影も拝める榊さんとBLADEさんの対談 丸っこい絵でこの容姿は納得
    別記事として学校の怪談映画版はオリジナルと述べる近影もある櫂末高彰インタビューや、文学少女ラフ画・狂乱漫画・当時の反響わかるお便りなど興味深い

    ■ 榊一郎 模造王女騒動記フェイク・フェイク 全三巻

    Vol 3160(2017-02-27)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二十回目
    「ホビージャパンの二作目だヨ」
    「アシスタントを導入した作なんですネ」
    [榊一郎 20]
    「挿絵の藤田香は児童文学の青い鳥文庫でも挿絵なんじゃノー」
    [2007-2009 模造王女騒動記フェイク・フェイク 全三巻]電波系ロボ少女
    ・1
    軽小説屋呼称使用
    意図も偶然も無いがネタが連続した
    中里融司(作家、架空戦記・時代小説等。故人)の捨てプリから連想したアイデアが元。許可を貰って仕立て直した
    アニメの脚本作業を参考にアシスタントを導入した
    他人の思考を混ぜる事で自分とは違う風味を出したかった。過去の挿絵の経験から思いついた(まかでみBLADE漫画キャラ流用?)
    アシスタントの坂本未紀は元教え子。自分の方法論を学ばせたかった
    ネットで別人説が出た。最終的な原稿は書いていると主張した
    ライトノベルの可能性を探っていきたかった
    担当編集は不明だが、松岡編集長が企画を通した
    ・2
    HJ刊ノベルジャパンときゃらの!で連載された
    中里融司から疑問点を指摘され追加を加えた
    榊さん見解での市場調査と休暇の為に台湾にいった。飛行機内で校正を行った(翌年に台湾でポリフォニカサイン会)
    坂本未紀の他に日高真紅が制作進行に入った
    ・3
    シリーズ開始前にキャラの背景と世界設定を、榊さん見解でくどい程行う。結果、自縄自爆に陥りやすい自覚がある
    今作は基本設定以外は決めなかった。謎などの展開の仕掛けも作らなかった。読者の近さを目指し日常劇にした
    題名の意味が三巻にならないとわからないのは失敗だった。他作のパロディになるタイトルに榊さんは否定的
    榊さんが勘違いをして、ラスト三話分でスケジュールが破綻した。同時期に結石で入院し、連載を落とした
    今作も、坂本未紀と日高真紅がアシスタントとして入った
    -
    榊さんに関しては心理的に辛そうな部分もあると自分は見ている。薦められた作品への否定感や冷めた見解・それ以外の事項に関する見解も思う所ある
    同時に迷っている企画の件も、自分は別の意図を感じた。それが合っているかや、榊さん自体が自覚しているかや、意図してぼかしているか等は不明
    榊さんが度々見る書けなくなる夢は、何を見ても何も感じなくなる恐怖から来ているのかもしれない。それは無いし、あっても対策あり心配いらないとは思う
    -
    「古い写真が発見されてしまったのヨ」
    [うえお久光 悪魔のミカタ+666]
    「上記と挿絵の人が同じ作品なんですネ」
    「勿体ないから扱うんじゃノー」
    .
    [うえお久光 悪魔のミカタ+666]日付見ると2013年に自分は読んでたみたい。無印一巻を読んだ筈だが、メモ紛失してる事も発見してしまった
    日日日調べた以降は関係者の線で調べたから覚えてるが、今作はなんで読んだかもよく覚えてない。00年出身でSF系列の人からも絶賛された人
    榊さんの一年後輩で、今作も前述通り高い評価受けたが、現状は引退状態。青さんも呟いていたが、作家は成功や評価より続けてく方が難しいとわかる
    .
    「なんでパンツ姿なんダ!」
    「そんな昔の事を覚えてる訳ないんですネ」
    [水城正太郎 いちばんうしろの大魔王]
    「Hで良いと思うヨ」
    [水城正太郎 いちばんうしろの大魔王]HJ文庫つながりで成功した作品。表情パーツ目当てでねんぷち買い、元ネタ確認の為に読み面白かった作
    榊さんと一緒で富士見出身だが01で後輩。確認すると体調崩し引退状態。亡くなられる方もいて、それらを間近で見る榊さんがうつ傾向になるのも仕方ない
    ただ漫画業界など他分野も比較対象にすると、見当違いの疑いや解決法のヒントもある。正確でない認識には正負両方の面あり、なんとも言えない
    .
    消えていく人は多いが心身的な自滅も多いと思う。仏典には、苦しみ患いを避けようとしそちらへ走り、幸福を願い愚痴で敵の様にダメにするとある
    人により違いもあるので、経験上現状の考えが榊さんに合ってると思うならそれで良い。長期で活動してる漫画家等の他分野見解や体験も参考意見となりえる

    [2015-03-17]
    ラノベ扱ってる加減から中里融司からのアイデアを元に組み立てた別思考の捨てプリ 榊一郎・坂本未紀「模造王女騒動記フェイク・フェイク」を読んだ
    これはかなり特殊で前述の他にも他の人の意見がよく反映されてて短編方式はアニメの監督と会話したのが元になってる、また短編だと作るのも楽な事もわかる
    更にそこから弟子筋の人間に短編を一本書かせてたりもして実験してる作品、内容的にはロボ子の清々しいまでのドタバタでアウトブレイクCに繋がる所もある
    [2015-03-18]
    ラノベ扱ってる加減から 榊一郎・坂本未紀「模造王女騒動記フェイク・フェイク2」を読んだ
    繋ぎにあたる巻で短編方式という事もあって驚くほど軽い仕上がり、連載時は暗い話もあったが中里融司アイデアの文追加で明るくした話もある
    上記アイボっぽい分の話の他にも一般社会にいかに馴染むかの話などテーマ持たせたのもあるが基本的に明るい、こういうのも作れるんだなぁと
    .
    ラノベ扱ってる加減から 09年刊だかあとがきに結石で入院した話も出てくる榊一郎・坂本未紀「模造王女騒動記フェイク・フェイク3」を読んだ
    上記加減もあって坂本未紀担当分がかなりの分量占めるが悪くない、話の根幹にも関わる所でおそらく原案を渡して書かせたんじゃないかって気はする
    そこで内容面に踏み込むと設定自体をひっくり返す展開に持ち込んでる、全体で見ると軽さや目立たなかったキャラもあり佳作だが軽さや後の作の前段階要素はある

    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる 全二巻

    Vol 3158(2017-02-20)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十九回目
    「シリーズ展開した三作の合同短編なのヨ」
    「作家三人ですネ」
    [榊一郎 19]
    「薔薇マリのBUNBUNさんもこのシリーズは参加しとるんじゃノー」
    [2007 神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる 全二巻]短編集
    .
    ・1 榊一郎あとがき分のみ
    軽小説屋呼称
    東京・大阪を三日ごとに移動した。引っ越す様に周囲から言われたがお金が無いと断った
    榊さんの家に作家と編集が集まり、タイトルを決めた
    シェアワールド構想は無かった
    [他作家文補足]
    編集部が内容を指示したという形で伝わった
    大迫俊一のBUNBUNさん呼称はブンちゃん。数十行しか無い人物のラフイラストもちゃんと提出した
    編集部が内容に注文を出した
    発行スケジュールが異常だった
    榊さんが最後に原稿を提出した
    .
    ・2 榊一郎あとがき分のみ
    当時web日記を書いていた。メディアミックス作品付属の原稿仕事をしていて一年近く文庫を出せなかった
    時間単位の締め切りだった。終了後編集長からあとがきの原稿を依頼された
    大迫純一と編集長がテーマを決定し、榊さんは合意した
    [他作家文補足]
    刊行ペースが早過ぎて不満
    編集長が全作に共通のテーマを設けましょうと指示した
    -
    ちょうど榊さんも青さんの発言をRTしたという事で、今回はBUNBUNさんの話も出てくる。先週は青さんも多弁で面白い発言が多数あった
    で疑問なんだが、作家は干されると言う事はあるんだろうか。昔の話だが映画だと商業的に失敗や、会社と喧嘩になり監督が干される例がある
    日日日の作家仕事量は激減してる。浅井さんが裁判で角川→小学館と移籍になったが、小学館で成功してしまった日日日にも何かあったのか
    .
    うちで扱った七月隆文なんかも本来は打ち切り多かった作家。森田シーズン大先生も基本打ち切り多い。大樹連司は重版かかった途端に執筆自体を止めた
    また榊さん全力投球が80位、90年代神坂先生も角川では即終了が多かった事、七月隆文ヒット後の日日日シェア作は即終了と、名前が有名だろうと売上は関係無い
    榊さんでも青さんでも、企画自体に無理があったり、どう考えても練られてないまま出した勝算の無い物はあり、それは企画や制作段階での努力・検討不足ミスではと思う事ある
    .
    また青さんの損失の話から、作家個人でシェアワールドやスターシステムはもっと使えないのかという疑問や、編集も損失がわかるからこそ企画に慎重じゃ無いのかという意見も出る
    更に損失がわかっていないないなら、同じ名称使用も重要視する程の問題なのかや、タイトルに使ったマリア・ドロシー・サクラ・チャイカ・エリノア・A・小麦は既出や普遍的な名の意見も出る
    確かに成功作の名前再使用は駄目と思うが、特徴あって良いと思う単語でも、失敗した作品と言う事なら、やっぱりなにかしら問題があって作家側で改善すべき点もあるんじゃないかとも思う
    素人らしい素朴な意見になるが、自分で作った固有名詞をリストアップし、言語や発音等に関する本や研究を参考に基準を分析して明確化し、最終的にマニュアル化する等は駄目なんだろうか
    .
    後アイデアが湧くと言う事は、その時点で青さん自身がそのネタを使いこなせる可能性を秘めているという事とも思う。本当に向いてないなら、そのアイデア自体を思い浮かべられない筈
    つの丸やみなもと太郎など、競馬や歴史のネタを全然知らない段階から始め、勉強していく過程で伸び、最終的に代表作になった例もある。苦しいのは何故だったかを特定し、解決する必要ある
    補足しとくが、つの丸が天才では無く・みどりもそこそこなのは資料再検討でわかったが、みどりをやった時に勉強し、技術もあげて競馬の事もある程度しってる人になり、その結果成功したのは自慢出来る事
    またみなもと先生も仕事を減らそうとして、一時期干された様な状態になったが、その時も気にせず同人をした結果、今の連載に繋がったし、新しい事をしようとして萌えやコミケ開眼したのも多分今の青さんより年取ってから
    確かに合わない人とは距離とるべきだし、絵が最悪すぎる小説もある。でも自分の側の不手際や、思い込みに何かしらの誤認もあるんじゃないかなと考える事も必要なんじゃないと自分は思う
    .
    今回は青さんもそれは違うだろと思ったら言うと呟いたから、自分も書いた。でもやっぱり自分は榊さんには遠慮ある。榊さんは専門家でベテラン・自分は素人の立場だから、気付いた事や知ってる事を言うべきか迷う
    青さんも知ったふりの後悔を以前呟いてる。で、榊さんが挙げた問題の、理解されないに移るが、これも榊さん側の説明不足や、例や方法の提示が出来ていない等の失敗、そもそも榊さんがそれを実践してるのか等の疑問はある
    引き出しの多さと言うならハードSFは凄まじい物があるが榊さんは否定的だし、榊さんは他人からのアイデアを使う方法の方をよく実践してるし、新しい事をしたいのに自分の知ってる範囲の知識を参考にしようとしてる
    新しい事をするなら今まで知らなかった新しい事したり、考え方を変える必要ある筈。それに調べる方法を人に説明できないや、その事からわかる資料の要点をまとめられないは実作業でもあらゆる問題を引き起こしてる
    .
    説明不足のまま何かしろと言われたら、誰だって青さんの様にそれは違うだろや、なんであなたに決められなきゃならないんだ?と言う反応を返すと思う。一行空け等に関してもそう。これも変遷をもっと追うと色々ある
    榊さんは説明不足や方法の提示等の榊さん側の努力不足を、他人に責任転嫁し過ぎてる点があると思う。説明が不十分だと榊さん自身もよくわかってないのに、考えずに押し付けてると相手にとられかねない
    講師してるのに教育学の研究や方法への疎さを見せる時は迷う。例や榊さん自身の体験談を提示して、私にもわかりませんが避けた方が良いと思います、自分で決めて下さいとか言った方が良いんじゃないのだろうか
    .
    あとこれも気になったから書くが、ジェリーアンダーソンの方のGA作品は出す機会を失ったが自分はCG版サンダーバート扱った時に少し調べてて、榊さんは映像資料の前に調べられるネット・書籍資料は全て調べたのかなと
    CG版は日程が狂いまくり、二度とうちでNHK作は扱わないと決めた因縁ある作。NHK繋がりでクラシカロイドも言うが、シリーズ構成なのに今だ担当脚本一本とか、負の実績でも作りたかったのかと疑う所ある
    傍目に見て何なんだろうと言う仕事を提出した上で、売れる様にと願うのは色々手を尽くしてるとは言い難い。技術の研究してるという話も、知らない事が多すぎると本当にしてるのかや、本当に専門家なのかと疑問に思う時もある
    .
    榊さんにも以前にも怒られそうと言う原因で人から説明を受けられなかった事や、榊さん自身が理由がわからず役所に文句を言いに行き、説明され反省した一件あった筈。榊さん側に問題もないか検討する余地はあると思う
    根本として何を調べたい・やりたいかなどの問題の明確化は絶対必要。ちゃんと書いてくれないとわからない。理解されないの件みたいに、具体的に書かれると、他人も要点がわかるし、説明としても充分だし、資料も参照しやすくなる

    [2015-04-16]
    ラノベ扱ってる関連から 複数種類有るので短編も複数 榊一郎・大迫純一・高殿円・菊池俊彦「神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる1」を読んだ
    軽い内容ではあるんだが前日譚の話だったり精霊との恋愛の話だったりと種類はバラけてる、やっぱり種類が多すぎて知識ある事前提で難しい所はある
    色が混ざるのでマーブル、内容的にも他作家では悪に分類される様な話が正義だったりと実験してる様な話もあって作家の個性も出てるとは思う
    .
    ラノベ扱ってる関連から 前巻と違い今巻は温泉ネタで統一 榊一郎・大迫純一・高殿円「神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる2」を読んだ
    最初の話の精霊の村の話が最後の話で訪れる村に繋がってたりと工夫してる所もある作品、サービス作だが今回も前知識前提とした作りで難しい所はある
    榊さんのは異文化からの日本描写の意図してやった様な話、前巻に引き続き絵担当が薔薇マリのBUNBUNさんでしかもちびキャラとここらもちょっと驚いた部分

    ■ 榊一郎 プリンセスはお年頃! 全三巻

    Vol 3156(2017-02-13)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十八回目
    「ホビージャパンは模型誌ですよネ」
    「古くはTRPGもしてたし、脚本家の三条陸さんもここ出身なのヨ」
    [榊一郎 18]
    「挿絵の深山和香は今は妖怪アパート漫画版を担当しとるノー」
    .
    [2006-2007 プリンセスはお年頃! 全三巻]要人の旅
    ・ 1
    03(捨てプリアニメ開始時期頃)に他の作家仲間から評判の良い編集者が退社し、榊さんが仕事をしたかった事を告げる
    ホビージャパンがラノベの新レーベルを開始する。神野オキナ経由で仕事の依頼が来るがスケジュール都合で断る
    上記松岡編集長が原稿を依頼する。まだ本になってない原稿で良いから下さいと言われる
    榊さんは良いのかと思ったが、編集長は信用してるよで受け取って行った
    三年前の原稿。嫁さんが同人誌を作りたいから原稿を出せと言って用意した作品。それを全面改稿した
    八年前の原稿(1998)は榊さん見解では酷すぎた。楽と思って改稿をしたが前面書き直しになり、ゼロから書いた方が早かった
    原型は創作スタイルが固まった頃に書いていた。見直しで現在の作風に繋がる物も発見した
    結局書いてる途中に賞をもらったので未完になった。故に二巻中盤辺りから書下ろして三巻で完結させる予定を組んだ
    松岡編集長が依頼して、Sが担当した。担当が二人になった
    松岡編集長から今巻のテーマはおしりですという意見が出た
    BGM/Suara(アニソン/補足みどりのマキバオー大好きで是空とおる(アルファ・システム作漫画原作等)経由でつの丸サインを貰った)
    .
    ・ 2
    全文いじった結果一冊分の文量になった
    アニメ監督と話をして文量が増える事を褒められる。対して榊さんは構成能力が低い。(予測の)見切りが外れると自己分析する
    また榊さんは、小説は枠が緩く力を入れると伸びる、枠の中に収める方が職人的で凄みを感じると答えた
    また榊さんはアニメは単純にマンパワー(労働力・人的資源)が必要で、意見調整が大変だから難しいと考えた
    榊さんは小説は担当と挿絵担当との意見調整だけで、顔を合わせたり会話もなく終わる事が多いので気楽と考えた
    松岡編集長から今巻のテーマはおっぱいですという意見が出た
    他文庫の編集長(時期的にGA?)も表紙のテーマはおしりですという意見を出した
    BGM/ホテル外の車の音
    .
    ・ 3
    本作が別作品(捨てプリ?)のベースになった
    同人誌になる以前に同人サークルの会誌で連載していた。
    担当者の違う挿絵が三種類用意され全部同じイメージになったのを榊さんは興味深いと思った
    絵担当者には一切細かい注文をしなかった。ラフの絵は過程で見た
    -
    今作は榊さん単体を研究する上では割と重要作になる。物事は大抵順を追って発展する。初期段階を見ると長所短所が後より色濃く出る事も多い
    喜劇で始まり悲劇で終わる。個人の意見で言うと本作は完全に失敗している。しかしここが長所短所で、後の榊さんのバランスの良さに繋がっている
    .
    今回は更に注目点として予測が外れると言う自己診断がある。これは何故かで考え、榊さんの主観での見積もりや能力評価のズレが原因と推測する
    この時期の多忙は、仕事が無くなると言う強迫感からの過重な仕事の受注に単を発している。また今作に関しても楽な仕事の筈と言う予測で失敗している
    またHJとGAに関しては創刊で編集者が慣れていなかった事や、ポリフォニカは作業内容が弟子主体が変更になり相手の予定を狂わせてしまった可能性もある
    この時期の榊さんは、過重なストレスで精神的にも煮詰まり、正常な判断力を無くしていた事も考えられる。故に主観の偏りも普段より強くなっていた可能性は高い
    根本の仕事が無くなると言う強迫感や不安は現実に即した物かの再考・作業見積もりの余裕作り・他人の仕事には介入しすぎないが再発防止策になりえる
    またこの時期の榊さんの多忙は、自分のリミットがどこまでかや、ヒット後の生活変化など学ぶ点も多かった筈。他の人でも榊さんのした事を見るのは参考になると思う
    .
    また気になった点。ラノベ作家どうこう以前から日娯楽作は多産傾向ある。以前の戦前作品調査で娯楽作のラノベに近い内容や、挿絵有効活用でその事に気付いた
    後年で権威が付くとここらが忘れられてしまう。昔は文芸誌が元気良く連載と言う形での並行作業があった事や、そもそも手書きだったと言う事も注目すべき点と思う
    その一方で榊さんが指摘してる途中終了の作や、今では話にならない程酷い作が多かった事も考慮いる。だが現状の作も後年になると、多分酷いと言う評価を受ける筈
    .
    賞なんかもあるが、結局の所まず商業的に大成功しないとそういうのは貰えない筈。ちょっとしか作らない作家や、売れてないのに賞を貰ってる場合は選考に何かある
    ラノベ作家が評価を求める背景が何かも興味ある点。同時に批判があるのならそれは誰で、何故かも調べる必要ある。同時に訴えが正当なのかも再確認の必要ある
    ラノベやそれに近い作品・あるいは娯楽出身で、有名な文学賞や賞名となった作家も多数いるが、それらをどういう扱いとして見てるのかも興味ある。単なる嫉妬なら毒
    実際問題として賞を貰うと、それを重荷に感じたり、文筆以外の仕事が増えたり、広告塔的に利用される場合もあると思う。そういうの目指してるのなら、別にそれでも良い
    .
    今回は追加調査でつの丸の名前も出てビックリ。ドバイ行く前に貰ったと当人ブログに記事ある。格闘技関連はともかく、めめなんかも含めて地味に繋がり広いのねえと

    [2015-03-17]
    ラノベ扱ってる加減から デビュー前の未完原稿を加筆 最終巻で失敗を認める重要作 榊一郎「プリンセスはお年頃! 1」を読んだ
    全編加筆しているが、捨てプリに近い設定を持ち娯楽作ノリの筈が最終的にミカヅチの様な重い話になり宗教やグロなど後の要素も持つ興味深い一本
    この巻では登場人物たちの出会いが中心でギャグはあるが人物掘り下げの薄さは目立つ、価値観の固定された少女や楽器使う魔法使いも見所
    .
    ラノベ扱ってる加減から 加筆分と書下ろしで構成の筈が全編加筆で一巻分の量になった作 榊一郎「プリンセスはお年頃! 2」を読んだ
    キャラや設定の掘り下げが加筆した所ではないかと思わせる、旅をさせる筈が早くも対立や宗教絡む話になったりと最初の作りの粗さが出てしまってる
    お風呂のサービス場面が少し浮いてて元々の原稿なんじゃないかと思わせる、人工的に作られた生物の話は後のチャイカ等連想させる所もある
    .
    ラノベ扱ってる加減から これが丸々書下ろしとなる 榊一郎「プリンセスはお年頃! 3」を読んだ
    昔の自分の組み立てた楽しくなる筈の話の設定を書き直した結末がエログロに近くなるのは、この人の変化や苦手が継承されてしまった事も考えさせる
    全体で見た時に後の作と異なり散漫な部分の多さは目立つ、しかし逆に言えばそれだけの要素を最初から持ってた訳で成長がわかる面白い一本となった

    ■ 榊一郎 神曲奏界ポリフォニカ 全十二巻

    Vol 3154(2017-02-06)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十七回目
    「元々はゲームから始まったのヨ」
    「他作家やメディアと広がっていったんですネ」
    [榊一郎 17]
    「GA文庫を代表するシリーズなんじゃノー」
    .
    [2006-2013 神曲奏界ポリフォニカ 全十二巻]音楽で生物を召還する世界
    ・ 1
    軽小説屋呼称
    本来は榊さんが書く予定では無かった
    各地に迷惑をかけて解決する為に自分で書く事にした。スケジュール破綻を防ぐ為に他人の手を色々借りた
    担当はK村(編集長)。榊さんは我がままを色々と言った
    シリーズの展開で変則的と実験的な事を行なった。
    設定とキャラの部分に大迫純一(2005/08のあとがきでも名前)が関与した。榊さんへの紹介は日高真紅がした
    BGM/悪魔くん90年代アニメ版OP(嫁さんが聴いていた)
    .
    ・ 2
    制作スケジュールがタイト。榊さんはスケジュール表を見せて「いくらなんでも無理です」といった
    担当K村編集長は「うちとしては半年以上続刊が出ないと困るんですよね」と説得した
    本来はゲーム用の企画として出した三本の内の一つだった
    最終的には登録をすれば誰でも出せる作品にしたかった
    BGM/angela(J-pop)
    .
    ・ 3
    担当K村編集長から最初のタイトル案がSMを連想させるので反対された
    元々はシェアワールド構想は無かった。最初は独立した世界として書いていた
    共同作業でアイデアが湧きやすい事を発明する。電話で日高真紅と打ち合わせをした
    BGM/ホテルのニュース番組(06/08冥王星除外・飛行機事故・小泉靖国参拝など)
    .
    ・ 4
    挿絵担当者との会話からアイデアを得た。担当K村編集長は制服の意見にスチュワーデスを上げた
    アニメ化が決定する
    .
    ・ 5
    秋から梅雨時期まで延々と本シリーズだけに集中した。アニメ脚本・ゲーム特典小説・辞典
    最初のゲーム版を元に加筆修正した。予定は無かったが要望が多く執筆した
    ゲーム版の原稿は必要量の半分しか無かった。それで出す事を担当K村編集長は駄目と言った
    最初のゲーム版は弟子との共同執筆だった。設定校訂を日高真紅がしている
    店舗によって表紙が違う販促をした
    .
    ・ 6
    構成に問題があり担当K村編集長と相談し書き直し。準備稿→600枚→1000枚二巻組と変遷
    名前に他で使った物があり変更。テーマが本来の学園物になった
    .
    ・ 7
    刊行時期が公式刊行予定より一カ月遅れ。二カ月遅れる可能性もあった。価格も700円は高いと言う見解
    十年目。台湾で初めてサイン会。担当K村編集長と同行。二百五十個で作りすぎと相談した抱き枕は完売
    .
    ・ 8
    アニメ版DVDの特典の短編収録作。アニメ版は小説版と同展開が出来ず設定に矛盾が発生した
    榊さんは設定の不都合を演出の為と解釈する場合が多い
    アニメ版の設定に準拠させる為に改稿だけでは不可能で、書下ろしを追加した
    .
    ・ 9
    予定の破綻から刊行時期に間が空いた
    大迫純一が亡くなった。大迫純一の最終チェックが不可能になり、迂闊に弄りたくない事から、大迫純一設定取り入れは控えた
    刊行ペースを上げたい
    .
    ・ 10
    ゲーム版の企画に榊さんは関与している
    最初はシェアワールド構想は無く、原稿が上がる度に設定考証の日高真紅が頭を抱えた
    .
    ・ 11
    刊行が遅れた。榊さん以外の事情も発生した
    ゲーム最初のダウンロード販売の時は悲しい程売れなかった。支払方法に問題があったという見解
    .
    ・ 12
    最初の企画時はこんなに長く続くと想定していなかった。GA文庫自体が無かった
    想定してなかった展開を色々とする結果になった
    ゲーム版の企画は2004/10/02から、水野良(作家ロードス島戦記等)経由で、ノベルゲームのシナリオを書かないかと言う打電があった
    弟子とチームでする仕事として受けた。弟子主導で企画書を作成し、監修のみを行なった
    一本もソロで書いた仕事が無いのはまずいと思い、ゲーム会社の社長が来る日に一日で企画書を組んだ。社長は四本の企画を持ち帰った
    ゲーム会社の社内会議で榊さんの企画の受けが良く、結果的に榊さんの企画でゲームを作る事になった
    企画を立てる時は勢いも大事と学んだ
    メインライターの予定だった子が突然廃業した。週で東京と大阪を往復した
    -
    ポリフォニカに関しては厄介。参加した人が多いので榊さん単体の成果と言うのは難しいとも思う。再チェックで方法と結果が逆になった事例も多数発見し驚いてる
    学生時代に集団作業の映画が無理で作家になった筈がその方面で才能が開花したり、共同設定でネタが出る事に喜んでたら使えなくなったり逆に苦労したり
    企画を重視してる筈の榊さんの実際のヒット作はそれほど煮詰めた企画でなかったり、予定通りを好むのに予定外が増えた仕事の方が大成功したりと色々
    .
    榊さんの技術論に関しても、実際の成果と榊さんの理想との間にズレが発生していると自分は思ってる。ここらのズレの正確な把握は実際の研究に繋がる筈
    シリアス志願と実際の成果に関しても同様。長年やりたくて過去に実績もある人の全力投球が80位・別サイトでは当日193/500位・初週ランク外は流石に難しい
    今回の調査では最初に書いた様に冷静と公正を目標にする。本人の自己見解とは違う、実際で正確に近いデータを突き止めた方が榊さん自身の研究にも役立つと思う
    .
    正確な判定は難しいが、榊さんが自己申告通り理論のSF系と仮定しても、実際はSFとファンタジーの両方を作り、成功例はファンタジーが多い事も挙げとく
    他にも興味ある点で、榊さんの成功作の企画例は、私信・勢い・ベタ・他人の指摘・向かないと思ってるジャンルへの疑問等で予定外の成功も多い。ここらも考える必要ある
    一応書いとくが、この評価は自分の主観が入るし、現時点での物だし、あくまで榊さん限定だから、一般性も完全な正確性も無い。単なる一見解の仮説で重視の必要性は無い

    [2015-03-05]
    ラノベ扱ってる加減から 原作ゲームが存在しそこからのスピンアウト物となる 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ」を読んだ
    シリーズが続いた作品なので期待した部分も多く肩すかしの部分も多少はあった、しかしながらバトル物の表層を背負った社会人ものとして読める
    メインの部分はやはりバトルで音楽でキャラを召喚して戦い問題解決する形の話とわかりやすい所ある、肝の部分の失敗と経験の部分は面白かった
    [2015-04-15]
    ラノベ扱ってる関連から このシリーズは巻数表記でなくわかり難く以後のこの表記でいく 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ロマンティック〜 (2)」を読んだ
    女の子を探しておくれの依頼で始まる最後にアクションのあるミステリー物といった所、ゲームが前提にあるので読み難いなーと思う点も多少ある
    決着をつけないとイカン関係でバトルでのキャラも相当強く設定されてるが、ゲーム版とも共通するゲストの子の心情とテーマなんかの部分は良い
    .
    ラノベ扱ってる関連から元々はシェアワールド化は想定してなかったとある 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ スパーティング〜 (3)」を読んだ
    この時点で他作家の作品も刊行されててこの世界観でシェア化されたのは面白いなと思う、他作家の分も一部読む予定だがまずは榊さんの分から
    これは上下巻の構成になってて依頼と一旦の防衛の時点まで、先の巻と同じく他作家作品の分のキャラも出て来るのでそこの部分は初見だと少し読み難い
    .
    ラノベ扱ってる関連から 前巻からの続きでヒロインの子が成長しっぱなしの巻 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ストラグル〜 (4)」を読んだ
    ずっと看病してる場面なんかは印象に残る、小さく愛嬌あるキャラが合体して戦う場面なんかは捨てプリ継承してるなとかこの作家は牢の描写など他作共通点ある
    謎解きの加減でキャラが強く設定されてるので敵も強め、元のゲームが学園の話なんで制服のデザインの話などまだ方向性に迷ってると思う所はある
    .
    ラノベ扱ってる関連から 時空列が特殊な並びなんでこれはゲーム版と同じ過去の話 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ビギニング〜(5)」を読んだ
    Sの1巻の方を都合で先に読んでるがそれとはまた別の作りで双子の姉妹の出番なんかも多い作り、小説はメインキャラの描写は少なかったのでやっと分かる
    契約の過程の話だがS1巻みたくは掘り下げてないので全体から俯瞰する様な作りだなと思う、アニメ化が前巻で決まりそれ絡みの仕事増えた07/4〜5ごろの刊
    [2015-04-16]
    ラノベ扱ってる関連から 本来は一巻の筈が異常に手間取ったとある上下巻 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ジェラス〜(6)」を読んだ
    学園・モチベーション・復讐・謎解き・憎悪他色々と、悪く言えば散らかってる良く言えば内容が多いともいえる出来になってる
    榊さんが難航するのはキャラの感情移入の部分やテーマが自分の思う所と矛盾をはらむなど色々あるが、そこで悩むのは真剣に話作ってるんだなぁと
    .
    ラノベ扱ってる関連から 前巻からの続きで上下巻で900P近い量になってる 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ エンディング〜(7)」を読んだ
    前巻からの謎解きの話で自在に精霊を操るあるいは暴走させる曲の話で、そこから自動的に思想の話やテロの話など重たい内容にも繋がってくる
    お馬の精霊なんかが出てくるのも興味深いが前巻からのメガネっ子の復讐動機が本当はと決着つける内容、今作自体が要素多くそこらも迷う要因かなと
    [2015-04-23]
    ラノベ扱ってる関連から 貸出で間を空けたが刊行も他作入り乱れてる 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ チェイシング〜(8)」を読んだ
    アニメが間をおいて二本制作されてて一本目の特典小説も含めた短編集、あとがきにもある様に設定が入り乱れてて混乱を始めてる
    単品でキャラだけで見るなら軽く読めるのでここら気にするのもこの人らしい、ただやっぱり全体に描写・消化不足な感はある
    .
    ラノベ扱ってる関連から ここに来てキャラ追加で見た目に反して賛否われそうな性別 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ノスタルジック〜(9)」を読んだ
    刊行が継続しつつも単発的になってしまってその間に黒を刊行してた大迫純一が亡くなられてる、新キャラの話でそれ中心になるので読み易い所はある
    テロだ人身売買だなど内容的にも榊さんらしいが以後は更に他作との共通項も見られる様になってくる、あとTRPGのキャラも今巻から登場
    .
    ラノベ扱ってる関連から ポリ赤は終了に向かうが更に展開は続く 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ルックバック〜(10)」を読んだ
    終盤になって登場する話をまとめるキャラ、他作からのリンクもあるかもだがこのシリーズはあまりにも膨大になりすぎて混乱する場面が多かった
    新キャラ多数に加え過去のキャラも次々登場していくが忘れてる部分も多く難しい、ただ筋自体は読み易くテロで過去からの陰謀の榊さんらしい話
    .
    ラノベ扱ってる関連から あとがきから当初のダウンロード販売は売れなかった事がわかる 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ディサイディング〜(11)」を読んだ
    契約の話がこれ以後重要視されていくが、敵の過去の話も含め捨てプリ終盤展開との類似を見いだせて自分の中でやっと掴めた感じ
    学校の話他榊さんの要素がいろいろと反映された作品であるが同時にキャラや設定も膨大化して、内容とは別に難しいシリーズと思いながら読んでた
    .
    ラノベ扱ってる関連から 13年刊でポリ赤はこれで終了 榊一郎「神曲奏界ポリフォニカ ファイナライジング〜(12)」を読んだ
    展開的には新技術の投入や操られる主人公と見せ場の多かった終盤も終了、榊さんの代表作の一つではあるが長く読む順番も含め難しかった
    キャラが最初に設定されてそこから広げてく話だったので安定感は終始高かかった、他作とのリンクが作家目当てで読むには凄く難関だったなぁと

    ■ 榊一郎 クラック・ハウンド 全一巻

    Vol 3152(2017-01-30)
    [青さんがネットでANGEL+DIVE公開]以前も扱ったが本作は未完に終わってる作品。ただ薔薇マリ世界と関連がある作品でもあるらしい
    呟きから察するに修正+追加で完結させる予定もあるのかも。期待しすぎてしまうと、自分にも青さんにも毒なんで複雑な気分の所はある
    大ざっぱに言い切ると能力者バトルと言えるが、心理的な部分にも重点が置かれてて、前半は主人公サイド、後半は敵サイドと視点が変わる
    .
    見る側の立ち位置も難しい。再録も含むならコメント出しようが無い。人により感想違うのは当たり前で、面白いと思えばつまらないと思う事もあり遠慮も出る
    究極まで突き詰めると他の作家や作品探せや、同人作れとかになっちゃう。本作は面白いが、広大で先が見えないという事もあるし、複雑な部分多い
    また主観により面白いは確かに変わるが、創作者の中にはそれを言い訳に持ち出す者もいる。失敗は失敗だし、多数に支持される物はやっぱり工夫ある
    -
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十六回目
    「これは徳間書店刊なのヨ」
    「一般書籍に近いんですネ」
    [榊一郎 16]
    「あとがきも無しなんじゃノー」
    [2005 クラック・ハウンド 全一巻]特殊部隊モノ
    .
    「榊さんが中学生の頃に夢中になった本だヨ」
    「タイトルは別作、更に聖書からの引用なんですネ」
    [1958大薮春彦 野獣死すべし/1938+50+53世界ミステリ全集 8]
    「松田優作の映画も有名なんじゃノー」
    .
    [1958大薮春彦 野獣死すべし/1938+50+53世界ミステリ全集 8]今回の追加資料。発表時期に注目で、昔は良かった疑問視の資料にもなる
    上記榊さん作初見の印象は、榊さんは弁護士目指してたので犯罪関係に興味あるんだろうな。影響受けた作読んだ後は、真似したかったのかに変わる
    大薮春彦は昔の作品なので今の感想は機嫌を損ねる物になってしまうかもしれない。だが率直な意見としては中二病、もっと高尚に言うと実存主義
    榊さんの銃趣味も理解しかねる所があったが、今作読むと影響がわかる。魔法の詠唱なんかに近く、その部分が榊さんを引きつけたのかなと
    あるいは榊さんが予定が狂う事を嫌ってそうな事から、物事が規則通りに動く様が興味に繋がるのかなとも。村上克司なんかも合理的だとジープを好む
    .
    榊さんのシリアスをやりたいは、作品に反映されてない部分も多い。具体的には大人を対象とした分野への未進出や、それ系本場のミステリーに対する諦めなど
    またハードボイルドの定義の話になるが、その部分でも榊さんは最後をハッピーにしてしまったり、主人公を殺すレベルで満足したり、心理考察に鈍さもある
    榊さんが興味を持ったのは上記作の表面の部分に近いと思う。もちろんその部分も魅力はあるし、その為にライトノベルをやってるのなら問題は無い
    .
    以前も書いたが、自分は現状の榊さんはシリアス・文芸は向いてないと思う。大人向け作品で他に成功例が無数あり、各種賞も存在する以上、客層が無いからは苦しい
    あくまで現状での推察であって、この先に榊さんが覚醒して、その分野で大成功する可能性がまったく無い訳では無い。榊さんが本心ではどうしたいかが難しい
    あと一点気になった点で、作家が締め切りを守らず編集がストレスで体を壊す例がある事も書いとく。榊さんも自分の都合で締め切りを伸ばしてもらう事例を度々起こしてた筈
    .
    フォローしとくが上記の榊さんの鈍さは弱点では無い。対象が十代の娯楽作である以上、文学する必要は無いし、娯楽の隠し味にシリアスも使うと言う立ち位置なら全然長所
    人間は定型・ステレオタイプ化するとわかりやすくなる。ここも難しく榊さんは作品での必要上、仕方なく人間をわかりやすく表現してるのか、本心でそう思ってるのかわからない
    つの丸は真逆でわかりやすくしとけば良いのに、リアルだけど勘弁してくれな言動や展開を取らせる事ある。どっちに振っても長所短所はあり、どっちが優れてるとかでは無い
    また漢字の考察から時代小説に興味はあったのかも気になる。昔の娯楽時代小説は結構そういうの多い。小池先生はそこらから影響受けてる筈と自分は睨んでる

    [2015-03-15]
    ラノベ扱ってる加減から あとがきは無いが05年の一巻完結書下ろしとなる 榊一郎「クラック・ハウンド」を読んだ
    黒い方の榊さんで麻薬犯罪による怪人化を追う特殊チームの活躍を描いた話、テーマ的な部分で若い風俗嬢の描写は面白かった
    一巻完結という事でいろいろほったらかしにして終了した様な所もあり昔のOVA見てる様、武器知識など榊さんらしさは良く出てる

    ■ 榊一郎 ストレイト・ジャケット フラグメント 全三巻

    Vol 3150(2017-01-23)
    青さんが特典の話してたけど、商品じゃ無いから見せるのは嫌とも思うが、自分は小説の第一稿とか見てみたいと思う時ある
    .
    TV番組だと第一稿の概要とかムックで解説する時ある。小説で編集前の映画をノベライズにした物もある。変更過程がわかる
    著名な文豪だと改版前の版や、作品制作時のメモが残ってる場合ある。戯曲で再上演時に改良し、その前後が比較できる物もある
    没になった設定とか削った部分とか追加した項目とか、作品単体に対する比較対象になり、メイキング的にもなって面白そうと思う
    .
    後パンチの話は驚き。だが年齢や時代を考えるとなんとなくわかる。以前呟いた学生時代に突然襲われた理由はそれと違うんじゃないかとも
    -
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十五回目
    「これは雑誌連載分なのヨ」
    「単行本デザインが変更になってますネ」
    [榊一郎 15]
    「担当者の絵柄変化もずっと見てくとわかるノー」
    [2004-2009 ストレイト・ジャケット フラグメント 全三巻] 短編集
    ネットで公開も出来るが、富士見だけは今もラノベ専門文芸誌を出し続けてるのは偉い。20C初頭にもあり伝統ある分野
    .
    ・1
    軽小説屋呼称使用
    妹萌えに関する流行の把握不足の自覚と確認
    雑誌増刊分の加筆。書下ろし分は実作業の遂行結果の果て、一日で作成
    どの時空列に位置しますかの質問が出た。本編との時空列に関しては特に設定無し
    企画時には短編は想定していなかった。温存していた妹設定を使用した
    連載は当初は不可能と考えていたが、やったら出来た。動機付けの調節が難しかった
    漫画版の依頼は白泉社の方から来た。西川秀明が担当。依頼者はヤングアニマルの編集T
    あかほりさとるが口添えして漫画版の企画を出した
    BGM/電奏楽団(アニメ・ゲーム音楽)
    .
    ・2
    アニメ三本同時進行は無茶だった。制作会社都合でスケジュール調整が自分で出来なかった
    06の夏から本作のアニメ企画が進行し、脚本とシリーズ構成の仕事をした
    今作はTVの放送規定に引っかかると考えている
    究極的に絶望した人間は無気力になると考えている
    歩いている時にアイデアが湧いたのを電波を受信したと考えている
    意味不明のアイデアは没にした
    .
    ・3
    間が空いた
    BGM/JAM Project(アニソン)
    .
    上記の専門誌とも関連するが榊さん上達で定期連載+ライブでの反映も考えるべき点と思う。青さんもこの条件を一部満たしていた
    日日日なんかも新聞連載で面白そうだから受けた仕事あった筈。常設で発表機会あるのは、やる気維持に一役買うのかもしれない
    パーティーの話もよくするが榊さん関係者で明確に会社と対立した人で浅井さん。おそらく予定外の事が榊さんには辛いのと違うかなと
    -
    「前回から更に補足するヨ」
    「昭和とありますが大正や明治も含みますネ」
    [乱歩の時代 昭和エロ・グロ・ナンセンス(別冊太陽) 94]
    「当時は新聞も瓦版の延長なんじゃヨ」
    .
    [乱歩の時代 昭和エロ・グロ・ナンセンス(別冊太陽) 94]別冊太陽の妖怪の本は今も妖怪関連資料の参照文献としてよく挙がる
    ずっと挙げてる町子先生とも絡むが、後世の歴史は悪かった点や隠したい点を書き換える場合もあり、事実調査が難しい
    .
    「荒俣先生の作品でお馴染みの、元祖和製人造人間ですネ」
    「黄門さまのパパが発明の説明も、今は通じにくいのヨ」
    [乱歩の時代 昭和エロ・グロ・ナンセンス(別冊太陽) 94_2]
    「こっちはRURより一年早い1919のロボット映画じゃ。日本訳は人間タンクなんじゃノー」
    .
    図版とコラムで構成。エログロ含む。前回挙げたヤプーのアイデアが実際の事件だったり、有名作家の先進的な作品の解説もある
    乱歩先生に関しては言うまでもないし、その流れから発展し続けた事や、日本文芸におけるエログロナンセンスの根深さがわかる
    もっと辿って江戸まで行ってもわかる。更に遡れば中華。もっと遡ると仏典の地獄描写。現実がそういう物なんだから隠しようが無い
    .
    「こんな資料も調べてみたヨ」
    「榊先生が影響を受けた作家さんですネ」
    [菊地秀行 魔界シネマ館]
    「80年代はスプラッタホラーブームなんじゃノー」
    .
    [菊地秀行 魔界シネマ館]朝日ソノラマで活動してたので初出が宇宙船でなるほどとなる。当時は今みたいに気軽に過去資料見れない時代
    当時の雰囲気でジョジョの荒木先生趣味と比較しても良い。著名人のホラー評は他にもあり、その流れの一つと見れて、継承もある
    榊さんとつの丸がほぼ同世代だが、映画の影響で若い頃どんなの見てたかの資料。当時の感想でゾンビと吸血鬼を関連付けてたり興味深い

    各巻メモはストジャの項参照

    ■ 榊一郎 イコノクラスト! 全十巻

    Vol 3148(2017-01-16)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十四回目
    「これは旧版ですネ」
    「旧版ではロボの詳細を見せた口絵もあるのヨ」
    [榊一郎 14]
    「旧版挿絵はokamaさん。神姫の種型・花型デサインの他、ヱヴァ等のアニメ参加でも有名じゃノー」
    .
    [2004-2008 イコノクラスト! 全十巻]異世界ロボット物
    今回は榊さんが言う所の、ダーク系がやりたいの最も試金石になる作品。作る上での心境変化やサービスをどう捉えてるかも注目
    .
    ・ 1
    次回予告と設定が付属
    軽小説屋呼称使用
    所在地情報のほのめかし
    年度後半に仕事が半減すると言う不安からの出版社への電話とメールを使った営業活動(2004/01頃)
    家のリフォーム、趣味の熱帯魚、税金の増加からの貧困妄想
    メディアファクトリーのM編集長が、直接大阪に打ち合わせに来た
    営業活動の三日後にプロット(企画書)提出と打ち合わせが成立。フットワークの軽さに対する榊さんの高評価
    MFのフェアが7-9月でその時期に刊行したい要請、また年四冊を理想との希望
    打ち合わせ時点で半年先までの予定が埋まっていた。年四冊の提案は榊さん側が拒否
    専門学校の講師で東京に行く事から顔合わせと打ち合わせの調整要請。それに対し無言の圧力と追い詰められているとの感想
    作業状況の悪化から、専門学校の生徒(照下土竜)に連絡。手伝えという形で設定の協力を頼む
    あちこちに迷惑をかけたと言う反省と、上記まではフィクションですという断り
    昔からロボットアニメを見ていた。やりたかった。例として挙げた物はサンライズと葦プロ、タツノコ作品。TVを見ていたとの記憶
    制限をとってやりたい事をやりたい様にやると宣言
    <新装版での追加>
    絵担当者の変更。お互いの仕事の増加の為、スケジュール調整が不可能になった
    M編集長自ら電話で連絡。出版社側では絵に不満は無いが、統一性にかけると言う意見。販売分を差し替えの意見
    絵の費用が二重になる。採算がとり難い。統一感は重要との意見から新装版を販売
    .
    ・ 2
    M編集長はヒゲが生えている
    榊さん側から作品が途中で打ち切りになると読者に失礼と思うので、どのくらいで打ち切りになるか教えて欲しいの意見
    榊さん側から重版がかからなかった、発行部数が四桁部を切る、ファンレターが何通未満だと打ちきられるかの問い
    榊さん側から原稿が一桁ヶ月以上あがらなかったら、三巻超えても濡れ場が無い、年配キャラが増えたら切られるかの問い
    それに対してM編集長から、打ち切らない。後ろ向きな事を考えて書いてもらう必要は無い。締め切りは守って欲しいの解答
    上記に関しては冗談も含んでいるという断り
    締め切りを破った。時間が無かった
    新シリーズ三巻目までは怖い。売れているのかわからない。何冊で完結できるかがわからない等
    十巻の予定で企画を組んだ
    外道な設定をすらすらと思い付く事に、自身が荒んでいるとの見解
    照下土竜が設定に協力。当時22歳。第5回小松左京賞最終候補。第6回日本SF新人賞。刊行作は一冊のみ
    .
    ・ 3
    猫カフェで照下土竜と打ち合わせ。この時点でデビュー
    先輩作家の小説なんてどれだけ主人公を追いつめて酷い目に合わせるかだよねという意見を参考にした
    主人公を酷い目にあわせる事を目的とする
    BGM/管野よう子(映画音楽等)
    .
    ・ 4
    自身のスケジュールや環境で、毎度迷惑をかけている
    .
    ・ 5
    編集長から読んでいて辛い部分が多いとの意見。それに対して恋愛要素をいれた方が良いのかと言う榊さんの見解
    編集長から番外編を別でしてはどうかという意見
    それに対し女の子がいればロボがいなくても良い。漫画版なら雰囲気がずれても良いと言う榊さんの見解
    編集長は榊さんを先生の呼称で呼ぶ
    BGM/天門(ゲーム音楽)
    .
    ・ 6
    担当がKに変更
    キャラを早く退場させるべきではなかったとの榊さん見解
    表紙はセクシーでの榊さん提案に対し、担当のヒロインを一巡させては意見。
    榊さんは抵抗し新キャラを出す、地味にしないと説得。企画段階から考えていた展開
    エロ展開を書く事に対し、良いのだろうかと言う榊さんの見解。考える事自体は面白い
    .
    ・ 7
    刊行までに一年がかかった。本文より先に表紙が上がってきた
    病院で血液採取中に倒れる。血管迷走神経反射(精神的な事が原因で倒れる病気)
    脱糞に対する抵抗
    初期設定に無い要素を追加した。他の作品ではしない。させられないと考えている
    担当Kはかのこんの担当者
    .
    ・ 8
    スケジュールが更に悪化する
    肘を壊す。医師から脊柱に曲りが無いので炎症を起こしやすいと言う診断を受ける
    企画は最初から練っていたが手こずった
    最初に殺した人間が自分の描くヒロインの定型になっているという見解。復活させれば良かったの感想
    濡れ場を書く事に照れの形での抵抗がある
    刊行時にエヴァのパクリ、今更異世界召還物という意見があった
    重版は小規模
    榊さんはライトノベル不況、出版業界不況が自分の売り上げの伸びない原因と考えている節がある
    .
    ・ 9
    自分の好きなキャラが表紙になった事を喜んでいる
    自分に珍しい大河小説風の作品になったと思っている。他人の小説を読んでいる様
    照下土竜に関して設定補助という役職
    読者からのキャラに対する意見を気にしている
    .
    ・ 10
    デビュー十年目
    担当はM編集長(1-2?)、H(3-4?)、K(6-10)と変遷している
    設定一部及び各種作業手順に照下土竜。スタッフのK。連絡および調整役に日高真紅。参加している
    余計なオチをつけて身内からも賛否が割れた。読者はこういうのが好きと榊さんは考えている
    -
    「発表は1956年頃からなのヨ」
    「その後書き足し有り、1/12の小人サンも出ますよネ」
    [沼 正三 家畜人ヤプー]
    「お主ら何サラッと奇書を紹介しとるかノー」
    .
    [沼 正三 家畜人ヤプー]どうせダーク系を扱うのなら、良い機会だしその極限に近い物を比較対象として出してみる事にした
    紹介はするがR18グロ含むんで注意。ちゃんと読んだのは今回初。超先進的でびっくりした。設定一本勝負とも言える作品
    仮面ライダーの平山Pに改造人間のアイデアはエロ本からと言う発言あった筈だが、どうもこれじゃないかなと睨んでる
    .
    「これも歴史に残る作品ですネ」
    「存命中にTVに嫁さんと出てるのも見た事あるヨ」
    [団 鬼六 花と蛇]
    「今週は何なんじゃ、何かのプレイなのかノー」
    [団 鬼六 花と蛇]図書館に途中の巻なく数冊分は未読。初めて完全版を出したのが榊さんのホームとも言える富士見書房なのもメモ
    上記ヤプーと共に今の鬼畜系の元ネタを網羅してる。ただこれが初では無く、日本文化には長く遡れるエロ・グロ・ナンセンスの系譜がある
    両者ともかなり覚悟の上で自分を曝け出している。作品的に見ると両者は欠陥もあるが、正直であるし人間とは何かに深く踏み込んでいる
    .
    前にぱんさんが人間は正悪を備えているという趣旨の呟きをしてた。自分もそれに思う所があったので、今回これらの本も調査した
    木曜の書籍では自分がちゃんと調べるのを理由つけて避けてた資料から写真集を少し挙げる。前回の遺骨の話と共に、必要と感じたから調べた
    ダーク系をやると言うのは相当に覚悟もいるし、自分を晒け出す勇気もいる。現段階では榊さんはまだそれを怖れて避けていると自分は思う
    同時にそれ系やる人は本当に誠実なんだなとも思った。一方で榊さんが自分を晒すよりサービスの方を優先させてしまうのも本質とも思う
    .
    ヤプー解説で荒俣宏が、ウンコは哲学で精液愛液は純文学と書いてたのもメモ。考察もある解説だが、前者は死で後者は生と言い換えられるとも思う
    サービスという形での作品内優先度で、作家個性も見極めれる。つの丸・水木サンは前者で、榊さん・手塚先生・ミキマキは後者。逆から性癖も辿れる
    上記二冊は確実に発表の60年代の段階からフォロワー出してると思うんだが、そこらも気になる。こういうのは物が物で、資料も調べようもわからない

    [2015-04-11]
    ラノベ扱ってる関連からこれ以後の作品で凄く暗いとコメントしてたの読みながら思い出した「イコノクラスト! 1」を読んだ
    異世界に召喚されてロボットでモテモテで英雄でヒャッホーと思いきやな話、形の決まったヒーロー物を個性持った作家がやると現実的な面が強くなる
    好きにやらせてもらった作であとがきの関西人の金曜は自分も思い当る所あって良い、内容的にはグログロでドロドロと暗い方の榊さん全開な仕上がり
    .
    ラノベ扱ってる関連から1-2まで挿絵の違う版が二種存在してそういう事もあるんだなと知る「イコノクラスト! 2」を読んだ
    前巻より継承の黒い話 集会での嫌な思いをした上で敵が嫌らしい攻め方してくるのもこういう系の話では見所、前巻もそうだが挿絵もエロとグロ容赦無し
    裏があるとはいえエロスの側面が結構強くなおかつ状況的に興奮出来ないのが見てる方を葛藤させて良い、エヴァやぼくらの。連想しつつ読んだ
    .
    ラノベ扱ってる関連からこれは設定に学校での生徒の照下土龍が協力してて今巻よりクレジット入る「イコノクラスト! 3」を読んだ
    05年の作品であとがきに主人公をどんだけヒドイ目に合わすかの話出て来るが、見てる方もそういう話とわかってくるとよしドンドン行けと云う気で見れる
    今巻も前半は前巻を引きずりながらも優しい展開にしつつドンと落として更に敵のヒドイ攻撃と落としてくる、何を食べてたかの話とかもうやりたい放題で素敵すぎ
    .
    ラノベ扱ってる関連から今回は挿絵も冒頭からイケイケでエロエロ 「イコノクラスト! 4」を読んだ
    前巻で連れ去られたヒロインの顛末に巻末の仲良くなったヒロインの末路でエロエロで乳首も一部ありでやったネ、更に内容的にもやっちゃいましたでうひょー
    だが心情的な部分に寄るとヒロインが本心を明らかにしたり主人公が目的見つけたりと結構明るい所もある話、宗教の話なんかはこの作者も得意な所
    [2015-04-12]
    ラノベ扱ってる関連から 編集部からも暗いって意見あったのは凄いなと 榊一郎「イコノクラスト! 5」を読んだ
    暗いとはあるし実際今巻も敵側が津波だ囲んでの追い込みだ別勢力の襲撃だとあるんだが、前巻で主人公が成長したので実際は明るい
    先の巻まで読んだ上での感想だが展開でこちらに暗い先行きを予想させる方向でも話の作り方が上手いなと、あとがきには漫画版構想の話も
    .
    ラノベ扱ってる関連から あとがきでもやりすぎかなと書かれてる表紙の今巻からのヒロインがたまらん良い 榊一郎「イコノクラスト! 6」を読んだ
    宗教結社に招かれて魔法に関する設定埋めもおこなわれていつものグロだがそれはともかくこの巻は凄くエロい、直接的な描写もありでエロイ
    そしてヒロインだが凄く問題のあるキャラとはわかってて自分でもどうかとは思うんだが凄く好みなキャラ、榊さんの宗教ネタでもベストに入る仕上がり
    .
    ラノベ扱ってる関連から 幼馴染みに続きメインヒロインも撤収と展開的には暗くあるが主人公は成長してて不安が無い 榊一郎「イコノクラスト! 7」を読んだ
    07年6月頃の巻だがあとがきがお馴染みともなりつつの病気の話で始まってこの時期心配してたんだなと、担当がかのこんの人と同じなのも驚き
    前述通りの展開で敵側の攻撃も凝ってるんだが、全体を通しても書きたかったのはそこで無く味方内部の抗争の様で主人公の成長と共にそこらも榊さんらしい
    .
    ラノベ扱ってる関連から前巻に引き続き病気の話で背骨が歪曲してない話など 榊一郎「イコノクラスト! 8」を読んだ
    十巻構想で実際その通りに進行してるので安定した仕上がりになってて、今巻ではロボットの成り立ちの過去話と前巻からのヒロインの失脚の話
    6巻からのヒロインのぼんやりしてる描写も可愛らしいし表現もストレートにエロイ、自分の好みがはっきり見えてくる意味でもこのシリーズは面白いなと
    .
    ラノベ扱ってる関連から 構想が固まった上なんで榊さん自身も特殊な作になったとあとがきで書いてる 榊一郎「イコノクラスト! 9」を読んだ
    前巻から引き続きでこの巻で敵側も全滅と一旦の終焉を迎えその後の描写も気が利いたものとなってる、もっとヒドイ話も考えてたがヒロインも無事帰還
    エヴァとの類似が前巻で書かれてるが主人公の成長が凄まじくて前向き、長く伏線張り続けた味方内部の抗争も機能しきってない点もあるが個性が出てる
    [2015-04-13]
    ラノベ扱ってる関連から 榊さんがハーレム物苦手て意味でも興味深い最終章 榊一郎「イコノクラスト!10」を読んだ
    面白かったかは疑問な点もあるがずっと張り続けてた裏でうごめく陰謀に決着つけた話、宗教と権威と統治の話って点は他作でもずっと抱えてるテーマ
    暗い話だったんで最後が綺麗に終わってる点も驚いてる読者のサービスのつもりがどこか賛否呼ぶ展開なのは他作でもある、全体で読むと凄く面白かった

    ■ 榊一郎 君の居た昨日、僕の見る明日 全五巻

    Vol 3146(2017-01-09)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十三回目
    「この時期の榊さんは、学園物が集中してるのヨ」
    「担当はたなぽんさんですネ」
    [榊一郎 13]
    「挿絵はかのこんやニャル子の狐印さんじゃ。これがデビュー作なんじゃノー」
    .
    [2004-2007 君の居た昨日、僕の見る明日 全五巻]閉鎖学園での生活
    本作は学校が舞台でそれに関連したあとがきにもなる。弟子との関係及び、榊さんの主観客観のズレを示す逸話もある
    -
    ・1
    軽小説家呼称使用
    苦労した。プロットが通るまでに編集部で没が二回。自主没が二回
    面白くない、つまらないなら手の加え方はある
    富士見専属担当のたなぽんと連載したい事を相談していた
    別連載とネタが被る、短編では面白さが出せないが多い。自分の得意とする手段を封じられた
    授業で使う(現時点04、OAS講師は07より)三題噺を使った
    (この時点で専門学校(AMG)で月二回の講師仕事。現在は講師で無い。卒業生に氷上慧一とひびき遊)
    特別授業で来た神野オキナとの話から作品の基本設定を作った。今作作成二年前(02から講師仕事。同年結婚)
    長編用の企画を纏め直し検討の結果提出。神野オキナの考えたキャラも出す
    愛着があり判断が狂っている自覚。読者の判定が不安
    担当はたなぽん。狐印はイラストの仕事が早く、変更も手早かった。
    食事が出来ると言う自覚(この時期中古住宅購入。会社設立。アニメ終了による収入激減期?)
    BGM/アニメビックオー鑑賞
    .
    ・2
    あとがきが長くても良いと言うたなぽんの判断。書く時間が無い事の落ち込む
    今作は詰まる。スケジュールが狂う。仕事をしすぎだという意見を貰う。軽いスランプで仕事が破綻する
    雑誌での短編版連載があった。元々はMACHINE HARTと言う副題だった
    一巻と内容の雰囲気を変えた。たなぽんからまあ、いつもの榊さんですねと言う意見を貰った。複雑な気分
    偽物と言う言葉に惹かれる。偽物にも価値があると言う見解
    作品の良し悪しを決めるのは読者と言う見解
    .
    ・3
    軽小説屋呼称
    雑誌連載のまとめ。連載と書下ろしの同時進行。
    神野オキナがキャラ作成の原案を担当したキャラの話。外見の変遷が多かった。元々はツインテールは好きでは無かった
    金髪は飽き気味で赤毛を考えていた。(翌年05から赤毛ヒロインのポリフォニカ開始)
    以前の連載(捨てプリ)と違い事前に設定を考えたが使えなかった。ライブでの作成に変わりは無かった
    東欧の実在の名前をキャラに使った。紆余曲折を経て出たキャラは愛着がわく
    BGM/式部(篠崎正嗣、大島ミチル)(サントラ)
    .
    ・4
    発売が一年ずれた。富士見で出している他の本(他の作家?)との兼ね合いがある
    連載分は終了。本当に描きたいシーンを、未だ全然書けていない。仕掛けた伏線も回収できていない
    没が多い
    .
    ・5
    人間ドックで陽性反応が出る。余命十年の可能性もあり心配になる。仕事が手につかない
    気分が乗らないなんて理由で原稿書けないのは甘えだと講師の仕事で生徒に発言していた
    再検査の結果大丈夫だった。医者からメタボリック症候群、運動と食事制限、定期的人間ドックを進言される
    最初から結末を決めていて、そこにもって行く形で話を展開していた
    作者の満足より、読者の評価の方が重要と言う見解
    学校生活は楽しかった。嫌な同級生がいた。
    担任の一人に対する恨み どう考えてもお前が教師やってるのは明らかにおかしい、人間の屑という意見
    体育教師。二十年以上も恨み続けている。三者面談で嘘をつかれたと言う見解。T学園のS田
    卒業式で一人の教師が親に、好きな事をさせて下さい。多少回り道に見えるかもしれないが、その方が絶対に良いと進言した。T上
    他にもM本、H井、I田という教師に賛辞を送っている。ラノベのあとがきは誰も読まないと思っている
    癖の強い生徒だった意見を貰っていた。好き嫌いが個人で別れた。クソ生意気なガキだった自覚がある
    BGM/尾崎豊(ロック)
    -
    大学講義は信頼性高い。興味があって、録画してた放送大学の今日のメンタルヘルスを少しづつ見てる。普通のストレス対応から心の病まで扱ってる
    気になったのが躁の症状。自尊心肥大・睡眠減少・多弁・観念奔逸・注意散漫・目標を立てすぎる活動過剰、良くない結果に繋がる活動の過剰等がある
    うつの本調べるとカフカで項あった。創作者にはそういう人が多いと言う意見もある。時にうつ的な面を見せる事も含め、上記も榊さんに当てはまりはしないか
    .
    榊さんの芸術家への見解も気になる点。自分の調べた見解になるが、実際は神が降りてくる系も事前の蓄積や影響はあり、本人が気づいていないだけ
    またどこまでを範疇とするか難しい点はあるが、神が降りてくる系でも、ブレ幅が大きいだけで持続力はある。精神的に壊れる場合の方がそれ系は怖い
    今作の様に榊さんが書けなくなるケースは、金銭・健康的な不安が背景にあるor調査や蓄積不足で焦点が把握できていない等があるのではなかろうか

    [2015-04-10]
    ラノベ扱ってる関連から04年刊でまかでみは中盤以後・イコノと同期展開の作となる 「君の居た昨日、僕の見る明日1」を読んだ
    まかでみに凄く近い作りだが向こうが実験込みで迷いながら作ってるなら、こっちは慣れて榊さんの標準的な作りの上で作られた作品となる
    グロ要素をギャグに使ってる点や設定をある程度練って作ってる所など比較して見ると落ちついてる、理屈ありきな点がいつもの榊作品らしい
    .
    ラノベ扱ってる関連から自分の好きなロボ娘さんキャラが登場でやったねな一本 「君の居た昨日、僕の見る明日2」を読んだ
    苦手とされてるハーレムでギャグ調の作品に位置するが、キャラや舞台に制限がかかってる加減もあり弾けてはいないが安定した作りになってる
    ロボ娘一人登場させるにしても背景設定を作って生い立ち設定してと生真面目な作り、後年のアウトブレイク等と比較してもこの当時は囚われた所多い
    .
    ラノベ扱ってる関連から元々三題噺が経緯の連載作品でこれが連載時の短編となる 「君の居た昨日、僕の見る明日3」を読んだ
    短編形式だとギャグも気楽にこなせるのは捨てプリや廃棄王女等でも見られるがこれもその系統に入る、爆発オチも理屈ありきにするのがらしい
    真面目な部分を引きずってる所もかなりありギャグに苦手意識もってるのも納得、次巻の男の娘ネタなど他作につながる要素も見られる
    .
    ラノベ扱ってる関連から前巻05年から一年たって刊行された連載分+書下ろし一本 「君の居た昨日、僕の見る明日4」を読んだ
    軽い短編中心なんでサッと読めるが軽さと重さでバランス取るの難しいんだなぁと思いながら読んでた、まかでみからアウトブレイク系統の中の一作
    後のアウトブレイクはそこらのバランスが良いので過程はあるんだなとこれはそこらが極端な所ある、終了が決まって回収出来なかった部分も多いとあとがきにある
    [2015-04-11]
    ラノベ扱ってる関連から07年刊人間ドック引っかかって心配するあとかきから 「君の居た昨日、僕の見る明日 5」を読んだ
    前巻から継承のあとがきで途中終了ENDだが終了に向かう過程を段階つけて書いてるので納得もいく、最後に出す筈だった様なキャラも出てくる
    卒業式に因んで学生時代の思い出のあとがきなんかも出て昔から個性的だったとわかる、ハーレム物だが最初から崩壊や幻想匂わせてたのも利いてる

    ■ 榊一郎 2004-2007 まかでみ・らでぃかる 全七巻

    Vol 3145(2016-12-26) ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十二回目
    「無印まじあかの短編ですネ」
    「無印まじあか→らでぃかる→まかでみックス→魔法使い"A"の並行展開ヨ」
    [榊一郎 12]
    「これにアニメ版と漫画版が加わるんじゃノー」

    [2004-2007 まかでみ・らでぃかる 全七巻]無印まじあか短編集
    あとがきメモ。来年からは大意をとらえ簡略してく予定でテストも兼ねる。主観入りやすくなる筈で、興味あるなら現物調べて欲しい
    -
    ・ 1
    軽小説家呼称使用
    シリーズ毎の違いが理解されるか不安
    三巻以前の話
    どのキャラに一番人気があるかわからない。エーネウスの同人誌を貰った事はある
    BLADEさんの漫画版の方が自分が本来目指したノリに近い。焦っている。萌えに対する力を得たい願望
    作者の予想以上に読者がついてきた
    .
    ・ 2
    読者から麻雀の話と誤解される。麻雀の話でも面白いと思ったが、麻雀の事を知らない
    時空列は適当の設定にしている。最初は短編集を書く予定は無かった。どの時空列かは一応は考えている
    わからない人には意味不明のネタを使っている。わからなかったらネットで調べて欲しい
    新担当は川崎(この時点で2005/4、以降はまじあか担当者変更?)
    作家の高瀬彼方(09以降は沈黙)、中笈木六(神野オキナ別名義 まじあか4[2004.1]でも名前)、田口仙年堂(吉永さん家の〜)からネタの使用許可を得る
    どちらが原作かわからない状態になっていると、BLADEさんに謝っている
    BGM/エイジア(プログレ)
    .
    ・ 3
    スケジュールが破綻する
    基本的にまかでみは人気が無ければシリーズをそく閉じるつもりだった。十冊以上書く気はなかった
    なんでもありにしたのでネタに困らない
    登場人物が多いのでバランスが取り難い。双葉とファルチェが割をくっているので出番を増やした
    #1
    担当、副編集長、BLADEさん全員に読み始めがかなりきついの意見を受けた
    オタク軽視に見えた。オタク関連は自虐ネタでやっているつもり
    作家になる前の二年間、司法試験の勉強をしていたが無職に近い生活をしていた
    母親から世間体が悪いから昼間は外に出ないでと言われていた
    榮太郎が最初から完全でない事を書きたかった。オタクの哀しみと夢の話を書きたかった
    #2
    長期連載では一度は記憶喪失ネタが起こると考えていた
    最初はもっと重い話だった。別のキャラでもやりたい
    #3
    サイトで双葉が好きだが出番が少なく、主人公とラブラブしないので悲しいの意見があったので作った
    難しいと思ったが、一番楽に書けた。グロ描写が多かった為。主人公がちゃんと主人公もしている
    主人公は単に一般側の学園を知らない人物として設定しただけで、企画時の初期プロットにはいなかった
    トリンシアは初期から設定があった。主人公は書き易かったので弟と共にお気に入りのキャラになった
    足音の怪は友人から聞いた実体験を元にした。友人は山本堂店主のモデル
    .
    ・4
    金澤尚子(漫画家アンソロ小説創るぜ!04/4の漫画部分担当者。本刊は04/1)から同人誌を貰った。
    お返しにプレデターのフィギュアを送った。送付品目欄に異星人と書いて、結果を想像して嬉しくなった
    コンビニに出しに行くのは自分と気づいて、店員に頭がおかしいと思われると思って怖くなった
    結局、異星人的TOYと追記して出した。店員は特に何の反応も無かった
    宅配会社が疑問なく配達して良いのかと疑問に思った
    作中のネタに詰まると〜の作家は自分では無い
    他人のネタやキャラは積極的に借りている。神野オキナ、藤原祐、甲田学人に感謝している
    担当編集はK(補足/2の川崎と同一人物?)
    二つ水面下で発生している企画がある(補足/アニメとゲーム化?)
    #1
    姉妹ネタは一巻時点から考えていた。シスコンの妹が恋人の間に入り三角関係を起こすを王道と考えている
    設定上無理の部分で悩んだ。結果的に姉妹の契りと言う設定を思いついた
    #2
    制服が良い。古橋秀之作品のバトルロワイヤルから着想を得て、レース形式の方が面白そうと変更して、形にした
    柔軟性を常日頃から目標としている
    結果が違っても面白い話になった。作中でシュタイン教授の物がまともに見える状況が凄まじい気がする
    御狩谷はるかとシュタイン教授は漫画版のオリジナルキャラから。使いやすくオリジナルと言う事を忘れがちになる
    メカフェチで委員長のキャラは萌えと感じている
    #3
    設定の都合で骨董のリアリズムを廃している部分を気にしている
    山本堂店主のモデルの友人は非店舗型のトレーダー。自宅兼作業場兼倉庫を見て物がある所にある事に感心している
    LS社製のモデルガンキットが十箱ある事に感心している
    .
    ・ 5
    血尿が出るのが恒例行事になっている(最初に血尿に触れたのは04/12頃。本書は07/1頃。この年、血尿手術)
    宇宙戦艦ヤマトネタをしている。若い人にはわからない自覚がある
    体調を崩したので黒くなったと言う認識
    #1
    自虐ネタ。関東に関してコンプレックスがあった
    関東で品が切れた時の方言の山ですを飲み会の時に同業者に尋ね、店員から答えを得て納得する
    #2
    馬鹿な話の裏にある事を書いた。
    カラー挿絵にもなった爆弾発言は書いていて楽しかった
    時間干渉関連のネタは文学部出身の作家のいう事なので、粗探しされる事を怖れている
    .
    ・ 6
    この原稿の一週間後に結石手術の為に入院予定(あとがきは07年下半期頃?)
    文庫未収録の短編と書下ろしで構成した
    初版本の帯にアニメ化決定の案内があった。ハチャメチャ加減がきついので仕上がりが楽しみ
    アニメに関しては、原作者としてオブザーバー的な事はするがアニメには関与していない
    下手に原作者の意見を窺うより、スタッフに好きに作ってもらった方が今作はらしいのになるという判断をした
    担当は川崎。ネタを使った大迫純一(09/11ストジャでも名前)とひびき遊(今回初めて名前)に感謝している
    #1
    ゲーム版初出のキャラを主役にした。
    食事・料理ネタは扱いやすく書いていても面白い。今話はまったくの別物になった
    自意識持ってプラカードを掲げる事に対し意見を持っている
    #2
    侵略宇宙人ドジっ子は自分でも珠玉のデキと考えている
    地球環境に関して意見を持っている。良識派じみた事を言っている自分が疲れているという自覚がある
    #3
    ヒーローの話で男らしさを描いている。書いていて自分で感動して泣いた
    ティガの主題歌は名曲と考えている
    BGM/ネクサスOP
    -
    三巻など今回は榊さん個人の見解も良く出てると再確認。今書は他人のネタ利用も積極的でアシスタント制導入の記録にもなる

    [2015-03-20]
    ラノベ扱ってる加減からアニメ化もされた作品だがかなり特殊 榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ」を読んだ
    あとがきに凄く苦労したとある様に榊さんの初期作品群の中でもかなり特殊、しかしながら新しい側面切り拓いた作で特殊
    これのヒットに関しては自分もわからん部分が多く全体にとっ散らばってる印象がある、BLADEさんの初期絵見られる点も貴重
    .
    ラノベ扱ってる加減から 連続刊行という形で1とセットで考える事となる 榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ2」を読んだ
    これと似た形式で話組み立てた結果短命に終わったのやグロに流れた作もあるが、これは絵の力も大きいんじゃないかなと
    先にこっち読めてれば納得もいったが後にスピンアウトする榮太郎の目立ちぶりは凄い、この形式で受けたのは考察の余地ある
    .
    ラノベ扱ってる加減から序盤の巻は散らかってる印象だがここらからまとまり始める 榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ3」を読んだ
    ハーレム展開は後の作でも苦手意識自覚してるが今作はそれがいい塩梅に緊張感も保ちつつ成立してる、これは話自体もまとまってる
    アイテム集めの探検話、今作はメカも描けるBLADEさんの絵が急激に発展してく様も見所でちょっとしたネタも拾って絵にしてる
    .
    ラノベ扱ってる加減から クリスマスの季節ネタと同時に葛西信哉監修作とのリンクもあり榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ4」を読んだ
    これも基本まとまった話で読み易い分類になる、主人公が目だってない所もあるがそれが逆に正解だったんじゃないかなとも
    古玩具にまつわってちゃんとテーマもあるし最後のオチも良い、特に普通なら重くなる犯罪者の場面も絵が重さ緩和しててそこも奇跡の化学反応
    .
    ラノベ扱ってる加減から 刊行順にいくが外伝短編で2の後の時間軸となる 榊一郎「まかでみ・らでぃかる」を読んだ
    この時点でBLADEさんの漫画版も開始され作者の予想以上のヒット作になってる、序盤は難しいと思う所あったが3ぐらいから面白くなってきてる
    短編形式はこの人も得意とする所でアウトブレイク〜に繋がるオタクネタも既に発揮、主人公目立つ前日譚の他・モテ指輪の話と楽しい内容
    [2015-03-21]
    ラノベ扱ってる加減から04年12月刊で血尿が出た話も参考点 榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ5」を読んだ
    内容的には温泉回 この巻での女の子ゲストはレギュラー入りしないが敵と他作家作品関連キャラは後にもちょくちょく出てくる
    今作に関しては予想外のヒットという事もあり上記も含め本編でのオタクネタも試行錯誤と実験的な所ある、後期作に繋がり理屈づけとらしさも
    .
    ラノベ扱ってる加減から 短編集のドタバタぶりは榊作品の中でも突き抜けてる 榊一郎「まかでみ・らでぃかる2」を読んだ
    TSネタと筋肉ハードゲイネタとロケットネタ、この人が他作で気楽なドタバタしようとするとグロに寄る傾向あるので作品としても相当特殊
    なので前巻で出した小ネタのぷちキャラの本編への反映やオタクネタが読者にわかるか気を使ったりなど様子見ながらの部分は多いと思う
    .
    ラノベ扱ってる加減から 今作も他作家と協定してのネタ使用が多数あるらしい 榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ6」を読んだ
    内容的にはメインヒロインが分裂と作品内容に大きく関わる話、今作は所々でグロもあるんだが挿絵がBLADEさんなのも悪く作用しなかった要因かなと
    他にも今作で凄いなと思うのはそのメインヒロインが終始初期の地味や他ヒロインとの対立設定を維持し続けた事、なのでハーレム物とほんの少し違う点ある
    .
    ラノベ扱ってる加減から 短編はドタバタ維持だが今巻はそこから本来の榊さんに近くしてる 榊一郎「まかでみ・らでぃかる3」を読んだ
    記憶喪失と関係者数人にキツイと突っ込まれた榮太郎過去話、ファンの要望に応えたけど微妙にグロな普通の女の子主役回の内容となる
    引きこもりオタクネタはアウトブレイク〜にも継承されてく話でかつあとがき含め本心出てる部分も多いと思う、今作は予想外のヒットで引き出されてる部分多い
    .
    ラノベ扱ってる加減から 右手が壊れたりBLADEさんの漫画版が出たりとあとがきにある 榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ7」を読んだ
    家族扱った話になるがこれは捨てプリにも共通して榊さんの主要ネタでもある、主役の子は微妙に影が薄いが作品が続くと掘り下げられる余地も出てくる
    今回も本編でオタクネタが出てくるがここらも後の作と共通した好みが出てる、今作に関しては本当に色々と奇跡の化学反応とバランスが維持されてる
    .
    ラノベ扱ってる加減から この頃から企画が動き始めてるがゲームと漫画の方が先みたい 榊一郎「まかでみ・らでぃかる4」を読んだ
    メイドの妹とレースと壺の精霊の三本、短編に関しては本人もドタバタ徹底意識してなおかつ維持もされてるので普通に楽しく面白い出来になってる
    先に出したアクの強いゲストキャラをまた出せるのも利点、先の本編で敵側も出てるが後のアンソロでそれを日日日が選んだの納得し間口も広いなぁと
    [2015-03-22]
    ラノベ扱ってる加減から07年初頭発売だがこの年も血尿出してる 榊一郎「まかでみ・らでぃかる5」を読んだ
    榊作品ではお馴染みのテロリストの話と別ルートに主人公が分岐したらのSF調の話の二本立て、後半はちょっと難しめかも
    基本明るい世界観になった話なんでテロもいつもと違った仕上がり、後半の話も終盤に向け影の薄い主人公を掘り下げる内容
    .
    ラノベ扱ってる加減から 終盤展開に入ってから完結まで今作は短期決戦 榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ8」を読んだ
    これは後半にも繋がってくる話だが、テンポの良さと引き換えにキャラ掘り下げは甘くなってるので唐突感もある最終戦にはなってる
    最後に向けて大変なんだとと云うのもわかるが目が行くのは転校した榮太郎などギャグ場面、登場人物総登場の最後らしい作り
    .
    ラノベ扱ってる加減から これであかでみぃ分は最終巻となる 榊一郎「まじしゃんず・あかでみぃ9」を読んだ
    今作に関しては作者も迷いながら作ってるんじゃないかと感じる所も多々あったがヒット作、敵の能力は絵映えも意識したのかなと
    最後に納得いかない読者が出るのもわかる所はありハーレム物の苦手意識は後まで引きずられる、最初の散漫な印象も全編通しある意味正解
    .
    ラノベ扱ってる加減から 最終巻終了後に外伝の出る狂乱等と同じ展開 榊一郎「まかでみ・らでぃかる6」を読んだ
    この巻でアニメ化告知で完結後に展開した事がわかる、本編は本人も云うようにハチャメチャな所あるが短編はよく焦点が絞られてる
    逃げた食べ物と疑似宇宙人とヒーロー物の話、後に同様のテーマ扱った作品もあり言いたい事も統一されてるがこっちは明るさ維持出来てる
    [2015-03-22]
    ラノベ扱ってる加減から読む順が前後するがまかでみっクスは既に刊行されらでぃかるは今巻がラスト 榊一郎「まかでみ・らでぃかる7」を読んだ
    08年9月にいよいよ結石の衝撃波破砕を受ける事が決定 長い期間治療出来ずにいたんだなぁと、今巻は本編結末の補足話が二本となる
    本編に関してもテンポ優先させて取り残したネタ大量に存在しヒットしたけど苦戦して足掻いた作品だった事はわかる、それだけに引き出された所も多かった

    ■ 榊一郎 2004 シーリング・パレス(原案担当) 全一巻

    Vol 3143(2016-12-19)
    年末。次回更新は12/22木(書籍)、12/27火(年内最終更新)の予定になります
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十一回目
    .
    「これは原案と言う形なんですネ」
    「榊先生は他にも監修という作もあるのヨ」
    [榊一郎 11]
    「拾えた資料は全て扱うんじゃノー」
    .
    [2004 シーリング・パレス(原案担当) 全一巻]封印の解かれた道具
    .
    あとがきは榊さんでは無いが気になる点のみメモ
    スレイヤーズに影響を受けた。執筆中祖父が死んだ
    専門学校時代に榊さんに世話になった。榊さんの主催した企画会社IMAGING FORESTで世話になっている
    担当はK(補足/ファミ通文庫榊さんまかでみ担当もKで同一人物?)
    -
    今回書く事は、相当に主観が入っている。単なる推察で真剣に取らないで欲しい。結論から書くと榊さんは広告塔として使われている部分がある
    クラシカロイドでシリーズ構成として名前を宣伝材料として使われている。しかし実際は現状の担当話数が1話のみと少なすぎる。実態がわからない
    制作過程は客側には不明となる。榊さんが作家では珍しくアシスタントを使っているのも疑問に繋がる。今作の原案もどういう事かはよくわからない
    .
    榊さんの名前があるのに、榊さんが仕事をしてないとなると、それは偽りとも取れる。なので感想として、これはどういう事なのかという事になる
    自覚があってしているのか、騙された結果なのかも不明となる。仕事が来なくなった専門学校で、未だに名前が出ているのは、榊さんが騙された形になる
    虎の威をかる狐が表現として適切になる。榊さんは狐に騙されている可能性ある。榊さん自身の意に反する仕事が多いなら、それは狐に利用されてる
    .
    反論も書いとく。漫画ではアシスタントを使う事、巨匠が若手育成目的での自分の名前や作品貸すのは普通。ノベライズ・コミカライズ・アニメ化もこれにあたる
    目的は商業で良い結果に繋がるなら正当化はされて良い。コミカライズ・原作付きで成功した人もいる。但し失敗時は貸元も影響受ける。業界、会社でルールも違うと思う
    .
    また榊さん知り合い及びポリフォニカ参加者も参加してるので一応。現状でも艦これなど人気ゲームでは複数作家ノベライズ展開は存在する
    認識の違い。自分はポリフォニカもノベライズと捉えてる。他ジャンルなら更に範囲広がる。どうしてもしたいならゲーム業に本腰入れる必要あると思う
    またプロジェクトを完遂させる事のみが先行し、失敗は明確なのに続けてしまう例もある。なんでも長所短所はある。これが一番の正解は無い
    .
    上記ポリフォニカも含め、自分は今の榊さんは手を広げ過ぎて一つ一つの仕事が疎かになってる部分があると思う。天才で無い自覚から反した行動で矛盾ある
    だが、そこが逆に榊さんの長所になってる可能性や実際の成功例もあり事実認識が難しい部分。自分もだが榊さんの意見も相当に主観はあるので判断は慎重に

    [2015-03-24]
    ラノベ扱ってる加減から 榊さんが原作と云う形で関与原作榊一郎(ImagingForest)氷上慧一「シーリング・パレス」を読んだ
    榊さん弟子筋のこの作家は後にゲーム等のノベライズ中心に活動する事となり04の今作が処女作、話手が誰かわかりにくい文的な読み難さが少しある
    内容的には物とそれにまつわる事件でまかでみ等にも継承される内容、短編形式をとってて言いたい事はわかるし絵も可愛いなど良い部分もある

    ■ 榊一郎 2004/04 小説創るぜ! 突撃アンソロジー

    Vol 3141(2016-12-12)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十回目
    「読者公募型の小説だヨ」
    「そうそうたるメンバーですネ」
    [榊一郎 10]
    「イラスト参加の鶴田謙二とひろやまひろしは、チャイナさんとプリヤで漫画アニメ化経験もありなんじゃノー」
    .
    [2004/04 小説創るぜ! 突撃アンソロジー]設定・キャラクター・書いて欲しい作家を読者に公募。経緯漫画付き
    .
    今回もメモ。漫画部も併せ二段組。補足で榊さん自サイト公募は99、編集部の名前公募企画は03。また00にはメイド好き意見に否定的と四年で変化ある
    -
    経緯漫画部分
    無類のメイド好き。あっさり承諾した。富士見で長く榊さん専属編集だった、たなぽん(たなポン表記)のメイドネタあり
    二枚の葉書を選ぶ。真剣に検討していた
    榊さんの手紙の要望は全てメイドが出てくる。漫画内榊さん台詞、解せん・メイドならなんでもいいってわけじゃない・メカとか好き
    読者の設定をほとんど使っていて流石。漫画内台詞、不利な条件ほど燃えるのが物書き
    漫画内台詞、楽しんでくれたまえ。キャラ設定は必ず髪の色が書いてあるのは何故だ!?
    榊さんのイラストはグラサン・眉間にしわ・3の形の口・手袋
    -
    あとがき部分
    軽小説家呼称使用
    二枚の葉書から先に考えていた設定と話をすり合わせた。変な学園物とロボット物がやりたくて、そういうネタを考えていた
    沖縄まで取材にいった。作家の神野オキナ(まじあか4[2004.1]でも名前)に案内などをしてもらった。枚数が足りず活かせなかった
    イラストが小笠原智史(ガンダム系列の漫画及びノベライズ版挿絵など)なのが嬉しかった。雑誌掲載時は見開きだった
    トータル的によくまとまった良作と自負している。編集部やイラストに許して貰えば長編に書き直して世に出したい
    あとがき日付は2004/2/25
    -
    神坂先生はほぼ全作読んでるので後で扱う予定。CSで本放送以来20年ぶりにスレイヤーズアニメ版見てる。再発見多くて感心多い
    今と作りの違うオリジナル多のゆっくり展開・短編版の要素取り込み・無印とNextでも雰囲気が90年代前半と後半作ぐらい違いあるなど
    ギャグでの絵の崩し方も同期の作を連想させる。キルラキルの今石監督を今作他、同期のエヴァでも原画参加で見つけたのも嬉しい
    .
    そんな訳で、漫画部では神坂先生がスレイヤーズの続き書いて下さいの台詞に泣いてる所もある。近作にアンソロ・共作もあり、まだ求められてる作品
    先にアニメの印象あり、それを忘れた上で原作を読み、その上でアニメを見ると言う見方になった。アニメ・原作本伝・原作短編で設定や雰囲気は異なる
    アニメの印象が強すぎる。上記他作家参加作でも、アニメか本伝か短編かで参加作者が迷ってる感あった。一方で名のある作家はそれら全てを上手く取り込む
    神坂先生も全作読むと、難しい部分や迷いを感じる部分の多い作家。榊さん以上に本人の主観とお客さんと客観とのズレで苦しんでる部分があると思う
    .
    本作で一番印象に残ったのは賀東先生。これはどう考えてもアカンでしょという葉書を逆にネタとして上手く使用。落差ある凄く面白い話を作ってる
    アンソロは比較で作家技量がモロにわかってしまって酷な所もある。戦前娯楽作調べたがそういうのでも力量差わかり、上手い人はやっぱり残ってる
    榊さんは今回もずば抜けてはいないけど、平均点以上の作品を出してる。ここが榊さんの短所長所の部分とも言える。それをどう捉えるかは本人の問題でもある

    [2015-03-18]
    ラノベ扱ってる加減から 秋田禎信・榊一郎・神坂一・賀東招二 「小説創るぜ! 突撃アンソロジー」を読んだ
    一般読者から設定送ってもらって書かせる企画、素人だが近年の作に近い発想でそれを04年の作家の感性で処理するとどうなるかと面白い所ある
    秋田禎信、女性だけの世界に男一人と普通ならハーレムに持ち込むが魔法を使える要素の方に注目してヘタレ主人公の話にした捻った仕上がりとなる
    榊一郎、いつの時代も人気の学園とメカで挿絵も最近のガンダム小説の小笠原智史 元々考えてた構想に載せて作ったなど企画を上手く活用してる
    神坂一、滅ぼされた魔王の娘の話とこれも近作の作品連想させる 今巻は漫画が解説で所々につくがスレイヤーズの続きの話に沈む所が面白かった
    賀東招二、これが傑作で凄くなげやりな中学生の設定を晒してる様に見えながら自分も昔は似た様なもんと落とす話 作家の内面知れる意味でも良い

    ■ 榊一郎 2004 世界で一番優しい機械 全一巻

    Vol 3139(2016-12-05)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の十回目
    「君らと同じロボ娘の話ヨ」
    「04は甲殻SAC二期・ファフナー・舞-HiME・SEED二期が流行ですネ」
    [榊一郎 10]
    「めめさんがOPで、ウルトラのアベ監督作のSDGFもこの年なんじゃノー」
    .
    [2004 世界で一番優しい機械 全一巻]意識を持った人工生命
    -
    小説屋及び軽小説屋の名称を使用
    玩具銃とメイドとオタク系漫画を偏愛する
    座右の銘はものは言いよう考えよう
    普段書いてる物と趣が違う。普段の作は舞台が現代の身近な延長では無く、やたら強い主人公が出て、魔法と超科学が出る
    毛色の違う物を書いて手こずる。新しいタイプの作品に手を出す時はいつもの事
    元担当H及び現担当K
    医療や病院のアドバイスをcain。第一稿をキッシー嵐山から意見をもらう。意見を全て活かせなかった
    スケジュール調整も含め大変だった。いつもと少し違う榊作品をまた作りたい
    BGM/川井憲次(劇伴、映画音楽)
    -
    以前ドラマを扱った時に調べた人の話。本人の意見と実際の実績・周囲の意見がくい違い、制作者本人の主張は主観で歪んでいる場合も多いと学んだ
    改めて自分の立場をはっきりさせとくが、実績から現状の榊さんはシリアス・文芸作は向いていないと自分は考えている。代わりに娯楽作が向いている
    読みこんで調べていた時は榊さん本人の意見を重視しすぎて見方が狂った部分があると後悔している。今作は年収が落ちたとされるアニメ終了時期の作

    [2015-04-20]
    ラノベ扱ってる関連から04年のスクエニからの単巻で他本案内のベテランも資料的に面白い 榊一郎「世界で一番優しい機械」を読んだ
    まだ初期の作品に分類されるが、医療に関しての主張や国が関与する陰謀の話など黒い方の榊さんに近い作りで優しめに仕上げた一冊
    ラノベなんで挿絵は女の子だがハル2000とかも連想させる機械で設定も時代が少し出てる、魔法はあるが超能力とかは結構珍しいかなと

    ■ 榊一郎 2003 スクラップド・プリンセスRPG (関連書籍)

    Vol 3137(2016-11-28)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の九回目
    「全然知らない人にTRPGをどう説明すれば良いのヨ」
    「ルール決めたお芝居ゲームでどうですかネ」
    [榊一郎 9]
    「グループSNEが日本で有名なんじゃノー」
    .
    [2003 スクラップド・プリンセスRPG (関連書籍)]ゲームのルールブック
    .
    論争という独自ルールも設定。元司法書士の榊さんと実際に交流もある筈でその点でも参考になる。榊さんの解説も付属でメモ
    -
    02年秋ごろ話を聞く。システムにそぐわないと思ったので、最初は何の冗談かとかと思った
    よろしくお願いしますと返事したが、どういうゲームになるか想像もつかなかった
    ソードワールド(グループSNSの担当したTRPG)のシステムとよく似たものを使うそうですと言われ益々混乱した
    清松みゆき(グループSNS ダービースタリオンボードゲームも担当)の第三部バブリーズから物語構成バランスや登場人物配置等、多くを学んだ
    捨てプリは回復魔法が無いから難しいと思った
    自分の小説は説教臭い。物語とドラマに説話性を求めたがる。何の意味もない話は書けないし、書いても納得出来ない。教訓の無い話を書くのは苦手
    論争や価値観のぶつかり合いが在って説話性や教訓が生きてくる
    捨てプリの名を冠してあるも全然捨てプリではないゲームが出来上がるのではないかと心配になった
    門外漢の憂慮は視野狭窄を起こして愚かしいと考えている
    ゲーム制作メインスタッフ黒田和人から、プレイヤーが自分の信念や意志力でどれだけ相手を制する事が出来るかという所に駆け引きの重点を置いたと説明された
    武士道に興味がある
    RPGのクライマックスと醍醐味は戦闘と思い込んでいたので恥じ入った
    実際にプレイにも参加した。TRPGは学生時代に一回やっただけ。魔法の応用が自分が考えもつかなかった使用法で面白かった
    TRPGは物語を自ら織りなす事と理解した
    自分にしか出来ない事を社会でするのがテーマの一つと考えている
    -
    事実・当時と今の他人からの榊さんへの見解・当時と今の榊さん自身の見解で、それぞれ分ける必要ある。情報は多数集め比較した方がより事実に近づく
    榊さんとつの丸の至る所に作者と読者見解・事実にズレ感じた事から、石ノ森章太郎の世界を作って王になると、最後は破壊者になり居場所も消えるが理解出来た
    要は主観と客観のズレの事。ちょうど読んでた資料だと、このズレは孤独感を引き起こし高すぎる目標設定も起こす。客観を受け入れ上手くバランス取るのがベスト
    .
    芸術療法というのもある。ロールプレイング方式は加害者か相手の心情理解する為や、被害者が客観視出来る様になるという形で治療にも使われる
    ただこの客観も曲者で正確である保証は無い。客観に頼りすぎると洗脳され、主観に頼りすぎると頭おかしい人になる。なんでもあまり信じすぎん方が良いと言う話
    TRPG系はこの後も出るがこれが一番良い。榊さんが参加したゲームを記録したリプレイ本もあり、これも実際の榊さんを知る資料になる。それらも後に扱う

    [2015-03-29]
    ラノベ扱ってる加減から これは番外編となるが設定面や解説のあとがきが重要な点となる、榊一郎「スクラップド・プリンセス RPG」を読んだ
    ルールと設定の説明の本になる、榊さんも褒めてる様に論争システムが肝で更にそこから作者が自分の作品の説教くささや教訓求める傾向の承認する点は重要
    本編だと話の筋で語られるが設定面が整理されて提示されてるのもわかりやすいと思う、後プレイ記録で作者も予想しない展開になった事も面白いなと

    ■ 榊一郎 2003 ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 全二巻 共著

    Vol 3135(2016-11-21)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の八回目
    「01年の新房監督の作品からスピンオフした魔法少女モノですネ」
    「02・04・16年に三回アニメ化、タツノコプロのギャグ作品で京アニも参加だヨ」
    [榊一郎 8]
    「イラストは今は物語シリーズキャラデザの人、ぽよよんろっくとしても有名なんじゃノー」
    .
    [2003 ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて 全二巻 共著]魔女っ子ナース
    .
    資料が二巻しか見当たらず、あとがきも別の人で今回は省略。まじあか開始と同時期。初のノベライズ。他の人の共著と特殊な立ち位置にある
    .
    大元のソウルテイカーは未見だが、02・04年版のアニメは視聴済み。昔のギャグで当時の時代性がふんだんに盛られ、今見ると辛い場面もある
    02年の方にマキバオーのゲーハーのギャグあり。ライバルの萌えキャラの声が、マキバオー的にはマキバコの、ピカチュウ大谷育江なのもポイント
    監督的にもフルメタ・ソーマ・人生の人で、あかほりさとるなんかも参加して、先の大谷育江も含め、こんなの作ってたのかと今見ると資料になる
    .
    榊さんが後に成功するポリフォニカも自分はノベライズと見てる。榊ノベライズの特徴として原作を見た人を対象にし、説明を大幅に省くと言うのがある
    今作もその加減ですぐに話が始まり、他作も含め自分はついて行き難い所がある。ノベライズをどう料理するかも作家の個性が出る場面だと思う
    昔は今みたくソフト化・レンタル・ネット配信も無い場合が多く、容易に本編を見れない状況だった。更に地方だと放送すら無く、知識は伝聞伝達も多かった
    .
    昔の作品はその加減で伝説化もされやすかった。昔の作品を実際に見ると厳しかったり、超展開も多いのは、一回だけの放送を前提としていたからとも思う
    ポリフォニカもゲーム未プレイで刊行順に読むと、時間軸がばらばらになり、設定と共に混乱した部分がある。だがヒットした。榊さんは実際は読者にかなり期待をしている
    歌舞伎などで一部分だけ上演や超展開をどんでん返しとして肯定し続けた点。また過去テレビ連動で途中終了の様になった作が、名作として長く受容され続けてる事もメモ
    更に補足で昔の手書き小説家の一気書き肯定、演劇等でギリギリまで台本が出来ない等の事例も挙げとく。榊さんの一件は作家の創作論からの政治闘争も含むのかも

    [2016-08-17]
    ラノベ扱ってる関連から。あまりにも感覚が空きすぎた+考え事が多い時期でこっちに問題ある 榊一郎・竹乃忍 「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて2」を読んだ
    サイトで扱う予定になって資料調べ直したら今作もあったので借り出し。共書だが、竹乃忍はこれ以降生き残る事は出来なかった
    原作付きで原作は見てるが難しい所はある。内容自体はそれほど複雑では無い。キャラが誰かわからんと乗り込めないなと

    [2016-02-09]
    新房監督のソウルテイカーからの派生 「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて(02)」#4以降になるが見た
    元ネタ不明で厳しい。内容的にも00年代初頭らしい軽いコメディ。時代の変遷で見ると面白い所はある
    米たにヨシトモ監督作。大谷育江萌えキャラ。あかほり協力やモモーイキモーイと時代出てる。ゲーハーのパロとかも初めて見た
    .
    時代下っての続編になる。大阪ロケはかなり細かく頑張ってる 「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルてZ(08)」全話見た
    これも米たにヨシトモ監督作。パロディ分も多めで、のちのえん魔くんメラメラも考えると納得。時代性出たコメディとなる
    同時にコメディは時間立つと辛いとも感じた。ネットネタで話題になった作でもあるなあと。色々盛り過ぎて混乱してる所はある

    ■ 榊一郎 2003-2007 まじしゃんず・あかでみい 全九巻

    Vol 3133(2016-11-14)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の七回目
    「背表紙の紹介ではハイブリッド学園ラブコメですネ」
    「まかでみの愛称で、シリーズ累計百万部だヨ」
    [榊一郎 7]
    「挿絵はワシら武装神姫にも馴染み深いBLADEさんじゃノー」
    .
    [2003-2007 まじしゃんず・あかでみい 全九巻]魔法学園でハーレム
    .
    三巻完結予定が代表作となったギャグ作品。今回もメモ。発展形式と信念の部分も興味深い
    1
    軽小説家の呼称は使ってない
    本作は挑戦で結果はよくわからない
    凄く苦労した。苦しんだと言う意味で間違いなく今まで手がけた物の中でトップ
    コンセプトは萌え萌えでベタベタな話を徹底的にあざとくやる
    どうしたんだ、榊、なんか辛いことでもあったのかと言ってもらえる様な話を目指した
    お約束の連打、萌え萌えでベタベタであざとい話は難しい。お約束は手を抜くポイントではなく超えるべき壁
    手は尽くした。中身が丸ごと変わる改稿を二回した。設定も以前から温めていた物をつかった
    違う、なんかよーわからんけどこれは違う!とのたうちながらも、作者自身が納得できる物にこぎつけた
    読者が萌えてくれるかを気にしている
    担当はK。BLADEさんの挿絵は上がっていなかったが、上手いだけでなく萌え絵じゃないと駄目だと担当を困らせまくった
    スケジュールが許せば連続テレビアニメのノリで書いていきたい
    加えてB級ドラマっぽい気安さと連作の軽いテンポが出して行ければ良い
    BGM/スマップ
    2
    連続刊行なんて不可能と思っていた。やれば何とかなる。私生活で弊害が出た
    もっと勢いに任せてささっと書くつもりが、一巻と同じで変に悩んだ
    フィクションである事を強調している。神話資料を調べた結果、整合性が取れない事に築き、神話が創作と気づく
    Fateと思しきゲームの話題を出している。新選組が出て欲しいと書いているが、熱心なファンがいると知り警戒している
    友人から悪魔崇拝の話を聞く。強引な論理展開を素敵と思う。教義のオリジナリティが信徒数に関わると気づく
    サマエルの設定に関する注釈を入れている
    問題は作品の中身。BLADEさんの絵を褒める。自分の小説の自画自賛はしょうがないと思っている
    この手の小説はビジュアルの比重が大きさと重要性を強調している
    読者の貴重な時間と手間と払われた対価に見合う物であって欲しいと願っている
    BGM/なし
    3
    軽小説家の呼称使用
    コンセプトはダンジョンRPG。敵を倒すとお金やアイテムが何故手に入るのかが気になっていた。納得いく様に設定を作った
    BLADEさんの漫画版が始まる事になった
    4
    風邪をひいた
    まかでみの略称はBLADEさんが思いついた
    テーマはクリスマスで季節ネタ。季節ネタは時期を外すと違和感があり、ラノベであまりやらないと考えている
    ラブコメをやる以上、避けて通れないネタと思って、色々盛り込むのも良いと担当に進言した
    スケジュールが12月刊行で確定し破綻した。〆切を伸ばす事が不可能になった
    今まで書いていないタイプの作品で三冊いけたらいいと担当と話していたが、一年で四冊出す結果になった
    ようやく馬鹿な話を馬鹿っぽく書くのに慣れてきた。手が遅くて迷惑はかけているが、書いている最中に悩む事は無くなった
    程よい感じに軽くて馬鹿な話は手を抜くと言う意味では無い、力の抜き加減が重要だと思った
    悪ノリがきつい場面やファミ通関連の内輪ネタも多いが、わからなくても流せる様に書いた。興味ある方は調べて欲しい
    ネタ提案に藤城陽(ストジャ挿絵担当)、小河原亮(挿絵)、葛西信哉(作家)、富永浩史(架空戦記作家)、神野オキナ(作家)
    キッシー嵐山にもネタ。予備校時代からの友人で、最も頼もしいオタクの一人、喋ってるだけで思考の訓練、小説家でいられるのは彼のお蔭
    山本堂のモデルは友人のコレクターY、奥さんがいる。
    担当はK。ライトノベルを読む子息がいる。いや、こうやったら萌えるじゃないですかと力説、議論が出来る
    BLADEさんも提案。エーネのデスキンは提案。幾つかの描写、特に表紙は榊さん側が合わせる様にしている
    BGM/なし
    5
    血尿が出てナーバスになり執筆速度が落ちて原稿を落とす
    結石じゃなくて悪性腫瘍の可能性もあると怯える。超音波爆破装置は手術扱いになり手続きが面倒
    まかでみらでぃかるに楽しい話は振って、明確な敵を出してシリアスな話をする事になる(補足/この後九巻で終了)
    榮太郎が馬鹿になっていくのは書いていて楽と言うか面白い。榮太郎=榊一郎はそこまで赤裸々な性格でないから違うと本人は思っている
    サイン会でメイドのコスプレを見て大声でおお可愛いとと口走り、サイン会を放り出して一緒に写真を撮りたかった
    らでぃかるで出したプチエーネスがBLADEさんや周囲に好評だったので大増殖させた。可愛い物が大量にうろうしてるのは好き
    超能力者の設定は自分のサイトの読者の指輪の女王に関する意見から組み立てた
    まかでみ関連は読者や関係者の希望を可能な限り拾っていく方向性をとっている。BLADEさんの漫画版からもキャラを拾った
    読者や関係者の反応によって積極的に変化する小説は元々好き。それしか出来ないと言う意見もあるが熱心に読んでくれる読者のお蔭
    BGM/ブルース・スプリングティーン(ロック)
    6
    〆切が押している。担当及び組版から本当に大丈夫ですか?間に合いますか?と心配される。毎度の事
    他のライトノベル作品のキャラやネタをぽこぽこと入れた。数名の作家にお願いした。マーベルやスパロボを狙った
    元のネタがわからなくても読める構造にした。お願いした人は浅井ラボ、神野オキナ、高殿円、富永浩史、成田良悟
    大きな枠は決めているが、細かい流れは適宜状況や読者の反応で決めている。作者にも終わりが見えない
    担当のK崎には、今回もたまらんぐらいに迷惑をかけた
    BGM/なし
    7
    左手を壊してスケジュールがおかしくなる。担当とどっちが先に諦めるかで物書き生活始まって以来の最悪なチキンレースをしていた
    先の展開も、あと何巻で終了するのかも作者にわからない。最初の段階でこんなに続くとは思っていなかった
    担当と編集部とBLADEさんに迷惑をかける。だが今のペースを維持できれば月に六冊は出せるとも気づく
    今回も葛西信哉、神野オキナ、高瀬彼方、成田良悟にネタやキャラを借りた
    周辺企画を一つ二つ動かしている。担当K崎からはネトゲですよネトゲの提案。漫画版も刊行し、そこからもネタを取っている
    BGM/angela(アニソン)
    8
    動画投稿サイトからのアンインストール(ぼくらのOP)と、もってけ!セーラーふく(らき☆すたOP)をヘビーローテションしている
    デスマーチでバイオハザード4に逃避する。無茶な執筆スケジュールでまた迷惑をかける
    BLADEさんの画集を見ながら書く。企画段階では全三巻だった。最終巻前後編の前巻になる
    ゲームが出る事になる。時間が無く脚本は無理だったが、ストーリー原案と脚本の何割かを担当した。ゲームの企画は一年以上前から
    音声収録に立ち会い、斎藤千和(フレドリカ、ガハラさん、ほむほむ、夏美殿、つるぎ等)がこれ以上無い程タナロットがハマっていた
    BGM/もってけ!セーラーふく(アニソン)
    9
    部屋の掃除がしたい
    仕事が重なり死亡フラグが一年以上続いた(ポリフォニカ・イコノ・プリンセスお年頃・僕明日・模造王女・ストジャ・ディスパレイト並行作業)
    「お願いですから、ご自愛ください。休んでください、とりあえずうちの原稿をあげてから」を各出版社(五社分)の編集に言われる
    元々は三巻で終わる予定だった。
    企画書当初はこんなに長く続くとは思わなかったので、作中の時間配分が偏った
    このタイプのラノベの主人公は中学生か高校生でないとと言う信念がある。大学生にして保留の案件を解決し、主人公から降りてもらった
    新シリーズの案はまじしゃんずえくすぺりめんと
    初代担当Kと二代目担当K(K崎)と共に同じK
    業界の限界に挑戦して、〆切を引っ張り倒した
    読者諸氏の応援のお蔭
    -
    先週書く予定だったが、現在の榊さんの方法論は経験から導き出された物だと再確認。そこらを自分の気付いた点でメモしていく。単なる個人の感想
    .
    過去発生した事→結果起こった事→現在の考え
    結末を考えないで提出した→人気が出ると続くと学んだ→作品は完結させるべきと考える様になった。巻数による完結計画を組むようになった
    意図した事が伝わらなかった・読者の想像に任せた→方向性が変わった・教えろと言う電話がかかった→読者がどう反応するかを気にする様になった
    ライブに近い作りをした1→先の展開がわからず不安になった→事前に計画を練る必要性を痛感し、プロット作成技術を発達させた
    ライブに近い作りをした2→他の作家やサイトの意見を参考にネタを作った→アシスタント制という形でシステム化させた
    ライブに近い作りをした3→短編から拡張して単行本に載せる事が多かった→初稿はとにかく仕上げる。短編での訓練と改稿での増量傾向
    ライブに近い作りをした4→短編から拡張して単行本に載せる事が多かった→入れ替える事が可能な結果、構成技術を発達させた
    .
    他にも沢山あると思うが、現在の榊さんの執筆量及び技術の研磨は、過去の自身のデータ蓄積から編み出された部分も多い事がわかる
    同時に当時の状況及び、成功例から変更してしまった部分もあるので、現状では欠陥や矛盾になっている部分もあり、その改良も今後の課題と思う
    .
    自己認識にズレが発生しやすい要因は、血尿不安で想像を逞しくした点などで思い込みの強さから、更に病気不安は軽い躁鬱もあるのではなかろうか
    ここらは、榊さんの想像力の高さや執筆速度など、良い面の行動力とも関わり、榊さんにとっては長所短所の両面になっている部分とも思う
    更に思い込みの強さは強い信念や失敗を良い様に解釈する効果も出している。ここらもストレス耐性と失敗から改良が進まない長所短所の両面となっている
    また子供時代の動機や、同人時代にダーク系の作風をしていた事も、実際発生した成功と反響から、榊さんの中でズレを発生させている要因と思う
    .
    自分の認識では、榊さんは暗い本質を抱えている反動からギャグ作品が得意になり、特に元ネタがある場合のシリアスから変形の王道、ギャグが得意
    これはつの丸にも当てはまる。マンガ夜話で動物中心と指摘されたが、つの丸も何らかの暗い部分を抱え、結果ギャグから変形のシリアス、王道が得意となる
    またマンガ夜話の梅図先生回でギャグとホラーを書く事で精神のバランスを取っているという話があった筈で、榊さんも自己認識のズレで精神を守ってるのかもしれない
    これらは単なる推測で、榊さんがどうしてもシリアス系に固執したい、またつの丸が自分はギャグが得意で天才と固く信じてるなら、その考えを優先させれば良い。壊れてもコマル
    .
    ただ、作家が描きたいものと描けるものは違うと言う趣旨のマシリト発言なんかもあるので、ここらを正しく掘り下げれば、両者とも更に発展する余地あると自分は思ってる
    作者の意図した通りに内容が伝わってないなら、それは作者の技術不足。だがお客の勝手な解釈で盛り上がる場合もありここも長所短所。そうそう他人は思い通りにならない
    また両者ともサービス精神の強さと経験と実績の蓄積も考慮すべき点と思う。芸術家の様に観客を無視して突き進み成功は多分不可能。ここらも長所短所の部分

    読んだ直後の感想はまがでみらでぃかるの項を参照

    ■ 榊一郎 2002-2005 スクラップド・プリンセスサプリメント 全五巻

    Vol 3131(2016-11-7)
    ちょうど読んでた所で榊さんの闇ガードに納得。時代背景でスプラッタ全盛とバブル上げとく。景気良くないと変わったのは出にくいのと違うかな
    魚の一件は自分も近い体験談知ってる。門扉内の小さい池でカバーした魚が食べられてるが原因は猫。動物は想像以上に利口。動物説が有力と自分は思う
    .
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の六回目
    .
    「本編終盤と連動した外伝作ですネ」
    「これは雑誌で連載された作品みたいなのヨ」
    [榊一郎 6]
    「モグダン節も全開のイラストなんじゃノー」
    .
    [2002-2005 スクラップド・プリンセスサプリメント 全五巻]捨てプリ番外編
    今回もメモ。調べてた時に絵がエラく変遷あると思ってたが、モグダンと知り納得。ジャンル確立しそうな絵だし、それはそれで良いんじゃないかな
    .
    1
    番外編であとがきが電話ネタで無くて良いと自覚する。電話ネタは温存したい。架空の会話はでっち上げは問題ある上、面倒と考えている
    ファンタジアバトルロイヤルなどの短編を収録。本誌は連載終了間近(捨てプリは雑誌連載作品?)。番外編いこうかは編集部より貰った
    捨てプリの連載は他の作品の様な一話完結の話では無く、長編を六分割する作りだった
    短編を書く機会が無かった。既に発表済みで、楽できるなと思った。改稿と百枚以上の書下ろしで大変だった
    2000年七月掲載。プレ編。掲載紙の巻頭特集が捨てプリだったので二本短編を書いた。出番も無いが読者に父母は人気だった。手こずらなかった
    2000年十月掲載。主人公を脅かす程読者人気の高いクリス編。本編ではまず書かない様な番外編をの編集部注文からサブキャラにスポットライト
    クリスは登場人物の中で一番書きやすい、緩急がつけやすい。ファファルは狙って登場させて受けた、その結果本編に登場させ読者を混乱させて反省した
    展開に悩んだ記憶があるが、この時点で見ると単純な話で、何に悩んだか分からない。初稿では子持ちの親父とストリートファイトをしていた
    書下ろし。ギダーフはクリスも上回る人気があった。難航した。何度直しても上手くいかず、連載にも影響が出て、スランプにもなり、他の仕事にも影響した
    それでも上手くいかず担当のたなぽんに「もう本当に駄目です。落ちます」と言われてから必死に考えまくって一日で書いたのが結果的にまとまりがあって、収録した
    書下ろし?ドラマガ本誌で通販された榊さんがプロットを出して、別の人が脚本を書いたドラマCDを、榊さんがもう一度文章化した
    ドラマCD第三章に相当する。プロット段階でラクウェル役が井上喜久子と決まっていたので、役者の本来の傾向とは真逆の酔っぱらう内容にした
    テーマの無い話は書かない書けないがこれだけはスラスラと出てきた。BGMは伊福部マーチ。改稿にはやたらと手間を喰った。コメディは難しい
    完全なコメディ。CDの雰囲気を残す為、魔法の設定はいい加減。突っ込まないで欲しいとお願いする
    担当たなぽんの命名は秋田禎信(魔術士オーフェン)
    アニメ化の話が持ち上がる。アマ時代にスレイヤーズのアニメ化で友人と大騒ぎしたので感無量。サイトのファンの反応は賛否両論
    2
    ファックスが便利。入稿もメール、最初はフロッピーにデータを記憶させて、データ飛ばないようにと願って郵便局から送っていた。校正原稿だけはどうにもならなかった
    元電気工事会社の家に引っ越す。家中の回線が複雑怪奇。ファックスが編集部にまともに届かない。NTTが聞くたびに違う事を言う。TVも写らない。分配工事は十一万円
    引っ越し先が中古住宅の場合は配線まで調べた方が良いと学ぶ
    本編終了後に連載された作品。ラブレター・エクスプレスと言う副題が付いていたが、題名を統一させる為に単行本では使わなかった
    プレ編で編集部からいっそスクラップドプリンセス2という話も出たが、いくらなんでもそれは無理、インポシブルでするとこういう形になった
    本編が一年ほど丸々シリアスだったので、お気楽馬鹿な話にしようと決まっていた。連載当初はシリアスなノリを引きずっていて、たなぽんからなんか違うと指摘された
    内容は読者の受ける印象であって、書く側の苦労は変らない。むしろバランス取るのが難しい
    最期は五千年後の話にする予定だった。
    BGM/リフォーム中の工事音
    3
    居留守が出来ない性格
    痛みの無い血尿が出る。原稿は待ってほしいと頼むが、スケジュールがびっちりと埋まっていて、うち一社だけではペース配分が狂いませんかと心配される
    後に診断を受けて歪な結石との診断を受ける。非常に稀なケース。いつ腎臓が痛みだすかわからない状況で不安になる
    捨てプリでも軽小説家の呼称を使いだす。雑誌掲載時はホーリランド・エクスプローラーズの名前
    最初は書くつもりが無かったが、読者の指摘で魔法が使えなくなった世界という事実に気付いた
    またラストで読者にお任せしますにした部分が、逆に読者の不満を溜めてしまって、編集部にどうしても教えてくれと言う電話がかかった。
    編集長からも「俺も気になるから書け」と言われ、捨てプリアニメ放送中に雑誌に捨てプリが載ってないのは良くないと言う理由から書く事になった
    後悔しても知らんぞと先の魔法の一件と併せてプロットを一本仕立てた。いざ書くと本編と違って気楽な気分で書けて新鮮だった。手を抜いた訳では無い
    目的地が間近に見えているので安心感があった。竜の名前コンテストが行なわれた。
    BGM/妻が隣でやっているラグナロクオンラインのBGM
    4
    付録として設定が付属。軽小説家の呼称は一時引っ込める。
    異様に時間が無いと自覚する。
    テーマが決まった雑誌の短編五十枚を加筆修正したもの。この時のテーマはスペオペ。たなぽんから竜の出来た頃の話にしましょうの提案
    サイトで嫁さんが竜のネーミングコンテストを開催した。二十六体の名前を全て決めたので、設定も全部考える事になった
    名前の無いのは榊さんか嫁さんが考えた。
    5
    このシリーズが無ければ今の私は無かった
    元々は兄の一人称だった。HDDのクラッシュで当時の原稿は無い。最初の担当のYに「一人称は駄目だ、三人称にしなさい」と指示を貰った
    龍皇杯に参加した時は勝てると思っていなかったし、半年分の連載権とも聞かされていた。長期連載の展望は無かった
    万が一勝てても六話程度の軽い気持ちで挑んだ。Yは「一人称の話では展開にバリエーションが出しにくくて行き詰まる」と説明してくれた
    一人称は視線固定が基本なので、物凄く力量のある作家で無い限り長期連載は難しい、主人公以外の情報が明示し難いと、当時の榊さんは考えていた
    結果的に担当がYからたなぽんに変わった時にこの助言に感謝する事になった。
    設定は二巻以降から考えた。主人公が神に対抗する力を手に入れて、十週打ち切り、戦いはこれからなのだの様な展開だった
    一巻の終わりで四巻分のプロットを用意して、その時にたなぽんに担当が変わった
    龍皇杯が初めての試みだったので、すったもんだだった。連載まとめ、書下ろし、連載まとめのスケジュールに手間取った
    当時の雑誌の連載は文庫で人気が出たから連載の形をとっていた。連載一話からシリーズ開始は無かった。たなぽんと一緒に困った
    連載と書下ろしの差別化でも困った、当時のスレイヤーズやオーフェンは連載と書下ろしが違う流れだったが、それが使えなかった
    たなぽんと困り果てた揚げ句に七巻辺りからペースが掴めて、五巻六巻から書下ろしが連続になった。以下各短編の解説
    1。ムックの短編の加筆。当時は原稿用紙30枚と本誌より逼迫した枚数制限で頭を抱えた。やれば出来る。後の話の伏線。私は人工知能萌え
    2。例外の一人称小説。イジイジしてる癖に捻くれていなくて根が真っすぐな地味娘のキャラが好き。キャラの認識は一人っ子の私のメタファー
    3。好評だった話。クリスとラクウェルは書き易くて、自分でも意外。挿絵のネレイディアが可愛かったので無理やり登場させた
    4。読者はシャノンXゼフィリアのカップリングが好み。アニメの割烹着のゼフィリアが可愛かったので、先にどうなるかで考えた
    第一稿はサラッとしていたが、たなぽんから「もっとラブラブさせなさい」の指示が出た
    以上。幸せな経験を本当にありがとう。まだ書きたい話、書くべき話が山の様にある
    -
    捨てプリはライブの連載作品で、出版社も初めての試みだったなど、当時の作品との比較も含めて状況が良く分かる内容になってる
    更に今回は追加資料も用意した。今はアニメの売り上げも検索で出てくる。これも比較付きで出す。当時の立ち位置がわかると思う
    .
    巻数。平均。BOX平均。タイトルの順
    全13巻 36,511 18,755(2) 鋼の錬金術師
    全7巻 13,607 *5,851(2) おねがい☆ツインズ
    BOX4巻 13,377 --,--- D.C.〜ダ・カーポ〜
    全6巻 *8,917 13,634(3) フルメタル・パニック?ふもっふ
    BOX2巻 *7,162 *1,024 宇宙のステルヴィア
    全12巻 (*1,836) **,*** スクラップド・プリンセス
    全6巻 *1,394 **,*** キノの旅
    .
    巻数、平均、BOX順のDVD売り上げになる。当時どういうのが流行ったかも含め興味深いと思う。最初の鋼錬アニメ一強で、しーぽんも同期
    擁護しとく。アニメの成否はDVD売り上げだけじゃ決まらず、グッズやイベントの成否も含まれる。また本作はWOWWOWの特殊枠で放送されてる
    監督の増井壮一は後にチャイカも担当する事になる。ドラマCDの井上喜久子も懐かしいなあと。今も当然現役だが、昔から17歳だったのヨ
    -
    更にたまたまTV付けたらやっていたで[クラシカロイド特番]。榊さんに関して触れた場面は無かったが、ホームランを狙ってる作品とわかる。榊さんのサンライズに関する呟きは予防線とも取れる
    #5の脚本は前回触れたきだつよし。またMCで石田彰。マキバオー的には若ぞうさん。青さんが好きでドラマCDで依頼したキャストでもある。アニメはエヴァが95年・マキバオー96年・スレイヤーズ95年
    作家さんはキャラを作る場合も多い。志茂田景樹はキャラが立っててタレントでも成功しカブタックにも出た。京極夏彦も水木サンから手袋に意味あるのかと突っ込まれる程キャラ作ってる。共に直木賞作家
    .
    天然なんだかわからん人もいるが、榊さんもキャラ作っててグラサンしてヤクザ風の風体にしている。影響と本人の見せたいイメージを考えても興味深い。今作バッハは榊さんモデルと思ってる

    読んだ直後の感想はスクラップド・プリンセスの項参照

    ■ 榊一郎 2002 ドラゴンマガジンコレクションSP超解(スーパーガイド)!スクラップド・プリンセス(関連書籍)

    Vol 3129(2016-10-31)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の五回目
    「図書館で奇跡的に見つけたムックだヨ」
    「今は書庫整理で処分されてしまったんですよネ」
    [榊一郎 5]
    「モグダンのモデルから綾波コメントもある。昔からブレが無いんじゃノー」
    .
    [2002 ドラゴンマガジンコレクションSP超解(スーパーガイド)!スクラップド・プリンセス(関連書籍)]
    .
    上記通りで榊さんコメントや当時の読者意見もある重要資料。神坂先生ぱんさんの本も喰らって、図書館資料に処分あるのはショック。今回はメモも沢山
    まず榊さんによる各巻の追加コメント部。省略やまとめ化、こっちの主観で狂う部分もあるので、興味あったら実際の資料をチェックの事
    -
    1
    責任ある信頼がテーマ
    気を付けた点は各人物の設定とその事で何を感じているのかを過不足なく書く事
    テーマは短編を書いた時の基本的な概念をそのまま通す事。最初のタイトルはレスポンシブル・トラストで責任ある信頼
    誰かを信ずるには任せきりではいけない、信じる方にも責任がある事を三人の関係で描きたかった
    パシフィカは守られてばかりだが、二人に裏切られても最後まで信じる気持ちを絶対に変えない、そんな責任感を持たせた
    三人が旅に出る前の心情を丁寧に書こうと思い、村にいる頃の話はバランスが崩れようとも多く盛り込んだ
    最初の短編だった第四章を最後に持っていった。時間経過の空白を埋める為、多数の人物を同時に動かそうとしたが、わかりにくくなり諦めた
    キャラクター設定はこの回はどういう話にするか決めてから考える。例えばラクウェルは将来的に母親の様な存在になる事を考慮した
    フランキ伯爵は偽政者はこういう存在であるべきとして書いた。どんな葛藤があっても冷酷な引き算が出来る人として書いた
    2
    何かに追われて逃げる人物ははたからどう写るかを書いておこうと思った
    全体のテーマは信じる事と信じない事
    直接主人公たちに接する人と、そうでない周りの情報に踊らされてパニックに陥る人の両方を書こうと思った。その人たちの自己決断を言いたかった
    ウイニアは周りの情報に踊らされない純粋さを持たせたかったので普通の女の子にした。普通や凡人は描き難く苦労した。友達のミシェルは第三者の立場
    後半はあらゆる要素を詰め込み過ぎた。深刻な場面ばかりでなく読者が楽しく読める部分もあった方が良いと思い緩急のバランスに気を配り苦労した
    スターム少佐はウイニアと対になり非日常の代表格。情のかけらもない人物を出す事で、ウイニアや友達のミシェルの人間性を際立たせようとした
    3
    能動的に何かを信じる事。信じる事が目的になりその先に何も無かった時、冷静になり確固たる信念を手段や方法を変えても貫く事が大切と考えている
    依存していた自分を捨てて歩き始める姿勢が大切だと考えている。最初はギャグにしようとしたが、長編だと読者が怒ると思い止めて、途中から壮大な話になった
    毎回笑いを書くのが大変。自分はコミカルな話は乗り切れない
    レナードは絶対的な信仰に対して批判的な人物として作った。仮面をとると人格が変わる設定はトータルリコールの主人公をモチーフにした
    4(補足:この時期に司法書士の道は断念する)
    正義の味方を自称する人の正義が破壊された時、どういう風に物事を考え改めるかを書こうとした。そこで振り返らないバカのレオポルドを出した
    正義が否定されても諦めると彼では無くなるので、形を変えても彼なりの正義が追及され続けていく事が大事だと思った
    読者から前半でレオの心理描写が無いのはおかしいと指摘されたが、考えてした事。前半でバカとされた人物が本当は考えているという流れにしたかった
    この巻から主人公以外の視点もどう挿入していけば面白くなるかを考えた。
    追う側と逃げる側が接触した時の展開も考えなくてはならず、唐突にならない様に双子の兄を出した。王都の話も必要で客観的なキャラも必要とクリスを出した
    ラストに出るギターフは最初のプロットにはいなかった。レオポルドと同様主人公と接する事で考えを変える役割が欲しかったのと強い殺し屋が書きたくて出した
    邪道は邪道なりのカッコよさを描きたかった
    リタ婆さんは単に婆さんが鉄槌を振り回したら嫌だなで出したが思い入れが出た。プロローグに若い頃の話を書いたが主人公にまったく関係無いので削った
    その話は当時サイトでダウンロード出来る様にしていた
    5
    兄妹の関係を一度壊してそこで巻き起こる出来事を書いてみたかった。第三者の介入でヒビを出そうとした、友達で無くもう一人の家族ならどうなると考えた
    容姿で兄弟の関係が不自然で、そこによく似た容姿の人物が出ると主人公が葛藤するだろうと。嫉妬するがその気持ちを主人公が伝えられない
    家族だからわかってくれて当たり前と言う思いは怠慢と考えている
    スィンの設定は主人公達の集団を再構成させないといけないと考えた為、スィンと無理やり引き離される状況にならないと主人公の心の成長は得られないと思った
    そこでスィンが自発的に離れて、主人公達の力が及ばない展開にした。もっと家族を深く取り扱いたかったがここまでで、それを再構成したのが7巻になる
    スィンは妹を実際に持ってない人が描く理想の描き方をした。もっと極端に言うと妹萌えの人が喜ぶ妹。主人公がやんちゃで憎たらしいのでそれの対比の意味もある
    6
    主人公達を最強にしてきたが、人間一人の力はたかが知れていると思った。
    全てを自分一人の力でやらなくてはいけないと考えているのは少し高慢と考えている。その事を気づかせるのがギターフ。本人も少し強くない方が面白いと思った
    人と人は助け合う事で大きな力が得られる事がテーマなので劇団の話にした
    大変苦労した巻。一番苦手な分野はコメディ。笑いのネタをどの程度で止めていいのか悩んだ。その甲斐もあって読者に好評だった
    学園祭の雰囲気にも似ていて、みんなで何かを作り上げる楽しさに共感してもらえたと思っている
    泥人は敵の様に見せて喜んで食らい付いて来る犬の様なキャラ。キャラクターを作る時はこう思うでしょうと思わせて最期にひっくり返すのが好き。道具は使って花を描きたかった
    7(補足:翌年榊さんは結婚)
    主人公と兄が将来夫婦になったらという題材で書いた。赤ちゃんを育てる経験と周囲から夫婦と間違われる状況を作り、家族の物語を描こうとした
    最初の出会いは赤ちゃん誕生の時と思うので、赤ちゃんを拾って同行させる状況と、親が子供を捨てる気持ちを主人公の境遇と重ねて描いた
    一巻で主人公たちの親子の話は終わっているので、もう一度引き出して父母の事を考えさせて、親子の事を考えさせる意味合いがあった
    最初は単純に赤ちゃんを届けるだけの話だったが、ひとひねり欲しいと思いラストを変えた。赤ちゃんの表現を逆手にとり、実はという展開にした
    ヴィルク&アルトは父親と関係があり、兄を一段階成長させる役割。武器はスーパー歌舞伎の新三国志の旗が元ネタ
    8
    尽くすタイプの女性が優しいのか自分が好きなのか疑問だった。自分自身を愛している様で寂しい事では無いかと思ったので題材にした
    主人公が人が好きになるのならその人をちゃんと見て責任を持って好きになろうよと伝えさせた。
    再び主人公の集団をバラバラにした。主人公に嫉妬心を持たせようとした。兄に好意を持っている女性をこれまで出していなかった
    今兄を純粋に好きな女性を出すと一緒に旅が出来ないのでどう考えても可哀想で悲恋になるのは間違いないので、幻影を追っている設定にした
    ユイリンは読者からの榊作品の殺し屋はいい奴が多いの指摘から登場させた。心底殺しが好きな殺し屋。単なるサイコになった。自分は強いと誤認している
    9
    物語が大きく展開する。主人公達に味方がまったくいない状況は厳しいと思いセーネスを出した。諸外国の話も書いてみようと舞台を移動させた
    移動要塞は敵が強すぎて主人公が絶対に敗退してしまうかもしれないので解決策として出した。セーネスは主人公と対になる。違うのは家族が自分を愛してくれない
    終始深刻な話が続くので息を抜くシーンも必要だと思い、姉がマスコットの胸元から顔を出す徹底してふざけた場面も入れた
    イルカ。もともと好きな動物がイルカで楽しんで書けた。読者の忍犬のアイデアをそのまま使った。舞台も海なのでイルカは良いだろうと
    10
    設定の背景をもっと細かく説明する事にした。言葉で説明しても説得力が無いと思い、過去の記録の映像やサイコダイブという手法を使った
    兄の妹の守ると言う関係が一歩間違えるといびつになるという事を書こうとした。守る為には周囲全てを見殺しに出来かねない、それは恐ろしいと書きたかった
    内容は深刻だが見せ方はかなり遊んだ。コミカルなシーンはオズの魔法使いの世界を概念とした
    読者はゼフィリスに興味を示した。愛を告げる描写で魅力的な善人として描いた。主人の願いを懸命に果たそうとしている事に説得力を出そうとした
    超人が結ばれる相手は凡人であって欲しいという気持ちがある
    ナタリィはゼフィリスと同じ設定だが違う考え方を持たせて対峙するキャラクターに仕立てた。主人公達への考え方が違う。
    -
    今の榊さんと比較しどう変化してどう維持したかや、本人の誤認してる部分を考えても面白い。今は作品は完結させるべきの考えだが、最初の成功は真逆の方法で産まれてる
    逆に言うとこの時の経験が榊さんの今の見解に相当に影響を及ぼし、行動を今なお縛ってるとも言える。実際はどうすれば大成功が保証されるかは、榊さんも言う様に無い筈
    今作がお客の意見も取り入れたライブに近い作りをしている事や、ポリフォニカが取りようによってはノベライズとも取れる点など、榊さんは考えと実際の実績に矛盾があると思う
    .
    ギダーフなんかは自分も印象深いキャラ。苦手と思ってたギャグも、後のまかでみで成功する。苦労した部分がちゃんと芽を出してるのは、納得出来る部分とも思う
    結婚時期に関係した話を書いてたのも発見。本人は一人の仕事を好み、真面目な話をしたいのに、真逆の部分が読者に受けてるのは皮肉。でも総数多い客の見解の方が正解の筈
    出版社側の文章。あるいは読者にどこが受けたかがわかる文も付属する。設定紹介コーナーや相関図を挟み、榊さんに対するQ&Aコーナーもありここも抜粋メモ
    -
    竜王杯は一作目を買ってくれた人への私信ぐらいのつもりで参加した。最初は一話分しか考えていなかった。
    連載が続くと分かり当時の担当(Y)に六話分の構成を用意して持っていくと六話で終わると言われ、いけないのかと聞くと、人気が出たら続けてもらうから困ると言われた
    最初はアーフィとシャノンが合う所(2巻冒頭)で終わっていた。そこで新たな何かがありますよと匂わせるぐらいで終わる。そのあたりまでしか考えていなかった
    .
    竜王杯は負けると思っていたので、何故勝てたのかと聞かれても困る。他の作者の得意分野と違う切り口にくらべ、奇をてらってなかったのが勝因と思う
    読者のイメージが固まっていなかったので、正統派にやってこうと。そこが良かったのではないか
    .
    六話のプロットが困ると言われた時に一定の人気が出たら続くんだとわかった。設定の準備はそこからした
    長編小説大賞の授賞式で長いシリーズの伏線はどうやって作るんですかと質問した、自分の作品の中から見つけなさい。作るもんじゃないのと助言を受けた
    助言した人物はRシリーズのM先生。(後の呟きで大河シリーズの先生との発言あった筈、当時の審査員から岬兄悟先生?)
    そこで納得し、本作も個人的に好きな要素をいくつか入れて後は書き進めながら設定を組んだ。物語が先に進むにつれて、以前の物から連想を繰り返して繋げた
    .
    (当時)いつもはストーリー展開を先に考えて次にキャラクター。キャラクターを思いついて、それを動かすためにストーリーを考えようとする事は無い
    毎回のゲストもその度に考えている。双子や兄弟への好みは対比の意味がある。主人公への距離感を等しくする為に兄と姉は双子にした
    ネタに困った時に女装ネタが使えると思って兄も双子にした。当初はその意味合いが強かった。1・2年で連載が終わると当初は思っていた
    .
    家族で無い人が家族の状態を維持しているのが感動的と思った。家族的な部分が薄いのは王族と思う。
    普通の人が良いと思ってる家族は相互扶助だと思い、それだと家族である事が前提では無く互いの努力で成立している共同体の筈だと思う
    熱心に質問に答えた後、どうも私の作品は説教臭いと言われるんですよねと苦笑いをした
    .
    毎回これはこうですという一種の提案や、こうじゃないかという自分なりの説がある。それを最初に決めて描き始める
    キャラクターの過去が劇的であればある程、テーマがはっきりすると思う。過去に傷を持つ何がしかのトラウマが自己を決定していると考える
    何らかの変化を描く時、ドラマとしては深い方が良い、どういう事が起きたのか、劇的にそしてわかりやすく最大公約数的な読者に用意した方が良い
    そうやって考えていくと、どうしても派手な傷、トラウマという形の過去になってしまう
    .
    アクションやギャグを前面に押し出して爽快感に繋げていく小説になれば、説教臭くなくなると思う
    やっぱり何らかを語っていきたいし、これはこうだという結論や提案をしないとテーマも何もなくなってしまう
    すると当然、その提案や結果をキャラクターたちの行動や会話を通して書いていく事になるので、どうしても説教臭くなる
    だから今やもうそれがどうしたって言う感じ。説教臭くて何が悪い。(この後(笑))
    .
    主人公は誰にでも好かれる意味合いを出したかった。多くの人に好かれるキャラした。また意図的に役に立たないキャラクターにした
    最初から物語の途中で強くなって能動的に何かの役に立つのはナシにしようと思っていた。
    そうしないと強い人が勝って正義のオチになり、強く無ければ、あるいは何かできなければその人はダメという事になりかねず、やりたくなかった
    あなたに殺される覚悟は出来ている、でもそれまでは絶対に信じてあげるというのが主人公の強さ。それをはっきりさせる為に無能である必要があった
    設定もその理由から組んだ
    .
    追跡者クリスの主人公への共感は映画の逃亡者参考に、追跡だけの人物だと単調になるので取り入れた。ひとつの答えを出す為の伏線でもある
    .
    スーピィはデビュー作のスピノザから。読者の読み難いからスーピイにしたを取り入れた。読者へのサービスでもある
    連載時が特にそうでひたすら重くて見ているだけで辛い話が続くと読者も大変だと思い、バランスをとる為にスーピィを沢山だした
    スーピィとラクウェルが出たら、ここは息を抜いても良いと思ってもらえればと思っていた。後半はシリアスなので大量に出した
    ラクウェルは魔法オタクなので男に興味が無い。魔法が最強の世界観は嫌だった。魔法はMS-DOSのコマンドの打ち込みが元になっている
    ゴルドンのモデルはチャップリンモデル。キンヴァースはプリンスマルコという小説の強くてカッコいい執事がモデル、何かの拍子に強いキャラが好き
    ビックノイズは実在のモデルがいる。おじさんキャラは少しお茶目にした、子供がお茶目をしているより面白いかなと思った
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    小説家以前は司法書士をしていた。要するに事務員。大学は法学部だったが司法試験は何度も落ちた。残業が多いが丁稚扱いで給料が安かった
    以前の仕事が辛かったので捨てプリを描き始めたが時間が取れなかった。九時出社十時退社が日常だった。仕事の移動の合間に書いていた
    司法書士補助者は書類を取りに行くのが仕事だった。文章は書けたが、本や映画やゲームは出来なかった。
    どっちかを止めんと、引き出しの中身が無くなって両方ともダメになると思った。それでストレスのある方を選んだ。3・4巻辺りまでは掛け持ちだった
    一巻のあとがきの修正依頼は事務所の車の中で受けた
    .
    一番書いていてサラッとかけるのはシリアスな場面。次に泣きを誘う場面。最後がコメディの場面
    デビュー前の作品(ストラグル〜)はまったく笑いが無い。それが本来の作風。コメディが嫌いなのでは無く、難しくて自信が無い。どうすれば良いか恐々としている
    ラクウェルがてへと言うシーンで三十分、書いては消しを繰り返し悩んだ。正直どうかと思ったが、後に読者に喜んでもらえたと知り勝ったと思った
    .
    ラクウェルが一番書きやすいが、傍にいたらストレスが溜まると思う。女性としてはウイニアが好き。ほっとしたい
    作者の分身はバラけさせている。兄の偏食キノコ嫌い松茸食べないは自分がモデル、ただしあんなに生真面目で可愛い考えはしていない
    担当からのレオに近いとの指摘に対し、あんなに真っすぐじゃない、スターム少佐は考え方が近い、キダーフは全然違う。イラストではフィーレが好き
    -
    ずっと真面目さが維持されてるので、実際は主人公に近いし、物事の見解に対するブレや迷いが少なすぎる点で、レオに近いと言う担当意見も自分は合ってると思う
    更に苦境のラボさんに仕事回したり、自分の技術まとめる目的の講師仕事を越え面倒みたり、妻子持ちだったり、実際はどう見てもハートフルで、スターム少佐も違うとも思う
    アシスタント使ってる点などギダーフが全然違うも違う。イコノもよく話題に出るがラボさんなんかと比較すると全然ヌルい。榊さんの本質がハートフルと思うと本当は全部白と違うんかなと
    .
    後のコメディで実力を発揮していく実績を考えても面白い。なら尚更ネット小説すべきじゃないかとも思う。楽に作った部分は受けず、苦労した部分が受けている。そりゃそうだろう。今は楽しすぎ
    つの丸の創作呟きとも絡み、てへで三十分悩んだ話など苦労もよくわかる。また、榊さん自身の本人自覚や認識と、周囲の見解・実際の実績と資質にはズレあり、意図しない偽りがあると思う
    自己宣伝も含め、意図して自分の成功した技術は教えてないとか、芽を摘むように動いているは無いと思いたい。ただ教職の立場で疑問な発言もあり難しくはある。創作の人には嘘が常習化してる人もいる
    .
    本来の作風としてる物は同人時代の延長。この後、先に書いたモグダンの綾波の話も含むインタビュー。更に当時の読者がどういう風に本作を受容したかの記事もある。ここも抜粋
    キャラクター人気投票は、ラクウェル・パシフィカ・クリス・シャノン・アーフィ・キャロル・スーピイ・ギダーフ・エイローテ・ウイニアの順になる
    どこに感情移入したかの部分では家族的な部分。泣かせる場面なんかも受けが良い。スーピイも人気ある。好きな魔法は破転、魔天狼、神槍の順
    .
    あとはサプリメントの短編収録という形になる。自分も全体通してみるとラクウェルは好みだし、ギャグ調の場面は印象強いなと。面白い資料が残ったと思う
    つの丸は世界に潜り込むとコメントしてたが、水木サンにもそれ系の記録ある。演劇にも近いと思う。榊さんはエチュードは不得意趣旨の呟きあった筈、でも実績はそっち系で集中
    考えようによっては週間連載はネット小説に近い。多分榊さんの表面上の方法論とつの丸の方法論及び榊さんの実際的技術は真逆なんじゃないかなとも思う。被る所もある筈で比較して見ても興味深い
    .
    たいよう初期巻が顕著だがつの丸も単行本収録考え構成練ってる。長期連載で混乱するのは仕方ないが、工夫は出来る。めめに対する、無くても出すあるいはひり出すの助言なんかは興味深かった
    つの丸の受賞結果は漫画家人生を保証しないのコメントも榊さんと比較すると面白い。ただ前述の様に榊さんは表面と実際にズレがある。実際は講師や新人賞授賞式で水を浴びせる発言があった筈
    こう思うでしょうと思わせ最期にひっくり返すのが好きも展開含め共通点あると思う。ただ、なんでそうすると思う時が自分はある。それが一番したい事とはわかるが、イコノラストや最後にピョンはこれ感じた

    [2015-04-10]
    ラノベ扱ってる関連から 02年刊で短編集出る直前くらい「超解!スクラップド・プリンセス」を読んだ
    初期作で後半になると整理もつかぬままキャラが膨大に増えてく作品なんで、事前にコレ読んどきゃ良かったと思う程よくまとめられてる
    各巻の榊さんの意図や絵の日とも含めたQ&Aなどが多数なのが重要点、伏線をどう作るかの疑問を授賞式で持ってて問いも含め感心と納得した

    ■ 榊一郎 2000-2002 ストラグルフィールド 全二巻

    Vol 3127(2016-10-24)
    本宮ひろしも政治家目指そうとした時期があった筈。見解や経験は前から呟きでも見てた。覚悟の上の行動で橘ぱんさんは偉いと思う
    .
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の五回目
    「これはアクションファンタジーとありますネ」
    「それぞれ一巻で完結もしてるのヨ」
    [榊一郎 5]
    「挿絵の騎羅は榊さんの友人、現在もイラストの仕事をしとるノー」
    .
    [2000-2002 ストラグルフィールド 全二巻]元傭兵と少女+特殊部隊の視点
    今回もメモ。これが榊さんが本来したかった事と思うと、実際に持ってた資質+実績で葛藤がわかり、改めて考えさせられる一作
    1
    (裏表紙宣伝)アクションファンタジー巨編、堂々登場
    軽小説家呼称使用
    原型は大学生時代の同人作品[戦魔-鏡の中の凶器-]、初めて完成させた長編、原稿用紙百枚ほど、アラはあるが愛着ある
    改稿して平均的なラノベの文量にして、大学時代の友人でアスキーに就職していたファミ通編集部のキッシー嵐山にデビュー前に見せた
    結果的にログアウト文庫の編集長の所に行く前に、原稿が紛失してしまった。諦めて二年後に富士見に応募して賞を貰いデビューした
    デビュー一年半後に飲み会でファミ通文庫担当編集の佐藤康男と話をした、原稿が紛失していた事を知った
    当時のログアウト文庫とファミ通文庫はスタッフが変更になっていた。原稿が見つかってファミ通文庫から出す事になった
    最低限の改稿を更にほどこした。結果的に最初に書いてから十年近い月日が経った
    私の原点的作品。ドラマとしても見劣りはしない筈、当時の雰囲気を残して仕上げたかった
    佐藤康男と出会う機会を作ったのは作家の大林憲司。同人サークルしぇいぷちぇんじの真田大輔、同人版の挿絵は白濱大輔も友人
    BGM/ボーン・イン・ザ・U.S.A.(ブルース・スプリングスティーン/ロック)
    2
    担当の佐藤康男が仕事を抱え過ぎて入院、担当が笠原次郎に変わる
    実験をした。伝わらないなら私の力量不足
    絵師騎羅も体調を崩す
    BGM/オブセッション(不明洋楽?)
    -
    また自分の見解になる。娯楽作と芸術作は姿勢も評価される点も対立してしまう程に異なる部分があると思う。どう世に出るかでも変わってくる
    同人的な活動から世に出る人もいる。ある意味裏口とも言えるデビュー。芸術肌に近い人は、これで世にも出やすい。よしだ先生はこのルート
    榊さんは天才に対し嫉妬に近い感情あった筈。裏口からデビューしようとした所から、本当にこの作風でデビューしたく、天才になりたかったんだろうなと
    .
    もしもこれで世に出ていたら、榊さんは作家として成功出来なかったかもしれない。今も実際の能力と違う方向で努力してる人は、世の中には多いと思う
    前回のつの丸・町子先生にも通じるし、本当はスッチーになりたかっためめも同じ。欲しい物と与えられる物が違うのは難しい問題。でも誰でも抱えてる事
    .
    「よしだ先生から派生して読んだのヨ」
    「扉絵の小ネタ、ラキシスですネ」
    [永野護 ファイブスター物語_自分用メモ、町子先生は4から]
    「連載は1986から、日日日先生の産まれた年なんじゃノー」
    .
    結論から書くと世代じゃ無いんで読んでなかった。以前漫画orアニメ夜話で言われてた筈だが、自分の産まれる前の作品は、マニア以外は見ないが普通とされてる
    ガンダムやSWにせよ40年近く前の作品。頼んで弟子になった人だと微妙な所だが、一般のお客さんに、作品読む前に知識を要求するのはかなり難しい問題と思う
    .
    単なる個人の見解。リアルタイムの娯楽作は大学で研究され前知識を要求される学問や問題群とは違うとも思う。作品わからんのは客が悪いは、問題も引き起す筈
    更に古い作品は当時の時代性等が前知識で必要な場合あり、今読むと本当にキツイ場合ある。好きな古い作品が現代の率直な感想でボロカス言われるのは辛いとも思う
    現状の10代なら、90年代前半以前の作品知識を要求しても、ほぼ通じない可能性もある。こんな事もわからんのかと言うと、相手を追いつめてしまったり、攻撃とも取られやすい
    .
    相手を追いつめ晒し物にして、仕返しがしたかったなら話は別。自分の方が正しいと思っても一方的になりやすく、言った事が受け手にちゃんと伝達されるかも難しい
    最近も正しいと思って発言した結果、謝罪文を出す結果になった作家はいる。たとえ正しくても、反対する勢力を敵に回し、相手から深い恨みを持たれる可能性も出てくる
    最適解は話をよく聞いた上で、別の指導者・教育機関・進路を薦めるではなかろうか。状況不明で第三者意見なんで真剣に受け取る必要ない。晒した事が正解と思うならそれでも良い
    教育関係の書籍で、似た事例やその原因・適切な解決法が提示されてるからというのもある。榊さんの発言で疑問に思う点が発生しやすいのも、こういう系列の問題になる
    .
    現役音楽家は最新の音楽も聴く。それと同じで他の知識も常に更新してないと、今の人に通じない場合もあるんじゃないかと自分は思う。ボブ・ディランクラスでも通じ難い
    今作自体は宝塚好きなよしだ先生が好むのも良く分かる。ひらめ顔傾向の人物は最近の萌えにも近いなあと。批判あってもちゃんと変遷し、今も変化してるのは凄くもある
    .
    またそのうち書くけど映画版限定でSW六作分のノベライズ読んだ。全作ものすごく補完されてる。EP4-6は善悪の話でも良いけど、EP1-3含むとそういうタイプの話で無くなると自分は思う
    .
    商業的に大成功した人は、以後芸術系として見られ難くくなるとも思う。SWEP1-3は尖った作りと自分は思うが、芸術系の人が儲けてる・成功したと言う理由で、EP4以後は見ず批判した例を見てる
    ここらも難しい。大昔のヒット作が当時どう受け入れられたか、当時の政治や文化状況及び受容者・国の状況含めて考えるとかになると、別系列の問題。大学の古典研究はこれに入ると思う
    SWもどう捉えるか真剣に考えてくとかなり難しい。更に広げてどこからは芸術で、どこからだと娯楽かも難しい。売れなかったけど芸術作だから失敗じゃないは、逃げ口上に思える時ある
    .
    EP1-3も好きだけどEP4-6の前提あった上だと、反発受けるのも当然とも思う。SW見る人全てに外伝系全ての知識求めるのも無理ある。他の続編作品もEP1-3化する場合は多いと思う
    上記通りで儲けている・成功したというだけで憎しみ買いやすい。挑発に対する防衛こそが、相手が攻撃する口実作り目的の例もある。最近のつの丸も見解的に難しい意見多く難しい

    [2015-03-24]
    ラノベ扱ってる加減から00年刊だがデビュー前大学生時に初めて完成させたと云う重要作 榊一郎 「ストラグルフィールド1 鏡の中の戦魔」を読んだ
    少し改稿したけど内容はほぼそのままという点でも注意深く更になかなか面白いという点も重要、榊さんが本来持ってる暗さに加え所々に明るさもある
    弟子に追われる師匠とその結末、濡れ場もありつつのキャラの魅力はかなり高く竜の要素も既に登場し最後の決断はデビュー前とはいえ榊さんの決断が反映されてる
    .
    ラノベ扱ってる加減から02年と前作からだいぶ時間がたって刊行された作 榊一郎 「ストラグルフィールド2 復讐者の残影」を読んだ
    前作のキャラを使った世界観が継承された作品となる、実験してるとある様に作中の途中で過去パートに入るなど面白い点もいろいろとある
    後に榊さん自身が暗いハードボイルドと称する様に結構救い無いが女の子の復讐者とキャラは魅力あり洗脳など後への要素も多、共に単巻でも読めてなおかつ面白い

    ■ 榊一郎 2000-2010 ストレイト・ジャケット 全十一巻

    Vol 3125(2016-10-17)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の四回目
    「帯の説明はハードボイルドアクションファンタジーですネ」
    「終盤は一年一冊ペースなのヨ」
    [榊一郎 4]
    「挿絵は藤城陽。他作品でも挿絵を担当しとるノー」
    .
    [2000-2010 ストレイト・ジャケット 全十一巻] 怪物退治事件帖
    今作風の系列が恐らく榊さんが本来したい作風と思われる。前回と同じくあとがきからのメモ。及び考察となる
    1
    軽小説家という呼称を使う。捨てプリあとがきでは未使用
    シリアス寄り、ギャグコメディ無し、グロあり、エロなし、ハードボイルド系の自己宣伝
    いつもと違う書き方、ドラマや人物より世界観ありき、普段は逆
    鎧、魔法使いを根本とした。ゲーム的な世界観構築
    外国TVドラマ(SF・刑事ドラマ)こういう世界に生きている連中のとある日を目指した
    いつもと違い苦労した、設定の塊みたいな話を造るのは好き
    雑誌掲載が基本の作品では細かい設定や世界観は難しい
    作者が楽しんで書く事と読者が楽しんで頂く事がイコールではないと榊さんは考えている
    もうこんなの書かずいつもの奴でいっとけ、僕の気持ちを裏切った、失望したの感想を警戒している
    こういう榊作品もアリという評価を期待している
    実験的な駄作になるかもという自覚がある
    全五巻を想定してプロットを組んだ
    担当は捨てプリと同じく、たなぽん
    わかりにく設定の山のイラスト化で挿絵に遠慮している
    ファミ通編集、キッシー嵐山にふたたび意見を聞いている
    作家三年目。好きな仕事をしていられるのは幸せ
    サイトにiモード版が出来る
    (最終巻から)実家住まい新シリーズでナーバス
    BGM/エリノア・リグビィ(ビートルズ/ロック)
    2
    モデルガン、サンダーボルトが好き
    やればやるほど泥沼と気づく
    八カ月。この時点での一番の執筆枚数
    一巻で出来なかった部分を広げ、変更点が大幅に増えた。こだわりは自分を救うが苦しめもする
    たなぽん、新感線で校訂原稿を送る
    作家の神野オキナ(あそびにいくヨ!)、黒田和人(グループSNS)に、設定や用語で意見を聞く
    傲慢無双な榊一郎になりたい
    BGM/赤い眼鏡サントラ
    3
    知り合いの柴犬はロン
    規定枚数に抑えられない能力不足の自覚
    好きな事をやりたいようにやるがコンセプト
    前巻で分厚すぎるの意見を受けた
    全五巻の計画が狂いだす。売れていないもう書くなの意見は出ていない。毎回ビビりながら書いている
    設定ミスが出たので修正をかける予定がある
    ペースを上げたい
    たなぽんが枚数や日程の超過で苦しむ
    BGM/マティアバザール(イタリアンポップ)
    4
    日数も頁も圧迫している
    第一稿は3/4だった。圧迫から売れない事を不安視する
    BGM/ウルトラマンシンフォニー(特撮音楽)
    5
    〆切で首が回らない。原稿が遅れまくる
    作家の神野オキナに相談する
    第一稿は2/3だった
    BGM/なし
    6
    休暇中に過労で倒れる。結果、原稿を落とす
    頁数が増え価格が高くなる事を常に詫びている
    健康管理が出来ずスケジュールが狂う、たなぽんに謝罪
    体調維持に気を付けると決意する
    作家の高殿円に設定などで助言を受ける。医者見習いの人に助言を受ける
    BGM/なし
    7
    あちこちで刊行ペースの遅さを指摘される
    アニメ企画の持ち込みをお願いする。PVを作ってもらう
    初期プロットにない話を大量に挿入した。たたむ時期が見えない
    BGM/なし
    8
    原稿が常に増える
    手がしびれる。生まれつき、脛骨が湾曲しているという診断結果。首の神経の炎症。注射うたれる
    グイド・カラブレイジの法律の本からネタをとった
    残り三巻で終了のメドが立つ
    BGM/なし
    9
    血尿。仕事してるだけで辛い
    削っても原稿が増える
    嫁さんが妊娠期間
    10
    予定遅滞の常習化
    石ノ森章太郎からの影響
    仕事を減らさないとと、自覚する
    ?を使わない人物に?を使わせたことを後悔する
    08小隊が好き
    ハートフル作家の位置を確立しようとしているのにどうして、という出版社側の意見。それに対する榊さんの反発
    11
    どうしてもダーク系の話をしたくて、担当のたなぽんに駄々をこねて、困らせた
    次作構想もあったが立ち消えた
    作家の大迫純一と等身大の鎧を造ろうと計画するも頓挫した
    本人の中では、重要な位置の作品
    -
    以下の文は自分の感想であって事実では無い。間違ってる可能性も高いし、真面目に聞く必要も無い。真逆の策を打つのも正解と思う
    .
    結論から書く。榊さん本人の意向と別に、この系列は向いてない。今作が一生懸命書いた作で、自信あり、出来良いと思ってるのもわかる。でも現状では向いてない
    実際の作業面から。原稿遅滞、枚数超過、日程延長、設定混乱、精神不安、体調悪化など。これ系を続けると確実に問題が増え、周囲に迷惑かかる。足も引っ張る
    実際の実績面から。デビュー作が今作系列で無い。幾作ものこの系列作は打ち切り傾向多い。故に榊さん=この芸風が確立できて無い。出版社側も不安になると思う
    .
    結果の考察。大成功の保証は無い。だが、実績から榊さんのこの系列作は失敗する可能性が高い。また今作系列の隣で、他社の別系列作品が大成功してしまう可能性も高い
    時間と手間をかけた結果良くなり、成功確率が増す可能性もある。現在の榊さんの仕事量だとそれは困難。失敗を出版社やお客さんのせいにするのは論外。単に努力不足
    時間と手間をかけずに成功する可能性もある。それでこの系列に思い入れある榊さんが、納得出来るのかも疑問。この系列を取り組むと確実に出版社側と対立もする
    今作系列に力を注いだ結果、予定の大幅変更で出版社負担も大きくなる。出版社は仲間であっても榊さんの身内では無い。身内で褒め合いしたければ別ジャンル目指すべき
    .
    キツイ事書いてると思う。だが、自分の好きな事を追求した結果、既存の娯楽作品や似た系列作に、大幅に劣って失敗もしてるのに、本人と身内だけが褒め合うジャンルを過去に見てる
    ジャンルが衰退傾向と宣伝し、他ジャンルまで叩いてる。悪害化してるのに、当人は新しい芽を摘むのと、政治活動に必死。自分の認識で老害。それ見て、自分も完全に考えを変えた
    擁護もしとく。食べれる範囲で成功出来る。身内の賞で評価もされる。大成功の可能性もある。ただ完全に考え方を変える必要ある。売れない事から病的や攻撃的になる可能性もある
    .
    ネット小説の考えも、これ系の企画を出した結果、薦められたという事ではないか。当時は、作者が楽しんで書く事と読者が楽しんで頂く事がイコールではないとしてる
    恐らくこれ系の新人賞原稿、企画も出して、ボツ食らいまくってる筈。軽小説家の呼称は、自信の無さからもきてると思う。これ系するなら相当に労力・時間を割く覚悟もいる
    難しい。榊さんが一般文芸に行く事や、尖った作品出してる出版社で真面目に仕事する意向あるかもわからない。但し、これ系と普段の融合の成功作が近作にある
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    [捨てプリの突然の漫画化が始まった]今の絵柄でどうかも怖い物見たさであるが、オリジナルのモグダンでは無い。宗我部としのりはアニメ化作もある漫画家
    アニメ・読者に対する呟き。他メディア化多い榊さんがどこまでを自分の作品・読者と考えてるかは興味ある。創作者の中には読者を選ぼうとする姿勢の者もいる。身内の褒め合い
    で新漫画版#1。捨てプリで本来受け入れられたであろう、ハートフルな物が消えてしまってると思う。ただ榊さんの意向は反映され、継承作のチャイカっぽさもあるとも思う

    [2015-04-01]
    ラノベ扱ってる加減から 二本目の代表作で読む前にハードですと聞いてたので緊張した 榊一郎「ストレイトジャケット」を読んだ
    ヒーロー物に分類されると思うが、あとがきにある様に設定面から作っていた話や巻末に用語解説がある点など後期継承要素と共に実験を常にしてる事もわかる
    捨てプリでも使ってる魔法の部分を拾って拡充させた様な作りで制限ある戦闘など緊迫感ある、グロ要素ありだがちゃんとカッコいい所もある分かり易い話
    .
    ラノベ扱ってる加減から 前巻が売れたので続き拾い損ねた話から作っていったとある 榊一郎「ストレイトジャケット2」を読んだ
    最初の加害者家族への仕打ちや薬物使用の話とも取れる事件など説教臭さの面もある榊さんらしい作り、しかし内容的には大部隊にライバルの出現と派手
    ヒーローと云えば秘密兵器で今回も銃が出てくるが、銃趣味と共に独立の正義の味方は後に度々話に出るブルースワットも連想させ後期に受け継がれる要素も多い
    [2015-04-02]
    ラノベ扱ってる加減から 全五巻の構想がどんどんボリューム増していったとの事 榊一郎「ストレイトジャケット 3」を読んだ
    そんな訳でこれも上下巻の上でメインキャラの過去編及び出す予定だった新キャラがやっと登場の話となる、作用は薄めだが現在の話も軽く展開する
    村の狂人と襲わない怪物の謎を解くミステリーな話で地味にエロスもあってボリュームと共に読み応えは充分、魔法の起源の設定面にも触れてる
    .
    ラノベ扱ってる加減から 前巻からの続きだが予想外に厚くなった事があとかぎからわかる 榊一郎「ストレイトジャケット 4」を読んだ
    前巻がミステリーなら今巻はそこからのアクションでグロもありなんだが上下と合わせて読み応えある、怪人化でリミッター切れてぶちまけるシーンなんて最高
    いろいろなものに縛られた話は捨てプリにも同様のが存在し初期作と言う事もありストレートに表現されてる、怪人の言い分にも一理ある所が面白い所
    .
    ラノベ扱ってる加減から 中間にあたる作品だがこれも凄く良い 榊一郎「ストレイトジャケット 5」を読んだ
    挿絵も付いてる可愛い系のキャラが凄い事になってその様子も絵付きとやったネな仕上がりになってる、救い無い話なんだが妙に開放感もある不思議
    虐められっ子にまつわる話で当時出てた書籍やそれらに関する榊さんの見解などらしさも発揮されてる、苦手かなと思ってたけど自分結構こういうの好きと再確認
    [2015-04-03]
    ラノベ扱ってる加減から 見開きの絵が可愛い女の子で私を犯したいの?と最初からノリノリ 榊一郎「ストレイトジャケット 6」を読んだ
    今巻は一巻完結で閉鎖空間でパニック物な作りになってる、落としてしまったゴメンナサイとあとがきにあるがプロらしい締切厳守の姿勢が良く分かる
    そして原因が休暇中に緊張感が切れて過労がピークに至ってのぶっ倒れるたと血尿直前の04/2月頃、内容と共に苦労した年なんだなぁと
    .
    ラノベ扱ってる加減から04刊だがこの時期に漫画版連載が決定してる 榊一郎「ストレイトジャケット フラグメント1」を読んだ
    本編は重くて読むのも結構大変な所あるがそれと比較するとびっくりするほど軽く読み易い短編集、刑事の妹登場で単純なヒーロー物に近くなってる
    変なユーモアもある怪人の描写は面白い所あるし今回は沢山出てくる、短編も予定に無かった事らしくこれも榊さん予想外のヒット作の一つとなる
    .
    ラノベ扱ってる加減から ここから一気に間が空いて06年刊となる 榊一郎「ストレイトジャケット 7」を読んだ
    今までのシリーズでは榊ですだけだったのが軽作家のと前書きがついてラノベの呼称に関する話が出たりとそこも注目点、あとアニメ化企画持ちこみの話
    本編は四足騎士が出て上下巻の作りとなり娼婦の所が地味にエロい、一定の暗黒分が溜まらないと書けないシリーズらしくそれだけの仕上がりになってる
    [2015-04-05]
    ラノベ扱ってる加減から06年刊で前巻後編で種明かしの話 榊一郎「ストレイトジャケット 8」を読んだ
    あとがきから指の痺れから首の神経の炎症・顎や脛骨が人と違ってる話など、別の本でもあった筈の倒れる様を記録する他人の話も興味深い
    で内容だがこれも他書で軽く触れられた生贄の話と共通点ありこりはそれを深く掘り下げてる、可愛い子がグログロ悪堕ちってのは自分にはたまらん良い
    .
    ラノベ扱ってる加減から04-05の連載で07に発売された番外 榊一郎「ストレイトジャケット フラグメント2」を読んだ
    あとがきからこの時期はアニメ企画三本同時進行・本作OVA企画進行で超多忙、本作用書下ろしは意味不明になり没と色々
    番外の方は本編と比較すると結構読み易くこれは同僚別キャラ中心に展開する話、本作の世界観で別の小説書いたといった所
    .
    ラノベ扱ってる加減から08年刊で本作はゆっくりペース 榊一郎「ストレイトジャケット 9」を読んだ
    今回もあとがきは血尿の話からで9月 そして衝撃波破砕処置受けるのもこの年この時期となる、本のデザイン変わり巻末には絵付き資料集もあり
    ゆっくりペースなんでライバルの話に結末付くが少し唐突感もあるが過去の話にも触れて内容自体は問題無い、エロい話も少しある他読み易くもなったなぁ
    .
    ラノベ扱ってる加減から09年刊だが発表は05-07とえらく間が空いた事になる 榊一郎「ストレイトジャケット フラグメント3」を読んだ
    本編の方も榊さんの技術の上昇やいろいろ整理がついて読み易くなってるが、古い作品含む短編集は内容的にも軽めで安定して読み易い本になってる
    本編の方で先に登場してる量産型の鎧作った技師の話がメイン、他本でも扱ったネタにも触れるがこれ整理してくと榊さんのその時の興味わかって面白いか
    [2015-04-06]
    ラノベ扱ってる加減から09年刊でラストの上下巻 榊一郎「ストレイトジャケット 10」を読んだ
    10月の段階で嫁さんが第一子の長女出産、構想は初期に練られたものでそこに追加要素を足していった形なので唐突さも多々ある
    今巻では初期要素からの使用ではと思える二組の双子が目立つ、予想以上の長期化で収まりきらなくなった所もあるが今回は全面戦争の危機で派手
    .
    ラノベ扱ってる加減から 十年近くかかった作品の完結であとがきも時代を振り返るもの 榊一郎「ストレイトジャケット 11」を読んだ
    短い巻数で終わる事を想定したラストなんで唐突でタメが無さすぎる部分もあるが、一貫した重さや残酷表現などブレが無かったシリーズとなる
    今巻・前巻では巻末資料も榊さん達のコメント付きで面白くこのシリーズは絵ももっと欲しかった、弱点はあるが榊一郎作品ではトップの出来と思う

    ■ 榊一郎 1999-2003 スクラップド・プリンセス 全十三巻

    Vol 3123(2016-10-10)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の三回目
    「1999年9月、誌上での第一回竜皇杯優勝作の短編が元ヨ」
    「帯の紹介ではハートフルファンタジーですネ」
    [榊一郎 3]
    「挿絵担当の安曇雪伸の、同人名義はモグダンなんじゃノー」
    [1999-2003 スクラップド・プリンセス 全十三巻]兄姉妹の冒険
    .
    忘れてる事が多く、あとがきでの再発見が凄く面白かった。なのでメモ。榊さんの当時の心理・状況変化が良くわかる
    -
    1
    初代担当Y。三人称にすべきと提案
    最初は兼業、連載が辛い
    友人、ファミコン通信編集キッシー嵐山が批評
    HP開設
    BGM_PSY・S(ニューウェーブ)
    2
    短編
    捨てプリに決定
    双子、女装ネタは温存すべき
    特殊部隊、破壊工作物が好きと発言。プロフェッショナルCY5が好き
    スプラッタは大得意。自分で見るのは苦手
    サイトで若菜という人がイラスト
    安曇雪伸の母の絵に人気が出る
    BGM_彩菜(ゲームミュージック)
    3
    担当T(たなぽん)嬢に変化
    上下巻、増量要請却下。〆切一か月前倒し。
    苦しんだ作品は傑作か駄作になる
    宗教ネタは警戒
    サイトでキャラの名前を募集、出版社には無許可。以後も継続
    BGM_リキッド・テンション・エクスペリメント(洋楽、プログレメタル)
    4
    短編
    メイド好きの話、当時は否定
    誌上連載加筆
    水着回はサービスと自覚
    演出的な意味で内面を書かない時がある
    いくらなんでもやりすぎの担当意見
    主人公達だけに視点を当てるべきでは無いの判断で加筆。詰め込み過ぎたとの反省
    三年目、尻に付いた新人の殻を落としたい
    BGM_高嶋ちさ子(クラシックバイオリン)
    5
    書下ろし
    〆切一か月前倒し。
    パソコン故障。国民健康保険の支払いに苦しむ
    富士見書房傍には神社がある
    戦闘場面が無い事を自覚
    キャラ設定整理でキッシー嵐山から意見を聞く
    BGM_有坂美香(ジャズ、R&B)
    6
    担当たなぽん、休日出勤で悲壮感漂う。
    〆切一か月前倒し。編集部、半年以内に続刊要請
    自主製作映画の思い出、方向性の違いで袂を分かつ。
    映画制作は合わないので、小説家を志した。他人の足を引っ張ったり、引っ張られたくなかった
    バンド活動をしていた
    作家の麻生俊平(ハードボイルド調文体、社会批判、バランスが良い)に世話になった
    背中が痛い
    BGM_タケカワユキヒデ(J-POP)
    7
    仕事場を持つ憧れ。実家の自分の部屋で執筆、連絡が二か所になり、住居と仕事場を分離
    行きつけのモデルガンショップの話
    赤ん坊ネタで周囲に意見を聞く。半分も使えなかった
    現嫁さんは幼児音楽教育に関わっていた
    スーパー歌舞伎に影響受ける
    スポーツチャンバラに興味を持って一式買いそろえる
    BGM_LOOK(ポピュラー音楽)
    8
    無線LANの電波障害で悩む
    原稿が遅れて、担当Tたなぽんが取りに来る。原稿が遅くなり始める
    敵役を目標に執筆
    CDドラマ収録に立ち会う
    プロ意識が大好き
    BGM_PSY・S(ニューウェーブ)
    9
    〆切を三週間破る
    連載から一年経過後の原稿治し
    設定もサイトでの意見を使用
    小説家、葛西伸哉・中里融司(鬼籍、架空戦記。時代小説、戦史研究)に意見を聞く
    BGM_Fennec!(不明)
    10
    担当たなぽん他社の仕事での大変さに他人事、自業自得と冷たい反応
    来年最低七冊のスケジュールに怯える。
    コミックのプロット十二本と担当者と合う、副題、CDシナリオ確認と録音立ち合い、企画での状況等の仕事も
    出ない物は設定しても空しいのでしない
    人気の出たキャラは再登場させる
    BGM_なし
    [補足この時期結婚]
    11
    編集部でキャラの公募企画。同時期企画アンソロ参加。担当たなぽんは読者の考えたキャラ登場に不安から懐疑的
    作品と関係無い設定のキャラに関して困惑
    アニメ放送決定。アフレコ立ち合い
    BGM_なし
    12
    担当たなぽんから加筆修正要請。お疲れですね、映画でも見てはどうてすかとの意見
    ネットゲームに逃避する
    連載で本編が展開していた
    最初のプロットは六巻予定
    アニメからの追加仕事が脚本チェック、コメント書き、サイン会、草稿チェック
    仕掛けに気付いてもらえる事が喜び。今回は説得するセリフが書きたくてやった
    BGM_テイルズ オブシリーズゲームサントラ
    13
    セールス電話がかかる
    定収入が無い事に不安を感じる
    アニメ化で細かい仕事が増えて忙しい
    ああようやく終わったと言う感想。長編は始めるより終わらせる方が難しい
    本気で止めたくなった時が何度もあった。担当たなぽんはなだめたり、おだてたり、叱ったりした
    BGM_なし
    -
    注目点は映画が無理で作家になった点。つの丸と歳も近いが、動機が一緒。この世代は、そういう影響を与える何かがあったのかも
    他にメイド好きを他人に指摘され、最初は否定してた点。麻生俊平、中里融司からの影響。嫁さんと音楽。サイトからの設定利用等
    発展して現状に至る要素の発芽段階が見える。同時に本作自体も変遷を決行してるのは意外。挿絵のモグダンも母が受けたは今に繋がる
    .
    またスランプ期に出たと思われる症状をリストアップする。そういう症状が出たら、自分で気づき難いスランプを自覚し、対応法を取れる
    体調が悪くなる。環境を変えようとする。原稿が遅れる。現実逃避的になり、詩の様なあとがきが増える。
    周囲が心配する。設定の細部を疎かにする。過去に人気出たキャラを再登場させる。将来の金銭不安。勧誘に過剰反応
    過剰に仕事をしようとする。人の意見を頻繁に聞くようになる。BGM聴かない。ゲームに逃避する。等々
    .
    どうやって乗り切ったかも、リスト化が出来ると実用できる筈。担当たなぽん氏は、後に編集長になり、別部署に移動
    -
    放送前に告知してヨで、今季放送アニメのクラシカロイドに、脚本とシリーズ構成で榊さんが参加。監督はおそ松さんの藤田陽一
    榊さん自体はミリタリー・真面目作風を嗜好してるが、実際に成功した作はファンタジー・ギャグ作風が多い。ここらで葛藤が無いかと睨んでる
    資料調査で80年代のリアルと現在の違いも注目してる。現在のつの丸作が、本来つの丸のしたかった作風と考えると、ここでもつの丸との類似が見られる
    .
    今作も印象はまかでみとポリフォニカ。監督的にも恐らくホームランを狙ってる筈。自分は女性向けはわからんのでスルー気味でいく

    [2015-02-27]
    ラノベ扱ってる加減から 初のシリーズ作でアニメ化もされた代表作となる 榊一郎「捨てプリ1 捨て猫王女の前奏曲」を読んだ
    まだ資料読み込みが足りないが、先のデビュー作で書いた運命の話を継承させて後期作にも繋がる旅物にしてる点でまさに原点ともいえる
    子供が死んで狂った敵役などキャラの描写も一面的になってない、所々にギャグが入るのも関西出身らしくあとかきから自画像も既に使用と納得
    [2015-02-28]
    ラノベ扱ってる加減から 昔の本で今の副題が書名だが管理都合からシリーズ名で統一させる 榊一郎「スクラップド・プリンセス2」を読んだ
    00年代以前で今みたくあらゆるジャンルをラノベが扱う前ファンタジー主流の前提がいるが、SF的な考証・ハートフルファンタジーは重視できる
    雑誌掲載の短編を再編集した作品だが本編扱い、内容的にはシリーズ化前提と足止めを喰らう展開で薄口な所もあるがこれも時代背景考慮
    .
    ラノベ扱ってる加減から扱ってるうちに分量が増えて短く収めた曰く付きの宗教団体の話 榊一郎「スクラップド・プリンセス3」を読んだ
    雑誌掲載分で無く書下ろし 及び上記理由から密度ある内容になってる、宗教と個人の孤独の問題などテーマ的にも苦しんだだけの物になってる
    前巻分最終章ではグロ描写もやってのけてるが後期作に繋がる要素は初期作からある、破戒僧的なキャラは魅力的 昔は挿絵で扱う部分も今と違ってる
    .
    ラノベ扱ってる加減から戦争に関しても造形深い作者だが今回は騎士道を巡る話 榊一郎「スクラップド・プリンセス4」を読んだ
    2と同じ雑誌掲載作品で2は状況設定やキャラに散漫な部分もあり少し辛い部分もあったが今回は統一されてて、遊びの場面も楽しい作品になってる
    そこで前述の騎士道 これも後期作品で内容に関わってくるテーマ、バトルを中心に据えて作品作るのは昔の作品らしいなと思う所もある
    .
    ラノベ扱ってる加減から 幼女を拾ってきて嫉妬に狂う話 榊一郎「スクラップド・プリンセス5」を読んだ
    前巻がバトル主体で構成されてたが今巻はそこは抑えめと、自分で構成を調整出来る事を早い段階で示した作品 オチも少し悪意があって良い
    神殺し的な展開になると00年の作品でまだエヴァとかの影響引きずってるなぁと思う所もある、ただ背景で展開する物語で連続性出してる所は面白い
    [2015-03-01]
    ラノベ扱ってる加減から シリーズ継続の為昔は半年刊行ペースがノルマもとわかる 榊一郎「スクラップド・プリンセス 6」を読んだ
    上記条件から本人も肩の力抜いて作った作で内容的にも軽いものになってる、音楽や自主映画やってた事は個人の記録として重要
    演劇に参加する話で敵も弱くてかってに自滅するのにも近い、まあ内容的には軽いがその分気楽に読めて辛いという事も無かった
    .
    ラノベ扱ってる加減から これは雑誌に掲載された作品 榊一郎「スクラップド・プリンセス 7」を読んだ
    前半は子供を預かる話で後半は血縁絡みでオカシクなってしまった貴族との戦いの話となる、これも中盤展開で軽めの内容になってる
    子供の扱いでインタビューして回った事がわかるが現時点ではこの人もパパでそこらで近作とも比較は出来そう、ここらの時期は緩め
    .
    ラノベ扱ってる加減から 今巻はシリーズの中でもトップクラスで面白い 榊一郎「スクラップド・プリンセス 8」を読んだ
    敵がいい奴ばっかの指摘を受けてイヤな奴を書くかが動機の作だが、それだけにメイン的及びゲストヒロインも含め非常に良い出来になってる
    「くふふ」一言で云うと共にヤンデレ気味で描写も3に近いグロもありだが実に良い、普段は抑えてる所もありそうだが本気出したら凄いのも榊一郎
    .
    ラノベ扱ってる加減から この巻から終盤展開に入るが長引く結果となってしまう 榊一郎「スクラップド・プリンセス 9」を読んだ
    前巻の登場人物が強烈だったので新規でレギュラー参入するキャラがどうも薄口に感じてしまう、動物部隊の設定自体は面白い
    これは雑誌掲載作 連載前提というのも終盤なのにどこか間延びした感ある原因かもしれない、最後は前巻継承のグロ描写もあり
    .
    ラノベ扱ってる加減からあとがき見るに設定を更に盛る事を意識した感はある 榊一郎「スクラップド・プリンセス 10」を読んだ
    一応今までの話で広げてきた背後にある設定なわけだがこの巻の段階ではとって付けた様に感じる所もある、昔の作品というのも仕方ない
    しかしながらファンタジーとSF設定を融合させようとしてる試みはこの時代のラノベらしさが出てる、あと魔法召喚キャラのバリエーション増えてる点も注目点
    [2015-03-29]
    ラノベ扱ってる加減から00年連載と02年書下ろしの短編 榊一郎「スクラップド・プリンセス サプリメント」を読んだ
    後の本編に登場するヒロインの母・作者が思い入れある特務部隊過去・悩んでスランプ寸前にいったギター・温泉ギャグ回4本
    妻子持ちでハーレム展開を苦手にしてる事等も含め貞操観念と悪の問題を含むギターの話で何故悩んだかは思案所に思う
    .
    ラノベ扱ってる加減から 前巻が設定明かす回で読むのに間が空いたのは失敗 榊一郎「スクラップド・プリンセス 11」を読んだ
    前巻の最終決戦の盛り上がりから引き伸ばし感が少し漂ってしまってる感はあるが、人気あった過去キャラも再登場する話
    読者からの応募の新キャラもスポット的にメインを張る、ただクライマックス寸前で足踏みする様な話になったのはやっぱり微妙な所ある
    .
    ラノベ扱ってる加減から 前巻から引き続きの最終編の中盤 榊一郎「スクラップド・プリンセス 12」を読んだ
    アニメ化の話についてあとがきで触れてるが、10巻で広げた設定と今まで出してきたキャラの再登場と整理の中影が薄くなってくキャラもいる
    次巻あとがきにも関連するが展開を広げた事や誰が話の中心かで初期は苦戦してる感じで、そこが向上した似た系列のチャイカと比較も出来る
    .
    ラノベ扱ってる加減から これが本編の最終回となる 榊一郎「スクラップド・プリンセス 13」を読んだ
    アニメ化に伴う多忙や諸事があとがきで触れられ小説家も大変な事がわかる、10巻で広げた設定の整理も兼ねててるが近作と比べると荒い点もある
    しかしながら設定の方向に話を持ってくのは後の榊さんにも近いし未消化の点から話を後に広げた部分もある、初期作だが後に出る要素はかなり詰まってる
    [2015-03-29]
    ラノベ扱ってる加減からこの時期に榊さんが中古住宅に引っ越した話が挙がる 榊一郎「スクラップド・プリンセス サプリメント2」を読んだ
    本編のどシリアスな結末の次がメイド軍団が出て来て偽装結婚のベタベタな話でズッコケてしまう所はある、ただ迷いなく一貫してギャグに徹した話となってる
    展開的には前日譚にあたりその件でキャラ作るのに苦労した話なんかも興味深い、今作は絵も後期になると変化してくがボインな絵が増えてるのも面白い所
    [2015-03-30]
    ラノベ扱ってる加減から本編で未処理だった件の補足 榊一郎「スクラップド・プリンセス サプリメント3」を読んだ
    これは本編後の話となるが作者自身も気づいてなかった事やボカした事など、設定を追加して世界を広げた事が反映された内容になってる
    02年の連載だが発行は04年9月であとがきも興味深い、血尿が出てしまうのは今回初でその後検査し手術は07年さり気なく結婚の事実も明かしてる
    .
    ラノベ扱ってる加減から これも本編未処理の補足だが本編と別時間の出来事 榊一郎「スクラップド・プリンセス サプリメント4」を読んだ
    初期の作品で設定を追加した事も絡み捨てプリは設定がバラバラな所もあるがこれは竜騎士の話、設定など後のSF作品も連想させる所がある
    元々別の短編があったのを書き足した内容でそこでもスペオペを意識、外伝2と並び結婚にまつわる話でこの時期の榊さんの重要事項だった事にも納得
    .
    ラノベ扱ってる加減から 残ってる原稿の蔵出しと書下ろし 榊一郎「スクラップド・プリンセス サプリメント5」を読んだ
    元が一人称形式だった事や最初は設定の細かい部分も考えてなかった事など最終巻にふさわしい打ち明け話のあとがき、当時の外伝本の実情もわかる
    書き下ろされた新作も含めこの作品の主役はタイトルと裏腹にシャノンだったんだなぁと、内容の他にも反響からのフィードバックなど榊さんの要素は全てつまってる

    ■ 榊一郎 1998 ドラゴンズ・ウィル 全一巻

    Vol 3122(2016-10-03)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の二回目
    「これが記念すべきデビュー作だヨ」
    「帯の紹介では心温まるロマンティックファンタジーですネ」
    [榊一郎 2]
    「善悪の話が交互に展開するんじゃノー」
    .
    [1998 ドラゴンズ・ウィル 全一巻]優しい竜と国家の陰謀
    前の青さんで気づいた事。作家と出版社・読者全体と読者個人の評価は、それぞれ違う。故に作家は葛藤も抱えやすい
    本作あとがきには、編集部の評もつく。今作は重要作で、榊さん自身、及び友人の今作に関する意見で目についたものを上げる
    .
    本人談。こり性な分、飽きるのも早い。当時聴いてたのはオルタナのCocco。エヴァの影響が強い、近未来設定のver3があり気に入っている
    出版社評。キャラクターが魅力的だった。ありがちな素材を上手く料理した。構成に難があった。友人評。本人はひねくれ過ぎている
    本人は本作原型ver1は不明な点、及びドラマに不十分さがあった。出版社の出版に関する注意点は光る部分を残し、足りない点を埋めていく事
    .
    最近の榊さんの企画が通らない・調子が悪いと言う意見や作品から、榊さん自身の自己評価と周囲の評価には、ズレがあるのではないかと考えてる
    今作に関しても、榊さんが本来したかった部分は設定や国家の陰謀の点だが、実際に評価されたのはキャラの魅力では無いかとも感じる
    自分の感想としては悪い点で駆け足すぎる。良い点で重要と思われる要素が凝縮している。設定的に辻褄があってる。キャラに魅力があるなど

    [2015-02-27]
    ラノベ扱ってる加減からデビュー作は作家の要素が全て出るので超重要となる 榊一郎「ドラゴンズ・ウィル」を読んだ
    草食主義のドラゴンの話で98年刊、軍隊・価値観・正義と悪・運命・伝統と革新などなど重要と思われる要素が凝縮して登場する
    話自体の軽い理屈をいれて超状的な現象に説得力持たせる所など納得行く所ある、一巻完結で駆け足な点もあるが最初から水準作を出してる

    ■ 榊一郎作品リスト 2016年七月まで

    Vol 3121(2016-09-26)
    ラノベ作家を順次扱っている。榊一郎の一回目
    「今週は無しですかネ」
    「区切りが良いから、今回はリストだけヨ」
    [榊一郎 1]
    「予定では約六十週、完結まで一年近くかかる計算なんじゃノー」
    .
    上記通りで今回は作品リストのみ。榊一郎は98年デビューの芸歴18年目。つの丸より一歳上で、元は司法書士見習いしてたお方
    以下自分の印象になる。アシスタントを使ってる作家としても知られる。また娯楽に特化している部分があり。基本勧善懲悪
    前歴も踏まえ、自分はこの人の基本テーマは正義と考えてる。良く言えば意志強固、悪く言えば融通が利かないと思う時はある
    .
    作風の多彩さと共に、前述の理由もあって、意見や作品に納得する時と、そうでない時がある。ただこれは他作家でも感じる事
    作品の平均点は高く読み易い。ハズレもほぼ無く、アニメ化作も多く、人に薦めやすい作家と言える。勉強家で経験・交友が広いのも特色
    上記理由で、ちゃんと扱えるか不安を感じてる所もある。なるべく心を冷静に保って、公正な感想を出せる様にしていきたい
    .
    そんな訳でリスト。全ては扱えないが、関連書籍も含めると二百作近く出ている。終了時にはまたリストを追加する予定
    扱ってく過程で自分の印象も変わってくるかもしれない。娯楽作だが、ラノベの歴史が後に語られた時、重要作家として扱われる価値ある人

    2016
    46歳
    熾天使空域ボイスドラマ ボイスドラマ原作
    ウィッチ・アームス〜魔法少女は眠れない世界観設定/シナリオ参加
    アウトブレイク・カンパニー 15 講談社 2016.7
    ウィッチ・アームス -魔法少女は素敵なお仕事 集英社 2016.6
    蒼鋼の冒涜者 4 ホビージャパン 2016.5 シリーズ完結
    熾天使空域(セラフィム・ゾーン) 3 中央公論新社 2016.5
    蒼鋼の冒涜者 3 ホビージャパン 2016.1

    2015
    45歳
    メイデンクラフト ゲーム世界観設定/シナリオ参加
    三分間の神様 ボイスドラマ原作
    カタナなでしこ 講談社 2015.12 一巻完結
    アウトブレイク・カンパニー 14 講談社 2015.12
    神鎧猟機ブリガンド 4 集英社 2015.12 シリーズ完結
    蒼鋼の冒涜者 2 ホビージャパン 2015.9
    熾天使空域(セラフィム・ゾーン) 2 中央公論新社 2015.9
    アウトブレイク・カンパニー 13 講談社 2015.7
    神鎧猟機ブリガンド 3 集英社 2015.7
    蒼鋼の冒涜者(ブルースチール・ブラスフェマ) 1 ホビージャパン 2015.5
    棺姫のチャイカ 12 KADOKAWA/富士見 2015.3 シリーズ完結
    神鎧猟機ブリガンド 2 集英社 2015.3
    熾天使空域(セラフィム・ゾーン) 1 銀翼少女達の戦争 中央公論新社 2015.3
    スクールガールストライカーズ Novel Channel SBクリエイティブ 2015.3 原作:スクウェア・エニックス(ソーシャルゲーム)。一巻完結
    アウトブレイク・カンパニー 12 講談社 2015.2

    2014
    44歳
    棺姫のチャイカ アニメ放送開始
    学園チャイカ! 漫画
    棺姫のチャイカ webラジオ
    蝋燭の時間 ボイスドラマ原作
    棺姫のチャイカ 11 KADOKAWA/富士見 2014.12
    神鎧猟機ブリガンド 集英社 2014.11
    アウトブレイク・カンパニー 11 講談社 2014.10
    棺姫のチャイカ 10 KADOKAWA/富士見 2014.9
    アウトブレイク・カンパニー 10 講談社 2014.5
    棺姫のチャイカ 9 KADOKAWA/富士見 2014.4
    神曲奏界ポリフォニカ -エイフォニック・ソングバード 4 SBクリエイティブ 2014.4 シリーズ完結
    機関鬼神アカツキ 2 エンターブレイン 2014.4 シリーズ完結
    神曲奏界ポリフォニカ -エイフォニック・ソングバード 3 ソフトバンククリエイティブ 2014.3
    アウトブレイク・カンパニー 9 講談社 2014.2
    フェアリィフィールド 3 朝日新聞出版 2014.2 シリーズ完結
    棺姫のチャイカ 8 KADOKAWA/富士見 2014.1
    機関鬼神(カラクリオニガミ)アカツキ 1 エンターブレイン 2014.1

    2013
    43歳
    アウトブレイク・カンパニー アニメ放送開始
    アウトブレイク・カンパニー 漫画版
    アウトブレイク・カンパニー ラジオ版
    アウトブレイク・カンパニー 8 講談社 2013.11
    高校受験に必要な数学21分野が全部学べるスタディ・ノベル -天剣少女の方程式 PHP研究所 2013.10 監修担当。著者:ひびき遊。一巻完結
    高校受験に必要な漢字1607字が全部学べるスタディ・ノベル -コトのハのカタチ PHP研究所 2013.10 監修担当。著者:日高 真紅。一巻完結
    高校受験に必要な英単語1200が全部学べるスタディ・ノベル -彼女は白紙の単語帳- PHP研究所 2013.10 監修担当。著者:岡本 崇史。一巻完結
    アーク・ブラッド 2 方舟都市の巫女 中央公論新社 2013.9 シリーズ完結
    ドラゴンズ・ウィル :完全版 富士見書房 2013.9 一巻完結 98年短編追加
    アウトブレイク・カンパニー 7 講談社 2013.8
    フェアリィフィールド 2 朝日新聞出版 2013.8
    棺姫のチャイカ 7 KADOKAWA/富士見 2013.7
    神曲奏界ポリフォニカ 12 ソフトバンククリエイティブ 2013.6 シリーズ完結
    蒼穹騎士 ボーダー・フリークス 早川書房 2013.6 一巻完結
    アウトブレイク・カンパニー 6 講談社 2013.5
    神曲奏界ポリフォニカ -アフタースクール 3 ソフトバンククリエイティブ 2013.3 シリーズ完結
    仮想天使は魔術を詠う PHP研究所 2013.3 一巻完結
    棺姫のチャイカ 6 KADOKAWA/富士見 2013.1
    茉建寺エリノアの非主流科学研究室(フリンジ・ラボラトリイ) エンターブレイン 2013.1 一巻完結

    2012

    42歳
    アウトブレイク・カンパニー 5 講談社 2012.11
    フェアリィフィールド 1 妖精戦陣 朝日新聞出版 2012.11
    神曲奏界ポリフォニカ 11 ソフトバンククリエイティブ 2012.11
    神曲奏界ポリフォニカ -アフタースクール 2 ソフトバンククリエイティブ 2012.10
    アーク・ブラッド 1 中央公論新社 2012.9
    棺姫のチャイカ 5 富士見書房 2012.8
    アウトブレイク・カンパニー 4 講談社 2012.8
    神曲奏界ポリフォニカ -エイフォニック・ソングバード 2 ソフトバンククリエイティブ 2012.8
    ホラーアンソロジー1 赤 エンターブレイン 2012.8 アンソロ ヴァーティカル収録
    神曲奏界ポリフォニカ -アフタースクール ソフトバンククリエイティブ 2012.7
    神曲奏界ポリフォニカ -エイフォニック・ソングバード ソフトバンククリエイティブ 2012.5
    アウトブレイク・カンパニー 3 講談社 2012.5
    その男、魔法使い“A" 2 エンターブレイン 2012.4 シリーズ完結
    タタリ・ブレイカー弑子 ホビージャパン 2012.4 一巻完結
    棺姫のチャイカ 4 富士見書房 2012.3
    ミカヅチ 5 メディアファクトリー 2012.1 シリーズ完結

    2011

    41歳
    棺姫のチャイカ漫画版
    棺姫のチャイカっか 漫画
    葬送鬼レギナルト キネティックノベル(ゲーム)発売
    アウトブレイク・カンパニー 2 講談社 2011.12
    その男、魔法使い“A" エンターブレイン 2011.12
    アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者 1 講談社 2011.12
    棺姫のチャイカ 3 富士見書房 2011.10
    ミカヅチ 4 メディアファクトリー 2011.9
    ダブルバインド 黄昏に獣は踊る 中央公論新社 2011.9 一巻完結
    まかでみックス 9 エンターブレイン 2011.8 シリーズ完結
    3分間のボーイ・ミーツ・ガール -ショートストーリーズ エンターブレイン 2011.8 アンソロ 3分間の神様収録
    神曲奏界ポリフォニカ 10 ソフトバンククリエイティブ 2011.7
    棺姫のチャイカ 2 富士見書房 2011.5 シリーズ完結
    まかでみックス 8 エンターブレイン 2011.4
    ミカヅチ 3 メディアファクトリー 2011.2

    2010

    40歳
    まかでみックス 7 エンターブレイン 2010.12
    棺姫(ひつぎ)のチャイカ 1 富士見書房 2010.12
    ザ・ジャグル 5 早川書房 2010.10 シリーズ完結
    神曲奏界ポリフォニカ 9 ソフトバンククリエイティブ 2010.10
    ストレイト・ジャケット11 富士見書房 2010.9 シリーズ完結
    まかでみックス 6 エンターブレイン 2010.8
    ザ・ジャグル 4 早川書房 2010.7
    ザ・ジャグル 3 早川書房 2010.5
    ミカヅチ 2 メディアファクトリー 2010.5
    神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 6 ソフトバンククリエイティブ 2010.3 シリーズ完結
    ザ・ジャグル 2 早川書房 2010.3
    ミカヅチ メディアファクトリー 2010.2
    ザ・ジャグル 汝と共に平和のあらんことを 早川書房 2010.1

    2009

    39歳
    第一子(娘)誕生
    神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS アニメ放送開始
    ストレイト・ジャケット10 富士見書房 2009.11
    まかでみックス5 エンターブレイン 2009.10
    神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 5 ソフトバンククリエイティブ 2009.9
    神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 4 ソフトバンククリエイティブ 2009.6
    ストレイト・ジャケット フラグメント3 富士見書房 2009.6 シリーズ完結
    まかでみックス 4 エンターブレイン 2009.5
    神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ 2 ソフトバンククリエイティブ 2009.5 TRPGリプレイ
    神曲奏界ポリフォニカ 8 ソフトバンククリエイティブ 2009.4
    神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 3 ソフトバンククリエイティブ 2009.3
    模造王女騒動記フェイク・フェイク 3 ホビージャパン 2009.3 シリーズ完結
    まかでみックス 3 エンターブレイン 2009.1
    神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS 2 ソフトバンククリエイティブ 2009.1

    2008

    38歳
    Mission-E アニメ 原案、シリーズ構成、脚本参加
    まかでみ・WAっしょい!アニメ放送開始
    まじしゃんず・あかでみい 漫画版2作目
    まじしゃんずあかでみぃRPG エンターブレイン 2008.12 関連書籍 TRPGルールブック
    イコノクラスト! 10 メディアファクトリー 2008.11 シリーズ完結
    神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンS ソフトバンククリエイティブ 2008.11
    まかでみ・らでぃかる 7 エンターブレイン 2008.10 シリーズ完結
    ストレイト・ジャケット9 富士見書房 2008.10
    神曲奏界ポリフォニカ 7 ソフトバンククリエイティブ 2008.9
    まかでみックス 2 エンターブレイン 2008.9
    神曲奏界ポリフォニカRPG基本ルールブック ソフトバンククリエイティブ 2008.8 関連書籍 TRPGルールブック
    神曲奏界ポリフォニカRPGリプレイ ソフトバンククリエイティブ 2008.8
    神曲奏界ポリフォニカ 6 ソフトバンククリエイティブ 2008.7
    CODE-E遥かなる囁き 小学館 2008.7 一巻完結
    イコノクラスト! 9 メディアファクトリー 2008.6
    まかでみックス エンターブレイン 2008.6
    ディスパレイト!2 富士見書房 2008.5 シリーズ完結
    まかでみ・らでぃかる 6 エンターブレイン 2008.1
    神曲奏界ポリフォニカ -まぁぶる- 2 ソフトバンククリエイティブ 2008.1 短編集
    ディスパレイト! 富士見書房 2008.1

    2007

    37歳
    放送芸術学院の大阪アニメーションスクール(OAS)ノベルス学科で講師
    神曲奏界ポリフォニカ アニメ放送開始
    Devil May Cry アニメ構成協力、脚本参加
    CODE-E アニメ原案、脚本参加
    ストレイト・ジャケット アニメOVA発売 構成担当
    まじしゃんず・あかでみい ゲーム版
    クラック・ハウンド 漫画版
    結石手術
    模造王女騒動記フェイク・フェイク 2 ホビージャパン 2007.12
    イコノクラスト! 8 メディアファクトリー 2007.11
    ディスパレイト!コンプ 2 富士見書房 2007.9 シリーズ完結
    イコノクラスト! 7 メディアファクトリー 2007.7
    ディスパレイト!コンプ 富士見書房 2007.7
    五代ゆう榊一郎の小説指南 ホビージャパン 2007.7 ムック。 五代ゆうとの共著
    まかでみスペシャル(FBSP vol.2) エンターブレイン 2007.6 関連書籍。ムック
    ストレイト・ジャケット フラグメント2 富士見書房 2007.6
    まじしゃんず・あかでみい 8 エンターブレイン 2007.5
    神曲奏界ポリフォニカ 5 ソフトバンククリエイティブ 2007.5
    君の居た昨日、僕の見る明日 5 富士見書房 2007.4 シリーズ完結
    模造王女騒動記フェイク・フェイク ホビージャパン 2007.4
    プリンセスはお年頃! 3 ホビージャパン 2007.3 シリーズ完結
    まかでみ・らでぃかる 5 エンターブレイン 2007.1
    神曲奏界ポリフォニカ まぁぶる ソフトバンククリエイティブ 2007.1 短編集

    2006

    36歳
    まじしゃんず・あかでみい 漫画版
    CODE-EX 漫画
    神曲奏界ポリフォニカ 4 ソフトバンククリエイティブ 2006.10
    イコノクラスト! 6 メディアファクトリー 2006.9
    プリンセスはお年頃! 2 ホビージャパン 2006.9
    神曲奏界ポリフォニカ 3 ソフトバンククリエイティブ 2006.9
    まかでみ・らでぃかる 4 エンターブレイン 2006.8
    君の居た昨日、僕の見る明日 4 富士見書房 2006.7
    プリンセスはお年頃! ホビージャパン 2006.7
    イコノクラスト! 5 メディアファクトリー 2006.6
    神曲奏界ポリフォニカ 2 ソフトバンククリエイティブ 2006.5
    まじしゃんず・あかでみい 7 エンターブレイン 2006.4 シリーズ完結
    ストレイト・ジャケット8 富士見書房 2006.4
    ストレイト・ジャケット7 富士見書房 2006.3
    イコノクラスト! 4 メディアファクトリー 2006.1
    神曲奏界ポリフォニカ ソフトバンククリエイティブ 2006.1

    2005

    35歳
    神曲奏界ポリフォニカ キネティックノベル(ゲーム)発売07年まで全八本PS2、Win、シェアワールド展開漫画含み全八シリーズ
    まかでみ・らでぃかる 3 エンターブレイン 2005.12
    イコノクラスト! 2 メディアファクトリー 2005.12 挿絵変更。再発行
    イコノクラスト! 1 メディアファクトリー 2005.12 挿絵変更。再発行
    スクラップド・プリンセスサプリメント5 富士見書房 2005.10 シリーズ完結
    まじしゃんず・あかでみい 6 エンターブレイン 2005.8
    君の居た昨日、僕の見る明日 3 富士見書房 2005.7
    イコノクラスト! 3 メディアファクトリー 2005.7
    スクラップド・プリンセスサプリメント4 富士見書房 2005.5
    まかでみ・らでぃかる 2 エンターブレイン 2005.4
    クラック・ハウンド 徳間書店 2005.4
    君の居た昨日、僕の見る明日 2 富士見書房 2005.1
    イコノクラスト! 2 メディアファクトリー 2005.1

    2004

    34歳
    IMAGING FORESTを設立
    まじしゃんず・あかでみい 5 エンターブレイン 2004.12
    ストレイト・ジャケット フラグメント1 富士見書房 2004.11
    スクラップド・プリンセスサプリメント3 富士見書房 2004.10
    イコノクラスト! メディアファクトリー 2004.9
    君の居た昨日、僕の見る明日 富士見書房 2004.8
    まかでみ・らでぃかる エンターブレイン 2004.7
    シーリング・パレス エンターブレイン 2004.6 原案担当。著者:氷上慧一 一巻完結
    小説創るぜ! -突撃アンソロジー 富士見書房 2004.4 アンソロ。ウィークエンド・メサイア収録
    スクラップド・プリンセスサプリメント2 富士見書房 2004.4
    世界で一番優しい機械 スクウェア・エニックス 2004.2 一巻完結
    まじしゃんず・あかでみい 4 エンターブレイン 2004.1

    2003

    33歳
    スクラップド・プリンセス アニメ放送開始
    スクラップド・プリンセス13 富士見書房 2003.10 シリーズ完結
    ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて2 メディアファクトリー 2003.9 アニメ原作。武乃忍との共著。シリーズ完結
    まじしゃんず・あかでみい 3 エンターブレイン 2003.9
    スクラップド・プリンセスRPG 富士見書房 2003.8 関連書籍 TRPGルールブック
    スクラップド・プリンセス12 富士見書房 2003.7
    ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて メディアファクトリー 2003.4 アニメ原作。武乃忍との共著
    スクラップド・プリンセス11 富士見書房 2003.4
    まじしゃんず・あかでみい 2 エンターブレイン 2003.3
    まじしゃんず・あかでみい エンターブレイン 2003.2
    ストレイト・ジャケット5 富士見書房 2003.1
    破天 Ragnarqk うごうご文庫(同人出版) 2003.12 同人誌として販売、捨てプリ関連本?
    DRAUGO MAGAZINE 2 2003 FEBRUARY うごうご文庫(同人出版) 2003 同人誌として販売、ドラゴンマガジンパロディ本?

    2002

    32歳
    スクラップド・プリンセス漫画版
    この時期頃に結婚?
    スクラップド・プリンセスサプリメント 富士見書房 2002.10
    ドラゴンマガジンコレクションSP超解(スーパーガイド)!スクラップド・プリンセス 2002.7 関連書籍。ムック
    スクラップド・プリンセス 10 富士見書房 2002.6
    ストラグル・フィールド 2 エンターブレイン 2002.5 シリーズ完結
    ストレイト・ジャケット4 富士見書房 2002.4
    ストレイト・ジャケット3 富士見書房 2002.1
    うごうご榊くん 榊一郎 DRAUGO MAGAZINE 2 2002 FEBRUARY うごうご文庫(同人出版) 2002 同人誌として販売、ドラゴンマガジンパロディ本?

    2001

    31歳
    スクラップド・プリンセス 9 富士見書房 2001.10
    スクラップド・プリンセス 8 富士見書房 2001.7
    ストレイト・ジャケット2 富士見書房 2001.4
    スクラップド・プリンセス 7 富士見書房 2001.1
    プリンセス・サキュバス! うごうご文庫(同人出版) 2001 同人誌として販売、プリンセスはお年頃!原型版?
    英雄衍義上下 うごうご文庫(同人出版) 2001〜2002 同人誌として販売、ドラゴンズ・ウィルリライト版
    Asgardsr うごうご文庫(同人出版) 2001 同人誌として販売、捨てプリ関連本

    2000

    30歳
    ストラグルフィールド エンターブレイン 2000.11
    スクラップド・プリンセス 6 富士見書房 2000.10
    ストレイト・ジャケット 富士見書房 2000.8
    スクラップド・プリンセス5 富士見書房 2000.4
    スクラップド・プリンセス4 富士見書房 2000.1

    1999

    29歳
    スクラップド・プリンセス3 富士見書房 1999.9
    スクラップド・プリンセス2 富士見書房 1999.7
    スクラップド・プリンセス 富士見書房 1999.3 第一回龍皇杯優勝

    1998

    28歳 第9回ファンタジア長編小説大賞に準入選しデビュー
    ドラゴンズ・ウィル 富士見書房 1998.1 第9回ファンタジア長編小説大賞準入選


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